JP2805969B2 - 高靭性および高強度を有する酸化アルミニウム基セラミックス - Google Patents

高靭性および高強度を有する酸化アルミニウム基セラミックス

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に高靭性を有し、かつ高強度も合せも
ち、さらに電気導電性にもすぐれているので、放電加工
による成形も可能であり、したがってこれらの特性が要
求される、例えばAlなどの押出し加工やCu合金板材の打
抜き加工、さらに粉末冶金法による圧粉体形成加工など
に用いられるダイスとして使用するのに適した酸化アル
ミニウム基セラミックス(以下、単にセラミックスと云
う)に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、セラミックスとして、例えば特開昭53−118410
号公報に記載される通り、重量%で(以下、%は重量%
を示す)、 結合相形成成分として酸化イットリウム(以下、Y2O3
で示す)および/または酸化マグネシウム(以下MgOで
示す):0.5〜10%、 分散相形成成分としてTiおよびZrの炭化物および炭窒
化物[以下、それぞれTiC,TiCN,ZrC、およびZrCNで示
し、これらを総称して(Ti,Zr)C・Nで表わす]のう
ちの1種以上:2〜40%、 を含有し、残りが実質的分散相形成成分としての酸化ア
ルミニウム(以下、Al2O3で示す)からなる組成をもつ
ものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
一方、近年の各種産業分野における省力化およびコス
ト低減に対する要求は一段と厳しさを増し、例えばダイ
スによる成形加工の分野においても同様であり、これに
伴ない使用条件が増々苛酷になると共に、使用寿命のよ
り一層の延命化が要求される傾向にあるが、上記の従来
セラミックスはじめ、その他のいずれのセラミックスも
未だ十分満足する靭性および強度を具備したものでない
ために、これに対応することができないのが現状であ
る。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、高靭
性および高強度を具備したセラミックスを開発すべく研
究を行った結果、 原料粉末として、平均粒径:0.6μm以下のAl2O3
末、同1μm以下のY2O3粉末およびMgO粉末、さらに平
均粒径:1.5μm以下にして、0.3μm以下の粒径が10%
以上を占める(Ti,Zr)C・N粉末を用い、これら原料
粉末を、 Y2O3および/またはMgO粉末:1〜12%、 (Ti,Zr)C・N粉末のうちの1種以上:2.1〜50%、 Al2O3粉末:残り、 からなる配合組成に配合し、通常の条件で混合し、圧粉
体に成形した後、この圧粉体に、 0.8〜5気圧のArまたはArと不活性ガスの混合ガス雰
囲気中、温度:1680〜1830℃に10〜40分間保持、 の条件で高温短時間焼結を施すと、この高温短時間焼結
で上記Y2O3および/またはMgOの一部が素地を構成するA
l2O3中に固溶し、残りがAl2O3と複合酸化物を形成して
前記Al2O3素地の結晶粒界に存在し、さらにAl2O3素地の
結晶粒界には硬質分散相に占める割合で10%以上が0.3
μm以下の粒径で、半径粒径が1.5μm以下の(Ti,Zr)
C・Nが硬質分散相として分布した組織をもったセラミ
ックスが形成され、さらに、これに前記高温短時間焼結
に連続して、あるいは断続的に、 100〜2000気圧のArまたはArと不活性ガスの混合ガス
雰囲気中、温度:1300〜150℃に2〜10時間保持、 の条件で熱処理を施すと、この熱処理でAl2O3素地中に
固溶するY2O3および/またはMgOがAl2O3素地の結晶粒成
長を促進することと合まって、Al2O3が前記(Ti,Zr)C
・Nのうちの0.3μm以下の微細な粒径の(Ti,Zr)C・
Nを結晶粒内に取り込みながら粒成長し、前記Al2O3
地の結晶粒界に硬質分散相として(Ti,Zr)C・Nが分
布するが、Al2O3結晶粒内にも0.3μm以下の微細粒径の
(Ti,Zr)C・Nが分布した組織をもつようになり、こ
の結果のセラミックスは、Al2O3素地の結晶粒内に分布
した微細な(Ti,Zr)C・Nによって、これの存在しな
いセラミックスに比して著しく高い強度と靭性をもつよ
うになるという研究結果を得たのである。
この発明は、上記研究結果に基づいてなされたもので
あって、 Y2O3および/またはMgOが固溶したAl2O3からなる素地
の結晶粒界に、 Al2O3と、Y2O3および/またはMgOの複合酸化物相:0.5
〜10%と、 (Ti,Zr)C・Nのうちの1種以上からなる結晶粒界
硬質分散相:2〜40%、 が存在し、さらにAl2O3素地の結晶粒内に0.3μm以下の
粒径の(Ti,Zr)C・Nのうちの1種以上からなる結晶
粒内硬質分散相が0.1〜30%の割合で存在(ただし結晶
粒界および結晶粒内の上記硬質分散相の合計量:50重量
%以下)してなるセラミックスに特徴を有するものであ
る。
つぎに、この発明のセラミックスにおいて、その成分
組成を上記の通りに限定した理由を説明する。
(a)Al2O3とY2O3および/またはMgOとの複合酸化物相 この複合酸化物は、上記の通り高温短時間焼結時に形
成され、焼結性を向上させてセラミックスを緻密化し、
靭性を向上させる作用をもつが、その含有量が0.5%未
満では前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有
量が10%を越えると硬さが低下し、耐摩耗性が劣化する
ようになることから、その含有量を0.5〜10%と定め
た。
(b)結晶粒界硬質分散相 これには、セラミックスの耐摩耗性を向上させる作用
があるが、その含有量が2%未満では所望の耐摩耗性向
上効果が得られず、一方その含有量が40%を越えると、
セラミックスの強度が低下するようになることから、そ
の含有量を2〜40%と定めた。
(c)結晶粒内硬質分散相 これには、上記の通りセラミックスの靭性と強度を飛
躍的に向上させる作用があるが、その含有量が0.1%未
満では前記作用に所望の効果が得られず、その含有量が
30%を越えると靭性が低下するようになることから、そ
の含有量を0.1〜30%と定めた。ただし、この場合上記
の通り結晶粒界および結晶粒内の硬質分散相は合計で50
%を越えてはならない。
また、上記の通り、この発明のセラミックスは、 原料粉末として、平均粒径:0.6μm以下のAl2O3
末、同1μm以下のY2O3粉末およびMgO粉末、および平
均粒径:1.5μm以下にして、0.3μm以下の粒径が10%
以上が含有の(Ti,Zr)C・N粉末を用い、これら原料
粉末を、 Y2O3および/またはMgO:1〜12%、 (Ti,Zr)C・Nのうちの1種以上:2.1〜50%、 Al2O3:残り、 からなる配合組成に配合し、通常の条件で、混合し、圧
粉体に成形した後、この圧粉体を、 0.8〜5気圧のArまたはArと不活性ガスの混合ガス雰
囲気中、温度:1680〜1830℃に10〜40分間保持、 の条件で高温短時間焼結し、引続いて連続的に、あるい
は断続的に、 100〜2000気圧のArまたはArと不活性ガスの混合ガス
雰囲気中、温度:1300〜1450℃に2〜10時間保持、 の条件でAl2O3結晶粒成長処理を施すことにより製造さ
れるが、以下にその製造条件を上記の通りに限定した理
由を説明する。
Al2O3粉末の平均粒径 その平均粒径が0.6μmを越えて大きくなると、セラ
ミックスにおけるAl2O3結晶粒の平均粒径を0.9μm以下
に抑制することが困難になり、Al2O3結晶粒が0.9μmを
越えたセラミックスは強度低下が著しくなることから、
その平均粒径を0.6μm以下と定めた。
(TI,Zr)C・N粉末の配合割合 (Ti,Zr)C・Nには、素地を構成するAl2O3の結晶粒
界に硬質分散相として分布してセラミックスの耐摩耗性
を向上させ、かつAl2O3結晶粒内にも分布してセラミッ
