JP2820188B2 - 遊技用媒体又は硬貨の洗浄装置 - Google Patents

遊技用媒体又は硬貨の洗浄装置

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JP2820188B2
JP2820188B2 JP5107896A JP10789693A JP2820188B2 JP 2820188 B2 JP2820188 B2 JP 2820188B2 JP 5107896 A JP5107896 A JP 5107896A JP 10789693 A JP10789693 A JP 10789693A JP 2820188 B2 JP2820188 B2 JP 2820188B2
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山田  正明
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協和電子工業株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の遊技用媒体や硬
貨を洗浄液で攪拌洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段で
洗浄された遊技用媒体又は硬貨に付着している洗浄液を
除去する洗浄液除去手段と、前記洗浄手段で洗浄された
遊技用媒体又は硬貨を前記洗浄液除去手段に供給する供
給手段とが設けられている遊技用媒体又は硬貨の洗浄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記遊技用媒体又は硬貨の洗浄装置とし
ては、遊技用媒体である遊技用メダル或いは硬貨のよう
な円板状体を洗浄する洗浄装置があり、このような円板
状体洗浄装置は、複数の円板状体を攪拌洗浄するので、
大量の円板状体を効率よく洗浄処理できる利点がある
が、従来、円板状体を洗浄液に浸してある洗浄用ドラム
内に投入して、洗浄用ドラムの回転で円板状体を攪拌洗
浄する洗浄手段と、熱風が導入される乾燥用ドラム内に
洗浄された円板状体を投入して、乾燥用ドラムの回転で
円板状体を攪拌しながら当該円板状体に付着している洗
浄液を熱風で蒸発除去する洗浄液除去手段と、洗浄用ド
ラムと共に一体回転する螺旋体を当該洗浄用ドラム内に
設けて、洗浄用ドラムの回転にともなう螺旋体の回転で
当該洗浄用ドラム内の円板状体を乾燥用ドラム内に供給
する供給手段とを設け、洗浄用ドラムと乾燥用ドラムと
を横軸芯周りで一体回転させて、円板状体を攪拌しなが
ら一連の洗浄処理を行うよう構成した円板状体洗浄装置
が提案されている(例えば、特開昭57−5190号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、洗浄手段で洗浄した後の円板状体を攪拌しながら、
当該円板状体に付着した洗浄液を除去するので、乾燥用
ドラムの回転中に円板状体が傷つき易いとともに、付着
洗浄液が除去されるべき円板状体の姿勢が不規則で、付
着洗浄液が除去される度合いにむらができ易く、洗浄し
た円板状体の全部について、均等または略均等に付着洗
浄液が除去された状態に処理しにくい欠点がある。本発
明は上記実情に鑑みてなされたものであって、洗浄液除
去手段に対する遊技用媒体又は硬貨の供給姿勢を工夫す
ることにより、大量の遊技用媒体又は硬貨を傷付けにく
い状態で、攪拌洗浄された遊技用媒体又は硬貨の全部又
は略全部について、均等または略均等に付着洗浄液が除
去された状態に効率よく洗浄処理できる遊技用媒体又は
硬貨の洗浄装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、冒記遊技用媒体又は硬貨の洗浄
装置において、前記供給手段に、遊技用媒体又は硬貨
供給方向に対して交差する横方向に並べた載置搬送状態
で前記洗浄液除去手段に供給する搬送手段と、載置搬送
状態で前記洗浄液除去手段に供給される遊技用媒体又は
硬貨の重なりを解消する重なり解消手段とが設けられて
いる点にある。
【0005】
【作用】攪拌洗浄された遊技用媒体又は硬貨を洗浄液除
去手段に対して、上下に重ならない姿勢で連続的かつ大
量に供給でき、しかも、洗浄液除去手段による各遊技用
媒体又は硬貨に対する洗浄液除去条件を一定化又は略一
定化できる。
【0006】
