JPH0899055A - 吸い戻し制御を備えた被覆分配装置及びその方法 - Google Patents

吸い戻し制御を備えた被覆分配装置及びその方法

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JPH0899055A
JPH0899055A JP19047095A JP19047095A JPH0899055A JP H0899055 A JPH0899055 A JP H0899055A JP 19047095 A JP19047095 A JP 19047095A JP 19047095 A JP19047095 A JP 19047095A JP H0899055 A JPH0899055 A JP H0899055A
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air
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James W Schmitkons
ダヴリュ. シュミットコンズ ジェームズ
James Turner
ターナー ジェームズ
Marcus P Zupan
ピー. ズパン マーカス
Antonio Rivas
リヴァス アントニオ
Jurgen Benecke
ベネッケ ユルゲン
Arthur Cieplik
チープリク アーサー
Thomas Burmester
ブルメスター トーマス
Bentley Boger
ボジャー ベントレイ
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0091Apparatus for coating printed circuits using liquid non-metallic coating compositions
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 糸引きのない明確な被覆エッヂが規定される
相似被覆を非接触方法で基板に施す方法及び装置を提供
する。 【構成】 ディスペンサの遮断後に、吸い戻し装置(1
4)により被覆材料吐出通路から被覆材料が除かれる。
吸い戻し装置は、空気により作動するピストン(20)
を含み、この移動に伴い通路(52、76、78)内の
被覆材料が通路54に移行する。次の被覆工程が開始さ
れ所定時間経過後に、ピストンの移動により、吸い戻さ
れた被覆材料が被覆パターンのエッヂを乱すことなく吐
出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板への被覆材の塗
布、とくに電子回路基板への防湿絶縁被膜の塗布および
様々な基板へのホットメルト材の被覆に関する。本明細
書では、被覆材という用語は、ホットメルト接着剤を含
む。鋭角、直角、カットオン、および切断縁を有する不
連続の一様な被覆を塗布することによる、このような被
覆加工のための装置および方法を開示する。
【0002】
【従来の技術】多くの産業用途において、不連続で明確
に規定され、かつ均一な被覆を所定領域に行うことが要
求されている。このような被覆は、電子回路基板のよう
な均一でない基板または不規則な基板上の被覆など、様
々なプロセスに非常に有用である。たとえば、不連続な
基板領域へ被覆するための不連続な被覆の生成において
は、非接触塗布プロセスで、材料が糸を引かず、鋭角、
直角、カットオン、および切断縁を有する広くて一様な
被覆を得ることがのぞましい。現在知られているプロセ
スで、この用途に完全に適するものはない。
【0003】プリント回路基板の製造においては、回路
を湿気、漏電、および塵から保護するために、防湿絶縁
被膜が施される。この防湿絶縁被膜は、相似被覆として
知られ、揮発性溶剤中に溶解したアクリル、ポリウレタ
ン、またはエポキシ合成樹脂、シリコン、および100
%固体の材料のような材料を含む。満足できると判明し
た1つの相似被覆が、「HumiSeal 1B31」という商標
で、Columbia Chase Corp.(Woodside, N.Y.)のHumiSeal
Divisionから販売されている。クリーンなプリント回
路基板に被覆すると、溶剤が連続的に気化するにつれ、
この材料から、一様な厚さの絶縁樹脂被膜がピンホール
なしで形成される。その他の材料でも、適する可能性が
ある。
【0004】量産に適した自動化された方法で一様な被
膜を施すためのおおむね単純な方法なので、スプレー式
の噴霧塗布方法が都合がよい。しかし、それに固有の欠
点として、表面全体の被覆には歩留まりが低く、特定の
コンポーネントを他のコンポーネントで遮断することに
より、被覆されないコンポーネントが生じ、被覆を施さ
