JP2815829B2 - 工作機械におけるワークのアンローディング装置 - Google Patents

工作機械におけるワークのアンローディング装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械における
ワークのアンローディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動化された工作機械において
は、未加工ワークを工作機械のチャック装置に供給(ロ
ーディング)し、加工済みワークを工作機械のチャック
装置から取り出す(アンローディング)装置として、ロ
ーディング装置とアンローディング装置とが兼用となっ
ている方式と、別々となっている方式とがある。
【0003】上記後者の方式の1つに、図2に示すよう
な装置がある。図2の装置は、工作機械のチャック装置
1に対して、ローディング装置2がチャック装置1の上
方に距離vs1 だけ上下動可能に設置され、これに対し
て、アンローディング装置3がチャック装置1の斜め上
方に直線往復移動可能に設置されている。
【0004】上記ローディング装置2は、ワーク支持腕
2aとワーク押込み腕2bとを有し、上端位置でワーク
支持腕2aの受け部2a’に未加工ワーク4を受け取っ
て下端位置へ移動し、この位置でワーク押込み腕2bの
下端の押込み部2b’により、上記ワーク支持腕2aの
受け部2a’の未加工ワーク4をチャック装置1に押込
み、該チャック装置1で未加工ワーク4をチャックし、
チャック後、ローディング装置2は上端位置へ復帰し、
次の未加工ワーク4の供給準備を行って待機する。この
間に、チャック装置1でチャックされた未加工ワーク4
に適宜のツール装置(図示省略)で所定の加工が行われ
る。そして、加工が終了すると、アンローディング装置
3が斜め上方からチャック装置1の位置まで降下してき
て、加工済みワーク4aをポケット部3aで受け取り、
斜め上方のワーク排出位置へ復帰する。
【0005】アンローディング装置3の上記復帰動作に
関連して、ローディング装置2が次の未加工ワーク4を
チャック装置1に搬入する動作が行われる。以後、上記
動作を反復する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記図2に示す従来の
装置は、ローディング装置2及びアンローディング装置
3を、ツール装置の動作範囲やワーク加工領域等を考慮
して、これらとの干渉を防止できる配置とし、かつ、未
加工ワークの供給シュート、加工済みワークの排出シュ
ート等とのマッチングを図りつつ合理的に設計した結
果、このような配置構成となったものであるが、加工コ
ストの削減が強く要求されている昨今においては、さら
に改善することが求められており、本発明者等は、鋭意
研究した結果、加工サイクルタイムの短縮、ワークの受
け取り動作の安定性向上等について、さらに改良の余地
があることを見いだしたものである。
【0007】即ち、従来の装置は、ワークの加工中、ア
ンローディング装置3を斜め上方の加工済みワークの排
出位置に待機させておく必要がある。従って、ワークの
加工終了後、アンローディング装置3は、斜め上方の加
工済みワークの排出位置からチャック装置1の位置まで
ポケット部3aを移動させ、この位置でチャック装置1
から加工済みワークをポケット部3a内へ受け取り、続
いて斜め上方へ復帰し、この復帰動作に関連して、ロー
ディング装置2を降下動作させる。このときの動作方向
を見ると、アンローディング装置3の復帰方向は斜め方
向ではあるが上方向であり、これに対して、ローディン
グ装置2は上から下方向へ、即ち、衝突干渉する方向へ
の移動となるため、アンローディング装置3のポケット
部3aがローディング装置2の下端(図2では左側下
端)を通過し終わるまで降下動作を待つ必要があり、そ
の分、ローディング装置2の降下開始時点が遅れること
になる。
【0008】また、アンローディング装置3をローディ
ング装置2の側方で斜め上方から直線運動で往復動作さ
せているため、アンローディング装置3のポケット部3
aの往復動作との干渉を避けるため、ローディング装置
2の上端位置をチャック装置1から見て高い位置に設定
