JP2816425B2 - a−Si:Hを用いた空間光変調素子 - Google Patents

a−Si:Hを用いた空間光変調素子

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真幸 枦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素化アモルファスシ
リコン(a−Si:H)のスパッタ膜(SP膜)などの
光導電素子と液晶又は電気光学結晶などの光変調素子と
を組み合せ光情報を並列に処理できる空間光変調素子に
関するもので、これにより安価で高性能な並列光演算素
子を提供し、大規模な並列情報演算処理装置(光コンピ
ュータ)の製作を可能とするにある。
【0002】
【従来の技術】従来、光コンピュータを実現するために
は、光情報を並列に処理できる素子が必要である。その
処理を行える素子の1つに、CdSやa−Si:H(水
素化アモルファスシリコン)などの光導電素子と液晶や
電気光学結晶などの光変調素子を組み合わせた空間光変
調素子がある。本発明は、安価なa−Si:H(水素化
アモルファスシリコン)スパッタ膜(SP膜)とねじれ
ネマティック液晶素子(TNLCD)とを用いた空間光
変調素子に関するものである。この素子構造を図1に示
す。
【0003】図1において、1はガラス基板、2はこの
上に設けたインジウム錫酸化物電極(以下ITO電極と
言う)、3はa−Si:Hの薄膜より成る光導電層、4
は光導電層に設けたAl電極よりなる光反射層、5は光
反射層上に設けたネマティック液晶よりなる液晶層、6
は透明なインジウム錫酸化物電極(ITO電極)、7は
透明ガラス基板、8は偏光板、9は書き込み光、10は読
み出し光、11は印加電極端子を示す。
【0004】この空間光変調素子の基本動作を模式化し
たものを図2に示す。これはa−Si:Hより成る光導
電層薄膜に当たる書き込み光強度を変えることにより、
液晶にかかる電圧を変え、読み出し光強度を変化させる
ものである。これを2次元のマトリックス状に作製する
と、2次元の光情報(読み出し光)を2次元の光信号
(書き込み光)によって処理できる素子が作製できる。
【0005】この空間光変調素子で並列処理系を構成す
る場合、変調素子の非線形な入出力特性を利用した画像
処理に応用できる。この画像処理の例を図3に示すAN
D演算とOR演算について説明する。Data AとD
ata Bの光強度を図3(A)に示すようにとると、
Data Aの明状態の部分とData Bの明状態の
部分が重なった所のみ明状態をとるAND演算を行うこ
とができる。またData AとData Bの光強度
を図3(B)に示すようにとると、Data Aの暗状
態とData B暗状態の重なった所のみが暗状態をと
るOR演算を行うことができる。
【0006】図4はその並列光演算処理システムを示
す。図4において、書き込み用レーザー光12の前面に設
けた液晶素子(LCD (1))13及びハーフミラー14、空
間光変調素子15、及び偏光ビームスプリッタ16を介して
スクリーン17を配設する。18は液晶素子(LCD (2))
である。19は書き込み用レーザー光、20は読み出し用レ
ーザー光を示す。
【0007】図5に示したData A、Data B
をそれぞれの液晶素子13及び18に表示させると、図5の
下の図に示すようなAND、OR並列光演算を行うこと
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】AND、OR演算の選
択は液晶素子13,18の透過光強度を変化させることによ
り行える。今日までa−Si:Hの光導電層薄膜とツイ
ステッド・ネマティック液晶ディスプレイ(以下TNL
CDと略称する)を組み合わせた空間光変調素子に用い
ているa−Si:Hの光導電層薄膜は、スパッタ装置で
は作製できず、プラズマCVD装置でのみ作製されてき
た。その理由は、TNLCDにかかる電圧を変化させる
