JP2805988B2 - カセツト装着装置 - Google Patents

カセツト装着装置

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JP2805988B2 JP2160297A JP16029790A JP2805988B2 JP 2805988 B2 JP2805988 B2 JP 2805988B2 JP 2160297 A JP2160297 A JP 2160297A JP 16029790 A JP16029790 A JP 16029790A JP 2805988 B2 JP2805988 B2 JP 2805988B2
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G1 カセット装着装置と検出部材の説明 (第6A図〜第8B図) G2 リール台間隔調整装置と検出部材の説明 (第1A図〜第5B図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、大きさ及びリール間隔が互いに異なる複数
種類のカセットを選択的に装着するカセット装着装置に
関するものである。
B 発明の概要 本発明は、大きさ及びリール間隔が互いに異なる複数
種類のカセットをカセットホルダによって一対のリール
台に選択的に装着する際、カセットのリール間隔に応じ
てリール台の間隔を調整するように構成したカセット装
着装置において、カセットホルダに選択的に挿入される
カセットの大きさを検出する検出部材によってリール台
間隔調整装置を駆動するように構成することにより、構
造の簡素化を図ることができるようにしたものである。
C 従来の技術 本発明の出願人は、例えば実開昭62−98031号公報等
の先願例によって、大きさ及びリール間隔が互いに異な
る複数種類のカセットをカセットホルダによって一対の
リール台に選択的に装着する際、カセットのリール間隔
に応じてリール台の間隔を調整するように構成したカセ
ット装着装置を先に出願している。
この先願例は、専用モータを用いてリール台の間隔を
調整するように構成したものである。
D 発明が解決しようとする課題 しかし、先願例のように、専用モータを用いてリール
台の間隔を調整する構造では、部ピン点数が多く、構造
が複雑で、著しくコスト高につくという問題点があっ
た。
本発明は、専用モータを用いることなく、リール台の
間隔を調整することができるようにしたカセット装着装
置を提供することを目的としている。
E 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のカセット装着装
置は、大きさ及びリール間隔が互いに異なる複数種類の
カセットを選択的に挿入することができ、カセット挿入
位置からカセット装着位置へ移動して上記挿入されたカ
セットを一対のリール台に装着させるように構成された
カセットホルダと、上記カセットホルダの少なくとも一
方の側面に取付けられ、上記カセットホルダに選択的に
挿入される複数種類のカセットの外形の大きさに応じカ
セットの種類を検出して上記カセットホルダに対しほぼ
垂直方向に第1の位置から第2の位置へ選択的に移動す
るとともに上記カセットホルダにともなわれてほぼ水平
方向に移動するように構成された検出部材と、第1のラ
ック部材及び第2のラック部材をそれぞれ有し、上記カ
セットホルダが上記カセット挿入位置から上記カセット
装着位置に移動するとき、上記検出部材が上記第1の位
置にあるときには上記第1のラック部材が上記カセット
ホルダの移動にともなう上記検出部材の移動によって駆
動されるとともに、上記検出手段が上記第2の位置にあ
るときには上記第2のラック部材が上記カセットホルダ
の移動にともなう上記検出部材の移動によって駆動され
るように構成されたラック手段と、第1の回転部材及び
第2の回転部材をそれぞれ有し、上記第1の回転部材が
上記第1のラック部材に係合するとともに上記第2の回
転部材が上記第2のラック部材に係合するように構成さ
れた回転手段と、揺動回転手段、移動アーム部材及びリ
ール台移動手段をそれぞれ有し、上記揺動回転手段が上
記第1の回転部材によって駆動されるときと上記第2の
回転部材によって駆動されるときとで異なる方向に回転
