JP2822413B2 - 通信装置用分配架 - Google Patents
通信装置用分配架Info
- Publication number
- JP2822413B2 JP2822413B2 JP32876488A JP32876488A JP2822413B2 JP 2822413 B2 JP2822413 B2 JP 2822413B2 JP 32876488 A JP32876488 A JP 32876488A JP 32876488 A JP32876488 A JP 32876488A JP 2822413 B2 JP2822413 B2 JP 2822413B2
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- Japan
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- connector
- cable
- present
- cables
- communication
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信回線の切り換えを行う場合に使用して
好適な通信装置用分配架に関する。
好適な通信装置用分配架に関する。
従来、この種の通信装置用分配架は第３図に示すよう
に構成されている。これを同図に基づいて説明すると、
同図において、符号１で示すものは一方向に等間隔をも
って並列する複数組のコネクタ2,3を有するコネクタ
盤、４はこのコネクタ盤１のコネクタ2,3に各々着脱自
在に接続されその両端部にコネクタ（図示せず）を有す
るパッチングコード、５および６はこれらパッチングコ
ード４によって各々が互いに接続された複数組のケーブ
ル、７および８はこれらケーブル5,6を介して互いに接
続する通信装置である。
に構成されている。これを同図に基づいて説明すると、
同図において、符号１で示すものは一方向に等間隔をも
って並列する複数組のコネクタ2,3を有するコネクタ
盤、４はこのコネクタ盤１のコネクタ2,3に各々着脱自
在に接続されその両端部にコネクタ（図示せず）を有す
るパッチングコード、５および６はこれらパッチングコ
ード４によって各々が互いに接続された複数組のケーブ
ル、７および８はこれらケーブル5,6を介して互いに接
続する通信装置である。
このように構成された通信装置用分配架における通信
回線の切り換えは、次に示すように行われる。すなわ
ち、例えば第３図に示す状態から第４図に示す状態に変
更するには、コネクタ盤１のコネクタ2,3のうち一方の
コネクタ3aからパッチングコード４のコネクタ（図示せ
ず）を取り外すことにより通信装置7aと通信装置8aの接
続状態を解除した後、パッチングコード４のコネクタ
（図示せず）をコネクタ3eに装着するのである。
回線の切り換えは、次に示すように行われる。すなわ
ち、例えば第３図に示す状態から第４図に示す状態に変
更するには、コネクタ盤１のコネクタ2,3のうち一方の
コネクタ3aからパッチングコード４のコネクタ（図示せ
ず）を取り外すことにより通信装置7aと通信装置8aの接
続状態を解除した後、パッチングコード４のコネクタ
（図示せず）をコネクタ3eに装着するのである。
ところで、この種の通信装置用分配架においては、一
組の通信装置7,8を接続する通信回線として一組のケー
ブル5,6と二組のコネクタ等が必要になり、また通信回
線を切り換える場合にはコネクタ間の距離が変化するこ
とから複数種類のパッチングコード４が必要になり、コ
ストが嵩むという問題があった。さらに、通信回線に二
組のコネクタ等が必要であることは、接続ポイントが増
加して通信回線としての信頼性が低下するばかりか，コ
ネクタ設置スペースの増大によってコネクタ盤が大型化
するという問題もあった。さらにまた、通信回線の切り
換えがパッチングコード４を交差させて行われるもので
あるから、通信回線の切り換え作業を困難なものにする
という不都合があった。
組の通信装置7,8を接続する通信回線として一組のケー
ブル5,6と二組のコネクタ等が必要になり、また通信回
線を切り換える場合にはコネクタ間の距離が変化するこ
とから複数種類のパッチングコード４が必要になり、コ
ストが嵩むという問題があった。さらに、通信回線に二
組のコネクタ等が必要であることは、接続ポイントが増
加して通信回線としての信頼性が低下するばかりか，コ
ネクタ設置スペースの増大によってコネクタ盤が大型化
するという問題もあった。さらにまた、通信回線の切り
換えがパッチングコード４を交差させて行われるもので
あるから、通信回線の切り換え作業を困難なものにする
という不都合があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、コ
ストの低廉化，コネクタ盤の小型化および通信回線の切
り換え作業の簡素化を図ることができると共に、通信回
線としての信頼性を向上させることができる通信装置用
