JP2805810B2 - 熱線プリント付板硝子の製造方法 - Google Patents
熱線プリント付板硝子の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電気加熱可能な板硝子の製造方法、特に板
硝子の表面に付着する水蒸気、露、霜及び氷雪の付着を
除去又は防止し、硝子の透明性を確保する自動車等の車
両用窓硝子として好適な電気加熱可能な板硝子の製造方
法である。
硝子の表面に付着する水蒸気、露、霜及び氷雪の付着を
除去又は防止し、硝子の透明性を確保する自動車等の車
両用窓硝子として好適な電気加熱可能な板硝子の製造方
法である。
[従来の技術] 従来、自動車等の車両用窓硝子として板硝子の表面に
導電体からなる幅0.2〜1.0mm程度の多数の電気抵抗線条
を相互に平行に、且つ数cmの間隔で融着せしめ該抵抗線
条に通電し発熱させることによって板硝子の表面を加熱
し除曇及び防曇を行う電気加熱可能な板硝子が知られて
いる。
導電体からなる幅0.2〜1.0mm程度の多数の電気抵抗線条
を相互に平行に、且つ数cmの間隔で融着せしめ該抵抗線
条に通電し発熱させることによって板硝子の表面を加熱
し除曇及び防曇を行う電気加熱可能な板硝子が知られて
いる。
このような防曇性能を有する窓硝子にあっては、運転
者の安全の為に速やかに視野の確保が要求される中央領
域の防曇効果をより高くする必要があるので、該中央領
域に融着せしめた抵抗線条の単位長さ当りの電気抵抗値
を周辺領域のそれよりも大にして、一定電流を通じた時
に中央領域が高発熱部となるようにするのが一般的であ
る。
者の安全の為に速やかに視野の確保が要求される中央領
域の防曇効果をより高くする必要があるので、該中央領
域に融着せしめた抵抗線条の単位長さ当りの電気抵抗値
を周辺領域のそれよりも大にして、一定電流を通じた時
に中央領域が高発熱部となるようにするのが一般的であ
る。
かかる目的達成の為には、周辺領域に融着せしめた抵
抗線条の幅又は厚さを中央領域のそれよりも大きくする
ことが考えられるが、幅を大きくすることは、該抵抗線
状の不透明性により、運転者の視野を狭めることとな
り、安全性の確保という目的に照らしてみれば好ましく
ないので限界がある。
抗線条の幅又は厚さを中央領域のそれよりも大きくする
ことが考えられるが、幅を大きくすることは、該抵抗線
状の不透明性により、運転者の視野を狭めることとな
り、安全性の確保という目的に照らしてみれば好ましく
ないので限界がある。
そこで、該領域の抵抗線条の厚さを大きくする方法と
して、織布スクリーン版を介して導電性フリットを含む
ペーストを滲出印刷する際に周辺領域のみを重ね刷りを
する方法が提案されている。
して、織布スクリーン版を介して導電性フリットを含む
ペーストを滲出印刷する際に周辺領域のみを重ね刷りを
する方法が提案されている。
即ち、板硝子の表面に織布スクリーン版を介して均一
な厚さで導電性フリットを含むペーストを所定のパター
ンの細い線条に滲出印刷し、該細い線条を乾燥又は融着
せしめた後、中央領域に対応する該織布スクリーン版の
領域をマスクして該板硝子の周辺領域の既に印刷された
該細い線条の上に重ねて再び滲出印刷し該細い線条を高
温に加熱して板硝子表面に抵抗線条として融着せしめる
方法である。
な厚さで導電性フリットを含むペーストを所定のパター
ンの細い線条に滲出印刷し、該細い線条を乾燥又は融着
せしめた後、中央領域に対応する該織布スクリーン版の
領域をマスクして該板硝子の周辺領域の既に印刷された
該細い線条の上に重ねて再び滲出印刷し該細い線条を高
温に加熱して板硝子表面に抵抗線条として融着せしめる
方法である。
[発明が解決しようとする課題] 上述の方法においては0.2〜1.0mmという細い線条に正
確に位置ズレを起こさないようにペーストを重ね刷りす
ることは容易ではない。正確さを欠く場合には、周辺領
域の抵抗線条の単位長さ当りの電気抵抗値を中央領域の
それに比して小さくするという当初の目的を達成できな
いばかりか、逆に、部分的に接触抵抗が大となり、低発
熱が欲せられる部分に、高発熱が発生してしまうという
こととなる場合もある。又、結果的に該抵抗線条の幅の
増大を招き、運転者の視野の確保の面からも望ましくな
い。
確に位置ズレを起こさないようにペーストを重ね刷りす
ることは容易ではない。正確さを欠く場合には、周辺領
域の抵抗線条の単位長さ当りの電気抵抗値を中央領域の
それに比して小さくするという当初の目的を達成できな
いばかりか、逆に、部分的に接触抵抗が大となり、低発