するように上記回転手段によって駆動され、上記移動ア
ーム部材の一端が回動可能に支持されるとともに他端が
上記揺動回転手段の回転にともなって移動するように上
記揺動回転手段に係合され、上記リール台移動手段が上
記移動アーム部材と上記リール台とにそれぞれ取付けら
れて上記移動アーム部材の移動にともなって上記リール
台を移動させるように構成されたリール台間隔調整手段
とを具備するものである。
F 作用 上記のように構成されたカセット装着装置は、カセッ
トホルダに選択的に挿入されるカセットの大きさを検出
する検出部材によってリール台間隔調整装置を駆動し
て、リール台の間隔を調整するようにしたので、専用モ
ータを用いなくてもリール台の間隔を調整することがで
きる。
G 実施例 以下、本発明をフロントローディング方式のカセット
式ビデオテープレコーダに適用した一実施例を図面を参
照して説明する。
G1 まず、第6A図〜第8B図によって、カセット装着装置
と検出部材を説明する。
カセット装着装置1はカセットホルダ2を有し、この
カセットホルダ2はシャーシ3上に垂直に取付けられた
左右一対のホルダ支持板4間に水平に配置され、このカ
セットホルダ2の左右両側板2aに取付けられた複数のガ
イドローラ5が両ホルダ支持板4に設けられた水平ガイ
ド溝6と垂直ガイド溝7とからなるほぼL字状の複数の
ガイド溝に遊嵌されている。そして、このカセットホル
ダ2は第7A図及び第8A図に示すカセット挿入位置から第
7B図及び第8B図に実線で示すカセット引込み位置まで水
平ガイド溝6で案内されて矢印a方向に引込まれた後、
第7B図及び第8B図に1点鎖線で示すカセット装着位置ま
で垂直ガイド溝7で案内されて矢印b方向に垂直に下降
されるほぼL字状の移動軌跡を有している。なお、カセ
ットホルダ2はホルダ駆動機構(図示せず)によって、
上記移動軌跡に沿って往復駆動されるように構成されて
いる。なお、以下の記載で左右方向とは第6A図及び第6B
図での左右方向を示すものである。
このカセット装着装置1は、大小2種類のカセット
9、10を使い分けることが可能である。なお、大カセッ
ト9は、左右一対のリール9aの間隔(以下リール間隔と
記載する)l1が大きいことから、左右方向のカセット長
さが大きく構成され、小カセット10は、左右一対のリー
ル10aの間隔(以下リール間隔と記載する)l2が小さい
ことから、左右方向のカセット長さが小さく構成されて
いる。
そして、これらの大小カセット9、10はカセット挿入
位置に復動されているカセットホルダ2内に矢印a方向
から選択的に挿入することができるように構成されてい
る。この際、第6A図に示すように、大カセット9はカセ
ットホルダ2の左右両側板2aの内側いっぱいに挿入さ
れ、第6B図に示すように、小カセット10は挿入ガイド
(図示せず)によって案内されてカセットホルダ2の左
右方向の中央部に挿入されるように構成されている。
そして、これらの大小カセット9、10の選択的な挿入
後に、カセットホルダ2がカセット挿入位置からカセッ
ト引込み位置を経てカセット装着位置へ矢印a、b方向
に往動されることにより、大小カセット9、10の左右一
対のリール9a、10aがカセット装着位置に配置されてい
る左右一対のリール台12に選択的に装着されるように構
成されている。
検出部材14はカセットホルダ2内に選択的に挿入され
る大小カセット9、10の大きさを検出するものである。
この検出部材14はカセットホルダ2の一方の側板2aに垂
直に取付けられ、複数のガイドピン15と複数で垂直なガ
イド溝16とによって案内されて、上下方向である矢印
c、c′方向に移動自在に構成されている。そして、こ
の検出部材14の上端に取付けられた検出ローラ14aがカ
セットホルダ2の一方の側板2aの内側に挿入され、検出
部材14の下端には駆動ピン14bが水平に取付けられてい
る。なお、この検出部材14は復動付勢用ばね17によって
矢印c方向に下降付勢されている。
そして、第6A図及び第7A図に示すように、カセットホ
ルダ2内に大カセット9が矢印a方向から水平に挿入さ
れると、検出ローラ14aが大カセット9の上面9bに押上
げられて、検出部材14がばね17に抗して矢印c′方向に
