JP2820193B2 - 電源装置 - Google Patents
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- Inverter Devices (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
いて直流架線からの直流電力を3相交流電力に変換し各
種車載機器に供給する車両用補助電源装置等の電源装置
に関するものである。
会論文集NO.889、「車両補助電源用GTO2重チ
ョッパ」に記載されたこの種従来の車両用補助電源装置
を示す回路構成図である。図において、1は高圧架線か
ら直流電力を受電するパンタグラフ、2は変動する高圧
架線直流電圧を安定した低圧直流電圧に変換するチョッ
パ、3はチョッパ出力電圧を平滑化する平滑フィルタ回
路で、互いに直列に接続されたフィルタ用リアクトル4
とフィルタ用コンデンサ5とからなる。6は入力側がフ
ィルタ用コンデンサ5に接続され直流電力を3相交流電
力に変換するインバータ、7はインバータ出力を負荷8
の要求する電圧へ変圧し、かつ高圧側と負荷の低圧側と
を電気的に絶縁するトランス、9はトランス7の負荷側
に接続された3相フィルタコンデンサである。
ず、10はインバータ6の出力電圧を検出する電圧セン
サ、11は出力電圧基準、12は電圧センサ10の出力
と出力電圧基準11とを入力し負荷電流によって発生す
るトランス7等の電圧降下分を補正するための電圧コン
トローラ、13はチョッパ2の出力電圧を検出する電圧
センサ、14はチョッパの出力電圧基準、15はパンタ
グラフ1からの入力電圧変動に対してチョッパ出力電圧
を定電圧に制御するための電圧コントローラ、16は電
圧コントローラ15からの制御電圧指令によりチョッパ
2が動作すべき所定の通流率のパルスを各スイッチング
素子に出力するパルス発生回路である。
1から入力された比較的電圧変動の大きな高圧直流電圧
は、チョッパ2によって安定した一定の低圧直流電圧に
変換される。チョッパ2の出力電圧は、そのリップル分
が平滑フィルタ回路3によって平滑化され、この平滑化
された直流電圧がインバータ6に供給される。インバー
タ6はこの直流電圧を3相交流電圧に変換し、トランス
7を経て負荷8に供給する。このインバータ6から出力
された電圧には、比較的低次の高調波が含まれるため、
その出力側に電圧波形改善の目的で3相フィルタコンデ
ンサ9が設置される。即ち、トランス7のリーケージイ
ンダクタンスと3相フィルタコンデンサ9のキャパシタ
ンスとで等価的なLCフィルタを構成し、インバータ6
の出力電圧に含まれる高調波を十分に吸収減衰させ、歪
率の小さい正弦波交流電圧が負荷8に供給される。
常、インバータ6においても、電圧指令に基づきその出
力電圧を一定に制御するための定電圧制御系を備えてい
る。
装置は以上のように構成されており、電源供給の対象と
する負荷が一般的な機器である場合は支障なく運転する
ことが可能であるが、負荷の中に特殊な機器が存在する
場合、問題が生じる。即ち、これら負荷にはコンプレッ
サー等のいわゆる回転電気機械が含まれるが、これら回
転機械系を有する装置の中には、例えば、その機械系と
電気系との間でいわゆる共振現象が生じるものがあり、
この現象は具体的にはトルク脈動等の形で現れる。そし
て、この装置を電源側から見た場合には、脈動周期でそ
のインピーダンスが変動することになる。以下、このよ
うな状態を呈する負荷を変動負荷と称すことにする。
であるため、その周期は通常、電源周波数(商用周波
数)の数分の1であり、チョッパやインバータの定電圧
制御系の有する周波数応答特性では上記変動による電圧
変動を吸収しきれず、逆に、定電圧制御系を不安定にす
る場合もある。そして、結果として、出力電圧の振動や
この振動に伴い蛍光灯負荷のチラツキを発生させたり、
また、特定の周波数による共振電流が高圧架線側へ流出
することにより信号装置や保護回路の誤動作を発生させ
る等の問題点があった。
ためになされたもので、その第1の目的は変動負荷の存
