JP2808531B2 - 航走体の制御推力配分装置 - Google Patents

航走体の制御推力配分装置

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JP2808531B2
JP2808531B2 JP8043211A JP4321196A JP2808531B2 JP 2808531 B2 JP2808531 B2 JP 2808531B2 JP 8043211 A JP8043211 A JP 8043211A JP 4321196 A JP4321196 A JP 4321196A JP 2808531 B2 JP2808531 B2 JP 2808531B2
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control
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郁夫 山本
郁二 寺田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、船舶、水中航走
体、洋上プラットフォーム、飛行体等に適用される航走
体の制御推力配分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶や橋りょう作業台船用プラットフォ
ーム等に代表されるような航走体に対して、設定位置に
定点保持を行なうために、運動コントロール装置、即ち
推力配分装置が一般的に用いられている。
【0003】図10に、ジョイスティックシステム(レ
バーを倒した方向に航走体が進むシステム)の推力配分
装置を示す。同図に示すように、この推力配分装置は、
基本的にアクチュエータ駆動部1と、アクチュエータ
(推力発生器)2によって構成されている。上記アクチ
ュエータ駆動部1に対して、ジョイスティック指令(手
動指令)が与えられる。このジョイスティック指令を基
にアクチュエータ駆動部1は、アクチュエータ2を駆動
させる。即ち、アクチュエータ2からの出力によって航
走体3は定点保持制御される。
【0004】また、図11に示す自動制御の推力配分装
置は、PI制御部11、アクチュエータ駆動部12、ア
クチュエータ(推力発生器)13により構成されてお
り、航走体14に対しての制御を行なう。同図に示す装
置においては、航走体14における位置情報等が検出さ
れて外部から入力される目標値(設定位置情報等)と比
較され、上記目標値に一致させるように複数のアクチュ
エータ13に対する自動制御を行ない、航走体14を定
点保持制御するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図10及び図11
に示した従来の推力配分装置において、航走体3,14
を設定位置に定点保持するために必要なトータル推力
(Forceコマンド)と、トータルモーメント(Mo
mentコマンド)のコマンド信号を受けて、アクチュ
エータ駆動部1,12が、それぞれアクチュエータ2,
13の首振り角度を最小にするような推力配分を行なう
ことが望ましい。しかし、このような条件を満足する推
力配分装置は、未だ実用化されていない。
【0006】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、推力発生器の首振り角度が最小となるように推力配
分を行ない、航走体に対して優れた定点保持制御を実現
する航走体の制御推力配分装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の運
動制御用の推力発生器を備えた航走体の定点保持制御を
行なう航走体の制御推力配分装置において、上記航走体
の位置、速度及び方位角を検出する検出器と、上記航走
体の位置、速度及び方位角を設定する設定器と、この設
定器及び上記検出器から出力される位置、速度及び方位
角情報を比較して上記航走体を設定位置及び設定方位角
に保持するために必要なトータル推力及びトータルモー
メントのコマンド信号を出力する制御コマンド演算器
と、この制御コマンド演算器から出力されるコマンド信
号を基に、上記複数の推力発生器各々における最小首振
り角度で上記トータル推力及びトータルモーメントを確
保するように上記複数の推力発生器各々に応じた推力配
分信号を出力する推力配分器と、この推力配分器から出
力された推力配分信号を基にして上記複数の推力発生器
をそれぞれ駆動する複数の推力発生器駆動部とを具備し
たことを特徴とする。
【0008】第2の発明は、複数の運動制御用の推力発
生器を備えた航走体の定点保持制御を行なう航走体の制
