JP2805462B2 - コンクリート表面の化粧方法 - Google Patents
コンクリート表面の化粧方法Info
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- JP2805462B2 JP2805462B2 JP7278330A JP27833095A JP2805462B2 JP 2805462 B2 JP2805462 B2 JP 2805462B2 JP 7278330 A JP7278330 A JP 7278330A JP 27833095 A JP27833095 A JP 27833095A JP 2805462 B2 JP2805462 B2 JP 2805462B2
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- concrete surface
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/009—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/53—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone involving the removal of at least part of the materials of the treated article, e.g. etching, drying of hardened concrete
- C04B41/5323—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone involving the removal of at least part of the materials of the treated article, e.g. etching, drying of hardened concrete to make grain visible, e.g. for obtaining exposed aggregate concrete
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Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は、コンクリートの被化粧
面の全面または一部のモルタルを剥離して骨材を露出さ
せたり、被化粧面に希望する文字、絵柄、模様等を凹凸
状につけることによって、コンクリートの表面を変化さ
せるようにした化粧方法に関するものである。
面の全面または一部のモルタルを剥離して骨材を露出さ
せたり、被化粧面に希望する文字、絵柄、模様等を凹凸
状につけることによって、コンクリートの表面を変化さ
せるようにした化粧方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンクリートの表面の化粧方法と
しては、コンクリート製品の表面に、モルタル、合成樹
脂塗料、セラミック等の吹き付け、タイル、レンガ、石
材等の貼り付け、あるいは、型枠に遅延剤を塗布する
か、遅延剤を染み込ませた紙または布等を型枠に貼り付
けて、生コンクリートを打設し、打設後、遅延剤によっ
て硬化が遅れている部分を水で洗い流す方法、すなわち
流い出し方法等が存在している。
しては、コンクリート製品の表面に、モルタル、合成樹
脂塗料、セラミック等の吹き付け、タイル、レンガ、石
材等の貼り付け、あるいは、型枠に遅延剤を塗布する
か、遅延剤を染み込ませた紙または布等を型枠に貼り付
けて、生コンクリートを打設し、打設後、遅延剤によっ
て硬化が遅れている部分を水で洗い流す方法、すなわち
流い出し方法等が存在している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の、モルタル、合
成樹脂塗料等を吹き付けたり、タイル、石材等を貼り付
けたりするものは、立体感に乏しい化粧になったり、吹
き付けや貼り付ける素材によっては高価なものとなって
不経済であった。また、遅延剤を使用するものは、コン
クリート製品の製作の日時を管理する必要があって、こ
れを間違えると、遅延剤を使用した部分の硬化が進行し
すぎて、その部分の洗い出しが綺麗にできず、形成する
文字、絵柄あるいは模様が複雑な場合は、その輪郭が不
明瞭となって鮮明な文字、絵柄あるいは模様にならな
い。また、この洗い出し方法の文字、絵柄あるいは模様
の彫りの深さは、通常で数ミリ程度のもので、彫りの深
い立体感に富んだ表面化粧とならない等の欠点があっ
て、景観創造の効果を十分に発揮できないものであっ
た。
成樹脂塗料等を吹き付けたり、タイル、石材等を貼り付
けたりするものは、立体感に乏しい化粧になったり、吹
き付けや貼り付ける素材によっては高価なものとなって
不経済であった。また、遅延剤を使用するものは、コン
クリート製品の製作の日時を管理する必要があって、こ
れを間違えると、遅延剤を使用した部分の硬化が進行し
すぎて、その部分の洗い出しが綺麗にできず、形成する
文字、絵柄あるいは模様が複雑な場合は、その輪郭が不
明瞭となって鮮明な文字、絵柄あるいは模様にならな
い。また、この洗い出し方法の文字、絵柄あるいは模様
の彫りの深さは、通常で数ミリ程度のもので、彫りの深
い立体感に富んだ表面化粧とならない等の欠点があっ
て、景観創造の効果を十分に発揮できないものであっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は前記の
欠点を解消するために提案されたもので、その構成はコ
ンクリートの被化粧面の一部のモルタルに高圧水流を噴
射させて、被化粧面のモルタル部分を剥離して内部の骨
材を露出させるようにしたコンクリート表面の化粧方法
であって、コンクリートの被化粧面に、あらかじめ希望
