JP2810303B2 - 目地構造 - Google Patents
目地構造Info
- Publication number
- JP2810303B2 JP2810303B2 JP27431293A JP27431293A JP2810303B2 JP 2810303 B2 JP2810303 B2 JP 2810303B2 JP 27431293 A JP27431293 A JP 27431293A JP 27431293 A JP27431293 A JP 27431293A JP 2810303 B2 JP2810303 B2 JP 2810303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caulking material
- wooden frame
- joint
- joint structure
- caulking
- Prior art date
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- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目地構造に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の目地構造を示し、50は外
装材、51は木枠である。木枠51は隣接する外装材5
0,50の目地52の裏側に配置され、目地52と対応
するようにコーキング材充填凹部53が形成してある。
施工時には、目地52から凹部53へコーキング材54
を充填するとともにガスケット55を挿入している。
装材、51は木枠である。木枠51は隣接する外装材5
0,50の目地52の裏側に配置され、目地52と対応
するようにコーキング材充填凹部53が形成してある。
施工時には、目地52から凹部53へコーキング材54
を充填するとともにガスケット55を挿入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
目地構造では、ガスケット55の挿入により、コーキン
グ材54が外装材50の表面にはみ出てしまうという問
題点があった。したがって、この発明の目的は、コーキ
ング材が外装材の表面にはみ出ない目地構造を提供する
ことである。
目地構造では、ガスケット55の挿入により、コーキン
グ材54が外装材50の表面にはみ出てしまうという問
題点があった。したがって、この発明の目的は、コーキ
ング材が外装材の表面にはみ出ない目地構造を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の目地構造は、
隣接する外装材の目地の裏側に木枠が配置され、この木
枠の前記外装材の当接面にコーキング材充填凹部が形成
され、前記目地から前記凹部へコーキング材を充填する
とともにガスケットを挿入した目地構造において、前記
コーキング材の逃げ部となる溝を前記凹部に連設したこ
とを特徴とするものである。
隣接する外装材の目地の裏側に木枠が配置され、この木
枠の前記外装材の当接面にコーキング材充填凹部が形成
され、前記目地から前記凹部へコーキング材を充填する
とともにガスケットを挿入した目地構造において、前記
コーキング材の逃げ部となる溝を前記凹部に連設したこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】この発明の構成によれば、コーキング材の逃げ
部となる溝をコーキング材充填凹部に連設したので、ガ
スケット挿入時に凹部内に収まらないコーキング材が溝
へ流れ、コーキング材が外装材の表面にはみ出ることは
ない。
部となる溝をコーキング材充填凹部に連設したので、ガ
スケット挿入時に凹部内に収まらないコーキング材が溝
へ流れ、コーキング材が外装材の表面にはみ出ることは
ない。
【0006】
【実施例】この発明の第1の実施例の目地構造を図1に
基づいて説明する。同図において、1は外装材、2は木
枠である。木枠2は隣接する外装材1,1の目地3の裏
側に配置され、目地3と対応するように外装材1の当接
面にコーキング材充填凹部4が形成してある。そして、
コーキング材5の逃げ部となる溝6を凹部4の底面に連
設している。
基づいて説明する。同図において、1は外装材、2は木
枠である。木枠2は隣接する外装材1,1の目地3の裏
側に配置され、目地3と対応するように外装材1の当接
面にコーキング材充填凹部4が形成してある。そして、
コーキング材5の逃げ部となる溝6を凹部4の底面に連
設している。
【0007】施工時には、目地3から凹部4へコーキン
グ材5を充填するとともにガスケット7を挿入する。こ
こで、コーキング材5を充填した状態では、コーキング
材5はその粘性等により溝6に充填されず、ガスケット
7挿入時に、図1に示すように、凹部4に収まらないコ
ーキング材5が溝6へ流れる。この実施例では、凹部4
の底面に連設した溝6が、コーキング材5の逃げ部とし
て機能するため、コーキング材5が外装材1の表面には
み出ることはない。
グ材5を充填するとともにガスケット7を挿入する。こ
こで、コーキング材5を充填した状態では、コーキング
材5はその粘性等により溝6に充填されず、ガスケット
7挿入時に、図1に示すように、凹部4に収まらないコ
ーキング材5が溝6へ流れる。この実施例では、凹部4
の底面に連設した溝6が、コーキング材5の逃げ部とし
て機能するため、コーキング材5が外装材1の表面には
み出ることはない。
【0008】この発明の第2の実施例の目地構造を図2
および図3に基づいて説明する。この実施例では、第1
の実施例の比較して木枠8の形状が異なる。すなわち、
図3に示すように、コーキング材充填凹部9の両側の外
装材1の当接面に、間隔をおいてコーキング材5の逃げ
部となる溝10…を複数設けている。その他の構成は、
第1の実施例と同様である。
および図3に基づいて説明する。この実施例では、第1
