JP2821953B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JP2821953B2 JP2821953B2 JP3092731A JP9273191A JP2821953B2 JP 2821953 B2 JP2821953 B2 JP 2821953B2 JP 3092731 A JP3092731 A JP 3092731A JP 9273191 A JP9273191 A JP 9273191A JP 2821953 B2 JP2821953 B2 JP 2821953B2
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- Japan
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- lamp
- vehicle body
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリヤコンビネー
ションランプなど複数の灯具が組合わされて一体化さ
れ、これにより複数の光源が一体の灯具中に配設される
車両用灯具に関するものであり、詳細には前記車両用灯
具の外部との電気的接続の構成に関するものである。
ションランプなど複数の灯具が組合わされて一体化さ
れ、これにより複数の光源が一体の灯具中に配設される
車両用灯具に関するものであり、詳細には前記車両用灯
具の外部との電気的接続の構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具９０の例を示
すものが図３であり、この灯具９０には例えば尾灯９
１、制動灯９２、方向指示灯９３、後退灯９４など複数
の灯具が組合わされるものとされ、これらの灯具９０の
夫々の光源９１ａ〜９４ａはハーネス９５で図４に示す
ように多極コネクタ型とした灯具側カプラ９６に接続さ
れ、車両への取付時には前記灯具９０の車体８０への組
付と、灯具側カプラ９６の車体側カプラ９７への挿着と
が別工程で行われるものとされている。
すものが図３であり、この灯具９０には例えば尾灯９
１、制動灯９２、方向指示灯９３、後退灯９４など複数
の灯具が組合わされるものとされ、これらの灯具９０の
夫々の光源９１ａ〜９４ａはハーネス９５で図４に示す
ように多極コネクタ型とした灯具側カプラ９６に接続さ
れ、車両への取付時には前記灯具９０の車体８０への組
付と、灯具側カプラ９６の車体側カプラ９７への挿着と
が別工程で行われるものとされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近来に
おいては前記車両用灯具９０の組付も産業ロボットなど
による自動組付が行われるものとなり、このときに前記
した灯具側カプラ９６と車体側カプラ９７などの様に多
極化したものにおいては、夫々の端子位置の誤差等によ
り自動接続が行えないものとなり、この部分が依然とし
て別工程の手作業のままとなって生産効率を阻害すると
云う問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものと
なっていた。
おいては前記車両用灯具９０の組付も産業ロボットなど
による自動組付が行われるものとなり、このときに前記
した灯具側カプラ９６と車体側カプラ９７などの様に多
極化したものにおいては、夫々の端子位置の誤差等によ
り自動接続が行えないものとなり、この部分が依然とし
て別工程の手作業のままとなって生産効率を阻害すると
云う問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものと
なっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、複数の光源が
配設され、該光源に給電を行うための多極の電線接続部
が灯具側と車体側とに設けられて成る車両用灯具におい
て、前記電線接続部の灯具側端子と車体側端子とは前記
車体に灯具を正しい取付位置で取付けたときに夫々の極
が対峙し、かつ平面接触で接続が行われるものとされて
いることを特徴とする車両用灯具を提供することで、課
題を解決するものである。
課題を解決するための具体的手段として、複数の光源が
配設され、該光源に給電を行うための多極の電線接続部
が灯具側と車体側とに設けられて成る車両用灯具におい
て、前記電線接続部の灯具側端子と車体側端子とは前記
車体に灯具を正しい取付位置で取付けたときに夫々の極
が対峙し、かつ平面接触で接続が行われるものとされて
いることを特徴とする車両用灯具を提供することで、課
題を解決するものである。
【０００５】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図１に符号１で示すものは車両用灯
