JPH01209721A - 投影露光装置 - Google Patents

投影露光装置

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JPH01209721A
JPH01209721A JP63033914A JP3391488A JPH01209721A JP H01209721 A JPH01209721 A JP H01209721A JP 63033914 A JP63033914 A JP 63033914A JP 3391488 A JP3391488 A JP 3391488A JP H01209721 A JPH01209721 A JP H01209721A
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JP
Japan
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alignment
light
optical axis
projection
optical system
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Application number
JP63033914A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Tabata
光雄 田畑
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、マスクまたはレチクルとウェハとの相対的位
置合せに、マスクまたはレチクルのパターンを、投影レ
ンズを介してウェハ上に転写する投影露光装置に関する
(従来の技術) 近年、LSI等の半導体素子回路パータンの微細化に伴
い、パターン転写手段として、高解像性能を有する光学
式投影露光装置が広く使用されている。 この光学式投
影露光装置は、115ないし1/10倍の縮小露光方式
が一般的であり、その露光面積は10 m ’ないし1
5 m ’であり、1辺が127.0ないし152.4
 tmのウェハに順次露光位置を変えてマスクパターン
を転写する。このマスクパターンの転写は、10ないし
20回にわたり種々異なったパターンが前回転写された
ウェハ上に重ねて順次転写される。従って、この装置を
使用して転写を行う場合には、露光に先立ってマスクと
ウェハとを高精度で位置合わせをすることの必要性が生
じてくる。
このマスクとウェハのアライメントを行う方法としては
、マスク投影光学系と異なる他の光学系。
すなわち、オフアクシス(OFF  axis)顕微鏡
を用い、ウェハ上に予め形成したマークを検出してウェ
ハの位置決めを行い、そのウェハを投影光学系の視野内
の所定の位置に高精度に移動させて予め位置決めされた
マスクとの位置合わせを行うオフアクシス方式と、ウェ
ハに予め形成された位置合わせマークを投影光学系を通
して検出し、マスクとウェハを直接位置合わせするT7
1 (ThroughThe Lens)方式が知られ
ている。
ところで、上記オフアクシス方式では、ウェハに形成さ
れた各チップの露光毎に位置合わせを行わず、露光処理
速度が速いという利点を有するが、位置合わせされたウ
ェハを転写位置まで所定距離だけ正確に移動させなけれ
ばならず、絶対測長系が必要である。しかし、絶対測長
系はウェハの移動に伴う誤差発生を防ぐことができず、
オフアクシス方式の位置合わせ精度には限界があった。
そこで、最近は、該位置合わせをより高精度に行う要望
が強くなり、TTL方式のように投影光学系を通してマ
スク及びウェハの位置合わせ用マークを検出してマスク
とウェハを光学的に重ね合わせて位置合わせする方式が
多く採用されるようになっている。
TTL方式の位置合わせ方法としては、■マスクとウェ
ハの位置合わせ用マークを光学的に重ね合わせ、その相
対的位置関係をビデオ信号に変換し、これを演算処理す
る方法、■CCD (ChargeCoupled D
evica)等のセンサーを使用して各々の位置を検出
して、これらの検出信号により位置合わせする方法、■
ウェハマークとマスクマークの像を微細スリットで走査
し、該微細スリットの透過光量から位置合わせを行う方
法、に)ウェハマークとマスクマークをレーザービーム
でスキャンし1両マークの縁部で発生する反射散乱光の
変化を検出して、両者の相対的位置関係を検出する方法
、■ウェハパターン、マスクパターンを光学式格子状に
