JP2820171B2 - 車両用内燃機関の燃料制御装置 - Google Patents

車両用内燃機関の燃料制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の負荷状態が
高負荷状態であるときに内燃機関の燃焼室への燃料の供
給量を増量すべく燃料噴射量を制御する車両用内燃機関
の燃料制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関状態および車両走行
状態を検出して内燃機関の燃焼室内への燃料供給量を電
子的に制御する内燃機関において、内燃機関が高負荷状
態であるか否かを判別し、高負荷状態であるなら燃料供
給量を増加すべく制御する装置がある。
【0003】このとき、内燃機関が高負荷状態であるか
否かの判別に際し、スロットル開度センサを設けず、吸
気管圧力の大きさに基づいて判別するものも提案されて
いる。すなわち、内燃機関の回転数に基づいて高負荷判
定するための判定レベルを作成し、この判定レベルと吸
気管圧力とを比較して吸気管圧力が判定レベル以上にな
ると高負荷状態であると判定するものである(例えば、
特開平1ー277631号公報)。
【0004】しかしながら、上記手法においては、高負
荷状態であるにも拘らず、例えば車両が高地を走行して
いるときなど吸気管圧力が大気圧の影響を受けて判定レ
ベル以上に上昇しないために高負荷状態であると判定さ
れず、よって内燃機関は充分な出力を得ることができな
いといった問題が生じていた。
【0005】また、大気圧の影響を考慮して高負荷判定
する手法として、新たに大気圧を検出する大気圧センサ
を設け、大気圧センサの検出結果を用いて吸気管圧力を
補正するものがあるが、新たにセンサを設ける必要があ
ることから装置が複雑になると共に、装置が高価になる
という欠点があった。
【0006】また、特開昭61ー207857号公報に
示す如く、車両の変速機における変速位置を検出し、変
速位置毎に設けた所定値より実際の機関回転数が大きい
ときスロットル開度が全開であると判断して、このとき
の吸気管圧力センサの大きさを大気圧として読み込み、
この大気圧で高負荷判定するための判定レベルを補正し
た後、吸気管圧力と判定レベルとを比較して高負荷判定
するという手法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記手法に
おいては、例えば長い降坂路を走行している場合におい
て、スロットル開度が半開、或いは微開であるにも拘ら
ず、機関回転数が徐々に上昇して所定値以上大きくなる
と、スロットル開度が全開であると判断してこのときの
吸気管圧力を大気圧として読み込んでしまうことによ
り、内燃機関が高負荷状態であると誤判定する恐れがあ
る。
【0008】また、その逆に車両が急な登坂路を走行し
ている場合には、スロットル開度が全開であるにも拘ら
ず、機関回転数があまり上昇しないことから高負荷状態
でないと判断してしまう恐れがある。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、変速機の変速位置と車速とから高負荷
判定するための判定圧力を直接設定し、この判定圧力と
実際の吸気管圧力とを比較して高負荷判定することによ
り、内燃機関への燃料供給を増量するという要求にある
内燃機関の高負荷状態を正確に検出し、効果的な車両走
行を実現することのできる車両用内燃機関の燃料制御装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による車両用内燃機関の燃料制御装置は図1に
示す如く、車両の速度を検出する車速検出手段と、内燃
機関の回転数を検出する機関回転数検出手段と、前記車
速検出手段と機関回転数検出手段との検出結果に基づい
て内燃機関の変速機における変速状態を検出する変速状
態検出手段と、前記内燃機関の吸気管内の圧力を検出す
る吸気管圧力検出手段と、前記吸気管内圧力の検出時に
おける前記車速検出手段の検出結果と前記変速状態検出
手段の検出結果とに基づいて吸気管圧力判定値を設定す
る圧力判定値設定手段と、前記吸気管圧力検出手段の検
出結果と前記圧力判定値設定手段の設定結果とを比較
し、前記吸気管圧力検出手段の検出結果が前記圧力判定
値設定手段の設定結果より大きいときに前記内燃機関が
高負荷状態であると判定する高負荷判定手段と、前記内
燃機関が高負荷状態であると判定されると前記内燃機関
への燃料噴射量を増大させる燃料噴射量増大手段とを備
えるという技術的手段を採用する。
【0011】
【作用】本発明によれば、吸気管圧力検出手段において
検出される吸気管内圧力と、吸気管内圧力の検出時にお
ける車速と変速状態とに基づいて設定される圧力判定値
とを比較して、上記吸気管圧力が圧力判定値より大きい
ときに内燃機関が高負荷状態であると判定し、上記内燃
機関への燃料噴射量を増大する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。図2は本発明の一実施例における装置の概略構
