JPH01292965A - データ合成方法 - Google Patents

データ合成方法

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JPH01292965A
JPH01292965A JP63123604A JP12360488A JPH01292965A JP H01292965 A JPH01292965 A JP H01292965A JP 63123604 A JP63123604 A JP 63123604A JP 12360488 A JP12360488 A JP 12360488A JP H01292965 A JPH01292965 A JP H01292965A
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dither pattern
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Kineo Matsui
甲子雄 松井
Yasuhiro Nakamura
中村 康弘
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カラー画像データ中に、文書等の他のデータ
を混入したり、分離したりする場合に用いられるデータ
合成方法に間する。
(従来の技術) 近年、通信技術の発達にともなって、OA(オフィス・
オートメーション)機器のネットワーク化が進み、また
取り扱う情報も文字データを主体とするものから音声や
、画像データなどを含むものへと進んでいる。
しかしながらこのようなデータのうち、文書データや、
画像データは、信号処理形態が異なるため、別々に伝送
され、また保管されるのが一般的である。
また、ネットワーク化されたOA機器間の情報伝達にお
いては、第三者への漏洩を防止するための秘話手段が不
可欠である。
これらの事情に鑑み、従来から画像情報中に文書データ
などの情報を混入する方法が種々、提案されている。
その一つとして、例えば鈴木、有水両氏になるr算術符
号を利用した画像深層暗号化J  (1986年暗号ε
1情報セキュリティシンポジウム資料)がある。
これは、画像データを0.1,2.・・・、(n−1)
なる−次元座標軸上に配列し、この中から混入すべきデ
ータに一対一に対応せしめたm個(15m :a n 
)の座標を抽出するとともに、該座標に位置する前記画
像データと、混入すべきデータとの排他的論理和を求め
、その結果を前記各座標に記録したのち、前記座標要素
0,1,2.・・・。
(n−1)の並びを画像信号として伝送するものである
このような方法を用いれば、両者を一括して取り扱うこ
とができ、極めて都合が良いのみならず、あたかも画像
を電送するとみせかけて、更に重要な情報を秘匿して伝
達することが可能である。
そして、この方法によれば、重要な情報を秘匿すること
もできるので、これを一種の暗号通信手段として利用す
ることもできる。
しかしながら、この手法では、混入すべき他のデータに
よって画像データの所要画素が直接変化するので、再生
画面上の当該部分に混入してたデータがそのまま出現し
、データ混入有無が一目瞭然であるばかりでなく、画質
が著しく損なわれるという欠点があった。
これを補うため、上記文献では、画像上の白・黒が変化
する境界部分に他のデータを畳込む方法を提案している
が、斯かる手法を用いたとしても画面上に雑音が混入す
ることに変わりはなく、画質の劣化は避けられない、こ
れを軽減するためには、混入するデータ量を大幅に削減
するか、または画面のエツジ部分にのみデータを混入せ
ざる得ないなどの制限を受け、実用的でなかった。
このような欠点に鑑みて、本出願人は、デイザ法を用い
て画像情報中に文書データなどの情報を混入する方法を
提案している(特願62−47310号)。
この提案においては、デイザマトリックス(以下、これ
をセルと称する)の構成方法が自由である点に着目し、
混入すべきデータに基づいて画素各々に対応すたセルを
設定することにより、デイザ画像のもつ、疑似階調性を
損なうことなく画像信号中に所望データを混入できるよ
うになっている。
しかしながらこの提案は、2値化画像に、文書データな
どを混入するものであるため、混入し得る文書データの
量を多くすることができないという不都合があった。
(発明の目的) 本発明は上記の事情に鑑み、画像データ中に多量のデー
