JP2819862B2 - 金型の潤滑剤供給装置 - Google Patents
金型の潤滑剤供給装置Info
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- JP2819862B2 JP2819862B2 JP3144956A JP14495691A JP2819862B2 JP 2819862 B2 JP2819862 B2 JP 2819862B2 JP 3144956 A JP3144956 A JP 3144956A JP 14495691 A JP14495691 A JP 14495691A JP 2819862 B2 JP2819862 B2 JP 2819862B2
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- lubricant
- supply
- supply tank
- tank
- nozzle
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0005—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing for briquetting presses
- B30B15/0011—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing for briquetting presses lubricating means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属粉末を混合した原
料粉末を成形後焼結した焼結品などを鍛造するための金
型に潤滑剤を供給する金型の潤滑剤供給装置に関する。
料粉末を成形後焼結した焼結品などを鍛造するための金
型に潤滑剤を供給する金型の潤滑剤供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、焼結鍛造品は、一般に原料粉末を
成形後焼結し、さらに高密度化、高強度化、材料特性向
上のために鍛造し、この後必要に応じて機械加工、焼入
れなどの熱処理及びバレル研摩などの後処理を経て製作
されている。前記焼結体を金型に入れて再圧縮、寸法矯
正等を行うための鍛造装置は、図2に示すようにダイス
1に下パンチ2が昇降可能に設けられ、またこの下パン
チ2に対向して上パンチ3が昇降可能に設けられてい
る。例えば水に黒鉛を混合した潤滑剤4を前記ダイス
1、下パンチ2及び上パンチ3に噴射するためのノズル
5には、圧縮空気供給路6の先端と潤滑剤供給路7の先
端が接続されている。そして前記潤滑剤供給路6は潤滑
剤4Aを収容した大気開放形の供給タンク8の底部側に
連通している。
成形後焼結し、さらに高密度化、高強度化、材料特性向
上のために鍛造し、この後必要に応じて機械加工、焼入
れなどの熱処理及びバレル研摩などの後処理を経て製作
されている。前記焼結体を金型に入れて再圧縮、寸法矯
正等を行うための鍛造装置は、図2に示すようにダイス
1に下パンチ2が昇降可能に設けられ、またこの下パン
チ2に対向して上パンチ3が昇降可能に設けられてい
る。例えば水に黒鉛を混合した潤滑剤4を前記ダイス
1、下パンチ2及び上パンチ3に噴射するためのノズル
5には、圧縮空気供給路6の先端と潤滑剤供給路7の先
端が接続されている。そして前記潤滑剤供給路6は潤滑
剤4Aを収容した大気開放形の供給タンク8の底部側に
連通している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術におい
ては、供給タンク8に収容された潤滑剤4Aをノズル5
に供給するようになっているために、前記供給タンク8
に収容された潤滑剤4Aの液面が高位にあるときと低位
にあるときとでは前記潤滑剤4Aの液面とノズル5との
落差が異なりノズル5から噴射する潤滑剤4の噴出状態
が異なり、この結果前記落差が大きいときには比較的多
量の潤滑剤4が噴射してダイス1等のみならず、鍛造装
置、該鍛造装置まわりの付帯装置に潤滑剤4が付着して
汚れたり、装置の故障の原因となる虞があった。また前
記落差が少ないときには少量の潤滑剤4が噴射するため
に、ダイス1等への潤滑剤4の付着量が不足するという
問題があった。特にアルミニュームの鍛造の場合には、
金型が嵌合しにくく、いわゆるがじりが生じ易いために
黒鉛濃度を高くなるする必要がある。このためにノズル
5が詰まり、潤滑剤4が噴出しにくくなるという問題が
ある。この問題を解決するためにノズル5の径を大きく
すると、潤滑剤4が水滴となっていわゆる液だれが生じ
るなどの問題点があった。
ては、供給タンク8に収容された潤滑剤4Aをノズル5
に供給するようになっているために、前記供給タンク8
に収容された潤滑剤4Aの液面が高位にあるときと低位
にあるときとでは前記潤滑剤4Aの液面とノズル5との
