JP2805340B2 - 吸込み機能付き流量制御装置 - Google Patents
吸込み機能付き流量制御装置Info
- Publication number
- JP2805340B2 JP2805340B2 JP16373689A JP16373689A JP2805340B2 JP 2805340 B2 JP2805340 B2 JP 2805340B2 JP 16373689 A JP16373689 A JP 16373689A JP 16373689 A JP16373689 A JP 16373689A JP 2805340 B2 JP2805340 B2 JP 2805340B2
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- JP
- Japan
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- port
- flow control
- sleeve
- pressure
- suction
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸込み機能を有する流量制御装置に関す
る。
る。
吸込み機能を有する流量制御装置としては、例えば流
量制御弁と吸込み弁とを備え、第1ポートから第2ポー
トへの圧油流れを流量制御弁でコントロールし、第2ポ
ート側が第1ポート側より高圧となった時には吸込み弁
によって第2ポート側の圧油を第1ポート側に供給でき
るようにしたものが知られている。
量制御弁と吸込み弁とを備え、第1ポートから第2ポー
トへの圧油流れを流量制御弁でコントロールし、第2ポ
ート側が第1ポート側より高圧となった時には吸込み弁
によって第2ポート側の圧油を第1ポート側に供給でき
るようにしたものが知られている。
かかる流量制御装置であると、流量制御弁と吸込み弁
を必要とするから部品点数が多くコストが高くなると共
に、組立作業も大変面倒となるばかりか、弁本体に流量
制御用の油孔と吸込み用の油孔を形成する必要があり、
加工作業も大変面倒となる。
を必要とするから部品点数が多くコストが高くなると共
に、組立作業も大変面倒となるばかりか、弁本体に流量
制御用の油孔と吸込み用の油孔を形成する必要があり、
加工作業も大変面倒となる。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
吸込み機能付き流量制御装置を提供することを目的とす
る。
吸込み機能付き流量制御装置を提供することを目的とす
る。
スリーブ内に第1ポートから第2ポートへの圧油流れ
を制御するポペットを設け、そのスリーブの外周に第1
ポートと第2ポートを連通・遮断するリングを設け、そ
のリングをバネ力で遮断位置とし、かつ第2ポートの圧
力で連通位置となるようにして、第2ポートの圧力が第
1ポートの圧力より低い時には第2ポートより第1ポー
トに圧油を供給できるようにしたものである。
を制御するポペットを設け、そのスリーブの外周に第1
ポートと第2ポートを連通・遮断するリングを設け、そ
のリングをバネ力で遮断位置とし、かつ第2ポートの圧
力で連通位置となるようにして、第2ポートの圧力が第
1ポートの圧力より低い時には第2ポートより第1ポー
トに圧油を供給できるようにしたものである。
第1図に示すように、弁本体1の孔2にはスリーブ3
が嵌合され、このスリーブ3は先端小径部3aと中間中間
径部3bと基端大径部3cを有し、先端小径部3aと中間中間
径部3bとの境界部分に外周シート座4が形成してあり、
先端小径部3aが孔2の小径部2aに嵌合し、かつ先端小径
部3aと孔2の大径部2bとの間に環状空間5を形成してい
ると共に、基端大径部3cが孔2の大径部2bに嵌合し、弁
本体1に第1ポート6と第2ポート7が形成してあり、
第1ポート6はスリーブ3の先端小径部3aと中間中間径
部3bとに開口し、第2ポート7はスリーブ3の内部に開
口している。
が嵌合され、このスリーブ3は先端小径部3aと中間中間
径部3bと基端大径部3cを有し、先端小径部3aと中間中間
径部3bとの境界部分に外周シート座4が形成してあり、
先端小径部3aが孔2の小径部2aに嵌合し、かつ先端小径
部3aと孔2の大径部2bとの間に環状空間5を形成してい
ると共に、基端大径部3cが孔2の大径部2bに嵌合し、弁
本体1に第1ポート6と第2ポート7が形成してあり、
第1ポート6はスリーブ3の先端小径部3aと中間中間径
部3bとに開口し、第2ポート7はスリーブ3の内部に開
口している。
前記スリーブ3の先端小径部3aには吸込みポート8
が、中間中間径部3bには入口ポート9がそれぞれ形成さ
れ、スリーブ3内にはポペット10が嵌挿してあり、その
ポペット10はポペット部10aと小径部10bと大径中空部10
cとを有し、その大径中空部10cにスリット状の溝11が形
成され、ポペット10はバネ12が右方に移動されてポペッ
ト部10aがスリーブ3の内周シート座13に圧着し、かつ
溝11がスリーブ3の小径孔部3dで閉塞された第1位置に
保持され、受圧室14に供給されるパイロット圧油で左方
に移動されるようにしてある。
が、中間中間径部3bには入口ポート9がそれぞれ形成さ
れ、スリーブ3内にはポペット10が嵌挿してあり、その
ポペット10はポペット部10aと小径部10bと大径中空部10
cとを有し、その大径中空部10cにスリット状の溝11が形
成され、ポペット10はバネ12が右方に移動されてポペッ
ト部10aがスリーブ3の内周シート座13に圧着し、かつ
溝11がスリーブ3の小径孔部3dで閉塞された第1位置に
保持され、受圧室14に供給されるパイロット圧油で左方
に移動されるようにしてある。
前記スリーブ3の先端小径部3aにはリング15が嵌合さ
れ、このリング15はバネ16で外周シート座4に圧着され
て吸込みポート8と第1ポート6を遮断していると共
に、リング15には外周シート座4に圧着した状態で吸込
みポート8より第2ポート6側に臨む受圧部17が形成し
てある。
れ、このリング15はバネ16で外周シート座4に圧着され
て吸込みポート8と第1ポート6を遮断していると共
に、リング15には外周シート座4に圧着した状態で吸込
みポート8より第2ポート6側に臨む受圧部17が形成し
てある。
しかして、第1ポート6の圧力が第2ポート7の圧力
よりも高い時にはリング15はバネ16で外周シート座4に
圧着して吸込みポート8と第1ポート6を遮断する。
よりも高い時にはリング15はバネ16で外周シート座4に
圧着して吸込みポート8と第1ポート6を遮断する。
この状態で受圧室14にパイロット圧油を供給すると、
ポペット10がバネ12に抗して左方に移動されてポペット
部10aが内周シート座13より離隔し、かつ溝11が出口ポ
ート18に開口し、第1ポート6の圧油は入口ポート9、
溝11、出口ポート18より第2ポート7に流れ、受圧室14
に供給されるパイロット圧油の圧力で第1ポート6から
第2ポート7に流れる流量を制御できる。
ポペット10がバネ12に抗して左方に移動されてポペット
部10aが内周シート座13より離隔し、かつ溝11が出口ポ
ート18に開口し、第1ポート6の圧油は入口ポート9、
溝11、出口ポート18より第2ポート7に流れ、受圧室14
に供給されるパイロット圧油の圧力で第1ポート6から
第2ポート7に流れる流量を制御できる。
第2ポート7の圧力が第1ポート6の圧力より高くな
ると、リング15の受圧部17に作用する第2ポート7の圧
力でリング15がバネ16に抗して摺動し、外周シート座4
より離れて吸込みポート8と第1ポート6が連通し、第
2ポート7の圧油が第1ポート6に流れる。
ると、リング15の受圧部17に作用する第2ポート7の圧
力でリング15がバネ16に抗して摺動し、外周シート座4
より離れて吸込みポート8と第1ポート6が連通し、第
2ポート7の圧油が第1ポート6に流れる。
このようであるから、第1ポート6を作業機シリンダ
のシリンダ室に接続し、第2ポート7をタンク側に接続
してメータアウトバルブとして用いた場合に、作業機シ
リンダのシリンダ室内の圧油をタンク側に流通できると
共に、シリンダ室内が負圧となった場合にタンク側から
シリンダ室内に圧油を供給できる。
のシリンダ室に接続し、第2ポート7をタンク側に接続
してメータアウトバルブとして用いた場合に、作業機シ
リンダのシリンダ室内の圧油をタンク側に流通できると
共に、シリンダ室内が負圧となった場合にタンク側から
シリンダ室内に圧油を供給できる。
外部信号によりポペット10を第2位置に向けて移動す
ることで第1ポート6の圧油を第2ポート7に流量制御
して流通でき、第2ポート7の圧力が第1ポート6の圧
力よりも高い時にはリング15が吸込みポート8を開放し
て第2ポート7の圧油を吸込みポート8より第1ポート
6に供給できるから、吸込み機能付き流量制御装置とな
る。
ることで第1ポート6の圧油を第2ポート7に流量制御
して流通でき、第2ポート7の圧力が第1ポート6の圧
力よりも高い時にはリング15が吸込みポート8を開放し
て第2ポート7の圧油を吸込みポート8より第1ポート
6に供給できるから、吸込み機能付き流量制御装置とな
る。
また、スリーブ3内にポペット10を嵌挿し、そのスリ
ーブ3にリング15を嵌合したので、部品点数が少なくな
ってコストが安くなると共に、組立作業が簡単となるば
かりか、複数の油孔を形成する必要がなく加工も容易と
なる。
ーブ3にリング15を嵌合したので、部品点数が少なくな
ってコストが安くなると共に、組立作業が簡単となるば
かりか、複数の油孔を形成する必要がなく加工も容易と
なる。
第1図は本発明の実施例を示す断面図である。 3はスリーブ、6は第1ポート、7は第2ポート、8は
吸込みポート、10はポペット、15はリング、18は出口ポ
ート。
吸込みポート、10はポペット、15はリング、18は出口ポ
ート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 年郎 神奈川県川崎市川崎区中瀬3―20―1 株式会社小松製作所川崎工場内 (72)発明者 遠藤 弘 神奈川県川崎市川崎区中瀬3―20―1 株式会社小松製作所川崎工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 47/08 F16K 11/07
Claims (1)
- 【請求項1】スリーブ3内に入口ポート9と出口ポート
18を連通・遮断するポペット10を設け、そのポペット10
をバネ力で遮断位置とし、かつ外部信号で連通位置に移
動するようにし、 前記入口ポート9を第1ポート6側に連通し、出口ポー
ト18を第2ポート7側に連通すると共に、前記スリーブ
3に第1ポート6と第2ポート7を連通する吸込みポー
ト8を形成し、 前記スリーブ3の外周に吸込みポート8を開閉するリン
グ15を嵌合し、このリング15をバネ力で閉じ位置に保持
すると共に、第2ポート7の圧油で開き位置に移動する
構成としたことを特徴とする吸込み機能付き流量制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16373689A JP2805340B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 吸込み機能付き流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16373689A JP2805340B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 吸込み機能付き流量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333579A JPH0333579A (ja) | 1991-02-13 |
JP2805340B2 true JP2805340B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=15779698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16373689A Expired - Lifetime JP2805340B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 吸込み機能付き流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2805340B2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP16373689A patent/JP2805340B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333579A (ja) | 1991-02-13 |
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