する必要があり、そのため、ローディング装置2の上下
動距離vs1 が長くなり、その分、未加工ワークをチャ
ック装置1に供給するまでの搬送距離が長くなり、所要
時間も長くなる。
【0009】さらに、アンローディング装置3のポケッ
ト部3aをローディング装置2の側方で斜め上方から直
線運動で往復動作させてチャック装置1に接近・離隔さ
せているため、チャック装置1から加工済みワークを受
け取るポケット部3aの形状を、十分な抱き角度に形成
することができず、そのため、チャック装置1からの受
け取り時にワークの姿勢変化等によって受け取りミスが
発生したり、或いは、斜め上方位置への復帰動作途中で
の振動や衝撃等によってワークが脱落するなどのワーク
の受け取りが不安定となる問題があった。
【0010】本発明の目的は、ローディング装置の上下
動距離の短縮及び加工サイクルタイムの短縮を可能と
し、しかも、アンローディング装置のポケット部の形状
を、加工済みワークの受け取りミスや搬出中の脱落を防
止して十分な抱き角度に形成し得る構造の工作機械にお
けるワークのアンローディング装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、未加工ワークを工作機械のチャック装置
に供給し、加工済みワークを工作機械のチャック装置か
ら取り出すローディング装置とアンローディング装置と
が別々となっている方式の工作機械において、チャック
装置の上方に上下動可能に設置されたローディング装置
の側部上方に第1のアクチュエータを介して斜め上方へ
直線往復移動可能に設置された摺動体部分と、先端に加
工済みワークの受け取り用のポケット部を有し、基部を
上記摺動体部分に第2のアクチュエータを介して加工済
みワークの受け取り位置とこの位置から斜め下方の待機
位置との間で往復回動可能に枢着した回動アーム部分と
からなり、上記摺動体部分をワークの加工終了時に前以
って降下端位置に保持させ、この位置から回動アーム部
分を往方向に回動させてポケット部を斜め下方の待機位
置からチャック装置の加工済みワーク受け取り位置へ上
向きに移動させ、加工済みワークの受け取り後、回動ア
ーム部分を復方向に回動させてポケット部を斜め下方の
待機位置へ下向きに移動させるようになしたものであ
る。
【0012】本発明は、上記したように、アンローディ
ング装置の復帰動作方向をチャック装置から斜め下方と
し、ローディング装置の降下方向と衝突干渉しない方向
となしたから、ローディング装置で未加工ワークをチャ
ック装置に供給するための該ローディング装置の降下開
始時点を、アンローディング装置がチャック装置から加
工済みワークを受け取って斜め下方の待機位置へ復帰動
作を開始する時点と同一か、少し前に設定することが可
能となり、加工サイクルタイムの短縮を可能とできる。
【0013】また、アンローディング装置は、従来で
は、摺動体部分にポケット部を直接固着していたが、本
発明では、摺動体部分に対し、回動アーム部分を摺動体
部分の降下端位置でポケット部をチャック装置からの加
工済みワークの受け取り位置とこの位置から斜め下方の
待機位置との間で往復回動可能に枢着したことにより、
アンローディング装置の復帰動作時には、ポケット部を
チャック装置の斜め下方へ退避させた位置で摺動体部分
により斜め上方へ復帰させることができ、これによっ
て、上記ポケット部がローディング装置と干渉すること
を皆無とすることができ、従って、ローディング装置の
高さ位置を下方に下げてチャック装置に接近させること
ができ、ローディング装置の上下動距離を短縮でき、加
工サイクルタイムの短縮を可能とできる。
【0014】さらに、アンローディング装置は、摺動体
部分に対し、回動アーム部分を摺動体部分の降下端位置
でポケット部をチャック装置からの加工済みワークの受
け取り位置とこの位置から斜め下方の待機位置との間で
往復回動可能に枢着したことにより、ローディング装置
への干渉を完全になくせるため、ポケット部の形状を加
工済みワークの受け取りに十分な抱き角度に形成でき、
加工済みワークを安定して受け取らせることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1の(A)は、工作機械のチャ