タを混入することができるとともに、混入したデータお
よびその存在が再生画面上に現れないようにすることが
でき、これによって画質が劣下するのを防止することが
できるデータ合成方法を提供することを目的としている
(発明の概要) この目的を達成するため本発明では、カラー原画像をR
OB毎に量子化して得られた濃度情報と、混入すべき所
望データとに基づいてデイザマトリックスを決定するこ
とによって、カラーデイザ画像のもつ、疑似階調性を損
なうことなく画像信号中に多くの所望データを混入する
ことを特徴としている。
(実施例) 以下、図示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
るが、その前に本発明の理解を容易ならしめるためにデ
イザ法、特にこのデイザ法におけるデイザパターン設定
の自由度について簡単に説明する。
デイザ法は、人閏の目の性質の一つである積分効果を巧
みに利用してファクシミリ、プリンタなどの装置によっ
て中間濃度を表現する手法の一つであり、原画上から読
取った信号の濃淡を判定する際の引値を所定の規則にし
たがって変動させ、原画像濃淡の局所的平均値に対応す
るドツト数を発生させて中1WYII度を表現する。
この場合、前記引値をランダム関数、または疑似ランダ
ム関数に基づいて決定するものをランダムデイザ法とい
い、また第11図に示す如く原画100全体を複数のセ
ル101に区分し、これら各セル101に予め定められ
たデイザパターン103を対応せしめて各セル101を
疑似階調化するものを組織・的デイザ法というが、後者
の方が分解能、階調再現性、および雑音量などの点で前
者より優れている。
この場合、組織的デイザ法によりカラー原画像を疑似階
調表示するのに必要なカラーデイザパターンとしては、
種々のもの考えられている。
第12図(a)に示すカラーデイザパターン103aも
その1つであり、このカラーディザパタ−ン103aに
第12図(b)に示す如<RGB毎の引値を割り当てれ
ば、1つのセルを“9”個のG色と、“5”個のR色と
、′5”個のB色とによフて疑似階調化することができ
る。
ここで、表示装置の解像度が高く、視覚の積分効果を利
用できる程度にセルや、カラーデイザパターン103a
の大きさを選定するならば、各セル毎の疑似階調のみで
カラー画像の色や、色調を表現でき、画素配列はカラー
原画像に依存せず、任意に決定可能となる。すなわち、
カラーデイザパターン103a内の画素配列決定方法に
は、カラーデイザパターン103aの大きさ(マトリッ
クス数)に応じた自由度があると考えられる。
例えば、第13図(a)のカラーデイザパターン103
aは第13図(b)にいずれでも代用可能である。
そして、第12図(a)、(b)に示すカラーデイザパ
ターン103aによってカラー原画像からRGBHのカ
ラー濃度情報を抽出して、RGB各色の表示・印字ドツ
ト数を算出し、さらに文字情報に基づいてそのROB配
列を決定すれば、1つのデータ中にカラー画像情報と、
文字情報とを合成することができる。
そして、この合成データを直接、表示・印字すれば、こ
れを画像データとして利用したことになり、またこの合
成データを構成する各セルのRGB画素個数やその配列
に着目すれば、合成されている文字情報を再生すること
ができる。
以下、上述した画像合成原理に基づく本発明のデータ合
成方法を説明する。
第1図は本発明によるデータ合成方法の一実施例を適用
したデータ送受信システムの一例を示すブロック図であ
る。
この図に示すデータ送受・信システムは、送信装置lと
、受信装置2とを備えており、カラー原画像20と、文
書データ21とが人力されたとき、送信装置lによって
これらカラー原画像20と、文書データ21とを合成し
て、この合成結果(カラーデイザ画像)を受信装置2側
に伝達する。そして、受信装置2によって、前記カラー
デイザ画像からカラー画像データと、文字データとを再
生し、これらを次段装置(図示は省略する)に供給する
送信装置1は、画像取込み部3と、量子化部4と、マト
リックス選択部6と、文書データ取込み部7と、デイザ
パターン記憶部8とを備えており、カラー原画像20と
、文書データ21とが入力されたとき、これらカラー原
画像20と、文書データ21とを合成してカラーデイザ
画像を作成し、これを受信装置2側に送信する。
画像取込み部3は、カラーCCDや、カラーラインセン
サなとの撮像素子を備えており、カラー原画像20が挿