形成し、これらの像を重ね合わせて両路子による回折光
の強度の変化から位置合わせを行う方法等が知られてい
る。
上記TTL方式の一例として■に記載のものについてさ
らに詳述する。 まず、特開昭56−94744号公報
に記載された位置合わせ方法は、第9図に示すように、
マスク基板110には、格子112.114を位相をず
らして配置し、 ウェハ116には、第10図に示すよ
うに、 2次元格子118が設けられる。そして、位置
合わせ光学系は、第11図に示すように、光源ランプ1
201反射鏡122.光学変調器124による照明系1
28、同一光軸上に配置された集光レンズ126.マス
ク基板11O9投影レンズ130及びウェハ116から
なる。マスク基板110とウェハ116は投影レンズ1
30に関し共役に配置される。照明系128からの照明
光束はマスク基板110の格子112.114を交互に
照明し、格子112.114の像を投像レンズ130を
通して2次元格子118上に結像させる。投像レンズ1
30はウェハ116側がテレセントリック光学系となる
片テレセントリック光学系である。
2次元格子118で反射回折された光束は投影レンズ1
30の瞳P上に、第12図に示すように、9個のスポッ
ト光C,R,次、 C,R1次、 Cl1R−1次、C
,R,次、C,R,次、  C,R−、次、C−、R,
次、C−LR,次、C−1R−1次を形成する。 この
従来技術においてはC,R,次回折光の強度をオプトエ
レクトロニクス手段により検出して前記2つの格子のパ
ターンの相対位置を求めている。
この従来技術により得られる位置検出信号は、第13図
に示されるように位置ずれゼロで出力がゼロとなるS字
曲線さなる。
(発明が解決しようとする課題) 高精度の位置合せを行うためには、TTL方式が優れて
いることは上述の通りであるが、実際の位置合せにおい
ては以下に示すようにデフォーカスの影響について留意
しなくてはならない。
パターンが転写されるウェハ上面の構造は第14図に示
す如くなっている。つまり、ウェハ116上には段差構
造を持つ位置合せ用マーク50が形成されその上部には
Sin、 、ポリSL、 A1等で代表される転写処理
後にエツチングされる層51が形成され、さらにその上
部には転写現像処理によりパターンが刻まれる感光材で
あるレジスト層52が形成されている1通常、このレジ
スト層上部にマスクパターンを焼きつけるため、露光光
53はレジスト層上部55で正しく焦点合わせされる(
ジャストフォーカス)よう調整される。一方1位置合わ
せに用いるマークはジャストフォーカス位置55から(
Z)だけずれた位置にあるため見かけ上位置合せ用54
に対してはフォーカス位置が(Z)だけずれることにな
る、この(Z)の量はレジスト層52やエツチング層の
厚さにより決まるが、通常は1.5〜2p、多層レジス
ト等を用いると3〜4μsになる。
一方投影露光装置の焦点深度は近年の転写パターンの微
細化に伴い厳しくなり特にサブミクロンパターンレベル
においては±1am以下が要求されている。したがって
上記フォーカスの差(ずれ)は無視できないものとなっ
ている。
位置合せを行う際の上記フォーカスずれの影響は次のよ
うに考えられる。第15図aに示すように位置合せ用照
明光が投影レンズ130の入射瞳中心135を通った場
合、投影レンズ130は片テレセントリックであり、ウ
ェハに対して垂直に入射するため、フォーカスずれ(Z
)があっても、マスクマーク140とウェハマーク14
1の相対位置がずれて検出されることはない、一方第1
5図すに示すように位置合せ用照明光が投影レンズ13
0の入射瞳中心135を通らなかった場合、 ウェハに
対してθだけ傾いて入射するため、フォーカスずれ(Z
)があるとマスクマーク140とウェハマーク141の
相対位置はZ tanθだけずれて検出される。
したがって、通常この種の位置合せ光学系は、第15図
aに示すように位置合せ用照明光が投影レンズ130の
瞳通心135を通るように設計される。
しかし、実際の瞳位置は投影レンズ130の内部に存在
するため、 この入射照明光が瞳中心135を通るかど
うか判定することは難しく、厳密にこの調整を行うこと
はきわめて難しいとされていた。
このため、従来は試行錯誤を繰り返す程度としある程度
のデフォーカスに依存性によるアライメントの位置検出
誤差は許容していた。ところが前述した如く、サブミク
ロンパターンレベルのアライメントに対してはこの誤差
は無視できないために問題となってきた。
本発明はこの問題を解決するためのものであり、その目
的とするところはアライメントの際の位置合せ用照明光
が投影レンズ130の瞳中心135を通るように調整す
る方法を有する投影露光装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の第1は位置合せ用照明光学系を投影レンズに対
して相対的に移動可能とし、位置合せ用照明光を調整す
るための位置へ移動して、初期の位置合せ用照明ビーム
の入射角度の調整を行うというものであり、その位置に
おいては、照明ビーム光路が仮想的なレンズの瞳中心を
通るかどうかを判定可能な機構を設けておくことである
。また、本発明の第2は照明ビームの入射角度を微調可
能な調整機構を設けることである。
即ち本発明は、従来積み上げ式に取り付は固定されてい
た位置合せ用照明光学系全体を、投影レンズに対して移
動可能とし、位置合せ照明ビーム角度調整位置へ移動し
て照明ビームの入射角度の調整を行うものである。なお
、その調整位置には仮想的なレンズの瞳中心を示す部材
を設けるとともに照明ビームが仮想的な瞳中心を通るか
どうかを示す機構を設けである。また位置合せ用照明光
学系には照明ビームの入射角度を微調する機構を設けで
ある。したがって位置合せ照明ビーム角度調整位置にお
いては容易にかつ高精度に照明ビームの角度を調整する
ことができる。さらに、その調整終了後、照明光学系全
体を元の本来の位置へ戻し固定し、調整を終了する。た
だしその際に、照明光学系の本来の位置とビーム角度調
整位置との位置関係はあらかじめ出しておき、その再現
性を保証するようにしておく。
(作 用) 上記方法によれば、位置合せ照明ビーム角度調整位置に
おいて、予め設けられである仮想的な瞳中心に対して位
置合せ照明ビームの入射角度および位置を容易に高精度
に調整できる。また調整後、照明光学系全体を本来の位
置に再現性よく位置決めするために、位置合せ照明ビー
ムは結果的に投影レンズの瞳中心を通ることになる。し
たがってこの照明光はウェハに入射する際には垂直に入
射し、上述したデフォーカスによるアライメントの位置
検出誤差を防ぐことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例方法に使用した縮小投影露光
装置を示す概略構成図である。縮小投影露光装置は、投
影光学系と、アライメント光学系と、制御部、アライメ
ント投光調整機構部とからなる。
まず、投影光学系は、投影パターンPを設けた基板であ
るマスクMと、投影レンズ2と、投影レンズ2の光軸0
□上に投影レンズ2に関しマスクMと共役な位置に配置
された結像物体としてのウェハWからなる投影系1及び
反射鏡6を設けた光源ランプ8と、反射鏡10と、透過
光を光軸と直交する面内で平均化するインテグレータ1
2と、ダイクロイックミラ14と、コンデンサレンズ1
6とからなるマスク照明系4で構成される。
投影光学系は、ウェハWに対してテレセントリックな光
学系であり、またマスク照明系4の開口数NA’よりも
投影系1の開口数NAを大きくとったいわゆるパーシャ
ルコヒーレンジ照明系とされ。
投影像の解像力を高めている。また、後述するように、
マスク照明光とアライメント照明光は異なる波長のもの
が選ばれるが、投影レンズ2はマスク照明光に関して種
々の収差を極力少なくする一方、アライメント照明光に
関しては色収差が相当量生ずるように構成されている。
ここで相当量とは、後述するように反射鏡54が露光光
束を遮らず、ウェハWの2次元グレーティングパターン
20からの回折光を取り出せるように配置できる位の収
差量を意味する。光源ランプ8が発する光の波長は短波
長のものでg−線(436n+++)、h−線(405
nm)、i−線(365nm)等が選ばれる。
ウェハWは載置台18に載置され、この載置台18が後
述する制御装置によって光軸Oユ方向及びこれと直交す
る方向に移動させられて位置合わせが行われる。なお、
載置台18の光軸方向の位置の制御は図示しない光てこ
方式等のフォーカス検出手段の出力によって行われる。
投影光学系は上記構成により均一に照明されたマスクM
の投影パターンPの像をウェハW上に結像させてウェハ
Wを露光する。
アライメント光学系は、ウェハW上に形成された反射型
2次元グレーティングパターン20を照明するアライメ
ント照明系30と、2次元グレーティングパターン20
による回折光の一部をマスクM上に形成された透過型1
次元グレーティングパターン22上に導く導光系50と
