JP2822770B2 - 組物構造体の組成装置 - Google Patents
組物構造体の組成装置Info
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- JP2822770B2 JP2822770B2 JP12688792A JP12688792A JP2822770B2 JP 2822770 B2 JP2822770 B2 JP 2822770B2 JP 12688792 A JP12688792 A JP 12688792A JP 12688792 A JP12688792 A JP 12688792A JP 2822770 B2 JP2822770 B2 JP 2822770B2
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- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱硬化性樹脂を用い
る繊維強化プラスチック(FRP)又は熱可塑性樹脂を
用いる繊維強化プラスチック(FRTP)の芯体に使用
するT字又は十字状をした組物構造体の組成装置に関す
るものである。
る繊維強化プラスチック(FRP)又は熱可塑性樹脂を
用いる繊維強化プラスチック(FRTP)の芯体に使用
するT字又は十字状をした組物構造体の組成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、既にT字又は十字状をした
筒状組物構造体の組成装置を開発し、出願している(特
願平2−296984号)。その装置は、ハンドラーに
よってT字又は十字状のマンドレルを把持し、ハンドラ
ーを引上げ又は引下げ、あるいはそれに加えて回転しな
がらマンドレル表面に繊維束を組成するものであり、例
えば、T字状マンドレルへの組成は、図3に示す手順で
なされる。
筒状組物構造体の組成装置を開発し、出願している(特
願平2−296984号)。その装置は、ハンドラーに
よってT字又は十字状のマンドレルを把持し、ハンドラ
ーを引上げ又は引下げ、あるいはそれに加えて回転しな
がらマンドレル表面に繊維束を組成するものであり、例
えば、T字状マンドレルへの組成は、図3に示す手順で
なされる。
【0003】この図における逆Δ印は、マンドレル3の
ハンドラーによる支持端であり、(1)、(2)、
(3)──(10)の順に組成がなされる。先ず、
(1)に示すようにマンドレル3を下降させつつ下端か
ら組成を開始し、(2)に示す状態からマンドレル3を
矢印方向に(2)、(3)と90°回転させ、(4)に
示す状態から引上げながら組成し、更に(5)に示すよ
うに引下げながら組成する。その後、マンドレル3を前
回と逆の矢印方向に(6)、(7)と90°回転させ、
(8)に示す状態から引下げながら組成し、(9)に示
す状態から引上げながら組成し、(10)に示すように
全体に二重に組成がなされる。
ハンドラーによる支持端であり、(1)、(2)、
(3)──(10)の順に組成がなされる。先ず、
(1)に示すようにマンドレル3を下降させつつ下端か
ら組成を開始し、(2)に示す状態からマンドレル3を
矢印方向に(2)、(3)と90°回転させ、(4)に
示す状態から引上げながら組成し、更に(5)に示すよ
うに引下げながら組成する。その後、マンドレル3を前
回と逆の矢印方向に(6)、(7)と90°回転させ、
(8)に示す状態から引下げながら組成し、(9)に示
す状態から引上げながら組成し、(10)に示すように
全体に二重に組成がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の筒型組物構造体
の組成装置は、構造上、ハンドラーを180°回転させ
ることができず、(2)、(3)の回転方向と、
(6)、(7)の回転方向を逆にせざるを得ない。従っ
て、組成されたT字状筒型組物の縦断面は、図5に示す
ようになっている。このT字状筒型組物は、ハンドラー
による支持端Aから矢印の方向にB位置、C位置、A位
置へと組成されているが、A位置からB位置へ移るとき
に、中心位置で組織の裏返りが生じている。その組織の
裏返りの発生によって、その部分の生地が厚くなり、強
度が弱くなるばかりでなく、繊維強化プラスチック成形
時の樹脂浸透の抵抗となる。
の組成装置は、構造上、ハンドラーを180°回転させ
ることができず、(2)、(3)の回転方向と、
