JP2812430B2 - 画像符号化方法 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の画像が
合成された合成画像を生成させるために、その合成画像
を生成するための符号化データを出力する画像符号化方
法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】写真などの自然画像と文字、図形等のコ
ンピュータグラフィックス(CG)画像とを頁単位に合成し
てディスプレイ上に表示する技術がある。また、自然画
像を符号化する技術、CG画像を符号化する技術も知られ
ている。 【0003】従って、例えば、符号化装置が、一頁分の
自然画像の符号化データと、一頁分のCG画像の符号化デ
ータと、自然画像とCG画像を合成する位置関係を示す位
置データとの、三つのデータを復号装置に送信すれば、
それらのデータを受信した復号装置は、自然画像および
CG画像を復号し、それらの画像を位置データに基づいて
合成することができ、符号化装置側で希望する合成画像
を得ることができる。このようにして生成された合成画
像を、ディスプレイに表示したり、プリンタにより印刷
したりすることも可能である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像合成方法は、自然画像およびCG画像を復号した後で
なければ、位置データに基づく画像合成を行うことがで
きない。従って、生成された合成画像の一部をディスプ
レイまたはプリンタなどに出力する場合でも、少なくと
も一頁分の自然画像またはCG画像を復号するのに要する
時間が必要である。本発明は、上記従来例に鑑みてなさ
れたものであり、符号化側で入力した複数種類の画像
を、復号側に合成画像として生成させる場合に、復号側
で生成された合成画像を効率よく、次処理の画像出力部
へ出力できるようにするとともに、圧縮効率の良い符号
化を行うことを目的とする。さらに、上記の目的を達成
する際に、複数種類の画像の入力から符号化までの処理
を効率よく行うことを他の目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にかかる画像符号化方法は、複数種類の画
像が合成された合成画像を生成させるために、前記合成
画像を生成するための符号化データを出力する画像符号
化方法であって、グラフィックス画像および自然画像を
入力し、入力された前記グラフィック画像および自然画
像を合成して合成画像を生成するとともに、前記合成画
像を構成する所定の領域ごとにグラフィックス画像を含
むか否かを示す識別情報を発生し、前記識別情報により
グラフィックス画像が含まれることが示される領域は、
その領域のグラフィックス画像部分を示すコードと、そ
のグラフィックス画像部分の画素値を用いることなくそ
の領域の自然画像部分の画素値から生成されるデータと
を含む符号化データを出力し、前記識別情報によりグラ
フィックス画像が含まれないことが示される領域は、そ
の領域の画像から直交変換を用いて生成される符号化デ
ータを出力することを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像符号化装置を図面を参照して詳細に説明する。 【0007】図7は本実施形態の画像情報処理装置のブ
ロック構成図である。なお、図7の画像情報処理装置は
後述する第1実施形態および第2実施形態の説明に共通し
て使用される。 【0008】図7において、1は画像入力装置であり、例
えば密着型イメージスキャナやテレビカメラなどからな
り、写真原稿や人物などの自然画像を読取って多階調の
自然画像データを出力する。2は画像メモリであり、画
像入力装置1で読取った一頁分の自然画像データを記憶
する。3は描画プロセッサであり、画像メモリ2の自然画
像データに対し、図示しないコンピュータなどで発生し
たグラフィクス情報に基づくCGデータをメモリの所定位
置に展開し合成する。4は符号化部であり、画像メモリ2
から読出した自然画像データとCGデータの合成画像デー
タを所定サイズにブロック化してブロック毎に一括符号
化する。図示しないが、こうして符号化した符号化画像
情報は他の記憶手段に記憶して保存され、あるいはデー
タ通信回線を介して他の画像情報処理装置に伝送され
る。 【0009】5は復号部であり、前記他の記憶手段から
読出した、または前記通信回線を介して入力した符号化
画像情報を復号する。6は画像出力器であり、復号部5で
復号した自然画像データとCGデータとの合成画像データ
を可視像化して出力する。 【0010】 【第1実施形態】第1実施形態は、R,G,Bレベルで合成し
た画像データをY,I,Q画像データに変換して符号化する
場合を示している。 【0011】図3は第1実施形態の画像メモリ2の一記憶
態様を示す図である。図3において、11は一画素を表
し、12は4×4画素からなる1ブロックを表している。図
中の白画素で表している部分には、図示しないが、下地
としての自然画像データが有ることを示しており、黒画
素13の部分は描画プロセッサ3により展開合成したCGデ
ータである。 【0012】図4は図3の各ブロックについてCGデータが
存在するブロックには論理‘1’を、存在しないブロッ
クには論理‘0’を付した図である。描画プロセッサ3が
画像メモリ2にCGデータを展開するときは、当該ブロッ
ク内に一つ以上のCGデータを書込むか否かにより、全ブ
ロックに対して論理‘1’または論理‘0’のCGブロック
フラグFを割付ける。このCGブロックフラグFを図示しな
い適当な記憶手段に記憶しておくことにより、後のブロ
ック符号化処理において、このCGブロックフラグFを各
ブロックの符号化に同期して読出すことにより、当該ブ
ロックが自然画像データのみからなるブロック(自然画
像ブロツク)なのか、あるいは一つ以上のCGデータを含
むブロック(CG画像ブロック)なのかを判断する。 【0013】図1は第1実施形態の符号化部4の詳細を示
すブロック構成図である。図1において、20〜22はそれ
ぞれ画像メモリ2から読出した画像データR(赤)、画像
データG(緑)、画像データB(青)の入力端子である。
23は信号変換器であり、入力したR,G,B画像データをカ
ラーTVの信号伝送に使われている輝度データYおよび色
差データI,Qに変換する。24はセレクタであり、ブロッ
ク符号化に同期して他の記憶手段から読出したCGブロッ
クフラグFの論理‘1’レベルまたは論理‘0’レベルに
従って、入力である画像データY,I,Qを二系統の出力端
の内の何れかに出力する。 【0014】25はCGブロックフラグFが論理‘0’レベル
である場合に自然画像ブロックを符号化する自然画像符
号化器であり、自然画像符号化器25はブロック内全輝度
データYについての平均値を求めてこれを符号化し、か
つ、ブロック内全輝度データYに対してアダマール変換
などの直交変換を行うことによりブロック内輝度の構造
データを求めて、これをベクトル量子化し、かつ、ブロ
ック内全色差データI,Qについてはそれぞれのブロック
内平均値を求めてこれらを符号化する。 【0015】26はCGブロックフラグFが論理‘1’レベル
である場合にCG画像ブロックを符号化するCGデータ符号
化器であり、詳細については図2に従って後述する。27
はセレクタであり、CGブロックフラグFの論理‘1’レベ
ルまたは論理‘0’レベルに従って二系統の入力端のブ
ロック符号データの何れかを選択して出力する。 【0016】図2は第1実施形態のCGデータ符号化器26の
詳細を示すブロック構成図である。図2において、30〜3
2はセレクタ24から供給された画像データの入力端子で
あり、30は輝度データYを、31,32は色差データI,Qをそ
れぞれ入力する。33はCGコードデータの入力端子であ
り、描画プロセッサ3が所定の赤、橙、黄、…、黒など
の文字、図形などを発生させる際に用いたCGコードデー
タを入力する。34〜36はROMなどで構成されるルックア
ップテーブル(LUT)であり、例えば黒色CGコードデータ
が入力されると、これをテーブルのアドレス入力として
対応するY,I,Q検出用CGデータを発生する。このY,I,Q検
出用CGデータは、例えば黒濃度が最大の255階調のもの
に相当する。 【0017】37はラッチであり、データ間のタイミング
を計るために設けられている。38〜40はそれぞれ比較器
であり、入力したY,I,Q画像データと発生したY,I,Q検出
用CGデータY,I,Qをそれぞれ比較し、各同値のときは論
理‘1’レベルを出力する。41はNAND回路であり、比較
器38〜40の各出力の論理積をとり、入力のすべてが論理
‘1’レベルのときはY,I,Q画像データとY,I,Q検出用CG
データが一致した場合であり、Y,I,Q画像データがCGデ
ータであることを意味する。42はセレクタであり、NAND
回路41の出力が論理‘1’レベル(自然画像データ)の
ときのみ入力端子のY,I,Q画像データを通過させる。 【0018】43〜45は加算器であり、セレクタ42を通過
したY,I,Q画像データの内容(濃度)をそれぞれ累積加
算する。すなわち、ブロック内自然画像データのみのY,
I,Qの各総和が求まる。46は加算器であり、NAND回路41
の出力が論理‘1’レベル(自然画像データ)である画
素数をカウントする。すなわち、ブロック内自然画像デ
ータの画素数が求まる。47〜49は除算器であり、Y,I,Q
画像データの各総和を自然画像データの画素数で除算
し、平均値を求める。50〜52はROMなどで構成される量
子化器であり、除算結果の各平均値をそれぞれ量子化す
る。 【0019】53はシリアル-パラレル変換用のシフトレ
ジスタであり、CGデータ検出時の論理‘1’レベル、自
然画素データ検出時の論理‘0’レベルを順次入力し
て、16画素分の画素タイプをビットマップで蓄積する。
54はY,I,Q画像データの各平均値と、CGコードデータ
と、16ビット分の画素タイプを合成する合成器である。 【0020】かかる構成により、端子33にはCGデータの
描画に使用したCGコードデータCを与え、LUT34〜36によ
り対応するY,I,Q検出用CGデータを発生させる。比較器3
8〜40は、Y,I,Q検出用CGデータと端子30〜32のY,I,Q画
像データをそれぞれ比較し、各入力が同値であれば各論
理‘1’レベルを出力し、そうでなければ論理‘0’レベ
ルを出力する。NAND回路41は比較器38〜40各出力の論理
積をとることにより、CGデータに対しては論理‘0’レ
ベルを出力し、自然画像データに対しては論理‘1’レ
ベルを出力する。セレクタ42は、NAND回路41出力が論理
‘1’レベル(自然画像データ)のときに、加算器43〜4
5に対してY,I,Q画像データを出力する。また、論理
‘0’レベル(CGデータ)のときは何も出力しない。従
って、加算器43〜45はブロック内の自然画像データのY,
I,Qの各総和を求める。 【0021】一方、加算器46は、ブロック内の自然画像
データの画素数を計数する。そして、除算器47〜49は、
加算器43〜45の出力の各総和をブロック内自然画像デー
タの画素数で除算する。こうして、ブロック内の自然画
像データのY,I,Qの各平均値が求まる。 【0022】量子化器50〜52は各平均値を所定ビット数
で量子化する。また、NAND回路41の出力は、インバータ
56でレベル反転され、CGデータか否かを示すビットマッ
プとして4×4画素に位置対応するようシフトレジスタ53
でシリアル-パラレル変換され、合成器54に入力され
る。 【0023】図5Aは第1実施形態の符号化前のCGブロッ
ク画像データの濃度を示す模式図、図5Bは第1実施形態
の復号後のCGブロック画像データの濃度を示す模式図で
ある。図5Aにおいて、画素241〜248はCGデータであって
色、濃度ともに一定である。一方、画素249〜256は自然
画像データであって色、濃度は緩やかに変化している。
図5Bにおいて、画素61〜68はCGデータであって色、濃度
ともに元どおりに復号されている。一方、画素69〜76は
自然画像データであってブロック内自然画像データの範
囲内で色、濃度は平均化されている。 【0024】図6(A)は自然画像ブロック符号化コードの
情報割付けを示す図、図6(B)はCG画像ブロック符号化コ
ードの情報割付けを示す図である。図6(A)において、最
上位ビットFはCGブロックフラグFのビット(0)であり、
図1の出力端子30の部分で合成される。CGブロックフラ
グFの内容(‘1’または‘0’)によりブロック符号化
コードデータの構造および復号方法を識別できる。 【0025】自然画像ブロックコードは、Y,I,Qの各ブ
ロック平均値と、ブロック内全Yデータについての濃度
の構造情報を表すベクトル量子化コードから成ってい
る。図6(B)において、CG画像ブロックコードはCGブロッ
クフラグFのビット(1)と、自然画像データの部分のY平
均値と、ブロック内の自然画像データとCGデータを区別
するビットマップデータC11〜C44と、CGデータを再生す
るためのCGコードデータと、自然画像データの部分の各
I,Q平均値から成っている。 【0026】 【第1実施形態の変形例】第1実施形態の変形例は、図7
に示す画像入力装置1で読取る原稿の自然画像中に文