ック装置及びローディング装置に対する本発明のアンロ
ーディング装置の配置関係を示す要部概略正面図であっ
て、11はチャック装置、12はローディング装置、1
3はアンローディング装置、14はワークを示してい
る。図1の(B)はポケット部の概略斜視図である。
【0016】チャック装置11は、図示例では公知のコ
レットチャック構造のものを例示しており、主軸頭に回
転自在に軸受けされた主軸の中心部にドローバーが軸方
向へ流体圧シリンダを介して移動可能に挿入され、この
ドローバーの先端によりコレット部を拡縮させてワーク
14を把持・開放する構造のものである。
【0017】ローディング装置12は、ワーク支持腕1
2aとワーク押込み腕12bとを有し、チャック装置1
1の上方に距離vs2 だけ上下動可能に設置されてい
る。この上下動手段は、流体圧シリンダ等のアクチュエ
ータ(図示省略)で構成されている。
【0018】ローディング装置12の動作は、上端位置
でワーク支持腕12aの下端に一方の側面を切り欠いて
形成したV溝形状の受け部12a’に適宜のワーク供給
シュート(図示省略)から未加工ワーク14を1個ずつ
芯出し状態で受け取って下端位置へ移動し、この位置で
ワーク押込み腕12bの下端の押込み部12b’によ
り、上記ワーク支持腕12aの受け部12a’の未加工
ワーク14をチャック装置11に向けて軸方向に押込
み、該チャック装置11で未加工ワーク14をチャック
し、チャック後、ローディング装置12は上端位置へ復
帰し、次の未加工ワーク14の供給準備を行って待機す
る。この間に、チャック装置11でチャックされた未加
工ワーク14に適宜のツール装置(図示省略)で所定の
加工が行われる。そして、加工が終了すると、アンロー
ディング装置13の出番となる。
【0019】このアンローディング装置13は、チャッ
ク装置11の上方に上下動可能に設置されたローディン
グ装置12の側部上方に第1のアクチュエータ13aを
介して斜め上方へ直線往復移動可能に設置された摺動体
部分13bと、先端に加工済みワーク14aの受け取り
用のポケット部13cを有し、基部13f’を枢軸13
dにより上記摺動体部分13bに第2のアクチュエータ
13eを介して加工済みワーク14aの受け取り位置a
とこの位置から斜め下方の待機位置bとの間で往復回動
可能に枢着した回動アーム部分13fとからなる。
【0020】第1のアクチュエータ13aは、例えば、
流体圧シリンダで構成され、図示例はロッドレスシリン
ダの場合を例示している。
【0021】摺動体部分13bは、工作機械の一部に固
着されるフレーム13gの摺動ガイド部材13hに斜め
上方へ直線的に往復摺動可能に装着支持され、第1のア
クチュエータ13aにより動作せしめられる。
【0022】ポケット部13cは、回動アーム部分13
fの下部先端に形成されている。このポケット部13c
は、図1の(B)に示すように、2枚の側板13i、1
3jと、この側板13i、13j間に対向配置された前
後の底板13k、13mとからなり、チャック装置11
に近い側の側板13iの先端付近の上面には、ワークの
受け取りを容易とするための円弧状の凹部13i’が形
成してあり、チャック装置11から遠い側の側板13j
の先端付近の上面には、チャック装置11から軸方向に
押し出されてくるワークを受け止める受け止め部13
j’が形成してある。上記前後の底板13k、13m
は、図1の(A)に示すように、チャック装置11から
の加工済みワーク14aの受け取り位置aでV形状の受
け部からなるポケット部13cを形成するように構成さ
れている。しかも、前側の底板13kは、軸13k’を
中心に開閉回動可能で、常時、ばね(図示省略)で閉鎖
位置に保持され、摺動体部分13bの上昇端位置cで、
この位置に設置されたワーク排出シュート13nの突起
13n’に当接して開放せしめられる構成である。ま
た、後側の底板13mは、軸13m’を中心に開閉回動
可能で、常時、ばね(図示省略)で閉鎖位置に保持さ
れ、摺動体部分13bの上昇端位置cで、この位置に設
置された突起13pに当接して開放せしめられる構成で
ある。
【0023】上記アンローディング装置13は、摺動体
部分13bをワーク14の加工終了時に前以て降下端位