ない領域をマスキングする必要があり、溶剤のために作
業場の環境保護手段に費用がかかり、被覆すべきでない
部品に噴霧被覆が飛散することなどがある。
【0005】このような先行技術はおおむね、被覆を付
着させるために、被覆アプリケータまたはスプレー・ガ
ンを、たとえばロボットのアームに取り付け、プリント
回路基板上の所定の方向にガンを移動させる。このよう
な装置の1つが、1992年8月15日に発行され、本
願出願人が所有する米国特許第5,141,165号「5軸移動
のスプレー・ガン」に記載されている。その他の関連し
た装置が、1993年2月23日に発行され、これも本
願出願人が所有する米国特許第5,188,669号「反転パレ
ット・シャトルを有する回路基板被覆方法および装置」
に記載されている。特許第5,141,165号および第5,188,6
69号は、背景情報として、参照により本明細書に明示的
に組み込まれている。
【0006】代替方法として、基板をアプリケータの下
で所定の方法で移動させるか、あるいは所定の方法で基
板とガンとを各々、他方に対して相対的に移動させて、
被覆を施す。
【0007】上記US特許’782および’818には
「エア・アシスト」という特徴が含まれ、これは加圧空
気を使用し、被覆材料がスロット・ノズルの吐出口を出
てノズルの吐出スロットから押し出されるにつれ、被覆
材料に所望の影響を及ぼす。特に、この装置、および加
圧空気で分配作業または分配される被覆材料に影響を及
ぼす同様のシステムでは、被覆材料のバルブが閉じてい
ると、流体が弁座とノズルの吐出口との間に残る。ノズ
ルがそのままオフ状態にあると、この流体がわずかに膨
張して、吐出口から押し出される。プリント回路基板に
使用されるような粘度の低い材料では特に、押し出され
たこの材料が、毛管現象により、スロット・ノズルのエ
ア・アシスト・スロットの1つに入り込む可能性があ
る。再びノズルをオンにすると、エア・スロットに入り
込んだ材料が、即座に基板上に吹き飛ばされるが、これ
は望ましくない位置であることが多い。さらに、この方
法で流体の一部が押し出されると、ノズルの幅が広い場
合、その幅全体で一様に開始することができず、被覆パ
ターンの前縁が不規則になる。
【0008】遮断したノズルの吐出口から流体が押し出
されるという問題に対する1つの解決策が、以前に「吸
い戻す」装置という形で提案されている。吸い戻す装置
を使用して、ノズルの出口から吐き出された被覆材を遮
断した直後に負圧を生成し、これによってノズルの吐出
スロットから余分な材料を除去し、このような押出しを
防止する。吸い戻し装置については、たとえば米国特許
第3,315,899号、第3,895,748号、第3999,691号、および
第5,078,168号で示され、後者の特許は、本願出願人が
所有している。しかし、これまでは、吐出スロットから
除去または「吸い戻された」材料は、次の分配サイクル
でディスペンサが起動すると、即座にノズルから吐き出
された。残念ながら、分配サイクルの開始時にこの材料
を即座に吐き出すと、連続パターンの最初に、望ましく
ない重い材料部分を生じることがあり、パターンの前縁
が粗くなるか、比重が大きくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、マスキングや飛散をせずに、糸引きのない鋭く
直角の被覆の前縁および後縁を有する相似被覆を、非接
触方法で回路基板に施せる方法および装置を提供するこ
とである。
【0010】本発明の別の目的は、電子回路基板のよう
な不規則な基板上に、相似被覆を分配しながら不連続で
鋭く直角の縁を生成するため、改良した方法および装置
を提供することである。
【0011】本発明のさらに別の目的は、被覆ディスペ
ンサのエアアシストのスロット中の流体汚染を除去しな
がら、吸い戻された被覆材が被覆パターンの前縁に悪影
響を及ぼすことを防止することである。
【0012】本発明のもう1つの目的は、ディスペンサ
の遮断後に被覆材の滴下や垂れ落ちを防止するばかりで
なく、次の被覆パターンの開始直後ではなく次の被覆パ
ターンの開始した後に、余分なこの被覆材を吐き出す制
御装置を、吸込み装置と組み合わせて提供し、パターン
の前縁の鮮鋭度を改善することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】これらの目的のため、本
発明の好ましい実施例においては、ディスペンサの遮断
後に、その吐出通路から少量の被覆材を除去するための
吸い戻し装置を含む被覆ディスペンサを備える。さら
に、次の被覆パターンが開始してから所定の遅れの後
に、吐出通路から除去した材料を元の位置に戻す制御装
置が設けられている。本発明で開示される方法は、この
余分な被覆材の少なくとも一部を、次の被覆パターンの
中心で吐き出すか、あるいは用途に応じて、この被覆材
が被覆パターンに滑らかに混入するよう、規定された前
縁が生成された後の被覆パターンの任意のセグメント中
に吐き出すことを意図している。
【0014】好ましい実施例では、吸い戻し装置は、被
覆ディスペンサの吐出口と連絡していて、引き込まれる
と吐出スロットから少量の被覆材を除去する空気作動式
ピストンを備える。このピストンを作動させる加圧空気
は、被覆パターンの最後で被覆材ディスペンサが遮断さ
れた直後に、ピストンを引っ込め、次の被覆パターンが
開始してから所定の遅れの後に、この余分な被覆材を吐
き出すようピストンを押し進めるよう、制御されてい
る。したがって、空気で作動するピストンは、装置から
分配される被覆材の制御とは独立して制御される。被覆
ディスペンサは、US特許’781および’818で開
示されたディスペンサに従っておおむね製造することが
好ましく、吸い戻し装置、特に吸い戻し装置の操作の制
御は、本発明に従う。
【0015】幅広い物理的特性を有するが、特に被膜と
して塗布される低粘度の被覆材を用いる被覆材料を用い
た被覆パターンに、より不連続で鋭い前縁および後縁を
形成する方法および装置が本発明により、提供される。
さらに、本発明は、被覆ディスペンサの遮断後の、被覆
材料の滴下、垂れ落ち、および糸引きを防止する。以上
およびその他の目的および長所は、本発明の好ましい実
施例に関する詳細な記述を、添付の図面と一緒にたどる
と、より明瞭になる。
【0016】
【実施例】まず図1を見ると、被覆装置が概略的に図示
され、これは、回路基板に相似被覆を施すための分配シ
ステムが備えている。当業者が本明細書を検討すればよ
り明白になるように、本明細書で開示された本発明の概
念は、他の多くの流体分配システムにも適用できる。
【0017】被覆分配装置10は、US特許’782お
よび’818の出願で開示されたスロット・ノズルのダ
イ手段におおむね従って組み立てられたスロット・ノズ
ルのダイ手段12を含む。スロット・ノズルのダイ手段
12は、適切な締結具によって、ピストン・ハウジング
16およびマニホルド18を備える吸い戻し装置14に
しっかり取り付けられ、ピストン・ハウジングおよびマ
ニホルドも、ネジのような適切な締結具によって同様に
しっかり取り付けられている。簡潔にすべく、図面では
締結具が省略されている。ピストン20は、ピストン・
ハウジング16中のチャンバ22内に配置され、そこで
前後に移動可能であり、ピストン20を保持するOリン
グ24がチャンバ22の側壁と封止接触している。ピス
トン20は、ピストン・ロッド26に固定され、ピスト
ン・ロッドは、引っ込むと、以下でさらに説明するよう
に、スロット・ノズルのダイ手段12の被覆材料通路に
吸引力または負圧を供給する。ワッシャ28がピストン
・ハウジング16と吸込みマニホルド18との間に含ま
れ、Oリング30、32が各々、ワッシャ28とピスト
ン・ハウジング16およびピストン・ロッド26との間
を密封する。ワイパ・シール34が、マニホルド18内
でピストン・ロッド26を囲み、ワッシャ28によって
適所に支持される。
【0018】ピストン・ハウジング16の反対側端に
は、カバー36が設けられ、ネジ部品38によってピス
トン・ハウジング16に支持される。調節ネジ40が、
カバー36を通して延び、ピストンのチャンバ22に入
って、ピストン20に調節可能な停止機構を提供する。
ロック・ナット42が設けられ、所望の位置に調節ネジ
40をロックする。ピストン20の引っ込み時、調節ネ
ジ40が、ピストン・ロッド26のヘッド部44に接触
する。より明瞭には、これによって、スロット・ノズル
のダイ手段12の吐出口から、被覆材料の通路から吸い
込まれるか除去される被覆材料の量を調節できる。空気
通路46、48が、ピストン・ハウジング16の外面か
らチャンバ22に延び、これによって、ピストン20
を、図1で見る方向でチャンバ22の左部分23とチャ
ンバ22の右部分との間で左右に動かすのに使用する加
圧空気を導入できる。
【0019】次に、図1ないし図3を参照すると、吸込
みマニホルド18は、スロット・ノズルのダイ手段12
の中で吸い戻し、液体の分配、およびエア・アシスト操
作ができるよう、界面を提供する。なお、吸込みマニホ
ルド18は、マニホルドの上面51から延びて、マニホ
ルド18の下面53に延在する通路52に達する上部被
覆材料投入部50を含む。マニホルド18はさらに、マ
ニホルド18の外面から延びて、被覆材料吐出通路52
に通じる水平通路54も含む。通路54は、ピストン・
ロッド26が図1のように引っ込んだ場合に、通路54
及び52中に真空または負圧を発生するように、摺動状
態でピストン・ロッド26を収容している。
【0020】図2および図3で最もよく分かるように、
マニホルド18は、以下で説明するように、US特許’
782および’818において詳述されているようなエ
ア・アシスト機能を提供するため、マニホルドの外面か
らマニホルド18内に延びて、垂直に延びる複数の通路
58を含む、2本の水平空気通路56を含む。
【0021】図1および図2で示すように、ダイ手段1
2は、2個のダイの半分部60、62および2個のエア
・ブロック64、66を備えている。各ダイ・ブロック
または半分部60、62は、下方向にぶら下がる突起部
68、70を含む。ダイの半分部60、62は、それら
の間で、押出し口または吐出口74に至る押出しスロッ
トまたは分配通路72を画成している。
【0022】ダイの半分部62は、被覆材料を受け取っ
て、この材料をダイの半分62の「コート・ハンガ」部
78に導く被覆材料通路76を含み、これらの詳細につ
いては、US特許’782および’818の出願に開示
されている。図2および図3はさらに、ダイの半分部6
0、62の各々に、個々のダイの半分部60、62の上
面からその下面に延びる空気通路80が設けられている
ことを示す。Oリングのシール(図示せず)が、その上
端および下端に設けられ、それによって個々に連絡して
いる通路58、80および86のすべての間に、密封状
態のシール接続がなされている。ダイの半分部60は、
このような空気通路80を4本含み、その各々が、吸込
みマニホルド18中の個々の空気通路58に連絡してい
る。4本の通路58のうち1本、および4本の通路80
のうち1本のみを図1に示し、他は省略する。ダイの半
分部62は同様に、その上面で、4本の空気通路80の
各々と連絡するこのような空気通路80を4本含み、図
2ではその1本を示す。図2でさらに分かるように、エ
ア・ブロック64、66は各々、ダイの半分部60、6
2の夫々の空気通路の下端と、角度をつけた1対のエア
・アシスト・スロット88との間を連絡する空気通路8
6を夫々4本含む。個々のエア・ブロック64、66に
は各々、4本の空気通路86が設けられ、個々に、ダイ
の半分部60、62の各々に含まれる4本の空気通路8
0と連絡していることが分かる。
【0023】次に図1の上の部分を参照すると、制御装
置92が、通路56および前述した下流の空気通路5
8、80および86を加圧するために、別個のエア・ラ
イン95(図3)によって加圧空気を通路56に導入す
るよう、操作可能な状態で弁94(図には1個しか図示
していない)に接続されている。それと同時に、制御装
置92は、被覆材料の投入部50への供給を制御して、
最終的にはダイ手段12の内部「コート・ハンガ」領域
78および出口スロット74への供給を制御するよう、
操作可能な状態で被覆材料弁96に接続されている(図
2)。各弁94は、空気で作動し、加圧吸気の供給源9
8に接続されている。必要に応じて空気を加熱するた
め、供給源98と弁94との間に、空気加熱装置(図示
せず)を設けることができる。被覆材料弁96は、ダイ
手段12への被覆材料の流れを開始したり遮断したりす
るよう選択的に制御できる適切な被覆材料弁であれば、
どのような弁でもよい。このような適切な弁の1つが、
US特許’782および’818の出願で開示されてお
り、ノードソン社(ウエストレイク、オハイオ)の釣り
合い弁モデルNo.EP51である。
【0024】図1はさらに、弁94および96への様々
な制御入力を概略的に示す。なお、制御装置92は、制
御用空気を弁94および96に供給するための制御用空
気供給源102に接続されている。加圧被覆材料104
の供給源は、弁96に接続される。制御装置92はさら
に、電磁弁106を通して制御用空気を供給し、弁96
を開閉するように、制御用空気供給源102と同様に電
磁弁106にも接続されている。空気作動の弁94は、
適切な弁を備えることができるが、ノードソン社が部品
番号120,999で製造し販売して、US特許’782およ
び’818で詳述されているような弁が好ましい。たと
えば、このような装置は、適切なポンプ、圧力ポット、
またはその他の装置を備えることができる。制御装置9
2は、基板に塗布される被覆材料のパターンに関するパ
ターン情報に応じて、以下で詳述するように、弁94、
96、102、108、110および116を操作する
PCでもよい。
【0025】ホットメルト・タイプの被覆材料を弁96
に供給するために設計された1つの特定の形状の装置1
04が、モデルHM640で、Nordson Corporation(We
stlake, Ohio)製である。適切な形態の制御装置92を
使用することができるが、ホットメルト・タイプの被覆
材料のための好ましい制御装置は、PC−44型の制御
装置で、ノードソン社(ウエストレイク、オハイオ)製
であり、これはUS特許’782および’818で開示
されたPC−10制御装置を更新して増強した制御装置
である。PC−44型の制御装置92は、下記のよう
に、通路56への加圧、加熱空気の供給に対して予め選
択された時間に独自に、投入部50に被覆材料を断続的
に提供するよう、吸込みマニホルド18の空気通路56
に入る空気の生成を同時または別個に開始し停止して、
弁96を通って流れる被覆材料を開始し停止するよう、
作動する。PC−44制御装置92はさらに、ピストン
20の伸縮(往復移動)を制御し、それによって下記の
ように吸込み操作のタイミングを制御するように、独自
の方法で吸込みピストン・ハウジング16の通路46お
よび48への空気の生成を開始し、停止するよう作動す
る。
【0026】次に、吸い戻し装置14の操作に使用され
る制御コンポーネントの概略図と関連して図1を参照す
ると、1対の弁108、110が空気通路46、48に
接続され、チャンバ22の部分23、25に独立して空
気を供給する。弁108、110は三方または四方弁で
あることが好ましいが、弁94は二方弁が好ましい。空
気で作動する弁108、110の各々は、個々の加圧空
気供給源112、114に接続される。各弁108、1
10は、制御用空気供給源116にも接続されて、これ
は作動可能な状態で制御装置92に接続される。制御装
置92によって、制御用空気116が、被覆作業中のピ
ストン20の伸縮に応じて、弁108または弁110を
選択的に作動させる。弁108、110は三方または四
方弁なので、これを制御して、チャンバ22の部分2
3、25を交互に通気することもできる。たとえば、ピ
ストン20が図1で見て右側に移動する間、弁108に
よって加圧空気112がチャンバの部分23に供給さ
れ、弁110によってチャンバの部分25から通気され
る。ピストン20が左側に移動する間、空気は弁110
によって供給され、弁108によって通気される。
【0027】次に、被覆材料を基板に塗布する際の装置
10の使用については、装置10は、押出しスロット出
口74から押し出された被覆材料の各々の側に、エア・
アシスト・スロット88からの空気を衝突させることが
できるのが分かる。衝突した空気は、膨張した被覆材料
と係合し、これを固体の不透過性の被膜として回路基板
またはその他の基板上に搬送する。制御装置92は、押
出し出口74への被覆材料の分配の開始し及び停止に対
して、異なる時間および/または間隔で、押し出された
被覆材料への空気の印加を開始し停止するよう作動す
る。スロット88内の空気の制御および押出し出口74
に向けそれを通過せしめる被覆材料の制御は、本発明の
一部ではなく、本明細書に組み込まれたUS特許’78
2および’818に記述されている。装置10の操作に
関するその他の記述は、主に、吸い戻し装置14を操作
するための制御システムおよび方法に関する。
【0028】被覆を基板上に塗布する間、制御装置92
は弁94および96を操作して、各々、加圧空気が吸込
みマニホルド18の通路56を通り、被覆材料が、たと
えばUS特許’782および’818に記載されている
ように、マニホルド18の投入部50に流れ込むように
する。被覆作業の最後に、弁96が起動して、被覆材料
がスロット出口74を通過して押し出されるのを止め
る。たとえば、20msの時間遅れて、スロット88を
通過して流れる加圧空気は、制御装置92によって閉じ
た弁94によって遮断される。それと同時に、または弁
94の閉鎖とほぼ同時に、ピストン20が吸込みピスト
ン・ハウジング16のチャンバ22内に引っ込む。な
お、制御装置92によって、弁110がチャンバ22の
部分25を加圧する。これによって、通路54内でピス
トン・ロッド26が引っ込み、所定の量の被覆材料を押
出しスロット72内に引き戻し、スロット出口74から
離す。これは、被覆材料を通路76から通路54に吸い
込むことによって達成される。これによって、被覆作業
の終了時に弁96が閉じた後、被覆材料の滴下および垂
れ落ちが防止される。そのため、エア・アシスト・スロ
ット88の一方または両方が遮断されて毛管現象で運ば
れた後、吐出口74から余分な被覆材料が押し出される
のも防止され、その後、次の被覆作業中にスロット88
内の加圧空気によって排出されるのも防止される。
【0029】通路54に引き込まれる被覆材料の量が、
塗布のニーズ、および被覆材料の粘度のような物理的特
性に応じて変化できるよう、調節ネジ40を使用して、
ピストンのストローク長を調節する。このような調節が
望ましいのは、ダイ手段12中の吐出スロット72およ
び/または通路76から通路54に引き込まれる被覆材
料の量が多すぎると、被覆作業の開始時に、ダイ手段1
2の通路72、76中空洞で被覆材料が満たすべき空洞
が大きすぎるので、次の被覆作業で、前縁が軽くて斑点
状になるか、あるいは所望の位置には完全に欠落するこ
とがある。これに対して、ピストン・ロッド26の引っ
込みが不十分なために、通路54から除去される材料が
少なすぎると、上記の滴下、垂れ落ち、および毛管現象
による移動という問題が生じる可能性がある。
【0030】次の被覆作業の開始時、通路54から被覆
材料を即座に排出するのではなく、弁96が開いて液体
の被覆材料が排出口74を通って流れ、弁94が開い
て、加圧空気が、たとえばUS特許’782および’8
18の出願で概略されている方法で、エア・アシスト・
スロット88を通過する。それで、たとえば10msの
遅れのような所定の遅れの後、吸い戻し装置14が制御
装置92によって起動され、除去された材料を通路54
から排出する。この目的のため、制御装置92は弁10
8を開き、これによって加圧空気が通路46を通ってチ
ャンバ22の部分23に入り、ピストン20を、図1の
方向で見て右側に動かす。これによって、ピストン・ロ
ッド26は、引き込まれた被覆材料を通路54から通路
52および76に排出し、次にコート・ハンガ部78お
よびスロット72に排出するので、不連続の相似被覆の
前縁から内側に間隔をあけた位置で、出口74から吐出
される。この余分な被覆材料または除去された被覆材料
は、塗布された被覆の前縁から内部に追い出されるよう
にされるので、被覆材料をほとんど、あるいは全く飛散
させることなく、より鋭い前縁が生成される。被覆作業
が開始してからある遅れの後で排出される余分な被覆材
料または除去された被覆材料は、被覆の中央部で容易に
混ざり合うので、縁の輪郭が明瞭で均一なパターンを生
成するようことができるできる。
【0031】以上で、本発明の好ましい実施例を記載し
たが、当業者には、本明細書で開示された詳細には多く
の変形および代用品があることが容易に理解される。た
とえば、以上では1タイプの吸い戻し装置について記載
したが、本発明の範囲を逸脱することなく、多くのその
他のタイプの吸い戻し装置でこれを代用することができ
る。同様に、本明細書で開示された本発明の概念から逸
脱することなく、多くのタイプの塗布装置で、本明細書
で開示された特定の塗布装置を代用することができる。
本発明の範囲から逸脱することなく、種々変形および利
点が当業者には明瞭であり、これらも本発明に含まれる
ことでご承知おき願いたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸い戻し装置の内部の詳細を図示する
ために、部分的に断面にして示した、本発明の被覆装置
の概略正面図である。
【図2】図1の線2−2に沿って見た装置の側面図であ
り、基本的に、好ましい実施例の吸込みマニホルドとス
ロット・ノズルとを示す。
【図3】図1の線3−3に沿って見た吸込みマニホルド
の上面図である。
【符号の説明】
10 被覆分配装置 12 ダイ手段 14 吸い戻し装置 16 ピストン・ハウジング 18 マニホルド 20 ピストン 22 チャンバ 23 左部分 24 Oリング 25 右部分 26 ピストン・ロッド 28 ワッシャ 30 Oリング 32 Oリング 34 ワイパ・シール 36 カバー 38 ネジ部品 40 調節ネジ 42 ロック・ナット 44 ヘッド部 46 空気通路 48 空気通路 50 上部被覆材料投入部 51 上面 52 通路 53 下面 54 水平通路 56 水平空気通路 58 通路 60 ダイの半分部 62 ダイの半分部 64 エア・ブロック 66 エア・ブロック 68 突起 70 突起 72 押出しスロット 74 押出し口 76 被覆材料通路 78 「コート・ハンガ」部 80 空気通路 82 通路 86 通路 88 エア・アシスト・スロット 92 制御装置 94 弁 96 被覆材料弁 98 供給源 102 制御用空気供給源 104 加圧被覆材料 106 電磁弁 108 弁 110 弁 112 加圧空気供給源 114 加圧空気供給源 116 制御用空気供給源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ ターナー アメリカ合衆国.44001 オハイオ,アム ハースト,ミドル リッジ ロード 44575 (72)発明者 マーカス ピー. ズパン アメリカ合衆国.44012 オハイオ,エイ ヴォン レイク,ウォーカー ロード 32549 (72)発明者 アントニオ リヴァス アメリカ合衆国.44055 オハイオ,ロー レイン,イースト サーティフォース ス トリート 1765 (72)発明者 ユルゲン ベネッケ ドイツ連邦共和国.デー−2129 リューネ ブルグ,ブランデンブルガー シュトラッ セ ナンバー7 (72)発明者 アーサー チープリク ドイツ連邦共和国.2120 リューネブル グ,フェルドシュトラッセ ナンバー3 (72)発明者 トーマス ブルメスター ドイツ連邦共和国.2122 ブレッケード, ゾンネンヴェグ 34 (72)発明者 ベントレイ ボジャー アメリカ合衆国.30319 ジョージア,ア トランタ,クロスウィック フォレスト ドライヴ 300

