JP2819405B1 - アンカーの取付方法及びこれに使用するアンカー杆の保定具 - Google Patents

アンカーの取付方法及びこれに使用するアンカー杆の保定具

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Abstract

【要約】 【課題】 この発明は、アンカー杆をアンカー穴の中心
部に保定すると共に、下向きの穴に挿入したアンカー杆
が抜け落ちるのを防止することを目的としたものであ
る。 【解決手段】 アンカー杆の設置穴に、低粘度の定着材
を注入し、次いでアンカー杆を挿入し、又はアンカー杆
の設置穴に、アンカー杆を挿入した後、低粘度の定着材
を注入して、前記穴にアンカー杆を固定するアンカーの
取付方法において、前記アンカー杆に所定間隔で1又は
複数の保定具を取付け、前記穴の内壁とアンカー杆の外
壁との間に、低粘度の定着材を介装させ、該低粘度の定
着材を硬化させることを特徴としたアンカーの取付方
法。弾性材よりなる環状帯の一側環状縁に、複数の支持
片が所定間隔に突設せられ、該支持片の自由端は緩傾斜
で拡開しており、前記環状帯は軸方向に切放されてお
り、該切放し縁部に拡径手段が設けられていることを特
徴としたアンカー杆の保定具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンカー杆をそ
の挿入穴の中心部に保定すると共に、下向きの穴に挿入
したアンカー杆がその取付け中に、穴から抜け落ちるの
を防止することを目的としたアンカーの取付方法及びこ
れに使用するアンカー杆の保定具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンカー杆をその挿入穴へ取付け
るには、該穴にモルタル又は合成樹脂接着剤を注入し、
前記穴にアンカー杆を挿入し、モルタル又は合成樹脂接
着剤を硬化させることにより行なわれていた。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】前記方法では、ア
ンカー杆の穴が、アンカー杆の外径より大きいので、ア
ンカー杆が穴の中で移動し、穴の中心部に取付けにくい
問題点があった。また下向きの穴に挿入したアンカー杆
は、その取付け中に穴から抜け落ちるのを防止する為に
仮止めしなければならない問題点があった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】然るに、この発明はアンカ
ー杆に保定具を取付けて穴に挿入するので、アンカー杆
をその穴の中心部に確実に保定することができると共に
穴から抜け落ちるのを防止できるから、前記従来の問題
点を解決することができた。
【0005】即ち方法の発明は、アンカー杆の設置穴
に、低粘度の定着材を注入し、次いでアンカー杆を挿入
し、又はアンカー杆の設置穴に、アンカー杆を挿入した
後、低粘度の定着材を注入して、前記穴にアンカー杆を
固定するアンカーの取付方法において、前記アンカー杆
に所定間隔で1又は複数の保定具を取付け、前記穴の内
壁とアンカー杆の外壁との間に、低粘度の定着材を介装
させ、該低粘度の定着材を硬化させることを特徴とした
アンカーの取付方法である。ここで、低粘度の定着材を
介装させ、硬化させるのは、設置穴に低粘度の定着材を
注入した後、保定具が取り付けられているアンカーを当
該穴に挿入してもよいし、逆に、保定具が取り付けられ
ているアンカーを設置穴に挿入した後に低粘度の定着材
を当該穴に注入することとしてもよい。また他の発明
は、アンカー杆の設置穴に、アンカー杆を挿入し、前記
穴の口部を密封した後、低粘度の定着材を注入管を介し
て注入し、前記穴にアンカー杆を固定するアンカーの取
付方法において、前記アンカー杆に所定間隔で1又は複
数の保定具を取付けて、前記アンカー杆及びその保定具
を前記低粘度の定着材内に埋設させ、前記低粘度の定着