入されたとき、これを読取7て、この読取り結果(カラ
ー画像信号)を量子化部4に供給する。
量子化部4は、R色に対して“4”つの引値を発生する
Rf!!、l値発生器と、G色に対して“8”つの引値
を発生するG色引値発生器と、B色に対して“4”つの
1値を発生するB色1値発生器と、これら各閾値発生器
によって得られた複数の閾値と前記画像取込み部3から
供給されるカラー画像信号のROB値とをセル単位で比
較するコンパレータとを備えており、前記カラー画像信
号が供給されたとき、これをセル単位で量子化し、この
量子化結果(1m度データ+11rs m g % I
f b)をマトリックス選択部6に供給する。 。
コノ場合、セルのRGB濃度に対応して、この濃度デー
タ1、鋼い1の外傾は、次式に示す外傾のいずれかにな
る。
+11r”O,l+2s3e4 a+、=0.1.2,3,4,5,6,718    
 ・−・・−(1)a+、=0.1,2,3.4 また文書データ取込み部7は、前記マトリックス選択部
6から抽出ビット数(データ> b−が供給されたとき
、文書データ21から前記抽出ビット数す、、で示され
るビット数だけデータを取込んで、これを前記マトリッ
クス選択部6に供給する。
またデイザパターン記憶部8は、第2図に示す如く各濃
度データffIr、I11、Ilbと、10進数dとに
対応する複数のカラーデイザパターン12が格納された
ROMを備えてお覗、前記マトリックス選択部6からリ
ード信号が供給されたとき、このリード信号とともに供
給される濃度データ1111 、m g 、l11)と
、10進数dとによって指定された番地内のカラーデイ
ザパターン12を読み出して、これを前記マトリックス
選択部6に供給する。
マトリックス選択部6は、前記量子化部4から濃度デー
タ+111.11111bが供給されたとき、次式に示
す演算を行なってこの濃度データ1.11.、Iwbに
対応するカラーデイザパターンの数N(War、II4
、l1b)を求める。
N (II r SI g−、I b )”+5C11
1r@+56−111r+cmg”+te−+Ir−1
m+cmb ”’(2)この後、次式に示す演算を行な
って前記濃度データII % Ill g 、+11)
によって示されるセルに合成可能なビット数v(al、
、、s、、l1b)を算出し、これを抽出ビット数す、
、、として文書データ取込み部7に供給する。
V(m、、m、、mb)=[Iog2(N(m、、al
、、mb))] =−・(3)そして、文書データ取込
み部7からデータが供給されたとき、これを10進数(
10進数データd)に変換する。
この後、リード信号とともに、この10進数データdと
、濃度データII+、、、Ill1、ll1bとをデイ
ザパターン記憶部8に供給して、これらlO進進数デー
タ上、濃度データlWr、II+1、Ilbとに対応す
るカラーデイザパターン12を読出し、これをカラーデ
イザ画像として受信装置2側に送信する。
受信装置2は、マトリックス検出部9と、デイザパター
ン記憶部10と、文字再生部11とを備えており、前記
送信装ff1lからカラーデイザ画像が供給されたとき
、これをカラー画像データとしてそのまま、次段装置(
図示路)に供給するとともに、前記カラーデイザ画像か
ら文字データを再生し、これを前記次段装置に供給する
デイザパターン記憶部10は、前記デイザパターン記憶
部8と同じカラーデイザパターン12が格納されたRO
Mを備えており、゛マトリックス検出部9からリード信
号が供給されたとき、このリード信号によって示される
番地のカラーデイザパターン12を読出して、これをマ
トリックス検出部9に供給する。
マトリックス検出部9は、前記カラーデイザ画像が供給
されたとき、このカラーデイザ画像の808画素数を検
出して濃度データIll 、11g 、al 1)を算
出するとともに、この濃度データ1w、、、Ill1、
llIbを参照しなからデイザパターン記憶部lOから
カラーデイザパターン12を順次、読出してこのカラー
デイザパターン12と、前記カラーデイザ画像とを比較
する。そして、前記カラーデイザ画像のパターンと、前
記デイザパターン記憶部10から読出したカラーデイザ
パターン12とが一致したとき、このカラーデイザパタ
ーン12の番号(10進数データd)を文字再生部11
に供給する。
文字再生部11は、前記lOO数データdが供給された
とき、これを“2”進数に変換して順次、記憶するとと