分配架を提供するものである。
ストの低廉化，コネクタ盤の小型化および通信回線の切
り換え作業の簡素化を図ることができると共に、通信回
線としての信頼性を向上させることができる通信装置用
分配架を提供するものである。
本発明に係る通信装置用分配架は、複数組のケーブル
を相互に接続するコネクタを、一方向に等間隔をもって
並列する複数のコネクタによって構成し、このコネクタ
の側方にコネクタ間隔の1/2の間隔をもって並列する複
数のケーブル保持部を設け、このうち最終のケーブル保
持部は最終のコネクタの側方に位置付けられているもの
である。
を相互に接続するコネクタを、一方向に等間隔をもって
並列する複数のコネクタによって構成し、このコネクタ
の側方にコネクタ間隔の1/2の間隔をもって並列する複
数のケーブル保持部を設け、このうち最終のケーブル保
持部は最終のコネクタの側方に位置付けられているもの
である。
本発明においては、一組のケーブルのうち一方のケー
ブルをケーブル保持部によって保持すると共に、コネク
タ盤のコネクタに接続し、このコネクタに他方のケーブ
ルを接続することにより、一通信回線の接続が行われ
る。
ブルをケーブル保持部によって保持すると共に、コネク
タ盤のコネクタに接続し、このコネクタに他方のケーブ
ルを接続することにより、一通信回線の接続が行われ
る。
以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細
に説明する。
に説明する。
第１図は本発明に係る通信装置用分配架を示す正面
図、第２図は同じく本発明における通信装置用分配架の
ケーブル保持部を示す断面図である。同図において、符
号11で示す例えば枠状体からなる分配架には、ｎ組のケ
ーブル12,13を相互に接続するコネクタ盤14が固定され
ている。このコネクタ盤14は、上下（縦）方向に等間隔
をもって並列するｎ（ｎ＝1,2,…,i,…,n）個のコネク
タプラグ15を有するコネクタ盤によって構成されてい
る。そして、コネクタ盤14であって各コネクタプラグ15
に対応する部位には、上方から下方に向かって連続番号
ｎ（ｎ＝1,2,…,i,…,n）が表示されている。すなわ
ち、例えば上方最初部のコネクタプラグ15は番号「１」
が、下方最終部のコネクタプラグ15は番号「ｎ」が対応
する。16は上下方向に延在する保持体で、前記コネクタ
盤14の側方に設けられている。この保持体16には、前記
ケーブル12,13のうち一方のケーブル13を挿抜自在に保
持する保持溝17と、この保持溝17内に前記ケーブル13を
係止する弾性変形可能な突子18とを有し、前記コネクタ
プラグ15の間隔の1/2の間隔をもって並列するｎ個のケ
ーブル保持部19が設けられている。これにより、各ケー
ブル13は、前記コネクタ盤14に対して通信回線の接続時
に略Ｕ字状の状態で接続される。これらケーブル保持部
19のうち下方最終部のケーブル保持部19は、前記コネク
タプラグ15のうち下方最終部のコネクタプラグ15（番号
「ｎ」のコネクタプラグ）の側方に位置付けられてい
る。なお、前記ケーブル12,13のうち一方のケーブル12
には前記コネクタプラグ15が装着されており、また他方
のケーブル13にはコネクタソケット20が装着されてい
る。
図、第２図は同じく本発明における通信装置用分配架の
ケーブル保持部を示す断面図である。同図において、符
号11で示す例えば枠状体からなる分配架には、ｎ組のケ
ーブル12,13を相互に接続するコネクタ盤14が固定され
ている。このコネクタ盤14は、上下（縦）方向に等間隔
をもって並列するｎ（ｎ＝1,2,…,i,…,n）個のコネク
タプラグ15を有するコネクタ盤によって構成されてい
る。そして、コネクタ盤14であって各コネクタプラグ15
に対応する部位には、上方から下方に向かって連続番号
ｎ（ｎ＝1,2,…,i,…,n）が表示されている。すなわ
ち、例えば上方最初部のコネクタプラグ15は番号「１」
が、下方最終部のコネクタプラグ15は番号「ｎ」が対応
する。16は上下方向に延在する保持体で、前記コネクタ
盤14の側方に設けられている。この保持体16には、前記
ケーブル12,13のうち一方のケーブル13を挿抜自在に保
持する保持溝17と、この保持溝17内に前記ケーブル13を
係止する弾性変形可能な突子18とを有し、前記コネクタ
プラグ15の間隔の1/2の間隔をもって並列するｎ個のケ
ーブル保持部19が設けられている。これにより、各ケー
ブル13は、前記コネクタ盤14に対して通信回線の接続時
に略Ｕ字状の状態で接続される。これらケーブル保持部
19のうち下方最終部のケーブル保持部19は、前記コネク
タプラグ15のうち下方最終部のコネクタプラグ15（番号
「ｎ」のコネクタプラグ）の側方に位置付けられてい
る。なお、前記ケーブル12,13のうち一方のケーブル12
には前記コネクタプラグ15が装着されており、また他方
のケーブル13にはコネクタソケット20が装着されてい
る。