御推力配分装置において、上記航走体の方位角を検出す
る検出器と、上記航走体の方位角を設定する設定器と、
この設定器及び上記検出器から出力される方位角情報を
比較して上記航走体を設定角度に保持するために必要な
トータルモーメントのコマンド信号を出力する制御コマ
ンド演算器と、この制御コマンド演算器から出力される
コマンド信号を基に、上記複数の推力発生器各々におけ
る最小首振り角度で上記トータルモーメントを確保する
ように上記複数の推力発生器各々に応じた推力配分信号
を出力する推力配分器と、この推力配分器から出力され
た推力配分信号を基にして上記複数の推力発生器をそれ
ぞれ駆動する複数の推力発生器駆動部とを具備したこと
を特徴とする。
【0009】第3の発明は、複数の運動制御用の推力発
生器を備えた航走体の定点保持制御を行なう航走体の制
御推力配分装置において、上記航走体の位置、速度及び
方位角を検出する検出器と、上記航走体の位置、速度及
び方位角を設定する設定器と、この設定器及び上記検出
器から出力される位置、速度及び方位角情報を比較して
上記航走体を設定位置及び設定方位角に保持するために
必要なトータル推力及びトータルモーメントのコマンド
信号を出力する制御コマンド演算器と、この制御コマン
ド演算器から出力されるコマンド信号を基に、上記複数
の推力発生器各々における最小首振り角度で上記トータ
ル推力及びトータルモーメントを確保するように上記複
数の推力発生器各々に応じた推力配分信号を出力する推
力配分器と、この推力配分器から出力された推力配分信
号を基にして上記複数の推力発生器をそれぞれ駆動する
複数の推力発生器駆動部とを具備したことを特徴とす
る。
【0010】(作用)航走体の現状の状態、例えば位
置、速度、方位角等が検出器により検出されて制御コマ
ンド演算器に送られる。一方、設定器からは、上記航走
体における設定情報、例えば位置、速度、方位角等の設
定情報が制御コマンド演算器に送出される。この制御コ
マンド演算器は、上記検出器により検出された例えば位
置、速度、方位角情報等と、設定器により設定された情
報とを比較し、トータル推力とトータルモーメントのコ
マンド信号を推力配分器に出力する。次に、この推力配
分器は、複数の推力発生器各々に対して最小首振り角度
で上記トータル推力とトータルモーメントを確保するた
めに必要な推力配分信号を生成する。生成された上記複
数の推力発生器各々に対応する推力配分信号は、複数の
推力発生器駆動部それぞれに対して送出される。これら
の各推力発生器駆動部は、上記入力された推力配分信号
を基にして対応する推力発生器を最小首振り角で駆動
し、航走体を設定位置及び設定方位に保持するように制
御する。
【0011】上記のように、航走体における複数の推力
発生器各々の首振り角を最小とする条件で、上記航走体
を設定位置に定点保持するために必要なトータル推力と
トータルモーメントを確保するような推力配分信号を出
力できるので、従来に比べ、効率良く航走体の定点保持
制御を実行することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図1は、この発明の対象とする
航走体の浮体系概念図である。図1において、21は、
例えば船舶等の航走体である。この航走体21内には、
制御推力配分装置(制御装置)22が搭載されている。
また、航走体21の外部底面には、複数個の推力発生器
23が取り付けられている。また、この推力発生器23
として、ここでは首振りスラスタを使用している。制御
推力配分装置22は、上記複数個の推力発生器23それ
ぞれを制御することにより、航走体21の定点保持制御
を行なう。
【0013】図2は、この発明の一実施形態に係る制御
推力配分装置を航走体に適用した際のシステム構成図、
図3は、推力配分器の詳細を示す構成図、図4は推力発
生器駆動部及び推力発生器の機能説明図、図5は上記図
2、図3及び図4を纏めた全体の回路構成図である。
【0014】図2に示すように、制御推力配分装置22
は、検出器31、設定器32、制御コマンド演算器3
3、推力配分器34、推力発生器駆動部35によって構
成されている。
【0015】上記検出器31は、図5に示すように例え
ばGPS(電波測位システム)等を用いて航走体21の
位置を計測する船位測定装置31a、対地速度を計測す
る船速計31b、船首の方位角を検出するジャイロコン
パス31cからなり、検出した各種情報を制御コマンド
演算器33に出力する。また、設定器32は、航走体2
1の船位を設定する船位設定器32a、船速を設定する
船速設定器32b、船首の方位角を設定する方位設定器
32c等からなり、その設定情報を制御コマンド演算器
33に出力する。