上昇されて、駆動ピン14bが上昇位置P1に設定される。
なお、第6B図及び第8B図に示すように、カセットホルダ
2内に小カセット10が矢印a方向から水平に挿入された
時には、検出ローラ14aが小カセット10には全く当接さ
れないために、検出部材14はばね17によって矢印c方向
に下降されたままとなり、駆動ピン14bは下降位置P2
設定される。
そして、カセットホルダ2内への大小カセット9、10
の選択的な挿入後に、カセットホルダ2がカセット挿入
位置からカセット引込み位置まで矢印a方向に水平に引
込まれる時に、検出部材14がカセットホルダ2と一体に
矢印a方向に水平に移動される。そしてその際に、駆動
ピン14bが後述するリール台間隔調整装置を選択的に駆
動するように構成されている。なお、第7B図及び第8B図
に示すように、カセットホルダ2がカセット引込み位置
からカセット装着位置まで矢印b方向に垂直に下降され
る際は、カセットホルダ2の複数のガイドピン15が検出
部材14の複数のガイド溝16内を矢印b方向に移動する。
そして、大小カセット9、10をカセット装着位置からカ
セット引込み位置を経てカセット挿入位置へ排出する動
作は、上述した動作の逆動作となる。
G2 次に、第1A図〜第5B図によって、リール台間隔調整
装置と検出部材を説明する。
リール台間隔調整装置19は、左右一対のリール台保持
部材20と、1つの揺動アーム21と、1つの連動部材22
と、1つの揺動駆動体23と、左右各一対のストッパー24
a、24bと、1つのリミッターばね25等を有している。
左右一対のリール台保持部材20は、水平な板材で構成
され、一端側の上部に左右一対のリール台12が垂直な左
右一対のリール中心軸12aを介して回転自在に取付けら
れ、他端側が第1の揺動中心である垂直な左右一対の揺
動中心軸26を介して前記シャーシ3上に矢印d、d′方
向に揺動自在に取付けられている。そして、左右一対の
揺動中心軸26の外周で回転される左右一対のリール台駆
動ギア27が左右一対のリール台中心軸12aの外周で左右
一対のリール台12と一体に回転される左右一対のリール
台ギア28に噛合されている。なお、左右一対のリール台
駆動ギア27はリールモータ(図示せず)によって回転駆
動されるように構成されている。
左右各一対のストッパー24a、24bは、シャーシ3上に
固着されていて、左右一対の揺動中心軸26を中心に矢印
d、d′方向に揺動される左右一対のリール台保持部材
20の揺動角(移動範囲のこと)を規制する。
揺動アーム21は水平な板材で構成され、一端側が第2
の揺動中心である揺動中心軸29を中心に矢印e、e′方
向に揺動自在に構成され、他端側に設けられた長孔30が
揺動駆動体23上の偏心位置に設けられた駆動ピン31に遊
嵌されている。
連動部材22はほぼT字状をなす水平な板材で構成さ
れ、ほぼ中央部がシャーシ3上に固着された垂直なガイ
ドピン32に長孔33を介して遊嵌されている。そして、こ
の連動部材22の中央部が揺動アーム21の長さ方向のほぼ
中央部にピン34を介して連結され、両端が各一対のピン
35及び長孔36を介して左右一対のリール台保持部材20に
連結されている。
揺動駆動体23は、シャーシ3上に固着された垂直な揺
動中心軸27の周りに180゜以上の揺動角θで揺動自在
に取付けられ、外周には揺動ギア23aが設けられてい
る。
リミッターばね25は引張ばねによって構成されてい
て、ハサミ形をなす一対のリミッターアーム38a、38bの
一端間に取付けられている。これら一対のリミッターア
ーム38a、38bはシャーシ3上に垂直に固着された共通の
支点軸39の周りに矢印f、f′方向に揺動自在に取付け
られ、これら一対のリミッターアーム38a、38bの他端に
揺動中心軸29が共通に保持されている。従って、リミッ
ターばね25によって揺動中心軸29は定位置に弾性的に保
持されている。なお、シャーシ3上に固着されたストッ
パー40がこれら一対のリミッターアーム38a、38bのリミ
ッターばね25と支点軸39との間に介在されている。
このリール台間隔調整装置19は、第2図に示すよう
に、揺動駆動体23を揺動中心軸37の周りに180゜以上の
揺動角θで矢印g、g′方向に交互に揺動すると、駆
動ピン31によって揺動アーム21が揺動中心角29の周りに