字、図形などのCGデータが含まれているような場合に関
する。 【0027】一般に、写真などの自然画像データは色や
濃度が緩やかに変化しており、濃度のほとんどが中間調
に位置する。一方、文字、図形等からなるCGデータは、
赤、橙、黄、…などの単一色であり、濃度は0または255
階調(8ビットの場合)の両極端に位置する。第1実施形
態の変形例では、読取画像データの上記性質を利用する
ことにより、入力画像データから独自でCGデータを検出
し、CGブロックフラグFを生成する。従って、図7に示す
描画プロセッサ3は必ずしも必要ない。 【0028】また、図1に示すセレクタ24を省略し、よ
ってY,I,Q画像データは符号化器25,26に同時に供給され
る。また、図1に示す入力端子29からCGブロックフラグF
は供給されず、その代りにCGデータ符号化器26で生成し
たCGブロックフラグFがライン1000に供給される。 【0029】図2において、CGコードデータはオペレー
タの選択などにより設定される。例えば、原稿画像から
黒CGデータを識別したいときは、黒CGコードデータをセ
ットする。入力のY,I,Q画像データから黒CGデータが検
出される過程は第1実施形態と同様である。その際、比
較器38〜40は、黒CGデータの色、濃度の変動幅を考慮し
て、例えば、ある値以上の条件で一致出力を出すように
する。こうして、入力のY,I,Q画像データから黒CGデー
タが検出され、第1実施形態と同様のブロック符号化が
行われる。フリップフロップ(FF57)は、1ブロックの符
号化処理毎にリセットされ、ブロック内に一つ以上のCG
データがあるときはセットされる。従って、FF57の出力
は生成したCGブロックフラグFになる。 【0030】 【第2実施形態】第2実施形態はR,G,Bレベルで合成した
画像データをCIE1976均等色空間のL*,a*,b*画像データ
に変換して符号化する場合を示している。 【0031】図8は第2実施形態に採用した画像メモリ2
の構成外観図である。図8において、100は画素当り1ビ
ットのビットマップメモリプレーンであり、当該画素が
自然画像データであるかCGデータであるかを示す。101
は画像データRを、102は画像データGを、103は画像デー
タBをそれぞれ格納するメモリプレーンである。メモリ
プレーン100の内容は、画像入力装置1から自然画像デー
タを入力するときはすべて論理‘0’であり、描画プロ
セッサ3が画像メモリ2上にCGデータを描画するときはCG
データで置換された画素の部分を論理‘1’に書き変え
る。従って、第1実施形態の図4に対するメモリプレーン
100の内容は図9のようになる。 【0032】図10は第2実施形態の符号化部4の詳細を示
すブロック構成図である。図10において、入力端子120
〜122には、画像メモリ2より読出した画像データR,G,B
をそれぞれ入力する。信号変換器140は、画像データR,
G,BをCIE1976均等色空間座標における明度データL*およ
び色度データa*,b*に変換する。 【0033】一方、入力端子123〜138には、ビットマッ
プメモリ100の当該1ブロック分のビットマップデータを
入力する。OR回路131は、全ビットマップデータの論理
和をとることにより、当該ブロック内に一つ以上のCGデ
ータが有れば、その出力にCGブロックフラグFの論理
‘1’レベルを、無ければ論理‘0’レベルを出力する。 【0034】すなわち、第1実施形態の場合と同様にし
て、当該ブロック内におけるCGデータの有無によりセレ
クタ150,153を切換え、ブロック内にCGデータが存在し
ない場合は自然画像符号化器151の機能を選択し、CGデ
ータが一つでも存在する場合はCGデータ符号化器152の
機能を選択する。 【0035】図11は第2実施形態のCGデータ符号化器152
の詳細を示すブロック構成図である。図11において、入
力端子160〜162にはセレクタ150の出力である画像デー
タL*,a*,b*がそれぞれ入力する。 【0036】一方、入力端子163〜178にはメモリプレー
ン100の当該ブロック内のCGビットマップデータが入力
する。セレクタ179は、パラレル入力した16画素分のCG
ビットマップデータを、不図示の画素クロック信号に同
期して、所定順序でシリアルに出力する。これにより、
セレクタ180は、セレクタ179の出力が論理‘0’レベル
(自然画像データ)のときは、画像データL*をメモリ18
3および加算器181に、画像データa*,b*をそれぞれ加算
器184,185に出力する。また、セレクタ179の出力が論理
‘1’レベル(CGデータ)のときは、画像データL*,a*,b
*をルックアップテーブル(LUT)197に出力し、対応するC
Gコードデータを出力させてこれを合成器195に出力す
る。 【0037】CG画像ブロック内の自然画像データの明度
データL*の符号化は以下のとおりである。 【0038】加算器181は、ブロック内の自然画像デー
タの明度データL*のみを累積加算する。加算器188は、
ブロック内の自然画像データの画素数を計数する。メモ
リ183は、ブロック内の自然画像データの明度データL*
を記憶する。こうして、ブロック処理が終了する時点で
は、除算器182は、加算器181から出力されるブロック内
の自然画像データの明度データL*の総和を、加算器188
から出力されるブロック内の自然画像データの数で除算
して、明度データL*の平均値を求める。該平均値は、符
号の合成器195に送られて所定ビット数の部分符号にな
る。 【0039】減算器189は、メモリ183から読出した各明
度データL*と除算器182出力の平均値との差分を求め
る。メモリ190は、減算器189の出力の各差分値を記憶す
る。また、標準偏差演算回路191は、減算器189の出力の
各差分値を入力して二乗し、これらの総和を求め、この
総和を別入力の自然画像データの個数で除算を行ってブ
ロック内自然画像データの明度データL*の分散σ^2(a^
bはaの二乗を表す)を求め、この平方根をとって標準偏
差σを求める。正規化器192は、メモリ190から読出した
各差分値を、標準偏差σで正規化し、三値に量子化す
る。すなわち、例えば下記の表に従って量子化する。こ
こで、S:差分値、σ:標準偏差である。 【0040】CG画像ブロック内の自然画像データの色度
データa*,b*の符号化は以下のとおりである。加算器18
4,185は、ブロック内の自然画像データの色度データa*,
b*をそれぞれ累積加算する。除算器186,187は、色度デ
ータa*,b*の各総和を、加算器188から出力される自然画
像データ数で除算し、ブロック内の自然画像データの色
