JP2823189B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2823189B2
JP2823189B2 JP20064896A JP20064896A JP2823189B2 JP 2823189 B2 JP2823189 B2 JP 2823189B2 JP 20064896 A JP20064896 A JP 20064896A JP 20064896 A JP20064896 A JP 20064896A JP 2823189 B2 JP2823189 B2 JP 2823189B2
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好成 福本
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九州日本電気株式会社
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の1例として、PLC
C(Plastic leadless chip career)型モールド・パッ
ケージを基板上に実装した半導体装置の横断面図が図5
に示される(「表面実装LSIパッケージの実装技術と
その信頼性向上」:応用技術出版)。図5に示されるよ
うに、従来の半導体装置のPLCC型モールド・パッケ
ージにおいては、集積回路により形成されるチップ1が
リードフレーム11上にマウントされ、Au線10等に
よりボンディングされて、エポキシ樹脂12によりモー
ルドされた後に、外部リードに対する鍍金が施され、最
後に、外部リードの成形が行われた後に、はんだ付け等
の方法によりプリント基板17上に実装されている。こ
のようにして、パッケージ自体は、強固な剛構造として
構成されており、この点については、セラミック系のパ
ッケージの場合も同様である。
【0003】また、もう1つのパッケージの形態として
は、TCP(Tape Chip Package )があるが、このパッ
ケージの1例の上面図および断面図が、図6(a)およ
び(b)に示される(「VLSIパッケージング技術
(上)」:日経BP社)。図6(a)および(b)に示
されるように、チップ1、接着剤8により外部リード
3、内部リード7に接着されているポリイミド2’およ
びバンプ6を含み、外部リード3および内部リード7に
対応する内部端子構造および外部端子構造は、或る程度
柔構造とはなっているものの、チップ1自体は強固な剛
構造となっており、最近においては、チップ1の大型化
に伴ない、半導体装置全体としては変形し難い剛構造と
して構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
装置においては、パッケージ自体が剛構造として構成さ
れており、これにより、プリント基板としてフレキシブ
ルな素材を用いるようにしても、パッケージが当該プリ
ント基板に追従する状態で変形することができないため
に、実装する際には、その剛構造に制約されて、当該半
導体装置の形状に見合った占有面積として一定範囲以上
の平面が実装基板上に必要となり、半導体パッケージの
高集積度を阻害するという欠点がある。
【0005】また、実装基板上に実装する際にパッケー
ジが変形しないために、端子形状と基板形状とを高い精
度にて一致させることが必要となり、これにより、当該
実装用端子を前記精度に見合う高平坦度に設定しなけれ
ばならないという製造条件上の欠点がある。
【0006】本発明は、上記の欠点を排除して、より自
由な実装形態により、小型軽量にして集積度の高い半導
体装置を提供することにある。また、派生効果として、
半導体装置の実装時における歩留りを改善することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
可撓性が高く、自由形状にて実装組込みが可能な柔構造
パッケージを備えて構成される
【0008】前記柔構造パッケージは、内部リード部お
よび外部リード部に薄い銅箔を用い、チップ部を分割化
された複数のチップにより形成して、柔軟素材のTAB
テープにより当該チップの相互間を接合し、前記内部リ
ード、TABテープおよび複数のチップを柔軟性のある
ポッティング樹脂によりその全体を封止して、前記内部
リード部に接合される前記外部リード部をポリイミド・
テープに接着して構成されることを特徴とする
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施形態を示す平面
図である。図1に示されるように、本実施形態のパッケ
ージ構造は、外部リード3を含む外部リード部には、厚
さ35μm程度の銅箔が用いられており、柔軟性のある
ポリイミド樹脂などのポッティング樹脂4により全体が
封止されている。またチップ部は、複数の小さい部分的
なチップ1に分割されており、それぞれが柔軟の素材で
あるTABテープ5により接合されて、全体的には柔軟
な構造として構成されている。そして、図2は、前記第
1の実施形態の部分的な横断面を示す図であり、分割さ
れたチップ1と、ポリイミド・テーブ2と、外部リード
3と、ポッティング樹脂4と、バンプ6と、内部リード
7とを備えて構成され、ポリイミド・テープ2と外部リ
ード3は接着剤8により接着されている。また、図3
は、本実施形態の実装状態を示す断面図であり、フレッ
クス配線基板9に対して、チップ1、ポリイミド・テー
ブ2、外部リード3、ポッティング樹脂4、TABテー