もに、この記憶結果を1バイト単位(または、lワード
単位)に区切って、文字データを生成し、これを次段装
置に供給する。
次に、第3図(A)、(B)に示すフローチャートを参
照しながらこの実施例の符号化・復号化手順を説明する
(符号化手順) まず、カラー原画像20が入力されれば、画像取込み部
3によってこれが撮像されるとともに、量子化部4によ
ってこの撮像結果がRGB毎に量子化されて濃度データ
m rs III g 、+1141が生成され、これ
がマトリックス選択部6に供給される(ステップST 
1)。 7 これによって、マトリックス選択部6は、前記濃度デー
タm rs Ill g 、m bからカラーデイザパ
ターンの数N (mr、mm、mb)を算出するととも
に、このカラーデイザパターン数N (mr、m、、m
b)から抽出ビット数す、Bを算出し、これを文書デー
タ取込み部7に供給して(ステップ5T2)、前記抽出
ビット数データb、で示されるビット数だけ文書データ
21の先頭からデータを切り出させ、これを取込む(ス
テップ5T3)。
この後、マトリックス選択部6は、前記文書データ取込
み部7から取込んだデータをlO進数データdに変換す
るとともに(ステップ5T4)、デイザパターン記憶部
8をアクセスして前記濃度データ1、謂いmbに対応す
る各カラーデイザパターン12のうち、前記10進数デ
ータdに対応する番号のカラーデイザパターン12を選
択し、これをカラーデイザ画像として受信装置2側に送
信する(ステップ5T5)。
この場合、前記文書データ21から切出されたデータの
値が、“2”進数の“1100”であれば、濃度データ
m rs Ill g 、Ill bに対応する各カラ
ーデイザパターン12のうち、”12”番目のカラーデ
イザパターン12が選択され、これがカラーデイザ画像
として受信装置2側に送信される。
この後、上述したステップSTI〜ST5が繰り返され
て、前記カラー原画像20と、文書データ21とから1
セル単位で、カラーデイザ画像が生成され、これらが順
次、受信装置2側に送信される。
そして、前記カラー原画像20がすべて送信されたとき
、送信処理が終了する(ステップ5T6)(復号化手順
) また、上述した動作によって得られたカラーデイザ画像
が受信装置2によって受信されれば、これがカラー画像
データとして、次段装置に直接、供給される(ステップ
5TIO)。
またこの動作と並行して、マトリックス検出部9は、゛
前記カラーデイザ画像から濃度データII、 T11.
■ゎを算出するとともに、この濃度データm、1m、、
llIbに対応する抽出ビット数データb、を生成する
この後、マトリックス検出部9は、前記濃度データm、
 at、 mbに基づいてデイザパターン記憶部lOを
アクセスして、この濃度データIII、 l、 mbに
対応するカラーデイザパターン12を順次、読出すとと
もに、このカラーデイザパターン12と、前記カラーデ
イザ画像のパターンとが一致するかどうかをチエツクす
る。
そして、これらが一致したとき、このカラーデイザパタ
ーン12の番号(10進数データd)を文字再生部11
に供給する(ステップSTI 1)。
文字再生部11は、前記マトリックス検出部9から10
進数データdが供給されたとき、これを2進数に変換し
て順次、記憶するとともに、記憶されているデータが1
バイト(または、lワード)になる毎に、これを文字デ
ータに変換し、前記次段装置に供給する(ステップ5T
12)。
この後、上述したステップ5TIO〜5T12が繰り返
されて、カラーデイザ画像を受信する毎に、これが前記
次段装置に直接、供給されるとともに、このカラーデイ
ザ画像から文字データが再生されて前記次段装置に供給
される。
そして、前記送信装置1からの送信が終了したとき、こ
の受信処理が終了する(ステップ5TI3)。
このようにこの実施例においては、デイザ法におけるデ
イザパターン選択の自由度に着目し、文字データに対応
してカラーデイザパターン12を選択するようにしたの
で、カラーデイザ画像のもつ、疑似階調性を損なうこと
なくカラーデイザ画像信号中に多くの文字データを混入
することができる。
この場合、カラーデイザパターン12を使用しているの
で、2階調デイザパターンを使用したときよりも、多く
文字データを混入することができる。
以下、第4図、第5図を参照しながらこの点について、
さらに詳述する。
まず、第4図の(a)欄に示す如く各濃度データm、、
