JP2806931B2 - 水車用調速機 - Google Patents
水車用調速機Info
- Publication number
- JP2806931B2 JP2806931B2 JP63008107A JP810788A JP2806931B2 JP 2806931 B2 JP2806931 B2 JP 2806931B2 JP 63008107 A JP63008107 A JP 63008107A JP 810788 A JP810788 A JP 810788A JP 2806931 B2 JP2806931 B2 JP 2806931B2
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- Japan
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- deviation
- signal
- guide vane
- governor
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Control Of Water Turbines (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、交流同期発電機を駆動する水車の回転数を
一定の範囲に調整する調速機(ガバナ)に関し、特に電
気式調速機(PIDガバナ)であって、系統並入時のダム
水位の違いに基づく出力変動を防止するようにした調速
機に関する。
一定の範囲に調整する調速機(ガバナ)に関し、特に電
気式調速機(PIDガバナ)であって、系統並入時のダム
水位の違いに基づく出力変動を防止するようにした調速
機に関する。
(従来の技術) 従来、上記PIDガバナは、例えば第2図に示すように
なっている。すなわち、負荷設定器(65P)1を負荷設
定器設定指令2で制御し、この負荷設定器1の位置と回
転数を制御するためのガイドベーンリターン3の位置と
の偏差を、系統並入と連動動作する並列接点(52a)4
の接続に伴って、周波数偏差5を加えつつPID回路部6
に入力する。このPID回路部6の出力をパワーアンプ7
で増大して、この出力8を油圧サーボ駆動用コンバータ
9に入力し、油圧サーボを介してガイドベーンを制御す
る。一方上記負荷設定器設定指令2には、発電機の解列
時に、これを起動状態に戻すための無負荷規定位置信号
を発する発信器10、上記並列接点(25a)4の接続に同
期して負荷設定器設定指令2を駆動させる負荷設定値制
御装置11、この制御装置11に予め設定された負荷指令値
を入力する負荷指令器12及び負荷設定器設定指令2を手
動で直接制御させる制御指令信号を発する手段発信器13
が夫々備えられたものであった。
なっている。すなわち、負荷設定器(65P)1を負荷設
定器設定指令2で制御し、この負荷設定器1の位置と回
転数を制御するためのガイドベーンリターン3の位置と
の偏差を、系統並入と連動動作する並列接点(52a)4
の接続に伴って、周波数偏差5を加えつつPID回路部6
に入力する。このPID回路部6の出力をパワーアンプ7
で増大して、この出力8を油圧サーボ駆動用コンバータ
9に入力し、油圧サーボを介してガイドベーンを制御す
る。一方上記負荷設定器設定指令2には、発電機の解列
時に、これを起動状態に戻すための無負荷規定位置信号
を発する発信器10、上記並列接点(25a)4の接続に同
期して負荷設定器設定指令2を駆動させる負荷設定値制
御装置11、この制御装置11に予め設定された負荷指令値
を入力する負荷指令器12及び負荷設定器設定指令2を手
動で直接制御させる制御指令信号を発する手段発信器13
が夫々備えられたものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来例の場合、並列接点(52a)4の接続に伴っ
て、負荷設定器(65P)1の信号がPID回路部6に入力さ
れる。そのとき、負荷設定器(65P)1は並列までの間
は基準位置(無負荷位置)にあり、一方ガイドベーンリ
ターン3の位置はダム水位の変動によって位置が変るの
で、負荷設定器(65P)1の位置とこのガイドベーンリ
ターン3の位置からくる偏差によりガイドベーンが動い
てしまい発電機が一気に負荷を取ったり又はモータリン
グするといった出力変動現象が生じてしまう。特に変落
差の大きい水力プラントでは、上記理由によりこの出力
変動現象が顕著であった。
て、負荷設定器(65P)1の信号がPID回路部6に入力さ
れる。そのとき、負荷設定器(65P)1は並列までの間
は基準位置(無負荷位置)にあり、一方ガイドベーンリ
ターン3の位置はダム水位の変動によって位置が変るの
で、負荷設定器(65P)1の位置とこのガイドベーンリ
ターン3の位置からくる偏差によりガイドベーンが動い
てしまい発電機が一気に負荷を取ったり又はモータリン
グするといった出力変動現象が生じてしまう。特に変落
差の大きい水力プラントでは、上記理由によりこの出力