材を硬化させることを特徴としたアンカーの取付方法で
ある。更に、アンカー杆の設置穴に、高粘度の定着材を
注入し、該穴にアンカー杆を挿入固定するアンカーの取
付方法において、前記アンカー杆に、所定間隔で1又は
複数の保定具を取付け、前記アンカー杆を穴に挿入し、
前記穴の内壁とアンカー杆の外壁との間に前記高粘度の
定着材を介装させて、前記高粘度の定着材を硬化させる
ことを特徴としたアンカーの取付方法である。更に保定
具の発明は、弾性材よりなる環状帯の一側環状縁に、複
数の支持片が所定間隔に突設せられ、該支持片の自由端
は緩傾斜で拡開しており、前記環状帯は軸方向に切放さ
れており、該切放し縁部に拡径手段が設けられているこ
とを特徴としたアンカー杆の保定具であり、切放し両縁
部に、環状帯の拡径位置で掛脱自在に掛止したものであ
る。
【0006】前記保定具の材質は、弾性があって、アン
カー杆を仮止め保持できる材料ならば、金属又は合成樹
脂の何れも使用することができる。
【0007】前記低粘度の定着材とは液状のものを言
い、セメント系、エポキシ樹脂系、その他合成樹脂系等
がある。また高粘度の定着材とはグリース状のものを言
い、エポキシ樹脂系、その他合成樹脂系等がある。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明は、アンカー杆に装着し
て、アンカー杆を穴の中央部に保定し、そのまま低粘度
の定着材等を硬化させるようにしたアンカーの取付方法
である。また弾性材よりなり、径を拡大あるいは縮小す
ることのできる環状帯の一側に弾性を有する複数の支持
片を拡開させて突設し、当該環状帯をアンカー杆に嵌装
して取り付けることにより、アンカー杆を前記複数の支
持片で穴の中央部に保定できるようにした保定具であ
る。保定具は前記目的を達成し得る限り、材質に制約は
ない。
【0009】
【実施例1】この発明の実施例を図1、2、3に基づい
て説明する。
【0010】図1はこの発明の保定具10の展開図であ
る。弾性材よりなる矩形板(環状帯)1の長手方向に複
数の長孔2、2が等間隔に設けられ、一側短縁3に、前
記長孔2に挿通可能な幅の帯状片4が設けられ、帯状片
4の先端部に押圧片6aが設けられている。前記矩形板
1の一側長縁7に、複数の支持片8、8が等間隔で、突
設されて保定部材9が構成されている。
【0011】前記保定部材9を図2、3に示すように矩
形板1の短縁部3、6aが重なるように環状に形成し、
前記短縁部6の近傍の長孔2に、前記短縁3に設けられ
ている帯状片4を内側から外側に挿通し、前記短縁部6
及び帯状片4の先端部の押圧片6aを外方に屈曲する。
次いで前記支持片8、8は自由端を緩傾斜に拡開する。
ここで、保定具10は、図2、図3図示のように環状帯
となり、この環状帯の直径は、取り付ける対象となるア
ンカー杆の外径より小さくなっている。
【0012】前記保定具10は弾性材よりなる薄鋼板を
プレス成形したものである。次に前記保定具10の使用
方法を説明する。保定具10の押圧片6a及び短縁部6
を図3中矢示26方向に押圧して、保定具10の開口部
11を大きくする。次いで該開口部11にアンカー杆1
2を挿入し、押圧片6a及び短縁部6を放せば、弾性に
より開口部11が小さくなるのでアンカー杆12に保定
具10を取付けることができる。また前記アンカー杆1
2の外壁にねじ部又は凹凸等摩擦部を設ければ、保定具
10をアンカー杆12により確実に取付けることができ
る。このようにしてアンカー杆12に少くとも2個の保
定具を所定間隔で取付ければ、アンカー杆12を穴に挿
入した際に支持片8、8の自由端が夫々穴の内壁に当接
し、これら支持片8、8の弾性によって、アンカー杆1
2を穴の中央に安定して保持できる。また、穴が浅けれ
ば、保定具10を1個取り付けるだけでもよい。前記に
おいて保定具10は弾性材よりなる薄鋼板をプレス成形
したが、金属板をプレス成形し、焼入れして弾性を付与
