JP2820470B2 - 冷蔵庫の野菜容器 - Google Patents

冷蔵庫の野菜容器

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JP2820470B2
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vegetable container
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宏昭 北川
健次 津田
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松下冷機株式会社
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜を新鮮な状態で長期保存する冷蔵庫の
野菜貯蔵容器に関するものである。
従来の技術 近年、冷蔵庫の野菜容器は、容器内の湿度を約90%湿
度にコントロールできるような透湿フィルタを容器上面
に設置し野菜を新鮮な状態で長期保存できるようにして
ある。
従来の技術としては、例えば特公昭62−246482号公報
に示されているような冷蔵庫の野菜容器がある。
以下図面を参照しながら、上述のした従来の冷蔵庫の
野菜容器の一例について第4図から第6図により説明す
る。
第4図は従来の野菜容器を備えた冷蔵庫の断面図、第
5図は同野菜容器の蓋体の斜視図、第6図は同蓋体の要
部拡大断面図である。
1は冷蔵庫本体で、外箱2と内箱3及び断熱材4によ
り構成されている。5は野菜室専用ドアで、6は冷却室
ドアである。7は野菜室で冷蔵室8とは仕切り板9によ
って仕切られている。10は上面を開口した野菜容器で、
野菜室専用ドア5に固定されたフレーム11に取り付けて
ある。
12は上記野菜容器10の上面開口部に密接するように設
けられた蓋体で、透湿フィルタ13と貫通穴を有する平板
14とよりなっている。次にこの透湿フィルタ13の構造に
ついて説明する。
15は微細な穴を有する多孔質ポリプロピレンのフィル
ムで、適度なガス透過性を持っており、この作用によっ
て野菜室容器の湿度をコントロールする。このフィルム
は薄膜であって脆弱であるため、保護用としてポリエス
テルの化学繊維を織った補強布16を接着剤17で接着して
いる。透湿フィルタ13は上記平板14内にインサート成形
されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、透湿フィルタは
熱線膨張係数の異なる部材同士を接着しているので、透
湿フィルタが、周囲の熱的な変動によってカールすると
いう問題点を有していた。この結果、前記透湿フィルタ
をインサート成形する際の、金型内への挿入・セットが
困難になり、加工工数が上昇し、コスト高を招いてい
た。
また、インサート成形後に前記透湿フィルタが蓋体の
表面にたわみが表れ、外観上不体裁であるという問題も
あった。
本発明は上記課題に鑑み、簡単な構造でかつ低コスト
の透湿フィルタを野菜容器上面に設置し、野菜を新鮮な
状態で長期保存できる冷蔵庫の野菜容器を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明の冷蔵庫の野菜容器
は、容器側に位置する内側と外側がポリプロピレン等の
化学繊維の不織布で、中側が微細な孔を有し前記不織布
と同じ材質のフィルムからなる蓋体を、前記容器の上面
開口部に密接して設けたものである。
作用 本発明は、微細な穴を有するフィルムを同じ材質の不
織布で両面から挟み込み、熱的な溶着によって寸法安定
性に優れた品質の良い成形ができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の冷蔵庫の野菜容器につい
て、第1図から第3図により説明する。従来例と同じも
のには従来例と同一番号を付し、その説明を省略する。
18は野菜容器19の上面開口部に密接して設けた蓋体で
ある。この蓋体は、ポリスチレン等の樹脂により成形さ
れた多数の貫通穴を有する平板20と透湿フィルタ21とに
より構成されている。この透湿フィルタ21は冷蔵室8に
面した外側と、野菜容器19に面した内側に、指などで付
いた場合の外的応力に対して強度を確保するための保護
用ポリプロピレンの化学繊維による不織布22と、表面が
低コストで、磨耗に強く、透湿度の変動が少ない、微細
な穴を有する多孔質ポリプロピレンのフィルム23とによ
り構成されている。
上記フィルム23と不織布22は、同一材料であるため、
熱的な溶着が可能となり、合わせて熱線膨張係数が同一
であるため、寸法安定性に優れカールすることもなくな
る。
従って、上記透湿フィルタ21を使用する、蓋体18の生
産性が向上し、前記蓋体の成型後の寸法安定性がよく品
質が向上するので、安価な蓋体18を作ることができ、コ
ストの安い品質の良い野菜容器19が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、野菜容器を低コストで、かつ
摩擦に強く、透湿度の変動の少ない微細な穴を有するフ
ィルムと外的応力に対する保護用の布と、両方を接着す
るために熱溶着してからなる構造が、簡単で安価な、又
品質の安定した透視フィルタを利用した蓋体を利用して
いるため、安価でかつ品質の良い野菜容器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の野菜容器を備えた冷蔵庫の断面図、第
2図は同野菜容器の蓋体の斜視図、第3図は同蓋体の要
部拡大断面図、第4図は従来例の野菜容器を備えた冷蔵
庫の断面図、第5図は同野菜容器の蓋体の斜視図、第6
図は同蓋体の要部拡大断面図である。 18……蓋体、19……野菜容器、20……平板、21……透湿
フィルタ、22……フィルム、23……布。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器側に位置する内側と外側がポリプロピ
    レン等の化学繊維の不織布で、中側が微細な穴を有し前
    記不織布と同じ材質のフィルムからなる蓋体を、前記容
    器の上面開口部に密接して設けてなる冷蔵庫の野菜容
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6490976A (en) * 1987-09-30 1989-04-10 Matsushita Refrigeration Vegetable vessel for refrigerator

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