度データa*,b*の各平均値を求める。色度符号化器194
は、所定ビット数分の組合わせから色度劣化が最小にな
るような色の組合わせの番号(色度コードと称す)を出
力する。 【0041】図12Aは第2実施形態の符号化前のCGブロッ
ク画像データの濃度を示す模式図、図12Bは第2実施形態
の復号後のCGブロック画像データの濃度を示す模式図で
ある。図12Aにおいて、画素310〜317はCGデータであっ
て色、濃度ともに一定である。一方、画素318〜324は自
然画像データであって、色、濃度は緩やかに変化してい
る。図12Bにおいて、画素330〜337はCGデータであっ
て、色、濃度ともに元どおりに復号されている。一方、
画素338〜345は自然画像データであって、ブロック内の
自然画像データに係る部分の色、濃度は、三値に量子化
された値になる。 【0042】図13(A)は第2実施形態の自然画像ブロック
符号化コードの情報割り付けを示す図、図13(B)は第2実
施形態のCG画像ブロック符号化コードの情報割り付けを
示す図である。図13(A)において、ビットFは、CGブロッ
クフラグF用の1ビットであり、図10のライン2000を介し
て合成される。これにより、ブロックの復号時には、ブ
ロックコードデータの構造および復号の方法を識別でき
る。 【0043】自然画像ブロックの符号化コードは、ブロ
ック内の全明度データL*の平均値と、該明度データL*の
濃度の構造情報を表すベクトル量子化コード(明度構造
コード)と、色度データa*,b*の各平均値をコード化し
たものからなる。図13(B)において、CG画像ブロックの
符号化コードは、CGブロックフラグFの1ビットと、ブロ
ック内の自然画像データの明度データL*の平均値と、ブ
ロック内の自然画像データとCGデータを区別するビット
マップデータおよび三値の正規化コードからなる明度コ
ード、CGコードデータ、色度データa*,b*の各情報を示
す色度コードによって構成される。 【0044】なお、上述した実施形態の説明では、R,G,
B画像データをY,I,Q画像データやL*,a*,b*画像データに
変換して符号化を行ったが、符号化は、とくにこれらの
信号変換などには依存しない。また、自然画像データの
符号化方式は、これに限定されず、さらに符号長も固定
長、可変長ともに実施可能である。また、ブロック内の
CGデータの種類も一種に限定されず、ブロック内に複数
種のCGデータが存在する場合、必要数だけCGコードデー
タを符号内に挿入すればよい。 【0045】このように、符号化単位内にコンピュータ
グラフィクスのようなCGデータが存在する際に符号化方
法を切換え、CGデータを保持することで、復号画像にお
いて、CGデータが正しく再生され、CGデータの細線の切
れや、線の連続性を保持することができる。従って、画
像上でのシミュレーションの結果に、誤りや不明瞭な部
分がなくなり、正しい情報伝達が可能になる。 【0046】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数種類の画像が合成された合成画像を生成させるため
に、前記合成画像を生成するための符号化データを出力
する場合に、入力した複数種類の画像を、別々に符号化
することなく、予め合成してから合成画像を分割した符
号化対象領域ごとに符号化するので、符号化側で入力し
た複数種類の画像を復号側で合成画像として生成させる
場合に、復号側で生成された合成画像を効率よく、次処
理の画像出力部へ出力することができ、さらに、前記の
符号化対象領域内にグラフィックス画像を含むか否かに
応じて符号化方法を選択して符号化を行うので、画像の
種別を利用した圧縮効率のよい符号化を行うことができ
る。さらに、グラフィックス画像および自然画像を合成
する際に、その合成画像を構成する所定領域ごとにグラ
フィックス画像を含むか否かを示す識別情報を発生し
て、この識別情報を上記の符号化方法の選択に利用する
ので、符号化方法の選択に際して各符号化対象領域の画
像を解析する手間を省いて、複数種類の画像の入力から
符号化までの処理を効率よく行うことができる。
合成された合成画像を生成させるために、その合成画像
を生成するための符号化データを出力する画像符号化方
法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】写真などの自然画像と文字、図形等のコ
ンピュータグラフィックス(CG)画像とを頁単位に合成し
てディスプレイ上に表示する技術がある。また、自然画
像を符号化する技術、CG画像を符号化する技術も知られ
ている。 【0003】従って、例えば、符号化装置が、一頁分の
自然画像の符号化データと、一頁分のCG画像の符号化デ
ータと、自然画像とCG画像を合成する位置関係を示す位
置データとの、三つのデータを復号装置に送信すれば、
それらのデータを受信した復号装置は、自然画像および
CG画像を復号し、それらの画像を位置データに基づいて
合成することができ、符号化装置側で希望する合成画像
を得ることができる。このようにして生成された合成画
像を、ディスプレイに表示したり、プリンタにより印刷
したりすることも可能である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像合成方法は、自然画像およびCG画像を復号した後で
なければ、位置データに基づく画像合成を行うことがで
きない。従って、生成された合成画像の一部をディスプ
レイまたはプリンタなどに出力する場合でも、少なくと
も一頁分の自然画像またはCG画像を復号するのに要する
時間が必要である。本発明は、上記従来例に鑑みてなさ
れたものであり、符号化側で入力した複数種類の画像
を、復号側に合成画像として生成させる場合に、復号側
で生成された合成画像を効率よく、次処理の画像出力部
へ出力できるようにするとともに、圧縮効率の良い符号
化を行うことを目的とする。さらに、上記の目的を達成
する際に、複数種類の画像の入力から符号化までの処理
を効率よく行うことを他の目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にかかる画像符号化方法は、複数種類の画
像が合成された合成画像を生成させるために、前記合成
画像を生成するための符号化データを出力する画像符号
化方法であって、グラフィックス画像および自然画像を
入力し、入力された前記グラフィック画像および自然画
像を合成して合成画像を生成するとともに、前記合成画
像を構成する所定の領域ごとにグラフィックス画像を含
むか否かを示す識別情報を発生し、前記識別情報により
グラフィックス画像が含まれることが示される領域は、