落差が異なりノズル5から噴射する潤滑剤4の噴出状態
が異なり、この結果前記落差が大きいときには比較的多
量の潤滑剤4が噴射してダイス1等のみならず、鍛造装
置、該鍛造装置まわりの付帯装置に潤滑剤4が付着して
汚れたり、装置の故障の原因となる虞があった。また前
記落差が少ないときには少量の潤滑剤4が噴射するため
に、ダイス1等への潤滑剤4の付着量が不足するという
問題があった。特にアルミニュームの鍛造の場合には、
金型が嵌合しにくく、いわゆるがじりが生じ易いために
黒鉛濃度を高くなるする必要がある。このためにノズル
5が詰まり、潤滑剤4が噴出しにくくなるという問題が
ある。この問題を解決するためにノズル5の径を大きく
すると、潤滑剤4が水滴となっていわゆる液だれが生じ
るなどの問題点があった。
【0004】本発明は、前記問題を解決して常時適量の
潤滑剤をノズルに供給できる金型の潤滑剤供給装置を提
供することを目的とする。
潤滑剤をノズルに供給できる金型の潤滑剤供給装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】本発明の金型の潤滑剤
供給装置は、金型に向けてノズルを設け、このノズルに
圧縮空気供給路の先端を連通すると共に前記ノズルに潤
滑剤供給路の先端を連通し、この潤滑剤供給路の他端を
潤滑剤の供給タンクの底部側に連通して、潤滑剤を供給
タンクからノズルに供給する金型の潤滑剤供給装置にお
いて、前記供給タンクの上方に密閉な補給タンクを設
け、この補給タンクの上部側に一端を連通した連通路の
他端を前記供給タンク内の潤滑剤の液面に臨むように設
けると共に、この連通路の他端を高さ調節可能に設け、
前記補給タンクの底部側に一端を連通した補給路の他端
を前記供給タンクの底部側に連通し、前記補給タンクの
上部側に潤滑剤の補給用開閉弁を設けたものである。
供給装置は、金型に向けてノズルを設け、このノズルに
圧縮空気供給路の先端を連通すると共に前記ノズルに潤
滑剤供給路の先端を連通し、この潤滑剤供給路の他端を
潤滑剤の供給タンクの底部側に連通して、潤滑剤を供給
タンクからノズルに供給する金型の潤滑剤供給装置にお
いて、前記供給タンクの上方に密閉な補給タンクを設
け、この補給タンクの上部側に一端を連通した連通路の
他端を前記供給タンク内の潤滑剤の液面に臨むように設
けると共に、この連通路の他端を高さ調節可能に設け、
前記補給タンクの底部側に一端を連通した補給路の他端
を前記供給タンクの底部側に連通し、前記補給タンクの
上部側に潤滑剤の補給用開閉弁を設けたものである。
【0006】
【作用】供給タンクの液位が低下すると連通路の他端が
大気開放になり、従って補給タンク内に空気が導入され
て補給タンクから供給タンクへ潤滑剤が補給される。一
方供給タンクの液位が上昇すると連通路の他端が潤滑剤
により閉塞され、従って供給タンク内が密閉状態となっ
て供給タンクへ潤滑剤が補給されることが停止できる。
大気開放になり、従って補給タンク内に空気が導入され
て補給タンクから供給タンクへ潤滑剤が補給される。一
方供給タンクの液位が上昇すると連通路の他端が潤滑剤
により閉塞され、従って供給タンク内が密閉状態となっ
て供給タンクへ潤滑剤が補給されることが停止できる。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図1を参照して説明
する。鍛造装置11のダイス12に下パンチ13が昇降可能に
設けられ、またこの下パンチ13に対向して上パンチ14が
昇降可能に設けられている。前記ダイス12、下パンチ13
及び上パンチ14からなる金型に潤滑剤15を噴出するため
のノズル16には、パイプ状の圧縮空気供給路17の先端18
とパイプ状の潤滑剤供給路19の先端20が接続されてい
る。前記圧縮空気供給路17には空気圧縮機(図示せず)
が接続されて圧縮空気をノズル16に供給するようになっ
ている。前記潤滑剤供給路19はその他端21を、潤滑剤15
Aを収容した大気開放形の供給タンク22の底部側で連通
している。前記供給タンク22の上方には潤滑剤15Bを収
容した補給タンク23が設けられている。この補給タンク
23は密閉状に形成されていると共に、上部側には補給用
開閉弁24が設けられている。この補給タンク23の上部側
に一端25を連通したパイプ状の連通路26が設けられてい
る。この連通路26の他端27は前記供給タンク22に収容さ
れた潤滑剤15Aの液面に臨むように設けられている。前
記他端27の開口部28は、例えば短パイプ状であって前記
連通路26に対して気密を保って昇降可能に設けられると
共に例えばボルト(図示せず)などによって所定高さで
固定できるようになっている。また前記補給タンク23の
底部側に一端29を連通したパイプ状の補給路30の他端31
は前記供給タンク23の底部側に連通している。すなわち
補給路30の他端31は前記供給タンク22に収容された潤滑