熱が欲せられる部分に、高発熱が発生してしまうという
こととなる場合もある。又、結果的に該抵抗線条の幅の
増大を招き、運転者の視野の確保の面からも望ましくな
い。
そこで、重ね刷り以外の手段により、周辺領域の抵抗
線条の厚さを増す方法が求められる。
線条の厚さを増す方法が求められる。
[課題を解決するための手段] 本発明は前述の課題を解決すべくなされたものであ
り、板硝子の表面に、導電性フリットを含むペーストが
滲出するための細い線条の開口部を有する織布スクリー
ン版を介して導電性フリットを含むペーストを細い線条
に滲出印刷し、該細い線条を高温に加熱して板硝子表面
に抵抗線条として融着せしめた電気加熱可能な板硝子の
製造方法において、織布スクリーン版の写真製版の為の
露光前に感光乳剤を該織布スクリーン版全体に均一に塗
布した後、導電性フリットを含むペーストの厚塗りをす
る部分に対応する領域については該ペーストを塗布する
厚さに応じて数回繰返し感光乳剤を塗布乾燥し、写真製
版の為の露光に際し露光条件の均一化のため感光乳剤の
厚さに合わせて露光し、当該領域の織布スクリーン版の
膜厚を他の領域に比して厚くした織布スクリーン版を用
いて導電性フリットを含むペーストを細い線条に滲出印
刷することを特徴とする熱線プリント付板硝子の製造方
法を提供するものである。
り、板硝子の表面に、導電性フリットを含むペーストが
滲出するための細い線条の開口部を有する織布スクリー
ン版を介して導電性フリットを含むペーストを細い線条
に滲出印刷し、該細い線条を高温に加熱して板硝子表面
に抵抗線条として融着せしめた電気加熱可能な板硝子の
製造方法において、織布スクリーン版の写真製版の為の
露光前に感光乳剤を該織布スクリーン版全体に均一に塗
布した後、導電性フリットを含むペーストの厚塗りをす
る部分に対応する領域については該ペーストを塗布する
厚さに応じて数回繰返し感光乳剤を塗布乾燥し、写真製
版の為の露光に際し露光条件の均一化のため感光乳剤の
厚さに合わせて露光し、当該領域の織布スクリーン版の
膜厚を他の領域に比して厚くした織布スクリーン版を用
いて導電性フリットを含むペーストを細い線条に滲出印
刷することを特徴とする熱線プリント付板硝子の製造方
法を提供するものである。
[作用] 一般に、織布スクリーン版を介してAgペースト等の導
電性フリットを含むペーストを滲出印刷する時に、印刷
される該ペーストの厚さはスクリーンとして用いられる
織布の厚さによって定まる。
電性フリットを含むペーストを滲出印刷する時に、印刷
される該ペーストの厚さはスクリーンとして用いられる
織布の厚さによって定まる。
それは、写真製版のための露光前の感光乳剤の塗布を
全体に均一の厚さでする結果、織布スクリーン版の膜厚
が織布の厚さと同程度になることに基づく。
全体に均一の厚さでする結果、織布スクリーン版の膜厚
が織布の厚さと同程度になることに基づく。
しかし、該感光乳剤の塗布を全体に均一にした後、該
織布スクリーン版の周辺領域についてのみ数回繰返し塗
布乾燥し当該領域の膜厚を中央領域に比して厚くした織
布スクリーン版を用いれば、印刷されるペーストの厚さ
は周辺領域におけるそれが、中央領域におけるそれより
も大となる。
織布スクリーン版の周辺領域についてのみ数回繰返し塗
布乾燥し当該領域の膜厚を中央領域に比して厚くした織
布スクリーン版を用いれば、印刷されるペーストの厚さ
は周辺領域におけるそれが、中央領域におけるそれより
も大となる。
こうして印刷された該ペーストを板硝子表面に融着せ
しめれば、重ね刷りの如き困難を伴わずに比較的容易な
方法で中央領域を高発熱部とする熱線プリント付硝子板
を製造できる。
しめれば、重ね刷りの如き困難を伴わずに比較的容易な
方法で中央領域を高発熱部とする熱線プリント付硝子板
を製造できる。
[実施例] 以下、図を追いながら、本発明の実施例を詳述する。
本発明によって製造されるべき電気加熱可能な板硝子
は第1図に示す如く、板硝子(13)の表面にいわゆる熱
線(11)及びバスバー(12)をプリントしたものであ
る。
は第1図に示す如く、板硝子(13)の表面にいわゆる熱
線(11)及びバスバー(12)をプリントしたものであ
る。
この製造にあたっては、第6図の如き開口部を有する
織布スクリーン版を介して、第9図の如く導電性フリッ
トを含むペーストを滲出印刷した後、高温に加熱して板
硝子表面に融着せしめる。本発明は特に、織布スクリー
ン版の写真製版による作成方法に特徴を有するものであ
る。
織布スクリーン版を介して、第9図の如く導電性フリッ