在に基づき発生し得る特定周波数の電圧変動を抑制する
ことができる電源装置を得ることである。また、第2の
目的は変動負荷の存在により装置の定電圧制御系が不安
定となることを防止することである。更に、第3の目的
は、変動負荷の存在に基づき発生し得る特定周波数の電
圧変動成分が系統に流出するのを防止することである。
る電源装置は、フィルタ用リアクトルとフィルタ用コン
デンサとの直列体からなり直流電源に接続された平滑フ
ィルタ回路、入力側が上記フィルタ用コンデンサに接続
され直流電力を交流電力に変換して負荷に出力するイン
バータ、およびこのインバータの出力電圧を検出しこれ
を一定に制御する定電圧制御系を備え、上記負荷に特定
の周期でそのインピーダンスが変動する変動負荷を有す
る場合において、インダクタンス要素とキャパシタンス
要素とからなり、上記変動負荷のインピーダンス変動に
起因して上記定電圧制御系の動作により発生する変動電
圧成分の周波数で共振する共振フィルタ回路を備えたも
のである。
インダクタンス要素と第1のキャパシタンス要素との直
列体からなり、変動電圧成分周波数で共振する第1の共
振フィルタ回路をフィルタ用コンデンサと並列に接続し
たものである。
インダクタンス要素と第2のキャパシタンス要素との直
列体からなり、変動電圧成分周波数で共振する第2の共
振フィルタ回路をフィルタ用リアクトルと並列に接続し
たものである。
インダクタンス要素と第3のキャパシタンス要素との直
列体からなり、これら要素にフィルタ用リアクトルのイ
ンダクタンスを加えたとき変動電圧成分周波数で共振す
る第3の共振フィルタ回路を上記フィルタ用リアクトル
と並列に接続したものである。
が直流電源に接続され直流電圧を制御して出力するチョ
ッパ、フィルタ用リアクトルとフィルタ用コンデンサと
の直列体からなり上記チョッパの出力側に接続された平
滑フィルタ回路、入力側が上記フィルタ用コンデンサに
接続され直流電力を交流電力に変換して負荷に出力する
インバータ、および上記チョッパとインバータとの出力
電圧を検出し、これらを一定に制御する定電圧制御系を
備え、上記負荷に特定の周期でそのインピーダンスが変
動する変動負荷を有する場合において、インダクタンス
要素とキャパシタンス要素とからなり、上記変動負荷の
インピーダンス変動に起因して上記定電圧制御系の動作
により発生する変動電圧成分の周波数で共振する共振フ
ィルタ回路を備えたものである。
インダクタンス要素と第4のキャパシタンス要素との直
列体からなり、変動電圧成分周波数で共振する第4の共
振フィルタ回路をフィルタ用コンデンサと並列に接続し
たものである。
インダクタンス要素と第5のキャパシタンス要素との直
列体からなり、これら要素にフィルタ用リアクトルのイ
ンダクタンスを加えたとき変動電圧成分周波数で共振す
る第5の共振フィルタ回路を上記フィルタ用リアクトル
と並列に接続したものである。
インダクタンス要素と第6のキャパシタンス要素との直
列体からなり、変動電圧成分周波数で共振する第6の共
振フィルタ回路をインバータの出力側に接続したもので
ある。
は、その共振フィルタ回路が、変動負荷のインピーダン
ス変動に起因して発生する変動電圧成分を吸収する。
は、その第1の共振フィルタ回路が、インバータの入力
側で上記変動電圧成分を吸収する。
は、上記変動電圧成分の周波数でその第2の共振フィル
タ回路のインピーダンスが零となり、上記周波数におけ
るインバータ入力電圧の変動が抑制され定電圧制御系の
安定性が確保される。
は、上記変動電圧成分の周波数でその第3の共振フィル
タ回路とフィルタ用リアクトルとの合成インピーダンス
が無限大となり、上記変動電圧成分の直流電源側への流
出が防止される。
は、その共振フィルタ回路が、変動負荷のインピーダン
ス変動に起因して発生する変動電圧成分を吸収する。
は、その第4の共振フィルタ回路が、インバータの入力
側で上記変動電圧成分を吸収する。
は、上記変動電圧成分の周波数でその第5の共振フィル
タ回路とフィルタ用リアクトルとの合成インピーダンス