Ill、、1llbに対するカラーデイザパターン数N
(my 、111 、If b )は、同図の(c)I
Iに示す値になり、また各濃度データIlr、111、
剛ゎに対する抽出ビット数す、は、同図(d)に示す値
になる。
したがって、1枚のカラー原画像20を量子化したとき
、各セルに対する濃度データm、、 m、、 jabの
出現頻度(ヒストグラム)が、第4図の(b)欄に示す
ような値になれば、このカラー原画像20の各セルには
、第4図(e)に示す値のビット数(このビット数はヒ
ストグラムと、合成可能ビット数との積)分だけ文書デ
ータ21を合成することができる。
つまりこの場合には、このカラー原画像20全体に、第
4[!!I(f)に示すビット数分だけの文字データ(
アスキー文字で“179528”文字、漢字文字で“8
9764”文字)を合成することができる。
また、第5図に示す如く上述した実施例におけるデータ
合成量と、2値、3値における≠−タ合成量とを比較す
れば、明らかなようにこれらの各データ合成割合は、各
々“0.57”、“0.53”、”0.59”になる。
これらの外傾から分かるように、カラーデイザにおいて
は、2値と、3値の閏ぐらいの割合でデータを合成する
ことができる。
第6図は本発明によるデータ合成方法の一実施例を暗号
通信手段に応用した場合の一例を示すブロック図である
。なお、この図において、第1図の各部と対応する部分
には、同じ符号が付しである。
この図におけるシステムが、第1図に示すシステムと異
なる点は、送信装置la側にスクランブラ15を設ける
とともに、受信装置2a側にデ・スクランブラ16を設
け、鍵21,22を用いて文書データ21の暗号化や、
解読を行なうようにしたことである。
この場合、スクランブラ15は、鍵21から供給される
キーデータに基づいて文書データ21から読出した・デ
ータの順序を変更して、文書データ取込み部7に供給す
る。
また、デ・スクランブラ16は、鍵22から供給される
キーデータに基づいて文字再生部11#)ら出力される
データの順序を変更して、文字データを生成する。
このようにすることにより、文書データ21を秘匿化し
て送信したり、受信したりすることができる。
また上述した各実施例においては、カラーデイザパター
ン記憶部8.10に各濃度データm、、 m。
曙、に対応する複数のカラーデイザパターン12を記憶
させているが、演算によって逐次、所望カラーデイザパ
ターンを決定するようにしても良い。
第7図は、このようなカラーデイザパターン決定処理の
一例を示すフローチャートである。
このフローチャートでは、まずステップ5T20におい
て演算装置(図示は省略する)は、カラー原画像20内
の注目するセルを量子化するとともに、このセルの濃度
データ+m、 m、 llbを求める。
この後、前記演算装置は、ステップ5T21に進み、こ
こで前記(2)、(3)式に基づいてこの濃度データ+
w、 m、 mbから抽出ビット数す、を算出する。
次いで、ステップ5T22で、前記演算装置は、文書デ
ータ21を構成するビット列の先頭からビット数す、だ
け、データを切出した後、ステップ5T23に進んで、
これを10進数データdに変換する。
この後、ステップ5T24で、前記演算装置は、次式に
示す演算を行なって商d1と、剰余d2とを求める。
次いで、ステップ5T25で、前記演算装置は、次式に
示す演算を行ない、第8図(a)に示すマトリックス2
6の1画素目(S(。) ROB )に8画素を配列す
べきかどうかを判定する。
di<XICYI             ・・・・
・・(5)但し、xl:マトリックス26の空き画素数
Y!:濃度データI11..を構成する残りのビット数
(残り数)。
そして、この(5)式が満たされていれば、前記演算装
置は、このステップ5T25からステップ5T26に分
岐し、ここで第8図(b)に示す如く前記1画素目(S
(。)RQI5)に値“1”を配置するとともに、次式
に示す減算処理を行なう。
Y1=Y1−1         −−−−−−(6)
また前記(5)式が満たされていなければ、前記演算装
置は、前記ステップ5T25からステップ5T27に分
岐し、ここで第8図(C)に示す如く前記1画素目(S
(。)え。、)に値“0”を配置するとともに、次式に
示す減算処理を行なう。
dt=dl−XtCYl     ・・・・・・(7)
次いで、前記演算装置は、ステップ5T2Bで、次式に
示す減算処理を行なう。
