JP2809989B2 - メッセージ伝送方式 - Google Patents

メッセージ伝送方式

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JP2809989B2
JP2809989B2 JP6154132A JP15413294A JP2809989B2 JP 2809989 B2 JP2809989 B2 JP 2809989B2 JP 6154132 A JP6154132 A JP 6154132A JP 15413294 A JP15413294 A JP 15413294A JP 2809989 B2 JP2809989 B2 JP 2809989B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/0083Formatting with frames or packets; Protocol or part of protocol for error control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4906Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes
    • H04L25/4908Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes using mBnB codes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメッセージの伝送に関
し、詳細には光ファイバまたは交流結合銅線リンクを含
めてメッセージの伝送に関する。本発明はチェックデー
タの効率的な伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本出願
は特にコンピュータ間でのメッセージの伝送に関し、各
コンピュータは他方のコンピュータからのメッセージを
受け、そしてそれらを遠方のコンピュータに関連したリ
ンクインターフェースへ伝送するためにデコードするリ
ンクインターフェースを有する。コンピュータによりメ
ッセージを作るための一つの周知のフォーマットはいわ
ゆるデータ/ストローブフォーマット(DSフォーマッ
ト)であって、ここでは2本のワイヤがデータ信号用お
よびストローブ信号用として設けられる。このメッセー
ジフォーマットはヨーロッパ特許出願第9130471
1.4号に示されている。各メッセージは複数のパケッ
トを含む。各パケットは見出し部またはアドレス部、デ
ータ部(通常これがあるが必ずしもあるわけではない)
およびパケットエンドインジケータとしての終止符を含
んでいる。パケットが一つのメッセージ内の最後のパケ
ットである場合には、パケットエンドインジケータは終
止符としてのメッセージエンドインジケータと置き換え
られる。データ部分はデータトークンで作られる。夫々
のデータトークンはフラグビット、パリティビットおよ
び伝送されるべきデータを表わす8個のビット(ここで
はデータビット)を含む。終止トークンはフラグビッ
ト、パリティビットおよびその終止トークンの形式を識
別する2個の制御ビットを含む。夫々の場合、フラグビ
ットはそのトークンがデータトークンであるか終止トー
クンであるかを識別する。
【0003】この形式のメッセージをエンコードする従
来のコーディング法は、送信コンピュータから遠隔のコ
ンピュータにより受信されたデータ内の1ビットのエラ
ーがデコードされるとき複数ビットのエラーを発生でき
るという効果を有する。これを避けるために現在のデコ
ード法は夫々送信されるパケットについて一群のチェッ
クビットをそのパケットのエンドで送信することを含む
巡回冗長検査(CRC)を用いる。長いパケットについ
てはこれは比較的効率的であり、例えば一つのパケット
についての4バイトのチェックデータの長さは4キロバ
イトである。しかしながら小さいパケットにっいてはそ
の効率は著しく小さく、場合によっては一つのパケット
の長さの2倍である。本発明は短いパケットの伝送に関
する。
【0004】本発明は直流バランスコーティングシステ
ムを利用するのであり、コンピュータからその関連する
リンクインタフェースに送られた夫々4個のデータビッ
トからなる群から3個の1と3個の0を有する6ビット
記号に変換される。各データバイトはこのようにして2
個の6ビット記号にエンコードされる。データビットを
エンコードするための記号はデータを表わす目的で予約
された16個のバランスした記号からなる群から選ばれ
るバランスした6ビット記号の20通りの組合せ以外の
残りの4個の記号については、少くとも1個の記号が制
御目的で予約される。この形式のエンコードシステムは
IBM Technical Disclosure
Bulletin、Vol.22, No.8b,1990年1月、ペ
ージ3547−3550に示されている。更に本出願人
による特許出願は本発明のエンコード法の他の観点によ
るものを示している。
【0005】本発明の目的はこの形式のエンコードシス
テムにおいてチェックデータの効率のよい伝送を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば下記段階
を含む、少くとも伝送されるべきデータを限定する複数
の4ビット値を含むデータ部分と終止符を含むメッセー
ジパケットをエンコードする方法が提供される:20個
の使用可能な、3個の0と3個の1を有する6ビット記
号から16個のデータ記号と少くとも1個の制御記号を
選択する段階;上記4ビット値の夫々を上記6ビットデ
ータ記号の夫々に変換する段階;上記4ビット値から上
記メッセージパケット用の4個のチェックビットを発生
する段階;上記4個のチェックビットを上記16個のデ
ータ記号から選ばれた6ビットデータ記号に変換する段
階;および上記4個のチヤックビットを表わす上記6ビ
ット記号と上記制御記号とを含む終止トークンを発生す
る段階。
【0007】好適には上記4個のチェックビットは上記
データ部分の水平パリティを取ることにより、すなわち
4個のビット値内の最下位ビットの論理和を取り、最下
位チェックビットを発生し、4個のビット値の夫々にお
ける次の桁のビットの論理和をとり、次の桁のチェック
ビットを発生し、以下同様にして発生される。このよう
にして発生されるこれら4個のチェックビットはここで
は検査合計と呼び、そして各ビットは検査合計ビット、
そしてそれからエンコードされた6ビット記号は検査合
計記号である。
【0008】メッセージパケットも複数の4ビット値を
含むアドレス部分を含むことができる。この場合、水平
パリティチェックはこのアドレス部分とデータ部分の4
ビット値にわたり取ることができる。
【0009】好適には制御記号は本出願人による特許出
願に示すように010101または101010であ
る。
【0010】一つのメッセージが複数のパケットを含む
場合には、そのメッセージ内の最後のパケットのパケッ
トエンドインジケータはメッセージエンドインジケータ
の形をとる。通常のパケットエンドトークンが制御記号
とそれに続く検査合計記号を含む場合には、メッセージ
エンドトークンは検査合計記号とそれに続く制御記号を
含む。
【0011】各データバイトが2個の6ビット記号(1
2ビット)に変換されたとき、他のトークンを12ビッ
ト単位に伝送するとよい。本発明は、12ビット長であ
りチェックデータを含むパケットエンドおよびメッセー
ジエンドトークンを与える方法を提供する。またこれは
チェック用にのみ余分なトークンを送る必要をなくして
いる。
【0012】また本発明は下記要件を含む、終止符と、
送信されるべきデータを限定する複数の4ビット値を含
むデータ部分とを含むメッセージパケットをエンコード
する装置を提供する。
【0013】上記4ビット値の夫々を、夫々3個の1と
3個の0を有する20個の使用可能な6ビット記号の内
から予定の16個のビット記号の集合から選ばれた6ビ
ットデータ記号に変換するための論理回路;上記4ビッ
ト値からそのメッセージパケットについての4個のチェ
ックビットを発生するチェックビット発生回路;上記4
個のチェックビットを上記16個のデータ記号から選ば
れた1個の6ビットデータ記号に変換するように動作可
能な上記論理回路;および上記4個のチェックビットを
表わす上記6ビット記号と、3個の1と3個の0を有す
る4個の残りの使用可能な6ビット記号から選ばれる制
御記号とを含む終止トークンを発生するためのトークン
発生回路。
【0014】このチェックビット発生回路は一群の検査
合計ビットを発生するために上記4ビット値の夫々内で
同一桁位置を有するビットの論理和をとるための加算回
路を含む。これはここでは水平パリティ発生回路と呼
ぶ。
【0015】好適にはこのトークン発生回路は上記制御
記号として記号010101または101010を発生
するように構成される。
【0016】好適にはこの装置はパケットエンドインジ
ケータとメッセージエンドインジケータを区別するため
の回路を含む。このトークン発生回路はこのときパケッ
トエンドトークンとして制御記号とそれに続くチェック
ビットを表わす記号およびメッセージエンドトークンと
して上記チェックビットを表わす記号とそれに続く制御
記号を発生するように動作可能である。
【0017】また本発明は下記要件を含むデコード回路
を提供する:メッセージパケットを表わす6ビット記号
シーケンスを受けるように構成された入力回路;各6ビ
ット記号を1個の4ビット値に変換するように構成され
る論理回路;パケットエンドトークンの部分を形成する
制御記号を認識することによりそのパケットエンドトー
クンを識別するように動作可能であると共に、制御記号
とそれに続くチェックビットを表わす6ビット記号を含
むパケットエンドとチェックビットを表わす6ビット記
号とそれに続く制御記号を含むメッセージエンドトーク
ンとを区別することのできるパケットエンドトークン識
別回路;およびパケットエンドおよびメッセージエンド
トークン内で伝送されるチェックビットをチェックして
伝送におけるエラーを識別するように構成されるチェッ
ク回路。
【0018】
【実施例】図1はメッセージをエンコードしそしてデコ
ードすべく本発明を実施するための基本的回路装置のブ
ロック図である。参照数字2と4は夫々、データ信号パ
スと並列ストローブ信号パスを形成する第1の単方向性
並列ワイヤ対を示す。6と8はそれとは逆の方向のデー
タ信号パスとストローブ信号パスを夫々形成する第2の
単方向性並列ワイヤ対を示す。これら並列ワイヤ対は本
出願人による特許出願に示すようにデータおよびストロ
ーブ情報を運ぶものである。上記出願の内容は本発明に
関係しており、ストローブ信号が各ビット境界毎にトラ
ンジションを有しそのためデータ信号にトランジション
がなく、そしてデータ信号にトランジションのある場合
には各ビット境界毎のトランジションがないようになっ
ている。10はエンコーダ/デコーダを示しており、こ
れは1本のワイヤ12による伝送に適したフォーマット
にデータ−ストローブ信号をエンコードし1本のワイヤ
14上でそのフォーマットからデータ−ストローブ信号