が無限大となり、上記変動電圧成分のチョッパ側および
直流電源側への流出が防止される。
は、その第6の共振フィルタ回路が、インバータの出力
側で上記変動電圧成分を吸収する。
電源装置を示す回路構成図である。図において、パンタ
グラフ1を経て高圧架線から受電した直流電圧は平滑フ
ィルタ回路3で平滑されインバータ6に入力される。4
および5は平滑フィルタ回路3を構成するそれぞれフィ
ルタ用リアクトルおよびフィルタ用コンデンサである。
8はインバータ6に接続される負荷であるが、この実施
例では、蛍光灯8aやヒータ8b等の静止形負荷以外
に、既述したコンプレッサー等の変動負荷8cが含まれ
ているものとする。即ち、この変動負荷8cは、図に示
すように、一定値の抵抗R1と特定の周期で脈動する変
動抵抗R2とで構成される等価回路で表される。
していたインバータ6の定電圧制御系で、それぞれ17
はインバータ6の出力電圧を検出する電圧センサ、18
はインバータ出力電圧基準、19は電圧コントローラ、
20は電圧コントローラ19からの制御電圧指令により
インバータ6が動作すべき所定の通流率のパルスを各ス
イッチング素子に出力するパルス発生回路である。
共振フィルタ回路で、第1のインダクタンス要素22と
第1のキャパシタンス要素23との直列体からなりフィ
ルタ用コンデンサ5に並列に接続されている。
クタンス要素22およびキャパシタンス要素23のイン
ダクタンスL1およびキャパシタンスC1は、以下の関係
式が成立するように設定される。 f=1/{2・π・√(L1・C1)}・・・・・・・・・・(1) ここで、fは変動負荷8cの抵抗R2の変動に起因して
発生し得る変動電圧成分の周波数である。即ち、第1の
共振フィルタ回路21は周波数fで共振する特性を有し
ている。従って、周波数fにおいては、インバータ6の
入力電圧を形成するフィルタ用コンデンサ5の両端は第
1の共振フィルタ回路21によって短絡された形とな
り、インバータ6の入力電圧には上記変動電圧成分が重
畳されることはない。
は、その入力電圧が一定という条件でPWM制御もしく
はPAM制御により出力電圧を一定にする制御動作を行
う。従って、この入力電圧が所定の周波数fで変動する
と制御系が不安定となり、インバータ6の入力側ばかり
かその出力電圧中の変動電圧成分も拡大される可能性が
ある。図1の実施例1ではフィルタ用コンデンサ5と並
列に接続した第1の共振フィルタ回路21がインバータ
6の入力電圧を一定に保つので、その定電圧制御系の安
定性が担保され、結果として変動負荷8cに起因する変
動電圧成分が抑制される。
フィルタ回路21によって短絡されるので、パンタグラ
フ1から直流電源側へ流出することがない。従って、こ
の変動電圧成分が妨害電流を発生させ地上側信号機器や
他の機器の保護回路等に誤動作、誤検出等の悪影響を及
ぼすこともない。
る車両用補助電源装置を示す回路構成図である。この実
施例では、第2のインダクタンス要素24と第2のキャ
パシタンス要素25との直列体からなる第2の共振フィ
ルタ回路26をフィルタ用リアクトル4と並列に接続し
ている。そして、両要素24,25のインダクタンスL
2およびキャパシタンスC2は以下の関係式が成立するよ
うに設定される。 f=1/{2・π・√(L2・C2)}・・・・・・・・・・(2)
電圧成分の周波数fで共振状態となりそのインピーダン
スが零となってフィルタ用リアクトル4を短絡する。従
って、周波数fにおいては、インバータ6の入力側が、
その容量に比較して十分大きな容量をもつ直流電源母線
に直接接続されたと等価となり、インバータ6はその入
力電圧一定の条件が満足され、定電圧制御系の動作が安
定し、結果として変動電圧成分が抑制されることにな
る。
る共振フィルタ回路の要部のみを示す図である。この実
施例では、第3のインダクタンス要素27と第3のキャ
パシタンス要素28との直列体からなる第3の共振フィ
ルタ回路29をフィルタ用リアクトル4と並列に接続し
ている。そして、両要素27,28のインダクタンスL
3およびキャパシタンスC3は以下の関係式が成立するよ