矢印e、e′方向に揺動される。
そして、第1A図に示すように、揺動アーム21を矢印e
方向に揺動すると、連動部材22を介して左右一対のリー
ル台保持部材20が揺動中心軸20の周りに矢印d方向に揺
動されて、これら左右一対のリール台保持部材20が一方
のストッパー24aに当接される。そして、これら左右一
対のリール台保持部材20によって左右一対のリール台12
が矢印d方向に揺動されて、これら左右一対のリール台
12の間隔(以下リール台間隔と記載する)L1が前記大カ
セット9のリール間隔l1と一致する間隔に調整される。
また、第1B図に示すように、揺動アーム21を矢印e′
方向に揺動すると、連動部材22を介して左右一対のリー
ル台保持部材20が揺動中心軸20の周りに矢印d′方向に
揺動されて、これら左右一対のリール台保持部材20が他
方のストッパー24dに当接される。そして、これら左右
一対のリール台保持部材20によって左右一対のリール台
12が矢印d方向に揺動されて、これら左右一対のリール
台12の間隔(以下リール台間隔と記載する)L2が前記小
カセット10のリール間隔l2と一致する間隔に調整され
る。
この際、第2図に示すように、揺動駆動体23の駆動ピ
ン31が死点Dを矢印g、g′方向に交互にθ−θ
け乗り越えた時点で、第1A図及び第1B図に示すように、
左右一対のリール台保持部材20がストッパー24a、24bに
矢印d、d′方向から交互に当接されて、揺動駆動体23
の逆回転が防止される。
しかもこの際、第2図に示すように、駆動ピン31によ
って矢印e、e′方向に揺動駆動される揺動アーム21の
揺動中心軸29を中心とする揺動角をθとし、揺動アー
ム21によって連動部材22を介して左右一対のリール台支
持部材20を矢印d、d′方向に揺動駆動するピン34の揺
動中心軸29を中心とする揺動角をθとすると、θ
θに構成している。なお、θは各一対のストッパー
24a、24bによって規制される左右一対のリール台保持部
材20の揺動角に順じて規制される。
この結果、第1A図及び第1B図に示すように、左右一対
のリール台保持部材20が各一対のストッパー24a、24bに
矢印d、d′方向から交互に当接された時に、ハサミ形
をなす一対のリミッターアーム38a、38bに保持されてい
る揺動中心軸29がリミッターばね25に抗して矢印f、
f′方向に交互に移動され、その時のリミッターばね25
のばね力によって、左右一対のリール台保持部材20が各
一対のストッパー24a、24bに矢印d、d′方向から交互
に弾性的に圧着される。
従って、左右一対のリール台12は第1A図及び第1B図に
示すリール台間隔L1とL2とに1つのリミッターばね25に
よって正確に位置決めされる。
なお、揺動アーム21によって連動部材22を介して左右
一対のリール台保持部材20を駆動することに関しては、
左右一対のリール台保持部材20を必ずしも揺動運動させ
る必要はなく、左右一対のリール台保持部材20を直線運
動させるものでも良い。
ところで、シャーシ3上の一側部で、検出部材14の駆
動ピン14bの矢印a、a′方向の移動軌跡内に、被駆動
部材である上下一対のラック42、43が上下二段に重ねら
れて水平に配置されている。これら上下一対のラック4
2、43はシャーシ3上に垂直に固着された複数のガイド
ピン44にそれぞれ長孔45a、45bを介して矢印a、a′方
向に移動自在に取付けられている。そして、これら上下
一対のラック42、43にそれぞれ噛合された互いに同径の
一対のピニオン46、47がそれぞれシャーシ3上に垂直に
固着されたピニオン軸46a、47aの周りに回転自在に取付
けられ、かつ、これら両ピニオン46、47は互いに噛合さ
れている。そして、一方のピニオン47が揺動駆動体23の
外周に形成された揺動ギア23aに噛合されている。
従って、第7A図及び第7B図で説明したように、カセッ
トホルダ2内に大カセット9が矢印a方向から選択的に
挿入され、検出部材14が矢印c′方向にばね17に抗して
上昇されて、駆動ピン14bが上昇位置P1に設定された
後、カセットホルダ2がカセット挿入位置からカセット
引込み位置まで矢印a方向に水平に移動される時、第5A
図に示すように、駆動ピン14bが上側ラック42の端面42a