の実施例の比較して木枠8の形状が異なる。すなわち、
図3に示すように、コーキング材充填凹部9の両側の外
装材1の当接面に、間隔をおいてコーキング材5の逃げ
部となる溝10…を複数設けている。その他の構成は、
第1の実施例と同様である。
【0009】この実施例でも、図2に示すように、凹部
9に収まらないコーキング材5が溝10…へ流れ、第1
の実施例と同様の効果を得ることができる。この発明の
第3の実施例の目地構造を図4および図5に基づいて説
明する。木枠11は、従来例と同様にコーキング材充填
凹部12が設けられているだけである。この木枠11と
外装材1の間に一対のスペーサ13,13を介在させる
ことにより、コーキング材5の逃げ部となる溝14が形
成される。すなわち、スペーサ13は、図5に示すよう
に、略Z形で一片に間隔をおいて切欠き部13c…が設
けられる。そして、一対のスペーサ13,13の一片1
3a,13aを外装材1,1と木枠11の間に介在させ
ることにより、切欠き部13cと木枠11の外周面とで
溝14が形成される。また、スペーサ13の他片13b
に合板15を固定することができ、外装材1と合板15
の間に通気層16を形成できる。その他の構成効果は、
第1の実施例と同様である。なお、図6に示すように、
スペーサ13′をL形として通気層を設けない構成にし
てもよい。
9に収まらないコーキング材5が溝10…へ流れ、第1
の実施例と同様の効果を得ることができる。この発明の
第3の実施例の目地構造を図4および図5に基づいて説
明する。木枠11は、従来例と同様にコーキング材充填
凹部12が設けられているだけである。この木枠11と
外装材1の間に一対のスペーサ13,13を介在させる
ことにより、コーキング材5の逃げ部となる溝14が形
成される。すなわち、スペーサ13は、図5に示すよう
に、略Z形で一片に間隔をおいて切欠き部13c…が設
けられる。そして、一対のスペーサ13,13の一片1
3a,13aを外装材1,1と木枠11の間に介在させ
ることにより、切欠き部13cと木枠11の外周面とで
溝14が形成される。また、スペーサ13の他片13b
に合板15を固定することができ、外装材1と合板15
の間に通気層16を形成できる。その他の構成効果は、
第1の実施例と同様である。なお、図6に示すように、
スペーサ13′をL形として通気層を設けない構成にし
てもよい。
【0010】
【発明の効果】この発明の目地構造によれば、コーキン
グ材の逃げ部となる溝をコーキング材充填凹部に連設し
たので、ガスケット挿入時に凹部内に収まらないコーキ
ング材が溝へ流れ、コーキング材が外装材の表面にはみ
出ることはない。
グ材の逃げ部となる溝をコーキング材充填凹部に連設し
たので、ガスケット挿入時に凹部内に収まらないコーキ
ング材が溝へ流れ、コーキング材が外装材の表面にはみ
出ることはない。
【図1】この発明の第1の実施例の断面平面図である。
【図2】第2の実施例の断面平面図である。
【図3】第2の実施例の木枠の斜視図である。
【図4】第3の実施例の断面平面図である。
【図5】第3の実施例の一部省略分解斜視図である。
【図6】第3の実施例の変形例の断面平面図である。
【図7】従来例の断面平面図である。
1 外装材 2 木枠 3 目地 4 コーキング材充填凹部 5 コーキング材 6 溝 7 ガスケット
Claims (1)
- 【請求項1】 隣接する外装材の目地の裏側に木枠が配
置され、この木枠の前記外装材の当接面にコーキング材
充填凹部が形成され、前記目地から前記凹部へコーキン
グ材を充填するとともにガスケットを挿入した目地構造
において、 前記コーキング材の逃げ部となる溝を前記凹部に連設し
たことを特徴とする目地構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27431293A JP2810303B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27431293A JP2810303B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 目地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07127223A JPH07127223A (ja) | 1995-05-16 |
JP2810303B2 true JP2810303B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=17539898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27431293A Expired - Fee Related JP2810303B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 目地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810303B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6866036B2 (ja) * | 2017-06-02 | 2021-04-28 | 日軽パネルシステム株式会社 | 開口枠の気密構造 |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP27431293A patent/JP2810303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07127223A (ja) | 1995-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980721 |
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