クスの強度と靭性を向上させる作用があるが、その配合
割合が2.1%未満ではセラミックスにおける含有割合も
2.1%未満になって前記作用に所望の効果が得られず、
一方その配合割合が50%を越えると焼結性が低下し、セ
ラミックスにおける含有割合も50%を越えて高くなり、
相対的にAl2O3の含有割合が低くなって、Al2O3によって
もたらされる耐熱性および耐酸化性が低下するようにな
ることから、配合割合を2.1〜50%と定めた。この場
合、粉末の平均粒径が1.5μmを越えると、セラミック
スにおける平均粒径も1.5μmを越えて粗くなり、強度
低下の原因となることから、その平均粒子を1.5μm以
下にしなければならない。また、Al2O3結晶粒成長熱処
理時にAl2O3結晶粒内に(Ti,Zr)C・Nを取込み、分布
させ易くするには、その粒径を0.3μm以下にしなけれ
ばならず、さらにこの場合0.3μm以下のの粒径のもの
を(Ti,Zr)C・N粉末に占める割合で10%以上にする
ことにより、(Ti,Zr)C・NのAl2O3結晶粒成長時にお
ける結晶粒内への取込みを活発にし、その割合をセラミ
ックス全体に占める割合で0.1〜30%とすることにより
セラミックスの強度と靭性の著しい向上がはかれるもの
である。
Y2O3粉末およびMgO粉末の配合割合 これらの酸化物には、高温短時間焼結時にその一部が
Al2O3と複合酸化物を形成して焼結性を向上させ、もっ
てセラミックスの強度を向上させるほか、残りが素地の
Al2O3に固溶してAl2O3結晶粒成長熱処理時に0.3μm以
下の微細な(Ti,Zr)C・Nを結晶粒内に取込みながら
素地のAl2O3結晶粒が粒成長するのを促進させる作用が
あるが、その配合割合が1%未満では前記作用に所望の
効果が得られず、一方その配合割合が12%を越えると、
セラミックス中にY2O3およびMgOの形で残留するように
なって、特に高温での硬さおよび強度が低下するように
なることから、その配合割合を1〜12%と定めた(この
当然の結果としてセラミックスにおける含有割合も1〜
12%となる)。また、その平均粒径が1μmを越える
と、Al2O3への固溶および複合酸化物形成が困難にな
り、粒界にY2O3およびMgOの状態で残留するようになっ
て、セラミックスの高温での強度および硬さ低下の原因
となることから、その平均粒径を1μm以下に定めた。
高温短時間焼結条件 その雰囲気圧力が0.8気圧未満でも、また温度および
保持時間がそれぞれ1680℃未満および10分未満でも満足
な焼結を行なうことができず、この結果Y2O3およびMgO
のAl2O3への固溶および複合酸化物による緻密化が不十
分となり、一方その雰囲気圧力が5気圧を越えると、焼
結時に発生したガスが内在するようになって、緻密な焼
結体を得ることができず、また温度が1830℃を越えると
原料粉末に分解が起るようになり、この分解によって発
生したガスにより焼結性が低下するようになり、さらに
保持時間が40分を越えると、特に(Ti,Zr)C・Nのう
ちの微細な0.3μm以下の粒径に粒成長が起り、後工程
でのAl2O3結晶粒内への取込みが十分に行なわれなくな
ることから、その条件を、雰囲気圧力:0.8〜5気圧、温
度:1680〜1830℃、保持時間:10〜40分と定めた。
Al2O3結晶粒成長熱処理 この熱処理は、セラミックス中のポアを減少させて、
これを真密度に近いものとすると共に、Al2O3結晶粒の
成長をはかり、同時にAl2O3結晶粒界に存在する(Ti,Z
r)C・Nのうちの粒径が0.3μm以下の微細な(Ti,Z
r)C・Nを取込んで、これを結晶粒内に分布せしめ、
もってセラミックスの強度と靭性を向上させるために行
なわれるが、その雰囲気圧力が100気圧未満ではポアの
除去が不十分であり、また温度が1300℃未満ではAl2O3
結晶粒の成長がきわめて遅く、実用的でなく、さらに保
持時間が2時間未満ではAl2O3結晶粒内に分布する(Ti,
Zr)C・Nの割合をセラミックス全体に占める割合で0.