このように構成された通信装置用分配架においては、
一組のケーブル12,13のうち一方のケーブル13をケーブ
ル保持部19の保持溝17および突子18によって保持すると
共に、コネクタ盤14のコネクタプラグ15に接続し、この
コネクタプラグ15に他方のケーブル12のコネクタソケッ
ト15を接続することにより、一通信回線の接続が行われ
る。
一組のケーブル12,13のうち一方のケーブル13をケーブ
ル保持部19の保持溝17および突子18によって保持すると
共に、コネクタ盤14のコネクタプラグ15に接続し、この
コネクタプラグ15に他方のケーブル12のコネクタソケッ
ト15を接続することにより、一通信回線の接続が行われ
る。
したがって、本発明においては、一組のケーブル12,1
3と一組のコネクタ（コネクタプラグ15,コネクタソケッ
ト20）によって一通信回線を構成することができ、また
従来のようにパッチングコードが不要になる。
3と一組のコネクタ（コネクタプラグ15,コネクタソケッ
ト20）によって一通信回線を構成することができ、また
従来のようにパッチングコードが不要になる。
また、本発明においては、一通信回線の接続が一組の
コネクタで行えることは、接続ポイント数を削減するこ
とができると共に、コネクタ設置スペースを縮小させる
ことができる。
コネクタで行えることは、接続ポイント数を削減するこ
とができると共に、コネクタ設置スペースを縮小させる
ことができる。
さらに、本発明においては、通信回線の切り換えがケ
ーブル13の保持位置を変更するだけで済ませることがで
きるから、切り換え時に通信回線同士の交差を避けるこ
とができる。
ーブル13の保持位置を変更するだけで済ませることがで
きるから、切り換え時に通信回線同士の交差を避けるこ
とができる。
この他、本発明においては、各ケーブル13の全長を不
変の寸法に設定することができるから、ケーブル端末工
事を簡単に行うことができる。
変の寸法に設定することができるから、ケーブル端末工
事を簡単に行うことができる。
次に、本発明における通信回線の切り換えについて説
明する。
明する。
例えば、番号「１」のコネクタプラグ15に接続された
ケーブル13を番号「ｉ」のコネクタプラグ15に切り換え
る場合には、コネクタプラグ15に対するコネクタソケッ
ト20の装着を番号「１」から番号「ｉ」に変更すればよ
い。この場合、コネクタプラグ15の配置間隔をＰとする
と、Ｐ（ｉ−１）のケーブル余長が生じるが、この際ケ
ーブル13を保持する保持溝17を番号「１」から番号
「ｉ」に変更すると、保持溝17の配置間隔がコネクタプ
ラグ15の配置間隔の1/2に設定されていることから、保
持体16の両側で各々1/2P（ｉ−１）のケーブル余長を吸
収することができる。
ケーブル13を番号「ｉ」のコネクタプラグ15に切り換え
る場合には、コネクタプラグ15に対するコネクタソケッ
ト20の装着を番号「１」から番号「ｉ」に変更すればよ
い。この場合、コネクタプラグ15の配置間隔をＰとする
と、Ｐ（ｉ−１）のケーブル余長が生じるが、この際ケ
ーブル13を保持する保持溝17を番号「１」から番号
「ｉ」に変更すると、保持溝17の配置間隔がコネクタプ
ラグ15の配置間隔の1/2に設定されていることから、保
持体16の両側で各々1/2P（ｉ−１）のケーブル余長を吸
収することができる。
なお、本実施例においては、コネクタプラグ15が一列
である場合を示したが、本発明はこれに限定されず、複
数列であっても実施例と同様の効果を奏する。
である場合を示したが、本発明はこれに限定されず、複
数列であっても実施例と同様の効果を奏する。
また、本実施例においては、コネクタプラグ15が縦方
向に並列する例を示したが、本発明は横方向に並列する
ものであっても何等差し支えない。
向に並列する例を示したが、本発明は横方向に並列する
ものであっても何等差し支えない。
さらに、本発明におけるケーブル数やコネクタ並列方
向等は、前述した実施例に限定されるものでないことは
勿論である。
向等は、前述した実施例に限定されるものでないことは
勿論である。
以上説明したように本発明によれば、複数組のケーブ
ルを相互に接続するコネクタを、一方向に等間隔をもっ
て並列する複数のコネクタによって構成し、このコネク
タの側方にコネクタ間隔の1/2の間隔をもって並列する
複数のケーブル保持部を設け、このうち最終のケーブル
保持部は最終のコネクタの側方に位置付けられているの
で、一方のケーブルをケーブル保持部によって保持する
と共に、コネクタ盤のコネクタに接続し、このコネクタ
に他方のケーブルを接続することにより一通信回線の接
続が行われる。したがって、一組のケーブルと一組のコ
ネクタによって一通信回線を構成することができ、また
従来のようにパッチングコードが不要になるから、コス
トの低廉化を図ることができる。さらに、一通信回線の
接続が一組のコネクタで行えることは、二組のコネクタ
を使用する場合と比較して接続ポイント数を削減するこ
