JP2805144B2 - スポーツシューズ - Google Patents

スポーツシューズ

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JP2805144B2
JP2805144B2 JP28309896A JP28309896A JP2805144B2 JP 2805144 B2 JP2805144 B2 JP 2805144B2 JP 28309896 A JP28309896 A JP 28309896A JP 28309896 A JP28309896 A JP 28309896A JP 2805144 B2 JP2805144 B2 JP 2805144B2
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protector
sole
shoe
sports
sports shoe
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浩 中村
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株式会社アドラー
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスポーツシューズに
関する。具体的には、スポーツシューズのつま先を保護
するプロテクタを備えたスポーズシューズに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例のスポーツシューズ10
0の外観斜視図、図4は当該スポーツシューズ100を
裏面から見た斜視図、図5は当該スポーツシューズ10
0の分解斜視図である。スポーツシューズ100は、各
図に示すように、靴底110と、スポーツシューズ10
0の足の甲を覆う部分である甲被120と、当該甲被1
20のつま先を保護するプロテクタ130及びスポーツ
シューズ100の内底を形成する図示しない底敷とから
構成されている。靴底110及び甲被120は、例えば
天然皮革や合成皮革、あるいは布などから作製されてい
る。
【0003】甲被120には、その底側に、前記底敷と
接合させる部分として吊り込み部121が曲折形成され
ている。そして、当該吊り込み部121が、靴底110
に、各図に一点鎖線で示す箇所を、底敷と共に糸で縫い
合わせられ、スポーツシューズ100が構成されてい
る。
【0004】このスポーツシューズ100のつま先に
は、当該甲被120のつま先を保護するためにプロテク
タ130が設けられており、当該プロテクタ130は、
耐摩耗性に優れた天然皮革や合成皮革などから作製され
ている。かかるプロテクタ130には、つま先に取り付
けられると、靴底110に回り込むようなプロテクタフ
ランジ部131が形成されている。
【0005】従来、このプロテクタ130は、スポーツ
シューズ100の製作上、靴底110と甲被120とが
縫い合わせられた後に、甲被120のつま先に、接着剤
で取り付けられるとともに、プロテクタフランジ部13
1において靴底110に複数本の釘140により釘付け
されていた。
【0006】また、一枚ものの天然皮革等を甲被のつま
先に吊り込むことによって、つま先に取り付けてプロテ
クタとするものもあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにプロテクタ130は接着剤で貼り合わせられ、釘付
けされてはいるが、釘140が靴底110の底面に出て
いるために、使用している間に釘140が外れ、スポー
ツシューズ100の先が地面と摺り合わされ、プロテク
タ130が甲被120から容易に剥がれてしまい、プロ
テクタ130が摩耗してしまう前にスポーツシューズ1
00が使えなくなってしまうという問題があった。
【0008】また、一枚ものの天然皮革等をつま先に吊
り込むことでプロテクタとするものは、吊り込み工程が
必要となっていた。
【0009】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、容易にプロ
テクタが剥がれることのない、耐久性のある丈夫で、か
つ製造が簡単なスポーツシューズを提供することにな
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のスポーツシュー
ズは、靴底と、甲被と、少なくとも前記甲被のつま先を
保護するプロテクタとを備え、前記甲被に設けた前記靴
底と縫い合わせるための吊り込み部と前記靴底とを縫合
したスポーツシューズであって、前記プロテクタはつま
先の形状に沿った立体形状に形成されており、当該プロ
テクタの下端部に設けたプロテクタフランジ部を、前記
吊り込み部と前記靴底とに間に挟んで縫合したことを特
徴としている。
【0011】また、このとき、前記プロテクタフランジ
部の幅を、前記吊り込み部の幅よりも大きくしておくの
が好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例であるス
ポーツシューズ100の概略的分解斜視図、図2は当該
スポーツシューズ100を裏面から見た概略的斜視図で
ある。
【0013】かかるスポーツシューズ100は、野球や
サッカー、ラグビーなどのスポーツシューズ100とし
て用いられるものであって、スポーツシューズ100
は、従来例と同様に、靴底110と甲被120、甲被1
20のつま先を保護するプロテクタ130及びスポーツ
シューズ100の内底を形成する図示しない底敷とから
構成されている。