する文字、絵柄、模様等を表出する凹凸状を形成してお
き、その凸部または凹部に被覆材を貼着しておき、その
凹部または凸部に高圧水流を噴射させて、被化粧面のモ
ルタル部分を剥離して内部の骨材を露出させ希望する文
字、絵柄、模様等を創出するようにしたものである。
欠点を解消するために提案されたもので、その構成はコ
ンクリートの被化粧面の一部のモルタルに高圧水流を噴
射させて、被化粧面のモルタル部分を剥離して内部の骨
材を露出させるようにしたコンクリート表面の化粧方法
であって、コンクリートの被化粧面に、あらかじめ希望
する文字、絵柄、模様等を表出する凹凸状を形成してお
き、その凸部または凹部に被覆材を貼着しておき、その
凹部または凸部に高圧水流を噴射させて、被化粧面のモ
ルタル部分を剥離して内部の骨材を露出させ希望する文
字、絵柄、模様等を創出するようにしたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１乃至図５に示したものは、本
発明に関する方法であり、コンクリートの被化粧面の全
面または一部に高圧水流を噴射させて、内部の骨材を露
出させる方法を示したもので、１はコンクリートであ
り、２はコンクリートの被化粧面である。３は高圧噴射
装置、４は高圧噴射装置のノズル、５はノズル４から噴
射される高圧水流であって、高圧噴射装置の吐出圧力、
水量は自由に変化させることができるようになってい
る。そして高圧水流５に研磨材の粉末を混入させる。６
はコンクリートの表面に貼着する被覆材で、コンクリー
ト１の表面から剥離しないように固定されている。そし
て被覆材６は高圧水流５に耐えるものでなければなら
ず、例えば、金属、硬質樹脂等が使用される。本発明の
実施は、コンクリート製品を工場で製造する行程で行っ
てもよいし、例えば、コンクリートブロックであれば、
現場で壁体を構成した後、高圧噴射装置３をトラックに
搭載して施工現場に運搬し、現場において加工を行って
もよいものである。
発明に関する方法であり、コンクリートの被化粧面の全
面または一部に高圧水流を噴射させて、内部の骨材を露
出させる方法を示したもので、１はコンクリートであ
り、２はコンクリートの被化粧面である。３は高圧噴射
装置、４は高圧噴射装置のノズル、５はノズル４から噴
射される高圧水流であって、高圧噴射装置の吐出圧力、
水量は自由に変化させることができるようになってい
る。そして高圧水流５に研磨材の粉末を混入させる。６
はコンクリートの表面に貼着する被覆材で、コンクリー
ト１の表面から剥離しないように固定されている。そし
て被覆材６は高圧水流５に耐えるものでなければなら
ず、例えば、金属、硬質樹脂等が使用される。本発明の
実施は、コンクリート製品を工場で製造する行程で行っ
てもよいし、例えば、コンクリートブロックであれば、
現場で壁体を構成した後、高圧噴射装置３をトラックに
搭載して施工現場に運搬し、現場において加工を行って
もよいものである。
【０００６】図１は、コンクリート１の平面の一部に、
骨材を露出させた斜視図であり、骨材を露出させない部
分に、被覆材６を貼着してモルタルの剥離を防ぎ、骨材
を露出させる部分に高圧水流５を噴射させるものであ
る。図２はコンクリート１の突条部分に、骨材を露出さ
せるもので、凹部に被覆材６を貼着しておくものであ
る。図３はコンクリート１の凹部に骨材を露出させるも
ので、凸条に被覆材６を貼着しておくものである。図４
は、階段状の平面部に骨材を露出させるもので、階段状
の側面に被覆材６を貼着しておくものである。図５は、
円形の階段状の平面部に骨材を露出させるもので、階段
状の側面に被覆材６を貼着しておくものである。
骨材を露出させた斜視図であり、骨材を露出させない部
分に、被覆材６を貼着してモルタルの剥離を防ぎ、骨材
を露出させる部分に高圧水流５を噴射させるものであ
る。図２はコンクリート１の突条部分に、骨材を露出さ
せるもので、凹部に被覆材６を貼着しておくものであ
る。図３はコンクリート１の凹部に骨材を露出させるも
ので、凸条に被覆材６を貼着しておくものである。図４
は、階段状の平面部に骨材を露出させるもので、階段状
の側面に被覆材６を貼着しておくものである。図５は、
円形の階段状の平面部に骨材を露出させるもので、階段
状の側面に被覆材６を貼着しておくものである。
【０００７】
【実施例１】コンクリート１の被化粧面の全面またはそ
の一部のモルタルに、研磨材等を混入した高圧水流５を
噴射させて、被化粧面のモルタル部分を剥離して内部の
骨材を露出させるようにしてコンクリート表面の化粧を
を行うものである。
の一部のモルタルに、研磨材等を混入した高圧水流５を
噴射させて、被化粧面のモルタル部分を剥離して内部の
骨材を露出させるようにしてコンクリート表面の化粧を
を行うものである。
【０００８】
【実施例２】コンクリート１の被化粧面の全面またはそ
の一部のモルタルに、あらかじめ希望する文字、絵柄、
模様等を表出する凹凸状を形成しておき、骨材を露出さ
せない部分に被覆材６を貼着しておき、その凹部または
凸部に、研磨材等を混入した高圧水流５を噴射させて、
被化粧面のモルタル部分を剥離して内部の骨材を露出さ
せ、希望する文字、絵柄、模様等を創出するようにして
コンクリート表面の化粧を行うものである。
の一部のモルタルに、あらかじめ希望する文字、絵柄、
模様等を表出する凹凸状を形成しておき、骨材を露出さ
せない部分に被覆材６を貼着しておき、その凹部または
凸部に、研磨材等を混入した高圧水流５を噴射させて、
被化粧面のモルタル部分を剥離して内部の骨材を露出さ
せ、希望する文字、絵柄、模様等を創出するようにして
コンクリート表面の化粧を行うものである。
【０００９】
【発明の効果】本発明は、コンクリート１の内部の骨材
の露出により骨材自体の独自の模様による凹凸のある化
粧となり、コンクリート１の単調な面と骨材の露出の部
分との組み合わせにより変化のある化粧となるものであ