剤15Aに深く挿入している。さらに前記補給タンク23の
上方には大気開放形の潤滑剤15Cを収容した収容タンク
32が設けられると共にこの収容タンク32の底部側に前記
補給用開閉弁24が連通している。尚、前記供給タンク2
3には潤滑剤15Aの濃度を均一に保つための撹拌装置
33が設けられている。また前記補給路30の途中には開閉
弁34が設けられている。
する。鍛造装置11のダイス12に下パンチ13が昇降可能に
設けられ、またこの下パンチ13に対向して上パンチ14が
昇降可能に設けられている。前記ダイス12、下パンチ13
及び上パンチ14からなる金型に潤滑剤15を噴出するため
のノズル16には、パイプ状の圧縮空気供給路17の先端18
とパイプ状の潤滑剤供給路19の先端20が接続されてい
る。前記圧縮空気供給路17には空気圧縮機(図示せず)
が接続されて圧縮空気をノズル16に供給するようになっ
ている。前記潤滑剤供給路19はその他端21を、潤滑剤15
Aを収容した大気開放形の供給タンク22の底部側で連通
している。前記供給タンク22の上方には潤滑剤15Bを収
容した補給タンク23が設けられている。この補給タンク
23は密閉状に形成されていると共に、上部側には補給用
開閉弁24が設けられている。この補給タンク23の上部側
に一端25を連通したパイプ状の連通路26が設けられてい
る。この連通路26の他端27は前記供給タンク22に収容さ
れた潤滑剤15Aの液面に臨むように設けられている。前
記他端27の開口部28は、例えば短パイプ状であって前記
連通路26に対して気密を保って昇降可能に設けられると
共に例えばボルト(図示せず)などによって所定高さで
固定できるようになっている。また前記補給タンク23の
底部側に一端29を連通したパイプ状の補給路30の他端31
は前記供給タンク23の底部側に連通している。すなわち
補給路30の他端31は前記供給タンク22に収容された潤滑
剤15Aに深く挿入している。さらに前記補給タンク23の
上方には大気開放形の潤滑剤15Cを収容した収容タンク
32が設けられると共にこの収容タンク32の底部側に前記
補給用開閉弁24が連通している。尚、前記供給タンク2
3には潤滑剤15Aの濃度を均一に保つための撹拌装置
33が設けられている。また前記補給路30の途中には開閉
弁34が設けられている。
【0008】次に前記実施例の作用を説明する。予め、
補給用開閉弁24が閉じられると共に開閉弁34が開いた状
態で、供給タンク22には連通路26の開口部28を閉塞する
ように潤滑剤15Aが収容され、また補給タンク23には前
記一端25近くまで潤滑剤15Bが収容されている。そして
鍛造時においては、圧縮空気が圧縮空気供給路17を通っ
てノズル16に供給されると共に潤滑剤15Aが供給タンク
22より潤滑剤供給路19を通ってノズル16に供給されて噴
出し、ダイス12、下パンチ13及び上パンチ14に付着す
る。この後焼結品(図示せず)をダイス12にセットする
と共に下パンチ13を上昇し、また上パンチ14を降下させ
ることにより、鍛造が行われる。この様にして鍛造が行
われると、供給タンク22内の潤滑剤15Aが消費されて潤
滑剤15Aの液面が低下する。この液面の低下に伴って開
口部28が大気開放状態になると外気が開口部28から連通
路26を通って一端25より補給タンク23に導入される。従
って補給タンク23は大気開放状態となり、このために補
給タンク23に収容された潤滑剤15Bは補給路30を通って
供給タンク22に供給され、潤滑剤15Aの液面は上昇して
開口部28を閉塞する。このために補給タンク23内は気密
状態になり、補給タンク23から供給タンク22へ潤滑剤15
Bが供給されることが停止されて供給タンク22の液面は
一定に保たれる。従って前記潤滑剤15Aの液面とノズル
16との落差が一定に保たれ、安定した状態で潤滑剤15A
をノズル16に供給できる。さらに前記開口部28を高さ調
節することによって、前記潤滑剤15Aの液面の高さを変
更し、前記液面とノズル16との落差を調節することがで
きる。尚、前記補給タンク23内の潤滑剤15Bが排出され
てその液量が少量になった際には、開閉弁34を閉じると
共に補給用開閉弁24を開いて、該補給用開閉弁24を通し
て潤滑剤15Cを収容タンク32から補給タンク23に補給す
ればよい。
補給用開閉弁24が閉じられると共に開閉弁34が開いた状
態で、供給タンク22には連通路26の開口部28を閉塞する
ように潤滑剤15Aが収容され、また補給タンク23には前
記一端25近くまで潤滑剤15Bが収容されている。そして
鍛造時においては、圧縮空気が圧縮空気供給路17を通っ
てノズル16に供給されると共に潤滑剤15Aが供給タンク
22より潤滑剤供給路19を通ってノズル16に供給されて噴
出し、ダイス12、下パンチ13及び上パンチ14に付着す
る。この後焼結品(図示せず)をダイス12にセットする
と共に下パンチ13を上昇し、また上パンチ14を降下させ