うに設定される。 f=1/{2・π・√([L+L3]・C3)}・・・・・・(3) ここで、Lはフィルタ用リアクトル4のインダクタンス
である。即ち、第3の共振フィルタ回路29のインダク
タンスL3、キャパシタンスC3にフィルタ用リアクトル
4のインダクタンスLを加えたとき周波数fで共振状態
となる。従って、フィルタ用リアクトル4と第3の共振
フィルタ回路29とを並列接続したものの合成インピー
ダンスは周波数fにおいて理論上無限大となり、現実的
にも非常に大きな値となる。
圧成分が発生しても、直流電源側への流出が確実に阻止
され、信号機器等への悪影響が防止される。なお、以上
の条件、即ち上記合成インピーダンスを周波数fにおい
て非常に大きくするという条件を満足させるだけであれ
ば、インダクタンスL3を省略し、L3=0として上記
(3)式が成立するようキャパシタンスC3を設定する
ようにしてもよい。
る車両用補助電源装置を示す回路構成図である。この実
施例は従来の図7で示したものと同様に、チョッパ2と
インバータ6とを組み合わせた方式のものである。但
し、図4ではそれらの定電圧制御系および負荷8の詳細
は図示を省略している。図において、30はチョッパ2
の出力側、インバータ6の入力側に挿入された平滑フィ
ルタ回路で、フィルタ用リアクトル31とフィルタ用コ
ンデンサ32との直列体からなる。インバータ6の入力
側はこのフィルタ用コンデンサ32に接続される。
ンス要素33と第4のキャパシタンス要素34との直列
体からなる第4の共振フィルタ回路35をフィルタ用コ
ンデンサ32と並列に接続している。更に、両要素3
3,34のインダクタンスL4およびキャパシタンスC4
は以下の関係式が成立するように設定される。 f=1/{2・π・√(L4・C4)}・・・・・・・・・・(4)
負荷8cが存在しても定電圧制御系の動作の安定性が確
保されるとともに、変動負荷8cに起因する変動電圧成
分の直流電源への流出が防止される。更に、この実施例
4では、第4の共振フィルタ回路35をチョッパ2の出
力側に設けているので、チョッパ2により一定値に制御
された直流電圧が印加されることになり、ハードウェア
としての絶縁仕様が軽減され電圧変化の大きい架線電圧
が直接印加される場合に比較して機器の小形化が可能と
なる。また、万一、共振フィルタ回路35に異常が生じ
た場合にも、チョッパ2の保護回路により、事故電流を
高速度に遮断することができるので、装置としての信頼
性も向上する。
る車両用補助電源装置を示す回路構成図である。この実
施例では、第5のインダクタンス要素36と第5のキャ
パシタンス要素37との直列体からなる第5の共振フィ
ルタ回路38をフィルタ用リアクトル31と並列に接続
している。そして、両要素36,37のインダクタンス
L5およびキャパシタンスC5は以下の関係式が成立する
ように設定される。 f=1/{2・π・√([L0+L5]・C5)}・・・・・(5) ここで、L0はフィルタ用リアクトル31のインダクタ
ンスである。
とえ変動負荷8cに起因して変動電圧成分が発生しても
そのチョッパ2側、更には直流電源側への流出が確実に
阻止され、信号機器等への悪影響が防止される。また、
この第5の共振フィルタ回路38はチョッパ2の出力側
に設けているので、前述した実施例4の場合と同様、機
器の小形化が可能となり、信頼性も向上するという効果
がある。
る車両用補助電源装置を示す回路構成図である。この実
施例では第6のインダクタンス要素39と第6のキャパ
シタンス要素40との直列体からなる第6の共振フィル
タ回路41をインバータ6の出力側であるトランス7の
負荷側に挿入している。そして、両要素39,40のイ
ンダクタンスL6およびキャパシタンスC6は以下の関係
式が成立するように設定される。 f=1/{2・π・√(L6・C6)}・・・・・・・・・・(6) この場合、第6の共振フィルタ回路41は低圧の交流回
路に設けられるので、変動負荷8cに起因する変動電圧
成分の抑制、直流電源側への流出防止の効果があるとと