【発明の効果】大量の遊技用媒体又は硬貨を傷付けにく
い状態で、攪拌洗浄された遊技用媒体又は硬貨の全部又
は略全部について、均等または略均等に付着洗浄液が除
去された状態に効率よく洗浄処理できる。
【0007】
【実施例】図4,図5は、複数の遊技用媒体としてのス
ロットマシン等で使用される遊技用メダルMを、水に洗
剤等の洗浄成分を溶け込ませてある洗浄1で攪拌洗浄
する洗浄手段Aと、洗浄手段Aで洗浄されたメダルMに
付着している洗浄を除去する洗浄除去手段Bと、洗
浄手段Aで洗浄されたメダルMを洗浄除去手段Bに供
給する供給手段Cとが設けられているメダル洗浄装置を
示す。
【0008】前記洗浄手段Aは、洗浄1が貯留されて
いる洗浄槽2と、洗浄1の水位を検出する水位センサ
ー3と、洗浄1の水位を制限するオーバーフロー管4
と、洗浄槽2内の洗浄1を加温するヒーター5と、洗
1の温度を検出する水温センサー6と、コック7が
備えられている排水管8と、下側部分を洗浄槽2の洗浄
1中に浸した状態で、横軸芯X周りで回転自在に支承
されている円筒状の洗浄ドラム9と、洗浄ドラム9を駆
動回転させる電動モーター10とを設けて構成され、洗
浄ドラム9の周壁には多数のパンチ孔11が形成され、
メダルタンク12を備えたベルトフィーダー13の駆動
で洗浄すべきメダルMがドラム軸芯方向一端側の洗浄ド
ラム9内に投入される。そして、洗浄ドラム9の周壁内
面に、横送り用の三枚の螺旋羽根14が周方向に等間隔
を隔てて固定され、図1に示すように、洗浄ドラム9内
に投入されたメダルMは、洗浄ドラム9の駆動回転でド
ラム軸芯方向他端側に横送りされながら攪拌洗浄され
る。
【0009】前記供給手段Cは、螺旋羽根14の横送り
方向終端側の各々に連設されている掻き上げ羽根15
と、これらの掻き上げ羽根15どうしの間の各々に周方
向に等間隔を隔てて位置する状態で固定されている二枚
の補助掻き上げ羽根16と、ドラム軸芯方向他端側から
洗浄ドラム9内に入り込む状態で固定されている排出シ
ュート17と、メダルMを供給方向に対して交差する横
方向に並べた載置搬送状態で洗浄液除去手段Bに供給す
る搬送手段としての、幅広の搬送ベルト18が搬送方向
下手側ほど高くなる状態に配置されているベルトコンベ
ヤ19と、載置搬送状態で洗浄液除去手段Bに供給され
るメダルMの重なりを解消する重なり解消手段として
の、搬送ベルト18上面からメダル一枚分の厚みよりも
若干大きい間隔を隔てて当該搬送ベルト18の移動方向
とは逆方向に駆動回転される逆転ローラー20とを設け
て構成され、排出シュート17には水切り用の多数のパ
ンチ孔21が形成され、搬送ベルト18には水切り用の
多数の溝が搬送方向に沿って形成されている。前記逆転
ローラー20はベルトコンベヤ19の駆動に連動して駆
動回転され、載置搬送されてきたメダルMが上下に重な
っていると、その重なっているメダルMを搬送方向上手
側に押し退けて、メダルMがその重なりを解消した状態
洗浄液除去手段Bに供給されるよう構成されている。
そして、図3に示すように、洗浄ドラム9内のドラム軸
芯方向他端側に横送りされたメダルMが、掻き上げ羽根
15,16で洗浄ドラム9内上部に掻き上げられてから
排出シュート17上に落下して受け止められ、メダルM
の受け止めにともなう衝撃で当該メダルMに付着してい
る洗浄液が効果的に水切りされるとともに、図1,図2
に示すように、排出シュート17で搬送ベルト18上に
滑降排出されたメダルMは、更に、当該搬送ベルト18
上で水切りされながら載置搬送され、搬送ベルト18上
のメダルMの重なりが逆転ローラー20で解消されて、
多数のメダルMが互いに上下に重なることなく載置搬送
状態で洗浄液除去手段Bに供給される。
【0010】前記洗浄液除去手段Bは、メダルMの表裏
を上下方向から挟み付けながら送り出すよう軸支されて
いる駆動ローラー22と従動ローラー23との組み合わ
せの二組と、ベルトコンベヤ19と上手側駆動ローラー
22との間及び前後の駆動ローラー22の間へのメダル
Mの落ち込みを防止する樹脂製の送り込みガイド24
と、従動ローラー23をメダル挟み付け方向にバネ付勢
する付勢機構25と、駆動ローラー22の各々をその下
側から径方向に押圧する絞りローラー26とを設けて構
成され、駆動ローラー22と従動ローラー23との各々
は、その周面が吸水性を備えた筒状の吸水材(東洋ポリ
マー(株)製 商品名ルビセル)で構成されているとと
