JP2811975B2 - モジュール型発電設備 - Google Patents
モジュール型発電設備Info
- Publication number
- JP2811975B2 JP2811975B2 JP3023856A JP2385691A JP2811975B2 JP 2811975 B2 JP2811975 B2 JP 2811975B2 JP 3023856 A JP3023856 A JP 3023856A JP 2385691 A JP2385691 A JP 2385691A JP 2811975 B2 JP2811975 B2 JP 2811975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generation
- module
- modules
- modular power
- heat recovery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はモジュール化された発電
設備の改良に関する。
設備の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種、発電設備は図６および図
７の各図表に示す夫々独立した各構成機器を現地合わせ
で組合わせることにより発電設備全体を構成・設置して
いた。従って、この場合の各構成機器間に亙って関連機
器相互間を連結する給水用の配管や給電用の配線は全て
現地において現物合わせで設置工事が行われていた。し
かし、この場合には、関連機器相互間の配管、配線の工
事を現地で現物合わせで行うものであったため、これら
の配管、配線には大きな労働力と時間、費用を要し、何
等かの解決手段が求められていた。このため、本出願人
は特願平２−２７５３８２号という先行出願（以下先行
技術という）をし、発電装置と、複数の機能別系統を有
する補機からなる発電設備において、発電装置と、この
発電装置に関連する補機とを機能別にグループユニット
にしてモジュール化して構成するモジュール型発電設備
を提案している。図５は上記先行技術に基づき配置した
全体のモジュール型発電設備５０を構成した屋外設置形
のレイアウト一例を示すもので、同図において、４１は
屋外形発電機盤、４２は発電装置本体で、これら４１、
４２で発電装置を構成している。４３は冷却、排熱回
収、燃料、潤滑油モジュール、４４は排気ガス処理、排
熱回収モジュールで、これらのモジュールが発電装置に
関連する補機である。
７の各図表に示す夫々独立した各構成機器を現地合わせ
で組合わせることにより発電設備全体を構成・設置して
いた。従って、この場合の各構成機器間に亙って関連機
器相互間を連結する給水用の配管や給電用の配線は全て
現地において現物合わせで設置工事が行われていた。し
かし、この場合には、関連機器相互間の配管、配線の工
事を現地で現物合わせで行うものであったため、これら
の配管、配線には大きな労働力と時間、費用を要し、何
等かの解決手段が求められていた。このため、本出願人
は特願平２−２７５３８２号という先行出願（以下先行
技術という）をし、発電装置と、複数の機能別系統を有
する補機からなる発電設備において、発電装置と、この
発電装置に関連する補機とを機能別にグループユニット
にしてモジュール化して構成するモジュール型発電設備
を提案している。図５は上記先行技術に基づき配置した
全体のモジュール型発電設備５０を構成した屋外設置形
のレイアウト一例を示すもので、同図において、４１は
屋外形発電機盤、４２は発電装置本体で、これら４１、
４２で発電装置を構成している。４３は冷却、排熱回
収、燃料、潤滑油モジュール、４４は排気ガス処理、排
熱回収モジュールで、これらのモジュールが発電装置に
関連する補機である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した先
行技術のものでは、モジュール化に伴う現地での配管、
配線に要する省力化の効果はあるものの、発電設備の設
置を図５に示すように、各構成ユニットを同一平面上に
配置した、いわゆる１段積み構成で設置する方式であっ
たため、広大な床面積を要するなどの問題点があった。
本発明は従来のものの上記課題（問題点）を解決するよ
うにしたモジュール型発電設備を提供することを目的と
する。
行技術のものでは、モジュール化に伴う現地での配管、
配線に要する省力化の効果はあるものの、発電設備の設
置を図５に示すように、各構成ユニットを同一平面上に
配置した、いわゆる１段積み構成で設置する方式であっ
たため、広大な床面積を要するなどの問題点があった。
本発明は従来のものの上記課題（問題点）を解決するよ
うにしたモジュール型発電設備を提供することを目的と
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のモジュール型発
電設備は、発電装置と、複数の機能別系統を有する補機