ることにより、鍛造が行われる。この様にして鍛造が行
われると、供給タンク22内の潤滑剤15Aが消費されて潤
滑剤15Aの液面が低下する。この液面の低下に伴って開
口部28が大気開放状態になると外気が開口部28から連通
路26を通って一端25より補給タンク23に導入される。従
って補給タンク23は大気開放状態となり、このために補
給タンク23に収容された潤滑剤15Bは補給路30を通って
供給タンク22に供給され、潤滑剤15Aの液面は上昇して
開口部28を閉塞する。このために補給タンク23内は気密
状態になり、補給タンク23から供給タンク22へ潤滑剤15
Bが供給されることが停止されて供給タンク22の液面は
一定に保たれる。従って前記潤滑剤15Aの液面とノズル
16との落差が一定に保たれ、安定した状態で潤滑剤15A
をノズル16に供給できる。さらに前記開口部28を高さ調
節することによって、前記潤滑剤15Aの液面の高さを変
更し、前記液面とノズル16との落差を調節することがで
きる。尚、前記補給タンク23内の潤滑剤15Bが排出され
てその液量が少量になった際には、開閉弁34を閉じると
共に補給用開閉弁24を開いて、該補給用開閉弁24を通し
て潤滑剤15Cを収容タンク32から補給タンク23に補給す
ればよい。
【0009】以上のように、前記実施例においては供給
タンク22の上方に密閉な補給タンク23を設け、この補給
タンク23の上部側に一端25を連通した連通路26の他端27
を供給タンク22の潤滑剤15Aの液面に臨むように設ける
と共に、この連通路26の他端27を高さ調節可能に設け、
前記補給タンク23の底部側に一端29を連通した補給路30
の他端31を前記供給タンク23の底部側に連通したことに
より、ノズル16から潤滑剤15が噴射する際に、供給タン
ク22の潤滑剤15Aの液面が低下すると補給タンク23から
潤滑剤15Bが供給され、潤滑剤15Aの液面が連通路26の
他端27を閉塞すると前記潤滑剤15Bの供給が停止されて
前記潤滑剤15Aの液面をほぼ一定の高さとすることがで
きる。従って前記潤滑剤15Aの液面とノズル16との落差
が一定に保たれ、ノズル16から潤滑剤15が常時良好な状
態で噴射することができる。さらに前記補給タンク23に
は潤滑剤15Bの補給用開閉弁24を設けたことにより、補
給タンク23内の潤滑剤15Bが少量になった際、補給用開
閉弁24を通して潤滑剤15Cを補給タンク23に簡単に補給
することができる。また連通路26の他端27には高さ調節
可能な開口部28を設けたことにより、該開口部28を調節
することにより、潤滑剤15Aの液面の高さ調節を簡単に
行うことができる。
タンク22の上方に密閉な補給タンク23を設け、この補給
タンク23の上部側に一端25を連通した連通路26の他端27
を供給タンク22の潤滑剤15Aの液面に臨むように設ける
と共に、この連通路26の他端27を高さ調節可能に設け、
前記補給タンク23の底部側に一端29を連通した補給路30
の他端31を前記供給タンク23の底部側に連通したことに
より、ノズル16から潤滑剤15が噴射する際に、供給タン
ク22の潤滑剤15Aの液面が低下すると補給タンク23から
潤滑剤15Bが供給され、潤滑剤15Aの液面が連通路26の
他端27を閉塞すると前記潤滑剤15Bの供給が停止されて
前記潤滑剤15Aの液面をほぼ一定の高さとすることがで
きる。従って前記潤滑剤15Aの液面とノズル16との落差
が一定に保たれ、ノズル16から潤滑剤15が常時良好な状
態で噴射することができる。さらに前記補給タンク23に
は潤滑剤15Bの補給用開閉弁24を設けたことにより、補
給タンク23内の潤滑剤15Bが少量になった際、補給用開
閉弁24を通して潤滑剤15Cを補給タンク23に簡単に補給
することができる。また連通路26の他端27には高さ調節
可能な開口部28を設けたことにより、該開口部28を調節
することにより、潤滑剤15Aの液面の高さ調節を簡単に
行うことができる。
【0010】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば補給路の一端を補給タンクの底面に直
接連通してもよく、また補給用開閉弁には潤滑剤供給用
のポンプ等を接続するなど本発明の要旨の範囲で各種の
変形が可能である。
ではなく、例えば補給路の一端を補給タンクの底面に直
接連通してもよく、また補給用開閉弁には潤滑剤供給用
のポンプ等を接続するなど本発明の要旨の範囲で各種の
変形が可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明は、金型に向けてノズルを設け、
このノズルに圧縮空気供給路の先端を連通すると共に前
記ノズルに潤滑剤供給路の先端を連通し、この潤滑剤供
給路の他端を潤滑剤の供給タンクの底部側に連通して、
潤滑剤を供給タンクからノズルに供給する金型の潤滑剤
供給装置において、前記供給タンクの上方に密閉な補給