5%以上とすることができず、一方2000気圧を越えた雰
囲気圧力は技術的実用的に無意味であり、また1450℃を
越えた温度は、Al2O3結晶粒の成長そ同時に、(Ti,Zr)
C・Nも粒成長してしまい、Al2O3結晶粒内に分布する
(Ti,Zr)C.Nの割合が著しく少なくなり、さらに10時間
を越えた保持時間は技術的に無意味で、コスト高の原因
となることから、その条件を雰囲気圧力:100〜2000気
圧、温度:1300〜1450℃、保持時間:2〜10時間と定め
た。
なお、上記の製造条件において、0.3μm以下の微細
粒径を10%以上含有する平均粒径:1.5μm以下の(Ti,Z
r)C・N粉末は、平均粒径:0.7〜2μmの(Ti,Zr)C
・N粉末を直径:1〜3μmのWC基超硬合金製ボールと一
緒にアトライターに装入し、10〜100時間の粉砕を施す
ことにより調製される。
〔実施例〕
つぎに、この発明のセラミックスを実施例により具体
的に説明する。
原料粉末として、それぞれ第1表に示される各種のAl
2O3粉末、(Ti,Zr)C・N粉末、Y2O3粉末、およびMgO
粉末を用い、これら原料粉末を同じく第1表に示される
配合組成に配合し、ボールミルで72時間湿式混合し、乾
燥した後、平面:30mm×30mm、厚さ:10mmの寸法をもった
圧粉体、並びに直径:120mm×厚さ:60mmの寸法をもった
圧粉体に1ton/cm2の圧力にてプレス成形し、ついでこれ
らの圧粉体に同じく第2表に示される条件で高温短時間
焼結およびAl2O3結晶粒成長熱処理を施すことにより本
発明セラミックス1〜4をそれぞれ製造した。
また、比較の目的で、第1表に示される原料粉末を用
い、同じく第1表に示される配合組成に配合し、さらに
上記の高温短時間焼結およびAl2O3結晶粒成長熱処理に
代って、同じく第2表に示される条件でホットプレスを
行なう以外は同一の条件で従来セラミックスを製造し
た。
つぎに、この結果得られた各種のセラミックスについ
て、成分組成、理論密度比、ロックウェル硬さ(Aスケ
ール)、抗折力、およびインデンテーション法(IM法)
による破壊靭性値を測定した。
また、上記の直径:120mm×厚さ:60mmの円板状セラミ
ックスの中央部に、放 電加工により一辺長が30mmのL字状貫通孔をあけ、これ
をダイスとして用い、 被加工材:純Al(加熱温度:480℃)、 押出し速度:20m/min.、 の条件でAlの温間押出し加工を行ない、ダイスに割れが
発生し、使用寿命に至るまでの押出し加工時間を測定し
た。これらの結果を第3表に示した。
〔発明の効果〕
第1〜第3表に示される結果から、本発明セラミック
ス1〜4は、いずれも99%以上の理論密度比をもち、緻
密で、マイクロポアの形成もきわめて少なく、従来セラ
ミックスに比して一段とすぐれた強度と靭性を有し、か
つ高硬度をも合せもつので、これらの特性が要求される
苛酷な条件下での押出し加工にダイスとして用いた場合
にすぐれた耐欠損性を示し、長期に亘ってすぐれた性能
を発揮することが明らかである。
上述のように、この発明のセラミックスは、高強度お
よび高靭性を有し、さらに耐摩耗性および電気伝導性に
もすぐれた特性を有するので、ダイスの製造に用いた場
合は勿論のこと、その他の産業技術分野の高速化および
高性能化、さらに省力化に寄与するところ大であるなど
の工業上有用な効果をもたらすものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 秀夫 埼玉県大宮市北袋町1―297 三菱金属 株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 平1−119558(JP,A) 特開 昭62−59567(JP,A) 特開 昭61−174165(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 35/00 - 35/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化イットリウムおよび/または酸化マグ
    ネシウムが固溶した酸化アルミニウムからなる素地の結
    晶粒界に、 酸化アルミニウムと、酸化イットリウムおよび/または
    酸化マグネシウムの複合酸化物相:0.5〜10重量%と、 TiおよびZrの炭化物および炭窒化物のうちの1種以上か
    らなる結晶粒界硬質分散相:2〜40重量%、 が存在し、さらに、上記酸化アルミニウム素地の結晶粒
    内に0.3μm以下の微細粒径のTiおよびZrの炭化物およ
    び炭窒化物のうちの1種以上からなる結晶粒内硬質分散
    相が0.1〜30重量%の割合で存在すること(ただし結晶
    粒界および結晶粒内の上記硬質分散相の合計量は50重量
    %以下)、 を特徴とする高靭性および高強度を有する酸化アルミニ
    ウム基セラミックス。
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