に当接して、この上側ラック42を矢印a方向に駆動す
る。なおこの時、下側ラック43はピニオン46、47を介し
て矢印a′方向に移動される。
また、第8A図及び第8B図で説明したように、カセット
ホルダ2内に小カセット10が矢印a方向から選択的に挿
入され、検出部材14及び駆動ピン14bをばね17によって
矢印c方向の下降位置P2に設定したままで、カセットホ
ルダ2がカセット挿入位置からカセット引込み位置まで
矢印a方向に水平に移動される時には、第5B図に示すよ
うに、駆動ピン14bが下側ラック43の端面43aに当接し
て、この下側ラック43を矢印a方向に駆動する。なおこ
の時、上側ラック42はピニオン46、47を介して矢印a′
方向に移動される。
以上のように、検出部材14の駆動ピン14bによって上
下一対のラック42、43が矢印a方向に交互に駆動される
ことによって、ピニオン46、47を介して揺動駆動体23が
第1A図、第1B図及び第2図に示すように矢印g、g′方
向に交互に180゜以上の揺動角θで揺動駆動されて、
左右一対のリール台12のリール台間隔がL1とL2とに自動
的に調整される。
以上要するに、カセット装着装置1及びリール台間隔
調整装置19は、カセット挿入位置からカセット装着位置
へ移動されるカセットホルダ2の移動途中において、そ
のカセットホルダ2と一体に移動される検出部材14によ
って上下一対のラック42、43を選択的に駆動して、左右
一対のリール台12のリール台間隔をL1とL2とに自動的に
調整する。そして、そのリール台間隔調整後に、カセッ
ト装着位置に選択的に装着した大小カセット9、10の左
右一対のリール9a、10aを左右一対のリール台12に装着
させるように動作するものである。
なお、一対のラック42、43は必ずしも上下に重ねて配
置する必要はなく、例えば、ラック42と43と揺動駆動体
23とを同一水平面状に間隔を隔てて配置し、ラック42と
揺動駆動体23との中間に配置されたラック43を両面ラッ
クに構成して、ラック42と43との間と、ラック43と揺動
駆動体23との間に一対のピニオン46と47とをこれらの両
方にそれぞれ噛合させるように配置しても良い。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記
実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基
づいて、各種の有効な変更が可能である。
また本発明は、カセット式ビデオテープレコーダに限
定されることなく、各種のカセット式記録再生装置に適
用可能である。
H 発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
(1) カセットホルダに選択的に挿入される複数種類
のカセットの外形の大きさに応じカセットの種類を検出
してカセットホルダに対しほぼ垂直方向に第1の位置か
ら第2の位置へ選択的に移動するとともにカセットホル
ダにともなわれてほぼ水平方向に移動する検出部材によ
って、リール台間隔調整装置を駆動して、リール台の間
隔を調整するようにした。したがって、専用モータを用
いることなく、リール台の間隔を調整することができ
る。また、検出ピンなどによりカセットの種類を検出す
るためのガイド溝などをカセットに形成する必要がない
から、カセットの種類を検出するためにカセットの構成
を特に変更する必要もない。さらに、検出部材はカセッ
トの外形の大きさに応じてカセットホルダに対しほぼ垂
直方向に第1の位置から第2の位置へ移動すればよいか
ら、検出部材の構成が簡単である。
(2) 検出部材がラック手段及び回転手段を介してリ
ール第間隔調整装置を駆動するようにした。そして、カ
セットホルダがカセット挿入位置からカセット装着位置
に移動するとき、検出部材が第1の位置にあるときにカ
セットホルダの移動にともなう検出部材の移動によって
駆動される第1のラック部材と、検出部材が第2の位置
にあるときにカセットホルダの移動にともなう検出部材
の移動によって駆動される第2のラック部材とをラック
手段がそれぞれ有するようにした。また、第1のラック
部材に係合する第1の回転部材と、第2のラック部材に
係合する第2の回転部材とを回転手段がそれぞれ有する