【0016】この制御コマンド演算器33は、検出器3
1により検出された上記各情報と、設定器32の各設定
情報とを比較し、航走体21を設定位置、あるいは設定
角度に定点保持するために必要なトータル推力(FXC
YC)(Forceコマンド)と、トータルモーメント
(NZC)(Momentコマンド)のコマンド信号を推
力配分器34に出力する。
【0017】すなわち、制御コマンド演算器33は、定
常的に必要な推力を求める現推力演算回路33a、及び
船位がずれた時にそのずれを戻すのに必要な推力を求め
る比較演算回路33bからなり、この比較演算回路33
bは、更に比較回路33b1、PI(比例積分)演算回
路33b2、比較回路33b3、D(微分)演算回路3
3b4、比較回路33b5、PID(比例積分微分)演
算回路33b6、加算回路33b7、加算回路33c、
船体形状記憶回路33d、加算回路33eからなってい
る。
【0018】上記比較回路33b1は、船位設定器32
aに設定された船位と船位測定装置31aにより測定さ
れた現在の船位とを比較し、その差信号をPI演算回路
33b2に出力する。このPI演算回路33b2は、比
較回路33b1からの差信号に基づいて、ずれを元に戻
すためのX軸方向及びY軸方向の推力を求めて加算回路
33b7へ出力する。
【0019】また、比較回路33b3は、船速設定器3
2bに設定された船速と船速計31bにより測定された
船速とを比較し、その差信号をD演算回路33b4に出
力する。このD演算回路33b4は、比較回路33b3
からの差信号に基づいて、ずれを元に戻すためのX軸方
向及びY軸方向の速度を求めて加算回路33b7へ出力
する。そして、加算回路33b7は、PI演算回路33
b2とD演算回路33b4の演算結果を加算し、推力発
生器23のX軸方向の推力FX 、Y軸方向の推力FY
加算回路33cへ出力する。
【0020】また、比較回路33b5は、方位設定器3
2cに設定された方位角とジャイロコンパス31cによ
り計測された現在の方位角とを比較し、その差信号をP
ID演算回路33b6に出力する。このPID演算回路
33b6は、比較回路33b5からの差信号をに基づい
て演算を行ない、ピッチングのモーメント信号値FN
求めて加算回路33eへ出力する。
【0021】一方、現推力演算回路33aは、推力発生
器駆動部35から各推力発生器23への指令値に基づい
て現在の推力を演算し、そのX軸方向の推力FXO及びY
軸方向の推力FYOを加算回路33cに入力し、ピッチン
グのモーメント信号値NZOを加算回路33eに入力す
る。
【0022】加算回路33eは、船体形状記憶回路33
dに記憶されている船体形状を参照し、現推力演算回路
33aからの現在の推力FXO,FYOと加算回路33b7
からのずれを戻すのに必要な推力FX 、FY を加算処理
し、X,Y軸方向のトータル推力(FXC,FYC)を求め
て推力配分器34に出力する。また、加算回路33e
は、現推力演算回路33aからのピッチングのモーメン
ト信号値NZO及びPID演算回路33b6からのピッチ
ングのモーメント信号値FN を加算し、トータルモーメ
ント(NZC)を推力配分器34に出力する。
【0023】この推力配分器34は、制御コマンド演算
器33から送られる上記コマンド信号を受けて、最小推
力器首振り角で上記トータル推力及びトータルモーメン
トを確保するように、複数個の推力発生器23それぞれ
に対応して設けられている推力発生器駆動部35に対し
て推力配分信号を出力する(図2、図5では、複数の推
力発生器23及び推力発生器駆動部35は、それぞれ1
個のブロックとして示している)。
【0024】上記推力配分器34は、図3及び図5に示
すように推力成分演算回路34a、推力発生器位置記憶
回路34b、変化後角度演算回路34c、第1評価演算
回路34d、第2評価演算回路34e、推力成分決定回
路34fからなっている。
【0025】そして、上記制御コマンド演算器33から
送られてくるトータル推力(FXC,FYC)及びトータル
モーメント(NZC)が推力成分演算回路34aに入力さ
れる。また、推力発生器23の首振り変化前の現状の角
度ψ0iが第1評価演算回路34dに入力される。推力発
生器位置記憶回路34bは、航走体21の重心Gからi
番目の推力発生器23までの距離(LXi,LYi)を記憶
して推力成分演算回路34aに入力する。この推力成分
演算回路34aは、上記各入力に基づいて各推力発生器
23のX,Y軸方向の推力成分(FXi,FYi)を求め、
変化後角度演算回路34cに出力する。この変化後角度
演算回路34cは、推力成分(FXi,FYi)から推力発
生器23の首振り変化後の角度ψi を求め、第1評価演