ためにはa−Si:Hの薄膜の膜厚が25μm以上必要で
あるに対して、スパッタ装置で作製できる最大膜厚が約
1μmしかないのに対して、プラズマCVD装置では数
10μmの膜厚が作製できるためである。しかし、プラズ
マCVD装置で作製したa−Si:Hの光導電層薄膜自
体が高価であるうえ、数10μmもの膜厚を必要とするた
めに、非常に高価なものとなっていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、a−Si:H
(SP膜)の光導電層薄膜の膜厚1μm以下で、a−S
i:H(SP膜)とツイステッド・ネマティック液晶デ
ィスプレイ(TNLCD)を組み合わせた空間光変調素
子を作製する手段を提供するものである。また、本発明
の方法で作製された空間光変調素子はa−Si:Hの光
導電層薄膜を1μm以下と非常に薄くできるために、安
価で、高感度、高解像度の素子が実現できることの知見
による。
【0010】本発明の目的は、a−Si:H(SP膜)
とツイステッド・ネマティック液晶ディスプレイ(TN
LCD)を組み合わせた空間光変調素子を作製する方法
を示し、これにより高性能の並列光演算素子を実現する
ことである。本発明を適用できる製品名は投写型液晶表
示素子、並列光演算素子である。
【0011】本発明は上記の課題を解決するために、上
記の知見に基づき考えられたもので、1対の透明ガラス
基板間に上下1対のインジウム錫酸化物電極を配設し、
この電極間にa−Si:Hよりなる光導電層とAl電極
よりなる光反射層とネマティック液晶を配設し、読み出
し光側に偏光板を設けた空間光変調素子において、Al
電極とこれに対する下面ITO電極との電極面積比を
1:1/5〜1:1/25としたことを特徴とするa−S
i:Hを用いた空間光変調素子にある。
【0012】本発明の他の目的とする所は、前記a−S
i:Hよりなる光導電層の膜厚は1μm以下であるa−
Si:Hを用いた空間光変調素子にある。
【0013】本発明は、透明ガラス基板間の2個の電極
にはさまれてa−Si:Hよりなる光導電層薄膜と、光
反射層と、ネマティック液晶層を配設した空間光変調素
子の1側に設けたハーフミラー及びこれに直交する2個
の液晶素子を配して書き込み用レーザー光源をそれぞれ
受けるようにし、空間光変調素子の他側に偏光ビームス
プリッタを設け、その1側にスクリーンを設け、前記偏
光ビームスプリッタに対して直交する位置に読み出し用
レーザー光源を設けて書き込み側と直交する2個のレー
ザー光源よりそれぞれのデータ信号を空間光変調素子に
投光し、他側に設けた偏光ビームスプリッタにより読み
出し用レーザー光を前記空間光変調素子に当て、その液
晶層よりの反射波を前記スクリーンに投影するよう構成
し、前記液晶層を通過する書き込み用レーザー光の反射
率の変化で濃淡の画像をスクリーンに映写するよう構成
したことを特徴とするa−Si:Hを用いた空間光変調
素子にある。本発明において、空間光変調素子は、Al
電極とこれに対する下面のインジウム錫酸化物電極(I
TO)との電極面積比を1:1/5〜1:1/25と小さ
くすることが必要である。また本発明の前記空間光変調
素子において、a−Si:Hよりなる導電層の膜厚は1
μm以下であることが必要である。
【0014】以下図について、本発明の具体例を詳細説
明する。図6は本発明のa−Si:Hを用いた液晶空間
光変調素子を示す図であり、図7は本発明の液晶空間光
変調素子の動作を読み出し光を偏光ビームスプリッタに
より偏光させて測定したデータである。
【0015】図6においては、1は約1mm厚の前面ガラ
ス基板、2はその上面に設けたインジウム錫酸化物(I
TO電極)、3はa−Si:Hよりなる光導電層、4は
Al電極よりなる光反射層、5はネマティック液晶より
成る液晶層、6はITO電極、7は後面ガラス基板を示
す。本発明においては、ITO電極2をAl電極4に比
して電極面積を1/5〜1/25として、ITO電極の厚