(6)、(7)の回転方向を逆にせざるを得ない。従っ
て、組成されたT字状筒型組物の縦断面は、図5に示す
ようになっている。このT字状筒型組物は、ハンドラー
による支持端Aから矢印の方向にB位置、C位置、A位
置へと組成されているが、A位置からB位置へ移るとき
に、中心位置で組織の裏返りが生じている。その組織の
裏返りの発生によって、その部分の生地が厚くなり、強
度が弱くなるばかりでなく、繊維強化プラスチック成形
時の樹脂浸透の抵抗となる。
【0005】この発明は、中心部に組織の裏返りが生じ
ないT字又は十字状をした筒型組物構造体を組成し得る
組成装置を提供することを目的としている。
ないT字又は十字状をした筒型組物構造体を組成し得る
組成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の組物構造体の組成装置は、ボビン・キャ
リアに装着のボビン上端より上方に環状ガイドを有する
丸打組紐機と、その中央上方位置でT字又は十字状のマ
ンドレルの端を支持し、そのマンドレルをその中心点の
回りに回転させ得ると共に上下方向にも移動させ得る2
つのハンドラーとよりなるものである。
に、この発明の組物構造体の組成装置は、ボビン・キャ
リアに装着のボビン上端より上方に環状ガイドを有する
丸打組紐機と、その中央上方位置でT字又は十字状のマ
ンドレルの端を支持し、そのマンドレルをその中心点の
回りに回転させ得ると共に上下方向にも移動させ得る2
つのハンドラーとよりなるものである。
【0007】
【作 用】上記のように構成された組物構造体の組成装
置においては、T字又は十字状のマンドレルを把持した
一方のハンドラーを上昇、下降又は回転させながら組成
し、所定の時点で他方のハンドラーに持ちかえられ、更
にマンドレルを上昇、下降又は前記回転と同方向に回転
させながらマンドレル表面に組成がされる。
置においては、T字又は十字状のマンドレルを把持した
一方のハンドラーを上昇、下降又は回転させながら組成
し、所定の時点で他方のハンドラーに持ちかえられ、更
にマンドレルを上昇、下降又は前記回転と同方向に回転
させながらマンドレル表面に組成がされる。
【0008】
【実施例】図1、図2及び図4を参照して、T字状円筒
組物を製造する場合を例にとり、この発明の組物構造体
の組成装置の実施例を説明する。
組物を製造する場合を例にとり、この発明の組物構造体
の組成装置の実施例を説明する。
【0009】この組成装置は、環状揺動ガイド4を有す
る丸打組紐機と、T字状のマンドレル3の端を支持する
ハンドラー5及びその駆動装置とより構成されている。
る丸打組紐機と、T字状のマンドレル3の端を支持する
ハンドラー5及びその駆動装置とより構成されている。
【0010】丸打組紐機は、図1に示すごとく、ディス
クに形成した環状軌道1に沿って、複数組のボビン・キ
ャリア2が左回り又は右回りに交錯走行することによっ
て組成が行われる。それぞれのボビン・キャリア2に装
着の各ボビンから繰り出される繊維束は、環状軌道1の
中心部上方に位置するマンドレル3上で組み合わされて
組物となる。なお、ボビン・キャリア2は、ディスクの
下部に存在する駆動ギヤーによって送られる。また、こ
の組紐機では、ギアー比を変えることによって、ボビン
・キャリア2の移動速度とマンドレル3の引上げ速度の
比を変えることができ、従って、異なった巻き角度の組
物を製造することができる。
クに形成した環状軌道1に沿って、複数組のボビン・キ
ャリア2が左回り又は右回りに交錯走行することによっ
て組成が行われる。それぞれのボビン・キャリア2に装
着の各ボビンから繰り出される繊維束は、環状軌道1の
中心部上方に位置するマンドレル3上で組み合わされて
組物となる。なお、ボビン・キャリア2は、ディスクの
下部に存在する駆動ギヤーによって送られる。また、こ
の組紐機では、ギアー比を変えることによって、ボビン
・キャリア2の移動速度とマンドレル3の引上げ速度の
比を変えることができ、従って、異なった巻き角度の組
物を製造することができる。
【0011】この実施例で用いるマンドレル3は、図1
及び図2に示すごとく、円筒をT字状に接合した形状の
T字状マンドレルである。このマンドレル3はプラスチ
ック等の軽い素材でできている。
及び図2に示すごとく、円筒をT字状に接合した形状の
T字状マンドレルである。このマンドレル3はプラスチ
ック等の軽い素材でできている。
【0012】環状揺動ガイド4は、マンドレル3の形状
がT字状であるために必要となるものである。即ち、環
状揺動ガイド4は、組成中の繊維束がマンドレル3の他
の部分に引っ掛からないように糸道を屈曲して案内する
ためのものである。図1では筒状であるが、単なるリン
グを数本の支脚で支持するものでもよい。環状揺動ガイ
ド4の環状軌道面からの高さは、ボビン・キャリア2に
装着したボビンの高さの2.5倍程度である。また、こ
の環状揺動ガイド4の上方に更に同様のガイドを設ける
こともできる。いずれの環状揺動ガイド4も、組成中に
上下方向又は水平方向に微振動をするものであり、その
振動によって、環状揺動ガイド4上を互いに逆走する繊
維束の移動が円滑になされる。
がT字状であるために必要となるものである。即ち、環
状揺動ガイド4は、組成中の繊維束がマンドレル3の他
の部分に引っ掛からないように糸道を屈曲して案内する
ためのものである。図1では筒状であるが、単なるリン
グを数本の支脚で支持するものでもよい。環状揺動ガイ
ド4の環状軌道面からの高さは、ボビン・キャリア2に
装着したボビンの高さの2.5倍程度である。また、こ
の環状揺動ガイド4の上方に更に同様のガイドを設ける
こともできる。いずれの環状揺動ガイド4も、組成中に
上下方向又は水平方向に微振動をするものであり、その
振動によって、環状揺動ガイド4上を互いに逆走する繊
維束の移動が円滑になされる。
【0013】5、6は、先端にマンドレル3を保持する
ほぼ同寸法のハンドラーであり、マンドレル3はそれと
共に上下方向に移動し、回転をする。各ハンドラー5、
6は、それぞれ水平方向を向いた回転軸7、8に固定さ
れており、その各回転軸7、8から直角方向に延びる部
分及びそこから更に直角方向に延びる部分を有してい
る。この形状によって、ハンドラー5又はハンドラー6
が回転するときに、環状揺動状ガイド4とぶつかること
が避けられる。各回転軸7、8は、図示省略したハンド
ラー駆動装置機枠に、適宜駆動装置によって個別に上下
方向に移動し、所定角度往復回転し得るように取り付け
られている。また、ハンドラー5又はハンドラー6にマ
ンドレル3を支持した状態で、マンドレル3の中心3a
が回転軸7又は回転軸8の軸心の延長線上に位置するよ
うになっている。更に、一方のハンドラー6は、後述す
るマンドレルの持ちかえ時に互いにぶつかり合うことの
ないように、水平部分がその軸回りに回動し得るように
構成されている。
ほぼ同寸法のハンドラーであり、マンドレル3はそれと
共に上下方向に移動し、回転をする。各ハンドラー5、
6は、それぞれ水平方向を向いた回転軸7、8に固定さ
れており、その各回転軸7、8から直角方向に延びる部
分及びそこから更に直角方向に延びる部分を有してい
る。この形状によって、ハンドラー5又はハンドラー6
が回転するときに、環状揺動状ガイド4とぶつかること
が避けられる。各回転軸7、8は、図示省略したハンド
ラー駆動装置機枠に、適宜駆動装置によって個別に上下
方向に移動し、所定角度往復回転し得るように取り付け
られている。また、ハンドラー5又はハンドラー6にマ
ンドレル3を支持した状態で、マンドレル3の中心3a
が回転軸7又は回転軸8の軸心の延長線上に位置するよ
うになっている。更に、一方のハンドラー6は、後述す
るマンドレルの持ちかえ時に互いにぶつかり合うことの
ないように、水平部分がその軸回りに回動し得るように
構成されている。
【0014】次に、上記組成装置によるT字状筒型組物
構造体の製造過程を図2を参照して説明する。
構造体の製造過程を図2を参照して説明する。
【0015】この図における逆Δ印は、マンドレル3の
ハンドラー5による支持位置を、斜線を付した逆Δ印
は、マンドレル3のハンドラー6による支持位置をそれ
ぞれ示しており、(1)、(2)、(3)──(9)の
順に組成がなされる。また各図中の矢印はそれぞれの組
成段階から次の組成段階に移るマンドレル3の動作方向
を示しており、マンドレル3上の交叉する影は、組成が
なされたことを示し、その密度の濃いものは、二重に組
成されたことを示す。先ず、マンドレル3を(1)に示
す姿勢にハンドラー5に支持して回転軸7を上昇させつ
つ上端から組成を開始し、(2)に示す状態からマンド
レル3を矢印方向に(2)、(3)と90°回転させ、
その状態から引上げつつ組成して(4)に示す状態とな
る。更に回転軸7を下降させつつ組成して(5)に示す
状態となり、ここで、マンドレル3を斜線を付した逆Δ
印に示すようにハンドラー6で持ちかえ、マンドレル3
を前回と同じ矢印方向に(6)、(7)と90°回転さ
せ、その状態から引下げつつ組成して(8)に示す状態
となり、続いて引上げつつ組成して(9)に示すように
全体に二重に組成され、全組成が終了する。
ハンドラー5による支持位置を、斜線を付した逆Δ印
は、マンドレル3のハンドラー6による支持位置をそれ
ぞれ示しており、(1)、(2)、(3)──(9)の
順に組成がなされる。また各図中の矢印はそれぞれの組
成段階から次の組成段階に移るマンドレル3の動作方向
を示しており、マンドレル3上の交叉する影は、組成が
なされたことを示し、その密度の濃いものは、二重に組
成されたことを示す。先ず、マンドレル3を(1)に示
す姿勢にハンドラー5に支持して回転軸7を上昇させつ
つ上端から組成を開始し、(2)に示す状態からマンド
レル3を矢印方向に(2)、(3)と90°回転させ、
その状態から引上げつつ組成して(4)に示す状態とな
る。更に回転軸7を下降させつつ組成して(5)に示す
状態となり、ここで、マンドレル3を斜線を付した逆Δ
印に示すようにハンドラー6で持ちかえ、マンドレル3
を前回と同じ矢印方向に(6)、(7)と90°回転さ
せ、その状態から引下げつつ組成して(8)に示す状態
となり、続いて引上げつつ組成して(9)に示すように
全体に二重に組成され、全組成が終了する。
【0016】このようにして組成さたT字型筒型組物構
造体は、その縦断面を示す図4からもわかるように2層
構造となっている。この組物構造体の組成においては、
組成中のマンドレルの回転方向が何れの時点でも同方向
であるので、組成がA位置からB位置へ移るときにも、
中心位置での組織の裏返りはなく、均一な密度でスムー
ズに組成されている。
造体は、その縦断面を示す図4からもわかるように2層
構造となっている。この組物構造体の組成においては、
組成中のマンドレルの回転方向が何れの時点でも同方向
であるので、組成がA位置からB位置へ移るときにも、
中心位置での組織の裏返りはなく、均一な密度でスムー
ズに組成されている。
【0017】この組成装置によって製造される筒型組物
構造体は、かならずしも全体が2層構造である必要はな
い。即ち、組成を図2(8)の状態で止めることもでき
る。その場合には、一部が2層構造となるので、その部
分の組成時のマンドレル3の引上げ、引下げ速度を他の
部分の組成時より大幅に速く、できれば2倍にして繊維
束密度を揃えるようにするとよい。
構造体は、かならずしも全体が2層構造である必要はな
い。即ち、組成を図2(8)の状態で止めることもでき
る。その場合には、一部が2層構造となるので、その部
分の組成時のマンドレル3の引上げ、引下げ速度を他の
部分の組成時より大幅に速く、できれば2倍にして繊維
束密度を揃えるようにするとよい。
【0018】このようにして製造されたT字状筒型組物
構造体は、マンドレル3に被覆された状態で常法により
外側より樹脂の含浸被覆が行われる。その後、マンドレ
ル3を抜取り、内面の処理を行って完了する。T字状を
した剛体のマンドレル3をT字状筒型組物構造体より抜
き取ることは、そのままでは困難であるので、マンドレ
ル3に次のような工夫をしておくとよい。即ち、(イ)
マンドレルを分解可能な構造としておく。(ロ)FRT
Pの場合、マンドレルを成形樹脂より軟化温度が充分に
低い熱可塑性樹脂製とし、成形後に加熱軟化させて溶出
する。(ハ)マンドレルを水溶性素材製とし、成形後に
水洗除去する。
構造体は、マンドレル3に被覆された状態で常法により
外側より樹脂の含浸被覆が行われる。その後、マンドレ
ル3を抜取り、内面の処理を行って完了する。T字状を
した剛体のマンドレル3をT字状筒型組物構造体より抜
き取ることは、そのままでは困難であるので、マンドレ
ル3に次のような工夫をしておくとよい。即ち、(イ)
マンドレルを分解可能な構造としておく。(ロ)FRT
Pの場合、マンドレルを成形樹脂より軟化温度が充分に
低い熱可塑性樹脂製とし、成形後に加熱軟化させて溶出
する。(ハ)マンドレルを水溶性素材製とし、成形後に
水洗除去する。
【0019】以上、T字状筒型組物構造体の組成方法に
ついて説明したが、十字状筒型組物構造体についてもマ
ンドレルを十字型とすることにより、同様に組成するこ
とができる。
ついて説明したが、十字状筒型組物構造体についてもマ
ンドレルを十字型とすることにより、同様に組成するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0021】即ち、組成中のマンドレルの回転方向を何
れの時点でも同方向とすることができるので、組成方向
が変化する位置での組織の裏返り現象の発生はなく、組
成密度を均一にすることができる。従って、組織が部分
的に厚くなることもなく、繊維強化プラスチック成形時
の樹脂の浸透も均一になされる。分岐部の強度も同形状
のジュラルミンパイプにかなり近いものを得ることがで
きる。
れの時点でも同方向とすることができるので、組成方向
が変化する位置での組織の裏返り現象の発生はなく、組
成密度を均一にすることができる。従って、組織が部分
的に厚くなることもなく、繊維強化プラスチック成形時
の樹脂の浸透も均一になされる。分岐部の強度も同形状
のジュラルミンパイプにかなり近いものを得ることがで
きる。
【図1】この発明の組物構造体の組成装置の概略斜視図
である。
である。
【図2】この発明の組成装置によるT字状筒型組物構造
体の組成順序を説明する図である。
体の組成順序を説明する図である。
【図3】従来の組成装置によるT字状筒型組物構造体の
組成順序を説明する図である。
組成順序を説明する図である。
【図4】この発明の組成装置によるT字状筒型組物構造
体の縦断面図である。
体の縦断面図である。
【図5】従来の組成装置によるT字状筒型組物構造体の
縦断面図である。
縦断面図である。
1 環状軌道 2 ボビン・キャリア 3 マンドレル 3a マンドレルの中心点 4 環状ガイド 5 ハンドラー 6 ハンドラー 7 回転軸 8 回転軸
Claims (1)
- 【請求項1】ボビン・キャリアに装着のボビン上端より
上方に環状ガイドを有する丸打組紐機と、その中央上方
位置でT字又は十字状のマンドレルの端を支持し、その
マンドレルをその中心点の回りに回転させ得ると共に上
下方向にも移動させ得る2つのハンドラーとよりなる組
物構造体の組成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12688792A JP2822770B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 組物構造体の組成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12688792A JP2822770B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 組物構造体の組成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302253A JPH05302253A (ja) | 1993-11-16 |
JP2822770B2 true JP2822770B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=14946315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12688792A Expired - Fee Related JP2822770B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 組物構造体の組成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2822770B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107574569A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-01-12 | 天津工业大学 | 一种t型三通二维编织预制件的套编方法 |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP12688792A patent/JP2822770B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05302253A (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |