JP2817547B2 - 映像装置 - Google Patents

映像装置

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JP2817547B2
JP2817547B2 JP4283876A JP28387692A JP2817547B2 JP 2817547 B2 JP2817547 B2 JP 2817547B2 JP 4283876 A JP4283876 A JP 4283876A JP 28387692 A JP28387692 A JP 28387692A JP 2817547 B2 JP2817547 B2 JP 2817547B2
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井 裕 之 新
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビ画面を消した
状態で記録を行って、記録の際の節電を可能にした映像
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、直流12Vのカーバッテリをメ
イン電源とする従来の映像装置におけるフライバックト
ランス電源回路の構成を示す電気回路図である。
【0003】図2において、51はフライバックトラン
ス、52はカーバッテリ電圧を安定化するための出力調
整回路、53は電源スイッチである。54はDC―DC
コンバータであり、図示していないビデオ回路へ供給す
る電力を生成し出力する回路である。
【0004】この映像装置におけるフライバックトラン
ス電源回路では、直流12Vのカーバッテリから出力さ
れる直流電圧を出力調整回路52により安定化し、さら
にこの出力調整回路52により安定化された直流電圧を
図示していない制御用マイクロコンピュータと電源スイ
ッチ53に供給している。
【0005】電源スイッチ53が閉成されると、出力調
整回路52により安定化された直流電圧は、DC―DC
コンバータ54とフライバックトランス51に供給さ
れ、DC―DCコンバータ54からはビデオ回路用の電
力がビデオ電源端子55に接続されたビデオ回路に供給
され、またフライバックトランス51では図示していな
いチューナやビデオクロマIC用の直流電力を生成し出
力する。
【0006】この映像装置で記録を行うときは、最初か
ら電源スイッチ53を閉成した状態にしておき、図示し
ていないビデオ操作用のキー群により記録を開始するた
めの操作を行い、操作信号を制御用マイクロコンピュー
タに入力して記録を行う。
【0007】また、図3はAC100Vをメイン電源と
する従来の映像装置におけるフライバックトランス電源
回路の構成の一例を示す回路ブロック図である。
【0008】図3において、61はAC100Vの交流
を直流に変換するための整流スタック、62はスイッチ
ングレギュレータ回路であり、フライバックトランス用
の電源端子63や図示していないテレビ用チューナ,ビ
デオ回路,制御用マイクロコンピュータ用の電源端子6
6を備えている。
【0009】64はリレー接点回路であり、制御用マイ
クロコンピュータから出力される制御信号によりオン/
オフされる回路である。65はフライバックトランスで
あり、テレビ用チューナやビデオクロマIC用の電源と
して直流電力を生成し出力する。
【0010】この映像装置では、通常のテレビ受信機と
して用いるときにはリレー接点回路64は閉じており、
フライバックトランス65からチューナやビデオクロマ
ICに電力が供給される。そして、記録を行うときは、
図示していないビデオ操作用のキー群により記録を開始
するための操作を行い、操作信号を制御用マイクロコン
ピュータに入力する。制御用マイクロコンピュータは、
記録を行うときになると制御信号を出力し、リレー接点
回路64を開き、スイッチングレギュレータ回路62の
電源端子66からテレビ用チューナに電力を供給するよ
うにして記録を行う。
【0011】さらに図4は、AC100Vをメイン電源
とする映像装置における電源回路の構成の他の例を示す
回路ブロック図である。
【0012】図4において、71はAC100Vの交流
を直流に変換する整流スタック、72は図示していない
制御用マイクロコンピュータが出力する制御信号により
オン/オフが制御されるリレー接点回路、73はスイッ
チングレギュレータ回路であり、図示していないフライ
バックトランスに供給する電力を生成し出力する。
【0013】74はドロッパー電源回路であり、記録を
行うときの図示していないテレビ用チューナやビデオ回
路や制御用マイクロコンピュータ用の電力を供給する。
この映像装置で記録を行うときには、リレー接点回路7
2が開くと共に、テレビ用チューナには前記ドロッパー
電源回路74から電力が供給され記録が行われる。
【0014】図5は、上述した電源回路により電力が供
給されるビデオクロマICを含む映像増幅回路の概略を
示す電気回路図である。
【0015】図5において、ビデオクロマIC81の電
源は、フライバックトランスから供給されている。81
aはビデオクロマIC81の映像増幅出力端子、82は
映像増幅用の出力トランジスタ、83はサービススイッ
チ、84,85は抵抗である。
【0016】出力トランジスタ82のコレクタは、サー
ビススイッチ83を介して図示していないCRTソケッ
ト基板にあるCRTカソードをドライブするためのR,
G,B出力トランジスタに接続されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像装置、特に
車に搭載される映像装置の場合にはカーバッテリをメイ
ン電源としている。このメイン電源の電圧はDC12〜
DC16Vの範囲で変動するため、映像装置に供給する
電圧はDC10V〜DC11未満に安定化させる必要が
ある。
【0018】これに対し、テレビ用チューナは、電源の
B電源が12V、同調電圧30V程度に設定されている
ので、通常はフライバックトランスの巻線を利用して昇
圧しチューナ用の電源を作り出している。
【0019】しがって、図2に示すような映像装置で
は、タイマ記録やワンタッチ記録を行うときにはチュー
ナに電力を供給するためにフライバックトランスが生き
た状態にあり、記録中テレビ画面には映像が写し出され
ている状態になってしまい、タイマ記録の場合、タイマ
予約時間となると、テレビ画面に映像が写し出され、周
囲の人を驚かせてしまう等の問題点があった。
【0020】また、記録行うときにフライバックトラン
スをオフにするものにおいては、図3や図4に示すよう
に、記録するときのテレビチューナ用電源として記録時
専用のテレビチューナ用電源(スイッチングレギュレー
タ回路62の電源端子66)やドロッパー電源回路74
を別に設けなければならない問題点があった。
【0021】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、記録するときのテレビチューナ用
電源として、記録時専用のテレビチューナ用電源を別に
設けることなく、テレビ画面の映像を消した状態で記録
できるようにすることで、記録時の節電を行うことの出
来る映像装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像装置
は、記録機能が付加された映像装置において、記録開始
信号を基にCRTのカソードドライブ信号をフライバッ
クトランスから供給される+B電源側に強制的に引き上
げ、記録中は画面の映像を消す画像消去回路を備えたこ
とを特徴とする。
【0023】
【作用】この発明における映像装置は、記録を行う際に
フライバックトランスを生かしたままの状態にすると共
に、CRTのカソードドライブ信号を強制的に+B電源
側に引き上げてCRT画面を暗くし、CRT画面に写し
出される映像を消すことにより記録を行う際の消費電力
を抑制し、記録時の節電を行い、さらにテレビチューナ
に電力を供給するための記録時専用の電源回路を不要と
することが出来る。
【0024】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の映像装置におけるビデオクロ
マICを含む映像増幅回路の概略を示す電気回路図であ
る。
【0025】図1において、ビデオクロマIC1の電源
は、図示していないフライバックトランスから供給され
ている。1aはビデオクロマIC1の映像増幅出力端
子、2は映像増幅用の出力トランジスタ、3はサービス
スイッチ、4,5は抵抗である。
【0026】ビデオクロマIC1の映像増幅出力端子1
aは出力トランジスタ2のベース端子に接続されてい
る。
【0027】出力トランジスタ2のエミッタ端子は、サ
ービススイッチ3の接点3aと3bを介して図示してい
ないCRTソケット基板にあるCRTカソードをドライ
ブする出力トランジスタに接続されている。
【0028】6は記録を行う際の画像消去回路であり、
ツェナーダイオード6aとトランジスタ6bと抵抗6c
により構成されている。
【0029】ツェナーダイオード6aのカソード端子は
トランジスタ6bのベース端子に接続され、トランジス
タ6bのコレクタ端子はフライバックトランスから供給
される+B電源に接続されている。
【0030】また、トランジスタ6bのエミッタ端子に
は抵抗6cが接続され、その抵抗6cの他方の端子はビ
デオクロマIC1の映像増幅出力端子1aに接続されて
いる。
【0031】次に画像消去回路6の動作について説明す
る。この画像消去回路6では、ツェナーダイオード6a
のアノード端子に記録開始信号が供給される。この記録
開始信号は、映像装置の図示していない操作キー群にお
ける記録開始キーが操作されることにより入力される操
作信号を基に、図示していないマイクロコンピュータに
より出力される信号である。
【0032】また、この画像消去回路6では、記録開始
信号が供給されるまではツェナーダイオード6aのアノ
ード電位はグランドレベルとなっており、この結果ツェ
ナーダイオード6aは非導通の状態にある。
【0033】従って、記録開始信号が供給されるまで
は、トランジスタ6bはオフの状態となっており、ビデ
オクロマICの映像増幅出力端子1aから出力される映
像信号により、CRT画面は通常の映像を写し出すこと
ができる状態となっている。
【0034】ツェナーダイオード6aのアノード端子に
記録開始信号が供給されると、ツェナーダイオード6a
のアノード電位は+B電源レベルとなり、ツェナーダイ
オード6aは導通し、トランジスタ6bが導通する。
【0035】この結果、映像増幅出力端子1aの電位は
+B電源レベルに引き上げられることになり、トランジ
スタ2はカットオフの状態になる。
【0036】すると、CRTソケット基板にあるCRT
カソードをドライブする出力トランジスタに+B電圧が
印加され、CRTのカソードに流れるビーム電流がカッ
トオフとなりCRT画面は暗くなってCRT画面に写し
出される映像は消された状態になる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、記録
を行う際にCRTに流れる電流を抑制し、CRT画面の
映像を消すことができるので、記録を行う際の消費電力
をその分節約でき、節電となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の映像装置におけるビデオクロマIC
を含む映像増幅回路の概略を示す電気回路図である。
【図2】直流12Vのカーバッテリを電源とする従来の
映像装置におけるフライバックトランス電源回路の構成
を示す電気回路図である。
【図3】AC100Vをメイン電源とする従来の映像装
置におけるフライバックトランス電源回路の構成の一例
を示す回路ブロック図である。
【図4】AC100Vをメイン電源とする映像装置にお
ける電源回路の構成の他の例を示す回路ブロック図であ
る。
【図5】ビデオクロマICを含む映像増幅回路の概略を
示す電気回路図である。
【符号の説明】
6 画像消去回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録機能が付加された映像装置におい
    て、記録開始信号を基にCRTのカソードドライブ信号
    をフライバックトランスから供給される+B電源側に強
    制的に引き上げ、記録中は画面の映像を消す画像消去回
    路を備えたことを特徴とする映像装置。
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