ようにした。さらに、第1の回転部材によって駆動され
るときと第2の回転部材によって駆動されるときとで異
なる方向に回転するように回転手段によって駆動される
揺動回転手段と、一端が回動可能に支持されるとともに
他端が揺動回転手段の回転にともなって移動するように
揺動回転手段に係合される移動アーム部材と、移動アー
ム部材とリール台とにそれぞれ取付けられて移動アーム
部材の移動にともなってリール台を移動させるリール台
移動手段とをリール台間隔調整手段がそれぞれ有するよ
うにした。したがって、ラック手段、回転手段及びリー
ル台間隔調整手段からなる検出部材連動機構の部品点数
を削減して、その構造の簡素化を図ることができ、ま
た、その収納スペースを小さくすることができ、さら
に、低コスト化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものであって、第1A図
及び第1B図はリール台間隔調整装置を示す平面図、第2
図は揺動駆動体と揺動アームを示す平面図、第3図はリ
ール台保持部材を示す第1A図のA−A矢視図、第4図は
リミッターばね部分を示す斜視図、第5A図及び第5B図は
ラックとピニオンを示す斜視図、第6A図及び第6B図はカ
セット装着装置を示す第1A図のB−B矢視図及び第1B図
のC−C矢視図、第7A図及び第7B図は第6A図のD−D矢
視図、第8A図及び第8B図は第6B図のE−E矢視図であ
る。 なお図面に用いた符号において、 1……カセット装着装置 2……カセットホルダ 9……大カセット 10……小カセット 14……検出部材 19……リール台間隔調整装置 l1,l2……リール間隔 L1,L2……リール台間隔 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大きさ及びリール間隔が互いに異なる複数
    種類のカセットを選択的に挿入することができ、カセッ
    ト挿入位置からカセット装着位置へ移動して上記挿入さ
    れたカセットを一対のリール台に装着させるように構成
    されたカセットホルダと、 上記カセットホルダの少なくとも一方の側面に取付けら
    れ、上記カセットホルダに選択的に挿入される複数種類
    のカセットの外形の大きさに応じカセットの種類を検出
    して上記カセットホルダに対しほぼ垂直方向に第1の位
    置から第2の位置へ選択的に移動するとともに上記カセ
    ットホルダにともなわれてほぼ水平方向に移動するよう
    に構成された検出部材と、 第1のラック部材及び第2のラック部材をそれぞれ有
    し、上記カセットホルダが上記カセット挿入位置から上
    記カセット装着位置に移動するとき、上記検出部材が上
    記第1の位置にあるときには上記第1のラック部材が上
    記カセットホルダの移動にともなう上記検出部材の移動
    によって駆動されるとともに、上記検出手段が上記第2
    の位置にあるときには上記第2のラック部材が上記カセ
    ットホルダの移動にともなう上記検出部材の移動によっ
    て駆動されるように構成されたラック手段と、 第1の回転部材及び第2の回転部材をそれぞれ有し、上
    記第1の回転部材が上記第1のラック部材に係合すると
    ともに上記第2の回転部材が上記第2のラック部材に係
    合するように構成された回転手段と、 揺動回転手段、移動アーム部材及びリール台移動手段を
    それぞれ有し、上記揺動回転手段が上記第1の回転部材
    によって駆動されるときと上記第2の回転部材によって
    駆動されるときとで異なる方向に回転するように上記回
    転手段によって駆動され、上記移動アーム部材の一端が
    回動可能に支持されるとともに他端が上記揺動回転手段
    の回転にともなって移動するように上記揺動回転手段に
    係合され、上記リール台移動手段が上記移動アーム部材
    と上記リール台とにそれぞれ取付けられて上記移動アー
    ム部材の移動にともなって上記リール台を移動させるよ
    うに構成されたリール台間隔調整手段とを具備するカセ
    ット装着装置。
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