JPS61204621A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS61204621A
JPS61204621A JP60043789A JP4378985A JPS61204621A JP S61204621 A JPS61204621 A JP S61204621A JP 60043789 A JP60043789 A JP 60043789A JP 4378985 A JP4378985 A JP 4378985A JP S61204621 A JPS61204621 A JP S61204621A
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JP
Japan
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liquid crystal
charge
receptor
voltage
image
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JP60043789A
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Osamu Taniguchi
修 谷口
Yujiro Ando
祐二郎 安藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像形成装置に関し、特に、双安定性スメク
ティック相を有する強誘電性液晶を使用した画像形成装
置に関する。
[従来の技術] 液晶素子は、従来より、ディスプレイや光シャッタなど
の種々の分野において、装置を薄型化もしくは低電力化
できる長所から利用されており、特に、画像形成装置の
分野における進歩は目覚ましい。
強誘電性液晶を用いた画像形成装置としては、例えば、
電荷付与手段としてイオン発生器を配設し、液晶素子の
外部に偏光ビームスプリッタを配置して、照射光と双安
定性スメクテイック液晶との間で生じる光学的変調を検
出することにより、画像を形成する装置がある。第5図
は、上記のような従来の画像形成装置の1例を模式的に
示した構成図であって、液晶素子501は誘電体ミラー
502を内臓する反射型構造のもので、その反射光の光
学変調を得るために、偏光ビームスプリッタ−503が
配置されている。液晶素子501は、誘電体ミラー50
2を設けた電荷受容体504と透明電極505を設けた
基体50Bとの間に液晶層507が挟持されたセル構造
で、セル構造の間隔はスペーサ508で保持されている
。ここで、イオン発生器508にデジタル画像信号に応
じる信号電圧を与えると、前記電荷受容体504に画像
相当のイオンが照射される。予め、双安定状態の一方で
ある第1の安定状態にさせられている液晶507は、例
えば507bで示された部分にイオンが照射されると、
その部分は双安定状態の別な一方である第2の安定状態
をとることになる。投射光510a、510b、510
cが偏光ビームスプリッタ−503を通して液晶素子5
01に照射され、液晶層に記録された画像が投射スクリ
ーン511に投射される。偏光ビームスプリッタ−50
3の偏光方向を507aで示される液晶の配列方向と平
行又は直角方向とし、例えば投射光510a、510b
、510cをP成分の偏光光とすると、コノ投射光51
0a、510b、510cは偏光ビームスプリッタ−5
03を通してP成分の偏光光として液晶素子501に照
射される。このP成分の偏光のうち510aと510c
は第1の安定状態に配列している液晶507aを通過し
、誘電体ミラー502で反射され、そのままP成分の偏
光光ビームスプリッタ−を通過した光510a′と51
0c ”となる、一方、P成分の偏光光のうち、投射光
510bは、第2の安定状態に配列している液晶507
bを通過し、誘電体ミラー502で反射され、S成分を
含む偏光光に変調され、この光のうちSr&分の偏光光
のみが偏光ビームスプリッタ−503で反射された光5
12b’となり、この光が投射スクリーン511に投影
されて、液晶素子501に、記録された画像が投射スク
リーン511に映し出される。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明が解決しようとする問題点は、上記のような従来
の装置では、外部からの照明が必要であり、また照明を
装置内に配設するとしても、偏光ビームスプリッタ−の
厚さのために装置全体が巨大化してしまうという欠点で
ある0本発明は、この問題点に鑑みて、照明光源を装置
内に配置し。
大画面表示においても装置が巨大化しない透過型の画像
形成装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明においては、導電体と電荷受容体との間に液晶を
挟持したセル構造の液晶素子と、前記電荷受容体の表面
に液晶の閾値電圧を越える電荷を付与する電荷付与手段
と、その電荷付与手段を前記電荷受容体の表面と平行に
移動させる移動手段とを備えた画像形成装置において、
液晶を挟持して対向する2つの部材の液晶側表面に偏光
膜を付着させたことを特徴とするものである。電荷付与
手段としては、通常、イオン発生器が使用され、例えば
、特開昭54−78134号公報や特公昭5B−358
74号公報などに記載のものを使用することができる。
電荷受容体は、透明で、かつ電荷を発生し易い材料が使
用され、例えば、ポリイミド、ポリアミドなどのプラス
チック、又はガラス等が好適である。液晶層は、その電
荷受容体と導電体とに挟持されるが、それらの対向面に
偏光膜を付着させ、対向する2つの偏光膜の偏光方向が
互いに直交するいわゆるクロスニコルの状態に配置され
る。
[作 用] 電荷付与手段は2画像の書き込み手段であり、液晶素子
は、書き込まれる対象である。電荷付与手段から液晶素
子へイオンが照射される際に、その電界の向きをデジタ
ル画像信号に対応させて、正負のいずれかで印加するこ
とにより、液晶素子の電荷受容体に電荷像を形成するこ
とができ、更には、液晶を挟持して対向する導電体との
間に誘導的に発生する電界により、液晶の配列方向を変
化させることができる。
また、従来のように偏光板でなく、偏光膜を内部へ付着
させるので、液晶素子を透過型に構成することが容易に
なり、特に、クロスニコルの状態に2つの偏光膜を配置
すれば、液晶の2つの安定状態のいずれかの長袖方向と
一致させることができる。
[実施例] 以下、本発明を実施例と図面を用いて詳細に説明する。
第1図(a)は5本発明を実施した画像形成装置の1例
を示す構造図である。第1図において。
液晶素子101は偏光膜102aおよび102bを内蔵
する透過型構造をしていて、光源103は液晶素子10
1に近接して配置される。第1の偏光膜102aは電荷
受容体104の面上に形成され、第2偏光膜102bは
ITO(Indium Th1n 0xide )など
の透明電極 105に重ねて、ガラス等の基板10Bの
面上に形成されていて、これらの間に液晶層107が挟
持されている。このセル構造の間隔は、スペーサ10B
で保持される。
本発明において、偏光膜を使用することの利点を説明す
る。従来のように偏光板を使用すると、基板106の外
側であれば装置全体への影響は少ないが、電荷受容体1
04側に配置する場合は、電界の拡がりによる解像力の
劣化を与えることになる。偏光膜の使用は、これを防ぎ
つつ液晶の配向制御を行うことを可能にし、その他に絶
縁膜としての機能も果すものである。液晶の配向につい
ては、基板の表面をガーゼやダイヤモンドペーストなど
でこすり、変形面と液晶分子との弾性作用により液晶の
配列方向を基板の擦過溝方向に揃えるラビング(擦過)
方式等が公知であるが、特公昭54−12068号公報
に記載されている延伸ポリビニルアルコール(PVA)
に2色性有機染料を吸着させて形成されたプラスチック
偏光膜を使用することにより、前記ラビング等の配向処
理における配向制御膜としても兼用させられることにな
る。
第2図は、本発明による画像形成装置の原理を模式的に
示す断面図である。第2図において1画像形成装置は、
書き込み手段としてイオン発生器201が配設され、書
き込み対象として液晶素子202が配置されている。イ
オン発生器201は電極203に交流高電圧が印加され
、これと電極204との間に生じた電界により、気体放
電を発生させて絶縁層205を充放電する。そして“、
その充放電により、前記電極204の開口部206に正
又は負のイオン源が作られる。207は絶縁部材で、電
極204と電極208の間隙を保つ。
液晶素子202は、電荷受容体208と導電体210と