とができるから、通信回線としての信頼性を向上させる
ことができる。さらにまた、一組のコネクタによる接続
によってコネクタ設置スペースを縮小させることができ
るから、コネクタ盤の小型化を図ることもできる。この
他、通信回線の切り換えがケーブルの保持位置を変更す
るだけで済ませることができるから、切り換え時に通信
回線同士の交差を避けることができ、通信回線の切り換
え作業の簡素化が図れるといった利点がある。
ルを相互に接続するコネクタを、一方向に等間隔をもっ
て並列する複数のコネクタによって構成し、このコネク
タの側方にコネクタ間隔の1/2の間隔をもって並列する
複数のケーブル保持部を設け、このうち最終のケーブル
保持部は最終のコネクタの側方に位置付けられているの
で、一方のケーブルをケーブル保持部によって保持する
と共に、コネクタ盤のコネクタに接続し、このコネクタ
に他方のケーブルを接続することにより一通信回線の接
続が行われる。したがって、一組のケーブルと一組のコ
ネクタによって一通信回線を構成することができ、また
従来のようにパッチングコードが不要になるから、コス
トの低廉化を図ることができる。さらに、一通信回線の
接続が一組のコネクタで行えることは、二組のコネクタ
を使用する場合と比較して接続ポイント数を削減するこ
とができるから、通信回線としての信頼性を向上させる
ことができる。さらにまた、一組のコネクタによる接続
によってコネクタ設置スペースを縮小させることができ
るから、コネクタ盤の小型化を図ることもできる。この
他、通信回線の切り換えがケーブルの保持位置を変更す
るだけで済ませることができるから、切り換え時に通信
回線同士の交差を避けることができ、通信回線の切り換
え作業の簡素化が図れるといった利点がある。
第１図は本発明に係る通信装置用分配架を示す正面図、
第２図は同じく本発明における通信装置用分配架のケー
ブル保持部を示す断面図、第３図および第４図は従来の
通信装置用分配架を示すブロック図である。 11……分配架、12,13……ケーブル、14……コネクタ
盤、15……コネクタプラグ、16……保持体、19……ケー
ブル保持部、20……コネクタソケット。
第２図は同じく本発明における通信装置用分配架のケー
ブル保持部を示す断面図、第３図および第４図は従来の
通信装置用分配架を示すブロック図である。 11……分配架、12,13……ケーブル、14……コネクタ
盤、15……コネクタプラグ、16……保持体、19……ケー
ブル保持部、20……コネクタソケット。
Claims (1)
- 【請求項１】複数組のケーブルを相互に接続するコネク
タを備えた通信装置用分配架において、前記コネクタ
を、一方向に等間隔をもって並列する複数のコネクタに
よって構成し、このコネクタの側方にコネクタ間隔の1/
2の間隔をもって並列する複数のケーブル保持部を設
け、このうち最終のケーブル保持部は最終のコネクタの
側方に位置付けられていることを特徴とする通信装置用
分配架。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32876488A JP2822413B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 通信装置用分配架 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32876488A JP2822413B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 通信装置用分配架 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02174083A JPH02174083A (ja) | 1990-07-05 |
| JP2822413B2 true JP2822413B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=18213883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32876488A Expired - Lifetime JP2822413B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 通信装置用分配架 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2822413B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32876488A patent/JP2822413B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02174083A (ja) | 1990-07-05 |
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