、1次元グレーティングパターン22による回折光を受
光して光電変換するアライメント検出系70とからなる
2次元グレーティングパターン20は、第2図a。
b、cに示すように、ウェハWのマスクパターンMPの
周囲にアライメント方向に1/3ピッチ位相差をもつ1
組のマーク20a、 20bとしてウェハWのダイシン
グライン28上に形成される。また、1次元グレーティ
ングパターン24は、第3図に示すように、アライメン
ト方向にスリットが並らべてマスクM上に形成され1両
パターン20.24とも投影レンズ2の投影倍率を考慮
すると等ピッチとなるように設けられる。
上記アライメント照明系30は、第4図に拡大して示す
ように、レーザ光源32、レーザ光源32の光軸02上
に順次配置されるリレーレンズ34、光束シフト装置た
る音響光学偏向器36、リレーレンズ38゜40、反射
鏡42及びビーム角度調整機構90を有する。
レーザ光源32の発するアライメント光の波長は露光光
束となる光源8の発する光の波長よりも長いものが選ば
れる。斜上のダイクロイックミラ14は、光源8からの
光を反射し、レーザ光源30からの光を透過させるもの
である。従って、レーザ光源32から発したアライメン
ト光は、リレーレンズ34で音響光学偏向器36に集斂
され、音響光学偏向器36によりウェハW上のマーク2
0a又は20bに交互に向かうように光束が偏向された
後、リレーレンズ38で再びアライメント光軸0□に平
行な光束となり、反射鏡42で反射され、投影レンズ2
の光軸01に平行となってリレーレンズ40に入射する
。リレーレンズ40を射出したアライメント光は、ダイ
クロイックミラ14を透過した後、コンデンサレンズ1
6を集斂させられてマスクMに達する。
マスクMには、投影パターン26と1次元グレーティン
グパターン22の間にアライメント光を透過させる透明
部44が形成されている。そして、アライメント照明系
30においては、透明部44を透過したアライメント光
が投影レンズ2の入射瞳46の中心を通過するように設
計され、理想的にはアライメント光がウェハW側にテレ
セントリックな投影レンズ2から平行な光束となってウ
ェハW上の2次元グレーティングパターン20を照明す
る。
反射鏡42は、投影レンズ光軸02から透明部44まで
の距離の異なるマスクMに対してもアライメント照明が
できるようにするため、第1図に図示する矢印43で示
すように、投影レンズ光軸01と平行なアライメント光
軸上の位置でレーザ光源32の方向へ移動可能に構成す
るとともに、アライメント光の波長に関し、反射鏡42
より基板側の光学要素であるリレーレンズ40及びコン
デンサレンズ16が球面収差を有しないように構成する
。これによって光軸O1から透明部44までの距離がマ
スクMの交換によって変化しても、矢印43で示す方向
、すなわち光軸O□に対し直角方向に反射@42を単に
移動させるだけで(アライメント光は光軸01に平行に
移動する)、アライメント光を光軸0□からの距離の変
ったマスクMの透明部を透過させ、かつ投影レンズ2の
入射瞳46の中心に向かわせることができる。従って、
相変らずアライメント光はウェハW上のグレーティング
パターン20を平行光で照明することができる。
導光系50は、第5図に示すように、アライメント光に
よって照明された2次元グレーティングパターン20で
反射回折された反射回折光52a、 52b。
52cを投影レンズ2で収斂した後、反射鏡54で投影
レンズ光軸01から離れる方向へ反射させ、これを再び
反射鏡56で反射させ1次元グレーティングパターン2
2へ導くものである。
2次元グレーティングパターン20で反射回折されたア
ライメント光は、±1次のものを考えると、投影レンズ
2の瞳P上で、第6図に示すように、(0,O)次の回
折光(0,0)を対称中心としてこれを含めて9個の(
1,1)、(1,O)、(1,−1)、  (0,1)
、  (0,O)、  (0,−1)。
(−1,1)、(−1,O)、(−1,−1)次の回折
光が現われる。ところで、第5図に示す回折光52aは
(−1,1)、  (−1,−0)、  (−1,−1
)  次の3つの回折光に相当し1回折光52bは(0
,1)、(0,0)、(0,−1)次の3つの回折光に
相当し、 回折光53cは(1,1)、(1,O)、(
1゜−1)次の3つの回折光に相当する。なお回折光5
2bはアライメント光と同じ経路を逆進する。
前述したように、投影レンズ2はアライメント光に関し
て相当量の正の色収差を有しているので、投影レンズ2
についてウェハWと共役となるのは、マスクMより距離
悲だけ前方の共役面N′である。
従って、回折光52a、 53b、 53cは、共役面
H′上の共役点Qに向って収斂していく。
一方、マスクMの投影パターンz6を露光する際に投影
パターン26の外縁付近にある透明部44を通過する露
光光束は線58a、 58bで囲まれた光束である。投
影レンズ2がアライメント光に関して色収差を有するた
め、第4図に示すように、回折光52cはマスクMの付
近では光軸0□に対し透明部44を通過する露光光束5
8の外側を通過する0回折光52cが露光光束58から
離れるマスクMの付近の回折光52cの光路上に、マス
クMと平行に反射鏡54を配置すれば、露光光束58を
遮ることなく回折光58を取り出すことができる。さら
に、反射鏡54が投影パターン26の外縁付近にあり、
透明部44を通過する露光光束を遮らない位置に配置さ
れているから1反射鏡54はこれより光軸側にある投影
バタ、−ン26上からの露光光束についてもこれを一切
遮らない。
また、反射鏡56は反射鏡54から光軸O4の方向に距
離Q/2だけ離してマスクMと平行に配置され。
反射鏡54で反射された回折光52cをマスクM上に配
置された1次元グレーティングパターン22へ向かわせ
る。反射ta54と反射鏡56との距離g/2は、アラ
イメント光に関する投影レンズ2の色収差量Qの半分に
相当しているため1反射鏡54.56で反射される回折
光52cにおいてウェハWとマスクMとは投影レンズ2
に関して光学的に共役となる。
アライメント検出系70は反射鏡72、リレーレンズ7
4及び光電変換素子76からなり、光電変換素子76は
リレーレンズ74に関し投影レンズ2の瞳Pと略共役と
なるように配置されている。従って、反射#156から
1次元グレーティングパターン22に向けられる回折光
52cは1次元グレーティングパターン22で透過回折
された後、少なくともそのO次回折光が反射鏡72及び
リレーレンズ74を介して光電変換素子76に入射する
光電変換素子76は、入射光を電気信号に変換し後述す
る制御系80に出力する。なお、理論解析によれば、マ
スクMとウェハWとが適正作動距離に保たれるときに光
電変換素子76に入射する0次回折光の強度■。は、 L、=AX(()+(6)・cos()+4(”−Lc
os”()) −・■で示される。
ここでAニゲレーティングパターンの回折効率で決まる
定数 P:ウェハW上のグレーティングパターンのアライメン
ト方向のピッチ d:マスクMとウェハWとの相対位置ずれ(投影レンズ
2の光軸01に直交す る方向) 制御系80は、第7図に示すように、発振器82、アン
プ84、同期検波部86及びアンプ88から構成される
。発振器82の出力は音響光学偏向器36及び同期検波
部86へ出力され、この出力を受けとった音響光学偏向
器36は同期検波部86の出力に応じてアライメント照
明光をウェハ上のマーク20aとマーク20bに交互に
向わせる。音響光学偏向器36のこの作動によって、光
電検出素子76からはマーク20aで回折された信号V
^と、マーク20bで回折された信号Vaの2種類の信
号が発振器82の出力に同期した信号として出力される
。これを相対位置ずれdとの関係において検討すると、
第8図(a)のように波形VAと波形VBとなる。 こ
こで、第8図(a)。
(b)で示すグラフの横軸はアライメントずれ量を示し
、縦軸は受光素子76の出力を示し、doは適正アライ
メント位置を示す。またεPcはマーク20aとマーク
20bとの位相差に相当し、 Pcはマーク20aの1
ピツチに相当する。
同期検波部86は、発振器82からの信号に基づいてア
ンプ84を介して入力する光電検出素子76の信号を同
期検波する。同期検波部86の出力ΔVuは相対位置ず
れ量dに対して、第8図(b)に示すように、S字状曲
線200となり、特に位置ずれ量ゼロを示すグラフを横
切る直線となるため、非常に高精度な位置合わせを可能
する信号となる。この信号はアンプ88を介して載置台
18に送られこの信号を受けとった載置台18はこの入
力信号に基づいてマスクMとウェハWとの位置合わせを
行う。
次に本発明の特徴であるアライメント投光調整機構につ
いて説明する。第1図において照明部4は回転軸04を
中心として回転可能な構造となっており、光軸01に対
して光軸が一致する位置P01と光軸03に対して光軸
が一致する位置PO1との2つの位置に位置決めが可能
である。通常の露光の際にはPOoの位置に位置決めさ
れるが、装置の立上げ時又は何らかのトラブルで光軸調
整を必要とする時等はPO3に位置決めされ光軸の調整
が行われる。PO3の位置においては光軸調整用マスク
治具60、光抽出治具61が予め設けられている。光軸
調整用マスク治具60はマスクMと光学的に同等の特性
を示し得るもので、透過部44′が形成されている。光
軸出し治具61は微小開口部62とその下部に備えられ
る光量検出器とからなる。光軸03に対する透過部44
′と微小開口部62とはそれぞれ光軸O工に対する透過
部44と瞳46の中心部とに対応する位置に正確に固定
されている。この場合の最初の位置決めは投影レンズ等
の障害物が存在しないので比較的容易に達成できる。
取上の構成による光軸の調整は次のように行われる。ま
ず光軸調整の必要性を生じた場合に照明部4を通常の露
光位置PO□から光軸調整位置PO□へ移動させ、位置
決め部材65により光軸03に対して正確に位置決めさ
れる。次にアライメント照明系30によりアライメント
光が投光され透過部44′を通過させ光軸取出し治具6
1を照明する。このとき、投射される光の入射角度が正
確に設計値通りであれば、光は光軸取出し治具61の中
心を通るため光量検出器で得られる光量は最大となる。
そこで。
光量検出器で得られる光量をモニタしながら、アライメ
ント照明系30のミラ42の角度をビーム角度調整機構
90を用いて調整すれば、入射角度を正確に調整するこ
とが可能となる。この光軸調整が終了した後、照明部4
は通常の露光位置PO0に正確に位置決めされる。その
結果、アライメント照明系30からの光は設計値通り、
レンズ隨46の中心を通る。理想的にアライメント光が
ウェハW側にテレセントリックな投影レンズ2がら平行
な光束となってウェハW上のマーク20を垂直に照明す
る。
従って前述したデフォーカスによるアライメントの位置
検出誤差を防ぐことができる。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明によればTTLアライメント
照明光を正確に投影レンズの瞳中心に入射するように調
整することができる。したがってアライメント照明光は
、ウェハ面に対して垂直に入射し、露光フォーカス位置
とアライメントフォーカス位置のず九等により生じるデ
フォーカス依存性に起因するアライメントの位置検出誤
差を防ぐことができる。また1本発明による光軸調整は
比較的短時間に、かつ、再現性よくできるため、装置の
初期の立ち上げ調整のみならず、種々の環境の変化に伴
なうアライメント入射光軸の経時的な変化に対しても対
応することが可能である。したがって、常にアライメン
ト系の検出精度を高く維持することができ、半導体製造
装置としての効果は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の縮小投影露光装置の構成を説
明する図、第2図は2次元グレーティングパターンを有
するウェハの平面図で、同図すは同図aにおいてBで示
す範囲を拡大して示す平面図、同図Cは同図aにおいて
Cで示す範囲の拡大平面図、第3図aは1次元グレーテ
ィングパターンを有するマスクの平面図であり、同図す
は同図aにおいてBで示した範囲の拡大図、第4図は第
1図の30で示す部分の拡大構成図、第5図は第1図に
示す装置を光学的に説明する図、第6図は本実施例にお
ける2次元回折パターンを説明する図、第7図は第1図
に示す装置の制御ブロック図、第8図は受光素子の出力
から適正アライメント位置を検出する原理を説明する図
、第9図は1次元グレーティング回折格子の平面図、第
1O図は1次元グレーティング回折格子の平面図、第1
1図は従来の光学位置合わせ装置の構成を説明する図、
第12図は2次元回折パターンを説明する図、第13図
は従来の技術により得られる位置検出信号の出力特性図
、第14図はパターンが転写されるウェハ上面の構造を
示す断面図、第15図は位置合せ用照明光が投影レンズ
の瞳中心を通った場合と通らない場合の光線およびデフ
ォーカスによる位置検出誤差との相関の原理を説明する
ための図である。 W・・・ウェハ M・・・マスク 1 ・・投影系 2・・・投影レンズ 8 ・・・光源ランプ 14・・・ダイクロイックミラ 18・・・載置台 22・・・ 1次元グレーティングパターン26・・・
投影パターン 30・・・アライメント照明系 36・・・音響光学偏向器 44、44’ ・・・透明部 70・・・アライメント検出部 80・・・制御系 60・・・光軸調整用マスク治具 61・・・光軸取出し治具 62・・・微小開口部 90・・・ビーム角度調整機構 代理人 弁理士   井 上 −男 74: −ルーしシ又”     76:l電A:換業
子第  1  図 (C) 第  2 図 7η 第  3 図 5o:’Q)丸糸     20−2次元ヅし一ティン
グIずクーン52a、 526.52C: 尽Hem光
  56:反射光5B:*老ン坪3     22: 
l)欠)(グL−ティ)ヅノ(クーンN:  透明姉 
      70: Yフィメ〉ト千七山不72: 反
り夫      ?41− リし一レンズ76: 七−
1塵県葦′千 第  6 図 #I却玉 第7図 Od。 2(X) : S字萩田球 第  8 図 110:マス7基破         //6 ;ウニ
八112、  /Ilt :  ポ卜”r      
    118:2〉疋元本ξ子第  9 図    
      第 10 囚第11図    第12!i
!!1 第13図 116:ウニへ     52; Lジ又ト層S/:(
S之o2.  叡ソSL、A)・・・)層50:付X春
を粗マー7 55ニレジスト脅り部第14図 第 15 図 (そり1ン 第15図(そ/12)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結像側がテレセントリックである投影レンズを用
    いて基板にもうけられた投影パターンを露光光束により
    結像物体上に投影する投影光学系と、前記基板と前記結
    像物体が前記投影レンズの光軸の方向およびこれに直交
    する方向に相対的に変位するように前記基板と前記結像
    物体少なくとも一方を移動させる物体移動部と、前記結
    像物体、および基板の夫々に設けられたマークパターン
    と、前記基板と前記結像物体との相対変位を検出するた
    めのアライメント光を前記投影レンズにその瞳中心に収
    斂するように入射させ、前記結像物体に設けたマークパ
    ターンを照明するアライメント照明光学系と、前記アラ
    イメント照明光学系で照明された前記マークパターンか
    らの反射光を前記基板上に設けられたマークパターンに
    導き、前記基板上のマークパターンを経て得られる光を
    受光するアライメント検出光学系と、前記受光部の出力
    に応じて前記物体移動部を制御して、前記基板と前記結
    像物体とを所定位置関係に位置決めする制御部と、前記
    アライメント照明光学系を前記基板に平行な面内方向に
    移動させ、前記投影光学系の光軸と投影レンズ外に設け
    られる調整用光軸との少なくとも二つの光軸に位置決め
    可能な夫々の位置に前記アライメント照明光学系を位置
    決めするアライメント照明光学系移動調整機構部と、前
    記アライメント光の光路を前記調整用光軸に対して正確
    に位置決めするための光軸調整部を具備した投影露光装
    置。
  2. (2)光軸調整部が窓部を有する2個の部材を備え、夫
    々前記投影光学系の光軸における基板と投影レンズの瞳
    とに対応した位置に配設され、前記窓部を通過するアラ
    イメント光の光量を測定する手段を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の投影露光装置。
  3. (3)光軸調整部がアライメント照明光学系にあってア
    ライメント光の入射光軸の角度および位置を調整する手
    段からなることを特徴とする請求項1または2記載の投
    影露光装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01289955A (ja) * 1988-05-17 1989-11-21 Dainippon Printing Co Ltd パターン形成時のオートアライメント方法
JPH053243A (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 Nec Kyushu Ltd 半導体装置
US10545416B2 (en) 2018-02-13 2020-01-28 Canon Kabushiki Kaisha Detection apparatus, lithography apparatus, and method of manufacturing article

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