JP2808139B2 - 減圧遠心分離方法及び装置 - Google Patents

減圧遠心分離方法及び装置

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JP2808139B2 JP1188018A JP18801889A JP2808139B2 JP 2808139 B2 JP2808139 B2 JP 2808139B2 JP 1188018 A JP1188018 A JP 1188018A JP 18801889 A JP18801889 A JP 18801889A JP 2808139 B2 JP2808139 B2 JP 2808139B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、減圧遠心分離方法及び装置に関し、特に、
フライ処理した食品からフライ油を分離することに適し
た減圧遠心分離方法及び装置に関する。
(従来技術) 特開昭61-181554号公報には、油遠心分離装置が開示
されている。これは、油抜きの複数の小孔を設けた回転
円筒と、これと同心でこの内部中央に上に向いた凹部を
有する一時的貯留のための回転受部材とを有する。回転
円筒の上方から投入された油が付着したチップ(例えば
板抜き加工において生じる抜きくず)は、回転受部材に
一時的に貯留され、その後回転受部材の回転運動により
生じた遠心力により回転受部材から回転円筒の内面まで
飛ばされる。そして、該回転円筒の内面に、回転円筒の
遠心力により押しつけられ油分離がなされる。油分離終
了後は、回転円筒が回転運動を停止して、油分離された
チップは回転円筒から下方へ重力落下する。
実開昭60-168558号の明細書は、ボルト・リベット、
等の工業用部分、すなわちワークに付着している水や油
を遠心力により分離除去する遠心脱水機を説明してい
る。この遠心脱水機は、上下端とも開口し、中間部の直
径が大きくなった回転円筒部材を有し、投入されたワー
クを中央に設けられた傘状の案内部材から遠心力によっ
て上記直径が大きくなった部分の内面に飛ばし、該部分
に遠心力によって押付けて脱水する。一方、上記回転円
筒部材の回転が停止すると、ワークは回転円筒部材から
重力により落下し、回転円筒部材の下方に配置されたワ
ーク滑走面上を滑走して遠心脱水機外へ排出される。
(発明が解決しようとする間題点) 従来の装置は、いずれも油付着物を回転円筒の中央部
分から回転円筒の内面まで飛ばすために、減圧フライ製
品等の割れ易いものでは割れが生じ、商品価値が損われ
る問題があった。
本発明は、従来の遠心分離器のこのような問題に鑑み
なされたものであって、遠心分離処理される物が割れに
くい減圧遠心分離方法及び装置を提供することを目的と
する。
(発明の構成) 本発明は、減圧状態で原料をフライ処理する工程と、 前記減圧状態を保持しながらフライ処理後の前記原料
すなわち製品を遠心分離する工程と、 前記減圧状態を保持しかつ前記フライ処理の領域に対
し遮断した状態で前記製品を所定の品温にまで冷却する
工程と、 常圧下で前記製品を取り出す工程と、 を前記順序で行うことを特徴とする減圧遠心分離方法で
ある。
本発明はまた、垂直軸線を中心に回転可能であり、下
端、及び、内面をもった小孔付き垂直側壁を有し、か
つ、前記下端に設けられた開口した底、及び、前記垂直
側壁で構成された内部を有し、減圧フライ室と連結され
た円筒部材と、 前記垂直軸線を中心に回転可能な底蓋部材であって、
下端、中央の高い部分、及び、前記中央の高い部分から
下方かつ外方へ延びて略前記底蓋部材の前記下端で終わ
る傾斜側壁を有し、かつ、前記底蓋部材の前記下端が前
記円筒部材の前記下端と係合しかつ前記傾斜側壁の前記
中央の高い部分が前記円筒部材の前記内部の中に位置決
めされた上方位置と、前記底蓋部材の前記下端が前記円
筒部材の前記下端から間隔を隔てられかつ前記傾斜側壁
の少なくとも一部分が前記円筒部材の前記内部から引き
出された下方位置との間で移動できる底蓋部材と、 気密シャッターを介して前記円筒部材の前記内部と連