変動現象が顕著であった。
本発明は、上記に鑑み、出力変動現象を確実に防止し
て、発電機の円滑な運転を行なうことができる水車用調
速機を提供することを目的としてなされたものである。
て、発電機の円滑な運転を行なうことができる水車用調
速機を提供することを目的としてなされたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するため、負荷設定信号と
ガイドベーンリターンとの偏差信号を油圧サーボ駆動用
コンバータに入力してガイドベーンを制御するようにし
た水車用調速機において、水車起動後の発電機が並列す
るまでの間、負荷設定信号とガイドベーンリターンとの
偏差信号を負荷設定器制御装置に入力し、その負荷設定
器制御装置からの信号により駆動モータを介して負荷設
定器を回転させ、上記偏差を許容偏差に追い込むように
したことを特徴とする。
ガイドベーンリターンとの偏差信号を油圧サーボ駆動用
コンバータに入力してガイドベーンを制御するようにし
た水車用調速機において、水車起動後の発電機が並列す
るまでの間、負荷設定信号とガイドベーンリターンとの
偏差信号を負荷設定器制御装置に入力し、その負荷設定
器制御装置からの信号により駆動モータを介して負荷設
定器を回転させ、上記偏差を許容偏差に追い込むように
したことを特徴とする。
(作 用) 而して、水車起動後に負荷設定値部を介して負荷設定
器が作動されて負荷設定信号とガイドベーンリターンと
の差を許容偏差に追い込むことにより、大きい偏差に基
づいてガイドベーンが動いてしまうことを防止し、この
状態で発電機を並列運転させるものである。
器が作動されて負荷設定信号とガイドベーンリターンと
の差を許容偏差に追い込むことにより、大きい偏差に基
づいてガイドベーンが動いてしまうことを防止し、この
状態で発電機を並列運転させるものである。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図
で、上記第2図に示す従来例と同様に、負荷設定器(65
P)1、この負荷設定器(65P1)を制御させるための負
荷設定器設定指令2、ガイドベーンレターン3、並列接
点4、回転偏差又は周波数偏差5、PID回路部6、パワ
ーアンプ7、ガバナ出力8、コンバータ9、発電機解列
時の無負荷規定位置信号を発する発信器10、負荷設定器
制御装置11、この制御装置11に負荷指令値を与える負荷
指令器12及び手動用駆動指令信号を発する手動発信器13
が夫々備えられている。
で、上記第2図に示す従来例と同様に、負荷設定器(65
P)1、この負荷設定器(65P1)を制御させるための負
荷設定器設定指令2、ガイドベーンレターン3、並列接
点4、回転偏差又は周波数偏差5、PID回路部6、パワ
ーアンプ7、ガバナ出力8、コンバータ9、発電機解列
時の無負荷規定位置信号を発する発信器10、負荷設定器
制御装置11、この制御装置11に負荷指令値を与える負荷
指令器12及び手動用駆動指令信号を発する手動発信器13
が夫々備えられている。
本発明は上記構成の他に、以下のような構成が備えら
れている。
れている。
すなわち、上記負荷設定器(65P)1とガイドベーン
リターン3との偏差は、フィードバック回路14を介して
負荷設定器制御装置11にフィードバックされ、このフィ
ードバック回路14には、並列操作開始時用の接続接点15
が設けられている。
リターン3との偏差は、フィードバック回路14を介して
負荷設定器制御装置11にフィードバックされ、このフィ
ードバック回路14には、並列操作開始時用の接続接点15
が設けられている。
また、並列接点(52a)4の一方は負荷設定器制御装
置11と負荷指令器12との間に介在されて、この並列接点
(52a)4の非接続時に、接続接点15の接続に伴って、
フィードバック回路14のフィードバック信号により負荷
設定器制御動装置11が作動しうるよう構成されている。
置11と負荷指令器12との間に介在されて、この並列接点
(52a)4の非接続時に、接続接点15の接続に伴って、
フィードバック回路14のフィードバック信号により負荷
設定器制御動装置11が作動しうるよう構成されている。
更に、負荷設定器設定指令2と無負荷規定位置信号を
発する発信器10との間には、上記並列接点(52a)4の
接続に供って非接続状態となり、発電機解列時に接続す
る接続接点(52b)16、及び上記接続接点15の接続に伴
って非接続状態となり、並列操作開始時以外接続する接
続接点17が設けられている。
発する発信器10との間には、上記並列接点(52a)4の
接続に供って非接続状態となり、発電機解列時に接続す
る接続接点(52b)16、及び上記接続接点15の接続に伴
って非接続状態となり、並列操作開始時以外接続する接
続接点17が設けられている。
而して、水車起動後の発電機械が並列するまでの間、
並列接点(52a)4を非接続状態となし、接続接点15を
接続させて負荷設定器の設定信号1とガイドベーンリタ
ーン3との偏差をフィードバック回路14を介して負荷設