算回路34dに出力する。
【0026】第1評価演算回路34dは、推力発生器2
3の首振り変化前の現状の角度ψ0i及び首振り変化後の
角度ψi から評価関数J1 を求めて第2評価演算回路3
4eに出力する。この第2評価演算回路34eは、評価
関数J1 に基づいて総合評価関数J2 を計算して推力成
分決定回路34fへ出力する。この推力成分決定回路3
4fは、上記総合評価関数J2 の最小解、つまり、推力
成分(FXi,FYi)を求め、各推力発生器駆動部35へ
出力する。
【0027】次に、上記推力配分器34における配分ア
ルゴリズムについて上記図1、図3を用いて説明する。
図1に示す航走体21において行なわれる運動は、3次
元空間運動である。即ち、同図の航走体21の浮体系概
念図において、上記運動は、航走体21の重心Gを原点
とするX,Y,Z軸まわりの3つの自由度を持つ。従っ
て推力発生器23における推力は、以下の(1)〜
(3)式に示す条件を満足しなければならない。
【0028】
【数1】
【0029】
【数2】
【0030】
【数3】
【0031】但し、上記(1),(2)式は力の等式条
件であり、(3)式はモーメントの等式条件(モーメン
トは右ねじ方向を正とする)である。上記(1)〜
(3)式において、nは推力発生器23の個数、iはi
番目の推力発生器23、FXC,FYCは推力発生器23に
要求されるX,Y軸方向のトータル推力信号値である。
また、NZCは推力発生器23に要求されるピッチングの
トータルモーメント信号値であり、(LXi,LYi)は航
走体21の重心Gからi番目の推力発生器23までの距
離、そして、(FXi,FYi)はi番目の推力発生器23
のX,Y軸方向の推力成分である。また、上記FXi,F
Yiには、以下の不等式条件に表される許容範囲が指定さ
れる。
【0032】 Fmini 2 ≦FXi 2 +FYi 2 ≦Fmaxi 2 …(4) 上記(4)式において、Fminiは、i番目の推力発生器
23が発生する推力の最小値、即ち最小容量である。ま
た、Fmaxiは、i番目の推力発生器23が発生する推力
の最大値、即ち最大容量である。
【0033】また、上記した許容範囲内において、上記
(1)〜(3)式の3つの等式条件及び2n項の不等式
条件を満足する推力成分(FXi,FYi)(i=1〜n)
は多数存在する。従って、1つの評価基準を設け、それ
に従い、各推力発生器23の推力成分を決定する必要が
ある。また、上記した2n項の不等式というのは、n個
の推力発生器23の各々が、上記(4)式における最小
推力値(Fmini)以上、最大推力値(Fmaxi)以下とい
う2個の不等式条件を有することによるものである。
【0034】推力配分器34の推力成分演算回路34a
は、上記(1)〜(4)式により各推力発生器23の
X,Y軸方向の推力成分(FXi,FYi)を求める。上記
推力配分器34の配分アルゴリズムにおいては、上記評
価基準として、推力発生器23における首振り角(首振
りスラスタ角)変化を最小とすることを条件として用い
て、各推力発生器23の推力成分の決定を行なう。その
際に用いる評価関数を以下の(5)式に示す。
【0035】
【数4】
【0036】第1評価演算回路34dは、上記(5)式
により評価関数J1 を計算する。 ここで、ψi =tan-1(FYi/FXi) …(6) 上記(5)式において、ψ0iは、推力発生器23の首振
り変化前の現状の角度、即ち基準値の角度である。ま
た、ψi は、推力発生器23の首振り変化後の角度であ
り、変化後角度演算回路34cにおいて求める。即ち、
上記(5)式において設定された評価関数J1 を最小化
するような解を求めることにより、首振り角の変化を最
小とする推力配分(FXi,FYi)(i=1〜n)の決定
が行なわれる。次に、上記評価関数J1 を最小化するた
めに必要な演算について以下に説明する。
【0037】まず、第2評価演算回路34eにより、総
合評価関数J2 を以下の(7)式のように設定して求め
る。 J2 =J1 +Ψ(r,H1 ,H2 )+Φ(r,G1 ) …(7) ここで、Ψは、等式条件に関するペナルティ関数であ
り、以下の(8)式に示すように表される。
【0038】
【数5】
【0039】また、上記(7)式におけるΦは、不等式
条件に関するペナルティ関数であり、次の(9)式に示
すように表される。 Φ=t(1/Gj ) …(9) また、(7),(8)式におけるr及び(9)式のt
は、共に可変パラメータであり、上記(8)式における
i はこの場合、上記H1 ,H2 を、そして(9)式に
おけるGj は、上記G1 を意味している。また、上記H
i ,Gj におけるi,jは、個数を一般化していること