その領域のグラフィックス画像部分を示すコードと、そ
のグラフィックス画像部分の画素値を用いることなくそ
の領域の自然画像部分の画素値から生成されるデータと
を含む符号化データを出力し、前記識別情報によりグラ
フィックス画像が含まれないことが示される領域は、そ
の領域の画像から直交変換を用いて生成される符号化デ
ータを出力することを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像符号化装置を図面を参照して詳細に説明する。 【0007】図7は本実施形態の画像情報処理装置のブ
ロック構成図である。なお、図7の画像情報処理装置は
後述する第1実施形態および第2実施形態の説明に共通し
て使用される。 【0008】図7において、1は画像入力装置であり、例
えば密着型イメージスキャナやテレビカメラなどからな
り、写真原稿や人物などの自然画像を読取って多階調の
自然画像データを出力する。2は画像メモリであり、画
像入力装置1で読取った一頁分の自然画像データを記憶
する。3は描画プロセッサであり、画像メモリ2の自然画
像データに対し、図示しないコンピュータなどで発生し
たグラフィクス情報に基づくCGデータをメモリの所定位
置に展開し合成する。4は符号化部であり、画像メモリ2
から読出した自然画像データとCGデータの合成画像デー
タを所定サイズにブロック化してブロック毎に一括符号
化する。図示しないが、こうして符号化した符号化画像
情報は他の記憶手段に記憶して保存され、あるいはデー
タ通信回線を介して他の画像情報処理装置に伝送され
る。 【0009】5は復号部であり、前記他の記憶手段から
読出した、または前記通信回線を介して入力した符号化
画像情報を復号する。6は画像出力器であり、復号部5で
復号した自然画像データとCGデータとの合成画像データ
を可視像化して出力する。 【0010】 【第1実施形態】第1実施形態は、R,G,Bレベルで合成し
た画像データをY,I,Q画像データに変換して符号化する
場合を示している。 【0011】図3は第1実施形態の画像メモリ2の一記憶
態様を示す図である。図3において、11は一画素を表
し、12は4×4画素からなる1ブロックを表している。図
中の白画素で表している部分には、図示しないが、下地
としての自然画像データが有ることを示しており、黒画
素13の部分は描画プロセッサ3により展開合成したCGデ
ータである。 【0012】図4は図3の各ブロックについてCGデータが
存在するブロックには論理‘1’を、存在しないブロッ
クには論理‘0’を付した図である。描画プロセッサ3が
画像メモリ2にCGデータを展開するときは、当該ブロッ
ク内に一つ以上のCGデータを書込むか否かにより、全ブ
ロックに対して論理‘1’または論理‘0’のCGブロック
フラグFを割付ける。このCGブロックフラグFを図示しな
い適当な記憶手段に記憶しておくことにより、後のブロ
ック符号化処理において、このCGブロックフラグFを各
ブロックの符号化に同期して読出すことにより、当該ブ
ロックが自然画像データのみからなるブロック(自然画
像ブロツク)なのか、あるいは一つ以上のCGデータを含
むブロック(CG画像ブロック)なのかを判断する。 【0013】図1は第1実施形態の符号化部4の詳細を示
すブロック構成図である。図1において、20〜22はそれ
ぞれ画像メモリ2から読出した画像データR(赤)、画像
データG(緑)、画像データB(青)の入力端子である。
23は信号変換器であり、入力したR,G,B画像データをカ
ラーTVの信号伝送に使われている輝度データYおよび色
差データI,Qに変換する。24はセレクタであり、ブロッ
ク符号化に同期して他の記憶手段から読出したCGブロッ
クフラグFの論理‘1’レベルまたは論理‘0’レベルに
従って、入力である画像データY,I,Qを二系統の出力端
の内の何れかに出力する。 【0014】25はCGブロックフラグFが論理‘0’レベル
である場合に自然画像ブロックを符号化する自然画像符
号化器であり、自然画像符号化器25はブロック内全輝度
データYについての平均値を求めてこれを符号化し、か
つ、ブロック内全輝度データYに対してアダマール変換
などの直交変換を行うことによりブロック内輝度の構造
データを求めて、これをベクトル量子化し、かつ、ブロ
ック内全色差データI,Qについてはそれぞれのブロック
内平均値を求めてこれらを符号化する。 【0015】26はCGブロックフラグFが論理‘1’レベル
である場合にCG画像ブロックを符号化するCGデータ符号
化器であり、詳細については図2に従って後述する。27
はセレクタであり、CGブロックフラグFの論理‘1’レベ
ルまたは論理‘0’レベルに従って二系統の入力端のブ
ロック符号データの何れかを選択して出力する。 【0016】図2は第1実施形態のCGデータ符号化器26の
詳細を示すブロック構成図である。図2において、30〜3
2はセレクタ24から供給された画像データの入力端子で
あり、30は輝度データYを、31,32は色差データI,Qをそ
れぞれ入力する。33はCGコードデータの入力端子であ
り、描画プロセッサ3が所定の赤、橙、黄、…、黒など
の文字、図形などを発生させる際に用いたCGコードデー
タを入力する。34〜36はROMなどで構成されるルックア
ップテーブル(LUT)であり、例えば黒色CGコードデータ
が入力されると、これをテーブルのアドレス入力として
対応するY,I,Q検出用CGデータを発生する。このY,I,Q検
出用CGデータは、例えば黒濃度が最大の255階調のもの
に相当する。 【0017】37はラッチであり、データ間のタイミング
を計るために設けられている。38〜40はそれぞれ比較器
であり、入力したY,I,Q画像データと発生したY,I,Q検出
用CGデータY,I,Qをそれぞれ比較し、各同値のときは論
理‘1’レベルを出力する。41はNAND回路であり、比較
器38〜40の各出力の論理積をとり、入力のすべてが論理
‘1’レベルのときはY,I,Q画像データとY,I,Q検出用CG
データが一致した場合であり、Y,I,Q画像データがCGデ
ータであることを意味する。42はセレクタであり、NAND
回路41の出力が論理‘1’レベル(自然画像データ)の
ときのみ入力端子のY,I,Q画像データを通過させる。 【0018】43〜45は加算器であり、セレクタ42を通過
したY,I,Q画像データの内容(濃度)をそれぞれ累積加
算する。すなわち、ブロック内自然画像データのみのY,
I,Qの各総和が求まる。46は加算器であり、NAND回路41
の出力が論理‘1’レベル(自然画像データ)である画
素数をカウントする。すなわち、ブロック内自然画像デ