定器制御装置11に入力し、この信号により負荷設定器設
定指令2、ひいては負荷設定器1の設定信号を変更させ
ることにより、上記偏差を許容範囲内に追い込み、しか
る後に並列接点(52a)4を接続させて予め負荷指令器1
2に入力され設定された負荷指令値に基いて負荷設定器
設定指令2を制御し、負荷設定器1の設定信号の制御を
行うのである。
並列接点(52a)4を非接続状態となし、接続接点15を
接続させて負荷設定器の設定信号1とガイドベーンリタ
ーン3との偏差をフィードバック回路14を介して負荷設
定器制御装置11に入力し、この信号により負荷設定器設
定指令2、ひいては負荷設定器1の設定信号を変更させ
ることにより、上記偏差を許容範囲内に追い込み、しか
る後に並列接点(52a)4を接続させて予め負荷指令器1
2に入力され設定された負荷指令値に基いて負荷設定器
設定指令2を制御し、負荷設定器1の設定信号の制御を
行うのである。
本発明は上記のような構成であるので、水車起動後に
負荷設定器設定指令を強制的に制御して、負荷設定値と
ガイドベーンリターンとの偏差を許容範囲内に追い込
み、しかる後に、発電機の並列運転を行うようにするこ
とができる。
負荷設定器設定指令を強制的に制御して、負荷設定値と
ガイドベーンリターンとの偏差を許容範囲内に追い込
み、しかる後に、発電機の並列運転を行うようにするこ
とができる。
従って、水位が如何なる場合でも出力変動を生ずるこ
となく並列を行うことができ円滑な運動を行うことがで
きる効果がある。特に、落差変動の大きいプラントでは
無負荷でのガイドベーン開度が大きく異なるため、この
効果が大きい。
となく並列を行うことができ円滑な運動を行うことがで
きる効果がある。特に、落差変動の大きいプラントでは
無負荷でのガイドベーン開度が大きく異なるため、この
効果が大きい。
第1図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、第2
図は従来例を示す回路ブロック図である。 1……負荷設定器(65P)、2……負荷設定器設定指
令、3……ガイドベーンリターン、4……並列接点、11
……負荷設定器制御装置、12……負荷指令器、14……フ
ィードバック回路、15……接続接点。
図は従来例を示す回路ブロック図である。 1……負荷設定器(65P)、2……負荷設定器設定指
令、3……ガイドベーンリターン、4……並列接点、11
……負荷設定器制御装置、12……負荷指令器、14……フ
ィードバック回路、15……接続接点。
Claims (1)
- 【請求項1】負加設定信号とガイドベーンリターンとの
偏差信号を油圧サーボ駆動用コンバータに入力してガイ
ドベーンを制御するようにした水車用調速機において、
水車起動後の発電機が並列するまでの間、負荷設定信号
とガイドベーンリターンとの偏差信号を負荷設定器制御
装置に入力し、その負荷設定器制御装置からの信号によ
り駆動モータを介して負荷設定器を回転させ、上記偏差
を許容偏差に追い込むようにしたことを特徴とする水車
用調速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63008107A JP2806931B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 水車用調速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63008107A JP2806931B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 水車用調速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01183713A JPH01183713A (ja) | 1989-07-21 |
JP2806931B2 true JP2806931B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=11684073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63008107A Expired - Lifetime JP2806931B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 水車用調速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2806931B2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP63008107A patent/JP2806931B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01183713A (ja) | 1989-07-21 |
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