によるものである。
【0040】次に、推力成分決定回路34fにおいて、
上記総合評価関数J2 の最小解を準ニュートン法によ
り、パラメータr,tの値を変えて演算する。上記準ニ
ュートン法とは、関数に対して有限回の反復で解を得る
ことができるアルゴリズムで、制約付き問題(等式、不
等式条件)を拡張目的関数の導入により、制約なしの問
題に変換した後に用いて、制約なし問題の解(最適値)
を求める方法である。例えばある状態xk において方向
ベクトルdk を用い、その方向に評価関数J1 が減少す
るように上記xk を移動し、上記した過程を反復させる
ことにより、上記xk を最適解に収束させるものであ
る。
【0041】上記総合評価関数J2 の最小解を求めるこ
とにより、推力配分器34において得られた最小解、即
ち推力成分(FXi,FYi)は、推力配分信号として各推
力発生器駆動部35に出力される。各推力発生器駆動部
35は、上記推力配分信号、即ち最小解FXi,FYiを基
に上記(6)式を用い、対応する推力発生器23におけ
る最小の首振り角を得る。また、推力発生器駆動部35
は、以下の式により、対応する推力発生器23における
回転数(推力)Fi を得る。
【0042】 Fi =(FXi 2 +FYi 21/2 …(10) 各推力発生器駆動部35は、算出した首振り角と回転数
を首振り角指令値及び回転数指令値として、対応する推
力発生器23に出力する。各推力発生器23において
は、上記した2つの指令値を基に、最小の首振り角及び
推力が得られ、航走体21における運動制御、即ち、定
点保持制御が行なわれる。また、図2に示す制御コマン
ド演算器33において求められる上記したトータル推力
の算出には、以下の演算式を用いている。
【0043】
【数6】
【0044】
【数7】 更に、トータルモーメントは以下の演算式によって求め
られる。
【0045】
【数8】
【0046】トータル推力(FXC+FYC)及びトータル
モーメント(NZC)を求めるための上記(11)〜(1
3)式において、*は設定値を示す記号であり、X,Y
及びθは航走体21の位置そして角度を表している。ま
た、上記(11)式の右辺の「KDX・d(X* −X)/
dt」及び(12)式の右辺の「KDY・d(Y* −Y)
/dt」における位置の微分「d/dt」は船速を示し
ている。
【0047】トータル推力(FXC+FYC)及びトータル
モーメント(NZC)は、設定値と検出値との差異に基づ
き、PID演算して求められる。なお、この制御コマン
ド演算器33は、PID演算が最も好ましいが、これに
限定されるものではなく、PD演算、PI演算等でも良
い。また、図5における制御コマンド演算器33の比較
演算回路33bは、上記(11)〜(13)式を図式化
したものである。
【0048】次に、上記推力発生器駆動部35の一般的
な機能について、図4を用いて更に詳しく説明する。推
力発生器駆動部35は、図4(a)に示すように、推力
配分器34において算出された各推力発生器23より得
た推力配分を入力として、上記各推力発生器23それぞ
れについての首振り角ψを以下の(14)式によって求
める。
【0049】 ψ=tan-1(FY /FX ) …(14) 上記(14)式において、FX は各推力発生器23それ
ぞれのX軸方向の推力配分、そしてFY はY軸方向の推
力配分である。また、以下に示す式によって推力配分器
23における回転数φを求めている。
【0050】 φ←(FX 2 +FY 21/2 …(15) つまり、推力発生器駆動部35は、上記(15)式によ
って各推力発生器23の推力配分に対応する回転数φを
関数値により決定する。即ち、推力発生器駆動部35
は、上記(14),(15)式に示す演算を行ない、図
4(b)に示す推力発生器23に対して出力する首振り
角指令値及び回転数指令値を決定する。また、同図
(b)に示すように、各々の推力発生器23において
は、入力値である推力発生器駆動部35からの上記首振
り角指令値と回転数指令値を基に、首振り角と推力を出
力として得る。
【0051】次に上記実施形態の動作について説明す
る。図1において、航走体(浮体)21が、海面上に存
在している。この状態において、図2に示す制御推力配
分装置22の設定器32からは、航走体21の設定位
置、設定角度等の情報が制御コマンド演算器33に送出
されている。一方、検出器31は、航走体21における
位置情報、角度情報等を検出して制御コマンド演算器3
3に送出している。次に、この制御コマンド演算器33
において行なわれる演算を図6に示すフローチャートを
用いて説明する。
【0052】即ち、同図において、上記したように設定
