JP2819377B2 - 情報伝送方式 - Google Patents

情報伝送方式

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JP2819377B2 JP5195373A JP19537393A JP2819377B2 JP 2819377 B2 JP2819377 B2 JP 2819377B2 JP 5195373 A JP5195373 A JP 5195373A JP 19537393 A JP19537393 A JP 19537393A JP 2819377 B2 JP2819377 B2 JP 2819377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔の端末機器で検出
した情報を電流に変換し、伝送ケーブルを介して計測機
器へと伝送する情報伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、石油プラントにおいては原油が
貯蔵されている遠隔地点のタンクに原油の水分量、温
度、圧力等の情報を検出するセンサを具備する端末機器
を設置し、このセンサで検出した情報を端末機器におい
て4〜20mAの電流値に変換し、伝送ケーブルを介し
て、例えば中央の情報監視システムの水分計、温度計、
圧力計などの計測機器である測定用負荷に送り、タンク
内の原油が適正な状態に保持されているか否か等を常時
監視するようにしている。
【0003】このような形式の従来の情報伝送方式の基
本構成を図7に示す。図示しない端末機器のセンサによ
り検出された水分量、温度、圧力等の情報Sは情報/電
圧変換及び電圧増幅回路10に入力され、情報Sが電圧
に変換された後、適当な大きさの電圧Vに増幅される。
この情報Sに対応した電圧Vは、電圧/電流変換回路、
即ち、定電流回路11に入力される。この定電流回路1
1は演算増幅器OP、トランジスタTr、及びこのトラ
ンジスタTrのエミッタに接続された抵抗Rから構成さ
れ、情報/電圧変換及び電圧増幅回路10からの情報S
に対応した電圧Vは、演算増幅器OPの一方の入力
(+)に供給される。演算増幅器OPからの出力信号
は、トランジスタTrによって電流増幅され、その増幅
出力はそのエミッタに接続された抵抗Rを流れ、その両
端間に電圧VRを発生させる。この抵抗Rの両端間に発
生する電圧VRは定電流回路11の入力電圧Vに対応す
る。抵抗Rが一定値であるため、トランジスタTrと抵
抗Rに流れる電流I1 は入力電圧Vにより決定される。
【0004】このようにしてセンサで検出した情報Sを
4〜20mAの適当な電流値に変換した後、この端末機
器からの情報Sに対応する電流信号は、伝送ケーブル2
0を通じて中央の情報監視システムの例えば水分計、温
度計、圧力計などの計測機器である測定用負荷21に供
給され、情報Sが表示されることになる。
【0005】一方、中央の情報監視システムの例えば2
4Vの電源22から発生される電源電圧Vddは伝送ケ
ーブル20を介して定電流回路11と情報/電圧変換及
び電圧増幅回路10にそれぞれ印加されている。これに
よって電源22から伝送ケーブル20を通って流れる電
流Iは定電流回路11の負荷、即ちトランジスタTrに
流れる電流I1 と情報/電圧変換及び電圧増幅回路10
の負荷に流れる電流I2 とに分れ、さらに、これら両電
流(I1 +I2 )が伝送ケーブル20を通って測定用負
荷21に流れ、電源22に戻ることになる。
【0006】ここで、情報/電圧変換及び電圧増幅回路
10が簡単なアナログ回路などで構成され、流れる電流
2 が一定である場合においては、図7の基本構成で問
題は生じないが、特に、センサの検出出力がディジタル
データである場合には、ディジタル−アナログ変換器を
必要とし、さらに、防爆安全性を高める等の目的で、端
末機器での消費電流を極力減少させるため、消費電流の
少ないマイクロコンピュータ、ディジタル−アナログ
(D/A)変換器、アナログ−ディジタル(A/D)変
換器等のICチップを使用することがしばしばある。こ
の場合には、マイクロコンピュータやD/A変換器など
の自己消費電流が環境温度や動作状態により変動するこ
とがあり、それが大きな測定誤差を発生させることにな
る。
【0007】上記問題を解決するために、図8に示すよ
うに、中央の情報監視システムの電源22から端末機器
の情報/電圧変換及び電圧増幅回路10に供給する電源
電圧Vddを、定電流及び電流/電圧変換回路12を介
して供給することが提案されている。これによって情報
/電圧変換及び電圧増幅回路10に流れる電流I2 は一
定となり、上記問題は解決されるが、定電流回路を二重
に設けるという不合理があり、また、回路構成が複雑に
なり、端末機器が大型化し、コストアップを招くととも
に消費電流が増大する欠点がある。
【0008】更に、この種の端末機器は現場設置のトラ
ンスミッタとして使用されるので、大きさ、価格、耐環
境安定性、防爆安全性等においても制約条件が厳しく、
従って、できる限り回路構成を単純化し、小型化、低コ
スト化するとともに消費電流を減少させて耐環境安定性
を増大させ、かつ防爆安全性を高めることが望まれてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明者は、
端末機器の回路構成を単純化し、小型化、低コスト化す
るとともに消費電流を減少させた情報伝送方式を提供す
ることを目的として、図9に示すような情報伝送方式を
提案した(特願平4−268198号)。
【0010】図9を参照して簡単に説明すると、端末機
器の図示しないセンサからの情報Sは、情報/電圧変換
及び電圧増幅回路10に入力され、この回路10内に配
置したマイクロコンピュータやD/A変換器にて情報S
が電圧に変換された後、電圧増幅器にて適当な大きさの
電圧Vに増幅される。
【0011】この情報Sに対応した電圧Vは定電流回路
11に入力される。この定電流回路11は、演算増幅器
OP、トランジスタTr、及びこのトランジスタTrの
コレクタに接続された抵抗Rから構成され、そして前記
情報/電圧変換及び電圧増幅回路10からの情報Sに対
応した電圧Vは、演算増幅器OPの一方の入力(+)に
供給される。演算増幅器OPからの出力信号は、トラン
ジスタTrによって電流増幅され、その増幅出力はその
エミッタから直接取り出される。
【0012】このようにしてセンサで検出した情報Sを
4〜20mAの適当な電流値に変換した後、この情報S
に対応する電流信号は、測定用負荷21に供給され、情
報Sが表示されることになる。
【0013】一方、中央の情報監視システムの直流電源
22から発生される電源電圧Vddは、伝送ケーブル2
0を介して定電流回路11の抵抗Rに印加されるが、情
報/電圧変換及び電圧増幅回路10にはこの定電流回路
11の抵抗Rを介して印加される。このため電源22か
ら伝送ケーブル20を通って流れる電流Iは、定電流回
路11の抵抗Rにはそのまま流れ、その後で定電流回路
11のトランジスタTrに流れる電流I1 と情報/電圧
変換及び電圧増幅回路10の負荷に流れる電流I2 とに
分れることになる。勿論、両回路10及び11を流れた
電流(I1 +I2 )は伝送ケーブル20を通って測定用
負荷21に流れ、電源22に戻ることになる。
【0014】このように構成すると、定電流回路11の
トランジスタTrに流れる電流I1と情報/電圧変換及
び電圧増幅回路10の負荷に流れる電流I2 の両方とも
抵抗Rを通じて流れるので、情報/電圧変換及び電圧増
幅回路10に負荷変動があったり、情報によりこの回路
10に流れる負荷電流I2 が変動した場合、その変動分
だけ定電流回路11のトランジスタTrに流れる負荷電
流I1 が増減することになり、端末機器から中央の情報
監視システムの測定用負荷21に伝送される電流I(即
ち、I1 +I2 )は常に一定に保持される。
【0015】従って、この情報伝送方式によれば、端末
機器に定電流回路を二重に設けて回路構成を複雑にする
ことなく、測定誤差の発生を防止することができる。そ
れ故、測定精度が向上する。また、端末機器の回路構成
が単純化できるので、小型化、低コスト化が可能とな
り、更に、消費電流を大幅に減少させることができる。
このため、耐環境安定性を大幅に増大させ、かつ防爆安
全性を一段と高めることができる。その上、上述のよう
に、センサの検出出力がディジタルデータである場合に
も対応でき、また、消費電流の少ないマイクロコンピュ
ータ、ディジタル−アナログ変換器、アナログ−ディジ
タル変換器等のICチップ等を使用することができる。
【0016】しかしながら、本発明者が、このような構
成の情報伝送方式について更に研究実験を続けた結果、
次のことが分かった。
【0017】つまり、図9に示す情報伝送方式において
は、上述のように、情報/電圧変換及び電圧増幅回路1
0内のマイクロコンピュータやD/A変換器などの自己
消費電流が環境温度や動作状態により変動することによ
る影響を除くために、定電流回路11の抵抗Rを介して
マイクロコンピュータやD/A変換器などへの動作電圧
(Vdd)を供給する方法が採用されている。しかしな
がら、装置の電源投入時においては、定電流回路11、
D/A変換及び電圧増幅回路、更にマイクロコンピュー
タ用電源の電圧立ち上げ時の過渡特性によりトランジス
タTrと抵抗Rを通して電流が過剰に流れ、 (1)抵抗Rによる電圧降下が大きく、マイクロコンピ
ュータが暴走するといった誤動作をする。 (2)過電流により装置内の電源回路、主に三端子レギ
ュレータを破損する。 (3)本来の伝送電流を超えた異常電流値の伝送を行な
い、計測機器を破損する。 といった問題があることが分かった。
【0018】従って、本発明の目的は、端末機器の回路
構成を単純化して、小型化、低コスト化し、しかも消費
電流を減少させ得ると共に、装置への電源投入時の過渡
的状態における装置内のマイクロコンピュータの誤動作
及び電源回路の破損を防止し、更には、本来の伝送量を
超えた異常電流値の伝送を防止して計測機器の破損など
を回避することのできる情報伝送方式を提供することで
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
情報伝送方式によって達成される。要約すれば、本発明
は、(a)被測定物の情報を検出するセンサと、該セン
サからの情報をアナログ電圧に変換する情報/電圧変換
回路と、該情報/電圧変換回路からの電圧信号を電流信
号に変換する電圧/電流変換回路とを含む端末機器と; (b)前記端末機器からの電流信号を測定用負荷に伝送
する伝送手段と; (c)前記伝送手段を通じて前記電圧/電流変換回路及
び前記情報/電圧変換回路に所定の動作電圧を供給する
電源と;を具備し、 (d)前記電源からの動作電圧を、前記電圧/電流変換
回路の電流増幅手段に接続された抵抗素子を通じてこの
電圧/電流変換回路及び前記情報/電圧変換回路に供給
する情報伝送方式において、 (e)前記情報/電圧変換回路は、前記センサを周波数
決定用素子として含むCR発振回路と、該発振回路の発
振出力の周波数を検出し、該検出した周波数を前記被測
定物の情報に対応するパルス信号に変換し、一定周期で
出力する演算制御手段と、該演算制御手段から出力され
るパルス信号電圧を一周期毎に蓄積して電圧信号に変換
し、該変換された電圧信号を増幅してアナログ電圧信号
として出力するディジタル−アナログ変換手段とを有
し、 (f)前記電圧/電流変換回路からの電流信号は、前記
電流増幅手段に接続された保護抵抗素子を介して前記端
末機器から前記測定用負荷に伝送する、ことを特徴とす
る情報伝送方式である。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る情報伝送方式を図面に則
して更に詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明による情報伝送方式の一実
施例の基本構成を示す。本実施例において、端末機器の
図示しないセンサにより検出された水分量、温度、圧力
等の情報Sは、情報/電圧変換及び電圧増幅回路10に
入力され、情報Sが電圧に変換された後、適当な大きさ
の電圧Vに増幅される。
【0022】この情報Sに対応した電圧Vは、電圧/電
流変換回路、即ち、定電流回路11に入力される。この
定電流回路11は、演算増幅器OP、トランジスタTr
及びこのトランジスタTrのコレクタに接続された抵抗
Rを有し、更に、本発明によれば、前記トランジスタT
rのエミッタと接地間に保護抵抗RR が挿入される。そ
して、情報/電圧変換及び電圧増幅回路10からの情報
Sに対応した電圧Vは、定電流回路11の演算増幅器O
Pの一方の入力(+)に供給され、又、演算増幅器OP
からの出力信号は、トランジスタTrによって電流増幅
され、その増幅出力は、トランジスタTrのエミッタか
ら抵抗RR を介して取り出される。
【0023】このようにしてセンサで検出した情報Sを
4〜20mAの適当な電流値に変換した後、この情報S
に対応する電流信号は、端末機器から伝送ケーブル20
を通じて中央の情報監視システムの例えば水分計、温度
計、圧力計などの計測機器である電流測定器、即ち、測
定用負荷21に供給され、情報Sが表示されることにな
る。
【0024】一方、中央の情報監視システムの直流電源
22から発生される電源電圧Vpは、本実施例では、伝
送ケーブル20を介して定電流回路11に印加される
が、情報/電圧変換及び電圧増幅回路10の動作電圧V
ddは、この定電流回路11の抵抗Rを介して印加され
る。このため電源22から伝送ケーブル20を通って流
れる電流Iは、定電流回路11の抵抗Rにはそのまま流
れ、その後で定電流回路11のトランジスタTr及び保
護抵抗RR に流れる電流I1 と情報/電圧変換及び電圧
増幅回路10の負荷に流れる電流I2 とに分れることに
なる。勿論、両回路10及び11を流れた電流(I1
2 )は伝送ケーブル20を通って測定用負荷21に流
れ、電源22に戻ることになる。
【0025】このように構成すると、定電流回路11の
トランジスタTrに流れる電流I1と情報/電圧変換及
び電圧増幅回路10の負荷に流れる電流I2 の両方とも
抵抗Rを通じて流れるので、情報/電圧変換及び電圧増
幅回路10に負荷変動があったり、情報によりこの回路
10に流れる負荷電流I2 が変動した場合、その変動分
だけ定電流回路11のトランジスタTrに流れる負荷電
流I1 が増減することになり、端末機器から中央の情報
監視システムの測定用負荷21に伝送される電流I(即
ち、I1 +I2 )は常に一定に保持される。
【0026】従って、本実施例によれば、端末機器に定
電流回路を二重に設けて回路構成を複雑にすることな
く、測定誤差の発生を防止することができる。それ故、
測定精度が向上する。また、端末機器の回路構成が単純
化できるので、小型化、低コスト化が可能となり、さら
に、消費電流を大幅に減少させることができる。このた
め、耐環境安定性を大幅に増大させ、かつ防爆安全性を
一段と高めることができる。その上、センサの検出出力
がディジタルデータである場合にも対応でき、また、消
費電流の少ないマイクロコンピュータ、ディジタル−ア
ナログ変換器、アナログ−ディジタル変換器等のICチ
ップ等を使用することができる。
【0027】更に、本発明に従えば、上述のように、前
記トランジスタTrのエミッタと接地間に保護抵抗RR
が挿入される。この保護抵抗RR は、装置電源投入時の
過渡的状態においてトランジスタTrに過剰の電流が流
れるのを防止する作用をなす。従って、この保護抵抗R
R 及び抵抗Rの大きさは、次のようにして決めることが
できる。
【0028】回路10の動作電圧Vddは、伝送される
電流Iによって変動し、次式にて表わされる。
【0029】Vdd=Vp−R*I ここで、必要とされるVddの最低電圧値をVdMIN
伝送される最大電流値をIMAX とすると、 VdMIN =Vp−R*IMAX である。
【0030】従って、抵抗Rの値は、 R=(Vp−VdMIN )/IMAX にて決定される。
【0031】又、保護抵抗RR は、次の条件を満足する
ように設定される。
【0032】IMAX >Vp/(R+RR ) 従って、一例を挙げれば、例えば、Vp=5.0V、V
dd=4.5V、IMA X =20mAであるとすると、R
=25Ω、RR =225Ωとされる。
【0033】このように、本発明によれば、定電流回路
11のトランジスタTrのエミッタと接地間に保護抵抗
R を挿入することにより、装置の電源投入時の過渡的
状態において、トランジスタTrと抵抗Rを通して電流
が過剰に流れるのを防止することができる。つまり、保
護抵抗RR が電流制限器として機能することにより、初
期の過渡特性における電圧降下に伴なうマイクロコンピ
ュータの暴走といった誤動作を防ぐことができる。
【0034】本発明者の実験の結果によると、上記大き
さの保護抵抗RR を挿入することにより、電源投入時ト
ランジスタTrと抵抗Rを通して電流が過剰に流れるの
を有効に防ぐことができ、マイクロコンピュータ用電源
の電圧立ち上がり時間を、従来の2000mSから、3
0mSにまで減少させることができた。これによってマ
イクロコンピュータの暴走が完全になくなった。
【0035】又、保護抵抗RR は、装置内に過電流が流
れることを防ぎ、それによって、過電流による装置内の
電子部品の破損を防止し、更には、伝送ケーブル20を
通じて本来の伝送量を超えた異常電流値が中央の情報監
視システムの例えば水分計、温度計、圧力計などの計測
機器へと流れるのを防止することができる。
【0036】次に、センサの検出出力がディジタルデー
タである場合に対応させた本実施例の情報/電圧変換及
び電圧増幅回路10の一具体例について説明する。
【0037】例えば、原油中の水分量のような液相中の
ある成分の濃度を検出するセンサとして、静電容量変化
型の電気的特性を有する水分(ガス)センサや、抵抗変
化型の電気的特性を有する水分(ガス)センサがしばし
ば使用される。これらセンサは、図2及び図3に示すよ
うに、例えばC−MOS型のシュミットインバータ等の
2つの直列に接続されたインバータ51、52と、前段
のインバータ51の帰還回路に挿入された抵抗R1と、
同じく前段のインバータ51の入力側に接続された静電
容量素子(コンデンサ)C1とから構成されたCR発振
回路50の発振周波数決定用素子として用いられる。
【0038】即ち、図2においては、水分などの被測定
物の濃度の変化に応じて静電容量が変化する静電容量変
化型のセンサChを前段のインバータ51の入力側と静
電容量素子C1との間に直列に挿入してCR発振回路5
0を構成し、センサChの静電容量が被測定物の濃度の
変化に応じて変化することによってCR発振回路50の
発振周波数を対応的に変化させ、この発振出力、即ち周
波数信号を、回路10内に設けられたマイクロコンピュ
ータに送り、マイクロコンピュータ内で演算処理して発
振周波数を検出し、この検出周波数を被測定物の濃度に
対応するパルス信号に変換して出力する。
【0039】また、図3においては、水分などの被測定
物の濃度の変化に応じて電気抵抗値が変化する抵抗変化
型のセンサRhを、上述のCR発振回路50において、
前段のインバータ51の帰還回路に挿入された抵抗R1
の代わりに、発振周波数決定用抵抗素子として挿入し、
CR発振回路50を構成し、センサRhの電気抵抗値が
被測定物の濃度の変化に応じて変化することによってC
R発振回路50の発振周波数を対応的に変化させ、この
発振出力、即ち周波数信号から、前述したようにしてC
R発振回路50の発振周波数を検出し、その周波数に対
応するパルス出力を提供する。
【0040】さらに、図4に示すように、水分などの被
測定物の濃度変化に応じて静電容量成分Cと電気抵抗成
分Rとが変化する電気的特性を有するセンサGSを使用
し、同じ構成の第1、第2、第3の3つのスイッチX、
Y、Zにより、静電容量変化型のセンサとして使用する
ときには、図2のように、このセンサGSを前段のイン
バータ51の入力側と静電容量素子C1との間に直列に
接続するように、また、抵抗可変型のセンサとして使用
するときには、図3のように、このセンサGSを前段の
インバータ51の帰還回路中に抵抗器R1の代わりに挿
入するように、切り換え接続し、前述の図2及び図3に
示したCR発振回路50を構成するようにしたものも提
案されている。
【0041】上記第1、第2、第3のスイッチX、Y、
Zはそれぞれ1つの可動接点XC、YC、ZCと2つの
固定接点X0及びX1、Y0及びY1、Z0及びZ1を
有し、第1のスイッチXはその可動接点XCが直流電圧
除去用の抵抗R2と静電容量素子C1との接続点に接続
され、第1の固定接点X0は接続されず、第2の固定接
点X1が前段のインバータ51の入力側に接続されてい
る。また、第2のスイッチYはその可動接点YCがセン
サGSの他方の端子に接続され、第1の固定接点Y0が
直流電圧除去用の抵抗R2と静電容量素子C1との接続
点に接続され、第2の固定接点Y1が第3のスイッチZ
の第2の固定接点Z1と接続されている。さらに、第3
のスイッチZはその可動接点ZCが前段のインバータ5
1の出力側に接続され、第1の固定接点Z0が抵抗R1
に接続されている。
【0042】上記構成において、3つのスイッチX、
Y、Zの各可動接点XC、YC、ZCが図示するように
第1の固定接点X0、Y0、Z0側に接続されている
と、抵抗R1が前段のインバータ51の帰還回路中に挿
入され、センサGSが前段のインバータ51の入力側に
静電容量素子C1と直列に接続され、かつこのセンサG
Sの両端間に直流電圧除去用の抵抗R2が並列に接続さ
れた静電容量計測型の回路構成となり、上記図2と同じ
センサGSの静電容量値に対応して発振周波数が変化す
るCR発振器50が構成される。
【0043】これに対し、3つのスイッチX、Y、Zの
各可動接点XC、YC、ZCが第2の固定接点X1、Y
1、Z1側に接続されていると、抵抗R1の代わりにセ
ンサGSが前段のインバータ51の帰還回路中に挿入さ
れ、また、前段のインバータ51の入力側の直流電圧除
去用の抵抗R2が第1のスイッチXによって短絡され、
前段のインバータ51の入力側に静電容量素子C1が第
1のスイッチXを通じて接続されるので、上記図3と同
じセンサGSの電気抵抗値に対応して発振周波数が変化
するCR発振器50が構成される。
【0044】CR発振回路50からの発振出力、即ち周
波数信号はマイクロコンピュータ60に送られ、ここで
演算処理されて発振周波数が検出され、この検出周波数
を被測定物の濃度に対応するパルス信号に変換して出力
する。
【0045】通常、インバータ51及び52としてC−
MOS型のシュミットインバータが使用され、CR発振
回路50からはセンサGSの静電容量値の変化又は電気
抵抗値の変化に対応して周波数が変化するパルス信号が
出力され、マイクロコンピュータ60に送られる。マイ
クロコンピュータ60は、本実施例では、入力された周
波数信号FC 又はFR のパルス数を計数するカウンタ部
61と、演算処理プログラムを記憶しているROM(リ
ード・オンリー・メモリ)を含む記憶部62と、カウン
タ部61で計数された一定時間内のパルス数から、記憶
部62のプログラムに従って周波数を検出し、この検出
周波数を被測定物の濃度に対応するパルス信号に変換す
る演算処理部63と、演算処理部63からの制御命令を
それぞれの制御ラインLX、LY、LZを通じて各アナ
ログスイッチX、Y、Zに供給してこれらのスイッチの
接続態様を制御する制御ポート64と、演算処理部63
からのパルス信号P0 及びストローブ信号STRを出力
するパラレル入出力ポート(I/Oポート)65とから
構成されている。
【0046】なお、C−MOS型のシュミットインバー
タ51及び52の動作態様について簡単に説明すると、
両シュミットインバータとも高レベルのスレッショルド
電圧VTHと低レベルのスレッショルド電圧VTLの2つの
スレッショルド電圧を有し、入力電圧が高レベルのスレ
ッショルド電圧VTHより低いときには高レベルの出力電
圧VH を発生し、また、入力電圧が高レベルのスレッシ
ョルド電圧VTHに達すると出力電圧が高レベルVH から
低レベルVL に切換わり、そして入力電圧が低レベルの
スレッショルド電圧VTLに降下するまで低レベルの出力
電圧VL を保持し、入力電圧が低レベルのスレッショル
ド電圧VTLに降下したときに出力電圧が低レベルVL
ら高レベルVH に切換わるように動作する。従って、C
R発振回路50からは静電容量素子C1又は静電容量素
子C1とセンサGSの直列回路の静電容量の充放電に対
応した周期のパルス電圧が出力される。
【0047】上記マイクロコンピュータ60のパラレル
I/Oポート65から出力されるパルス信号P0 及びス
トローブ信号STRは、図5に示す消費電流の極めて少
ない簡易型ディジタル−アナログ変換器によってアナロ
グ電圧信号に変換されて図1の定電流回路11の演算増
幅器OPに送られる。
【0048】マイクロコンピュータ60のパラレルI/
Oポート65からは、本実施例では、原油中の水分量等
の被測定物の濃度に対応したパルス信号P0 が一定周期
毎に出力され、同時に同じ周期のストローブ信号STR
が出力される。パルス信号P0 はダイオードD11、抵
抗R11を介してコンデンサC11に蓄積される。即
ち、パルス出力電圧が高レベルである区間のみ抵抗R1
1を通じてコンデンサC11に電荷が充電される。ダイ
オードD11はパルス出力が低レベルにあるときにコン
デンサC11に充電された電荷が放電されることを阻止
するための逆電流防止用のダイオードである。
【0049】一方、ストローブ信号STRは第1のワン
ショットマルチバイブレータMM1に供給される。この
第1のワンショットマルチバイブレータMM1はストロ
ーブ信号STRが高レベルから低レベルに変化したとき
に、即ち立ち下がったときに作動されるため、ストロー
ブ信号STRが供給されているときにはその出力が低レ
ベルであり、従って、同様の動作を行なう(ただし、第
1のワンショットマルチバイブレータMM1の出力が高
レベルから低レベルに変化したときに作動する)第2の
ワンショットマルチバイブレータMM2の出力も低レベ
ルであるので、第1及び第2のスイッチSW1及びSW
2は図示するようにオフ状態にある。
【0050】今、パルス信号P0 のパルス幅をt1(高
レベルの時間)、その高レベルでの電圧値をVとし、1
つのパルスによりコンデンサC11に電荷が充電される
ことによりその電圧がVcになるとすると、次式が成立
する。
【0051】 Vc=V(1−e-t1/C11・R11 ) ・・・ (1) t1<<C11・R11とすると、上式(1)は次のよ
うに表わせる。
【0052】 Vc=V(t1/C11・R11) ・・・ (2) 1つの周期でN個のパルスが出力された場合、同様に式
(2)が成立すると仮定すれば、コンデンサC11の電
圧Vc1は次の式で表わせる。
【0053】 Vc1=V(Nt1/C11・R11) =N(Vt1/C11・R11)・・・ (3) よって、パルス数Nに比例した電圧Vc1がコンデンサ
C11に蓄積されることになる。
【0054】N個のパルスが出力されると、ストローブ
信号STRが高レベルから低レベルに変化する。その立
ち下がりを第1のワンショットマルチバイブレータMM
1が感知し、時定数t2=R12・C12のパルス幅の
パルスVs1が1つ出力される。このワンショットマル
チバイブレータMM1からの出力パルスVs1により時
間t2の間第1のスイッチSW1がオン状態となり、コ