置、即ち、待機位置bに保持させ、この位置から回動ア
ーム部分13fを往方向に回動させてポケット部13c
を斜め下方の待機位置bからチャック装置11の加工済
みワーク受け取り位置aへ上向きに移動させ、加工済み
ワーク14aの受け取り後、回動アーム部分13fを復
方向に回動させてポケット部13cを斜め下方の待機位
置bへ下向きに移動させるように構成している。そし
て、待機位置bに戻ると摺動体部分13bを第1のアク
チュエータ13aにより斜め上方の上昇端位置c、即
ち、ワーク排出位置へ復帰させるように動作制御され
る。
【0024】アンローディング装置13の上記復帰動作
に関連して、ローディング装置12を降下動作させて、
次の未加工ワーク14をチャック装置11に搬入する動
作が行われる。この場合、アンローディング装置13の
復帰動作方向をチャック装置11から斜め下方とし、ロ
ーディング装置12の降下方向と衝突干渉しない方向と
なしたから、ローディング装置12で未加工ワーク14
をチャック装置11に供給するための該ローディング装
置12の降下開始時点を、アンローディング装置13が
チャック装置11から加工済みワーク14aを受け取っ
て斜め下方の待機位置bへ復帰動作を開始する時点と同
一か、少し前に設定することが可能となり、加工サイク
ルタイムの短縮が可能である。
【0025】また、アンローディング装置13は、ポケ
ット部13cをチャック装置11の斜め下方へ退避させ
た待機位置bで摺動体部分13bと共に斜め上方へ復帰
させているため、ローディング装置12の高さ位置を下
方に下げてチャック装置11に接近させることができ、
ローディング装置12の上下動距離vs2 を短縮でき、
この点でも加工サイクルタイムの短縮が可能である。
【0026】さらに、アンローディング装置13のポケ
ット部13cは、チャック装置11に向けて斜め下方か
ら上向きに回動させて加工済みワークの受け取り位置a
へ移動させるようにしているため、加工済みワーク14
aの受け取りに十分な抱き角度に形成でき、加工済みワ
ーク14aを安定して受け取らせることができる。
【0027】本発明は以上の構成からなり、次に、全体
の動作を簡単に説明する。先ず、未加工ワーク14をロ
ーディング装置12でチャック装置11に供給する。こ
の時、アンローディング装置13は待機位置bにある。
チャック装置11で未加工ワーク14のチャックが行わ
れると、ローディング装置12は上昇復帰し、次のワー
クの供給準備をする。チャック装置11が未加工ワーク
14をチャックすると、ツール装置(図示省略)が動作
して未加工ワーク14に所定の加工を行う。
【0028】そして、所定の加工が終了すると、アンロ
ーディング装置13の回動アーム部分13fが第2のア
クチュエータ13eにより上向きに回動せしめられ、ポ
ケット部13cが待機位置bから加工済みワーク14a
の受け取り位置aに移動せしめられる。この時点でチャ
ック装置11が加工済みワーク14aを開放して、例え
ば、軸線方向に押し出す。この加工済みワーク14a
は、アンローディング装置13のポケット部13c内に
落下し、或いは、受け取られる。この受け取りが行われ
ると、第2のアクチュエータ13eが回動アーム部分1
3fを下向きに回動させてポケット部13cを待機位置
bに復帰させる。
【0029】これと同時、又は、関連して、ローディン
グ装置12が降下動作し、次の未加工ワーク14をチャ
ック装置11に供給する。次の未加工ワーク14のチャ
ックが終わると、ローディング装置12の上昇復帰と次
の未加工ワーク14の供給準備が行われ、また、ツール
装置による加工が開始される。
【0030】一方、アンローディング装置13は、ポケ
ット部13cが待機位置bに復帰すると、直ちに、第1
のアクチュエータ13aが動作し、摺動体部分13bを
ポケット部13cと共に斜め上方の加工済みワーク14
aの排出位置cに移動させ、この位置で突起13p及び
突起13n’によりポケット部13cの底板13k、1
3mをばねに抗して開放させ、加工済みワーク14aを
ワーク排出シュート13nに排出させる。そして、直ち
に、待機位置bまで降下せしめられ、次の加工が終了す
るまで待機する。以後、上記した動作を反復する。
【0031】上記した実施例中、ポケット部13cの形
状は、図面に例示したものに制約されず、他の形状や構
成としてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、アンローディング装置
の復帰動作方向をチャック装置から斜め下方とし、ロー
ディング装置の降下方向と衝突干渉しない方向となした
から、ローディング装置で未加工ワークをチャック装置
に供給するための該ローディング装置の降下開始時点
を、アンローディング装置がチャック装置から加工済み
ワークを受け取って斜め下方の待機位置へ復帰動作を開
始する時点と同一か、少し前に設定することが可能とな
り、加工サイクルタイムの短縮を可能とできる。
【0033】また、アンローディング装置は、従来で
は、摺動体部分にポケット部を直接固着していたが、本
発明では、摺動体部分に対し、回動アーム部分を摺動体
部分の降下端位置でポケット部をチャック装置からの加
工済みワークの受け取り位置とこの位置から斜め下方の
待機位置との間で往復回動可能に枢着したことにより、
アンローディング装置の復帰動作時には、ポケット部を
チャック装置の斜め下方へ退避させた位置で摺動体部分
により斜め上方へ復帰させることができ、これによっ
て、上記ポケット部がローディング装置と干渉すること
を皆無とすることができ、従って、ローディング装置の
高さ位置を下方に下げてチャック装置に接近させること
ができ、ローディング装置の上下動距離を短縮でき、加
工サイクルタイムの短縮を可能とできる。
【0034】さらに、アンローディング装置は、摺動体
部分に対し、回動アーム部分を摺動体部分の降下端位置
でポケット部をチャック装置からの加工済みワークの受
け取り位置とこの位置から斜め下方の待機位置との間で
往復回動可能に枢着したことにより、ローディング装置
への干渉を完全になくせるため、ポケット部の形状を加
工済みワークの受け取りに十分な抱き角度に形成でき、
加工済みワークを安定して受け取らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、工作機械のチャック装置及びローデ
ィング装置に対する本発明のアンローディング装置の配
置関係を示す要部概略正面図、(B)はポケット部の概
略斜視図。
【図2】工作機械のチャック装置及びローディング装置
に対する従来のアンローディング装置の配置関係を示す
要部概略正面図。
【符号の説明】
11 チャック装置 12 ローディング装置 13 アンローディング装置 14 未加工ワーク 14a 加工済みワーク 13a 第1のアクチュエータ 13b 摺動体部分 13c ポケット部 13e 第2のアクチュエータ 13f 回動アーム部分 13n ワーク排出シュート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未加工ワークを工作機械のチャック装置
    に供給し、加工済みワークを工作機械のチャック装置か
    ら取り出すローディング装置とアンローディング装置と
    が別々となっている方式の工作機械において、 チャック装置の上方に上下動可能に設置されたローディ
    ング装置の側部上方に第1のアクチュエータを介して斜
    め上方へ直線往復移動可能に設置された摺動体部分と、 先端に加工済みワークの受け取り用のポケット部を有
    し、基部を上記摺動体部分に第2のアクチュエータを介
    して加工済みワークの受け取り位置とこの位置から斜め
    下方の待機位置との間で往復回動可能に枢着した回動ア
    ーム部分とからなり、 上記摺動体部分をワークの加工終了時に前以って降下端
    位置に保持させ、この位置から回動アーム部分を往方向
    に回動させてポケット部を斜め下方の待機位置からチャ
    ック装置の加工済みワーク受け取り位置へ上向きに移動
    させ、加工済みワークの受け取り後、回動アーム部分を
    復方向に回動させてポケット部を斜め下方の待機位置へ
    下向きに移動させるようになしたことを特徴とする工作
    機械におけるワークのアンローディング装置。
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