JP2824258B2 - パターン形成時のオートアライメント方法 - Google Patents

パターン形成時のオートアライメント方法

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JP2824258B2
JP2824258B2 JP12158788A JP12158788A JP2824258B2 JP 2824258 B2 JP2824258 B2 JP 2824258B2 JP 12158788 A JP12158788 A JP 12158788A JP 12158788 A JP12158788 A JP 12158788A JP 2824258 B2 JP2824258 B2 JP 2824258B2
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  • Optical Filters (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光露光装置を用いて微細パターンを形成す
る際の露光用フォトマスクと被露光対象プレートとをオ
ートアライメントする方法に関する。
[従来の技術] 従来、光露光装置において、露光用フォトマスク上の
アライメントマークと被露光対象プレート上のアライメ
ントマークとをレーザ光(例えばHe−Neレーザー)で走
査し、それぞれのアライメントマーク部のパターンエッ
ジ部からの回折光(散乱光)を光電変換し、その電気信
号からフォトマスクとプレートの相対的ずれ量を算出
し、パルスモータの駆動やエアベアリングの空気圧調整
等により、フォトマスク上のアライメントマークに対し
て、プレート上のアライメントマークを合致させる方法
が知られている。
上記オートアライメント方法で、レーザー光の透過性
が異なるフォトレジストを用いて実際にパターンを形成
する場合、主に以下に示す2通りのオートアライメント
検出方式がある。
第4図(a)は、アライメントマーク2がパターニン
グされたプレート1上に、レーザ光の透過性が良いフォ
トレジスト3をコーティングした場合であり、レーザー
光4はフォトレジスト中を透過し、プレート1上のアラ
イメントマーク2のパターンエッジ部に達し、そのエッ
ジ部からの回折光により検出する方式である。
また、第4図(b)は、アライメントマーク2がパタ
ーニングされたプレート1上に、レーザー光の透過性が
悪いフォトレジスト5をコーティングした場合であり、
レーザー光4はフォトレジスト5の表面段差のエッジ部
で回折し、その回折光により検出する方式である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、例えば、カラーフィルタの製造方法では、
アライメントマークを含むパターンとしてCr薄膜パター
ンを形成した後、着色フォトレジストで着色パターンを
形成することが通常行われているが、該着色フォトレジ
ストには、レーザー光に対して透過性の優れたものと透
過性の悪いものがある。
しかしながら、上記従来のオートアライメント検出方
式においては、第3図(a)に示すように第1番目に形
成したアライメントマーク2におけるパターンの膜厚
が、2番目に形成したフォトレジスト5の膜厚と比較し
て著しく薄くさらにレーザー光に対してフォトレジスト
5の透過性が非常に悪い場合には、プレート1上に表面
段差がないため、回折光が出ずオートアライメントが不
可能になり、この場合には手動アライメントを行わなけ
ればならなかった。
また、第3図(b)に示すように、プレート1上に若
干の表面段差を生じたとしても、回折光の強度が弱く、
S/N比が非常に悪い信号となり、安定してオートアライ
メントがかからないという問題も生じている。
本発明は、上記問題を解決するものであって、第1番
目に形成したアライメントマークにおけるパターンの膜
厚が、2番目に形成するフォトレジストの膜厚と比較し
て著しく薄い場合には、2番層目にはレーザー光の透過
性に優れたフォトレジストを選択することにより、オー
トアライメントを可能にし、アライメント時間の短縮お
よびアライメント精度の向上を達成することができるパ
ターン形成時のオートアライメント方法を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明においては、光露光
装置を用いて露光用フォトマスクを介して被露光対象プ
レート上に1番目に形成するアライメントマークパター
ンを含むパターンの膜厚が2番目に形成するパターンの
膜厚より薄く少なくとも3つ以上のパターンを形成する
場合であって、2番目のパターンと3番目のパターンの
材料としてレーザー光に対して透過性が異なる着色フォ
トレジストを用いる際に、レーザー走査により前記アラ
イメントマークパターンのエッジ部からの回折光を検知
することにより前記フォトマスクおよびプレートのオー
トアライメントを行う方法において、1番目に形成する
アライメントマークパターン上にコーティングされる2
番目のパターンとなる着色フォトレジストとしてレーザ
ー光に対して透過性に優れたものを選択することを特徴
とする。
[作用] このとき、第1図に示すように、レーザー光4が着色
フォトレジスト3中を透過し、プレート1上に形成され
たアライメントマーク2におけるパターンのエッジ部へ
達し回折光が生じるため、フォトマスクとプレート1と
のオートアライメントが可能となる。
第2図(a)、(b)は、1番目、2番目でアライメ
ントマークを含むパターンを形成し、3番目で着色フォ
トレジストをコーティングしたときのオートアライメン
ト方法を説明するための断面図である。3番目以降につ
いては、2番目で形成したアライメントマーク6を用い
て、フォトマスクとプレート1とのオートアライメント
を行う。この3番目の着色フォトレジスト5が2番目の