具（以下、灯具１と略称する）であり、この灯具１には
複数の光源、例えば光源２ａ〜２ｅが配設され、これに
より灯具１側と車体８０側の夫々に設けられる電線接続
部３も多極のものと成る点は従来例のものと同様であ
る。
て詳細に説明する。図１に符号１で示すものは車両用灯
具（以下、灯具１と略称する）であり、この灯具１には
複数の光源、例えば光源２ａ〜２ｅが配設され、これに
より灯具１側と車体８０側の夫々に設けられる電線接続
部３も多極のものと成る点は従来例のものと同様であ
る。
【０００６】しかしながら、本発明により前記電線接続
部３は、灯具１側に設けられる灯具側端子においては、
図２に示すように板バネ状の先端に接点が設けられた灯
具接点４とされ、この灯具接点４の前記光源２ａ〜２ｅ
に対応する適宜数が例えば並列に整列されたものとさ
れ、夫々の灯具接点４は前記光源２ａ〜２ｅに接続され
るものとされて、灯具１と車体８０とを取付けたときに
車体８０に近接して対峙する位置を選定して設けられ
る。
部３は、灯具１側に設けられる灯具側端子においては、
図２に示すように板バネ状の先端に接点が設けられた灯
具接点４とされ、この灯具接点４の前記光源２ａ〜２ｅ
に対応する適宜数が例えば並列に整列されたものとさ
れ、夫々の灯具接点４は前記光源２ａ〜２ｅに接続され
るものとされて、灯具１と車体８０とを取付けたときに
車体８０に近接して対峙する位置を選定して設けられ
る。
【０００７】これに対して、車体８０側に設けられる車
体側端子は、例えば帯状とした金属板により車体接点５
が形成されるものとされ、前記車体８０に灯具１を正し
い取付位置で取付けたときには、前記灯具接点４の夫々
と対峙するものとされ、かつ、前記灯具接点４はそのバ
ネ性により撓んで適宜な接触圧をもって前記車体接点５
と平面接触するものとされ、これ等の車体接点５の夫々
は自動車に敷設されているハーネスに接続される（図２
参照）ものとなっている。尚、上記構成とした灯具接点
４と車体接点５とには組付後に雨水などが侵入し接続性
能を損なうことの無いようにパッキン６など適宜手段に
よりにより防水が行われる。
体側端子は、例えば帯状とした金属板により車体接点５
が形成されるものとされ、前記車体８０に灯具１を正し
い取付位置で取付けたときには、前記灯具接点４の夫々
と対峙するものとされ、かつ、前記灯具接点４はそのバ
ネ性により撓んで適宜な接触圧をもって前記車体接点５
と平面接触するものとされ、これ等の車体接点５の夫々
は自動車に敷設されているハーネスに接続される（図２
参照）ものとなっている。尚、上記構成とした灯具接点
４と車体接点５とには組付後に雨水などが侵入し接続性
能を損なうことの無いようにパッキン６など適宜手段に
よりにより防水が行われる。
【０００８】次いで、上記の構成とした本発明の作用、
効果について説明を行えば、前記灯具側端子と車体側端
子、即ち、灯具接点４と車体接点５とを平面接触で電気
的接続が行われるものとし、かつ車体８０に灯具１を取
付けたときには、前記灯具接点４と車体接点５とが対峙
するものとしたことで、車体８０に灯具１を取付ける工
程を行うことで、同時に電線接続部３、即ち、灯具接点
４と車体接点５とは接続されるものとなり、このとき
に、前記したように灯具接点４と車体接点５が平面接触
とされたことで、この取付に伴う多少の取付位置のズ
レ、捩じれなどは吸収され、例えばコネクタ式などに生
ずる破損などの不具合を防止するものとなる。
効果について説明を行えば、前記灯具側端子と車体側端
子、即ち、灯具接点４と車体接点５とを平面接触で電気
的接続が行われるものとし、かつ車体８０に灯具１を取
付けたときには、前記灯具接点４と車体接点５とが対峙
するものとしたことで、車体８０に灯具１を取付ける工
程を行うことで、同時に電線接続部３、即ち、灯具接点
４と車体接点５とは接続されるものとなり、このとき
に、前記したように灯具接点４と車体接点５が平面接触
とされたことで、この取付に伴う多少の取付位置のズ
レ、捩じれなどは吸収され、例えばコネクタ式などに生
ずる破損などの不具合を防止するものとなる。
【０００９】尚、本発明の実施に当たっては上記説明の
構成に限定されるものではなく、例えば前記灯具接点４
のみでなく車体接点５の側も板バネ状の接点とし面接触
させたときには両者が撓む恰も継電器の構成と同様なも
のとすることも自在であり、或は前記車体接点５の側を
例えばプリント回路基板で一体に形成するなども自在で
ある。
構成に限定されるものではなく、例えば前記灯具接点４
のみでなく車体接点５の側も板バネ状の接点とし面接触
させたときには両者が撓む恰も継電器の構成と同様なも
のとすることも自在であり、或は前記車体接点５の側を