の間隙をスペーサ211で保ち、その間に液晶層212
を封入したもので、導電体210は基板213の板面に
形成された電極である。この電極と前記イオン発生器の
電極208との間に直流電圧を印加すると、イオン発生
器201の前記開口部20Bから液晶素子201の電荷
受容体209へイオンが照射され、この時に電極204
と208の間の電界の向きを選択することによって、正
又は負のイオンのうち何れか一方のイオンが電極208
に向けることができる。電極208と電極210の間は
、直流電界により正又は負のうち何れか一方のイオンの
みが電極210に向けて照射される。従って、電極20
4にデジタル画像信号に応じた信号電圧を印加すること
によって、電荷受容体209に画像様のイオンが照射さ
れて、電荷像を形成することができる。
第2図に示すイオン発生器201は、開口部20Bを1
画素とすることができ、従って開口部206を紙面垂直
方向に多数配置して開口部アレイを形成し、この開口部
アレイを矢標211の方向に走査すると、液晶素子20
2の全面にわたって画像状の電荷を与えることが可能と
なる。この方式においては開口数だけの駆動素子は必要
とせず、電極203への交流印加電圧と電極204への
画像信号電圧の間でマトリックス駆動を行なわせること
により、駆動素子の数は大巾に減少させることができる
液晶層212には、例えばポリイミド、ポリアミドなど
のプラスチック、又はガラスでできた電荷受容体209
上の静電荷(例えば、図中ではeとした)とそれに誘導
されて存在する電極210中の電荷(例えば、図中では
Φとした)により電界が加わりこの電界により液晶の配
列方向に変化を生じさせる。
配向変化を生じさせる電界強度は、液晶の種類により変
化するが0.5〜IOX 10’  V/m程度であり
、これは与えるべき電荷量で表わすと液晶層212及び
電荷受容体208の誘電率によって変わるが1.5〜4
4X 10−3ク一ロン/rn’程度である。
電荷受容層209の厚さは、液晶層212へ分配印加さ
れる電圧へは余り影響を与えないが、厚くなると電界の
拡がりにより解像力が劣化してくるので厚さは1画素の
大きさ程度、望ましくはその半分以下がよい。たとえば
1画素の大きさが80ミクロンであったとすると、その
半分の30ミクロン程度以下の厚さとすることが望まし
い、静電荷により、電荷受容体209と電極210の間
には静電引力が働くので、電荷受容体209が変形しな
いよう充分な密度でスペーサー211を設けることが好
ましい。
スペーサー 211の部分は、画像表示コントラストに
悪影響を及ぼさないように表示方式によっては黒色又は
光散乱状態とする。スペーサー211のピッチと画素の
ピッチの比が整数に近くなるとモアレが発生することが
あるので、これを避けるためにはスペーサー211ピツ
チ又は角度を選んだり又はランダムに配置することも可
能である。
電荷受容体209の抵抗値は双安定性スメクテイ2り液
晶の如きメモリー性を有するものを使用する場合には配
向変化に必要な間のみ電荷を保持すれば良いので101
oΩ・CM程度の低抵抗のものまで用いることができる
。この場合には電荷受容層に電荷が蓄積しない様に端部
を接地又は低い電位に接続しておくことが望ましい。
画像を書き換える場合には、使用する液晶相に応じた種
々の方法により画像を消去することができる。例えば全
面に一様な電界を加えて書き込み画像を消去することが
でき、この方式の場合にはコロナ放電器を別に設けて帯
電又は除電を行なっても良いが、イオン発生器201を
用いて、画像信号の代りに消去信号を印加することによ
っても可能である。
次に、このように外部より与えられれた一定量の電荷に
よる電界により実効的に液晶の配向変化を得る場合、強
誘電性液晶は、他のたとえばネマティック液晶等に比べ
1014Ω・cm以上と極めて高インピーダンスである
為電荷をリークさせることがなく最適である0強誘電性
液晶としてカイラルスメクティック液晶があり、そのう
ち力イラルスメクティックC相(8層02)又はH相(
SmHりの液晶が適している。又、この強誘電性液晶は
、電界に対して双安定性を有しており、しかも電界効果
により何れか一方の安定状態に配列したあと、かかる電
界を取り除いてもこの安定状態が維持されるので、本発
明の画像形成法において特に適したものである。