もに、耐圧仕様が軽減され、しかも直流電圧の重畳がな
いので、機器の小形化が可能となる。
置に適用した場合について説明したが、この発明は車両
用以外の用途にも同様に適用することができ同等の効果
を奏することは当然である。また、チョッパ2やインバ
ータ6の定電圧制御系は以上で例示した回路構成のもの
に限定される訳ではない。更に、変動負荷として、上記
各実施例では、その抵抗R2が特定の周期で脈動するも
のとしたが、リアクタンス等他のインピーダンス要素が
脈動、変動する負荷を想定してもよい。
インバータおよび平滑フィルタ回路を備えた所定の電源
装置において、変動負荷のインピーダンス変動に起因し
て発生する変動電圧成分の周波数で共振する共振フィル
タ回路を備えたので、この共振フィルタ回路が変動電圧
成分を吸収し、同変動電圧成分による弊害が防止され
る。
動電圧成分の周波数で共振する第1の共振フィルタ回路
をフィルタ用コンデンサと並列に接続するようにしたの
で、インバータの入力側で上記変動電圧成分が吸収さ
れ、インバータの入力電圧が変動電圧成分に影響されず
一定に保たれ定電圧制御系の動作が安定に維持されると
ともに、変動電圧成分の直流電源側への流出が阻止され
信号機器等への悪影響が防止される。
動電圧成分の周波数で共振する第2の共振フィルタ回路
をフィルタ用リアクトルと並列に接続するようにしたの
で、上記変動電圧成分の周波数でその第2の共振フィル
タ回路のインピーダンスが零となり、上記周波数におけ
るインバータ入力電圧の変動が抑制され定電圧制御系の
安定性が確保される。
タ用リアクトルのインダクタンスを加えたとき上記変動
電圧成分の周波数で共振する第3の共振フィルタ回路を
フィルタ用リアクトルと並列に接続するようにしたの
で、上記変動電圧成分の周波数でその第3の共振フィル
タ回路とフィルタ用リアクトルとの合成インピーダンス
が無限大となり、上記変動電圧成分の直流電源側への流
出が防止される。
インバータおよび平滑フィルタ回路を備えた所定の電源
装置において、変動負荷のインピーダンス変動に起因し
て発生する変動電圧成分の周波数で共振する共振フィル
タ回路を備えたので、この共振フィルタ回路が変動電圧
成分を吸収し、同変動電圧成分による弊害が防止され
る。
動電圧成分の周波数で共振する第4の共振フィルタ回路
をフィルタ用コンデンサと並列に接続するようにしたの
で、インバータの入力側で上記変動電圧成分が吸収さ
れ、インバータの入力電圧が変動電圧成分に影響されず
一定に保たれ定電圧制御系の動作が安定に維持されると
ともに、変動電圧成分のチョッパおよび直流電源側への
流出が阻止され信号機器等への悪影響が防止される。ま
た、一定値に制御されたチョッパの出力電圧が印加され
ることになるので、共振フィルタ回路の小形化が可能と
なる。
タ用リアクトルのインダクタンスを加えたとき上記変動
電圧成分の周波数で共振する第5の共振フィルタ回路を
フィルタ用リアクトルと並列に接続するようにしたの
で、上記変動電圧成分の周波数でその第5の共振フィル
タ回路とフィルタ用リアクトルとの合成インピーダンス
が無限大となり、上記変動電圧成分のチョッパ側および
直流電源側への流出が防止される。また、一定値に制御
されたチョッパの出力電圧が印加されることになるの
で、共振フィルタ回路の小形化が可能となる。
動電圧成分の周波数で共振する第6の共振フィルタ回路
をインバータの出力側に接続するようにしたので、変動
電圧成分が抑制されるとともに直流電源側への流出が阻
止される。また、直流電圧の重畳がないので共振フィル
タ回路の小形化が可能となる。
を示す回路構成図である。
を示す回路構成図である。
の要部を示す回路構成図である。
を示す回路構成図である。
を示す回路構成図である。
を示す回路構成図である。
ある。