X1=Xt−1−=(8) この後、前記演算装置は、ステップ5T29で濃度デー
タIlrの残りビット数Y□の値が“0”かどうかをチ
エツクし、yt=“0”でなければ、このステップ5T
29から前記ステップ5T25に戻り上述した動作を繰
り返し、第8図(d)〜(f)に示す如くマトリックス
26を構成する2画素目(S (IIR(1B)〜15
画素目(S (15)10日)に濃度データlI、に対
応する数だけ、残っている値“l”を配置する。
そして、濃度データm、に対応する数だけ値、′l”の
配置処理が終了すれば、前記演算装置は、前記ステップ
5T29からステップ5T30に分岐し、ここで次式に
示す演算を行なって商d3と、剰余d4とを求める。
次いで、前記演算装置は、ステップ5T31で、次式に
示す演算を行ない、前記ステップ5T25〜5T29に
よって得られたR画素マトリックス、例えば第9図(a
)に示すようなR画素マトリックス26aの空き画素(
値“0”が配置されている画素)中の1画素目Cs<。
)。8)に0画素を配列すべきかどうかを判定する。
d3<X2CY2         ・・・・・・(1
0)但し、X2:R画素の配置が終了したマトリックス
26の空き画素数。
Y2:11度データII+、を構成する残りのビット数
(残り数)。
そして、この(lO)式が満たされていれば、前記演算
装置は、このステップ5T31からステップ5T32に
分岐し、ここで第9図(b)に示す如く前記1画素目(
S (0)。s)に値“l”を配置するとともに、次式
に示す減算処理を行なう。
Y2=Y2−1      ・・・・・−(11)また
前記(lO)式が満たされていなければ、前記演算装置
は、前記ステップ5T31からステップ5T33に分岐
し、ここで第9図(C)に示す如く前記1画素目(S 
(01(18)に値“0”を配置するとともに、次式に
示す減算処理を行なう。
d3=d3−X2CY2    ・・・・・・(12)
次いで、前記演算装置は、ステップ5T34で、次式に
示す減算処理を行なう。
X2=X2−1     − =(13)この後、前記
演算装置は、ステップ5T35で配置すべき0画素の残
り数Y2の値が“0”かどうかをチエツクし、Y2=“
0”でなければ、このステップ5T35から前記ステッ
プ5T31に戻り上述した動作を繰り返し、第9図(d
)〜(f)に示す如くR画素マトリックス26aを構成
する2画素目(S (1)。B)〜(15−m、)画素
目(S (12)。B)に濃度データII+、に対応す
る数だけ、残りの値“l”を配置する。
そして、濃度データm、に対応する数だけ値“l”の配
置処理が終了すれば、前記演算H置は、前記ステップ5
T35からステップ5T36に分岐する。
そしてこのステップ5T36で、前記演算装置は、次式
に示す演算を行ない、前記ステップ5T25〜5T35
によって得られたRG画素マトリックス、例えば第1O
図(a)に示すRG画素マトリックス26bの空き画素
(値“0”が配置されている画素)中の1画素目(S(
0)!+)に8画素を配列すべきかどうかを判定する。
da(xzcv3        ・・・・−(14’
)但し、X3:R,0画素の配置が終了したマトリック
ス26の空き画素数。
Y3:811度データmbを構成する残りのビット数(
残り数)。
そして、この(14)式が満たされていれば、前記演算
装置は、このステップ5T36からステップ5T37に
分岐し、ここで第10図(b)に示す如く前記1画素目
(S(0)11)に値“1”を配置するとともに、次式
に示す減算処理を行なう。
Y3=Y3−1      ・・・・・・(15)また
前記(14)式が満たされていなければ、前記演算装置
は、前記ステップ5T36からステップ5T38に分岐
し、ここで第10図(C)に示す如く前記1画素目(S
(。1.)に値“O”を配置するとともに、次式に示す
減算処理を行なう。
d4”da−x3Cv3    ・・・・・・(16)
次いで、前記演算装置は、ステップ5T39で、次式に
示す減算処理を行なう。
x3:x3−1・・・・・・(17) この後、前記演算装置は、ステップ5T40で配置すべ
きB画素の残り数Y3の値が“0”かどうかをチエツク
し、Y3=“0”でなければ、このステップ5T40か
ら前記ステップ5Ta6に戻り上述した動作を繰り返し
、第10図(d)〜(f)に示す如<RG画素マトリッ
クス26bを構成する2画素目(S [118) 〜(
