JP2824108B2 - 流動性材料の塗布装置 - Google Patents

流動性材料の塗布装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はホットメルト接着剤などの粘性をもった流動
性材料を塗布する場合に好適する塗布装置に関するもの
である。
(従来の技術) 例えばホットメルト接着剤の塗布装置は、第4図に示
すように、溶融状態にあるホットメルト接着剤をタンク
1からギヤポンプ2により加圧して送給路3を介してノ
ズル4に送り、このノズル4から吐出されるホットメル
ト接着剤を被塗布材5に塗布するという構成であり、ノ
ズル4には開閉弁6が設けられている。
この塗布装置においては、ノズル4(開閉弁6)が何
時開かれてもよいように、ギヤポンプ2は常時駆動され
てホットメルト接着剤を加圧している。なお、このギヤ
ポンプ2の常時駆動にもかかわらず、送給路3内のホッ
トメルト接着剤の圧力を一定圧力に保持するために、リ
リーフ弁7が設けられている。そして、塗布を開始すべ
く、ノズル4を開くと、送給路3内のホットメルト接着
剤の圧力は、それまでのリリーフ弁7による保持圧力か
ら降下し、ノズル4が開かれている間はその降下した一
定圧力のままとなり、その圧力によってノズル4からホ
ットメルト接着剤が単位時間当たり一定量ずつ押し出さ
れる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、ノズル4を開いたとき、送給路3内のホッ
トメルト接着剤の圧力は、瞬時に降下せず、一定圧力ま
で降下するに或る時間を要する。このため、ノズル4を
開いた時点では、送給路3内の圧力が高いため、ノズル
4からはホットメルト接着剤がやや多く吐出されること
となり、被塗布材に線状にホットメルト接着剤を塗布し
た状態では、第3図(b)に示すように、当初のホット
メルト接着剤の吐出量が多めであることにより、「しず
く」状となり、一定の幅に塗布することができなくな
る。
そこで、本発明の目的は、ノズルを開いたとき、流動
性材料が多めに吐出されることがなく、最初から一定量
ずつ吐出させることができる流動性材料の塗布装置を提
供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の流動性材料の塗布装置は、上記目的を達成す
るために、流動性材料を送るポンプを設け、このポンプ
から送られてくる流動性材料を吐出して被塗布材に塗布
するノズルを設け、このノズルを開閉する第1の弁装置
を設け、ポンプの吐出側と吸入側とを連通する連通路を
設け、この連通路を開閉し開放によりポンプよりもノズ
ル側に存する流動性材料の圧力を降下させるための第2
の弁装置を設け、第1の弁装置を閉鎖した状態で第2の
弁装置を開放しその後にこの第2の弁装置を閉鎖するこ
とに併せて第1の弁装置を開放する制御手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
(作用) 第1の弁装置によりノズルを開く前に、第2の弁装置
により連通路が開かれる。すると、ポンプの吐出側に存
する流動性材料が連通路を介してポンプの吸入側に戻さ
れるため、ポンプの吐出側に存する流動性材料の圧力が
低下する。この状態で第1の弁装置が開かれるので、当
初流動性材料が多めに吐出されるおそれがない。
(実施例) 以下、本発明をホットメルト接着剤の塗布装置に適用
した一実施例につき第1図ないし第3図を参照しながら
説明する。
第1図において、タンク11内には、ブロックBに挿入
されたカートリッジヒータHにより加熱されて溶融状態
にあるホットメルト接着剤が貯留されており、そのホッ
トメルト接着剤はタンク11の出口11aから吸入路12を介
してモータ13により駆動されるギヤポンプ14に吸入さ
れ、吐出路15及び送給ホース16を介してノズル17に送ら
れるようになっている。このノズル17には、第1の弁装
置としての電磁開閉弁18が設けられており、この電磁開
閉弁18が開動作すると、ノズル17の吐出口が開かれてコ
ンベア19により搬送される被塗布材20にホットメルト接
着剤が塗布される。
上記吐出路15と吸入路12との間は、戻し路21によって
連通されており、この戻し路21には、リリーフ弁22が設
けられている。このリリーフ弁22は、吐出路15内の圧力
が設定圧力以上になると開動作して吐出路15内のホット
メルト接着剤を戻し路21を介して吸入路12に戻すように
作用し、これにより吐出路15内を一定圧力に保持する。
また、吐出路15と吸入路12との間は、連通路23によって
も連通されている。この連通路23には、オリフィス24が
着脱可能に設けられていると共に、オリフィス24を開閉
することによって連通路23を開閉する第2の弁装置とし
ての圧縮空気圧動作式開閉弁25が設けられている。この
開閉弁25の動作源たる空圧シリンダ26は、常には圧縮ば
ね27の弾発力によって弁体28を閉鎖状態に保持してお
り、圧縮空気の供給を受けると、ピストン29を圧縮ばね
27のばね力に抗して移動させ弁体28を開動作させる。こ
の空圧シリンダ26への圧縮空気源30からの圧縮空気の供
給は、電磁切換弁31によって制御されるようになってい
る。
しかして、上記電磁開閉弁18の開閉制御、及び電磁切
換弁31による圧縮空気圧動作式開閉弁25の開閉制御は、
制御手段としてのプログラマブルコントローラ32によっ