成図である。
【0013】図2において、1は内燃機関であり、2は
図示しないエアクリーナから導入された吸入空気を内燃
機関1内に導く吸気管である。また、吸気管2内には図
示しないアクセルペダルに連動して開閉し、上記吸入空
気の吸入量を制御するスロットルバルブ3が配設されて
いる。
【0014】4は吸気管2内の圧力を検出して後述する
電子制御装置に検出信号を入力する吸気管圧力検出手段
としての圧力センサである。5はディストリビュータ6
に内蔵され、所定クランク角毎に信号を出力して、内燃
機関1の回転速度Ne(以下、機関回転数という)を求
めるための回転角センサであり、回転角センサ5からの
検出信号も後述する電子制御装置に入力される。
【0015】7は例えば、図示しない車両のスピードメ
ータケーブルの回転から車両の速度を検出する車速セン
サであり、同じく車速センサ7からの検出信号も後述す
る電子制御装置に入力される。
【0016】8は上記各センサおよび図示しないセンサ
からの検出信号に基づいて燃料系および点火系の最適な
制御量を演算し、インジェクタ9およびイグナイタ10
等を的確に制御するための制御信号を出力する公知の電
子制御装置(以下、ECUという)である。
【0017】また、ECU8は演算処理を行う公知のC
PU8a、制御プログラムおよび演算に必要な制御定数
を記憶しておくための読み出し専用のROM8b、上記
CPU52動作中に演算データを一時記憶するためのR
AM8c、およびECU50外部からの信号を入出力す
るためのI/Oポート8dにより構成されている。
【0018】さらに、ECU8は回転角センサ5および
車速センサ7からの情報に基づいて車両の変速状態を検
出する変速状態検出手段をなし、また、この変速状態と
車速センサ7からの情報とに応じて圧力判定値を設定し
て(圧力判定値設定手段)、圧力センサ4の検出信号と
圧力判定値とに基づいて後述する手法を用いて、内燃機
関1が高負荷状態であるか否かを判定する高負荷判定手
段をなす。
【0019】次に、内燃機関1の高負荷時に燃料噴射量
を増大させる作動について、図3および図4に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。図3は内燃機関1が高負
荷状態であるか否かを判定するルーチンであり、ステッ
プ100では回転角センサ5からの検出信号に基づいて
機関回転数Neを算出し、ステップ110では車速セン
サ7の検出信号に基づいて車速SPDを読み込む。
【0020】ステップ120ではステップ100および
ステップ110で読み込んだ機関回転数Neと車速SP
Dとから車両の変速機における変速位置GEPを求め
る。なお、変速位置GEPは、例えばROM8b内に予
め記憶されている図5に示すような車速SPDー機関回
転数Neの2次元マップから求めるものである。
【0021】ここで、図5の2次元マップは、例えば路
面状態によって車輪が滑ることから車速SPDと機関回
転数Neとのパラメータに対し変速位置GEPは或る範
囲を持たせて設定している。さらに、変速位置GEPが
ニュートラル状態にあるときの変速位置の誤判定を防止
するために、各変速位置GEPとの境界(例えば、2速
と3速)は接することなく所定の間隔を設けている。
【0022】ステップ130では図6に示すような2次
元マップを用いて車速SPDと変速位置GEPとから、
内燃機関1が高負荷状態であるか否かを判定するための
判定値PMthを設定する。
【0023】なお、図6の2次元マップは、車両が低地
(海抜0m)の平坦路を定常走行したときの各車速SP
Dに対する吸気圧力値に基づいて作成するものである。
また、車速SPDが0近傍での判定値PMthの値は各変
速位置GEPとも内燃機関のアイドル時の吸気管圧力P
ADL となるように設定する。
【0024】ステップ140では吸気管圧力センサ4か
らの信号に基づき現在の内燃機関の吸気管圧力PMを読
み込む。ステップ150ではステップ130で求めた判
定値PMthとステップ140で読み込んだ吸気管圧力P
Mとを比較して、吸気管圧力PMが判定値PMthより大
きな値となっているときには高負荷状態であると判別し
てステップ160に進み、吸気管圧力PMが判定値PM
thより大きな値となっていないときには高負荷状態では
ないと判別してステップ170に進む。
【0025】ステップ160では後述する燃料噴射量を
決定するルーチンにおいて、燃料噴射量を所定量増量す
る処理を実行させるための燃料増量フラグFBXをセッ
トしてメインルーチンにリターンする。また、ステップ
170では燃料増量フラグFBXをリセットしてメイン
ルーチンにリターンする。
【0026】なお、ここでは吸気管圧力PMと判定値P
thとを比較して高負荷判定をしたが、図6の2次元マ
ップから求まる判定値PMthに所定値α(例えば、α=
150mmHg)を加算した値PMth+αと吸気管圧力
PMとの比較によって高負荷判定をするようにしてもよ
い。このように判定値を所定値αだけ大きく設定するこ
とにより、例えば勾配の緩やかな登坂路では通常の燃料