強誘電性液晶の詳細については、例えば、“ル・ジュー
ルナル・ド・フィジーク・ルテールパ(“LE JOU
RNAL DE PHYSIQUE LETTER3”
)1975年、3e (r、 −as)号に掲載の「フ
ェロエレクトリック・リキッド・クリスタルス」(rF
erroelectric Liquid Cryst
als J )、°′アプライド・フィジックス・レタ
ーズ(”Applied  Physics  Let
ters  ”  )  1980年、 38(11)
号に掲載の「サブミクロ・セカンド・バイスティプル・
エレクトロオプティック・スイッチング・イン・リキッ
ド・クリスタルス」(rsubmicro 5econ
d B1−5table ElectroapticS
witching in Liquid CrySta
l s J ) 、・  “固体物理”1981年、1
B(141)号に掲載の「液晶」等に記載されており、
本発明ではこれらに開示された双安定性を示す強誘電性
液晶を用いることができる。
強誘電性液晶化合物の具体例としては、デシロキシベン
ジリテンーP′−アミノ−2−メチルブチル シンナメ
ー) (DOBAMBC)、ヘキシルオキシベンジリデ
ン−P′−アミノ−2−クロロプロピルシンナメート(
HOBACPC)、4−o−(2−メチル)−ブチルレ
ゾルシリテン−4′−オクチルアニリン(MBRA8 
)が挙げられる。
これらの材料を用いて素子を構成する場合、液晶化合物
がS■C零相又はSIl旧相となるような温度状態に保
持する為、必要に応じて素子をヒーターが埋め込まれた
銅ブロック等により支持することができる。
第3図は、強誘電性液晶の動作説明のために、セルの例
を模式的に描いたものである。この際、便宜上前記の電
荷受容体と電荷の関係を電極構造で表す。
電極301と 301′の間に液晶分子層302が電極
面に垂直になるよう配向したSaC零相又はSm旧相の
液晶が封入されている。太線で示した線303が液晶分
子を表わしていて、この液晶分子303はその分子に直
交した方向に双極子モーメン)(Pム)304を有して
いる。電極301と301′の電極間に一定の閾値以上
の電圧を印加すると、液晶分子303のらせん構造がほ
どけ、双極子モーメント(Pよ)304がすべて電界方
向に向くよう、液晶分子303は配向方向を変えること
ができる。液晶分子303は、細長い形状を有しており
、その長袖方向と短軸方向で屈折率異方性を示し、従っ
て例えバカラス面の上下に互いにクロスニコルの偏光子
を置けば、電圧印加極性によって光学特性が変わる液晶
光学変調素子となることは、容易に理解される。本発明
の液晶素子201で好ましく用いられる液晶セル構造は
、その厚さを充分に薄く(例えば10g以下)すること
ができる、このように液晶層が薄くなるにしたがい、第
4図に示すように電界を印加していない状態でも液晶分
子のらせん構造がほどけ、非らせん構造を形成し、その
双極子モーメントPまたはP′は上向き(400又は下
向き(404’)のどちらか一方の安定状態をとる。こ
のようなセルに、第4図に示す如く一定の閾値以上の極
性の異る電界E又はE′を電圧印加手段401と 40
1′により付与すると、双極子モーメントは、電界E又
はE′の電界ベクトルに対応して上向き 404又は下
向き404′と向きを変え、それに応じて液晶分子は、
第1の安定状態403かあるいは第2の安定状態403
′の何れか一方に配向する。
このような強誘電性液晶を素子として用いることの利点
は、先にも述べたが2つある。その第1は、応答速度が
極めて速いことであり、第2は液晶分子の配向が双安定
性を有することである。
第2の点を、例えば第4図によって更に説明すると、電
界Eを印加すると液晶分子は第1の安定状態403に配
向するが、この状態は電界を切っても安定である。又、
逆向きの電界E′を印加すると、液晶分子は第2の安定
状態403”に配向してその分子の向きを変えるが、や
はり電界を切ってもこの状態に留っている。又、与える
電界Eが一定の閾値を越えない限り、それぞれの配向状
態にやはり維持されている。このような応答速度の速さ
と、双安定性が有効に実現されるにはセルとしては出来
るだけ薄い方が好ましい。一般的には0.5 p〜20
IL、特にlIL〜5ルが適している。この種の強誘電
性液晶を用いたマトリクス電極構造を有する液晶素子は