ーラ 21 第1の共振フィルタ回路 22 第1のインダクタンス要素 23 第1のキャパシタンス要素 24 第2のインダクタンス要素 25 第2のキャパシタンス要素 26 第2の共振フィルタ回路 27 第3のインダクタンス要素 28 第3のキャパシタンス要素 29 第3の共振フィルタ回路 30 平滑フィルタ回路 31 フィルタ用リアクトル 32 フィルタ用コンデンサ 33 第4のインダクタンス要素 34 第4のキャパシタンス要素 35 第4の共振フィルタ回路 36 第5のインダクタンス要素 37 第5のキャパシタンス要素 38 第5の共振フィルタ回路 39 第6のインダクタンス要素 40 第6のキャパシタンス要素 41 第6の共振フィルタ回路
Claims (8)
- 【請求項1】 フィルタ用リアクトルとフィルタ用コン
デンサとの直列体からなり直流電源に接続された平滑フ
ィルタ回路、入力側が上記フィルタ用コンデンサに接続
され直流電力を交流電力に変換して負荷に出力するイン
バータ、およびこのインバータの出力電圧を検出しこれ
を一定に制御する定電圧制御系を備え、上記負荷に特定
の周期でそのインピーダンスが変動する変動負荷を有す
る場合において、 インダクタンス要素とキャパシタンス要素とからなり、
上記変動負荷のインピーダンス変動に起因して上記定電
圧制御系の動作により発生する変動電圧成分の周波数で
共振する共振フィルタ回路を備えたことを特徴とする電
源装置。 - 【請求項2】 第1のインダクタンス要素と第1のキャ
パシタンス要素との直列体からなり、変動電圧成分周波
数で共振する第1の共振フィルタ回路をフィルタ用コン
デンサと並列に接続したことを特徴とする請求項1記載
の電源装置。 - 【請求項3】 第2のインダクタンス要素と第2のキャ
パシタンス要素との直列体からなり、変動電圧成分周波
数で共振する第2の共振フィルタ回路をフィルタ用リア
クトルと並列に接続したことを特徴とする請求項1記載
の電源装置。 - 【請求項4】 第3のインダクタンス要素と第3のキャ
パシタンス要素との直列体からなり、これら要素にフィ
ルタ用リアクトルのインダクタンスを加えたとき変動電
圧成分周波数で共振する第3の共振フィルタ回路を上記
フィルタ用リアクトルと並列に接続したことを特徴とす
る請求項1記載の電源装置。 - 【請求項5】 入力側が直流電源に接続され直流電圧を
制御して出力するチョッパ、フィルタ用リアクトルとフ
ィルタ用コンデンサとの直列体からなり上記チョッパの
出力側に接続された平滑フィルタ回路、入力側が上記フ
ィルタ用コンデンサに接続され直流電力を交流電力に変
換して負荷に出力するインバータ、および上記チョッパ
とインバータとの出力電圧を検出し、これらを一定に制
御する定電圧制御系を備え、上記負荷に特定の周期でそ
のインピーダンスが変動する変動負荷を有する場合にお
いて、 インダクタンス要素とキャパシタンス要素とからなり、
上記変動負荷のインピーダンス変動に起因して上記定電
圧制御系の動作により発生する変動電圧成分の周波数で
共振する共振フィルタ回路を備えたことを特徴とする電
源装置。 - 【請求項6】 第4のインダクタンス要素と第4のキャ
パシタンス要素との直列体からなり、変動電圧成分周波
数で共振する第4の共振フィルタ回路をフィルタ用コン
デンサと並列に接続したことを特徴とする請求項5記載
の電源装置。 - 【請求項7】 第5のインダクタンス要素と第5のキャ
パシタンス要素との直列体からなり、これら要素にフィ
ルタ用リアクトルのインダクタンスを加えたとき変動電
圧成分周波数で共振する第5の共振フィルタ回路を上記
フィルタ用リアクトルと並列に接続したことを特徴とす
る請求項5記載の電源装置。 - 【請求項8】 第6のインダクタンス要素と第6のキャ
パシタンス要素との直列体からなり、変動電圧成分周波
数で共振する第6の共振フィルタ回路をインバータの出
力側に接続したことを特徴とする請求項1ないし7のい
ずれかに記載の電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065950A JP2820193B2 (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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