供給量で充分に走行することができることから、この場
合には後述する噴射量設定ルーチンにおいて燃料供給を
増量しないように制御することができる。
【0027】次に、燃料噴射量を決定する作動について
図4に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、
図4のルーチンは所定回転角毎に実行される。ステップ
200では吸気管2内に設けられた圧力センサ4からの
情報に基づいて、吸気圧力Pを読み込み、ステップ21
0では回転角センサ5からの検出信号に基づいて機関回
転数Neを算出する。
【0028】ステップ220では吸気圧力Pと機関回転
数Neとに基づいて予め設定され、ROM8b内に記憶
されている2次元マップから基本噴射時間(基本噴射
量)τ i を設定する。
【0029】ステップ230では燃料増量フラグFBX
がセットされているか否かを判別して、燃料増量フラグ
FBXがセットされているならステップ240に進み、
セットされていないならステップ250に進む。
【0030】ステップ240では下記式(数式1)に従
って燃料噴射量TAUを算出する。
【0031】
【数1】TAU=τi ×Ci ×FPWR なお、Ci は例えば、内燃機関1の冷却水温の温度や吸
入空気の温度によって定まる補正係数であり、FPWR
内燃機関1が高負荷領域であることを判断して燃料噴射
量を増加すべく補正する係数である。
【0032】ステップ250では下記式(数式1)に従
って燃料噴射量TAUを算出する。
【0033】
【数2】TAU=τi ×Ci ステップ260では上記ステップ240およびステップ
250で算出した燃料噴射量TAUで内燃機関1に燃料
を供給すべく制御信号を出力する。
【0034】したがって、上述の如くスロットル開度セ
ンサを設けずに、車速SPDと変速位置GEPとから判
定値PMthを設定し、この判定値PMthと吸気管圧力P
Mとを比較することにより、正確に高負荷判定すること
ができる。
【0035】さらに、高負荷状態であると判断した場
合、内燃機関1への燃料噴射量TAUを増大することに
より、高負荷時に大きな出力を得ることができ、効果的
な車両走行を実現することができる。
【0036】なお、ここでは高負荷状態と判別したとき
に燃料噴射量を所定倍(FPWR )増量するようにした
が、吸気管圧力PMと判定値PMthとの偏差(PM−P
th)に応じて、偏差(PM−PMth)が大きいほど燃
料噴射量の増量値を大きくすべく補正係数FPWR を切り
換えるようにしてもよく、また、燃料噴射量の増量を実
行してからの経過時間に応じて燃料噴射量の増量値を徐
々に小さくすべく切り換えるようにしてもよい。このよ
うに燃料噴射量を制御することにより、燃費の悪化を防
止すると共に、機関負荷状態に応じた燃料噴射増量値を
設定することができる。
【0037】次に燃料噴射量を増量する高負荷状態であ
るか否かを判別する高負荷判定ルーチンの他の実施例に
ついて説明する。図7は内燃機関1が高負荷領域である
か否かを判別する作動を示すフローチャートであり、図
7のルーチンにおいて図3のルーチンと同様の処理を実
行するものには同符号を付し、既に詳細に説明したので
ここでの説明は省略する。
【0038】ここで、図3のルーチンと異なるところ
は、燃料噴射量を増量する内燃機関状態であるか否かの
判別条件、言い換えるなら燃料増量フラグFBXをセッ
トするか否かの判別条件である。
【0039】ステップ151では前回の吸気管圧力PM
1 と今回の吸気管圧力PMとの偏差から吸気管圧力変化
量ΔPMを求め、ステップ152では前回の機関回転数
Ne 1 と今回の機関回転数Neとの偏差から機関回転数
変化量ΔNeを求める。
【0040】ステップ153では吸気管圧力変化量ΔP
Mと所定値βとを比較し、吸気管圧力変化量ΔPMが所
定値βより小さいならステップ154に進み、吸気管圧
力変化量ΔPMが所定値βより大きいならステップ17
0に進む。
【0041】ステップ154では機関回転数変化量ΔN
eと所定値γとを比較し、機関回転数変化量ΔNeが所
定値γより小さいならステップ160に進み、機関回転
数変化量ΔNeが所定値γより大きいならステップ17
0に進む。
【0042】ステップ180では今回算出した吸気管圧
力PMおよび機関回転数Neを、前回の吸気管圧力PM
1 および機関回転数Ne1 としてRAM8c内に格納す
る。そして、図4に示した燃料噴射量設定ルーチンにお
いて、燃料増量フラグFBXを検出し、燃料増量フラグ
FBXがセットされている場合には燃料増量を実行すべ
く燃料噴射量を設定する。
【0043】すなわち、ステップ153およびステップ
154の判別処理を追加することにより、例えば車両の
市街地走行時において短時間だけ急激にアクセルペダル
を踏み込み、急加速をしたときなどにおいても、燃料噴
射量を増量する高負荷領域であると判断して燃料噴射量
を増量しまうことを防止し、燃費の悪化や空燃比がリッ
チになることによる排気ガス中の有害成分の増加を防止
することができる。
【0044】なお、燃料噴射量を増量する高負荷領域で