プ5により形成される本実施形態が2個装着されてい
る。以下、主として図3を参照して、本実施形態につい
て説明する。
【0011】図3においては、フレキシブルなフレック
ス配線基板9の表面に、本実施形態のパッケージが2個
実装されている状態が断面図として示されている。前述
したように、これらのパッケージは柔構造として構成さ
れているために、フレックス配線基板9の形状に応じ
て、パッケージ自体は自由に変形しながらも、なお且つ
フレックス配線基板9との間の電気的接合状態が正常に
維持されている。特に、チップ部が小さく分割されてチ
ップ1として細分化されているために、その形状上の自
由度は極めて高い状態に保持される。云うまでもなく、
チップ部の分割数は、実装上の要求度に対応して適切な
分割数とすることが肝要である。なお、本実施形態にお
いては、分割されている各チップ1の間の接合用として
TABテーブ5が用いられているが、必らずしも、この
TABテーブ5に限定されるものではなく、パッケージ
の柔構造に適合する素材であれば、当然のことながら、
他の接合素材を用いてもよいことは云うまでもない。
【0012】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図4は、本実施形態の部分的な横断面を示す図
である。図4においては、前述の第1の実施形態とは異
なり、チップ部の分割されたチップとしては、極めて薄
膜化された薄板化チップ1’が用いられており、当該薄
板化チップ1’自体がフレキシブルな構造となってい
る。このことが第2の実施形態の特徴である。この薄板
化チップ1’は、ガリウム砒素またはSi等の基板をバ
ックアップ・シート上に非常に薄く成長させて、その上
に所定の回路を形成して構成されている。パッケージの
組立て時においては、前記バックアップ・シートをその
まま使用するか、またはバックアップ・シートを剥がし
て使用するかは、組立てライン構成を考慮した上で適宜
選択すればよい。なお、薄板化チップ1’の薄膜を形成
する方法については、上述のように、バックアップ・シ
ートを用いなくてもよいことは云うまでもない。
【0013】以上のように、本発明においいては、パッ
ケージ全体を柔構造とすることにより、図3に示される
ように、極めて自由な形態において回路構成要素の組込
みが可能となる。従来においては、パッケージが剛構造
であり、且つ実装用占有面積として所定値以上の平面が
必要となって、半導体形状が増大するという問題が介在
しているが、本発明によれば、柔構造の故に、従来にお
いては組込みが不可能であるような部位に対しても実装
が可能となり、半導体装置の高集積化および軽量化を実
現することができる。また、パッケージが柔構造である
ことにより、パッケージの実装に際して、パッケージ・
リードのへ平坦性を考慮することが不要となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、パッケ
ージ自体が、チップ部を含めて柔軟構造により形成され
ており、自由な形状での実装が可能となるために、当該
半導体装置に組込まれる電子回路等の高集積化ならびに
半導体装置の軽量化を改善することができるという効果
があり、さらに当該効果に派生して、回路設計自由度を
大幅に改善することができるという効果がある。
【0015】また、パッケージ自体の柔軟構造に起因し
て、従来問題となっている基板における「そり」および
「段差」等に対しても容易に適応可能となり、リード接
合が確実に行うことができるために、半導体装置をプリ
ント基板等に実装する工程における歩留りを大幅に改善
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のパッケージを示す平
面図である。
【図2】前記第1の実施形態のパッケージを示す部分断
面図である。
【図3】前記第1の実施形態のパッケージの実装状態を
示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のパッケージを示す部
分断面図である。
【図5】従来例のパッケージを示す断面図である。
【図6】他の従来例のパッケージを示す平面図および断
面図である。
【符号の説明】
1 チップ 1’ 薄板化チップ 2 ポリイミド・テープ 2’ ポリイミド 3 外部リード 4 ポッティング樹脂 5 TABテープ 6 バンプ 7 内部リード 8 接着剤 9 フレックス配線基板 10 Au 線 11 リードフレーム 12 エポキシ樹脂 13 リードフレームめっき 14 はんだめっき 15 はんだ接合 16 プリントパターン 17 プリント配線板 18 銅

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性が高く、自由形状にて実装組込み
    が可能な柔構造パッケージを備えて構成される半導体装
    置において、前記柔構造パッケージが、内部リード部お
    よび外部リード部に薄い銅箔を用い、チップ部を分割化
    された複数のチップにより形成して、柔軟素材のTAB
    テープにより当該チップの相互間を接合し、前記内部リ
    ード、TABテープおよび複数のチップを柔軟性のある
    ポッティング樹脂によりその全体を封止して、前記内部
    リード部に接合される前記外部リード部をポリイミド・
    テープに接着して構成されることを特徴とする半導体装
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