さを0.1 〜5μとするものである。
【0016】a−Si:H(SP膜)の膜厚を1μmに
し、ITO電極2の面積を光反射層であるAl電極4の
面積に対して1/5〜1/25と小さくすることによっ
て、a−Si:H(SP膜)3とねじれネマティック液
晶層5(TNLCD)を組み合わせた空間光変調素子23
を作製した。液晶層5の表示モードは45゜のねじれモー
ドで、液晶層5の上端と下端の液晶分子のダイレクター
方向が45゜変わるように表面処理を施している。液晶層
5の厚さはΔnd/λ=0.433 になるように設定する。
そのときの素子構造を図6に示す。
【0017】この空間光変調素子の動作を測定したとき
の測定系を図7に示す。図7において、21は書き込み用
レーザー光、22は偏光板、23は空間光変調素子、24は偏
光ビームスプリッタ、25はフォトダイオード、26は読み
出し用レーザー光を示す。偏光ビームスプリッタ24は、
p偏光成分のみ透過させ、s偏光成分は反射させる性質
を持っている。この空間光変調素子23の配置としては、
偏光ビームスプリッタ24で反射されたs偏光が、液晶分
子の配向方向に平行になるように設置する。22の2つの
偏光板の角度をかえることにより書き込み光21の光強度
を変化させる。
【0018】このとき、書き込み光21なしの状態では、
入射したs偏光は液晶分子に沿って進行し、可逆的に反
射され、この光はフォトダイオード25に入射されず読み
出し光26は暗状態となる。この空間光変調素子23に当た
る書き込み光21の強度を強くしていくと、液晶層に電圧
が印加され、入射された直線偏光は液晶分子の複屈折効
果によって位相差が生じ楕円偏光となっていく。したが
って、空間光変調素子23の液晶層を通過した偏光成分に
p偏光成分を含むようになり、フォトダイオード25に当
たる光強度が上昇する。この動作結果を書き込み光21の
強度に対する読み出し光26の強度の変化として図8に示
す。
【0019】a−Si:Hよりなる光導電層3もねじれ
ネマティック液晶層5(TNLCD)も安価であるし、
またa−Si:Hの光導電層3の膜厚が1μmと非常に
薄いため、最も安価な空間光変調素子23が作製できる。
【0020】空間光変調素子の感度は、どの程度弱い書
き込み光強度で動作できるかを示すものである。それは
書き込み光を当てたときにa−Si:Hの導電層3の膜
全体を光導電性にするしやすさによって決まる。よっ
て、a−Si:Hの導電層3の膜厚が厚いほど、a−S
i:H膜の奥まで光が当たるような強い光強度を必要と
するために感度が下がることになる。本発明ではa−S
i:Hの光導電層3の膜厚は1μmと非常に薄くできる
ため、高感度の空間光変調素子が得られる。
【0021】また空間光変調素子の解像度は、どの程度
細かな光情報を処理できるかを示すものである。それは
ITO電極から出た電子群がAl電極に着くまでにどれ
だけ広がるかによって決まる。よって、a−Si:Hの
膜厚が厚いほど、電子群の広がりが大きくなり解像度が
落ちる。本発明ではa−Si:Hの膜厚は1μm以下と
非常に薄くできるため、高解像度の空間光変調素子が得
られる。
【実施例】
【0022】1.はじめに 光を利用した情報処理は、光の並列性、高速性を最大に
利用できる点で有望である。この情報処理を行うために
は、2次元の光情報を並列に処理できる素子が必要であ
る。その処理を行う素子の1つに、空間光変調素子があ
る。本発明者等は低電圧で、大きな屈折率制御が得られ
る液晶を光変調材料として用い、暗抵抗が高く、大面積
が得やすいSPa−Si:Hの光導電層を光検出材料に
用いて図6に示す空間光変調素子23を作製した。本発明
者等はSPa−Si:H(SP膜)を光導電層として用
いた場合の空間光変調素子の作製方法について検討し、
その素子性能と応用について検討した。
【0023】2.空間光変調素子の構造と動作原理 空間光変調素子の構造を図6に示す。透明ガラス基板1
