JP2808539B2 - コンピュータ処理用操作ボタンのマルチメディア情報による表示方法 - Google Patents

コンピュータ処理用操作ボタンのマルチメディア情報による表示方法

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JP2808539B2 JP30651994A JP30651994A JP2808539B2 JP 2808539 B2 JP2808539 B2 JP 2808539B2 JP 30651994 A JP30651994 A JP 30651994A JP 30651994 A JP30651994 A JP 30651994A JP 2808539 B2 JP2808539 B2 JP 2808539B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータに実行さ
せる処理を指示するため表示装置に操作ボタンを表示さ
せる際、任意の操作ボタンを記憶装置内に記憶させた各
種のマルチメディア情報と関連付けて、これらの操作ボ
タンに文字列だけでなく各種のマルチメディア情報を切
り替えて表示することによって、利用者がもっと容易に
ボタンを選択操作できるようにしたコンピュータ処理用
操作ボタンのマルチメディア情報による表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にコンピュータ処理における
操作ボタンを表示装置に表示する場合は、操作ボタン上
に文字列を載せることによって、各操作ボタンを個々に
識別していた。そして、利用者は各操作ボタン上に載せ
られた文字列を見て、所望の操作ボタンを選択してい
た。このため、利用者がこのような方法でコンピュータ
に処理を指示する場合には、これらの文字列の意味また
は内容を理解していることが前提となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
が当該処理を初めて利用する場合や、商品名や人名がボ
タン上に表示してあるが各々の名称と現実のイメージが
一致しない場合があり、このような文字列だけでは操作
ボタンの選択が容易ではないという問題があった。
【0004】例えば商品にあっては、一般に多種多様の
物が存在し、全ての商品を文字で記憶したり理解したり
することに限界があるが、これに対して商品を写真や図
形で表現すれば直ちに分かり、商品を選択する際に非常
に便利な場合がある。
【0005】つまり、従来のように操作ボタン上に文字
列を載せて表示しボタンを選択する方法は、全て左脳に
よる論理的な記憶または理解に頼っており、右脳の直観
的な記憶または認識を活用したものではないから、利用
者が自分の思い通りに選択するには無理、かつ困難な場
合があった。
【0006】本発明は上記に鑑み、操作ボタンを文字列
だけでなく各種のマルチメディア情報に切り替えて表示
することによって、利用者が右脳の直観的な記憶または
認識を活用して操作ボタンをもっと容易に選択できるよ
うにしたものを提供することを目的とする。尚、本発明
は、マルチメディア情報自身の処理技術に関するもので
はなく、マルチメディア情報の活用に関するものであ
る。従って、本発明で言及しているマ ルチメディア情報
は、市販のスキャナーやデジタルカメラ等から直接コン
ピュータに取込んで使用できるもの、即ち、一般に普及
している標準的な記憶形式(例えば、BMP、JPE
G、MPEG、GIF等)でそのまま記憶装置に記憶し
ておき、表示装置に表示することを前提にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、記憶装置に記憶されているデー
タを構成するフィールドの個別の値と対応し入力装置を
使って選択される個別ボタンを単位にして、その集合で
ある複数のボタン・グループと該複数のボタン・グルー
プを前記データの各フィールドに対応させて統括する
数のボタン・クラスとから構成される操作ボタンを表示