通しかつ冷却機構を有する製品取出室と、 を備えることを特徴とする、往復運動する底蓋で固形物
の排出を制御する減圧遠心分離装置である。
(発明の効果) 本発明によれば、遠心分離処理される物を円筒部材と
底蓋部材によって形成される空間の下方に溜め、その部
分から遠心力によって円筒部材内面まで飛ばしているの
で、飛ばす距離が短く、割れが生じにくい利点を有す
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。連続
式減圧フライヤーは、第1図に示すように、減圧フライ
処理するための減圧フライ室1、減圧フライ室1に連結
された原料供給装置2、減圧フライ処理された原料と油
を分離するために減圧フライ室1に連結された遠心分離
装置4を有する。
減圧フライ室1には、さらに、減圧フライ室1内を減
圧するための真空ユニット8、滅圧フライ室1内の油面
の高さを検知するための油面検知器10、減圧フライ室1
内ヘフライ処理用油を供給するための油供給タンク12、
減圧フライ室内の油の温度を調整するために油温度調整
装置14、そして減圧フライ室1内の原料を搬送するネッ
トコンベア42を駆動させるためのベルト駆動装置18が連
結されている。
原料供給装置2は、第2図に示すように、原料を受入
れる原料ホッパー30と、原料ホッパー30の下に設けられ
た気密シャッターである自動バタフライ弁32と、自動バ
タフライ弁32の下方に設けられて自動バタフライ弁32を
通過した原料を受入れる水平管部34を有する。該水平管
部34は電磁弁及び流量調節弁を有する管(図示せず)に
より減圧フライ室1と連通している。尚、上記気密シャ
ッターとしては、自動バタフライ弁の他に自動ボール
弁、自動ゲート弁等を採用してもよい。
水平管部34には、水平管部34内を往復移動する投入バ
ー37が組込まれており、該投入バー37は原料供給作動の
駆動源となる油圧シリンダー36に取付けられている。
水平管部34の油圧シリンダ36と反対側には、圧力遮断
弁である自動ボール弁38を介して原料投入用カバー40が
取付けられている。原料投入用カバー40は円筒状で、減
圧フライ室1の内部においてネットコンベア42の搬送方
向と直交する方向に延在している。そして、原料投入カ
バー40のネットコンベア42の上方に当る位置には、下方
向を向いた原料投入開口44が設けられている。原料投入
用カバー40には、落下する原料を原料投入位置(好まし
くは油中への浸漬が開始されつつある区画室)に確実に
送るために下方向にガイド(図示せず)を連設しても良
い。
自動バタフライ弁32は、原料ホッパー30に原料が投入
されると自動的に開口し、一定時間経過後自動的に閉じ
る。次に、上記減圧フライ室1と連通する管の電磁弁を
開き、水平管部34内を徐々に減圧にする。その後、自動
ボール弁38は、投入バー37が原料を投入開口44へ押し出
す作動を始める直前に自動的に開口し、該作動が終了し
て投入バー37の後退が終了すると閉じる。原料供給装置
2は、その構成部材がこのように作動することにより、
常に減圧フライ室1内の減圧を保持しながら、原料の投
入を行う。
減圧フライ室1内で原料を搬送するネットコンベア42
は、第2図に示すように、網状の無端ベルト50にほぼ外
向きに延びた複数の区画ネット52を設けてなる。減圧フ
ライ室1のネットコンベア42の搬送方向と直交する方向
の幅は、無端ベルト50及び区画ネット52の幅にほぼ等し
い。従って、ネットコンベア42には外向きに開口した複
数の区画室54が形成され、ここに一定量の原料が投入さ
れる。無端ベルト50に対する区画ネット52の傾斜角度に
ついては後述する。
ネットコンベア42は、第1図に示すように、3つの案
内プーリー60、61、62によって案内され、駆動プーリー
64によって間欠的に駆動される。ネットコンベア42の搬
送路は、ほぼ平行四辺形状であり、その底面部に当る部
分が油の中にあり、ここで原料のフライ処理がなされ
る。ネットコンベア42は、例えば10秒〜10分間毎に1回
の割合で区画室のネットコンベア42の搬送方向の幅だけ