パターン6上にコーティングされた場合、2番目のパタ
ーン6の膜厚が薄くないために表面段差を生じる。従っ
て、3番目以降のフォトレジスト5は、2番目で形成し
たアライメントマーク6の膜厚が薄くないため、レーザ
ー光の透過性にかかわらずフォトマスクとプレート1と
のオートアライメントが可能となる。
第2図(a)は、3番目の着色フォトレジスト3がレ
ーザー光の透過性に優れている場合であり、このとき2
番目のアライメントマーク6のパターンエッジ部からの
回折光4によりオートアライメントを行う。また、第2
図(b)は、3番目の着色フォトレジスト5の透過性が
悪い場合であり、このとき、3番目の着色フォトレジス
ト5の表面段差のエッジ部で回折し、その回折光4によ
りオートアライメントを行う。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
カラーフィルタの製造方法の1例として、ガラスプレ
ートにCr薄膜パターンを形成し、その後、着色フォトレ
ジストで着色パターンを形成する方法が知られている。
上記着色パターン形成時、フォトマスクとプレートと
のオートアライメントを例えばHe−Neレーザー走査によ
って、それぞれのアライメントマークのパターンエッジ
部からの回折光により検知する場合、第1色目パターン
形成時には、He−Neレーザー光(波長632.8nm)の透過
性の良い着色フォトレジストを選択する。第3図
(a)、(b)にて述べたように、He−Neレーザ光の透
過性が悪い着色フォトレジストを選択した場合には、レ
ーザー光がCr薄膜で形成したアライメントマークのパタ
ーンエッジ部まで到達しない。また、Cr薄膜の膜厚がフ
ォトレジストの膜厚と比較して数倍〜数10倍薄いために
フォトレジスト表面に段差が生じないか、或いは生じた
としても非常に小さい場合には、レーザー光の回折光は
出ないか或いは出たとしても非常に弱く、オートアライ
メントができない。しかしながら、He−Neレーザー光の
透過性の良い着色フォトレジストを選択した場合には、
第1図にて述べたように、レーザー光はCr薄膜で形成し
たアライメントマークのパターンエッジ部に到達し、そ
こから回折光がでてオートアライメントが可能になる。
さらに、第2色目にはHe−Neレーザー光の透過性にか
かわらず着色フォトレジストを選択することが可能とな
る。この場合、第1色目で形成したアライメントマーク
を用いフォトマスクとプレートとのオートアライメント
を行う。この第2色目のフォトレジストが第1色目のパ
ターン上にコーティングされた場合、第1色目のパター
ンの膜厚が高いために表面段差を生じる。従って、レー
ザー光の透過性が良い着色フォトレジストの場合には、
第2図(a)に示すように第1色目で形成したアライメ
ントマークのエッジ部からの回折光を検知し、レーザー
光の透過性が悪いフォトレジストの場合には、第2図
(b)に示すように表面段差からの回折光を検知するこ
とによりオートアライメントが可能となる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、非常に薄いパターン上
へレーザー光に対して透過性の優れた着色フォトレジス
トや透過性の悪い着色フォトレジストを用いて少なくと
も3つ以上のパターンを形成する際に、2番目に形成す
る着色フォトレジストをレーザー光に対して透過性に優
れたものを選択することにより、フォトマスクとプレー
トのアライメントを2番目で形成したアライメントマー
クによりオートアライメントができるようになり、アラ
イメント時間の短縮およびアライメント精度の向上を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるパターン形成時のオートアライ
メント方法を説明するための断面図、第2図(a)、
(b)は1番目、2番目でアライメントマークを含むパ
ターンを形成し、3番目で着色フォトレジストをコーテ
ィングしたときのオートアライメント方法を説明するた
めの断面図、第3図(a)、(b)は従来の問題点を説
明するための断面図、第4図(a)、(b)は従来のオ
ートアライメント方法を説明するための断面図である。 1…プレート、2、6…アライメントマーク、3、5…
着色フォトレジスト、4…レーザー光。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光露光装置を用いて露光用フォトマスクを
    介して被露光対象プレート上に1番目に形成するアライ
    メントマークパターンを含むパターンの膜厚が2番目に
    形成するパターンの膜厚より薄い少なくとも3つ以上の
    パターンを形成する場合であって、2番目のパターンと
    3番目のパターンの材料としてレーザー光に対して透過
    性が異なる着色フォトレジストを用いる際に、レーザー
    走査により前記アライメントマークパターンのエッジ部
    からの回折光を検知することにより前記フォトマスクお
    よびプレートのオートアライメントを行う方法におい
    て、1番目に形成するアライメントマークパターン上に
    コーティングされる2番目のパターンとなる着色フォト
    レジストとしてレーザー光に対して透過性に優れたもの
    を選択することを特徴とするパターン形成時のオートア
    ライメント方法。
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JP2514037B2 (ja) * 1987-07-02 1996-07-10 キヤノン株式会社 検知光学系
JPH01209721A (ja) * 1988-02-18 1989-08-23 Toshiba Corp 投影露光装置

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