装置に表示するにあたり、少なくとも一つのボタン・ク
ラスに属する個別ボタンに対応するマルチメディア情報
を記憶装置内に記憶させておき、記憶装置内に設定した
ボタン・グループ別個別ボタンマルチメディア情報ボタ
ン・テーブルによって前記個別ボタンと該個別ボタンに
対応するマルチメディア情報とを関連付けるとともに
ボタンに表示する時の該マルチメディア情報の種類とボ
タン選択時の動作の各表示仕様を定義しておき前記個
別ボタンを表示装置に表示する時、及び入力装置を使っ
て選択された時に、この定義された仕様に基づいて、
記個別ボタンのボタントップに該個別ボタンに対応する
マルチメディア情報を文字列と切り替えて表示すること
を特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、前記記憶装
置内に前記個別ボタンのマルチメディア情報に関する共
通表示仕様をボタン・クラス毎に一括して定義するボタ
ン・クラスマルチメディア情報ボタン・テーブルを設定
て、前記マルチメディア情報の表示をボタン・クラス
毎に行うことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、コンピ
ュータに実行させる処理を指示するため操作ボタンを表
示装置に表示する際、記憶装置内に設定記憶されている
マルチメディア情報ボタン・テーブルに基づき、操作ボ
タン上に文字列だけでなく各種のマルチメディア情報に
切り替えて表示できるようになるので、利用者は操作ボ
タンをもっと容易に選択できるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。本発明を実施するためのシステムは、図
1に示すように、操作ボタンを表示する表示装置として
のディスプレイ1と、このディスプレイ(表示装置)1
に表示されている操作ボタンを選択指示するキーボー
ド、マウス、タッチパネルまたはペン等の入力装置2
と、処理すべきデータや、操作ボタンをボタン・クラ
ス、ボタン・グループ、個別ボタンで構成して記憶する
メモリーやディスク等を備えた記憶装置3と、これら各
装置を制御して操作ボタンの選択指示に対応する処理を
実行するコンピュータ(中央処理装置)4とから主に構
成されている。
【0011】図2は記憶装置3に記憶されているデータ
の構成及びデータの値の一例を示すもので、各データ
1,データ2・・・は、フィールド1,フィールド2・
・・の複数のフィールドから構成されており、これらの
フィールドの内の、例えばフィールド1には、”渋谷
店”や”池袋店”が、フィールド2には、”食料品”
や”化粧品”が、フィールド3には、”商品F1”や”
商品C2”が、更に、フィールド4には、”100”
や”350”が、それぞれ記憶されるようになってい
る。
【0012】そして、全てのデータの値は、データを構
成するフィールド別にデータの件数分だけ存在し、全て
のデータを通して、フィールドの数と並び順は同一であ
る。ここでは、各データが4つのフィールド(フィール
ド1〜フィールド4)から構成され、10件分のデータ
(データ1〜データ10)が存在するものとして、以下
説明する。
【0013】図3は、個別ボタンの集合である複数の
タン・グループと、この複数のボタン・グループを前記
図2に示すデータの各フィールドに対応させて統括する
複数のボタン・クラスとから構成される操作ボタンを設
定記憶し、この操作ボタンを表示装置1に表示した状態
を示すものである。
【0014】同図(a)において、ボタン・クラス”店
舗”は、図2に示すデータのフィールド1に対応してお
り、このボタン・クラス”店舗”に対してこの例では1
つのボタン・グループ”東京”が設定されているととも
に、このボタン・グループ”東京”は、フィールド1の
データの値を基に”渋谷店”,”池袋店”,”銀座
店”,”新宿店”の計4個の個別ボタンの集合として表
されている。
【0015】同様に同図(b)において、ボタン・クラ
ス”部門”は、図2に示すデータのフィールド2に対応
しており、このボタン・クラス”部門”に対してこの例
では1つのボタン・グループ”主要部門”が設定されて
いるとともに、このボタン・グループ”主要部門”は、
フィールド2のデータの値を基に”食料品”,”化粧
品”,・・・,”日用雑貨”の計7個の個別ボタンの集
合として表されている。
【0016】更に同様に、同図(c)において、ボタン
・クラス”商品”は、図2に示すデータのフィールド3
に対応しており、このボタン・クラス”商品”に対して
この例では1つのボタン・グループ”大分類”が設定さ
れているとともに、このボタン・グループ”大分類”
は、フィールド3を基に”商品F1”,”商品C2”,
・・・”商品R5”の計8個の個別ボタンの集合として
表されている。
【0017】通常、操作ボタンは図3に示すように、ボ
タン・トップ(ボタンの上面をいう、以下同じ)には文
字列を載せて表示するが、本発明において利用者は文字
列は勿論、図形、静止画、動画等の各種のマルチメディ
情報に切り替えて表示することによって、ボタンを選
択操作することができるようになる。
【0018】図4は、文字表示ボタンと各種のマルチメ
ディア情報表示ボタンとの関連を示している。即ち、文
字列が載せられている操作ボタンにおいて利用者は、任
意に図形、静止画、動画のいずれかを表示するように切
り替えることができることを表す概念図である。これを
どのように実現するかについて以下に述べる。
【0019】図5は、図3に示す操作ボタンのボタン・
クラス毎に、そのボタン・クラス内の全ての個別ボタン
に共通するマルチメディア情報の表示仕様を定義し、記
憶装置3に設定記憶するボタン・クラスMMBTの形式
を示している。ここでMMBTとはマルチメディア情報
ボタン・テーブルの略称であり、またマルチメディア情
報の表示仕様を構成する要素を”<”と”>”で囲んで
表しており、以降も同様とする。
【0020】ボタン・クラスMMBTは、1つのボタン
・クラスに対して<ボタン・クラスid>、<ボタン情
報コード>、<ボタン・グループ別個別ボタンMMBT
参照先>の3つの要素で構成し、これをボタン・クラス
の数だけ続けて配置したものである。
【0021】なお、このボタン・クラスMMBTは、そ
のボタン・クラス内の全ての個別ボタンに共通するマル
チメディア情報の表示仕様を定義するのが主たる目的で
あり、例えば図3に示す状態から以下に示す個別ボタン
MMBTに基づいて直接個別ボタンの表示仕様を参照す
る場合には、必ずしも必要ではない。
【0022】先ず<ボタン・クラスid>は、ボタン・
クラスをユニークに識別するための名称、記号、番号、
或いは内部データ値など、文字列や数値で表し、例え
ば”店舗”や”部門”と付ける。
【0023】次に<ボタン情報コード>は、<ボタン・
クラスid>に対応し、当該ボタン・クラス内の全ての
個別ボタンに共通するマルチメディア情報の種類、表示
の特性や条件を表すもので、アプリケーションのニーズ
に応じて任意に設定できるようにするものとする。
【0024】更に<ボタン・グループ別個別ボタンMM
BT参照先>は、<ボタン・クラスid>に対応し、当
該ボタン・クラス内の個別ボタン毎のマルチメディア情
報の表示仕様をボタン・グループ別に定義するボタン・
グループ別個別ボタンMMBTが格納されている記憶装
置3の記憶場所を示すものであり、データの特定のフィ
ールドの特定のデータ値に対応させて、入力装置2を使
って任意に直接指定するか、或いはプログラムで自動的
に設定するかする。例えば、この例では、ボタ ン・グル
ープ“東京”の個別ボタンMMBT参照先を、入力装置
2を使って任意に直接“tokyo.mbt”と指定し
た例を示している。
【0025】図6は、図5に示すボタン・クラスMMB
T及び図7に示すボタン・グループ別個別ボタンMMB
Tの各構成要素である<ボタン情報コード>の形式の一
例を示したものである。
【0026】ここで<ボタン情報コード>は、<ボタン
情報の種類>、<ボタン選択時の動作>、<表示サイズ
>の3つの要素から構成されるものとし、各々の仕様を
1桁の数字で表している。
【0027】先ず<ボタン情報の種類>は、操作ボタン
のボタン・トップに出力するマルチメディア情報の種類
を1桁の数字で表すものである。例えば”0”は文字
列、”1”は図形、”2”は静止画、”3”は動画を
す。
【0028】次に<ボタン選択時の動作>は、ボタンを
選択した時の当該ボタン・クラスまたは当該個別ボタン
に関連する反応としての動作を1桁の数字で表すもので
ある。例えば”0”は選択の動作のみ、”1”はマルチ
メディア情報の種類が動画の場合、そのボタンが選択さ
れた時点で動画の表示を開始する、といったそれぞれの
動作を示している。
【0029】更に<表示サイズ>は、マルチメディア情
報を表示装置1に表示する時のサイズを1桁の数字で表
すものである。例えば”0”はボタン・トップにボタン
のサイズ(本来の既定値)で、”1”はマウス等の入力
装置2を使って予め領域を指定して記憶装置3に記憶さ
れているサイズに切り替えて、”2”は画面全体に表示
させるフル・スクリーン・サイズに切り替えて、それぞ
表示することを示している。
【0030】この例では示していないが、この他にも<
ボタン情報コード>を構成する要素として、例えばマル
チメディア情報の種類が動画の場合、予め入力装置2を
使って記憶装置3に記憶している表示時間(秒数な
ど)、繰り返し表示の要否(「YES」、「NO」な
ど)、繰り返し表示の回数などが考えられる。必要に応
じてこれらの要素を<ボタン情報コード>に追加してい
くことが可能なようにするものとする。
【0031】図7は、図5に示すボタン・クラスMMB
Tの構成要素である<ボタン・グループ別個別ボタンM
MBT参照先>に対応し、個別ボタン毎のマルチメディ
ア情報の表示仕様をボタン・グループ別に定義して、記
憶装置3に設定記憶するボタン・グループ別個別ボタン
MMBTの形式を示している。
【0032】ボタン・グループ別個別ボタンMMBT
は、ボタン・グループ内の個別ボタンに対して<個別ボ
タンid>、<ボタン情報コード>、<ボタン情報(内
容)格納先>の3つの要素で構成し、これをボタン・グ
ループ内の個別ボタンの数だけ続けて配置したものであ
り、ボタン・クラス毎にボタン・グループの数だけ設定
するものである。
【0033】先ず<個別ボタンid>は、個別ボタンを
ユニークに識別するための名称、記号、番号、或いは内
部データ値など、文字列や数値で表し、例えば”渋谷
店”や”池袋店”と付ける。
【0034】次に<ボタン情報コード>は、<個別ボタ
ンid>に対応し、当該個別ボタンに固有のマルチメデ
ィア情報の種類、表示の特性や条件を示すもので、アプ
リケーションのニーズに応じて入力装置2を使って任意
に指定して記憶装置3に記憶させておくことができるよ
うにするものとし、図6の例で示した通りである。
【0035】更に<ボタン情報(内容)格納先>は、<
個別ボタンid>に対応し、予め記憶装置3に記憶させ
ておいた当該個別ボタン毎のマルチメディア情報(内
容)が格納されている場所を、<個別ボタンid>と<
ボタン情報の種類>をもとに、 入力装置2を使って任意
に直接指定するか、或いはプログラムで自動的に関連付
けして設定するかした名称で示すものである。例えば、
この例では、<個別ボタンid>が“渋谷店”、<ボタ
ン情報の種類>が“静止画”の場合、入力装置2を使っ
て任意に直接“shby.pht”と指定した例を示し
ている。
【0036】以上、図5〜図7で、操作ボタンにマルチ
メディア情報を表示するための形式について述べてきた
が、これらの形式を適用した例を以下に説明する。図8
は、図3に示す操作ボタンを基に、ボタン・クラスMM
BTを記憶装置3に設定記憶した状態を示している。図
3(a)に示すボタン・クラス”店舗”を基に、<ボタ
ン・クラスid>を”店舗”とし、この”店舗”に対応
する<ボタン情報コード>を”000”、即ち最初の”
0”で「文字列」、2番目の”0”で「選択のみ」、3
番目の”0”で「ボタン・トップ」とし、<ボタン・グ
ループ別個別ボタンMMBT参照先>を”tokyo.