にもどすようにデコードするように作用する。16は光
電トランシーバであって、これはエンコードされたフォ
ーマット12を出口リンク18aを有する光ファイバで
伝送するための光信号に変換する。この光電トランシー
バ16はまたリンク18b上の入来コード化フォーマッ
トを運ぶ光信号をエンコーダ/デコーダ10への入力に
適したワイヤ14上の電気的フォーマットに変換する。
上記の回路装置は光ファイバリンクの一端に配置されて
データの受信と送信を行う。図1の右手側は光リンク1
8a,18bの他方の端部にある同じ構造の受信/送信
回路装置を示している。
【0019】データストローブフォーマットにおいて基
本的情報が、データトークンあるいは制御トークンであ
るトークン形式で送られる。1個のパケットは少くとも
2個のトークンを含み、そして数個のトークンを含んで
もよい。1つのメッセージは少くとも1個のパケットを
含み、数パケットを含んでもよい。図2に示すようにデ
ータトークンの夫々は8ビットのデータTD0−TD7
と、それがデータトークンであることを示すための1個
のフラグビットTDFと、1個のパリティビットTDP
を含む。
【0020】図3に示すように、制御トークンの夫々は
それが制御トークンであることを示すための1個のフラ
グビットTCFと、1個のパリティビットTCPと、そ
の制御トークンの形式を示すための2個の制御ビッTC
1,TC0を含む。1個の特定の制御トークンはエスケ
ープ(ESC)トークンを示す。ESCトークンには他
の1個の制御トークンが続き、複合トークンを与えて使
用可能な制御トークンの数を増加させる(図4参照)。
それ故、データストローブフォーマットでは異るトーク
ンの長さは10ビット、4ビットまたは8ビットであ
る。制御トークンの二つの基本的形式がある。すなわ
ち、パケットエンドまたはメッセージエンドを示すもの
であってここで終止トークンと呼ぶもの、およびデータ
の伝送を制御するものである。終止トークンはエンコー
ドされるが残りの制御トークンはエンコードされない。
【0021】ここにおける伝送フォーマットはいわゆる
3−of−6コードであり、トークンは6ビット記号でつ
くられ、その内の3ビットが1で他の3ビットは0であ
る。このように、このコードは直流的にバランスしてお
り、そしてそれ故信号の帯域幅は最小となる。信号の帯
域幅が狭いと信号の伝送と増幅において改善がみられる
という利点がある。このエンコードシステムは各データ
ストローブトークン(データまたは終止符)を2個の3
−of−6記号(12ビットデータまたは終止トークンを
形成するため)にエンコードする。このように3−of−
6コードでは1個のトークンの長さは変化せず、常に1
2ビットである。後述する特定の場合にはいくつかの2
4ビットトークンがあるが、それらは2個の12ビット
トークンの特定の組合せと考えることが出来る。図5お
よび図6は送信可能な種々の3−of−6エンコードトー
クンを示す。図5および図6において、“データ”は3
−of−6データ記号を示し、“制御”は3−of−6制御
記号を示す。次に述べるようにこれらは容易に区別しう
る。
【0022】図5(a)はデータトークンを示し、これ
は3−of−6データ記号とそれに続く他の3−of−6デ
ータ記号からなる。
【0023】図5(b)はパケットエンド(EOP)制
御トークンを示し、これは制御記号とそれに続くデータ
記号からなる。
【0024】図5(c)はメッセージエンド(EOM)
制御トークンであって、これはデータ記号とそれに続く
制御記号からなる。EOPおよびEOMトークンは終止
トークンである。
【0025】図5(d)はフロー制御(FCT)トーク
ンであって、これは制御記号とそれに続く他の制御記号
からなる。
【0026】図6(e)は遊びトークンであって、これ
は制御記号とそれに続く制御記号からなる。制御記号
と制御記号の相異は後に述べる。
【0027】図6(f)は24ビットの初期化トークン
であり、これは1個の制御記号とそれに続く3個の制御
記号からなる。
【0028】図6(g)は24ビットの予約トークンで
あり、これは1個の制御記号とそれに続く2個の制御
記号および1個のデータ記号からなる。
【0029】データ記号の選択 本発明のエンコーディング法は一つの観点において特定
のデータ−ストローブ(D−S)データと制御情報をエ
ンコードするための特定の3−of−6記号の選択に関す
る。等しい数の1と0を有する6ビットには20通りの
組合せがある。記号000111と111000は、コ
ードのランレングスおよび総合不一致カウントまたはデ
ィジタルサム変化(DSV)を増大させるために使用さ
れない。DSVは送信の開始から送信された0の数より
多い1の数またはその逆のカウントである。4個以上の
1または4個以上の0を有する任意の記号は違法という
のがバランスした3−of−6コードの固有の性質であ
る。更に、伝送において不一致カウントが2を越えるか
あるいはランレングスが4を越えるとすれば、そのよう
な不一致またはランレングスは違法とされてエラーフラ
グが立てられる。4に等しいランレングスは2個の記号
間の境界にまたがり対称的に生じるのであれば適法であ
る。
【0030】残りの18個の記号については記号101
010と010101が選ばれて制御記号として用いら
れる。次の表1は16個のデータ記号をどのようにして
16進値0−Fについて選択するかを示している。
【0031】
【表1】 左側の欄は16進(Hex)値、次の欄はその4ビット
表記であって、pが最下位ビット、sが最上位ビットで
ある。右側の欄はその値についての3−of−6データ記
号であり、左から右へと読取る。ここでtは最下位ビッ
ト、zは最上位ビットを示す。この特定の記号の選択は
いくつかの目安を満足する。まず、違法な記号(000
111,111000)と制御記号(010101,1
01010)は使用されない。第二に、各記号は他とは
別個のものである。第三に、このコーディング法は極め
てシステマチックである。すなわち、16進値の0と1
6進値のFを除く値のすべについて、3−of−6コード
(tuvw)における4ビットはその16進値の2進表
記の4個のビット(pqrs)と同じである。これは次
の式(1)に示すように表示しうるエンコードおよびデ
コードに必要なロジックを著しく簡略化する。
【0032】
【数1】 これはyとzの発生を含んでおり、これらは違法な記号
を避けそしてそれらをデータ−ストローブフォーマット
にもどすときに1個のパリティビットを発生するために
使用しうるようにするために記号のバランス要件(すな
わち3個の1と3個の0)を満足するべく発生される。
1個のパリティビットは各トークンにおける2個の記号
について発生されたビットyとzについて行われる排他
的論理和関数の結果として発生することが出来る。次に
これをより詳細に説明する。このパリティビットはデー
タ−ストローブパリティビットを発生するために変更し
うる。パリティビットが各記号から発生出来るから余分
なパリティビットを送らなくてもよい。このように、4
ビット値を3−of−6記号にエンコードするこの特定の
フォーマットはいくつかの利点を有する。
【0033】制御信号の使用上記のように2個の3−of
−6記号が制御記号010101および101010と
して予約される。これら記号の使用を図5、6、7につ
いて説明する。図5、6において、いくつかの記号を
“制御”で表わし、またいくつかを“制御”で示して
いる。これら表記は前の記号の最終ビットとは無関係に
任意の特定ケースで使用される制御記号のビットシーケ
ンスを支配する。その規則を次に述べそして図7に示
す。
【0034】前の記号の最終ビットが0であったなら、
その制御記号の第1ビットも0である(図7(a));
前の記号の最終ビットが1であったなら、その制御記号
の第1ビットも1である(図7(b))。これらのケー
スについてはトークンの記号間にトランジションはな
い。
【0035】前の記号の最終ビットが1であったなら、
その制御記号の第1ビットは0である(図7
(c));前の記号の最終ビットが0であったなら、制
記号の第1ビットは1である(図7(d))。これ
らのケースについてはトークンの記号間にトランジショ
ンが生じる。
【0036】これらの規則はデータトークンと制御トー
クン間の境界を識別しうるようにして適正な同期化が後
述するように送信および受信において達成出来るように
する。この規則の図5、6に示す記号への適用を表2に
示す。
【0037】
【表2】 表2中の“検査合計(データ)”は当面、表1内のデー
タ記号の内の任意のものとのみ考えるとよい。
【0038】制御記号は前の記号の終りと次の記号の始
めとの間にトランジションがなく、一つのデータ記号内
に許されるトランジションの数を越えるトランジション
シーケンスがそれに続くことで容易に識別出来る。トラ
ンジションの有無はFCTとIDLEトークンとの区別
にも使用出来る(FCT記号はその第1および第2記号
間にトランジションを有せず、IDLEトークンはその
第1および第2記号間にトランジションを有する)。初
期化トークンと予約トークンは個々のトークン間にトラ
ンジションがないように発生された交番するビットの拡
張されたシーケンスである。トランジションの無いこと
は後に詳述するように初期化シーケンスの部分を形成す
る。初期化トークンは24個の交番するビットを有す
る。28個を越える交番ビットシーケンスは違法であ
る。28個の交番ビットは、初期化トークンの次に16
進値1またはEを表わす記号が続く場合に生じる。
【0039】データの検査 図5bおよび5cにおいて、パケットエンド(EOP)
およびメッセージエンド(EOM)トークンの夫々は検
査合計としてマークされるデータ記号を含む。この検査
合計はデータ−ストローブフォーマットのパケットから
導出された4個の水平パリティビットに対応する3−of
−6データ記号である。図8はデータ−ストローブフォ
ーマットのパケットの構成を示す。かくして、このパケ
ットはそのパケットのチャンネル宛先を識別するための
チャンネル情報を含む見出し部と、図2について述べた
形式の複数のデータトークンと、パケットエンドトーク
ンとを含む。図2に関連して述べたように、各データト
ークンはビットp,q,r,sを有する、4ビット16
進値を2個含む。
【0040】水平パリティビットεp,εq,εrおよ
びεsの夫々は見出し部を限定する16進値を含む、そ
のパケット内の16進値の夫々のビットp,q,rおよ
びsの夫々についての論理和である。水平パリティビッ
トの発生の一例を下に示す。このパケットのデータはバ
イト(従来の16進では最上位部分を左とする)のシー
ケンスED0C6F03(16進値)である。
【0041】
【0042】4個の水平パリティビット1010は表1
に従って3−of−6記号(101100)にエンコード
されそしてこの記号が検査合計記号である。このエンコ
ードフォーマットでは検査合計は上述のようにパケット
エンドまたはメッセージエンドトークンの部分として送
られる。これは検査用として通常必要な余分の伝送ビッ
トの必要性を低減しそして、すべてのトークンが同一の
長さであるという本発明の一つの重要な特徴の利点を利