あるか否かの判別条件として、上述したものの他に以下
に示すような判別条件を加えてもよく、このときの高負
荷判定の作動を図8のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0045】図8のルーチンにおいて図3のルーチンと
同様の処理を実行するものには同符号を付し、既に詳細
に説明したのでここでの説明は省略する。ここで、図8
のルーチンにおいて図3のルーチンと異なるところは、
ステップ157の処理を追加したことであり、ステップ
157では吸気管圧力PMが判定値PMthより大きくな
っている状態の時間Ta を演算して、時間Ta が所定時
間T0 以上のときにステップ160に進み、燃料増量フ
ラグFBXをセットする。
【0046】また、このとき所定時間T0 は図9に示す
如く、吸気管圧力PMと判定値PM thとの偏差(PM−
PMth)の大きさに応じて切り換える、詳しくは、偏差
(PM−PMth)が大きいほど所定時間T0 を小さく設
定するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、吸
気管圧力検出手段において検出される吸気管内圧力が、
吸気管内圧力の検出時における車速と変速状態とに基づ
いて設定される圧力判定値より大きいときに内燃機関が
高負荷状態であると判定され、上記内燃機関への燃料噴
射量を増大することにより、内燃機関への燃料供給を増
量するという要求にある内燃機関の高負荷状態を正確に
検出し、効果的な車両走行を実現することのできるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明における実施例の装置の構成を示す全体
構成図である。
【図3】図2に図示した装置における高負荷判定作動の
作動説明に供するフローチャートである。
【図4】図2に図示した装置における燃料噴射量設定作
動の作動説明に供するフローチャートである。
【図5】図3に示したフローチャートの処理の説明に供
する2次元マップである。
【図6】図3に示したフローチャートの処理の説明に供
する2次元マップである。
【図7】本発明の他の実施例の作動説明に供するフロー
チャートである。
【図8】本発明の他の実施例の作動説明に供するフロー
チャートである。
【図9】図8に示したフローチャートの処理の説明に供
する2次元マップである。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 吸気管 4 吸気管圧力センサ 7 車速センサ 8 電子制御装置(ECU) 9 インジェクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/04 301 F02D 45/00 314

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の速度を検出する車速検出手段と、
    内燃機関の回転数を検出する機関回転数検出手段と、前
    記車速検出手段と機関回転数検出手段との検出結果に基
    づいて内燃機関の変速機における変速状態を検出する変
    速状態検出手段と、前記内燃機関の吸気管内の圧力を検
    出する吸気管圧力検出手段と、前記吸気管内圧力の検出
    時における前記車速検出手段の検出結果と前記変速状態
    検出手段の検出結果とに基づいて吸気管圧力判定値を設
    定する圧力判定値設定手段と、前記吸気管圧力検出手段
    の検出結果と前記圧力判定値設定手段の設定結果とを比
    較し、前記吸気管圧力検出手段の検出結果が前記圧力判
    定値設定手段の設定結果より大きいときに前記内燃機関
    が高負荷状態であると判定する高負荷判定手段と、前記
    内燃機関が高負荷状態であると判定されると前記内燃機
    関への燃料噴射量を増大させる燃料噴射量増大手段とを
    備えることを特徴とする車両用内燃機関の燃料制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記高負荷判定手段は、前記吸気管圧力
    の変化量、前記内燃機関の回転数の変化量、および前記
    車両の速度の変化量のうち少なくとも1つの変化量が所
    定値以下であり、さらに前記吸気管圧力検出手段の検出
    結果が前記圧力判定値設定手段の設定結果より大きいと
    きに前記内燃機関が高負荷状態であると判定することを
    特徴とする請求項1に記載の車両用内燃機関の燃料制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記高負荷判定手段は前記吸気管圧力検
    出手段の検出結果が前記圧力判定値設定手段の設定結果
    より所定時間以上大きくなっているときに前記内燃機関
    が高負荷状態であると判定することを特徴とする請求項
    1に記載の車両用内燃機関の燃料制御装置。
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