動く。
案内プーリー61には、第1図及び第2図に示すよう
に、減圧フライ室1の外部においてチェーン70を介して
光学ディスク72が回転するように取付けられている。光
学ディスク72の両側には、発光部74及び受光部76が設け
られ、案内プーリー61の回転角度すなわちネットコンベ
ア42の搬送距離を検出する。
また、案内プーリー61の回りには、案内プーリー61の
回転軸線を中心として、区画ネット52の先端部の軌跡に
ほぼ一致した曲面80が設けられている。曲面80の下側端
部は、減圧フライ室1の底面82に接続されている。曲面
80の上側端部は、投入された原料を区画室54へ案内する
傾斜ガイド板84に連結されている。このように構成され
た曲面80は、ほぼ上向きの開口を有する区画室54の開口
が下向きに変化する時、区画室54の開口を塞いで区画室
54に投入された原料が区画室54から出ることを防止す
る。上記原料の区画室54への投入は、フライ開始時点の
区画室(一部が油中に入った状態の区画室)に行うこと
が好ましい。
減圧フライ室1内の油面の高さは、第1図に示す油面
検知器10により検知されている。そして、減圧フライ室
1内の油がフライ処理によって減少し、油面が所定の高
さを下回わると、油面検知器10により検知され、次い
で、油面制御システム(図示せず)により油供給タンク
12に信号が送られ、油が補給される。本実施例において
は、該油面が、区画室54が下向きの水平な搬送路部分に
おいて、無端ベルト50より上方にある。しかし、原料の
種類や油の温度によって油面が無端ベルト50より下側に
あってもよい。
油温度調整装置14は、減圧フライ室1内の油を、油ポ
ンプ90によって、冷却ユニット92又は加熱ユニット94、
及び濾過装置96に順次圧送し、所定温度、例えば80〜12
0℃に維持する。
油温度調整装置14の油取出しパイプ98は、減圧フライ
室1底面に連結され、ここから油を取出す。
油温度調整装置14によって所定温度になった油の一部
は、油戻しパイプ100によって傾斜ガイド板84の上方部
分から流入されて、原料が傾斜ガイド板84に付着するこ
とを防止する。
所定温度になった油の一部は、さらに、ネットコンベ
ア42の搬送路の底部の案内プーリー61付近に、上方から
シャワー状にして噴霧させられる。こうすることによっ
て、フライ処理が開始された原料が油内で浮上してネッ
トコンベア42に付着することを防止すると共に付着した
原料を剥すことができる。更に油中の原料を撹拌し揚げ
ムラを少なくする効果がある。また、フライ処理開始直
後付近の油に熱エネルギーを補給することができる。
所定温度になった油の一部は、さらにまた、パイプ10
4を介して減圧フライ室1のフライ処理後の原料すなわ
ち製品を遠心分離装置4へ運ぶ搬出斜面106の下部、す
なわち無端ベルト50が油から出た位置付近で、無端ベル
ト50へ吹付けるようにシャワー状で戻される。こうする
ことによって、無端ベルト50に付着している製品を無端
ベルト50から剥すことができる。
無端ベルト50は、第3図に示すように、水平に対し40
ないし60°傾斜した搬出斜面106の上方においてこれと
平行に走行する。区画ネット52は、この状態で水平線H
に対してなす角度すなわち区画ネットの搬出傾斜角度α
が40ないし100°、好ましくは80ないし90°となるよう
に、固定部材108によって無端ベルト50に取付けられ
る。
減圧フライ室1の排出口110の下方には、第3図に示
すように、ホッパー装置111が設けられている。該ホッ
パー装置111には、側壁部120の一部に、薄く平面仕上げ
されたステンレス板からなる搬出無端ベルト112が上方
及び下方のプーリー114、116及びテンションローラ118
によって搬送可能に設けられている。搬出無端ベルト11
2の下方プーリー116上の下端部には、掻き取り部材119
が搬出無端ベルト112の外面に押圧させて設けられてい
る。また、該ホッパー装置111の下端部には、シャッタ
ー113が設けられている。
ホッパー装置111の下方には、遠心分離装置4が設け