用する。この検査合計は受信したパケットのパリティの
検査に使用出来る。データトークンのすべてのpビット
の論理和と検査合計のεpビットとの和は水平パリティ
の検査を検査合計を用いて行うとき0であり、ビット
q,rおよびsについても同様である。上記の例につい
てはこの検査は次に示すようにして行われる。
【0043】
【0044】1ビットのエラーは1個の記号内のビット
を3個の0と3個の1以外のものにするから、違法な3
−of−6コード記号を発生することで1ビットエラーを
検出する。このように、上記の水平パリティチェックの
主目的はコード自体では検出しえない2ビットエラーを
検出することである。
【0045】図9、10、11は図1に示すエンコーダ
/デコーダ10のブロック回路図である。ライン2と4
上の直列データおよびストローブ信号DとSはデータ−
ストローブリンクインターフェース29により入力とし
て受信される。インターフェース29は例えば図2に示
すようにD−Sトークン内のデータを表わすビット群を
並列フォーマットで出力しそして有効送信並列トークン
の存在を示すTX TOK VALID信号を出力す
る。送信並列トークンなる用語はここでは入来D−Sト
ークンからエンコード用にとり出されたトークンを表わ
す。このようにしてバス36上の8個のデータビットT
D0−7と、ライン38上の1個のフラグビットTDF
(またはTCF)とライン37上の1個のパリティビッ
トTDPが並列に出力される。このフラグビットは、8
個のデータビットTD0−7が終止トークンの部分であ
るかデータトークンの部分であるかを示す。フラグビッ
トTDFがデータトークンであることを示せば、8個の
ビットすべてが使用される。また、フラグビットTCF
が終止トークンであることを示せば、2個の最下位ビッ
トTC0,TC1のみが使用される。ライン37上のパ
リティビットはD−Sフォーマットのパリティビットと
同じではなく、当業者には容易である方法でそれからと
り出されるものである。信号TD0−7,TDPおよび
TDFはライン34上のTX TOK VALID信号
と共に出力FIFO20に加えられる。出力FIFO2
0がTX TOK VALID信号を受けそしてスペー
スがあれば、ビットTD0−7,TDPおよびTDFが
出力FIFOに読込まれそして出力FIFOがライン3
5に信号TX TOK ACKを発生する。信号TX
TOK ACKはインターフェース29により、出力F
IFO20がライン36,37,38上のインターフェ
ース29の現在の出力ビットを読込んだことおよびイン
ターフェース29がその次の送信並列トークンを出力出
来ることを示すために用いられる。出力FIFO20が
インターフェース29からの有効な送信並列トークンを
入力していれば、出力FIFOはライン39に出力信号
DATA/TERM VALIDを発生しそして出力ラ
イン41,42,43にビットTD0−7,TDPおよ
びTDFを与える。
【0046】エンコーダ21はライン41,42,43
からビットTD0−7,TDPおよびTDFを受ける。
エンコーダ21はまたマスタ制御回路26からのライン
44と45上のTX INIT信号およびTX IDL
E信号も受ける。この制御回路26の動作は後述する。
またエンコーダ21は出力フロー制御回路27からのラ
イン47上の信号INHIBIT DATA/TERM
および入力フロー制御回路28からのライン49上の信
号TX FCTを受ける。これら入力および出力フロー
制御回路27,28の動作は後述する。またエンコーダ
21はクロツクデバイダ159からのライン50上の送
信トークンクロック信号TX TOKEN CLOCK
を受ける。この送信トークンクロック信号はトークン毎
すなわち12個の記号ビット毎に1個のクロックエッジ
を発生するように図18について後述するごとくに発生
される。
【0047】エンコーダ21はバス53および52上の
一対の記号TS0−5とTS6−11からなる3−of−
6トークンを発生する。また、エンコーダ21はマスタ
制御回路26へのライン51にエラー信号TX FRR
ORを、そして出力フロー制御回路27へのライン40
に、データまたは終止トークンが送られたことを示す信
号DATA TERM SENTを発生する。またエン
コーダ21は、入力フロー制御回路に対し、1個のフロ
ー制御トークンが送られたことを示すための信号FCT
SENTをライン48に発生する。バス52と53上
の記号ビットTS0−11は次に並列−直列変換器22
に送られて、ライン54上の高速クロック信号TX C
LOCKの制御にもとづき伝送に適した直列フォーマッ
トに変換され、そして光電トランシーバ16の部分を形
成するLED(発光ダイオード)30にライン12を介
して出力される。この光電トランシーバにおいてそれは
光ファイバリンク18での伝送に適した形に変換され
る。
【0048】光ファイバリンク18b上の、3−of−6
記号の形の入来直列データは光電トランシーバ回路16
の部分を形成するフォトダイオード及び増幅器31に送
られて処理に適した信号レベルの、ライン14上の電気
的直列信号RX DATAに変換される。ライン14上
のこの直列データは、図19について詳述する直列−並
列変換器及びクロック復元回路23に送られる。
【0049】この直列−並列変換器及びクロック復元回
路23はバス59と60上の3−of−6トークンRS0
−11の12個のビットを並列に、そしてライン61上
のトークン同期化エラー信号SYNC ERROR及び
ライン62上の受信トークンクロック信号RX TOK
EN CLOCKを発生する。この受信トークンクロッ
ク信号RX TOKEN CLOCKは後述するように
してデコーダ24と入力FIFO25により使用され
る。また、デコーダ24はライン61上のトークン同期
化エラー信号SYNC ERRORとバス59と60上
の並列3−of−6トークンRS0−11を受ける。
【0050】デコーダ24はビットRS0−11により
表わされる3−of−6トークンを、出力バス65上のビ
ットRD0−7、ライン64上のパリティビットRDP
およびライン63上のフラグビットRDFにより表わさ
れる受信並列トークンにデコードする。
【0051】受信した並列トークンがその出力に与えら
れるとデコーダ24もライン76に、受信した並列トー
クンのデータビットRD0−7、フラグビットRDFお
よびパリティビットRDPが入力FIFO25への書込
み可能であることを入力FIFO25に示すトークン有
効信号TOKEN VALIDを出す。フロー制御トー
クンの受信により、デコーダ24は出力フロー制御回路
27へのライン68に信号RX FCTを出す。同様
に、デコーダ24は、遊びトークンを受けるとライン6
6にマスタ制御回路26への信号RX IDLEを出
し、そして初期化トークンを受けるとライン67にマス
タ制御回路26への信号RX INTを出す。またこの
デコーダはエラーの受信を示す信号RX ERRORを
マスター制御回路へのライン75に出す。
【0052】入力FIFO25が有効受信並列トークン
を記憶していれば、入力FIFO25はバス72にデー
タビットRD0−7を、ライン74にフラグRDFをそ
してライン73にパリティビットRDPを出して、受信
並列トークン有効信号71RX TOK VALIDと
共にデータ−ストローブインターフェース29に与え
る。このデータ−ストローブインターフェースが入力F
IFO25により与えられた受信並列トークンを読取れ
ば、そのインターフェースはライン70を介して入力F
IFO25にそして、ライン69を介して入力フロー制
御回路28に肯定応答信号RX TOK ACKを送る
ことでそれを確認する。
【0053】エンコーダ21の動作を図12について詳
述する。図12に示すように、エンコーダ21はアービ
タ82、水平パリティ発生器80およびデータ/制御ト
ークン記号発生器81から成る。アービタ82はその入
力に入る要求信号に優先順位をつける回路を含んでい
る。これら要求信号はDATA/TERM VALID
(データまたは終止トークンを送る要求)、TX FC
T(フロー制御トークンを送る要求)、TX IDLE
(遊びトークンを送る要求)およびTX INIT(初
期化トークンを送る要求)である。アービタ82はTX
INIT,TXFCT,DATA/TERM VAL
ID,TX IDLEの順にこれら要求に優先度を与え
る。これによりエンコーダ21は2以上の要求が同時に
なされても衝突を生じさせることなく動作を続行出来
る。また、アービタ82は出力FIFO20からのライ
ン43上のフラグビットTDF,出力フロー制御回路2
7からのライン47上の信号INHIBIT DATA
/TERMおよびライン50上の送信トークンクロック
信号TX TOKEN CLOCKを入力とする。アー
ビタ82はどの要求が入ったかによりきまる5個の出力
を与える。DATA/TERM VALID信号がセッ
トされそしてフラグビットTDFがデータトークンの送
られるべきことを示す場合にはライン84に出力DAT
A SENTがセットされる。DATA/TERM V
ALID信号がセットされそしてフラグビットTDFが
終止トークンの送られるべきことを示す場合にはライン
85に出力TERM SENTがセットされる。信号T
X FCT,TX IDLE,TX INITが夫々送
られるべき場合にはライン48,86,87に信号FC
TSENT,IDLE SENT,INIT SENT
が夫々セットされる。アービタ82からのこれら5個の
出力はデータ制御トークン記号発生器81に入力として
与えられる。アービタ82へのINHIBIT DAT
A/TERM入力47はDATA SENT信号とTE
RM SENT信号の設定を禁止するために用いられる
ものであり、その発生と使用については後述する。
【0054】水平パリティ発生器80はライン41上の
出力FIFO20からのデータビットTD0−7,アー
ビタ82からのライン85上の信号TERM SENT
およびライン50上の送信トークンクロック信号TX
TOKEN CLOCKを入力とする。水平パリティ発
生器80を図17により説明する。この水平パリティ発
生器は前述のようにライン88−91に4個の水平パリ
ティビットCH0−3を発生し、これらパリティビット
がデータ/制御トークン記号発生器81に入力される。
アービタ82からの5個の出力および検査合計ビットC
H0−3に加えて、データ/制御トークン記号発生器8
1はバス41についてのデータトークンビットTD0−
7と送信トークンクロックTX TOKEN CLOC
Kを受ける。このデータ/制御記号発生器は次にバス5
2上のビットTS0−5で構成される記号とバス53上
のビットTS6−11で構成される記号という2個の記
号の形の並列トークンを出力する。またこのデータ/制
御記号発生器はマスター制御回路26に対してライン5
1にエラー信号TX ERRORを出力する。夫々終止
トークンまたはデータトークンの送信中であることを示
す信号TERM SENTとDATA SENTもアー
ビタ82からライン85と84を介して論理ORゲート
83に出力され、その出力の内のライン40上のDAT
A/TERMSENTは出力フロー制御回路に対しデー
タまたは終止トークンが送信中であることを示す。フロ
ー制御トークンが送信中であることを示すために送られ
る信号FCTもアービタ82からライン48を介して入
力フロー制御回路28に出力される。
【0055】図17は、水平パリティ発生器80がフリ
ップフロップ370、4個の排他的論理和ゲート150
−153およびこれら排他的論理和ゲートの出力に夫々
接続する4個のラッチ154−157を含むことを示し
ている。ゲート150はデータビットTD0とTD4を
受け、ゲート151はデータビットTD1とTD5を受
け、ゲート152はデータビットTD2とTD6を、そ
してゲート153はデータビットTD3とTD7を受け
る。ゲート150−153はそれらに関連したラッチ1
54−157の出力である第3入力を夫々受ける。夫々
のゲートの第3入力は、従ってラッチを介してクロック
されたその出力である。前述したようにライン50上の
送信トークンクロック信号TX TOKEN CLOC
Kはライン40上の信号DATA/TERM SENT
により新しいデータトークンが出力FIFO20から読
出される毎に1つのクロックエッジを有する。従って、
ライン88−91上のラッチ154−157の出力は前
述したように出力FIFO20からのパケット内の連続
するトークンの夫々のビットの和である。検査合計はこ
のようにして各ライン88−91上の和を表わすビット
群CH0−3である。ライン88−91上の検査合計ビ
ットはデータ/制御トークン記号発生器81へと出力さ
れる。フリップフロップ370はラッチ154−157
の動作の制御に用いられる。
【0056】データが送信中であって、ライン84上の
信号DATA SENTがハイ、ライン85上の信号T
ERM SENTがローとなるような水平パリティ発生
器80の動作中、ライン372上のフリップフロップ3
70の出力RESET LATCHはローであり、前述
のようにラッチは検査合計値を累積することが出来る。
ライン85上の信号TERM SENTがハイとなって
終止符が送信中であることを示すとき、ライン372上
のフリップフロップ370のRESET LATCH出
力はトグルしてハイになりラッチ154−157をリセ
ットさせる。フリップフロップ370はハイとなったラ
イン85上のTERM SENTとそれに続くライン3
72上のRESET LATCHとの間に遅れを生じさ
せる。この送れによりライン88−91上の検査合計値
CH0−3は後述するようにリセットされる前にデータ
/制御トークン記号発生器81にラッチされうる。続い
て、ライン84上の信号DATA SENTがハイとな
ってデータトークンが送信中であることを示すとき、こ
のフリップフロップの出力であるライン372上の信号
RESET LATCHがトグルしてローとなり、ラッ
チ154−157が新しい検査合計の累積を開始しうる
ようにする。このようにこれらラッチはパケットのエン
ドで常にリセットされそして新しいパケットの伝送が開
始するまでそれに保持される。
【0057】データ/制御トークン記号発生器81の一
実施例を図13乃至16について詳述する。図13乃至
16に示すように、データ/制御トークン記号発生器8
1は6個のバッファ103−108、3個の3−of−6
エンコーダ100−102、セレクタ109、ラッチ1
25、クロックセレクタ116、最終ビットセレクタ1
12、パリティチェック回路110および後述する複数
のロジック回路から成る。バッファ103−108はす
べて3ステート装置であり、それらの出力は三つの状態
の内の一つ、すなわちロー、ハイまたは高インピーダン
ス、である。高インピーダンス状態はバッファを使用禁
止にすることにより達成される。このように、バッファ
103,106,107のすべてについて、バス52に
共通に出力を出し、そしてバッファ104,105,1
08のすべてについてバス53に共通に出力を出させる
ことが出来る。バッファ103,106,107の内の
1個のみが一時に動作可能とされ、そしてバッファ10
4,105,108の内の1個のみが一時に動作可能と
される。このデータ/制御トークン記号発生器はセレク
タ109を動作可能とするゲート120、バッファ10
5を動作可能とするゲート121、バッファ106を動
作可能とするゲート122、終止トークンをデコードす
るためのゲート118と119を有する。データ/制御
トークン記号発生器81はバス41を介して出力FIF
O20からデータビットTD0−7を、ライン88−9
1を介して水平パリティ発生器80から検査合計ビット
CH0−3を、そしてアービタ82からライン84,8
5,48,86,87を介して夫々入力DATA SE
NT,TERM SENT,FCT SENT,IDL
E SENT,INIT SENTを受ける。またデー
タ/制御トークン記号発生器81はデバイダ159から
の送信トークンクロック信号TX TOKENCLOC
Kを受ける。データ/制御トークン記号発生器81の動
作を種々の形式のトークンの送信例により説明する。
【0058】まずデータトークンが送信中である例を考
える。この例ではライン84上の信号DATA SEN
Tが活性でありアービタ82からの他のすべての信号は
不活性である。ライン41上の8個のデータビットTD
0−7のすべては有効である。最下位ビットTD0−3
は3−of−6エンコーダ101に入力されそこで表1に
従って6ビット記号に変換される。6ビット記号S0−
5はバス141に出力される。同様に4個の最上位ビッ
トTD4−7は3−of−6エンコーダ102に入力され
てそこで表1に従って6ビット記号に変換される。6ビ
ット記号S6−11はバス142に出力される。データ
ビットTD0−3とTD4−7が3−of−6エンコーダ
101と102に夫々入力される間に、ライン88−9
1上の累積検査合計ビットCH0−3はライン85上の
信号TERM SENTによりクロックされるラッチ1
25に入力される。従って、データトークンが送られて
いる限り、ライン139上の検査合計ビットCHSUM
0−5はラッチ125に対しクロックされない。データ
トークンの送信中、信号DATA SENTはバッファ
107と108を動作可能としバッファ103−106
は動作不能とされる。従って、ライン52上の出力TS
0−5は3−of−6データトークンの最下位ビットを形
成する記号であり、ライン53上の出力TS6−11は
3−of−6データトークンの最上位ビットを形成する記
号である。これら2個の記号は後述するようにクロック
信号TX TOKEN CLOCKにより並列−直列変
換器22に入れられる。
【0059】さて、パケットエンド(EOP)終止トー
クンを送信する(例えば図5におけるように)場合の例
を考える。この場合、ライン85上の入力TERM S
ENTは活性である。ライン85が活性となることによ
り検査合計ラッチ125はライン88−91上の累積し
た検査合計CH0−3の値にラッチする。検査合計値C
H0−3はラッチ125の出力に接続し、3−of−6エ
ンコーダ100への入力となるライン139に生じる。
この3−of−6エンコーダはビットCH0−3を3−of
−6検査合計記号CHSUM0−5に変換してライン1
40に出す。信号TERM SENTは2個の終止符デ
コードANDゲートに加えられる。制御トークンが送信
中のとき、データビットTD0−7の内の2個の最下位
ビット、図3ではTC0とTC1、のみが用いられる。
ゲート118と119の夫々は更に2個の入力を有す
る。ゲート118は入力ライン41からビットTC1を
そして入力ライン41からビットTC0の反転したもの
を受ける。ゲート119は入力ライン41からのビット
TC0と入力ライン41からのビットTC1の反転した
ものを受ける。
【0060】従って、ゲート118と119は、送信中
の終止トークンがパケットエンド(EOP)トークンで
あるかメッセージエンド(EOM)トークンであるかを
決定するために2個の最下位ビットをデコードすべく使
用される。EOPが送信中であればゲート118の出力
ライン131が活性となり、EOMが送信中であればゲ
ート119の出力ライン132が活性となる。
【0061】従って、EOPトークンについてはライン
85上の活性となるTERM SENTによりライン1
31上のEOPは活性となりバッファ104を動作可能
にする。また、TERM SENTはORゲート120
に入力されてゲート120の出力26をハイにする。O
Rゲート120の出力はセレクタ109に接続してお
り、このセレクタはTERM SENTが活性のとき動
作可能となる。またゲート118の出力131はORゲ
ート122の入力に接続しており、このORゲート12
2の出力は、EOPが活性となってバッファ106が動
作可能となるとき活性になる。バッファ103,10
5,107,108は動作不能となる。
【0062】最終ビットセレクタ112は最終の直列に
送信されたビットの論理値(0または1)を決定するた
めに用いられる。EOMトークン以外の制御トークンが
送信されているとき、制御記号の前に直列に送信された
最後のビットは最後のデータトークンの最上位ビット、
すなわちライン133上のビットTS11である。しか
しながら、EOMトークンの場合には直列に送信された
最後のビットは検査合計の最上位ビット、すなわちライ
ン135上のビットCHSUM5である。従って、最終
ビットセレクタ112は検査合計CHSUM5の最上位
ビット、データトークンTS11の最上位ビット、ライ
ン132上のEOM信号、およびクロックセレクタ11
6からのライン114上のセレクタクロック信号SEL
CLOCKを入力とする。最終ビットセレクタ112
は1個の1ビットメモリセルを有し、このメモリセルは
セレクトクロック入力SEL CLOCKに、送られる
べき制御トークンがEOMであるかどうかに従って制御
記号の前に送られる最終ビットを記憶する。
【0063】クロックセレクタ116はライン87上の
初期化トークンが送られているかどうかを示す信号IN
IT SENTとライン50上の送信トークンクロック
TXTOKEN CLOCKを入力とする。初期化トー
クンを除くすべての送られたトークンの形式について、
クロックセレクタ116はライン114上のセレクトク
ロックSEL CLOCKとして送信トークンクロック
TX TOKENCLOCKを出力し、そして送信され
るべき最後のビットが送信されたトークン毎に、すなわ
ち送信された12ビット毎に最終ビットセレタク112
内のメモリに入れられる。しかしながら、初期化トーク
ンの長さは24ビットであり従って初期化トークンの送
信中クロックセレクタ116はライン114に送信トー
クンクロックTX TOKEN CLOCKの周波数の
半分の、すなわち24ビット毎に立上りエッジを有する
セレクトクロック信号SEL CLOCKを出力するこ
とは前述した。
【0064】セレクタ109がライン126で動作可能
とされると、ライン138の値が図7(a)および7
(b)に従って、出力に生じているのが2個の制御記号
の内のどちらであるかを決定する。ライン138の値が
0であれば、ライン144上のビットCONTO−5の
値は010101であり、ライン138の値が1であれ
ばライン144上のビットCONTO−5の値は101
010である。これを達成する一つの方法はセレクタ1
09が2つの制御記号の内のいずれか一方すなわち01
0101または101010を発生しうるようにセレク
タ109の入力145を電位Vccと接地電源に接続す
ることである。従って、ライン138上の入力信号は、
第1ビットの前にトランジションがあるかどうかについ
て図7(a)と7(b)に示す目安を満足するように制
御記号を選びうるようにする。
【0065】制御記号または制御記号のシーケンスの
第1記号は常に制御記号であって図5、6に示すように
制御記号ではない。それ故、セレクタ109にとって
は、制御記号が前の制御記号または制御記号の単な
るくり返しであるから制御記号を発生すればよい。同様
に、第1制御記号に続く第2制御記号は同一のビットパ
ターンであるがすべてのビットが反転したものである。
従って、制御記号と制御記号のすべての組合せはセレ
クタ109で制御記号を選択しそしてその眞値または補
数値をバッファ105と106の一方を通り出力バス5
2または53に入り夫々トークン記号ビットTS0−5
とTS6−11を表わすようにすることで発生出来る。
【0066】図5(b)に示すようにEOPは制御記号
とそれに続くデータ(検査合計)記号であり、従って前
の記号対のビットTS11で決定されるパターンを有す
る制御記号は第1記号のビットTS0−5としてバッフ
ァ106とバス52を通り出力されそして検査合計は第
2記号のビットTS6−11としてバッファ104から
バス53に出力される。
【0067】さて、メッセージエンド(EOM)終止ト
ークンを送る場合を考えてみる。終止符号が送信されて
いることを示すライン85上の信号TERM SENT
は活性となってゲート118と119を動作可能にし、
これがANDゲート119の出力ライン132のEOM
が活性となるようにライン129と130上のビットT
D0とTD1をデコードする。ライン132上のEOM
により、ゲート121の出力は活性となってバッファ1
05を動作可能にし、そしてまたEOMによりバッファ
103が動作可能とされる。バッファ104,106,
107,108はすべて動作不能とされる。またSEN
D TERM終止符信号によりゲート120の出力が活
性となってセレクタ109を動作可能にする。前と同様
に、SEND TERMによりライン88〜91上の検
査合計の値はラッチ125にラッチされる。図5(c)
に示すように、EOMトークンはデータ(検査合計)記
号とそれに続く制御記号により表わされる。従って、E
OMトークンにより、セレクタ109は検査合計のライ
ン135上の最上位ビットCHSUM5を知る必要があ
る。すなわち、これは直列伝送において制御記号に先行
するビットであるからである。従って、EOMがハイと
なると、CHSUM5は、ビットCH0−3がTERM
SENTによりラッチ125にラッチされると同時に
信号EOMにより最終ビットセレクタ112のビットメ
モリに入れられる。また、EOMが活性のとき、このセ
レクタは検査合計の最終ビットに従って選ばれる。従っ
て、EOMの伝送中、バス140上の検査合計CHSU
M0−5はバッファ103からバス52へ3−of−6
トークンの第1記号のビットTS0−5として与えら
れ、そして制御記号はバッファ105からバス53へ3
−of−6トークンの第2記号のビットTS6−11と
して与えられる。
【0068】フロー制御トークンが要求されているとき
FCT SENTはライン48上で活性である。これに
より、ゲート120,121,122の出力はすべて活
性となって夫々セレクタ109、バッファ105,10
6を動作可能にする。バッファ103,104,10
7,108は動作不能となる。図5(d)に示すよう
に、フロー制御トークンは制御記号とそれに続く制御記
号からなる。従って、第1の記号が010101であれ
ば第2の記号101010であり、あるいはまたその逆
になる。通常通りに送信トークンクロックTX TOK
EN CLOCKは最終ビットセレクタ112のビット
メモリに最終記号の最上位ビットTS11を入れる。こ
のビットはライン138を介してセレクタ109に与え
られる。従ってこのセレクタはバス52上のビットTS
0−6としてバッファ106に入る制御記号を選択す
る。このパターンはバッファ105には与えられるが、
バッファ105の補/眞入力はそのバッファがその入力
の補数値をその出力に通過させるようにFCT SEN
Tの反転に接続する。従って、セレクタ109により出
力されるこれらビットの夫々は反転されそしてバス53
上のビットTS6−11として送信されるべく、そのバ
ッファに出力される。従って、ライン52と53の記号
対は図5(d)に限定されるフロー制御トークンの目安
に合致する。
【0069】遊びトークンが要求されたときライン86
上のIDLE SENTが活性となる。これにより、ゲ
ート120,121,122の出力が活性になりセレク
タ109、バッファ105,106を夫々動作可能にす
る。バッファ103,104,107,108は動作不
能とされる。図6(e)に示すように遊びトークンは制
御記号とそれに続く制御記号からなる。従ってこの第
2の記号は第1の記号のコピーである。前述したように
送信トークンクロック信号TX TOKENCLOCK
は最後の記号の最上位ビットTS11を最終ビットセレ
クタ112のビットメモリに入れそしてこのビットがラ
イン138を介してセレクタ109に送られる。従っ
て、このセレクタはバス52上のビットTS0−6とし
てバッファ106から出力されるべき制御記号を選択す
る。遊びトークンの場合にはこのパターンはバッファ1
05の入力にも与えられるのであり、そしてフロー制御
トークンが送られていないのでバッファ105の出力は
眞入力値に続くことになる。従って、バッファ105を
通りバス53上のビットTS6−11の記号値はバス5
2上のそれと同じである。従って、バス52と53上の
記号対は図6(e)に限定される遊びトークンの目安に
合致する。この実施例において送信しうる最後のトーク
ン形式は初期化トークンである。初期化トークンが送ら
れるべきときにはライン87上の信号INIT SEN
Tが活性となる。他の形式の制御トークンの場合と同様
に、これによりゲート120,121,122の出力が
活性となりそれによりセレクタ109、バッファ10
5,106が夫々動作可能となる。更に、ライン87が
ハイとなることによりクロックセレクタ116は、送信
トークンクロックTX TOKEN CLOCKの周波
数の半分の周波数を有するセレクトクロック信号SEL
CLOCKを出力する。従って、最終ビットセレクタ
112のメモリビットは送信された記号の2個毎ではな
く送信された記号の4個毎に1回クロックされる。その
理由は図6(f)に示すような初期化トークンのフォー
マットを考慮して説明出来る。そのようなトークンは4
個の記号、すなわち制御記号とそれに続く3個の制御
記号からなる。前述したように、初期化シーケンスにつ
いてはそのトークンの長さは2ではなく4個の記号であ
り、従って送信トークンクロックの速度は半分となる。
従って、それら4個の記号の第1のものである制御記号
のビットパターンを決定するように初期化シーケンスの
スタート時に最後の直列に送られたビツトの値を最終ビ
ットセレクタ112のビットメモリに入れる必要があ
る。その後、3個の制御記号は、3個の次の記号のビ
ットパターンが第1のそれと同一でなくてはならないこ
とを意味する。それ故、最後の直列伝送されたビットが
初期化トークンの12個のビット後にクロックされない
ようにライン133上のフリップフロップ124のクロ
ックの刻時を禁止してそれにより遊びシーケンスのごと
きシーケンスを発生させる必要がある。従って、分周さ
れたクロック信号を用いることにより、伝送された最後
の直列ビットは初期化シーケンス中24個のビット毎に
クロックされて図6(f)に示すトークンビットシーケ
ンスを達成する。従って、初期化トークン伝送中、セレ
クタ109の出力はバッファ105と106を介して夫
々バス52と53に出力され、そしてこれらビットTS
0−11は値TS0−11が変化する前に送信トークン
クロックTX TOKEN CLOCKの2個の連続す
るクロックエッジで並列−直列変換器22に入れられ
る。
【0070】並列−3−of 6エンコーダ21の他の
特徴はパリティチェック回路110である。この回路は
それに入力されたライン41上のデータTD0−7に対
応するライン42上のパリティビットTDPを受ける。
またこの回路110はライン50上の送信トークンクロ
ックTX TOKEN CLOCK、ライン84上のD
ATA SENT信号およびライン85上のTERM
SENT信号を受ける。この回路110は3−of−6
フォーマットにエンコードされる前に送信並列トークン
の8個のデータビットTD0−7についてパリティチェ
ックを与えるべく組込むことが出来る。パリティチェッ
クの詳細な説明は、そのようなチェックが当業者には明
らかな方法で容易に実施出来るのであるからここでは省
略する。無効チェックの場合にはこのパリティチェック
回路110はライン51に信号TX ERRORを出力
し、それがマスタ制御回路26に送られる。
【0071】3−of−6エンコーダ100,101,
102の夫々は式(1)に示す論理式を演算するための
一連の論理ゲートを含む。6個の記号出力ビットは表1
に従って4個のデーターストローブ入力ビットを論理的
に扱うことにより発生される。
【0072】エンコーダ21の並列出力である3−of
−6記号ビットTS0−11を直列伝送に適したフォー
マットに変換するために用いられる並列−直列変換器2
2を図18に示す。この並列−直列変換はマイナーな事
である。並列−直列変換器22はこの実施例では直列伝
送に必要なものと整合した周波数で動作する外部ソース
から発生された高速クロック信号54TX−CLOCK
を受ける。
【0073】このクロック信号TX CLOCKは、前
記のように用いられる送信トークンクロックTX TO
KEN CLOCK50を発生するための12分周ユニ
ットであるデバイダ159に送られる。この送信トーク
ンクロックTX TOKENCLOCKはエンコーダ2
1からのライン52と53上の並列データ記号ビットT
S0−11をシフトレジスタ158に並列に入れる。こ
れらは次にライン54上の高速クロックTX CLOC
Kの制御のもとで直列に読出される。ライン12上の出
力直列データTX DATAは光電トランシーバ16に
入り、その後リンク18aに光ファイバリンクの伝送に
適した形で現われる。
【0074】変換器及びクロック受信ユニット23を図
19により説明する。ライン14上の入来直列ビットR
X DATAは順次にフリップフロップ170と位相固
定ループ(PLL)171の入力として送られる。PL
L171はライン14上の入力を用いてライン179上
のビットクロックBCLOCKを再構成する。このビッ
トクロックの周波数は入来データのビットサイクル時間
のそれの2倍でありそして各ビット位置に1個の立上り
エッジを有する。このPLLにより発生されたビットク
ロックはこのフリップフロップをクロックするために用
いられる。このフリップフロップはビットクロックの立
上りエッジ毎にライン14上の次の入力ビットをクロッ
クする。直列伝送からクロックを回復するように動作す
る位相固定ループは周知であるからここでは詳述しな
い。ビットクロックでクロックされるフリップフロップ
170は受信直列データのビット同期化を行う。またこ
のビットクロックは2個のカウンタ、すなわち12ビッ
トカウンタ174と23ビットカウンタ173、および
12分周ユニット172をクロックするために用いられ
る。カウンタ173,174はフリップフロップ170
の出力177を入力として受ける。23ビットカウンタ
173はライン177上のデータビットストリーム内の
次々に生じるトランジション(すなわち論理0と論理1
の間の変化)を計数する。23を計数すると、ライン1
78上のその出力はハイとなる。前述したように3−o
f−6エンコードされたフォーマットでの受信ビットス
トリーム177の23個の連続したトランジションは、
図6(f)に示すような初期化シーケンスが受信中であ
るときにのみ生じる。カウンタ173と174へのビッ
トクロック入力はそれがカウンタにより、次のビットが
生じるところを示すため、そしてそれ故それらビットと
同期した計数の制御を行うために用いられる。ビット間
にトランジションがなければ、これらカウンタは自動的
にリセットする。従って初期化トークンは制御記号では
じまるから、初期化トークンのはじめにはトランジショ
ンはなくそしてこれらカウンタはリセットする。
【0075】23回のトランジションの終結は初期化ト
ークンの終りをマークするものであり、それ故これはト
ークンクロックを発生する12分周回路172をスター
トさせる正しい位置である。夫々の初期化トークンはト
ークンクロックをリセットし、それ故初期化トークンシ
ーケンスが完了した後にのみ実際にスタートする。カウ
ンタ178は次々に23を計数したとき、その出力をハ
イとしそれによりカウンタ174と12分周ユニット1
72並びにそれ自体をリセットすることにより初期化ト
ークンの受信の肯定応答をなす。12分周ユニット17
2はPLL171からのビットクロックを分周して、2
記号毎の境界に立上りエッジ、すなわち受信トークン毎
に1個の立上りエッジを有する受信トークンクロック信
号RXTOKEN CLOCKをライン62に発生す
る。
【0076】カウンタ174は遊びトークンを検出する
ことによりトークン同期化をチェックするために用いら
れる。23カウントカウンタ173からの信号178を
受けると、12カウントカウンタ174はトランジショ
ンの計数をスタートする。カウンタ174は初期化が生
じたことを示すカウンタ173からの信号を受けるまで
はその計数をスタートしない。12カウントカウンタ1
74が8個の連続したトランジションを受けると、8個
以上のトランジションを含むデータ記号シーケンスは違
法であるため制御記号を受けたものと決定する。それ
故、それは12までの計数を続行し、そして12となる
とライン180上のその出力をハイとし遊びトークンが
入ったことを示す。
【0077】ライン180上の出力は位相検出器175
の一方の入力となる。23カウントカウンタ173の出
力が23となると、同じく12分周ユニット172をリ
セットさせる。12分周ユニット172の出力は位相検
出器175の第2入力としてライン62に送られる。位
相検出器175の目的は入力直列データ177とライン
62上の受信トークンクロックRX TOKEN CL
OCKとの間のトークン同期のずれを検出することであ
る。この同期化は初期化トークンの終端でデバイダ17
2をリセットするカウンタ173により達成される。
【0078】この位相検出器が制御トークンの連続した
12回のトランジションを示すライン180から入る立
上りエッジをその入力で検出するとき、この検出器はラ
イン62からの入力について同時トランジションをチェ
ックする。このトランジションが同時に生じないのであ
れば位相検出器175はトークン同期が失われたことを
示すエラー信号SYNC ERRORをライン61に出
力する。この同期法はすべてのトークンが同一長さであ
るという利点を利用する。トークンが可変長であれば、
正規のトークンクロックはトークン境界を正しくマーク
しないことになる。制御トークンはトランジションが生
じるそして生じない位置が正確に特定されるように選ば
れる。
【0079】このようにビット同期化とトークン同期化
の両方が達成される。記号またはトークンの同期化の損
失からの回復は別途行われる。最も簡単なものは再初期
化を行うことである。場合によっては入来データストリ
ムとの同期化を再び達成しそして同期を失ったことによ
り影響を受けるパケットのみを捨てることが出来る。
【0080】直列−並列変換器176はライン179上
のビットクロックBCLOCKによりライン177上で
直列フォーマットでクロックインされるデータを有しそ
してデータはライン62上のより低速の受信トークンク
ロックRX TOKEN CLOCKによりバス59と
60に並列に2個の3−of−6記号RS0−5,RS
6−11の形でクロックアウトされる。
【0081】デコーダ24を図20、21により詳細に
説明する。デコーダ24はその入力ラッチ192にバス
59と60上の記号データビットRS0−11を受け
る。この入力ラッチの動作を図22により説明する。入
力ビットRS0−5とRS6−11は夫々ラッチ230
と231に与えられる。制御記号と制御記号を正しく
デコードするためには記号デコーダにデコードされるべ
き記号の6個のビットのみならず前に受信した記号の最
終ビットをも与える必要がある。一対の記号RS0−5
とRS6−11が並列に与えられるとき、最上位記号R
S6−11について受信した最終ビットは第2ラッチ2
30への入力として第1記号の最上位ビットRS(i)
5を与えるだけで呼び戻され、そしてこのようにライン
200に記号ビットRS(i)6−11と共に第2ラッ
チ231の出力として与えられる。記号ビットRS
(i)0−5は、前の受信トークンクロックRX TO
KENCLOCKサイクルでラッチ231に与えられた
記号RS(i−1)0−11の最上位ビットS(i−
1)11と共にその出力199から送り出す必要があ
る。これはフリップフロップ232をクロックするため
に、ラッチ230,231のクロックに用いられるクロ
ック信号と同じクロック信号を用いることにより達成さ
れる。
【0082】それ故、ラッチ230に入力として与えら
れる、ライン233上のフリップフロップの出力値はラ
イン199上の記号ビットRSO−5とともに出力ライ
ン198上でラッチされる。
【0083】ライン199上の第1記号ビットRS0−
5はRX TOKEN CLOCKクロックエッジでラ
イン198上の前の直列伝送されたビットRS(i−
1)11の値と共に第1の3−of−6デコーダ190
に与えられる。同様に、ライン201上の第2記号RS
(i)6−11のビットはRX TOKEN CLOC
Kクロックエッジで前に直列伝送されたビットRS
(i)5の値と共に第2の3−of−6デコーダ191
に与えられる。図23について説明するが、同一構成の
3−of−6デコーダ190と191は共に多数の出力
を発生する。
【0084】図23は3−of−6デコーダ190,1
91を示す。ライン199上の6個の入力記号ビットR
S(i)0−5は論理ゲート300,301,303−
305によりデコードされて表1を実施するために与え
られる論理式に従ってライン219上の4個の出力並列
トークンビットRD0−RD3を発生する。ビツトRS
2とRS5は更に排他的論理和ゲート302を通されて
パリティビットSOPARITYを発生する。論理ゲー
ト306−311はビットRS0,2.4およびライン
198上のビットRS(i−1)11(これは現在のR
S(i)0の前に受信された最終ビットを表わす)を用
いて制御記号または制御記号を検出する。これら記号
の存在は夫々ライン203と202に示される。
【0085】図20、21をみるに、3−of−6デコ
ーダ190,191はバス219上に並列ビットRD0
−3を、バス214上にRD4−7を発生する。バス2
14と219上のビットRD0−7は水平パリティチェ
ック回路193とデータ/制御トークンセレクタ196
に与えられる。
【0086】水平パリティチェック回路193は更に制
御記号シーケンス検出回路194からライン207と2
06を介して入力RX EOMおよびRX EOPを受
ける。この制御記号シーケンス検出回路の動作を図25
により詳述する。水平パリティチェック回路193の動
作は図18について述べた水平パリティチェック回路8
0とほぼ同一であるが図24によりここに説明する。排
他的論理和ゲート240−243およびラッチ244−
247はそれらの出力248−249に入るビットの走
行和を与えるように結びついており、新しい和は受信ト
ークンクロックRX TOKEN CLOCKサイクル
毎に計算される。信号RX EOMとRX EOPはO
Rゲート253に入力され、その出力252はラッチ2
54をラッチするために用いられる。従って、終止トー
クンが入ればラッチ254の入力は出力ライン212に
ラッチされる。ラッチ254の入力はORゲート255
の出力であり、その4個の入力はラッチ244−247
に接続する。終止符の受け入れによりこれらラッチにラ
ッチされた最後の値はその終止符がEOMであるかEO
Pであるかにより一方または他方の入力ライン上の検査
合計、すなわちライン219上のRD0−3またはライ
ン214上のRD4−7である。制御記号もデータライ
ン214と219上のすべて0へとデコードされそして
それ故検査合計には寄与しない。前述のように、伝送中
にエラーが生じなかったときには検査合計が累積データ
の和に加えられると、ラット240−243の夫々の出
力は0となる。従って、ラッチ254の出力がORゲー
ト255の入力の内の1個がハイであるためにハイとな
ると、ライン212上の信号LONG ERRがハイと
なり水平エラーを示す。ライン212上のこの信号はエ
ラー検出器及びパリティ発生回路195の入力となる。
この回路の動作は後述する。
【0087】図20、21において、3−of−6デコ
ーダ190,191はライン203,202上に信号S
0 CONTROL,S0 CONTROLをそして
ライン204,205上に信号S1 CONTROL,
S1 CONTROLを夫々発生する。これらの信号
は夫々、対応する制御記号または制御記号が3−of
−6デコーダ190,191により検出されるとハイに
セットされる。ライン202−205上のこれら信号は
制御記号シーケンス検出器194の入力に供給される。
この検出器194を図25により説明する。制御記号シ
ーケンス検出器194は使用可能な制御記号に対応する
複数の出力信号RX IDLE,RXINIT,RX
FCT,TX DATA,RX EOP,RX EOM
を発生する。さらに、これはライン213に信号RX
SEQ ERRORを発生する。この信号は違法な制御
シーケンスが生じたときエラー検出器及びパリティ発生
回路195に与えられる。ANDゲート330−332
はデコーダ190と191に同時に入るS0 CONT
ROL,S0 CONTROL,S1 CONTRO
L,S1 CONTROLの組合せをデコードして信
号RX FCT,RX EOP,RX EOMおよびR
X DATAを発生する。信号RX IDLEは他のA
NDゲート333によりデコードされる。ゲート333
の出力はフリップフロップ334へとクロックされそし
てANDゲート335に送られる。図6(f)から初期
化トークンは遊びトークンとそれに続く2個の制御
ークンからなることがわかる。従って、このフリップフ
ロップは、初期化トークンが入ったかどうかを知るため
に現在のトークンデコードと比較されるべき前のトーク
ンデコードの結果を記憶するために用いられる。ゲート
336−338は制御シーケンスエラーを検出するため
に用いられ、それにより信号RX SEQ ERROR
がライン213上で活性となる。
【0088】図20、21において、3−of−6デコ
ーダ190,191はまたライン210と208に信号
S0 PARITYとS1 PARITYを夫々発生す
る。図23に示すように、信号S0 PARITYはゲ
ート265による信号RS2とRS5の排他的論理和に
より発生されるのであり、その出力はライン210に生
じる。信号S1 PARITYも同様に信号RS8とR
S11の排他的論理和であり、その出力はライン208
に生じる。信号S0 PARITYとS1 PARIT
Yはエラー検出器及びパリティ発生回路195の入力に
加えられる。また3−of−6デコーダ190,191
はライン211と209に2個の信号S0 GOOD
SYMおよびS1 GOOD SYMを夫々発生する。
図23に示すように、S0 GOOD SYMは論理回
路360により発生され、その出力はライン211にお
いて16個の適法なデータ記号または2個の制御記号の
内の1個がバス199に入るとハイとなる。記号S0
GOOD SYMとS1GOOD SYMはエラー検出
器及びパリティ発生回路195に加えられ、受信した記
号が16個の有効データ記号の内の1個または2個の制
御記号の1個であることを確認する。またエラー検出器
及びパリティ発生回路195はクロック回復回路23の
出力として信号SYNC ERRORを受ける。回路1
95の7個の入力信号の内の1個がハイであってエラー
を示せば、出力ライン220上の信号RX ERROR
はハイとなる。これは7個の入力すべてをORゲートに
入れるだけで達成出来るのであり、その出力がライン2
20を駆動する。また回路195はライン221にパリ
ティビットPARを発生するように作用する。その目的
は図26について後述する。パリティビットPARは入
力S0 PARITYとS1 PARITYを排他的論
理和ゲートに加えそしてその出力をライン221に加え
ることで発生される。
【0089】ライン221上の信号PARは次にセレク
タ196の入力に加えられる。このセレクタの動作を図
26により説明する。
【0090】セレクタ196はバッファ280を有し、
このバッファはライン218,207,206,221
上の信号RX DATA,RX EOM,RX EO
P,PARと共にバス219,214上のデータビット
RD0−7を入力として受ける。バス214,219上
のデータビットRD0−7はライン218上の信号RX
DATAにより動作可能となるバッファ280に送られ
る。従って、制御記号シーケンス検出器194がデータ
の受信中を示すときに、このバッファはデータRD0−
7をライン65に出力する。更に、信号RX DATA
はハイであり、それ故ANDゲート283のライン63
上の出力RDFはライン286上のその入力に追従す
る。データが受信されているとき、ライン286上の信
号は、信号RX EOMとRX EOPがローであるた
めハイである。従って、ライン63上のフラグビットR
DFは0にセットされてデータトークンが出力されてい
ることを示す。ANDゲート282も、RX DATA
がハイのとき、ライン221上のその入力に続きライン
64に出力RDPを出す。従ってデータトークンが受信
されているとき、受信した並列トークンのパリティビッ
トRDPはライン221上のパリティ発生器195の出
力の値PARである。データーストローブトークンのパ
リティビットは前のトークン内のデータのパリティと現
在のトークンのフラグビットの和であることは前述し
た。パリティビットPARはライン6にD−Sリンクイ
ンタフェース29により出力された適正なデータースト
ローブトークンに含まれるパリティビットと同一ではな
い。しかしながら、これはそのようなパリティビットの
発生の手助けをするようにD−Sリンクインターフェー
スにより使用しうる。
【0091】終止トークンが受信中のとき、RX DA
TAはローとなってバッファ280を動作不能とする。
ライン216と217上のRX EOPまたはRX E
OMはハイとなってORゲート284のライン286上
の出力をハイにし、それによりバッファ287を動作可
能にする。セレクト2−of−4ユニット281のセレ
クト入力はライン217上の信号EOMに接続する。セ
レクト2−of−4ユニットの出力は、RX EOMが
ハイであるかローであるかにより01あるいは10であ
る。セレクト2−of−4ユニット281の出力はバッ
ファ287を介してライン65上の出力データトークン
の2個の最下位ビットRD0,RD1に接続する。バッ
ファ287が動作可能のときRX EOMがハイであれ
ば、値01がビットRD0,RD1として生じてEOM
トークンを示し、他方、バッファ287が動作可能の
ときRX EOMがローであれば値10がビットRD
0,RD1として生じ、EOPトークンを示す。データ
ーストローブ制御トークンについてのフラクビットは常
に1である。終止トークンが受信中であるとき、ORゲ
ート284の出力はハイであってライン63上のAND
ゲート283の出力をハイにする。その理由はRX D
ATAがローであることはANDゲート283がライン
286上のその入力の値に従うことを意味するからであ
る。従って終止トークンが受信されているとき、ライン
63上のフラグビットRDFは常にハイである。これに
より、ビットRDFはデーターストローブトークンのエ
ンコードに際し、D−Sリンクインターフェース29を
援助するためのデーターストローブプロトコルに従って
セットされうる。
【0092】制御トークンがデータ/制御トークンセレ
クタ196により受信されているときエラー検出器及び
パリティ発生器195により発生されるパリティビット
PARはデーターストローブパリティビットの発生のた
めにはD−Sリンクインターフェース29によっては必
要とされない。それ故、図26の回路において、制御ト
ークンが受信されていれば、ライン64上の信号RDP
はハイとなる。あるいはゲート282を省略し、ライン
221上の信号PARをD−Sリンクインターフェース
29に直接加えてもよく、インターフェース自体が信号
PARを使用するときおよび使用しないときを決定す
る。
【0093】RX EOP,RX EOMおよびRX
DATA信号はまたORゲート288に送られる。この
ゲートライン76上の出力TOKEN VALIDは図
10に示す入力FIFO25に送られ、有効受信並列ト
ークンが入力FIFO25に読込み可能であることを示
す。入力FIFO25がライン62上の受信トークンク
ロックRX TOKEN CLOCKと関連づけてライ
ン76上のTOKENVALID信号を読取ると、入力
FIFO25にスペースがあればライン65上の受信並
列トークンRD0−7でクロックする。
【0094】入力FIFO25が有効受信並列トークン
を記憶していれば、それがライン73上のパリティビッ
トRDPとライン74上のフラグビットRDFと共にそ
の出力72にデータビットRD0−7を与える。またこ
れは読取るべき有効データを有することをデータースト
ローブリンクインターフェース29に示すための信号R
X TOK VALIDをライン71に与える。インタ
ーフェース29は受信並列トークンを読取るとライン7
0を介して入力FIFO25に肯定応答信号RX TO
K ACKをもどす。このとき入力FIFO25はデコ
ーダ24からの他のトークン用にそのレジスタ内にスペ
ースをつくる。信号RX TOK ACKはまたライン
69を介して入力フロー制御回路28にも与えられる。
この入力フロー制御回路28と出力フロー制御回路27
の動作を図27により説明する。
【0095】エンコーダ21によりデータトークンまた
は終止トークンが出力されれば一つの信号が8分周ユニ
ット320を通り、ライン40を介して出力フロー制御
回路27の出力クレジットカウンタ324に送られる。
カウンタ324は、フロー制御トークンが光リンクの他
端で出力を受けるデコーダ24により受信されるまでエ
ンコーダ32により出力されるトークンの数を制限する
機能を有する。これは多すぎる出力トークンの受信によ
り受信回路の入力FIFO25がオーバーフローしない
ようにする。デコーダ24にFCTが入ると、カウンタ
324は増分し、8個のトークンがエンコーダ21から
出た後にライン40上のこの信号によりカウンタ324
のカウントが減算される。このカウンタが0になると、
エンコーダ21からのそれ以上のデータ出力を禁止する
ような出力がライン47に与えられる。このように、カ
ウンタ324は光リンクの他端における受信器で使用可
能なバッファのスペースを示し、そしてスペースの数が
各出力トークンで減算されそしてFCTトークンの受信
で8だけ加算される。
【0096】入力FIFO25はこの例では8個のトー
クンのバッファリングを許す記憶装置である。帯域幅を
改善するために、この例では16トークンまでこのバッ
ファリングを増加させうる。3−of−6コーディング
はデーターストローブコーディングより長距離の接続用
に設計されている。そのような長距離の接続はより多く
のバッファリングを必要とし、そしてそれ故各FCTが
使用可能であることを示すバッファスペースの量を増加
させることは合理的である。3−of−6コーディング
では制御トークンとデータトークンのサイズは同じであ
り、データーストローブコーディングではその半分であ
る(ビットの数でみて)から、FCTの量をデータース
トローブコードで用いられる8トークンの代りに16ト
ークンとすることは合理的である。
【0097】FIFO25はデータビットRD0−7、
パリティビットRDPおよびフラグビットRDF並びに
ライン71上のRX TOK VALID信号を受ける
D−Sリンクインターフェース29とのインターフェー
スを与える。入力FIFO25からD−Sリンクインタ
ーフェースへのデータ転送は同期したハンドシェーク動
作で行われ、そしてD−Sリンクインターフェースがデ
ータを受けたとき肯定応答信号RX TOK ACKが
ライン70を介して入力FIFOに送られる。D−Sリ
ンクインターフェース29がライン70を介してのトー
クン受信を応答すると、これは入力FIFO25がその
トークンの除去により更にスペースを有することを確認
することになり、そして入力フロー制御回路28にライ
ン69を介して一つの信号が与えられる。ライン69上
のこの信号は8分周ユニット321を通り入力クレジッ
トカウンタ325に送られる。カウンタ325はその回
路からD−Sリンクインターフェース29に入るトーク
ンをカウントする。ユニット321が8個のトークンを
カウントしたときカウンタ325は減算する。このカウ
ンタ325はカウント0検出機能を有し、カウント0が
検出されるとフロー制御トークンの送信要求信号をライ
ン49に出す。またこのカウンタ325はライン48を
介してエンコーダ29から入力を受けてFCTトークン
が送られたことを確認し、それによりカウンタ325の
カウントを増加させる。
【0098】マスタ制御回路26は遊び信号と初期化信
号を発生する。一実施例においてはマスタ制御回路26
からのライン45上のTX IDLE信号をハイにし、
他の送信要求をもつトークンがなければ遊びトークンを
常に送るようにする。このマスタ制御回路は、初期化ト
ークンがトークンの同期化を確認するために固定したイ
ンターバルで送られるようにするタイミング回路を備え
てもよい。この実施例では、初期化トークンは125μ
sec毎に送ることが出来る。初期化トークンを受ける
と、マスタ制御回路はそれをアプリケーションについて
望ましい任意の目的に使用出来る。一つの考えられる目
的はISDN(統合サービスディジタル網)用または同
一タイミング基準を必要とする他の実時間アプリケーシ
ョン用のタイミング基準としてのものである。
【0099】初期化シーケンス中、例えばパワーアップ
後に、マスタ制御回路26はエンコーダ21をして初期
化トークンを送信させるように強制する。125μse
cで初期化トークンを送信しそして受信した後に、マス
タ制御回路は遊びトークンを送る。マスタ制御回路が1
25μsecで遊びトークンを送りそして受信したと
き、1個の初期化トークンを出す。マスタ制御回路が1
個の初期化トークンを受けそして送ったときフロー制御
トークンを送り、そして装置が少くとも1個のフロー制
御トークンを受けるまでその装置によってはデータを送
らない。
【0100】一つの装置が375μsecを越える時間
に遊びトークンを送ったが初期化トークンおよびFCT
トークンを受けていない場合あるいはそれが受けた第1
の遊びトークン以来そして初期トークンおよびFCTト
ークンの前に遊びトークン以外のトークンを受けた場合
には初期化シーケンスを再スタートする。
【0101】外部で発生されるクロツクはこの実施例に
おけるインターフェースからのデーターストローブクロ
ックに先立って使用される。これは、この3−of−6
エンコード回路が3−of−6フォーマットにエンコー
ドされるべきデータストローブトークンがなくても常に
動作することを意味する。しかしながらこの回路は外部
クロック源が使用出来ないときにはデーターストローブ
クロックを使用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信および送信回路のブロック図である。
【図2】データーストローブフォーマットのトークンを
示す図である。
【図3】データーストローブフォーマットのトークンを
示す図である。
【図4】データーストローブフォーマットのトークンを
示す図である。
【図5】3−of−6フォーマットのトークンを示す図
である。
【図6】3−of−6フォーマットのトークンを示す図
である。
【図7】制御記号の特定の組合せのビット表示である。
【図8】データーストローブフォーマットでのパケット
を示す図である。
【図9】受信および送信の各回路のブロック図である。
【図10】受信および送信の各回路のブロック図であ
る。
【図11】受信および送信の各回路のブロック図であ
る。
【図12】送信エンコーダの回路図である。
【図13】データ/制御トークン記号発生器の回路図で
ある。
【図14】データ/制御トークン記号発生器の回路図で
ある。
【図15】データ/制御トークン記号発生器の回路図で
ある。
【図16】データ/制御トークン記号発生器の回路図で
ある。
【図17】水平パリティ発生器の回路図である。
【図18】並列−直列変換器の回路図である。
【図19】変換器及びクロック受信ユニットの回路図で
ある。
【図20】受信デコード回路の回路図である。
【図21】受信デコード回路の回路図である。
【図22】受信デコード回路用入力ラッチの回路図であ
る。
【図23】受信デコード回路に用いられる3−of−6
デコードの回路図である。
【図24】水平パリティチェック回路の回路図である。
【図25】制御記号シーケンス検出器を実施する論理ゲ
ート構成を示す図である。
【図26】トークンセレクタの回路図である。
【図27】フロー制御回路の回路図である。
【符号の説明】
10 エンコーダ/デコーダ 16 光電トランシーバ 18 光リンク 20 出力FIFO 21 エンコーダ 22 並列−直列変換器 23 直列−並列変換及びクロック復元回路 24 デコーダ 25 入力FIFO 26 マスタ制御回路 27 出力フロー制御回路 28 入力フロー制御回路 29 データーストローブインターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 29/06 H04L 13/00 305Z (56)参考文献 特開 平2−188039(JP,A) 特開 昭52−11916(JP,A) 特開 平3−171826(JP,A) 特開 平4−278742(JP,A) 特公 昭55−7975(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 25/49 G06F 11/10 320 G06F 13/00 351 H03M 7/14 H04L 1/00 H04L 29/06

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くとも、伝送されるべきデータを限定す
    る複数の4ビット値を含むデータ部分と終止符を含むメ
    ッセージパケットをエンコードする方法において、 20個の使用可能な3個の0と3個の1を有する6ビッ
    ト記号から16個のデータ記号と少くとも1個の制御記
    号を選択する段階と、 前記4ビット値の夫々を前記6ビットデータ記号の夫々
    に変換する段階と、 前記4ビット値から前記メッセージパケット用の4個の
    チェックビットを発生する段階と、 前記4個のチェックビットを前記16個のデータ記号か
    ら選ばれた6ビットデータ記号に変換する段階と、 前記4個のチェックビットを表わす前記6ビット記号と
    前記制御記号とを含む終止トークンを発生する段階と、 を備えていることを特徴とするエンコードする方法。
  2. 【請求項2】前記4個のチェックビットは前記データ部
    分の水平パリティを取ることにより発生されることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記メッセージパケットは複数の4ビット
    値を含むアドレス部分をも含み、そして前記水平パリテ
    ィは前記アドレス部分と前記データ部分の4ビット値に
    ついてとられることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記制御記号は010101または101
    010であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の方法。
  5. 【請求項5】前記終止トークンはパケットエンドインジ
    ケータであり前記4個のチェックビットを表わす前記6
    ビット記号が続く前記制御記号を含むことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】メッセージは複数のパケットを含み、前記
    終止トークンは前記制御記号が後に続く前記4個のチェ
    ックビットを表わす前記6ビット記号を含むメッセージ
    エンドトークンであることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】終止符と、送給されるべきデータを限定す
    る複数の4ビット値を含むデータ部分とを含むメッセー
    ジパケットをエンコードする装置において、 前記4ビット値の夫々を、夫々3個の1と3個の0を有
    する20個の使用可能な6ビット記号の内から予定の1
    6個の6ビット記号から選ばれた6ビットデータ記号に
    変換するための論理回路と、 前記4ビット値からそのメッセージパケットについての
    4個のチェックビットを発生するチェックビット発生回
    路と、 前記4個のチェックビットを表わす前記6ビット記号
    と、3個の1と3個の0を有する4個の残りの使用可能
    な6ビット記号から選ばれる制御記号とを含む終止トー
    クンを発生するためのトークン発生回路と、 を備え、前記論理回路は、前記4個のチェックビットを
    前記16個のデータ記号から選ばれた1個の6ビットデ
    ータ記号に変換するように動作可能なことを特徴とする
    エンコードする装置。
  8. 【請求項8】前記チェックビット発生回路は一群の検査
    合計ビットを発生するために前記4ビット値の夫々内で
    同一桁位置を有するビットの論理和を取るための加算回
    路を含むことを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】前記トークン発生回路は前記制御記号とし
    て記号010101または101010を発生するよう
    に構成されることを特徴とする請求項7または8記載の
    装置。
  10. 【請求項10】パケットエンドインジケータとメッセー
    ジエンドインジケータを区別するための回路を更に含
    み、前記トークン発生回路はパケットエンドトークンと
    して制御記号とそれに続く前記チェックビットを表わす
    記号およびメッセージエンドトークンとして上記チェッ
    クビットを表わす記号とそれに続く制御記号を発生する
    ように動作可能であることを特徴とする請求項7、8ま
    たは9のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】メッセージパケットを表わす6ビット記
    号シーケンスを受けるように構成された入力回路と、 各6ビット記号を1個の4ビット値に変換するように構
    成される論理回路と、 パケットエンドトークンの部分を形成する制御記号を認
    識することによりそのパケットエンドトークンを識別す
    るように動作可能であると共に、制御記号とそれに続く
    チェックビットを表わす6ビット記号を含むパケットエ
    ンドとチェックビットを表わす6ビット記号とそれに続
    く制御記号を含むメッセージエンドトークンとを区別す
    ることのできるパケットエンドトークン識別回路と、 パケットエンドまたはメッセージエンドトークン内で伝
    送されるチェックビットをチェックして伝送におけるエ
    ラーを識別するように構成されたチェック回路と、 を備えていることを特徴とするデコード回路。
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