トを含むペーストを滲出印刷した後、高温に加熱して板
硝子表面に融着せしめる。本発明は特に、織布スクリー
ン版の写真製版による作成方法に特徴を有するものであ
る。
即ち、第2図の如きアルミ枠(15)にナイロン、テト
ロン等の織布スクリーン(14)を張る。寸法は長さ2120
mm,幅1220mmである。
ロン等の織布スクリーン(14)を張る。寸法は長さ2120
mm,幅1220mmである。
乳剤に感光液を混合したもの即ち感光乳剤(16)を織
布スクリーンに塗布する。その際、内側は1回のみ均一
な厚さで自動塗布をし、乾燥させる。外側は数回にわた
って塗布及び乾燥を繰返すが、1回目のみ全体に均一な
厚さで自動塗布をし、乾燥させる。2回目以降は手動塗
布とする。
布スクリーンに塗布する。その際、内側は1回のみ均一
な厚さで自動塗布をし、乾燥させる。外側は数回にわた
って塗布及び乾燥を繰返すが、1回目のみ全体に均一な
厚さで自動塗布をし、乾燥させる。2回目以降は手動塗
布とする。
その結果、第3図の如き厚さで乳剤が塗布される。即
ち、中央領域の乳剤塗布(16a)は外側内側1回ずつの
みであり、厚さが18〜20μmとなる。周辺領域の乳剤塗
布(16c)は、内側1回、外側5,6回繰返し塗布及び乾燥
することにより、35〜40μmの厚さになる。中間領域
(16b)は徐々に階段状に厚さを変化させ、20〜35μm
とする。
ち、中央領域の乳剤塗布(16a)は外側内側1回ずつの
みであり、厚さが18〜20μmとなる。周辺領域の乳剤塗
布(16c)は、内側1回、外側5,6回繰返し塗布及び乾燥
することにより、35〜40μmの厚さになる。中間領域
(16b)は徐々に階段状に厚さを変化させ、20〜35μm
とする。
第3図は、厚さを誇張して断面を描いたものである。
中央領域(16a)は中央から左右両側にそれぞれ300mm、
左右合わせて600mmの領域であり、中間領域(16b)はそ
の外側左右それぞれ200mmの領域である。
中央領域(16a)は中央から左右両側にそれぞれ300mm、
左右合わせて600mmの領域であり、中間領域(16b)はそ
の外側左右それぞれ200mmの領域である。
感光乳剤の塗布及び乾燥の終了後、第5図に示すよう
な所定の型式のポジフイルム(17)を織布スクリーンの
外側に貼り付け、紫外線照射により露光する(第4
図)。
な所定の型式のポジフイルム(17)を織布スクリーンの
外側に貼り付け、紫外線照射により露光する(第4
図)。
露光時間は、中央領域を9分照射するのに対し、他の
領域は15分とする。感光乳剤の厚さに合わせて露光する
ことにより露光条件を均一化し、スクリーンの強度を維
持する為である。
領域は15分とする。感光乳剤の厚さに合わせて露光する
ことにより露光条件を均一化し、スクリーンの強度を維
持する為である。
ポジフィルムの透明な部分に対応するスクリーン版の
乳剤は紫外線照射により水に対し難溶性となり、紫外線
の当らない部分は水溶性なので、露光後、水により現像
する。
乳剤は紫外線照射により水に対し難溶性となり、紫外線
の当らない部分は水溶性なので、露光後、水により現像
する。
現像後の写真製版完了後の織布スクリーン版は第6図
に示される如く、熱線及びバスバーに対応する、導電性
フリットを含むペーストが滲出するための開口部(18)
を有する。第6図においてI−I方向の断面の一部を拡
大したものが第7図であり、II−II方向の断面の一部を
拡大したものが第8図である。
に示される如く、熱線及びバスバーに対応する、導電性
フリットを含むペーストが滲出するための開口部(18)
を有する。第6図においてI−I方向の断面の一部を拡
大したものが第7図であり、II−II方向の断面の一部を
拡大したものが第8図である。
この織布スクリーン版(14)を介して導電性フリット
を含むペースト(20)をスキージ(19)を用いて硝子板
(13)に第9図の如く滲出印刷すると、中央領域の膜厚
(第7図)と周辺領域の膜厚(第8図)の違いにより、
中央領域に印刷されるペーストの厚さ(第10図)と、周
辺領域に印刷されるペーストの厚さ(第11図)とが異な
ることとなる。尚、中間領域においては膜厚の変化に応
じて段階的に変化する。
を含むペースト(20)をスキージ(19)を用いて硝子板
(13)に第9図の如く滲出印刷すると、中央領域の膜厚
(第7図)と周辺領域の膜厚(第8図)の違いにより、
中央領域に印刷されるペーストの厚さ(第10図)と、周
辺領域に印刷されるペーストの厚さ(第11図)とが異な
ることとなる。尚、中間領域においては膜厚の変化に応