られている。遠心分離装置4は、第4図に示すように、
上記ホッパー装置111から製品が投入される遠心分離器1
22と、遠心分離器122の駆動装置124と、遠心分離器122
の下方に配置され、下端部に気密シャッター129を有す
るホッパー130と、遠心分離器129によって分離された油
を集める集油筒131とを有する。
遠心分離器122は、第5図に示すように、駆動装置124
(図示せず)に連結された回転駆動軸132に一体的に取
付けられ、多数の小孔134を設けた円筒部材136と、円筒
部材136の下端部に押圧する位置と該下端部との間に製
品通過用の間隙を設ける位置との間で往復運動する底蓋
部材138と、底蓋部材138を上記範囲内で上下運動させる
ための底蓋駆動装置140とを有する。
底蓋部材138は、中央部が高く、周縁部に水平フラン
ジ部139を有し概ね円錐形である。底蓋部材138は、回転
軸132の下端からさらに下方へ延びたばね芯部材142に取
付けられたコイルばね144によって上方へ付勢されてお
り、円筒部材136の下端部に押付けられて底を閉じてい
る。
底蓋駆動装置140は、駆動軸146と、駆動軸146の先端
に取付けられたコの字形部材で、ばね芯部材142に設け
られた2つのフランジ150、152によって形成された円周
凹部に係合するアーム部154を有する。
次に、遠心分離装置4の作動を、第5図を参照して説
明する。通常は、(A)に示すように、コイルばね144
の付勢力によって、円筒部材136の底部が底蓋部材138に
よって塞がれている。そして、上記ホッパー装置111に
一定量の製品が溜ると、シャッター113が開いて製品が
遠心分離器122に投入される。これにより、製品が円筒
部材136と底蓋部材138によって形成される空間の下方部
分に溜る。
続いて、(B)に示すように、回転駆動装置124(図
示せず)が作動して回転駆動軸132を介して円筒部材136
と底蓋部材138が一体に回転する。この時の回転速度
は、例えば毎分300〜1500回である。こうすることによ
り、製品は円筒部材136の内面に移動する。この場合上
記底蓋部材138が中央が高く外側に向って傾斜している
ので、製品は内面の最も低い所だけに集中せず、内面全
体に薄く広がる。これにより製品をほば均一に油切りす
ることができる。分離された油は円筒部材136の小孔134
から出て、集油筒131によって集められる。集油筒131に
よって集められた油は気密シャッター付の配管(図示せ
ず)を通じて廃棄される。
次に、円筒部材136等の回転が停止し、(C)に示す
ように、製品が円筒部材136と底蓋部材138によって形成
される空間の下方部分に再度落下する。
続いて、(D)に示すように、底蓋駆動装置140が作
動して、底蓋部材138がコイルばね144の付勢力に抗して
下降させられる。その結果、円筒部材136の下端縁部と
底蓋部材138の間に間隙ができ、製品がこの間隙を通っ
てホッパー130に落下する。
その後、底蓋駆動装置140の作動が停止して、底蓋部
材138がコイルばね144の付勢力により上昇して、(A)
に示すように、底蓋部材138が円筒部材136の底部を塞
ぐ。
次に、ホッパー130の気密シャッター129は、第1図に
示すように製品取出室160と連通している。製品取出室1
60は下端部に製品を取り出すための圧力遮断弁161が設
けてある。また、製品取出室160は、圧力調整機162を具
備しており、製品取出室内を減圧から常圧に戻すことが
できる。更に該製品取出室は冷却機構163を設けること
が好ましい。これにより、製品を冷却硬化させることが
でき、製品取出室内を減圧から常圧に戻す際に生じる製
品の変形を有効に防止することができる。
次いで、上記構成による製品の取り出し経過を説明す
る。先ず、ホッパー130に、製品が所定量溜まると、気
密シャッター129を開け、製品を製品取出室160に落下さ
せる。次いで、気密シャッター129を閉じる。その後、
冷却機構163を作動させ製品を所定の品温まで冷す。次
に、圧力調整機構162を作動させ製品取出室160内を減圧