る。従来の遅延剤による洗い出し方法のような、わずら
わしい時間の管理は不要で、製作が容易である、また、
高圧水流５の圧力を調整することにより、骨材の露出深
さを自由に変化させることが可能であり、複雑な模様や
変化のある表面化粧を容易に簡単に行うことができる等
の効果を奏するものである。
の露出により骨材自体の独自の模様による凹凸のある化
粧となり、コンクリート１の単調な面と骨材の露出の部
分との組み合わせにより変化のある化粧となるものであ
る。従来の遅延剤による洗い出し方法のような、わずら
わしい時間の管理は不要で、製作が容易である、また、
高圧水流５の圧力を調整することにより、骨材の露出深
さを自由に変化させることが可能であり、複雑な模様や
変化のある表面化粧を容易に簡単に行うことができる等
の効果を奏するものである。
【図１】コンクリートの被化粧面の一部の、骨材を露出
させる方法の本発明の斜視図
させる方法の本発明の斜視図
【図２】コンクリートの凸部の、骨材を露出させる方法
の本発明の斜視図
の本発明の斜視図
【図３】コンクリートの凹部の、骨材を露出させる方法
の本発明の斜視図
の本発明の斜視図
【図４】コンクリートの階段状の凹部の、骨材を露出さ
せる方法の本発明の斜視図
せる方法の本発明の斜視図
【図５】コンクリートの円形階段状の凹部の、骨材を露
出させる方法の本発明の斜視図
出させる方法の本発明の斜視図
１ コンクリート ２ コンクリートの被化粧面 ３ 高圧噴射装置 ４ ノズル ５ 高圧水流 ６ 被覆材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C04B 41/72
Claims (1)
- 【請求項１】 コンクリートの被化粧面の一部のモルタ
ルに、高圧水流を噴射させて、被化粧面のモルタル部分
を剥離して内部の骨材を露出させるようにしたコンクリ
ート表面の化粧方法であって、コンクリートの被化粧面
に、あらかじめ希望する文字、絵柄、模様等を表出する
凹凸状を形成しておき、その凸部または凹部に被覆材を
貼着しておき、その凹部または凸部に高圧水流を噴射さ
せて、被化粧面のモルタル部分を剥離して内部の骨材を
露出させ希望する文字、絵柄、模様等を創出するように
したことを特徴としたコンクリート表面の化粧方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7278330A JP2805462B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | コンクリート表面の化粧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7278330A JP2805462B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | コンクリート表面の化粧方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100181A JPH09100181A (ja) | 1997-04-15 |
| JP2805462B2 true JP2805462B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=17595833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7278330A Expired - Fee Related JP2805462B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | コンクリート表面の化粧方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2805462B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW200513351A (en) * | 2003-07-17 | 2005-04-16 | Availvs Corp | High pressure water jet surface cutting device and cutting method |
| JP2006265047A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Toyo Kogyo Kk | セメントブロックの製造方法及びこれによるセメントブロック |
| CN111074719A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-04-28 | 中铁隆工程集团有限公司 | 一种快速冲洗露骨料透水混凝土路面及其施工工艺 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079426A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Ａｌｃ外壁板 |
| JP3139901B2 (ja) * | 1993-11-19 | 2001-03-05 | 株式会社スギノマシン | コンクリート化粧板の製造方法及びその装置 |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP7278330A patent/JP2805462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09100181A (ja) | 1997-04-15 |
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| JPH0250843B2 (ja) |
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