器32から出力される航走体21の位置及び角度の設定
値情報、つまり(X* ,Y* ,θ* )が制御コマンド演
算器33に入力される(ステップA1)。そして航走体
21における現状の上記位置及び角度情報、つまり
(X,Y,θ)が、制御コマンド演算器33に入力され
る(ステップA2)。次に、制御コマンド演算器33
は、上記(11)〜(13)式に示す演算を行ない、ト
ータル推力信号値FXC,FYC及びトータルモーメント信
号値NZCを算出する(ステップA3)。
【0053】上記ステップA3において、トータル推力
信号値FXC,FYCを求める式中の「d(X* −X)/d
t)」、「d(Y* −Y)/dt)」は、それぞれ d(X* −X)/dt=(dX* /dt)−(dX/dt) d(Y* −Y)/dt=(dY* /dt)−(dY/dt) により算出される。上式における(dX/dt,dY/
dt)の運動パラメータ検出値として船速計の計測デー
タが用いられる。なお、(dX* /dt),(dY*
dt)は、目標値(設定値)である。
【0054】また、トータルモーメント信号値NZCを求
める式中の「d(θ* −θ)/dt)」は、 d(θ* −θ)/dt=(dθ* /dt)−(dθ/dt) により算出される。上式における(dθ/dt)の角度
レート値の検出値としてジャイロからの角度信号が用い
られる。なお、(dθ* /dt)は、目標値(設定値)
である。
【0055】次に、上記ステップA3で算出されたトー
タル推力信号値FXC,FYC、及びトータルモーメント信
号値NZCは、推力配分器34に対して出力される(ステ
ップA4)。
【0056】次に、推力配分器34は、制御コマンド演
算器33から送られた上記FXC,FYC及びNZCの信号値
(Forceコマンド及びMomentコマンド)を基
にして推力成分を求める。即ち、推力配分器34は、上
記した力の等式条件である(1),(2)式及びモーメ
ントの等式条件である(3)式を満足し、(4)式にお
ける許容範囲内にあり、そして首振り角が最小となるよ
うな各推力発生器23各々に応じた推力成分FXi,FYi
を上記した配分アルゴリズムにおける演算に従い、即
ち、(5)式における評価関数J1 を最小化することに
よって決定する。
【0057】次に、各推力配分器34は、決定した複数
の推力発生器23各々に応じた最小解の推力成分
(FXi,FYi)を推力配分信号として、それぞれ各推力
発生器駆動部35に出力する。次に、各推力発生器駆動
部35は、入力された上記推力配分信号、即ち推力成分
(FXi,FYi)から、上記(6),(10)式を用いて
複数の推力発生器23それぞれに応じた最小の首振り
角、そして回転数(推力)を求める。この首振り角及び
回転数は、各推力発生器駆動部35から首振り角指令
値、回転数指令値の信号として、対応する推力発生器2
3に出力される。次に、各推力発生器23において、各
々に応じた首振り角及び推力が出力として得られ、航走
体21における定点保持制御がなされる。
【0058】次に、上記した実施形態における航走体2
1の定点保持制御について、制御推力配分装置22によ
って行なわれる3つの演算結果の例を図7〜図9(ケー
ス1〜ケース3)を用いて説明する。
【0059】まず、図7(a)に示す浮体である航走体
21において、海面における潮流の速さが3ノット、波
浪方向35°、波高0.5m、風が35°方向、そして
風速10m/secという諸条件で、潮流外乱が0°→
35°に変化した場合について、同図(b)に、航走体
21の重心Gの座標位置(X0 ,Y0 )のX軸方向への
移動距離x及びY軸方向への移動距離y、そして航走体
21の角度θについての時間経過に対する変動を示す。
即ち、同図(b)は、時間の経過に対する航走体21の
位置及び角度の変動を示している。また、X,Y軸方向
は、上記図1に示すものと同一である。
【0060】同図(a)に示すように、航走体21の重
心Gの座標位置(X0 ,Y0 )は原点位置(0,0)で
あり、上記した諸条件において、潮流外乱が0°→35
°に変化した際、同図(b)に示すように、変化時点で
ある約100secから、200secの間で移動距離
xが負のX軸方向に変動している(変動幅は2m以
内)。また、移動距離yも変動しているが、移動距離x
の変動量に比べて非常に小さいものとなっている。移動
距離x,yは共に変動し、航走体21における制御推力
配分装置22により、上記した定点保持制御が行なわれ
て0に戻る。即ち、航走体21の重心Gが、原点位置
(0,0)に復帰、保持される。また、同図(b)にお
いて、航走体21の角度θは0°一定となっている。こ
れは、上記角度θ=0°で定点保持制御が行なわれてい