上にストライプ状のITO電極基板2を設け、この上に
RFスパッタリング装置で作製したSPa−Si:H薄
膜3とアイランド状のAlドット電極よりなる光反射層
4を形成し、光検出部を作製する。これとストライプ状
のITO電極基板6をITO電極2と6とが直交するよ
うにセル組みし、ネマティック液晶5を封入することに
よって空間光変調素子23を作製する。この素子23の動作
は、ITO電極2,6の両端に電圧をかけておき、SP
a−Si:H薄膜3に照射される書き込み光強度によっ
て液晶5にかかる電圧を変化させ、読み出し光26の偏光
状態を変化させるものである。
【0024】3.光変調部の動作 本発明者等が作製した空間光変調素子23の表示モード
は、偏光板1枚で表示できる45゜TNモードであり、液
晶セルに100 Hzの方形波電圧を印加したときの電気光
学特性を図9に示す。透過率変化の10%、90%をとる電
圧値をV10,V90とすると、電圧応答の急峻性を表すV
90/V10=1.348 となった。
【0025】4.光検出部の検討 光検出部に用いられているSPa−Si:Hは、RFス
パッタリング装置を用いて作製した。このSPa−S
i:Hの膜厚に対する比誘電率を測定し、それを図10に
示す。これより、約1μmの膜厚までSPa−Si:H
の誘電率である11を保っており、これ以上の膜厚では、
a−Si:Hよりも絶縁性の水素の抜けたa−Siが主
体になることが分かった。よって、RFスパッタリング
装置で作製できるSPa−Si:Hの最大膜厚は1μm
であるとした。次に実際、膜厚1μmでSPa−Si:
Hを作製し、He−Neレーザー光(632.8 nm)の光
強度に対する抵抗率の変化を図11に示す。
【0026】5.空間光変調素子の設計法 液晶とSPa−Si:Hの比誘電率と抵抗率をLCRメ
ータとpAメータによって測定し、空間光変調素子の等
価回路を作製した。それを図12に示す。次に液晶を駆動
させるのに必要なSPa−Si:Hの膜厚について検討
した。作製する空間光変調素子の液晶層の厚さは、表示
モードの条件により決まり、今回用いた液晶ZLI−22
93では5.0 μmになる。この値と先ほど求めた物性値か
ら、暗状態に液晶にかかる電圧と明るい状態に液晶にか
かる電圧の比がV90/V10を越えるようにSPa−S
i:Hの膜厚を求めると、4.77μm以上となった。上述
したように、RFスパッタリングで作製できるSPa−
Si:Hの最大膜厚が1μmであるため、4.77μmとい
う膜厚は作製不可能であった。これをSPa−Si:H
の方のITO電極面積をAl電極面積に比べ1/5と小
さくすることによって補なった。
【0027】6.空間光変調素子の素子性能 感 度 2μJ/cm2 コントラスト 6.6 :1 書き込み時間 29ms 消去時間 16ms
【0028】7.空間光変調素子の応用 マトリックス状に画素分割された空間光変調素子は、読
み出し光強度を電圧と書き込み光の両方で制御できるた
め、電気と光を用いた並列処理を行える。 並列理論演算 2つの光情報の書き込み光強度を図13及び図14に示すよ
うにとり、次段でしきい値処理を施すと、印加電圧によ
ってOR、NORなどの論理を選択できる並列論理演算
素子ができる。また、この空間光変調素子は各画素にか
かる電圧を任意に変えることができるため、空間光変調
素子の全画素を任意の領域に分割し、それぞれの領域で
異なる論理演算を行わせることができる。
【0029】8.まとめ 光変調材料にネマティック液晶を用い、光検出材料にS
Pa−Si:Hを用いて空間光変調素子を作製した。こ
のとき、SPa−Si:Hの作製できる膜厚に制限があ
るため、ITO電極面積2をAl電極4の面積に比べて
少くとも1/5以下(好ましくは1/5〜1/25)に小
さくしなければならないことが判った。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、a−Si:Hによる光