じて段階的に変化する。
この効果は、織布スクリーンの外側即ち印刷物に接す
る側の膜厚の違いにより生ずるものであり、織布スクリ
ーンの内側即ちスキージー(印刷ベラ)の当たる側の膜
厚を変化させたとしてもこの効果は得られない。織布の
上方のペーストは滲出し得ないからである。
る側の膜厚の違いにより生ずるものであり、織布スクリ
ーンの内側即ちスキージー(印刷ベラ)の当たる側の膜
厚を変化させたとしてもこの効果は得られない。織布の
上方のペーストは滲出し得ないからである。
こうして滲出印刷されたペーストは高温に加熱して板
硝子表面に融着せしめることにより、電気抵抗線条とな
り、電気加熱可能な板硝子を形成する。
硝子表面に融着せしめることにより、電気抵抗線条とな
り、電気加熱可能な板硝子を形成する。
[発明の効果] 上述の方法により、厚いプリント層を得たい領域に部
分的重ね刷りをすることなく確実にしかも均一に滲出印
刷ができるという効果が得られる。
分的重ね刷りをすることなく確実にしかも均一に滲出印
刷ができるという効果が得られる。
したがって、より速やかに視野の確保が求められる領
域について他の領域に比して相対的にプリント層の厚さ
を薄くし、単位長さ当たりの電気抵抗値を大とすること
によって高発熱部とし、水蒸気等による窓硝子の曇りが
晴れていくパターン(曇りの晴れパターン)制御するこ
とができる。
域について他の領域に比して相対的にプリント層の厚さ
を薄くし、単位長さ当たりの電気抵抗値を大とすること
によって高発熱部とし、水蒸気等による窓硝子の曇りが
晴れていくパターン(曇りの晴れパターン)制御するこ
とができる。
又、バスバー等の低発熱が望まれる部分について導電
性フリットを含むペーストを厚く印刷することにより発
熱及び無駄な電力の消費を防止するという効果も得られ
る。
性フリットを含むペーストを厚く印刷することにより発
熱及び無駄な電力の消費を防止するという効果も得られ
る。
なお、これらの曇りの晴れパターンの制御及びバスバ
ー等の発熱防止の効果は、織布スクリーン版の膜厚の変
化のみならず、織布スクリーン版の写真製版の際のポジ
フィルム上で熱線の巾をも併せて変化させることによ
り、より顕著なものとなる。
ー等の発熱防止の効果は、織布スクリーン版の膜厚の変
化のみならず、織布スクリーン版の写真製版の際のポジ
フィルム上で熱線の巾をも併せて変化させることによ
り、より顕著なものとなる。
第1図は、本発明により製造されるべき電気加熱可能な
板硝子である。 第2図は、製版前の織布スクリーン版である。 第3図は、感光乳剤塗布後の織布スクリーン版である。 第4図は、紫外線照射による露光中の織布スクリーン版
であり、図中の矢印は照射の向きを示す。 第5図は、写真製版に用いるポジフィルムである。 第6図は、露光及び現像後の織布スクリーン版である。 第7図及び第8図は、第6図中のI−I方向II−II方向
の断面を、それぞれ一箇所の開口部について拡大したも
のである。 第9図は、製版後の織布スクリーン版を用いて導電性を
フリットを含むペーストを滲出印刷する状態を示した断
面図である。 第10図及び第11図は、第7図及び第8図に対応する部分
の印刷時の状態を示したものである。 11……熱線即ち通電により発熱することとなる電気抵抗
線条。 11a……熱線中央領域 11b……熱線中間領域 11c……熱線周辺領域 12……バスバー 13……板硝子 14……織布スクリーン 15……アルミ枠 16……感光乳剤 17……ポジフィルム 18……織布スクリーン版の導電性フリットを含むペース
トが滲出するための開口部 19……スキージー(印刷ベラ) 20……導電性フリットを含むペースト
板硝子である。 第2図は、製版前の織布スクリーン版である。 第3図は、感光乳剤塗布後の織布スクリーン版である。 第4図は、紫外線照射による露光中の織布スクリーン版
であり、図中の矢印は照射の向きを示す。 第5図は、写真製版に用いるポジフィルムである。 第6図は、露光及び現像後の織布スクリーン版である。 第7図及び第8図は、第6図中のI−I方向II−II方向
の断面を、それぞれ一箇所の開口部について拡大したも
のである。 第9図は、製版後の織布スクリーン版を用いて導電性を
フリットを含むペーストを滲出印刷する状態を示した断
面図である。 第10図及び第11図は、第7図及び第8図に対応する部分
の印刷時の状態を示したものである。 11……熱線即ち通電により発熱することとなる電気抵抗