から成る発電設備において、発電装置と、この補機とに
対する関連設備としての冷却、排熱回収、燃料、潤滑油
モジュール、排気ガス処理、排熱回収モジュールを機能
別にグループユニットにしたものを２つのブロックに分
けて２段積み構成に配置するように構成した。
電設備は、発電装置と、複数の機能別系統を有する補機
から成る発電設備において、発電装置と、この補機とに
対する関連設備としての冷却、排熱回収、燃料、潤滑油
モジュール、排気ガス処理、排熱回収モジュールを機能
別にグループユニットにしたものを２つのブロックに分
けて２段積み構成に配置するように構成した。
【０００５】この場合、２段積みの骨格は複数個の柱と
梁とを連結して構成するようにしたモジュール型発電設
備とすることが望ましい。
梁とを連結して構成するようにしたモジュール型発電設
備とすることが望ましい。
【０００６】また、上記モジュールの補機の制御を、各
グループユニット毎に構成したモジュールを分散配置さ
せることで行うようにしたモジュール型発電設備とする
ことが望ましい。
グループユニット毎に構成したモジュールを分散配置さ
せることで行うようにしたモジュール型発電設備とする
ことが望ましい。
【０００７】さらに、上記モジュール間の位置関係を一
定にすることにより、上記モジュール間の配管、配線を
もモジュール化するようにしたモジュール型発電設備と
することが望ましい。
定にすることにより、上記モジュール間の配管、配線を
もモジュール化するようにしたモジュール型発電設備と
することが望ましい。
【０００８】
【作用】モジュール型発電設備を構成する発電装置本
体、屋外型発電機盤、冷却・排熱回収・燃料・潤滑油モ
ジュール、排気ガス処理・排熱回収モジュールを機能別
にグループユニットにしたものを２ブロックに分けて下
段と上段の２段に積み上げて設置するいわゆる２段積み
方式の構成としたから、先行技術のものに比べ、本設備
の設置床面積は大幅に縮小され、さらに、ユーザの要求
に合致するように適切に構成することができる。また、
モジュール間の位置関係を特定することにより各構成機
器間の配管、配線を工場内で、しかも、標準化して行う
ことができる。
体、屋外型発電機盤、冷却・排熱回収・燃料・潤滑油モ
ジュール、排気ガス処理・排熱回収モジュールを機能別
にグループユニットにしたものを２ブロックに分けて下
段と上段の２段に積み上げて設置するいわゆる２段積み
方式の構成としたから、先行技術のものに比べ、本設備
の設置床面積は大幅に縮小され、さらに、ユーザの要求
に合致するように適切に構成することができる。また、
モジュール間の位置関係を特定することにより各構成機
器間の配管、配線を工場内で、しかも、標準化して行う
ことができる。
【０００９】
【実施例】以下図１〜図４に示す一実施例に基づいて本
発明を具体的に説明する。図１は本発明の発電設備の下
段側に配置される構成の平面図で、１は屋外型発電機
盤、２は発電装置本体、３は燃料・潤滑油モジュールで
ある。なお、Ｈ１〜Ｈ９は夫々下段側と上段側とを連結
する柱で、図示しないが、これらの柱相互間を横方向に
連結する梁も設けて全体の骨格を構成するものとする。
図２は本発明の発電設備の上段側に配置される構成の平
面図で、４は冷却・熱回収モジュール、５は排気ガス処
理・排熱回収モジュールである。図３および図４は夫々
本発明の発電設備の正面図および左側面図で、各図にお
いて、図１および図２に対応して屋外型発電機盤１、発
電装置本体２、燃料・潤滑油モジュール３、冷却・熱回
収モジュール４、排気ガス処理・排熱回収モジュール５
が上下各段に配置される。なお、１および２で発電装置
が、また、３〜５で発電装置と関連する機能を有する補
機が構成される。６および７は夫々排気ガス等の配管設
備である。
発明を具体的に説明する。図１は本発明の発電設備の下
段側に配置される構成の平面図で、１は屋外型発電機
盤、２は発電装置本体、３は燃料・潤滑油モジュールで
ある。なお、Ｈ１〜Ｈ９は夫々下段側と上段側とを連結
する柱で、図示しないが、これらの柱相互間を横方向に
連結する梁も設けて全体の骨格を構成するものとする。
図２は本発明の発電設備の上段側に配置される構成の平
面図で、４は冷却・熱回収モジュール、５は排気ガス処
理・排熱回収モジュールである。図３および図４は夫々
本発明の発電設備の正面図および左側面図で、各図にお
いて、図１および図２に対応して屋外型発電機盤１、発
電装置本体２、燃料・潤滑油モジュール３、冷却・熱回
収モジュール４、排気ガス処理・排熱回収モジュール５
が上下各段に配置される。なお、１および２で発電装置
が、また、３〜５で発電装置と関連する機能を有する補
機が構成される。６および７は夫々排気ガス等の配管設
備である。
【００１０】即ち、本発明の発電設備は、発電設備を構
成する各ユニットをモジュール化することにより屋外設
置に耐える構成としたため、特に屋根を設けない状態で
複数個の柱と梁とを骨格として２段積み方式にし、床面
積の少ないコンパクトな構成とした点に特徴がある。な
お、このようにして組み立てられた本発明の発電設備の
モジュール化された各構成ユニット毎の構成機器の具体
的な内容の一例は図６および図７に示す各図表の通りで
ある。なお、図１、図２に示した各モジュールの関係位
置を特定の配置とすることによりこれらモジュール間に
配置される配管、配線をもモジュール化することがで
き、設備全体をさらに簡単化できる。
成する各ユニットをモジュール化することにより屋外設
置に耐える構成としたため、特に屋根を設けない状態で
複数個の柱と梁とを骨格として２段積み方式にし、床面
積の少ないコンパクトな構成とした点に特徴がある。な
お、このようにして組み立てられた本発明の発電設備の
モジュール化された各構成ユニット毎の構成機器の具体
的な内容の一例は図６および図７に示す各図表の通りで
ある。なお、図１、図２に示した各モジュールの関係位
置を特定の配置とすることによりこれらモジュール間に
配置される配管、配線をもモジュール化することがで
き、設備全体をさらに簡単化できる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は上記のように発電設備を構成す
る各ユニットをモジュール化して２段積み方式に構成し
たモジュール型発電設備であるから、次のような優れた
効果を有する。 ２段積み方式のため床面積が従来のものよりも大幅に
縮小でき、さらに、ユーザの要求に合致するように適切
に構成することができる。
る各ユニットをモジュール化して２段積み方式に構成し
たモジュール型発電設備であるから、次のような優れた
効果を有する。 ２段積み方式のため床面積が従来のものよりも大幅に
縮小でき、さらに、ユーザの要求に合致するように適切
に構成することができる。
【００１２】各ユニットはモジュール化されており風
雨に耐える構成のため、台枠は屋根、壁を必要としない
複数個の柱と梁とを連結して発電設備設置場所にて組み
立てるか、あるいは、予め組み立てた上上記設置場所に
ボルトで固定する等の手段で構成するものであるから、
素材は少なくて済み、組み立て工数も少なく、短時日に
発電設備全体の組み立てが可能である。
雨に耐える構成のため、台枠は屋根、壁を必要としない
複数個の柱と梁とを連結して発電設備設置場所にて組み
立てるか、あるいは、予め組み立てた上上記設置場所に
ボルトで固定する等の手段で構成するものであるから、
素材は少なくて済み、組み立て工数も少なく、短時日に
発電設備全体の組み立てが可能である。
【００１３】また、標準化したモジュールを組み合わ
せて構成されているから、ユーザからの要求に対応して
各ユニットの一部または全部の組み替えを行う場合も容
易であり、メンテナンスも楽である。
せて構成されているから、ユーザからの要求に対応して
各ユニットの一部または全部の組み替えを行う場合も容
易であり、メンテナンスも楽である。
【００１４】各補機の制御を各グループユニット毎に
構成したモジュールを分散配置させることで行うように
したため、従来必要であった補機盤が不要となり、配線
も簡略化できるようになった。
構成したモジュールを分散配置させることで行うように
したため、従来必要であった補機盤が不要となり、配線
も簡略化できるようになった。
【００１５】各モジュールの関係位置を特定の配置と
することによりこれらモジュール間に配置される配管、
配線をもモジュール化することができ、設備全体をさら
に簡単化できる。
することによりこれらモジュール間に配置される配管、
配線をもモジュール化することができ、設備全体をさら
に簡単化できる。
【図１】本発明の一実施例を示すもので、その内、下段
側の平面図である。
側の平面図である。
【図２】本発明の一実施例を示すもので、その内、上段
側の平面図である。
側の平面図である。
【図３】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図４】本発明の一実施例を示す左側面図である。
【図５】従来例の平面図である。
【図６】従来例および本発明の実施例として使用される
本発電設備を構成する各ユニットの一部についての構成
機器の関係を示す図表である。
本発電設備を構成する各ユニットの一部についての構成
機器の関係を示す図表である。
【図７】従来例および本発明の実施例として使用される
本発電設備を構成する各ユニットの残部についての構成
機器の関係を示す図表である。
本発電設備を構成する各ユニットの残部についての構成
機器の関係を示す図表である。
１：屋外型発電機盤 ２：発電装置本体 ３：燃料・潤滑油モジュール ４：冷却・熱回収モジュール ５：排気ガス処理・排熱回収モジュール Ｈ１〜Ｈ９：柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16M 1/00 F01M 5/00 F01K 23/10 F02C 6/18 H02K 7/18
Claims (4)