【0014】本発明のスポーツシューズ100にあって
は、靴底110及び甲被120は、従来例の靴底110
及び甲被120と全く同じであって、天然皮革や合成皮
革から作製されており、甲被120の底側には、靴底1
10と縫い合わせるための吊り込み部121が曲折形成
されている。
【0015】プロテクタ130は、耐摩耗性に優れた材
質、例えばプラスチック等によってつま先の形状に沿う
ように立体形状に構成されており、従来例のプロテクタ
130とほぼ同様な形状に形成されている。すなわち、
このプロテクタ130は、その下端部に、靴底110及
び甲被120と縫い合わせるための縫い合わせしろとし
て、プロテクタフランジ部131が曲折形成されている
のである。また、このプロテクタフランジ部131の幅
は、図2に示すように、少なくとも吊り込み部121の
幅よりも大きく形成されている。
【0016】プロテクタ130は、プロテクタフランジ
部131が、靴底110と吊り込み部121との間に挟
み込まれて、図1及び図2に示す一点鎖線の箇所で、縫
い合わせられるとともに、プロテクタ130の内面は、
接着剤によって甲被120のつま先に貼り合わせられて
いる。
【0017】したがって、このスポーツシューズ100
にあっては、プロテクタ130が甲被120から容易に
剥がれてしまうことがなく、プロテクタ130が付いた
丈夫なスポーツシューズ100とすることができる。
【0018】また、プロテクタフランジ部131の幅
は、吊り込み部121の幅よりも広くなっているため
に、スポーツシューズ100のつま先において、靴底1
10を除いたスポーツシューズ100の底厚は、外周域
では吊り込み部121とプロテクタフランジ部131の
2枚分の厚さがあるのに対し、その内側ではプロテクタ
フランジ部131、1枚分の厚さとなり、さらにその内
側では何もない状態となる。このため、スポーツシュー
ズ100の外周域から内側に向けて、底敷をなだらかに
敷くことができる。したがって、プロテクタフランジ部
131による段差感を、足の裏に感じさせることがな
く、より好都合である。
【0019】また、図3に一点鎖線で示すように、プロ
テクタ130をより大きくして、つま先のみならず足の
側面部まで覆うようにしてもよい。この場合には、例え
ばサッカーシューズのように、つま先を酷使するスポー
ツシューズに適している。
【0020】
【発明の効果】本発明のスポーツシューズは、靴底と、
甲被と、前記甲被のつま先を保護するプロテクタとを備
え、前記甲被に設けた前記靴底と縫い合わせるための吊
り込み部と前記靴底とを縫合したスポーツシューズであ
って、前記プロテクタの下端部に設けたプロテクタフラ
ンジ部を、前記吊り込み部と前記靴底とに間に挟んで縫
合したことを特徴としている。
【0021】このため、プロテクタフランジ部は靴底の
内側に位置するので、地面とプロテクタフランジ部とは
直接に接触することがなく、使用中においてこの部分に
力が加わらず、従来のようにプロテクタの外れが生じな
いので、丈夫なスポーツシューズとすることができる。
【0022】また、プロテクタは接着と縫合とによって
取り付けられるため、従来のような釘付け工程を省略す
ることができ、工数の削減とコストの低減とが可能にな
る。
【0023】また、このとき、前記プロテクタフランジ
部の幅を、前記吊り込み部の幅よりも大きくしておく
と、プロテクタの縫合を確実にすることができるととも
に、スポーツシューズのつま先において、スポーツシュ
ーズの内底となる底敷をなだらかに敷くことができ、プ
ロテクタフランジ部による段差感を、足の裏に感じさせ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスポーツシューズの概
略的分解斜視図である。
【図2】同上のスポーツシューズを裏面から見た概略的
斜視図である。
【図3】従来例のスポーツシューズの概略的外観斜視図
である。
【図4】同上のスポーツシューズを裏面から見た概略的
斜視図である。
【図5】同上のスポーツシューズの概略的分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
100 スポーツシューズ 110 靴底 120 甲被 121 吊り込み部 130 プロテクタ 131 プロテクタフランジ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴底と、甲被と、少なくとも前記甲被の
    つま先を保護するプロテクタとを備え、前記甲被に設け
    た前記靴底と縫い合わせるための吊り込み部と前記靴底
    とを縫合したスポーツシューズにおいて、 前記プロテクタはつま先の形状に沿った立体形状に形成
    されており、当該プロテクタの下端部に設けたプロテク
    タフランジ部を、前記吊り込み部と前記靴底とに間に挟
    んで縫合したことを特徴とするスポーツシューズ。
  2. 【請求項2】 前記プロテクタフランジ部の幅を、前記
    吊り込み部の幅よりも大きくしたことを特徴とする請求
    項1に記載のスポーツシューズ。
JP28309896A 1996-10-04 1996-10-04 スポーツシューズ Expired - Lifetime JP2805144B2 (ja)

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JPH10108710A JPH10108710A (ja) 1998-04-28
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