導電層とツイススッド・ネマティック液晶ディスプレイ
(TNLCD)とによって電気と光で制御できる並列演
算素子が安価で高性能にできるため、大規模な並列情報
処理装置の製作を可能とする工業上大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来の空間光変調素子の構造を示す図面
である。
【図2】図2は図1に示す従来の空間光変調素子の動作
説明用等化回路図である。
【図3】図3は従来の空間光変調素子で並列処理系を構
成するAND演算とOR演算についての説明図である。
【図4】図4は従来の空間光変調素子の並列演算処理シ
ステムを示す図である。
【図5】図5は従来の同並列演算処理システムによりデ
ータA、データBをAND及びORの並列演算をした状
態を示す説明図である。
【図6】図6は本発明のa−Si:H薄膜を用いた液晶
空間変調素子を示す図である。
【図7】図7は本発明のa−Si:H薄膜を用いた液晶
空間光変調素子の基本的動作の特性を測るための偏光ビ
ームスプリッタを用いた測定系を示す図である。
【図8】図8は本発明の空間光変調素子の書き込み光強
度と読み出し光強度との関係を示す特性図である。
【図9】図9は本発明の空間光変調素子を使用したとき
の45゜TNの電気光学特性図である。
【図10】図10は本発明のa−Si:H薄膜の膜厚に対
する比誘電率の測定結果を示す図である。
【図11】図11は本発明に使用するa−Si:H薄膜の
抵抗率の光強度依存性を示す特性図である。
【図12】図12は本発明の空間光変調素子の等価回路図
である。
【図13】図13は本発明の空間光変調素子による情報処
理装置の書き込み光強度と読み出し光強度との関係を示
す特性図である。
【図14】図14は本発明の空間光変調素子による情報処
理装置の書き込み光強度と読み出し光強度との関係を示
す特性図である。
【符号の説明】
1 透明ガラス基板 2 ITO電極(インジウム錫酸化物電極) 3 a−Si:H薄膜よりなる光導電層 4 Al電極よりなる光反射層 5 液晶層 6 ITO電極 7 透明ガラス 8 偏光板 9 書き込み光 10 読み出し光 11 ITO電極端子 12 書き込み用レーザー光 13 液晶表示素子(LCD (1)) 14 ハーフミラー 15 空間光変調素子 16 偏光ビームスプリッタ 17 スクリーン 18 液晶表示素子(LCD (2)) 19 書き込み用レーザー光 20 読み出し用レーザー光 21 書き込み用レーザー光 22 偏光板 23 空間変調素子 24 偏光ビームスピリッタ 25 フォトダイオード 26 読み出し用レーザー光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−19287(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/135

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の透明ガラス基板間に上下1対のイ
    ンジウム錫酸化物電極を配設し、この電極間にa−S
    i:Hよりなる光導電層とAl電極よりなる光反射層と
    ネマティック液晶を配設し、読み出し光側に偏光板を設
    けた空間光変調素子において、Al電極とこれに対する
    下面ITO電極との電極面積比を1:1/5〜1:1/
    25としたことを特徴とするa−Si:Hを用いた空間光
    変調素子。
  2. 【請求項2】 前記a−Si:Hよりなる光導電層の膜
    厚は1μm以下である請求項1記載のa−Si:Hを用
    いた空間光変調素子。
JP17347795A 1995-07-10 1995-07-10 a−Si:Hを用いた空間光変調素子 Expired - Lifetime JP2816425B2 (ja)

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