することもできる。
【0013】
【実施例2】この発明の他の実施例を図4に基づいて説
明する。
【0014】矩形板(環状帯)1の一側短縁3の帯状片
4の先端部を長手方向に屈曲して、外周がアール状にな
っている掛止凸部13を設け、他側短辺部5を前記掛止
凸部13方向に屈曲し、次に反対方向に屈曲して、前記
掛止凸部13に嵌合する掛止凹部14を設ける。前記矩
形板1をその短縁部3、5が重なるように環状に形成
し、全体を焼入れして、弾性を付与する。前記環状帯1
の開口部11の内径はアンカー杆12の外径より小さく
なっている。次いで前記環状帯1の開口部11をアンカ
ー杆12の外径より大きくし、掛止凸部13と掛止凹部
14とを嵌合掛止して、拡径した状態の保定具10を構
成する(図4(c)の実線部)。支持片8、8及びその
他の構成は実施例1と同一に付、その説明を省略する。
前記環状帯1は、弾性に抗してその開口部11をアンカ
ー杆12の外径より大きい径にして掛止してあるので、
前記環状帯1は、掛止解除により、その開口部は元来の
大きさまで縮小し、また掛止凸部13は環状帯1の長孔
2にはまるので保定具10はアンカー杆12に緊密に装
着される。また前記掛止凸部13の外周はアールになっ
ているので掛止解除を容易に行うことができる。
【0015】この実施例によれば、アンカー杆12を開
口部11に挿入し、前記掛止凸部13と掛止凹部14の
掛止を解除するのみで、保定具10をアンカー杆12に
取付けることができる。
【0016】
【実施例3】この発明の方法の実施例を図5に基づいて
説明する。
【0017】アンカーを取付けようとする床面15にア
ンカー用の穴16を上向きに設ける。該穴16はアンカ
ー杆12の外径より大きくかつ、保定具10の支持片
8、8の自由端の外径より小さくする。前記穴16に所
定量の液状エポキシ樹脂17を注入する。次いで保定具
10、10を取付けたアンカー杆12を穴16に挿入す
ると、アンカー杆12の挿入につれて前記穴16の内壁
とアンカー杆12の外壁との間に液状エポキシ樹脂17
がおし上げられ充填される。そこで液状エポキシ樹脂1
7は硬化して、前記アンカー杆12を穴16の中心部に
固定する。アンカー杆12は保定具10の支持片8、8
で穴16の内壁18に均等な間隙で支持され、穴の中心
部に保定されているので、穴16の中心部に固定するこ
とができる。また前記アンカー杆12は保定具10と液
状エポキシ樹脂17とで固定されているのでアンカー杆
12を、穴16の中心部に強固に固定することができ
る。
【0018】前記において液状エポキシ樹脂17を注入
した穴16にアンカー杆12を挿入しにくい場合は、振
動式の押し込み機(図示していない)で挿入する。また
前記においてアンカー杆12の固定に液状エポキシ樹脂
17を使用したが、高粘度の定着材を使用することもで
きる。
【0019】
【実施例4】この発明の他の実施例を図6に基づいて説
明する。
【0020】この実施例は設置穴16へのアンカー杆1
2の挿入、液状エポキシ樹脂17の注入の順序を実施例
3と逆にしたものである。アンカーを取付けようとする
床面15にアンカー用の穴16を上向きに設ける。該穴
16に保定具10、10を取付けたアンカー杆12を挿
入する。次いで前記穴16に液状エポキシ樹脂17を注
入すると、前記穴16の内壁18とアンカー杆12の外
壁との間に液状エポキシ樹脂17が充填される。そこで
液状エポキシ樹脂17は硬化して、前記アンカー杆12
を穴16の中心部に固定する。この実施例ではアンカー
杆12を穴16に挿入した後、該穴16に液状エポキシ
樹脂17を注入するので、振動式の押し込み機を使用す
る必要はない。
【0021】
【実施例5】この発明の他の実施例を図7に基づいて説
明する。
【0022】アンカーを取付けようとする壁面20に、
アンカー用の穴16を横向きに設ける。該穴16に保定
具10、10を取付けたアンカー杆12を挿入する。前