から常圧に戻す。その後、圧力遮断弁161を開け、製品
を取り出す。
本発明の原料供給装置の他の実施例は、第6図に示さ
れるが、第2図に示す実施例と共通の構成については共
通の符号を付してその説明を省略する。水平管部34、原
料投入バー37、原料投入用カバー40の共通の軸線は、原
料搬送無端ベルト16の搬送方向と一致している。また、
投入用カバー40の投入口200の下方にある傾斜面204に
は、好ましくは、複数箇所に油流出口202が設けられ、
ここに第1図に示す油ポンプ90から油が送られる。従っ
て、傾斜面204には常に油が流れていて、ここに供給さ
れた原料が付着して溜まることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を有する連続式フライヤーの構
成説明図、第2図は原料投入部の傾視図、第3図は製品
の搬出傾斜面及び搬出ダクトの断面図、第4図は遠心分
離装置の断面図、第5図は遠心分離器の作動を説明する
ための作動分解図、第6図は原料投入部の他の実施例の
断面図である。 1……減圧フライ室 2……原料供給装置 4……遠心分離装置 8……真空ユニット 14……油温度調整装置 30……原料ホッパー 40……投入用カバー 42……ネットコンベア 50……無端ベルト 52……区画ネット 54……区画室 80……曲面 84……傾斜ガイド板 106……搬出斜面 112……搬出無端ベルト 122……遠心分離器 136……円筒部材 138……底蓋部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−92718(JP,A) 特開 昭57−9428(JP,A) 実公 昭45−13187(JP,Y1)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】減圧状態で原料をフライ処理する工程と、 前記減圧状態を保持しながらフライ処理後の前記原料す
    なわち製品を遠心分離する工程と、 前記減圧状態を保持しかつ前記フライ処理の領域に対し
    遮断した状態で前記製品を所定の品温にまで冷却する工
    程と、 常圧下で前記製品を取り出す工程と、 を前記順序で行うことを特徴とする減圧遠心分離方法。
  2. 【請求項2】垂直軸線を中心に回転可能であり、下端、
    及び、内面をもった小孔付き垂直側壁を有し、かつ、前
    記下端に設けられた開口した底、及び、前記垂直側壁で
    構成された内部を有し、減圧フライ室と連結された円筒
    部材と、 前記垂直軸線を中心に回転可能な底蓋部材であって、下
    端、中央の高い部分、及び、前記中央の高い部分から下
    方かつ外方へ延びて略前記底蓋部材の前記下端で終わる
    傾斜側壁を有し、かつ、前記底蓋部材の前記下端が前記
    円筒部材の前記下端と係合しかつ前記傾斜側壁の前記中
    央の高い部分が前記円筒部材の前記内部の中に位置決め
    された上方位置と、前記底蓋部材の前記下端が前記円筒
    部材の前記下端から間隔を隔てられかつ前記傾斜側壁の
    少なくとも一部分が前記円筒部材の前記内部から引き出
    された下方位置との間で移動できる底蓋部材と、 気密シャッターを介して前記円筒部材の前記内部と連通
    しかつ冷却機構を有する製品取出室と、 を備えることを特徴とする、往復運動する底蓋で固形物
    の排出を制御する減圧遠心分離装置。
  3. 【請求項3】前記底蓋部材は、前記底蓋部材の前記下端
    に設けられた、前記傾斜側壁から外方へ延びるフランジ
    を有し、前記フランジは前記上方位置で前記円筒部材の
    前記下端に係合し、前記傾斜側壁は外径を有し、前記垂
    直側壁は内径を有し、前記外径と前記内径は実質的に等
    しく、それによって、前記底蓋部材の前記下端は、製品
    が溜まる水平面を有さないことを特徴とする請求項2に
    記載の減圧遠心分離装置。
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