mbt”としている。また、図3(b)に示すボタン・
クラス”部門”を基に、<ボタン・クラスid>を”部
門”とし、この”部門”に対応する<ボタン情報コード
>を”200”、即ち最初の”2”で「静止画」(例え
ば部門責任者の顔写真)、2番目の”0”で「選択の
み」、3番目の”0”で「ボタン・トップ」とし、<ボ
タン・グループ別個別ボタンMMBT参照先>を”sb
umon.mbt”としている。更に、図3(c)に示
すボタン・クラス”商品”を基に、<ボタン・クラスi
d>を”商品”とし、この”商品”に対応する<ボタン
情報コード>を”200”、即ち最初の”2”で「静止
画」(例えば商品の写真)、2番目の”0”で「選択の
み」、3番目の”0”で「ボタン・トップ」とし、<ボ
タン・グループ別個別ボタンMMBT参照先>を”db
unrui.mbt”としている。
【0037】以上のように設定記憶されたボタン・クラ
スMMBTによって、各ボタン・クラスでは、そのボタ
ン・クラス内の全ての個別ボタンに共通した表示仕様が
明らかになる。
【0038】即ち、図3に示すものは、ボタン・クラス
MMBTの全ての<ボタン情報コード>が”000”で
ある状態に対したものであり、上記のように設定すれば
ボタン・クラス”店舗”においては図3と同じになる
が、ボタン・クラス”部門”及び”商品”においては静
止画がボタン・トップに表示されることになる。
【0039】そして、各ボタン・クラスに対応するボタ
ン・グループ別個別ボタン毎の表示仕様についてはボタ
ン・グループ別個別ボタンMMBTによって明らかにな
るが、これについては以下に説明する。
【0040】図9は、図3に示す操作ボタンを基に、ボ
タン・グループ別個別ボタンMMBTを記憶装置3に設
定記憶した状態を示している。図9(a)は、図3
(a)に示すボタン・クラス”店舗”、ボタン・グルー
プ”東京”を基に、<個別ボタンid>を”渋谷
店”,”池袋店”,・・・とし、”渋谷店”と”池袋
店”の各<ボタン情報コード>をいずれも”200”、
即ち最初の”2”で「静止画」(例えば各店舗の写
真)、2番目の”0”で「選択のみ」、3番目の”0”
で「ボタン・トップ」とし、<ボタン情報(内容)格納
先>を各々”shby.pht”,”ikbkr.ph
t”としている。
【0041】ボタン・クラスMMBTの<ボタン・クラ
スid>が”店舗”では、これに対応する<ボタン情報
コード>は図8に示すように”000”であり、その最
初の桁が”0”なので当該個別ボタンは当初全て文字列
表示であるが、入力装置2を使って個別ボタン”渋谷
店”が選択されると、これに対応するボタン・グループ
別個別ボタンMMBT”tokyo.mbt”内の”渋
谷店”に対応する<ボタン情報コード>が”200”で
その最初の桁が”2”なので、「静止画」(例えば渋谷
店の写真)の情報を<ボタン情報(内容)格納先>であ
る”shby.pht”から読み出し、個別ボタンの”
渋谷店”のボタン・トップに表示されていた文字列をこ
の静止画の出力に切り替える。”池袋店”が選択された
場合も同様である。
【0042】このように構成することにより、このボタ
ン・クラス”店舗”における個別ボタンの表示が当初は
図3に示す文字列であったものが、このボタン・クラス
に属する個別ボタンを選択することにより、選択された
個別ボタンに対応する静止画といった文字列以外のマル
チメディア情報に切り替わり、これにより利用者はより
容易な個別ボタンの選択操作を行うことができる。
【0043】図9(b)は、図3(b)に示すボタン・
クラス”部門”、ボタン・グループ”主要部門”を基
に、<個別ボタンid>を”食料品”,”化粧品”,・
・・とし、”食料品”と”化粧品”の各<ボタン情報コ
ード>をいずれも”***”としている。ここで「*」
は、省略を意味するものとし、これはボタン・クラスM
MBTの”部門”に対応する<ボタン情報コード>の
値”200”と同じであることを示している。また”食
料品”と”化粧品”に対応する<ボタン情報(内容)格
納先>を各々”fd.pht”,”csmtc.ph
t”としている。
【0044】ボタン・クラスMMBTの<ボタン・クラ
スid>が”部門”では、これに対応する<ボタン情報
コード>は図8に示すように”200”であり、その最
初の桁が”2”なので当該個別ボタンには全て「静止
画」(例えば各部門責任者の顔写真)が表示されている
が、これは当該ボタン・クラスの<ボタン・グループ別
個別ボタンMMBT参照先>である”sbumon.m
bt”の”食料品”,”化粧品”,・・・に対応する<
ボタン情報(内容)格納先>である”fd.ph
t”,”csmtc.pht”,・・・から読み出され
表示されたものである。
【0045】この場合、入力装置2を使って個別ボタ
ン”食料品”が選択されても、これに対応するボタン・
グループ別個別ボタンMMBT”sbumon.mb
t”の<ボタン情報コード>が”***”と省略されて
いるので、個別ボタン”食料品”は先に表示した静止画
がそのままで変わらない。”化粧品”が選択された場合
も同様である。
【0046】このボタン・クラス”部門”においては、
ボタン・クラスMMBTでのこのボタン・クラスの共通
の設定によって、当初から個別ボタンのボタン・トップ
に静止画を表示しているので、利用者はこの静止画を見
ながら個別ボタンを選択操作することができる。
【0047】図9(c)は、図3(c)に示すボタン・
クラス”商品”、ボタン・グループ”大分類”を基に、
<個別ボタンid>を”商品F1”,”商品C2”,・
・・とし、”商品F1”と”商品C2”の各<ボタン情
報コード>をいずれも”31”、即ち最初の”3”で
「動画」(例えば各商品のビデオ映像)、2番目の”
”で「動画表示」、3番目の”1”で「領域指定」と
し、<ボタン情報(内容)格納先>を各々”sf1.m
vi”,”sc2.mvi”としている。
【0048】ボタン・クラスMMBTの<ボタン・クラ
スid>が”商品”では、これに対応する<ボタン情報
コード>は図8に示すように”200”であり、その最
初の桁が”2”なので当該個別ボタンには当初全て「静
止画」(例えば各商品の写真)を表示する。これは”商
品”のボタン・グループ別個別ボタンMMBT”dbu
nrui.mbt”内の<ボタン情報(内容)格納先>
である”sf1.pht”,”sc2.pht”,・・
・から読み出され表示されたものである。ここで、入力
装置2を使って個別ボタン”商品F1”が選択される
と、これに対応するボタン・グループ別個別ボタンMM
BT”dbunrui.mbt”内の”商品F1”に対
応する<ボタン情報コード>が”31”でその最初の
桁が”3”なので、「動画」(例えば”商品F1”のビ
デオ映像)の先頭フレームの画像を<ボタン情報(内
容)格納先>である”sf1.mvi”から読み出し、
個別ボタン”商品F1”のボタン・トップに表示されて
いた静止画をこれに切り替えて表示するが、当該<ボタ
ン情報コード>の2番目の桁が””なので、続けて動
画を表示する。また同じく3番目の桁が”1”なので、
予め指定された領域に表示する。”商品C2”が選択さ
れた場合も同様である。
【0049】このように、このボタン・クラス”商品”
において、まずこのボタン・クラスに属する個別ボタン
を静止画で表示しておき、個別ボタンが選択された時に
予め 指定された領域への動画の表示に切り替えるように
したのは、商品の種類が多く、多様にわたるため、左脳
での意味の理解による商品の選択が困難な場合が多いか
らである。即ち、静止画、更には指定領域への動画の表
に切り替えて商品毎の個別ボタンを表示することによ
り、利用者はこれらを見ながら多種多様な商品の中から
任意の商品を自由、かつ自然に選択することができるよ
うになる。
【0050】以上、マルチメディア情報の表示に切り替
えて操作ボタンを表示する方法について述べてきたが、
その形式と適用例で示したように、ボタン・クラスMM
BT及びボタン・グループ別個別ボタンMMBTの2つ
のマルチメディア情報ボタン・テーブルを記憶装置3に
設定記憶し、必要に応じて更新していくものとする。
【0051】本実施例では表示装置1に操作ボタンを表
示する際、文字列だけでなく各種のマルチメディア情報
表示に切り替えが可能となる。従って、利用者がコン
ピュータ4に実行させる処理を指示する場合、個別ボタ
ンのボタン・トップにマルチメディア情報を表示すれ
ば、右脳の直観的な記憶または認識を活用でき、ボタン
の選択操作をもっと容易(自由、かつ自然)に行うこと
ができるようになる。
【0052】なお、マルチメディア情報が、ビデオ映像
等のように音声を含む場合は、動画の表示を開始するの
と同じタイミングで、即ち、ボタンが選択された時点
で、表示装置1に付属している、またはコンピュータ4
に内蔵されているスピーカー等の音声出力装置(図には
示していない)から、コンピュータの標準的な音声イン
タフェース(例えば、MIDI等)を使って、記憶装置
3に画像と一緒に記憶されている音声を出力する。
【0053】また、上記実施例は、ボタン・クラスMM
BTとボタン・グループ別個別ボタンMMBTとを備え
ることにより、各ボタン・クラス毎に異なる表示方法に
よる例を示しているが、任意のボタン・クラス、例えば
ボタン・クラス”商品”に属する個別ボタンのみ図形等
のマルチメディア情報を表示することもできる。
【0054】この場合、当初からボタン・クラスMMB
Tを基にボタン・クラス”商品”に属する個別ボタンを
図形等のマルチメディア情報を表示しておくことは勿
論、当初は図3に示すように文字列を載せて表示してお
き、個別ボタンが選択された時に個別ボタンMMBTを
基に、この選択された個別ボタンを文字列の表示から図
形等のマルチメディア情報の表示に切り替えるようにす
ることもできる。
【0055】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるので、
コンピュータに実行させる処理を指示するため操作ボタ
ンを表示装置に表示する際、ボタン上に文字列を載せる
だけでなく各種のマルチメディア情報の表示に切り替え
て行うことができるようになる。従って、利用者は操作
ボタンに表示されたマルチメディア情報により右脳の直
観的な記憶または認識が活用でき、ボタンの選択操作を
もっと容易に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのシステムの概要を示す
ブロック図。
【図2】記憶装置に記憶されているデータの構成及びデ
ータの値の一例を示す図。
【図3】表示装置に表示される操作ボタンの一例を示す
図。
【図4】表示装置に各種の仕様で表示される操作ボタン
の切替えの関連を示す図。
【図5】ボタン・クラスのマルチメディア情報ボタン・
テーブルの形式を示す図。
【図6】マルチメディア情報の種類、表示の特性や条件
を表すボタン情報コードの形式の一例を示す図。
【図7】個別ボタンのマルチメディア情報ボタン・テー
ブルの形式を示す図。
【図8】ボタン・クラスのマルチメディア情報ボタン・
テーブルの一例を示す図。
【図9】個別ボタンのマルチメディア情報ボタン・テー
ブルの一例を示す図。
【符号の説明】
1 表示装置 2 入力装置 3 記憶装置 4 コンピュータ(中央処理装置)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置に記憶されているデータを構成す
    るフィールドの個別の値と対応し入力装置を使って選択
    される個別ボタンを単位にして、その集合である複数の
    ボタン・グループと該複数のボタン・グループを前記デ
    ータの各フィールドに対応させて統括する複数のボタン
    ・クラスとから構成される操作ボタンを表示装置に表示
    するにあたり、少なくとも一つのボタン・クラスに属す
    る個別ボタンに対応するマルチメディア情報を記憶装置
    内に記憶させておき、記憶装置内に設定したボタン・グ
    ループ別個別ボタンマルチメディア情報ボタン・テーブ
    ルによって前記個別ボタンと該個別ボタンに対応するマ
    ルチメディア情報とを関連付けるとともに、ボタンに表
    示する時の該マルチメディア情報の種類とボタン選択時
    の動作の各表示仕様を定義しておき前記個別ボタンを
    表示装置に表示する時、及び入力装置を使って選択され
    た時に、この定義された仕様に基づいて、前記個別ボタ
    ンのボタントップに該個別ボタンに対応するマルチメデ
    ィア情報を文字列と切り替えて表示することを特徴とす
    るコンピュータ処理用操作ボタンのマルチメディア情報
    による表示方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置内に前記個別ボタンのマル
    チメディア情報に関する共通表示仕様をボタン・クラス
    毎に一括して定義するボタン・クラスマルチメディア情
    報ボタン・テーブルを設定して、前記マルチメディア情
    報の表示をボタン・クラス毎に行うことを特徴とする
    求項1記載のコンピュータ処理用操作ボタンのマルチメ
    ディア情報による表示方法。
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