ータの画素数が求まる。47〜49は除算器であり、Y,I,Q
画像データの各総和を自然画像データの画素数で除算
し、平均値を求める。50〜52はROMなどで構成される量
子化器であり、除算結果の各平均値をそれぞれ量子化す
る。 【0019】53はシリアル-パラレル変換用のシフトレ
ジスタであり、CGデータ検出時の論理‘1’レベル、自
然画素データ検出時の論理‘0’レベルを順次入力し
て、16画素分の画素タイプをビットマップで蓄積する。
54はY,I,Q画像データの各平均値と、CGコードデータ
と、16ビット分の画素タイプを合成する合成器である。 【0020】かかる構成により、端子33にはCGデータの
描画に使用したCGコードデータCを与え、LUT34〜36によ
り対応するY,I,Q検出用CGデータを発生させる。比較器3
8〜40は、Y,I,Q検出用CGデータと端子30〜32のY,I,Q画
像データをそれぞれ比較し、各入力が同値であれば各論
理‘1’レベルを出力し、そうでなければ論理‘0’レベ
ルを出力する。NAND回路41は比較器38〜40各出力の論理
積をとることにより、CGデータに対しては論理‘0’レ
ベルを出力し、自然画像データに対しては論理‘1’レ
ベルを出力する。セレクタ42は、NAND回路41出力が論理
‘1’レベル(自然画像データ)のときに、加算器43〜4
5に対してY,I,Q画像データを出力する。また、論理
‘0’レベル(CGデータ)のときは何も出力しない。従
って、加算器43〜45はブロック内の自然画像データのY,
I,Qの各総和を求める。 【0021】一方、加算器46は、ブロック内の自然画像
データの画素数を計数する。そして、除算器47〜49は、
加算器43〜45の出力の各総和をブロック内自然画像デー
タの画素数で除算する。こうして、ブロック内の自然画
像データのY,I,Qの各平均値が求まる。 【0022】量子化器50〜52は各平均値を所定ビット数
で量子化する。また、NAND回路41の出力は、インバータ
56でレベル反転され、CGデータか否かを示すビットマッ
プとして4×4画素に位置対応するようシフトレジスタ53
でシリアル-パラレル変換され、合成器54に入力され
る。 【0023】図5Aは第1実施形態の符号化前のCGブロッ
ク画像データの濃度を示す模式図、図5Bは第1実施形態
の復号後のCGブロック画像データの濃度を示す模式図で
ある。図5Aにおいて、画素241〜248はCGデータであって
色、濃度ともに一定である。一方、画素249〜256は自然
画像データであって色、濃度は緩やかに変化している。
図5Bにおいて、画素61〜68はCGデータであって色、濃度
ともに元どおりに復号されている。一方、画素69〜76は
自然画像データであってブロック内自然画像データの範
囲内で色、濃度は平均化されている。 【0024】図6(A)は自然画像ブロック符号化コードの
情報割付けを示す図、図6(B)はCG画像ブロック符号化コ
ードの情報割付けを示す図である。図6(A)において、最
上位ビットFはCGブロックフラグFのビット(0)であり、
図1の出力端子30の部分で合成される。CGブロックフラ
グFの内容(‘1’または‘0’)によりブロック符号化
コードデータの構造および復号方法を識別できる。 【0025】自然画像ブロックコードは、Y,I,Qの各ブ
ロック平均値と、ブロック内全Yデータについての濃度
の構造情報を表すベクトル量子化コードから成ってい
る。図6(B)において、CG画像ブロックコードはCGブロッ
クフラグFのビット(1)と、自然画像データの部分のY平
均値と、ブロック内の自然画像データとCGデータを区別
するビットマップデータC11〜C44と、CGデータを再生す
るためのCGコードデータと、自然画像データの部分の各
I,Q平均値から成っている。 【0026】 【第1実施形態の変形例】第1実施形態の変形例は、図7
に示す画像入力装置1で読取る原稿の自然画像中に文
字、図形などのCGデータが含まれているような場合に関
する。 【0027】一般に、写真などの自然画像データは色や
濃度が緩やかに変化しており、濃度のほとんどが中間調
に位置する。一方、文字、図形等からなるCGデータは、
赤、橙、黄、…などの単一色であり、濃度は0または255
階調(8ビットの場合)の両極端に位置する。第1実施形
態の変形例では、読取画像データの上記性質を利用する
ことにより、入力画像データから独自でCGデータを検出
し、CGブロックフラグFを生成する。従って、図7に示す
描画プロセッサ3は必ずしも必要ない。 【0028】また、図1に示すセレクタ24を省略し、よ
ってY,I,Q画像データは符号化器25,26に同時に供給され
る。また、図1に示す入力端子29からCGブロックフラグF
は供給されず、その代りにCGデータ符号化器26で生成し
たCGブロックフラグFがライン1000に供給される。 【0029】図2において、CGコードデータはオペレー
タの選択などにより設定される。例えば、原稿画像から
黒CGデータを識別したいときは、黒CGコードデータをセ
ットする。入力のY,I,Q画像データから黒CGデータが検
出される過程は第1実施形態と同様である。その際、比
較器38〜40は、黒CGデータの色、濃度の変動幅を考慮し
て、例えば、ある値以上の条件で一致出力を出すように
する。こうして、入力のY,I,Q画像データから黒CGデー
タが検出され、第1実施形態と同様のブロック符号化が
行われる。フリップフロップ(FF57)は、1ブロックの符
号化処理毎にリセットされ、ブロック内に一つ以上のCG
データがあるときはセットされる。従って、FF57の出力
は生成したCGブロックフラグFになる。 【0030】 【第2実施形態】第2実施形態はR,G,Bレベルで合成した
画像データをCIE1976均等色空間のL*,a*,b*画像データ
に変換して符号化する場合を示している。 【0031】図8は第2実施形態に採用した画像メモリ2
の構成外観図である。図8において、100は画素当り1ビ
ットのビットマップメモリプレーンであり、当該画素が
自然画像データであるかCGデータであるかを示す。101
は画像データRを、102は画像データGを、103は画像デー
タBをそれぞれ格納するメモリプレーンである。メモリ
プレーン100の内容は、画像入力装置1から自然画像デー
タを入力するときはすべて論理‘0’であり、描画プロ
セッサ3が画像メモリ2上にCGデータを描画するときはCG
データで置換された画素の部分を論理‘1’に書き変え
る。従って、第1実施形態の図4に対するメモリプレーン
100の内容は図9のようになる。 【0032】図10は第2実施形態の符号化部4の詳細を示
すブロック構成図である。図10において、入力端子120
〜122には、画像メモリ2より読出した画像データR,G,B
をそれぞれ入力する。信号変換器140は、画像データR,
G,BをCIE1976均等色空間座標における明度データL*およ
び色度データa*,b*に変換する。 【0033】一方、入力端子123〜138には、ビットマッ
プメモリ100の当該1ブロック分のビットマップデータを
入力する。OR回路131は、全ビットマップデータの論理
和をとることにより、当該ブロック内に一つ以上のCGデ
ータが有れば、その出力にCGブロックフラグFの論理
‘1’レベルを、無ければ論理‘0’レベルを出力する。 【0034】すなわち、第1実施形態の場合と同様にし
て、当該ブロック内におけるCGデータの有無によりセレ
クタ150,153を切換え、ブロック内にCGデータが存在し
ない場合は自然画像符号化器151の機能を選択し、CGデ
ータが一つでも存在する場合はCGデータ符号化器152の
機能を選択する。 【0035】図11は第2実施形態のCGデータ符号化器152
の詳細を示すブロック構成図である。図11において、入
力端子160〜162にはセレクタ150の出力である画像デー
タL*,a*,b*がそれぞれ入力する。 【0036】一方、入力端子163〜178にはメモリプレー
ン100の当該ブロック内のCGビットマップデータが入力
する。セレクタ179は、パラレル入力した16画素分のCG
ビットマップデータを、不図示の画素クロック信号に同
期して、所定順序でシリアルに出力する。これにより、
セレクタ180は、セレクタ179の出力が論理‘0’レベル
(自然画像データ)のときは、画像データL*をメモリ18
3および加算器181に、画像データa*,b*をそれぞれ加算
器184,185に出力する。また、セレクタ179の出力が論理
‘1’レベル(CGデータ)のときは、画像データL*,a*,b
*をルックアップテーブル(LUT)197に出力し、対応するC
Gコードデータを出力させてこれを合成器195に出力す
る。 【0037】CG画像ブロック内の自然画像データの明度
データL*の符号化は以下のとおりである。 【0038】加算器181は、ブロック内の自然画像デー
タの明度データL*のみを累積加算する。加算器188は、
ブロック内の自然画像データの画素数を計数する。メモ
リ183は、ブロック内の自然画像データの明度データL*
を記憶する。こうして、ブロック処理が終了する時点で
は、除算器182は、加算器181から出力されるブロック内
の自然画像データの明度データL*の総和を、加算器188
から出力されるブロック内の自然画像データの数で除算
して、明度データL*の平均値を求める。該平均値は、符
号の合成器195に送られて所定ビット数の部分符号にな
る。 【0039】減算器189は、メモリ183から読出した各明
度データL*と除算器182出力の平均値との差分を求め
る。メモリ190は、減算器189の出力の各差分値を記憶す
る。また、標準偏差演算回路191は、減算器189の出力の
各差分値を入力して二乗し、これらの総和を求め、この
総和を別入力の自然画像データの個数で除算を行ってブ
ロック内自然画像データの明度データL*の分散σ^2(a^
bはaの二乗を表す)を求め、この平方根をとって標準偏
差σを求める。正規化器192は、メモリ190から読出した
各差分値を、標準偏差σで正規化し、三値に量子化す
る。すなわち、例えば下記の表に従って量子化する。こ
こで、S:差分値、σ:標準偏差である。 【0040】CG画像ブロック内の自然画像データの色度
データa*,b*の符号化は以下のとおりである。加算器18
4,185は、ブロック内の自然画像データの色度データa*,
b*をそれぞれ累積加算する。除算器186,187は、色度デ
ータa*,b*の各総和を、加算器188から出力される自然画
像データ数で除算し、ブロック内の自然画像データの色
度データa*,b*の各平均値を求める。色度符号化器194
は、所定ビット数分の組合わせから色度劣化が最小にな
るような色の組合わせの番号(色度コードと称す)を出
力する。 【0041】図12Aは第2実施形態の符号化前のCGブロッ
ク画像データの濃度を示す模式図、図12Bは第2実施形態
の復号後のCGブロック画像データの濃度を示す模式図で
ある。図12Aにおいて、画素310〜317はCGデータであっ
て色、濃度ともに一定である。一方、画素318〜324は自
然画像データであって、色、濃度は緩やかに変化してい
る。図12Bにおいて、画素330〜337はCGデータであっ
て、色、濃度ともに元どおりに復号されている。一方、
画素338〜345は自然画像データであって、ブロック内の
自然画像データに係る部分の色、濃度は、三値に量子化
された値になる。 【0042】図13(A)は第2実施形態の自然画像ブロック
符号化コードの情報割り付けを示す図、図13(B)は第2実
施形態のCG画像ブロック符号化コードの情報割り付けを
示す図である。図13(A)において、ビットFは、CGブロッ
クフラグF用の1ビットであり、図10のライン2000を介し
て合成される。これにより、ブロックの復号時には、ブ
ロックコードデータの構造および復号の方法を識別でき
る。 【0043】自然画像ブロックの符号化コードは、ブロ
ック内の全明度データL*の平均値と、該明度データL*の
濃度の構造情報を表すベクトル量子化コード(明度構造
コード)と、色度データa*,b*の各平均値をコード化し
たものからなる。図13(B)において、CG画像ブロックの
符号化コードは、CGブロックフラグFの1ビットと、ブロ
ック内の自然画像データの明度データL*の平均値と、ブ
ロック内の自然画像データとCGデータを区別するビット
マップデータおよび三値の正規化コードからなる明度コ
ード、CGコードデータ、色度データa*,b*の各情報を示
す色度コードによって構成される。 【0044】なお、上述した実施形態の説明では、R,G,
B画像データをY,I,Q画像データやL*,a*,b*画像データに
変換して符号化を行ったが、符号化は、とくにこれらの
信号変換などには依存しない。また、自然画像データの
符号化方式は、これに限定されず、さらに符号長も固定
長、可変長ともに実施可能である。また、ブロック内の
CGデータの種類も一種に限定されず、ブロック内に複数
種のCGデータが存在する場合、必要数だけCGコードデー
タを符号内に挿入すればよい。 【0045】このように、符号化単位内にコンピュータ
グラフィクスのようなCGデータが存在する際に符号化方
法を切換え、CGデータを保持することで、復号画像にお
いて、CGデータが正しく再生され、CGデータの細線の切
れや、線の連続性を保持することができる。従って、画
像上でのシミュレーションの結果に、誤りや不明瞭な部
分がなくなり、正しい情報伝達が可能になる。 【0046】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数種類の画像が合成された合成画像を生成させるため
に、前記合成画像を生成するための符号化データを出力
する場合に、入力した複数種類の画像を、別々に符号化
することなく、予め合成してから合成画像を分割した符
号化対象領域ごとに符号化するので、符号化側で入力し
た複数種類の画像を復号側で合成画像として生成させる
場合に、復号側で生成された合成画像を効率よく、次処
理の画像出力部へ出力することができ、さらに、前記の
符号化対象領域内にグラフィックス画像を含むか否かに
応じて符号化方法を選択して符号化を行うので、画像の
種別を利用した圧縮効率のよい符号化を行うことができ
る。さらに、グラフィックス画像および自然画像を合成
する際に、その合成画像を構成する所定領域ごとにグラ
フィックス画像を含むか否かを示す識別情報を発生し
て、この識別情報を上記の符号化方法の選択に利用する
ので、符号化方法の選択に際して各符号化対象領域の画
像を解析する手間を省いて、複数種類の画像の入力から
符号化までの処理を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の符号化部4の詳細を示すブロック
構成図、 【図2】第1実施形態のCGデータ符号化器26の詳細を示
すブロック構成図、 【図3】第1実施形態の画像メモリ2の一記憶態様を示す
図、 【図4】図3の各ブロックについてCGデータが存在する
ブロックには論理‘1’を、存在しないブロックには論
理‘0’を付した図、 【図5A】第1実施形態の符号化前のCGブロック画像デ
ータの濃度を示す模式図、 【図5B】第1実施形態の復号後のCGブロック画像デー
タの濃度を示す模式図、 【図6】自然画像ブロック符号化コードおよびCG画像ブ
ロック符号化コードの情報割付けを示す図、 【図7】実施形態の画像情報処理装置のブロック構成
図、 【図8】第2実施形態に採用した画像メモリ2の構成外観
図、 【図9】第2実施形態のメモリプレーン100の記憶態様を
示す図、 【図10】第2実施形態の符号化部4の詳細を示すブロッ
ク構成図、 【図11】第2実施形態のCGデータ符号化器152の詳細を
示すブロック構成図、 【図12A】第2実施形態の符号化前のCGブロック画像
データの濃度を示す模式図、 【図12B】第2実施形態の復号後のCGブロック画像デ
ータの濃度を示す模式図、 【図13】第2実施形態の自然画像ブロック符号化コー
ドおよびCG画像ブロック符号化コードの情報割付けを示
す図である。
構成図、 【図2】第1実施形態のCGデータ符号化器26の詳細を示
すブロック構成図、 【図3】第1実施形態の画像メモリ2の一記憶態様を示す
図、 【図4】図3の各ブロックについてCGデータが存在する
ブロックには論理‘1’を、存在しないブロックには論
理‘0’を付した図、 【図5A】第1実施形態の符号化前のCGブロック画像デ
ータの濃度を示す模式図、 【図5B】第1実施形態の復号後のCGブロック画像デー
タの濃度を示す模式図、 【図6】自然画像ブロック符号化コードおよびCG画像ブ
ロック符号化コードの情報割付けを示す図、 【図7】実施形態の画像情報処理装置のブロック構成
図、 【図8】第2実施形態に採用した画像メモリ2の構成外観
図、 【図9】第2実施形態のメモリプレーン100の記憶態様を
示す図、 【図10】第2実施形態の符号化部4の詳細を示すブロッ
ク構成図、 【図11】第2実施形態のCGデータ符号化器152の詳細を
示すブロック構成図、 【図12A】第2実施形態の符号化前のCGブロック画像
データの濃度を示す模式図、 【図12B】第2実施形態の復号後のCGブロック画像デ
ータの濃度を示す模式図、 【図13】第2実施形態の自然画像ブロック符号化コー
ドおよびCG画像ブロック符号化コードの情報割付けを示
す図である。
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
H04N 1/41 - 1/419
H04N 7/24 - 7/68
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.複数種類の画像が合成された合成画像を生成させる
ために、前記合成画像を生成するための符号化データを
出力する画像符号化方法であって、 グラフィックス画像および自然画像を入力し、 入力された前記グラフィック画像および自然画像を合成
して合成画像を生成するとともに、前記合成画像を構成
する所定の領域ごとにグラフィックス画像を含むか否か
を示す識別情報を発生し、 前記識別情報によりグラフィックス画像が含まれること
が示される領域は、その領域のグラフィックス画像部分
を示すコードと、そのグラフィックス画像部分の画素値
を用いることなくその領域の自然画像部分の画素値から
生成されるデータとを含む符号化データを出力し、 前記識別情報によりグラフィックス画像が含まれないこ
とが示される領域は、その領域の画像から直交変換を用
いて生成される符号化データを出力することを特徴とす
る画像符号化方法。
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|---|---|---|---|
| JP19258696A JP2812430B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 画像符号化方法 |
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|---|---|---|---|
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Publications (2)
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|---|---|
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1996
- 1996-07-22 JP JP19258696A patent/JP2812430B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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