タンクを設け、この補給タンクの上部側に一端を連通し
た連通路の他端を前記供給タンク内の潤滑剤の液面に臨
むように設けると共に、この連通路の他端を高さ調節可
能に設け、前記補給タンクの底部側に一端を連通した補
給路の他端を前記供給タンクの底部側に連通し、前記補
給タンクの上部側に潤滑剤の補給用開閉弁を設けたこと
により、供給タンクの潤滑剤の液面を一定の高さとして
常時適量の潤滑剤をノズルから安定して噴出することが
できる。
このノズルに圧縮空気供給路の先端を連通すると共に前
記ノズルに潤滑剤供給路の先端を連通し、この潤滑剤供
給路の他端を潤滑剤の供給タンクの底部側に連通して、
潤滑剤を供給タンクからノズルに供給する金型の潤滑剤
供給装置において、前記供給タンクの上方に密閉な補給
タンクを設け、この補給タンクの上部側に一端を連通し
た連通路の他端を前記供給タンク内の潤滑剤の液面に臨
むように設けると共に、この連通路の他端を高さ調節可
能に設け、前記補給タンクの底部側に一端を連通した補
給路の他端を前記供給タンクの底部側に連通し、前記補
給タンクの上部側に潤滑剤の補給用開閉弁を設けたこと
により、供給タンクの潤滑剤の液面を一定の高さとして
常時適量の潤滑剤をノズルから安定して噴出することが
できる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略説明図である。
【図2】従来技術を示す概略説明図である。
12 ダイス(金型) 13 下パンチ(金型) 14 上パンチ(金型) 15,15A,15B 潤滑剤 16 ノズル 17 圧縮空気供給路 18 先端 19 潤滑剤供給路 20 先端 21 他端 22 供給タンク 23 補給タンク 24 補給用開閉弁 25 一端 26 連通路 27 他端 29 一端 30 補給路 31 他端
Claims (1)
- 【請求項1】 金型に向けてノズルを設け、このノズル
に圧縮空気供給路の先端を連通すると共に前記ノズルに
潤滑剤供給路の先端を連通し、この潤滑剤供給路の他端
を潤滑剤の供給タンクの底部側に連通して、潤滑剤を供
給タンクからノズルに供給する金型の潤滑剤供給装置に
おいて、前記供給タンクの上方に密閉な補給タンクを設
け、この補給タンクの上部側に一端を連通した連通路の
他端を前記供給タンク内の潤滑剤の液面に臨むように設
けると共に、この連通路の他端を高さ調節可能に設け、
前記補給タンクの底部側に一端を連通した補給路の他端
を前記供給タンクの底部側に連通し、前記補給タンクの
上部側に潤滑剤の補給用開閉弁を設けたことを特徴とす
る金型の潤滑剤供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144956A JP2819862B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 金型の潤滑剤供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144956A JP2819862B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 金型の潤滑剤供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371334A JPH04371334A (ja) | 1992-12-24 |
JP2819862B2 true JP2819862B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=15374107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3144956A Expired - Fee Related JP2819862B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 金型の潤滑剤供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2819862B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4678250B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2011-04-27 | 三菱マテリアル株式会社 | 試料液の溶解処理装置および溶解処理方法 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3144956A patent/JP2819862B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04371334A (ja) | 1992-12-24 |
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