例えばプリント回路基板で一体に形成するなども自在で
ある。
【００１０】要は、本発明においては、前記車体８０に
灯具１を取付けたときに同時に平面接触で電線接続部３
である灯具接点４と車体接点５とが電気的接続を行うも
のとしたことに要旨があり、その実施の形態は問わない
ものである。
灯具１を取付けたときに同時に平面接触で電線接続部３
である灯具接点４と車体接点５とが電気的接続を行うも
のとしたことに要旨があり、その実施の形態は問わない
ものである。
【００１１】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、電
線接続部の灯具側端子と車体側端子とは、車体に灯具を
取付けたときに夫々の電極が対峙し、かつ平面接触で接
続が行われるものとした車両用灯具としたことで、車体
に灯具を取付ける工程を行うことで自動的に電気的な接
続が行われるものとなり、自動車の組立工程から結線作
業を無くして作業効率の向上に極めて優れた効果を奏す
るものである。
線接続部の灯具側端子と車体側端子とは、車体に灯具を
取付けたときに夫々の電極が対峙し、かつ平面接触で接
続が行われるものとした車両用灯具としたことで、車体
に灯具を取付ける工程を行うことで自動的に電気的な接
続が行われるものとなり、自動車の組立工程から結線作
業を無くして作業効率の向上に極めて優れた効果を奏す
るものである。
【００１２】また、このときに前記電線接続部を平面接
触のものとしたことで、前記した車体に灯具を取付ける
工程における電線接続部が破損することを無くして、取
付のための誤差などを広い範囲で許容し、この取付のた
めに従来以上の精度が要求されることが無いものとし
て、実施を容易とするものである。
触のものとしたことで、前記した車体に灯具を取付ける
工程における電線接続部が破損することを無くして、取
付のための誤差などを広い範囲で許容し、この取付のた
めに従来以上の精度が要求されることが無いものとし
て、実施を容易とするものである。
【図１】 本発明に係る車両用灯具の一実施例を示す略
示的断面図である。
示的断面図である。
【図２】 同じ実施例の要部を示す斜視図である。
【図３】 従来例を示す略示的断面図である。
【図４】 従来例の要部を示す斜視図である。
１……車両用灯具 ２ａ〜２ｅ……光源 ３……電線接続部 ４……灯具接点 ５……車体側接点 ６……パッキン ８０……車体
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の光源が配設され、該光源に給電を
行うための多極の電線接続部が灯具側と車体側とに設け
られて成る車両用灯具において、前記電線接続部の灯具
側端子と車体側端子とは前記車体に灯具を正しい取付位
置で取付けたときに夫々の極が対峙し、かつ平面接触で
接続が行われるものとされていることを特徴とする車両
用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3092731A JP2821953B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3092731A JP2821953B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04303503A JPH04303503A (ja) | 1992-10-27 |
| JP2821953B2 true JP2821953B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=14062565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3092731A Expired - Lifetime JP2821953B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2821953B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3125289U (ja) * | 2006-07-03 | 2006-09-14 | 株式会社シンプル | マウント用チップｌｅｄを利用するミニチュアライトキット |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP3092731A patent/JP2821953B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04303503A (ja) | 1992-10-27 |
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