JP2813885B2 - 山芋栽培器 - Google Patents

山芋栽培器

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JP2813885B2 JP63324862A JP32486288A JP2813885B2 JP 2813885 B2 JP2813885 B2 JP 2813885B2 JP 63324862 A JP63324862 A JP 63324862A JP 32486288 A JP32486288 A JP 32486288A JP 2813885 B2 JP2813885 B2 JP 2813885B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は山芋栽培器の改良に関するものである。
(2)従来の技術 この種栽培器として断面が小径側を下にした卵形をな
し天井全長にわたる軸方向割目をもち側面に多孔部をも
つ薄肉筒からなる栽培器が実公昭62−38516号公報に開
示されている。
(3)発明が解決しようとする問題点 上記栽培器は底部が逆三角形断面だと生育は良いが形
状に難があるため土圧との関係で底部だけは適当な丸み
をもたせた方がよいとの理由で、断面が小径側を下にし
た卵形に成形する要があり、栽培器を構成する筒形の上
部開放端は種芋から降りた成長点が筒からはずれないよ
うに大きく広げるように形成されしかも筒体の頂部には
軸方向のスリットを設けるなど筒体の成形がコストアッ
プする。又この栽培器を使用して山芋を育成するのに無
菌土を必要とするためこれまたコストアップとなるばか
りか筒体を埋めるに際しては種芋から成長する新生芋を
筒体に案内するための案内棒が必要となり、余分な部材
が要るばかりか種芋の植付け作業も手間がかかるなど生
産性の面からも難点が見られる。
(4)問題点を解決するための手段 本発明は、長尺の山芋栽培袋に土を詰めて土中に埋
め、山芋を生育させる栽培器において、上記栽培袋は周
面に複数の孔を具え土中埋込時は軸方向に対し直角な方
向に任意形状に押しつぶされ山芋の成長に伴いほゞ円筒
形状に変形する薄板状の合成樹脂材からなる柔軟な長尺
の山芋栽培器を構成し、同袋のいずれか一方の開口端に
種芋を載置するための受け樋を脱着自在に取付けたこと
を特徴とし、その目的とするところは極めて簡単な構成
で従来の不具合点を未然に解消しうる山芋栽培器を提供
しようとするものである。
(5)作用 本発明は上記したとおり構成されており、先ず上記長
尺の山芋栽培袋に所定量の土を詰めた後同袋を軸方向に
対し直角な方向に押しつぶしたように変形させた状態で
所定角度で所定間隔に所要数列上記袋の一方の開口端が
地面から覗く程度に畑に埋め、この開口端に上記受け樋
を取付け、これに種芋を載置した後上記開口端と種芋と
を埋め込んで、種芋の埋込み作業を行う。このようにし
て埋め込まれた種芋からの新生芋は上記袋の底部に沿っ
て伸びるとともに同袋の側壁と同側壁を介して加わる外
部土圧との影響を受けて肥大成長し、姿,形は自然芋そ
っくりで味も自然薯と全く同一な山芋が得られる。
(6)実施例 つぎに、本発明の最も好ましい図示実施例について説
明する。図1ないし図5において、10は栽培器で、後記
する山芋栽培袋12と受け樋16とから構成されている。12
は土中埋込時は軸方向に対し直角な方向に任意形状に変
形自在な薄板状の合成樹脂材からなる柔軟な長尺の山芋
栽培袋で、その周面には上記袋内の通気性及び通水性を
保持するための孔14が、同袋12を図5に示すように折畳
まれた状態で上記袋の上半部に位置するように20cmない
し30cm間隔で穿設されている。16は断面がほゞU字形の
受け樋で、上記袋12のいずれか一方の開口端に脱着自在
に取付けられる。
このように構成された本実施例において、先ず、受け
樋16に土Eを入れて山芋の種芋を取付けるとともに上記
栽培袋12の中にも2.5kgないし3kgの土を入れ、図5に示
すように上記栽培袋12がその軸方向に対し直角な方向に
押しつぶしたような状態で図4(a)に示すように土中
に30cm間隔かつ水平方向に対し約15度に斜め下向きに埋
設する。
このようにして畑に埋め込まれた状態で種芋から成長
する山芋Yは図4(b)、(c)及び(d)に示すよう
に上記袋12の底部に沿って軸方向に成長する。
そしてその成長過程で上記した薄板状の柔軟な栽培袋
12を介して加圧される外部土圧と上記袋12の側壁及び上
壁を押し拡げようとする成長力に対抗する上記袋の変形
抵抗とにより山芋Yは断面が丸くかつ軸方向にほゞ直線
状の山芋Yに肥大成長する。
(6)発明の効果 本発明は上記実施例の説明から理解されるとおり、周
面に複数の孔を具え軸方向に対し直角な方向に任意形状
に変形しうる薄板状の合成樹脂材からなる柔軟な長尺の
山芋栽培袋とそのいずれか一方の開口端に脱着自在に取
付けられる受け樋とから構成された極めて簡単な構成
で、筒体の天井全長にスリットを設けたり種芋から降り
た成長点を確実に導入するために上記筒体の一方の解放
端を大きく広げるように加工処理しなければならないよ
うな従来の栽培器に比べ、その製作は極めて簡単な上製
造コストも大幅に安くなる。また、本発明は土を詰めた
上記袋を畑に埋め、この袋の上部開口端に種芋を植付け
た受け樋を取付けるだけの極めて簡単な操作で山芋の栽
培ができるからその作業効率を大幅に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体概略構成図であ
る。 第2図は上記実施例における山芋栽培袋の概略斜視図で
ある。 第3図は上記実施例における受け樋の拡大側面図であ
る。 第4図は本実施例の使用状態を示す概略説明図である。 第5図は本実施例の使用状態を示す説明図で、山芋の生
育初段階における山芋栽培袋と山芋との関係を示す断面
説明図である。 Y……山芋、E……土、10……栽培器、12……山芋栽培
袋、14……孔、16……受け樋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の山芋栽培袋に土を詰めて土中に埋
    め、山芋を生育させる栽培器において、上記栽培袋は周
    面に複数の孔を具え土中埋込時は軸方向に対し直角な方
    向に任意形状に押しつぶされ山芋の成長に伴いほゞ円筒
    形状に変形する薄板状の合成樹脂材からなる柔軟な長尺
    の山芋栽培袋を構成し、同袋のいずれか一方の開口端に
    種芋を載置するための受け樋を脱着自在に取付けたこと
    を特徴とする山芋栽培器
JP63324862A 1988-12-22 1988-12-22 山芋栽培器 Expired - Fee Related JP2813885B2 (ja)

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