- 【請求項１】 発電装置と、複数の機能別系統を有する
補機から成る発電設備において、発電装置と、この補機
とに対する関連設備としての冷却、排熱回収、燃料、潤
滑油モジュール、排気ガス処理、排熱回収モジュールを
機能別にグループユニットにしたものを２つのブロック
に分けて２段積み構成に配置するようにしたことを特徴
とするモジュール型発電設備。 - 【請求項２】 ２段積みの骨格は複数個の柱と梁とを連
結して構成するようにした請求項１記載のモジュール型
発電設備。 - 【請求項３】 上記モジュールの補機の制御を各グルー
プユニット毎に構成したモジュールを分散配置させるこ
とで行うようにした請求項１または２に記載のモジュー
ル型発電設備。 - 【請求項４】 上記モジュール間の位置関係を一定にす
ることにより、上記モジュール間の配管、配線をもモジ
ュール化するようにした請求項１〜４のいずれかに記載
のモジュール型発電設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3023856A JP2811975B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | モジュール型発電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3023856A JP2811975B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | モジュール型発電設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04244697A JPH04244697A (ja) | 1992-09-01 |
| JP2811975B2 true JP2811975B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12122078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3023856A Expired - Lifetime JP2811975B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | モジュール型発電設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2811975B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170032407A (ko) * | 2014-08-21 | 2017-03-22 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 압축 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08247380A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 自己独立形非常発電装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS595813A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Toshiba Corp | パツケ−ジ形発電プラント |
| JPS59146575U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | 株式会社明電舎 | クロスフロ−水車発電装置 |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP3023856A patent/JP2811975B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170032407A (ko) * | 2014-08-21 | 2017-03-22 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 압축 장치 |
| KR101999034B1 (ko) * | 2014-08-21 | 2019-07-10 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 압축 장치 |
| US10626754B2 (en) | 2014-08-21 | 2020-04-21 | Kobe Steel, Ltd. | Compression device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04244697A (ja) | 1992-09-01 |
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