るためである。
【0061】また、図8に示すケース2では、潮流外乱
は35°一定であり、潮流の速さが0→3ノットに変
化、そして他の諸条件は図7に示したものと同一である
場合について、航走体21の重心Gが、原点位置(0,
0)に復帰するまでの演算結果である。この場合につい
ても、図8(a)おける潮流の速さが0→3ノットに変
化した際に、航走体21が受ける力の方向により、同図
(b)に示すように変化時点である約100secか
ら、220secに渡り、移動距離xが負のX軸方向に
変動し(最大2m程度)、そして0に収束している。ま
た、上記したケース1と同様に、移動距離yの変動量
は、移動距離xの変動量に比べ、非常に小さい。
【0062】次に、図9に示すケース3においては、潮
流外乱が35°一定であり、潮流の速さが3→0ノット
に変化、そして他の諸条件は図7に示したものと同一で
ある。この場合については、図9(a)に示す潮流の速
さが3→0ノットに変化した際に、移動距離xは、図8
(b)における移動距離xとは逆に、約100secか
ら220secに渡って正のX軸方向に変動し(最大2
m程度)、0に収束する。これは、図8(a)に示す航
走体21が受ける力とは逆方向の力を受けることによる
ものである。
【0063】また、図8(b)及び図9(b)に示す角
度θが0°一定であることは、上記図7に同じである。
上記のように、この発明における制御推力配分装置22
では、航走体21の定点保持動作を行なう際に、推力配
分器34により、複数の推力発生器23各々における首
振り角を最小にするという条件下で、航走体21を設定
位置に定点保持するために必要なトータル推力FXC,F
YC及びトータルモーメントNZCが確保できるような推力
成分(FXi,FYi)を決定している。そして、上記複数
の推力発生器23各々に対して、上記推力成分(FXi
Yi)に基づいて回転数、即ち推力を配分することがで
き、最小の首振り角で駆動が行なえるため、航走体21
に対して時間的に効率の良い、優れた定点保持制御を行
なうことが可能となる。
【0064】なお、上記推力発生器(首振りスラスタ)
23及び推力発生器駆動部35の数量は、橋りょう作業
台船用プラットフォームの場合、それぞれ4個ずつ使用
している。また、航走体によって上記数量が2〜8個、
あるいは8個以上のケースがある。
【0065】また、上記実施形態では、図5に示した比
較演算回路33bでは、比較回路33b1、33b3、
33b5を同時に動作させて、船速と方位角を同時に制
御する場合について説明したが、その他、例えば比較回
路33b1と33b3の比較動作により船速を制御する
船速制御(オートスピードモード)、比較回路33b5
の比較動作により方位角を制御する方位角制御(オート
パイロットモード)を個々に独立して作動させるように
してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
航走体の定点保持動作を行なう際に、複数の推力発生器
各々に応じた推力配分信号を出力する推力配分器によっ
て、首振り角が最小になるという条件下で上記複数の推
力発生器に対して推力配分を行なうことができるため、
航走体において効率の良い、優れた定点保持制御の実施
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の対象とする航走体の浮体系概念を説
明する図。
【図2】この発明の一実施形態に係る制御推力配分装置
を適用した航走体におけるシステム構成図。
【図3】同実施形態における推力配分器の詳細な構成を
示すブロック図。
【図4】同実施形態における推力発生器駆動部及び推力
発生器の機能を説明する図。
【図5】同実施形態における全体の構成を示すブロック
図。
【図6】同実施形態における制御コマンド演算器の動作
を説明するフローチャート。
【図7】同実施形態における第1の計算結果例を示す
図。
【図8】同実施形態における第2の計算結果例を示す
図。
【図9】同実施形態における第3の計算結果例を示す
図。
【図10】従来における手動操作の推力配分装置のブロ
ック構成図。
【図11】従来における自動制御の推力配分装置のブロ
ック構成図。
【符号の説明】
21 航走体 22 制御推力配分装置 23 推力発生器 31 検出器 31a 船位測定装置 31b 船速計 31c ジャイロコンパス 32 設定器 32a 船位設定器 32b 船速設定器 32c 方向設定器 33 制御コマンド演算器 33a 現推力演算回路 33b 比較演算回路 34 推力配分器 34a 推力成分演算回路 34b 推力発生器位置記憶回路 34c 変化後角度演算回路 34d 第1評価演算回路 34e 第2評価演算回路 34f 推力成分決定回路 35 推力発生器駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63H 25/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の運動制御用の推力発生器を備えた
    航走体の定点保持制御を行なう航走体の制御推力配分装
    置において、上記航走体の位置及び速度を検出する検出
    器と、上記航走体の位置及び速度を設定する設定器と、
    この設定器及び上記検出器から出力される情報を比較し
    て上記航走体を設定位置に保持するために必要なトータ
    ル推力を出力する制御コマンド演算器と、この制御コマ
    ンド演算器から出力されるコマンド信号を基に、上記複
    数の推力発生器各々における最小首振り角度で上記トー
    タル推力を確保するように上記複数の推力発生器各々に
    応じた推力配分信号を出力する推力配分器と、この推力
    配分器から出力された推力配分信号を基にして上記複数
    の推力発生器をそれぞれ駆動する複数の推力発生器駆動
    部とを具備したことを特徴とする航走体の制御推力配分
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の運動制御用の推力発生器を備えた
    航走体の定点保持制御を行なう航走体の制御推力配分装
    置において、上記航走体の方位角を検出する検出器と、
    上記航走体の方位角を設定する設定器と、この設定器及
    び上記検出器から出力される方位角情報を比較して上記
    航走体を設定角度に保持するために必要なトータルモー
    メントのコマンド信号を出力する制御コマンド演算器
    と、この制御コマンド演算器から出力されるコマンド信
    号を基に、上記複数の推力発生器各々における最小首振
    り角度で上記トータルモーメントを確保するように上記
    複数の推力発生器各々に応じた推力配分信号を出力する
    推力配分器と、この推力配分器から出力された推力配分
    信号を基にして上記複数の推力発生器をそれぞれ駆動す
    る複数の推力発生器駆動部とを具備したことを特徴とす
    る航走体の制御推力配分装置。
  3. 【請求項3】 複数の運動制御用の推力発生器を備えた
    航走体の定点保持制御を行なう航走体の制御推力配分装
    置において、上記航走体の位置、速度及び方位角を検出
    する検出器と、上記航走体の位置、速度及び方位角を設
    定する設定器と、この設定器及び上記検出器から出力さ
    れる位置、速度及び方位角情報を比較して上記航走体を
    設定位置及び設定方位角に保持するために必要なトータ
    ル推力及びトータルモーメントのコマンド信号を出力す
    る制御コマンド演算器と、この制御コマンド演算器から
    出力されるコマンド信号を基に、上記複数の推力発生器
    各々における最小首振り角度で上記トータル推力及びト
    ータルモーメントを確保するように上記複数の推力発生
    器各々に応じた推力配分信号を出力する推力配分器と、
    この推力配分器から出力された推力配分信号を基にして
    上記複数の推力発生器をそれぞれ駆動する複数の推力発
    生器駆動部とを具備したことを特徴とする航走体の制御
    推力配分装置。
  4. 【請求項4】 上記推力配分器は、各推力発生器の位置
    を記憶する推力発生器位置記憶手段と、この記憶手段に
    記憶された各推力発生器の位置と上記制御コマンド演算
    器から出力されるコマンド信号を基に、上記複数の推力
    発生器の各推力成分を求める推力成分演算器と、この演
    算器で求めた各推力成分から推力発生器の首振り変化後
    の角度を求める変化後角度演算回路と、上記推力発生器
    の現状の角度及び上記変化後角度演算回路で求めた首振
    り変化後の角度から評価関数を算出する第1評価演算回
    路と、この第1評価演算回路で算出された評価関数から
    総合評価関数を算出する第2評価演算回路と、この第2
    評価演算回路で算出された総合評価関数に基づいて推力
    成分を決定する推力成分決定回路とからなることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の航走体の制御推力配分
    装置。
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