15m、−mb)画素目(S(6>8)に濃度データm
bに対応する数だけ、残りの値“1”を配置する。
そして、濃度データmbに対応する数だけ値“l”の配
置処理が終了すれば、前記演算装置は、上述した処理に
よって得られたRGB画素マトリックスをカラーデイザ
パターン12として用いる。
このように、濃度データm、、 m、、 mbと、10
進数データdとからカラーデイザパターン12を逐次、
求めれば、カラーデイザパターン12を記憶しておく必
要がなくなり、これによってメモリの容量を大幅に減ら
すことができる。
また、上述した各実施例においては、文書データ21の
各ビットをそのまま、送信装置1、laに人力するよう
にしているが、これを“1′ビット単位で反転してから
送信装置l、1aに入力するようにしても良い。このよ
うにすることにより、文書データ中に値“0′′のビッ
トが連続している場合にも、カラーデイザパターンの画
素配置を適度に変化させることができ、これによって合
成されたカラーデイザ画像に異和感が生じないようにす
ることができる。
またこの手法は上述した場合のみならず、ある規則性の
あるデータ列が再生画像に好ましからざる影響を与える
虞れあるとき、広く用いることができる。
また上述した各実施例においては、データの送受信シス
テムを例にとってこの発明を説明したが、このようなシ
ステム以外に、この発明を適用しても良い。例えば、個
人の顔写真データにその人の個人情報を合成して一括管
理するシステムなどに応用すれば、第三者には顔写真と
してのみ認識され適合する暗号鍵をもった者のみ、秘匿
されたデータを知ることができ、これによって秘密保全
を万全にしたシステムにすることができる。
また、暗号化手段の有無にかかわらず、日常使用するフ
ァクシミリ、あるいはその他、画像信号電送に本発明を
応用すれば、画像に関連したデータ等と、画像とを一括
して送信することができ、これによって電送処理の単一
化を達成することができる。
さらに、混入するデータとしては、単なる文字に限らず
、音声信号、検索データ、または画像信号などのデータ
であっても良いことは自明である。
(発明の効果) 以上説明したように本0発明によれば、画像データ中に
多量のデータを混入することができるとともに、混入し
たデータおよびその存在が再生画面上に現れないように
することができ、これによって画質が劣下するのを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ合成方法の一実施例を適用
したデータ送受信システムの一例を示すブロック図、第
2図は同実施例で用いられるカラーデイザパターンの一
例を示す模式図、第3図(A)、(B)は各々同実施例
の符号化・復号化手順を説明するためのフローチャート
、第4図は同実施例における各濃度データm、、 m、
、 mbに対する合成ビット数を説明するための表、第
5図は同実施例におけるデータの合成割合を説明するた
めの表、第6図は本発明を暗号通信手段に応用した場合
の一実施例を示すブロック図、第7図は本発明で用いる
ことができるカラーデイザパターン決定手順の一例を示
すフローチャート、第8図(a)〜(f)は各々第7図
に示す処理手順を説明するため模式図、第9図(a)〜
(f)は各々第7図に示す処理手順を説明するため模式
図、第101!1(a)〜(f)は各々第7図に示す処
理手順を説明するため模式図、第11図は本発明の基本
原理である組織的デイザ法を説明するための模式図、第
12図(a)、(b)は各々本発明の基本原理であるM
Wa的デイザ法を説明するための模式図、第13図(a
)、(b)は各々本発明の基本原理であるカラーデイザ
パターンの自由度を説明するための模式図である。 1・・・送信装置、2・・・受信装置、3・・・画像取
込み部、4・・・量子化部、6・・・マトリックス選択
部、7・・・文書データ取込み部、8・・・デイザパタ
ーン記憶部、9・・・マトリックス検出部、lO・・・
デイザパターン記憶部、11・・・文字再生部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カラー原画像をRGB毎に量子化して得られた各濃度情
    報と、混入すべきデータとに基づいてカラーディザマト
    リックスのRGB配列を決定することを特徴とするデー
    タ合成方法。
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