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布装置から被覆を分配する方法であっ
    て、 塗布ディスペンサの吐出口から第1の不連続パターンの
    被覆材料を吐出するステップと、 前記被覆材料の吐出を停止するステップと、 余分な被覆材料を前記塗布装置の通路内に引っ込め、前
    記吐出口から離すステップと、 前記吐出口から第2の不連続パターンの被覆材料を吐出
    するステップと、 前記第2不連続パターンの吐出を開始するために、前記
    塗布ディスペンサを起動した後、所定時間経過後に、前
    記通路から前記余分な被覆材料を排出するステップとを
    備える方法。
  2. 【請求項2】 前記通路から排出された、前記余分な被
    覆材料のうち少なくとも一部が、前記第2の不連続パタ
    ーンの一部として吐出される請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2不連続パターンは、
    電子回路基板に被覆される請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記塗布装置がさらに、前記吐出口の付
    近に配置されたエア・アシスト通路を含み、さらに前記
    方法が、前記第1不連続パターンを吐出しながら、前記
    エア・アシスト通路を通過するように加圧空気をさし向
    け、前記被覆材料の吐出を停止して所定時間経過後に前
    記加圧空気を遮断するステップを含む請求項1記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 塗布装置であって、 加圧被覆供給源と、 出口を有する吐出通路を含み、これと前記供給源との間
    に操作可能な状態で接続された弁を介して前記被覆供給
    源に接続されている分配ノズルとを備え、 前記弁が作動して、それによって被覆材料が選択的に、
    前記供給源から前記吐出通路に流れ込むことができ、さ
    らに作動可能な状態で前記分配ノズルに接続され、所定
    の量の被覆材料を、これの中の通路に選択的に取り込
    み、前記出口から離す手段を有する吸い戻し装置と、 前記弁が起動されて前記被覆材料が分配され所定時間経
    過後に、前記吸い戻し装置を作動して前記所定量の被覆
    材料の少なくとも一部を、前記吸い戻し装置の前記通路
    から排出する制御手段とを備える塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記選択的に取り込む前記手段が、前記
    通路内に選択的に真空を生成するための手段から成る、
    請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 選択的に真空を生成する前記手段が、前
    記通路内に配置され前記通路に沿って引き込まれ前記通
    路内に真空を生成する部材から成る、請求項6記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 前記部材が、前記通路に沿う前記部材の
    移行を制限する調節可能な停止手段に係合可能である請
    求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 ピストンが前記部材に接続され、前記ピ
    ストンが、前記ピストンの両側に選択的に導入される空
    気圧によって、前記ピストンがチャンバ内に往復可能な
    状態で配置される、請求項7記載の装置。
  10. 【請求項10】 さらに前記弁と前記ノズルとの間に接
    続されたマニホルドを備え、前記通路が前記マニホルド
    中に形成される請求項5記載の装置。
JP19047095A 1994-07-26 1995-07-26 吸い戻し制御を備えた被覆分配装置及びその方法 Pending JPH0899055A (ja)

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AU691304B2 (en) 1998-05-14

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