ンデンサC11に充電されている電荷の一部がコンデン
サC14に移される。そのときのコンデンサC14の電
圧をVc2とすると、全電荷Qは Q=C11・Vc1=(C11+C14)・Vc2・・・ (4) となり、C11>>C14とすれば、Vc2=Vc1と
なるため、コンデンサC11の充電電圧Vc1がそのま
まコンデンサC14に移されたことになる。
【0055】ここで、コンデンサC14のキャパシタン
スは非常に小さいので、第1のスイッチSW1の漏れ電
流、接点間容量、そして増幅回路AMPの入力インピー
ダンス、バイアス電流の影響によりコンデンサC14の
電圧が変化するので、それらの選定には十分に注意する
必要がある。例えばスイッチとしては、接点間の漏れ電
流が最も小さく、かつ接点間容量も小さいものを選定す
る必要がある。
【0056】また、ワンショットマルチバイブレータM
M1のパルス幅t2の時間を十分に取ることにより、コ
ンデンサC14の電圧が変化する時間を最小限に抑える
等の配慮も必要である。例えば、前の周期においてコン
デンサC14の電圧Vc2がVc2>>Vc1であると
すると、第1のスイッチSW1がオン状態にあるときに
はコンデンサC11とC14の合計の電荷Q′は、第1
のスイッチSW1がオン状態にあるときのコンデンサC
11、C14の電圧をVc3とすると、 Q′=C11・Vc1+C14・Vc2 =(C11+C14)・Vc3 ・・・ (5) となり、この場合においてもコンデンサC11の電圧が
コンデンサC14にホールドされるには、即ち、Vc1
=Vc3が成立するには C11・Vc1>>C14・Vc2 が成立する電圧の範囲(Vc1〜Vc2)で用いる必要
がある。
【0057】しかし、例えば連続的に測定されているよ
うな場合には、急に変化することはなく、徐々に変わる
ものであるから、必ずしも上式(5)を成立させる必要
はなく、C11>>C14の条件のみ成立させればよ
い。
【0058】第1のワンショットマルチバイブレータM
M1の出力パルスが立ち下がると、第1のスイッチSW
1がオフ状態となり、同時に第2のワンショットマルチ
バイブレータMM2が作動し、時定数t3=R13・C
13のパルス幅のパルスVs2が1つ出力される。この
ワンショットマルチバイブレータMM2からの出力パル
スVs2により時間t3の間第2のスイッチSW2がオ
ン状態となり、コンデンサC11に充電されている電荷
は急速に放電され、コンデンサC11の電圧は0Vにな
る。これは次の周期のパルス出力によりコンデンサC1
1が再充電されるため、零点の補正を行なうものであ
る。また、ここで注意すべきことは、第1のスイッチS
W1がオフになると同時に第2のスイッチSW2がオン
になるため、この動作により瞬時コンデンサC14の電
荷が放電される可能性があり得る。従って、第2のスイ
ッチSW2に対する制御ラインの前段に、例えばCRに
よる遅延回路を挿入することが好ましい。なお、第2の
スイッチSW2についても第1のスイッチSW1と同様
に、接点間の漏れ電流が最も小さく、かつ接点間容量も
小さいものを選定する必要がある。
【0059】上述した信号STR、P0 の波形、ワンシ
ョットマルチバイブレータMM1、MM2の出力波形V
s1、Vs2、及びコンデンサC11、C14の電圧波
形Vc1、Vc2を図6に示す。
【0060】このようにして簡易型ディジタル−アナロ
グ変換器によって変換されたアナログ信号Vc2は増幅
回路AMPで適当な大きさに増幅されて定電流回路11
の演算増幅器OPの一方の入力(+)に供給される。
【0061】このように、センサで検出された情報をC
R発振回路50でパルス信号に変換し、このパルス信号
の周波数をマイクロコンピュータ60で検出して水分量
等の被測定物の濃度に対応したバイナリパルス信号に変
換し、これを一定周期毎に出力し、このパルスデータを
回路構成の極めて簡単な簡易型ディジタル−アナログ変
換器を使用して直接アナログ電圧出力に変換するように
構成すると、端末機器の回路構成が非常に単純化され、
従って、小型化、コストダウンが可能になるとともに、
消費電流が極めて少なくなる。因みに、従来のディジタ
ル−アナログ変換器は数mA〜10数mAの消費電流で
あったのに対し、本実施例のディジタル−アナログ変換
器は最大でも1mAより少なかった。
【0062】従って、本実施例の構成を採用することに
より、端末機器の耐環境安定性が大いに増大し、また、
防爆安全性が一段と向上する等の顕著な効果がある。
【0063】なお、上記実施例では石油プラントに本発
明を適用した場合について主として説明したが、本発明
による情報伝送方式はこれに限定されるものでないこと