もに、各駆動ローラー22はベルトコンベヤ19の駆動
に連動して駆動回転される。そして、図1,図2に示す
ように、載置搬送状態で水切りしながら供給されたメダ
ルMが、互いに上下に重ならない姿勢で上手側のローラ
ー22,23間と下手側のローラー22,23間とに順
に挟まれてその表裏に付着している洗浄水が吸水材に吸
水除去された後、メダルシュート27に落下して所定の
ホッパー(図外)に回収される。前記絞りローラー26
は駆動ローラー22の吸水材を径方向に弾性変形させて
当該吸水材に吸水された洗浄を絞り出すもので、絞り
出された洗浄はドレン用シュート28でドレンタンク
29に集められる。
【0011】前記ドレンタンク29には、当該ドレンタ
ンク29内の洗浄1を洗浄槽2に供給するポンプ30
と、ドレンタンク29内の洗浄1の水位が所定のレベ
ル以下か否かを検出する水位センサー31とが設けら
れ、水位センサー31が所定のレベル以下になったこと
を検出すると、洗浄1が不足している旨を操作パネル
(図外)に表示するよう構成してある。32は洗浄装置
の作動を制御する制御ボックスで、洗浄槽2内の水位セ
ンサー3による検出結果に基づいてポンプ30が駆動さ
れて洗浄槽2内の洗浄1の量が略一定に保たれ、液温
センサー6による検出結果に基づいてヒーター5が作動
されて洗浄槽2内の洗浄1の温度が略一定に保たれ
る。
【0012】〔その他の実施例〕 1.洗浄手段は、洗浄タンク内に設けた攪拌羽根の回転
で、洗浄タンク内に投入した遊技用媒体又は硬貨を攪拌
洗浄するものであっても良く、その構成は限定されな
い。 2.洗浄液除去手段は、載置搬送状態で供給される遊技
用媒体又は硬貨に熱風を吹き付けて、当該遊技用媒体又
は硬貨に付着している洗浄液を蒸発除去するものであっ
ても良い。 3.遊技用媒体又は硬貨を供給方向に対して交差する横
方向に並べた載置搬送状態で洗浄液除去手段に供給する
搬送手段は、駆動回転される多数の搬送ローラーを搬送
方向に配設して、搬送ローラー上に載せた遊技用媒体又
は硬貨を搬送方向下手側に隣合う搬送ローラーに受渡し
ながら搬送するものでも良く、その構成は限定されな
い。 4.遊技用媒体又は硬貨を洗浄液除去手段に供給する搬
送手段の載置搬送部材の搬送面を吸水性を備えた吸水材
で構成し、載置搬送される遊技用媒体又は硬貨の下面側
に付着した液分をその吸水材で吸水するようにしても良
い。 5.重なり解消手段は、載置搬送される遊技用媒体又は
硬貨に振動を与えて重なりを解消するものであっても良
く、その構成は限定されない。 .実施例において、逆転ローラーの周面を吸水性を備
えた吸水材で構成しても良い。 .実施例において、熱風で遊技用媒体又は硬貨に付着
している液分を蒸発させる手段を併用しても良い。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄状態を示す要部の一部断面平面図
【図2】洗浄状態を示す要部の一部断面側面図
【図3】図1のIII−III線矢視断面図
【図4】洗浄装置の内部を示す一部断面側面図
【図5】洗浄装置の内部を示す一部断面平面図
【符号の説明】
1 洗浄液 19 搬送手段 20 重なり解消手段 A 洗浄手段 B 洗浄液除去手段 C 供給手段 M 遊技用媒体又は硬貨

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技用媒体又は硬貨(M)を洗浄
    液(1)で攪拌洗浄する洗浄手段(A)と、前記洗浄手
    段(A)で洗浄された遊技用媒体又は硬貨(M)に付着
    している洗浄液を除去する洗浄液除去手段(B)と、前
    記洗浄手段(A)で洗浄された遊技用媒体又は硬貨
    (M)を前記洗浄液除去手段(B)に供給する供給手段
    (C)とが設けられている遊技用媒体又は硬貨の洗浄装
    置において、前記供給手段(C)に、遊技用媒体又は硬
    (M)を供給方向に対して交差する横方向に並べた載
    置搬送状態で前記洗浄液除去手段(B)に供給する搬送
    手段(19)と、載置搬送状態で前記洗浄液除去手段
    (B)に供給される遊技用媒体又は硬貨(M)の重なり
    を解消する重なり解消手段(20)とが設けられている
    ことを特徴とする遊技用媒体又は硬貨の洗浄装置。
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