記穴16の口部をシール体19で封鎖し、該シール体1
9に注入管21と排気管22を貫通設置する。前記注入
管21の注出口23は穴16の底部付近に位置してお
り、また排気管22の排気口24は穴16の口部付近に
位置している。前記注入管21から穴16内に液状エポ
キシ樹脂17を注入すると、排気管22から穴16内部
の空気が排出され、前記穴16の内壁18とアンカー杆
12の外壁との間に液状エポキシ樹脂17が充填され
る。そこで液状エポキシ樹脂17が硬化して、前記アン
カー杆12を穴16の中心部に固定する。前記において
液状エポキシ樹脂17は穴16の底部付近から注入され
るので、注入量が増えるに従って穴16内の空気は口部
付近に設けた排気口24から排出され、穴16内に残留
空気がなくなるから、アンカー杆12を穴16に液状エ
ポキシ樹脂17で密に固定することができる。またこの
発明は穴16の口部をシール体19で封鎖すると共に、
アンカー杆12に保定具10を取付けてあるので、液状
エポキシ樹脂17を穴16から流出させることなく、ア
ンカー杆12を穴16の中心部に液状エポキシ樹脂17
で固定できる。
【0023】前記において横向きの穴16に挿入したア
ンカー杆12の固定について述べたが、天井27に設け
た下向きの穴16に挿入したアンカー杆12を固定する
場合は、シール体19に、注入管21の注出口23を穴
16の口部付近に、また排気口24を穴16の底部付近
に位置するように注入管21及び排気管22を貫通設置
する。液状エポキシ樹脂17を穴16に注入した時、穴
16内に、空気が残らないようにし、アンカー杆12を
穴16に液状エポキシ樹脂17で密に固定する為であ
る。前記下向きの穴16に挿入されたアンカー杆12
は、保定具10で穴16の内壁に仮止されるので、他の
仮止具(図示してない)を使用しなくても、アンカー杆
12の取付中にアンカー杆12が穴16から抜け落ちる
ことはない(図8)。
【0024】
【実施例6】この発明の他の実施例を図9に基づいて説
明する。
【0025】アンカーを取付けようとする壁面20に、
横向きのアンカー杆用の穴16を設け、該穴16に奥か
ら順次グリース状のエポキシ樹脂25を所定量注入す
る。次いで保定具10、10を取付けたアンカー杆12
を振動式の押し込み機で穴16に挿入すると、アンカー
杆12の挿入につれて前記穴16の内壁18とアンカー
杆12の外壁との間全体に前記グリース状のエポキシ樹
脂25が充填される。そこでグリース状のエポキシ樹脂
25は硬化し、前記アンカー杆12を穴16の中心部に
固定する。
【0026】前記においてグリース状のエポキシ樹脂2
5を使用したので、穴16の口部をシール体で封鎖しな
くても、穴16からグリース状のエポキシ樹脂25は流
出しないから、横向きの穴16の中心部にアンカー杆1
2をグリース状のエポキシ樹脂25で固定できる。前記
において横向きの穴16について説明したが、天井27
に設けた下向きの穴16にももとより利用できる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、アンカー杆に保定具
を取付けたので、当該保定具の作用によってアンカー杆
を穴の中心部に保定できるから、アンカー杆を穴の中心
部に定着材で固定できる効果があり、定着材注入作業を
行う者の他に、アンカー杆を穴の中に支えていなければ
ならない人員を不要にできる。また横向きの穴、下向き
の穴にアンカー杆を低粘度の定着材で固定する場合は、
穴の口部をシール体で封鎖し、またシールで封鎖しな場
合は高粘度の定着材を使用したので、定着材等を穴から
流出させることなく、アンカー杆を穴の中心部に固定で
きる効果がある。
【0028】また下向きの穴に挿入されたアンカー杆は
保定具で仮止めされ、抜け落ちることがないので、他の
仮止め具を使用しなくても、アンカー杆の取付作業を行
うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の保定具の実施例の展開図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じく図2のA−A断面図。
【図4】(a)同じく他の保定具の実施例の展開図。 (b)同じく図4−(a)中B−B断面図。 (c)同じく環状掛止状態の断面図。
【図5】同じく方法の実施例の説明図で、 (a)アンカー穴に液状エポキシ樹脂を充填した図。 (b)同じくアンカー穴にアンカー杆の一部を挿入した
図。 (c)同じくアンカー穴に、アンカー杆を全部挿入した
図。
【図6】同じく方法の他の実施例の説明図で、 (a)アンカー杆を挿入するアンカー穴の図。 (b)同じくアンカー穴にアンカー杆を全部挿入した
図。 (c)同じくアンカー穴にアンカー杆を全部挿入し、ア
ンカー穴に液状エポキシ樹脂を充填した図。
【図7】同じく方法の他の実施例で、アンカー穴の口部
を塞ぎ液状エポキシ樹脂を注入する場合の説明図。
【図8】同じく方法の他の実施例で、アンカー穴を下向
きに設置する場合の説明図。
【図9】同じく方法の他の実施例で、アンカー穴を横向
きにした場合の説明図。
【符号の説明】
1 矩形板(環状帯) 2 長孔 3 短縁部 4 帯状片 5、6 短縁部 6a 押圧片 7 長縁 8 支持片 9 保定部材 10 保定具 11 開口部 12 アンカー杆 13 掛止凸部 14 掛止凹部 15 床面 16 穴 17 液状エポキシ樹脂 18 内壁 19 シール体 20 壁面 21 注入管 22 排気管 23 注出口 24 排気口 25 グリース状のエポキシ樹脂 27 天井

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンカー杆の設置穴に、低粘度の定着材
    を注入し、次いでアンカー杆を挿入し、又はアンカー杆
    の設置穴に、アンカー杆を挿入した後、低粘度の定着材
    を注入して、前記穴にアンカー杆を固定するアンカーの
    取付方法において、前記アンカー杆に所定間隔で1又は
    複数の保定具を取付け、前記穴の内壁とアンカー杆の外
    壁との間に、低粘度の定着材を介装させ、該低粘度の定
    着材を硬化させることを特徴としたアンカーの取付方
    法。
  2. 【請求項2】 アンカー杆の設置穴に、アンカー杆を挿
    入し、前記穴の口部を密封した後、低粘度の定着材を注
    入管を介して注入し、前記穴にアンカー杆を固定するア
    ンカーの取付方法において、前記アンカー杆に所定間隔
    で1又は複数の保定具を取付けて、前記アンカー杆及び
    その保定具を前記低粘度の定着材内に埋設させ、前記低
    粘度の定着材を硬化させることを特徴としたアンカーの
    取付方法。
  3. 【請求項3】 アンカー杆の設置穴に、高粘度の定着材
    を注入し、該穴にアンカー杆を挿入固定するアンカーの
    取付方法において、前記アンカー杆に、所定間隔で1又
    は複数の保定具を取付け、前記アンカー杆を穴に挿入
    し、前記穴の内壁とアンカー杆の外壁との間に前記高粘
    度の定着材を介装させて、前記高粘度の定着材を硬化さ
    せることを特徴としたアンカーの取付方法。
  4. 【請求項4】 弾性材よりなる環状帯の一側環状縁に、
    複数の支持片が所定間隔に突設せられ、該支持片の自由
    端は緩傾斜で拡開しており、前記環状帯は軸方向に切放
    されており、該切放し縁部に拡径手段が設けられている
    ことを特徴としたアンカー杆の保定具。
  5. 【請求項5】 切放し両縁部に、環状帯の拡径位置で掛
    脱自在に掛止したことを特徴とする請求項4記載のアン
    カー杆の保定具。
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