は言うまでもない。また、原油中の水分量のような情報
のみならず、湿度のような気相中の水分濃度、潤滑油中
の水分量のような液相中の濃度、その他の種々の気体や
液体中のある成分の濃度を計測する場合にも、本発明は
適用できるものである。
【0064】更に、上記実施例は本発明の単なる例示に
過ぎず、回路構成、使用する素子等は必要に応じて任意
に変更できるものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による情報
伝送方式によれば、センサからの情報を計測機器へと伝
送するための端末機器の動作電圧を、電圧/電流変換回
路の電流増幅手段に接続された抵抗素子を通じて供給す
ると共に、電圧/電流変換回路からの情報としての電流
信号は、電流増幅手段に接続された保護抵抗素子を介し
て端末機器から計測機器へと伝送する構成とされるの
で、端末機器の回路構成を単純化して、小型化、低コス
ト化し、しかも消費電流を減少させ得ると共に、装置へ
の電源投入時の過渡的状態における装置内のマイクロコ
ンピュータの誤動作及び電源回路の破損を防止し、更に
は、本来の伝送量を超えた異常値の伝送を防止して計測
機器の破損などを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報伝送方式の一実施例の基本構
成を示す全体構成図である。
【図2】図1に示す本発明の情報伝送方式の情報/電圧
変換及び電圧増幅回路に適用できるセンサを発振周波数
決定用素子として含むCR発振回路の一具体例を示す回
路図である。
【図3】図1に示す本発明の情報伝送方式の情報/電圧
変換及び電圧増幅回路に適用できるセンサを発振周波数
決定用素子として含むCR発振回路の他の具体例を示す
回路図である。
【図4】図1に示す本発明の情報伝送方式の情報/電圧
変換及び電圧増幅回路に適用できるセンサを発振周波数
決定用素子として含むCR発振回路の更に他の具体例を
示す回路構成図である
【図5】図1に示す本発明の情報伝送方式の情報/電圧
変換及び電圧増幅回路に使用された簡易型ディジタル−
アナログ変換器の一具体例を示す回路図である。
【図6】図5のディジタル−アナログ変換器の各部にお
ける電圧出力を示す波形図である。
【図7】従来の情報伝送方式の基本構成の一例を示す全
体構成図である。
【図8】従来の情報伝送方式の基本構成の他の例を示す
全体構成図である。
【図9】従来の情報伝送方式の基本構成の更に他の例を
示す全体構成図である。
【符号の説明】
10 情報/電圧変換及び電圧増幅回路 11 電圧/電流変換回路(定電流回路) 20 伝送ケーブル 21 電流測定器(測定用負荷) 22 電源 50 CR発振回路 51、52 シュミットインバータ 60 マイクロコンピュータ OP 演算増幅器 R 抵抗 RR 保護抵抗 Tr トランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)被測定物の情報を検出するセンサ
    と、該センサからの情報をアナログ電圧に変換する情報
    /電圧変換回路と、該情報/電圧変換回路からの電圧信
    号を電流信号に変換する電圧/電流変換回路とを含む端
    末機器と; (b)前記端末機器からの電流信号を測定用負荷に伝送
    する伝送手段と; (c)前記伝送手段を通じて前記電圧/電流変換回路及
    び前記情報/電圧変換回路に所定の動作電圧を供給する
    電源と;を具備し、 (d)前記電源からの動作電圧を、前記電圧/電流変換
    回路の電流増幅手段に接続された抵抗素子を通じてこの
    電圧/電流変換回路及び前記情報/電圧変換回路に供給
    する情報伝送方式において、 (e)前記情報/電圧変換回路は、前記センサを周波数
    決定用素子として含むCR発振回路と、該発振回路の発
    振出力の周波数を検出し、該検出した周波数を前記被測
    定物の情報に対応するパルス信号に変換し、一定周期で
    出力する演算制御手段と、該演算制御手段から出力され
    るパルス信号電圧を一周期毎に蓄積して電圧信号に変換
    し、該変換された電圧信号を増幅してアナログ電圧信号
    として出力するディジタル−アナログ変換手段とを有
    し、 (f)前記電圧/電流変換回路からの電流信号は、前記
    電流増幅手段に接続された保護抵抗素子を介して前記端
    末機器から前記測定用負荷に伝送する、 ことを特徴とする情報伝送方式。
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