て行われる。以下にこのプログラマブルコントローラ32
による制御内容を説明する。
すなわち、今、ギヤポンプ14はモータ13により常時駆
動されているものとする。従って、両開閉弁18及び25が
閉鎖されている状態では、吐出路15及び送給ホース16内
のホットメルト接着剤の圧力は、第2図(a)に示すよ
うに、リリーフ弁22の設定圧P1に維持されている。
さて、コンベア19により搬送されてくる被塗布材20に
ホットメルト接着剤を塗布する場合、斜線部分が通電期
間を示す第2図(a)及び(b)のように、まず電磁切
換弁31が通電されて切換り動作し、圧縮空気源30の圧縮
空気を空圧シリンダ26に供給する。すると、ピストン29
が移動して圧縮空気圧動作式開閉弁25の弁体28がオリフ
ィス24(連通路22)を開放する。これにより、高圧側で
ある吐出路15内のホットメルト接着剤が連通路22を通っ
て低圧側である吸入路12内に戻されるようになり、これ
により、第2図(a)に示すように、それまでリリーフ
弁22の設定圧P1に維持されていた吐出路15及び送給ホー
ス16内のホットメルト接着剤の圧力が降下し、やがて一
定圧力P2に落ち着く。このときの圧力降下分P0は、連通
路22の流通抵抗によって一定に定まり、その降下圧力P0
は、オリフィス24を孔径の異なる別のものと交換(連通
路22の流通抵抗の変化)することによって変更すること
ができる。
さて、圧縮空気圧動作式開閉弁25を開動作させてか
ら、所定時間Tが経過すると(この時間Tはプログラマ
ブルコントローラ32が有するタイマにより計時され
る)、電磁切換弁31が断電されて空圧シリンダ26への圧
縮空気供給を断ち空圧動作式開閉弁25の弁体28を閉動作
させる。これと同時に電磁開閉弁18が連通されて開動作
し、ノズル17を開く。これにより、ギヤポンプ14から吐
出されるホットメルト接着剤が吐出路15及び送給ホース
16を介してノズル17から吐出され、コンベア19により搬
送されつつある被塗布材20に第3図(a)に示すように
直線状に塗布される。そして、このノズル17の開放中
(ホットメルト接着剤の塗布中)は、吐出路15及び送給
ホース16内の圧力は、圧縮空気圧動作式開閉弁25の開放
により降下した一定圧力P2のままとなり、その圧力P2
よりホットメルト接着剤がノズル17から吐出されるもの
である。なお、圧縮空気圧動作式開閉弁25の開動作後、
吐出路15及び送給ホース16内の圧力がリリーフ弁22の設
定圧力P1から降下して圧力P2に落ち着くまでには或る時
間、例えば数10ミリ秒もかかるので、上記時間Tはそれ
よりも長く設定するものである。
このように本実施例によれば、電磁開閉弁18によりノ
ズル17が開かれる前に、圧縮空気圧動作式開閉弁25によ
り連通路22が開かれて、吐出路15及び送給ホース16内の
圧力がノズル17の開時における圧力P2に低下するので、
ノズル17の開時に多量のホットメルト接着剤が吐出され
るおそれがなく、単位時間当りのホットメルト接着剤の
吐出量はノズル17の開放当初から閉鎖時点まで一定量と
なる。このため、従来とは異なり、被塗布材20に塗布さ
れるホットメルト接着剤が「しずく」状となることがな
く、第3図(a)に示すように、当初より一定幅に塗布
することができる。
なお、本発明は、ホットメルト接着剤を塗布する装置
に限らず、シーラントなどの粘性をもった流動性材料を
塗布する装置一般に広く適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ノズルを開く前
に、ポンプの吐出側と吸入側とを連通する連通路を開い
てポンプの吐出側の圧力を降下させるので、その後にノ
ズルが開かれたときに多量の流動性材料が吐出されるお
それがなく、当初から一定量ずつ吐出させることができ
るという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は全体の概略構成図、第2図はポンプの吐出側の
圧力変化と共に示すタイムチャート、第3図はホットメ
ルト接着剤の塗布状態を従来装置の場合と共に示す平面
図である。 また、第4図は従来の塗布装置を示す第1図相当図であ
る。 図中、11はタンク、14はギヤポンプ、15は吐出路、16は
送給ホース、17はノズル、18は電磁開閉弁(第1の弁装
置)、20は被塗布材、22はリリーフ弁、23は連通路、24
はオリフィス、25は圧縮空気圧動作式開閉弁(第2の弁
装置)、31は電磁切換弁、32はプログラマブルコントロ
ーラ(制御手段)である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流動性材料を送るポンプと、このポンプか
    ら送られてくる流動性材料を吐出して被塗布材に塗布す
    るノズルと、このノズルを開閉する第1の弁装置と、前
    記ポンプの吐出側と吸入側とを連通する連通路と、この
    連通路を開閉し開放により前記ポンプの吐出側に存する
    流動性材料を連通路を介してポンプの吸入側に戻して圧
    力降下させるための第2の弁装置と、前記第1の弁装置
    を閉鎖した状態で前記第2の弁装置を開放しその後にこ
    の第2の弁装置を閉鎖することに併せて第1の弁装置を
    開放する制御手段とを具備してなる流動性材料の塗布装
    置。
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