、例えばクラークとラガパルにより、米国特許第438
7924号公報で提案されている。
さて、第1図(a)に示された本発明による画像形成装
置は、上記の如き液晶素子の電荷受容体104および透
明電極105に、偏光膜102aおよび102bを付着
させたものである。まず、画像形成に先立って、イオン
発生器109より負のイオンビームを電荷受容体104
へ照射し、かつ前記イオン発生器109の移動手段11
0により、その照射を電荷受容体 104の全面に亘っ
て均一なものとして負電荷を与え、これによる電圧Ea
’が液晶層107に実質的に印加され、この際の電圧が
液晶の閾値電圧より大きくなると、例えば第1図(b)
に示される第1の安定状態に配列された液晶107aを
均一に生じることになる。
第1図 (a)に示される2つの偏光膜102aおよび
102bは、互いに前記クロスニコルの関係に配置する
ことができる。ここで、第4図に示した液晶分子の2つ
の安定状態は、その長袖方向が前記ラビング方向に対し
て等角度で実現されるため、例えば、いずれか一方の偏
光膜102aもしくは102bの偏光方向が前記第1の
安定状態に配列された液晶分子10?aの長袖方向と一
致するように、ラビング方向と偏光方向とを予め調節す
ることができる。この状態では、入射光は透過せず、全
体が「暗」の状態となる。
次に、イオン発生器109より正のイオンビームを画像
状に電荷受容体104に照射する。この際、イオン発生
器 109もしくは液晶素子101を移動させて電荷受
容体104にイオンビームを走査することができる。こ
のイオンビームの照射により電荷受容体104には、図
中のΦ電荷が画像状に付与され、Ea’の電界方向とは
逆方向の電界Eaが液晶層107に生じることになる。
この電圧Eaが閾値電圧を越えることによって第1の安
定状態に配列していた液晶107aが第2の安定状態に
配列した液晶107bに変化する。電荷受容体104に
付与された電荷がリークして消滅すると共に、液晶層1
07に印加される電圧も消滅するが、本実施例の如く液
晶層107が強誘電性液晶の場合はメモリー性を有して
いるので、記録画像は保持される。このとき、第2の安
定状態に配列した液晶分子107bの長袖方向が互いに
クロスニコルの関係にある偏光膜102aおよび102
bの双方の偏光軸方向からずれることによって、光源 
103からの入射光が透過し、「明」の状態になって画
像が表示される。
なお、本実施例では、100 p−のSiO□ガラス上
にPVA偏光膜を形成し、電荷受容体に設けることとし
たが、PVAの厚さを1001L程度にすれば、強度的
にも、PVA膜自身を偏光膜と配向制御膜とを兼ねる電
荷受容体として使用することも可能である。
[発明の効果] 以上、説明したとおり、本発明によれば、液晶セルのい
ずれかの対向面に偏光膜を配置することにより、装置内
に光源を配設しても装置が巨大化しない、大画面表示に
適した透過型画像を容易に形成する薄型化可能の画像形
成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構造図、第2図は本発明を
模式的に示す断面図、第3図および第4図は本発明に使
用する液晶素子を模式的に示す斜視図、第5図が従来例
の構造図である。 101.202,501・・・液晶素子、 102・・
・偏光膜、103・・・光源、  104,209,5
04・・・電荷受容体。 107.212.5G?・・・液晶層、109.201
,509・・・電荷付与手段、110・・・移動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電体と電荷受容体との間に液晶を挟持したセル
    構造の液晶素子と、前記電荷受容体の表面に液晶の閾値
    電圧を越える電荷を付与する電荷付与手段と、その電荷
    付与手段を前記電荷受容体の表面と平行に移動させる移
    動手段とを備えた画像形成装置において、液晶を挟持し
    て対向する2つの部材の液晶側表面に偏光膜を付着させ
    たことを特徴とする画像形成装置。
JP60043789A 1985-03-07 1985-03-07 画像形成装置 Pending JPS61204621A (ja)

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