線条。 11a……熱線中央領域 11b……熱線中間領域 11c……熱線周辺領域 12……バスバー 13……板硝子 14……織布スクリーン 15……アルミ枠 16……感光乳剤 17……ポジフィルム 18……織布スクリーン版の導電性フリットを含むペース
トが滲出するための開口部 19……スキージー(印刷ベラ) 20……導電性フリットを含むペースト
Claims (1)
- 【請求項1】板硝子の表面に、導電性フリットを含むペ
ーストが滲出するための細い線条の開口部を有する織布
スクリーン版を介して導電性フリットを含むペーストを
細い線条に滲出印刷し、該細い線条を高温に加熱して板
硝子表面に抵抗線条として融着せしめた電気加熱可能な
板硝子の製造方法において、織布スクリーン版の写真製
版の為の露光前に感光乳剤を該織布スクリーン版全体に
均一に塗布した後、導電性フリットを含むペーストの厚
塗りをする部分に対応する領域については該ペーストを
塗布する厚さに応じて数回繰返し感光乳剤を塗布乾燥
し、写真製版の為の露光に際し露光条件の均一化のため
感光乳剤の厚さに合わせて露光し、当該領域の織布スク
リーン版の膜厚を他の領域に比して厚くした織布スクリ
ーン版を用いて導電性フリットを含むペーストを細い線
条に滲出印刷することを特徴とする熱線プリント付板硝
子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1083946A JP2805810B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 熱線プリント付板硝子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1083946A JP2805810B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 熱線プリント付板硝子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02263734A JPH02263734A (ja) | 1990-10-26 |
JP2805810B2 true JP2805810B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=13816753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1083946A Expired - Fee Related JP2805810B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 熱線プリント付板硝子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2805810B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001014136A1 (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-01 | Glaverbel | Glazing |
KR20030069619A (ko) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | 주식회사 한국플랑크톤연구소 | 플랑크톤 계수기 |
JP6812638B2 (ja) * | 2016-01-21 | 2021-01-13 | 大日本印刷株式会社 | 加熱電極装置、通電加熱ガラス、及び乗物 |
JP6780247B2 (ja) * | 2016-01-22 | 2020-11-04 | 大日本印刷株式会社 | 通電加熱ガラス、及び乗物 |
JP6848212B2 (ja) * | 2016-05-23 | 2021-03-24 | 大日本印刷株式会社 | 加熱電極装置、通電加熱パネル |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5669464U (ja) * | 1979-11-01 | 1981-06-09 |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP1083946A patent/JP2805810B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02263734A (ja) | 1990-10-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |