JP2804864B2 - 半導体封止用樹脂の保持移送方法及びその装置 - Google Patents
半導体封止用樹脂の保持移送方法及びその装置Info
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- JP2804864B2 JP2804864B2 JP4149334A JP14933492A JP2804864B2 JP 2804864 B2 JP2804864 B2 JP 2804864B2 JP 4149334 A JP4149334 A JP 4149334A JP 14933492 A JP14933492 A JP 14933492A JP 2804864 B2 JP2804864 B2 JP 2804864B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固形の半導体封止用
樹脂(タブレット)を破損がなく、かつ効率よく保持し
かつ移送する、半導体封止用樹脂の保持移送技術に関す
るものである。
樹脂(タブレット)を破損がなく、かつ効率よく保持し
かつ移送する、半導体封止用樹脂の保持移送技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程の1である、半導
体装置を樹脂で封止する工程は、半導体装置があらかじ
め挿入されている金型の所定の空洞へ、エポキシ樹脂等
の樹脂を圧入することにより実行される。通常、この工
程で使用される樹脂は、その粉体を圧縮成型した固形の
樹脂(タブレット)として供給される。このタブレット
を樹脂封止工程へ供給する過程において、タブレットを
安全に保持しつつ所定の位置へ移送する必要がある。
体装置を樹脂で封止する工程は、半導体装置があらかじ
め挿入されている金型の所定の空洞へ、エポキシ樹脂等
の樹脂を圧入することにより実行される。通常、この工
程で使用される樹脂は、その粉体を圧縮成型した固形の
樹脂(タブレット)として供給される。このタブレット
を樹脂封止工程へ供給する過程において、タブレットを
安全に保持しつつ所定の位置へ移送する必要がある。
【0003】ところで、タブレットは衝撃に弱く破損し
易いので、保持及び移送の過程において、欠け、割れな
どの破損を生じないような技術が要求される。特開昭6
1−190474号公報には、この要請に応える技術が
開示されている。この技術は、図10(前記公報の第3
図に相当する)に図示するように、複数個の凹部1をも
つトレー(受け皿)2をタブレット3の上部及び下部に
配置することにより、タブレット3を収納して保持し、
更にこれらを積み重ねて梱包容器4に収納するものであ
る。
易いので、保持及び移送の過程において、欠け、割れな
どの破損を生じないような技術が要求される。特開昭6
1−190474号公報には、この要請に応える技術が
開示されている。この技術は、図10(前記公報の第3
図に相当する)に図示するように、複数個の凹部1をも
つトレー(受け皿)2をタブレット3の上部及び下部に
配置することにより、タブレット3を収納して保持し、
更にこれらを積み重ねて梱包容器4に収納するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】<従来技術における問
題点>従来の半導体封止用樹脂の保持移送技術は、上述
のように構成されるので以下のような問題点を有してい
る。
題点>従来の半導体封止用樹脂の保持移送技術は、上述
のように構成されるので以下のような問題点を有してい
る。
【0005】第1に従来技術は、タブレット3の下部を
保持するトレー2と上部を保持するトレー2の双方を必
要とし、しかもこれらが梱包容器4に収納されることを
要する。このため、タブレット3を収納する工程、ある
いは取り出す工程が複雑で、作業効率が悪いという欠点
があった。
保持するトレー2と上部を保持するトレー2の双方を必
要とし、しかもこれらが梱包容器4に収納されることを
要する。このため、タブレット3を収納する工程、ある
いは取り出す工程が複雑で、作業効率が悪いという欠点
があった。
【0006】第2に従来の技術では、タブレット3を保
持したトレー2は単純に積み重ねられる。このため、積
み重ねられたトレー2同士の位置ずれを防止することが
できず、積み重ねられたトレー2全体を梱包容器4で梱
包することなしには、タブレット3を積み重ねた状態で
保管することも移送することもできないという欠点があ
った。
持したトレー2は単純に積み重ねられる。このため、積
み重ねられたトレー2同士の位置ずれを防止することが
できず、積み重ねられたトレー2全体を梱包容器4で梱
包することなしには、タブレット3を積み重ねた状態で
保管することも移送することもできないという欠点があ
った。
【0007】第3に従来の技術では、タブレット3をト
レー2に収納する際に、タブレット3を凹部1に的確に
挿入する必要があり、挿入位置に関して精密な位置決め
を要するという欠点があった。
レー2に収納する際に、タブレット3を凹部1に的確に
挿入する必要があり、挿入位置に関して精密な位置決め
を要するという欠点があった。
【0008】第4に従来の技術は、移送の過程でタブレ
ット3と凹部1とが擦れ合って生じるタブレット3の粉
がトレー2の底部に蓄積され、新たに保持されるタブレ
ット3にこの粉が付着するという欠点を有していた。
ット3と凹部1とが擦れ合って生じるタブレット3の粉
がトレー2の底部に蓄積され、新たに保持されるタブレ
ット3にこの粉が付着するという欠点を有していた。
【0009】第5に従来の技術では、トレー2自身に掴
みを可能にする部材については開示がなく、梱包を解い
てトレー2を梱包容器4から取り出した状態で、タブレ
ット3を保持したトレー2を安全に移送することは容易
ではない。また、トレー2を梱包容器4に収納する必要
から、掴み部をトレー2に設けるのは困難である。
みを可能にする部材については開示がなく、梱包を解い
てトレー2を梱包容器4から取り出した状態で、タブレ
ット3を保持したトレー2を安全に移送することは容易
ではない。また、トレー2を梱包容器4に収納する必要
から、掴み部をトレー2に設けるのは困難である。
【0010】<この発明の目的>この発明は、以上の問
題点を解消するために行われたものであり、第1に、タ
ブレットを収納あるいは除去する工程が単純で作業性が
良く、第2に、梱包無しでタブレットを積み重ねて収納
した上で保管も移動もでき、第3に、タブレットを収納
する際に精密な位置決めを要せず、第4に、タブレット
の粉が新たに保持されるタブレットに付着せず、かつ第
5にタブレットを保持した状態で安全かつ容易に移送し
得る、半導体封止用樹脂の保持移送技術を提供すること
を目的とする。
題点を解消するために行われたものであり、第1に、タ
ブレットを収納あるいは除去する工程が単純で作業性が
良く、第2に、梱包無しでタブレットを積み重ねて収納
した上で保管も移動もでき、第3に、タブレットを収納
する際に精密な位置決めを要せず、第4に、タブレット
の粉が新たに保持されるタブレットに付着せず、かつ第
5にタブレットを保持した状態で安全かつ容易に移送し
得る、半導体封止用樹脂の保持移送技術を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
に記載の半導体封止用樹脂の保持移送方法は、複数の半
導体封止用樹脂を所定の配列をもって保持及び移送する
方法であって、(a)パレットを準備する工程であっ
て、(a−1)底面と側面とを有し、上面が開口した実
質的に箱の形状を有する本体部と、(a−2)前記本体
部の内部の空間を分割して成り、前記底面に沿って配列
し、実質的に互いに同等であって、その各1の幅が前記
底面から上部へ至る程に広く、かつ前記樹脂を少なくと
も1個毎に相互に離隔して収納する、小空間を形成する
間仕切りと、を有するパレットを準備する工程と、
(b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封止用樹脂
のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程と、(c)
前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中に保持した
状態で前記パレットを移送する工程と、を備えるもので
ある。
に記載の半導体封止用樹脂の保持移送方法は、複数の半
導体封止用樹脂を所定の配列をもって保持及び移送する
方法であって、(a)パレットを準備する工程であっ
て、(a−1)底面と側面とを有し、上面が開口した実
質的に箱の形状を有する本体部と、(a−2)前記本体
部の内部の空間を分割して成り、前記底面に沿って配列
し、実質的に互いに同等であって、その各1の幅が前記
底面から上部へ至る程に広く、かつ前記樹脂を少なくと
も1個毎に相互に離隔して収納する、小空間を形成する
間仕切りと、を有するパレットを準備する工程と、
(b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封止用樹脂
のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程と、(c)
前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中に保持した
状態で前記パレットを移送する工程と、を備えるもので
ある。
【0012】この発明に係る請求項2に記載の半導体封
止用樹脂の保持移送方法は、複数の半導体封止用樹脂を
所定の配列をもって保持及び移送する方法であって、
(a)パレットを準備する工程であって、(a−1)底
面と側面とを有し、上面が開口した実質的に箱の形状を
有する本体部と、(a−2)前記本体部の内部の空間を
分割して成り、前記底面に沿って配列し、実質的に互い
に同等であって、かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相
互に離隔して収納する、小空間を形成する間仕切りと、
を有し、前記本体部(a−1)が、(a−1−1)前記
小空間の各1毎に、前記樹脂が通過し得ない形状を有す
る孔を形成した前記底面、を有するパレットを準備する
工程と、(b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封
止用樹脂のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程
と、(c)前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中
に保持した状態で前記パレットを移送する工程と、を備
えるものである。
止用樹脂の保持移送方法は、複数の半導体封止用樹脂を
所定の配列をもって保持及び移送する方法であって、
(a)パレットを準備する工程であって、(a−1)底
面と側面とを有し、上面が開口した実質的に箱の形状を
有する本体部と、(a−2)前記本体部の内部の空間を
分割して成り、前記底面に沿って配列し、実質的に互い
に同等であって、かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相
互に離隔して収納する、小空間を形成する間仕切りと、
を有し、前記本体部(a−1)が、(a−1−1)前記
小空間の各1毎に、前記樹脂が通過し得ない形状を有す
る孔を形成した前記底面、を有するパレットを準備する
工程と、(b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封
止用樹脂のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程
と、(c)前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中
に保持した状態で前記パレットを移送する工程と、を備
えるものである。
【0013】この発明に係る請求項3に記載の半導体封
止用樹脂の保持移送方法は、複数の半導体封止用樹脂を
所定の配列をもって保持及び移送する方法であって、
(a)パレットを準備する工程であって、(a−1)底
面と側面とを有し、上面が開口した実質的に箱の形状を
有する本体部と、(a−2)前記本体部の内部の空間を
分割して成り、前記底面に沿って配列し、実質的に互い
に同等であって、かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相
互に離隔して収納する、小空間を形成する間仕切りと、
(a−3)前記本体部の上端縁に設けられる外方張出し
状のフランジと、を有するパレットを準備する工程と、
(b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封止用樹脂
のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程と、(c)
前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中に保持した
状態で、前記フランジを支持して前記パレットを移送す
る工程と、を備えるものである。
止用樹脂の保持移送方法は、複数の半導体封止用樹脂を
所定の配列をもって保持及び移送する方法であって、
(a)パレットを準備する工程であって、(a−1)底
面と側面とを有し、上面が開口した実質的に箱の形状を
有する本体部と、(a−2)前記本体部の内部の空間を
分割して成り、前記底面に沿って配列し、実質的に互い
に同等であって、かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相
互に離隔して収納する、小空間を形成する間仕切りと、
(a−3)前記本体部の上端縁に設けられる外方張出し
状のフランジと、を有するパレットを準備する工程と、
(b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封止用樹脂
のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程と、(c)
前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中に保持した
状態で、前記フランジを支持して前記パレットを移送す
る工程と、を備えるものである。
【0014】この発明に係る請求項4に記載の半導体封
止用樹脂の保持移送方法は、請求項3に記載の半導体封
止用樹脂の保持移送方法において、前記フランジ(a−
3)が、(a−3−1)前記パレットと同一の構成を有
する他の前記パレットが備える前記本体部の前記底面の
縁部と係合し得る溝を、その上面に形成した前記本体部
の上端縁に設けられる外方張出し状のフランジ、を有
し、(d)前記フランジを支持することにより、前記底
面の縁部を他の前記本体部に設けられた前記フランジの
前記溝に係合させることにより、複数個の前記パレット
を積み重ねる工程、を更に備えるものである。
止用樹脂の保持移送方法は、請求項3に記載の半導体封
止用樹脂の保持移送方法において、前記フランジ(a−
3)が、(a−3−1)前記パレットと同一の構成を有
する他の前記パレットが備える前記本体部の前記底面の
縁部と係合し得る溝を、その上面に形成した前記本体部
の上端縁に設けられる外方張出し状のフランジ、を有
し、(d)前記フランジを支持することにより、前記底
面の縁部を他の前記本体部に設けられた前記フランジの
前記溝に係合させることにより、複数個の前記パレット
を積み重ねる工程、を更に備えるものである。
【0015】請求項5〜請求項9に記載の半導体封止用
樹脂の保持移送装置は、それぞれ請求項1〜請求項4に
記載の半導体封止用樹脂の保持移送方法を実施するに適
した構成を備えるものである。
樹脂の保持移送装置は、それぞれ請求項1〜請求項4に
記載の半導体封止用樹脂の保持移送方法を実施するに適
した構成を備えるものである。
【0016】
【作用】この発明における半導体封止用樹脂の保持移送
技術では、実質的に箱状の本体部の内部を上部に至るほ
ど幅が広い小空間に仕切るので、各小空間に樹脂を収納
する際に、樹脂の位置決めを精密に行う必要がない(請
求項1、請求項5、請求項6)。
技術では、実質的に箱状の本体部の内部を上部に至るほ
ど幅が広い小空間に仕切るので、各小空間に樹脂を収納
する際に、樹脂の位置決めを精密に行う必要がない(請
求項1、請求項5、請求項6)。
【0017】この発明における半導体封止用樹脂の保持
移送技術では、実質的に箱状の本体部を小空間に仕切
り、更に各小空間の底面に樹脂が貫通できない程の孔を
設けるので、樹脂の粉末が小空間の底面に蓄積しない。
(請求項2、請求項7)。
移送技術では、実質的に箱状の本体部を小空間に仕切
り、更に各小空間の底面に樹脂が貫通できない程の孔を
設けるので、樹脂の粉末が小空間の底面に蓄積しない。
(請求項2、請求項7)。
【0018】この発明における半導体封止用樹脂の保持
移送技術では、内部を小空間に仕切られた実質的に箱状
の本体部の上端縁に、外側に張り出す形状のフランジを
設けるので、このフランジの底面を支持して本体部を移
動させることにより、樹脂を各小空間に保持したまま、
痛めることなく安全にかつ容易に移送することができる
(請求項3、請求項8)。
移送技術では、内部を小空間に仕切られた実質的に箱状
の本体部の上端縁に、外側に張り出す形状のフランジを
設けるので、このフランジの底面を支持して本体部を移
動させることにより、樹脂を各小空間に保持したまま、
痛めることなく安全にかつ容易に移送することができる
(請求項3、請求項8)。
【0019】更に、この発明における半導体封止用樹脂
の保持移送技術では、フランジの上面に別の本体部の底
面の縁部に係合し得る溝を形成するので、梱包作業を要
せずして、本体部同士を安全に積み重ねて移送及び保管
することができる(請求項4、請求項9)。
の保持移送技術では、フランジの上面に別の本体部の底
面の縁部に係合し得る溝を形成するので、梱包作業を要
せずして、本体部同士を安全に積み重ねて移送及び保管
することができる(請求項4、請求項9)。
【0020】
【実施例】[実施例1.] <パレット100の構成>図1及び図2はそれぞれ、こ
の発明の第1の実施例における半導体封止用樹脂の保持
移送装置である、パレット100の部分切断全体斜視図
及び平面図である。パレット100は本体部101を備
えており、この本体部101は、矩形の底面102と側
面103を有し、上面が開口した箱の形状を成してい
る。底面102には、上方に至るほど幅が狭くなってい
る錐体形状の突起状部104が、底面102の直交する
2本の中心軸X、Yに沿って等間隔に突設して配列され
ている。望ましくは、側面103の内面には突起状部1
04の一部、例えば半分に相当する突起状部104a、
あるいは4半分に相当する突起状部104bが設けられ
る。更に、隣接する突起状部104、104aの下部の
間に、底面102に対して直立する仕切り板105が架
け渡して設けられる。底面102には、各小空間106
毎に孔107が設けられる。
の発明の第1の実施例における半導体封止用樹脂の保持
移送装置である、パレット100の部分切断全体斜視図
及び平面図である。パレット100は本体部101を備
えており、この本体部101は、矩形の底面102と側
面103を有し、上面が開口した箱の形状を成してい
る。底面102には、上方に至るほど幅が狭くなってい
る錐体形状の突起状部104が、底面102の直交する
2本の中心軸X、Yに沿って等間隔に突設して配列され
ている。望ましくは、側面103の内面には突起状部1
04の一部、例えば半分に相当する突起状部104a、
あるいは4半分に相当する突起状部104bが設けられ
る。更に、隣接する突起状部104、104aの下部の
間に、底面102に対して直立する仕切り板105が架
け渡して設けられる。底面102には、各小空間106
毎に孔107が設けられる。
【0021】これらの突起状部104、104a、10
4b及び仕切り板105により、本体部101の内部の
空間が実質的に互いに同等な小空間106に分割され
る。小空間106は、突起状部104の配列により、中
心軸X、Yに沿って等間隔に配列する。また、小空間1
06の水平方向の幅は、突起状部104の形状に規定さ
れて、上方に至るほど広くなっている。
4b及び仕切り板105により、本体部101の内部の
空間が実質的に互いに同等な小空間106に分割され
る。小空間106は、突起状部104の配列により、中
心軸X、Yに沿って等間隔に配列する。また、小空間1
06の水平方向の幅は、突起状部104の形状に規定さ
れて、上方に至るほど広くなっている。
【0022】本体部101の上端縁101aに沿って、
外側に張り出す形状のフランジ108が設けられる。フ
ランジ108の上面108aには、他のパレット100
における底面102の縁部102aと係合し得る溝10
8bが設けられている。好ましくは、パレット100の
材料には、腐食しにくく耐久性に優れた樹脂が選ばれ使
用される。
外側に張り出す形状のフランジ108が設けられる。フ
ランジ108の上面108aには、他のパレット100
における底面102の縁部102aと係合し得る溝10
8bが設けられている。好ましくは、パレット100の
材料には、腐食しにくく耐久性に優れた樹脂が選ばれ使
用される。
【0023】<パレット100の機能>小空間106の
各1毎に、単数又は複数のタブレット3が収納される。
タブレット3は各小空間106に拘束され、隣接する小
空間106に収納されたタブレット3とは互いに隔離し
て保持される。このため、タブレット3を収納したパレ
ット100を移動する際に、タブレット3がパレット1
00の中で自在に動き回ることによる、タブレット3の
破損を防止することができる。すなわち、パレット10
0を用いることにより、タブレット3を傷つけることな
く安全に保持しつつ移送することができる。
各1毎に、単数又は複数のタブレット3が収納される。
タブレット3は各小空間106に拘束され、隣接する小
空間106に収納されたタブレット3とは互いに隔離し
て保持される。このため、タブレット3を収納したパレ
ット100を移動する際に、タブレット3がパレット1
00の中で自在に動き回ることによる、タブレット3の
破損を防止することができる。すなわち、パレット10
0を用いることにより、タブレット3を傷つけることな
く安全に保持しつつ移送することができる。
【0024】また、小空間106が上方に至るほどその
幅が広くなっているために、タブレット3を各小空間1
06へ投入する際に、タブレット3と小空間106の間
の相対位置を精密に決定する必要がない。すなわち、タ
ブレット3の小空間106への投入を容易に実行するこ
とができる。
幅が広くなっているために、タブレット3を各小空間1
06へ投入する際に、タブレット3と小空間106の間
の相対位置を精密に決定する必要がない。すなわち、タ
ブレット3の小空間106への投入を容易に実行するこ
とができる。
【0025】更に、各小空間106の底面102に孔1
07が設けられているために、移送の過程でタブレット
3が突起状部104、仕切り板105などと擦れ合うな
どにより生じるタブレット3の粉末、あるいは外部から
侵入する塵、屑などが底面102に堆積することがな
い。従って、タブレット3にこれらの堆積物が付着する
ことがないので、封止すべき樹脂の量に偏差を生じた
り、封止樹脂に不純物が混入する恐れがない。更に、本
体部101の清掃の手間を省くことができるので、作業
効率も向上する。なお、孔107の大きさ及び形状は、
タブレット3が小空間106から孔107を貫通して落
下しない大きさ及び形状に決定される。
07が設けられているために、移送の過程でタブレット
3が突起状部104、仕切り板105などと擦れ合うな
どにより生じるタブレット3の粉末、あるいは外部から
侵入する塵、屑などが底面102に堆積することがな
い。従って、タブレット3にこれらの堆積物が付着する
ことがないので、封止すべき樹脂の量に偏差を生じた
り、封止樹脂に不純物が混入する恐れがない。更に、本
体部101の清掃の手間を省くことができるので、作業
効率も向上する。なお、孔107の大きさ及び形状は、
タブレット3が小空間106から孔107を貫通して落
下しない大きさ及び形状に決定される。
【0026】本体部101の上端縁101aにはフラン
ジ108が設けられているので、フランジ108を支持
することにより、容易にパレット100を搬送すること
ができる。更に、フランジ108には溝108bが設け
られているので、図3に図示するように複数のパレット
100を、互いに溝108bと縁部102aとを係合さ
せて積み重ねることができる。
ジ108が設けられているので、フランジ108を支持
することにより、容易にパレット100を搬送すること
ができる。更に、フランジ108には溝108bが設け
られているので、図3に図示するように複数のパレット
100を、互いに溝108bと縁部102aとを係合さ
せて積み重ねることができる。
【0027】図4はパレット100の搬送、及び積み重
ねの様子を模式的に図示している。図4において矢印は
各部材の移動する方向を表現する。フォークリフト21
0は、ガイド211に沿って略鉛直方向に摺動するフォ
ーク212a、212bを備えている。2本のフォーク
212a、212bの間隔は側面103の横幅に略一致
しており、フォーク212a、212bは本体部101
を挟み込むような形で、フランジ108をすくい上げ
る。このとき、パレット100は両方のフォーク212
a、212bに安定に支持される。フォークリフト21
0は床面10を移動するための車輪213を備えてお
り、パレット100を任意の高さで支持したまま、任意
の方向に、かつ任意の距離をもって移動し得る。例えば
昇降台220の上などの所定の位置へ、パレット100
を搬送し、かつパレット100の各1を順次、互いに溝
108bと縁部102aとが係合するように積み重ねて
置くこともできる。逆に、積み重ねられたパレット10
0から順次係合状態を解除して、各1を別の所定の位置
へ搬送することもできる。
ねの様子を模式的に図示している。図4において矢印は
各部材の移動する方向を表現する。フォークリフト21
0は、ガイド211に沿って略鉛直方向に摺動するフォ
ーク212a、212bを備えている。2本のフォーク
212a、212bの間隔は側面103の横幅に略一致
しており、フォーク212a、212bは本体部101
を挟み込むような形で、フランジ108をすくい上げ
る。このとき、パレット100は両方のフォーク212
a、212bに安定に支持される。フォークリフト21
0は床面10を移動するための車輪213を備えてお
り、パレット100を任意の高さで支持したまま、任意
の方向に、かつ任意の距離をもって移動し得る。例えば
昇降台220の上などの所定の位置へ、パレット100
を搬送し、かつパレット100の各1を順次、互いに溝
108bと縁部102aとが係合するように積み重ねて
置くこともできる。逆に、積み重ねられたパレット10
0から順次係合状態を解除して、各1を別の所定の位置
へ搬送することもできる。
【0028】このように、本体部101にフランジ10
8が設けられているために、パレット100を安定に支
持しつつ搬送することができるので、タブレット3の移
送がタブレット3を破損することなく安全に行われる。
また、複数のパレット100同士を互いに係合させるこ
とができるので、タブレット3を破損することなく安全
にパレット100を積み重ねることができる。また、積
み重ねる場合に従来の技術において必要とした梱包容器
4を要せず、このため積み重ねの作業が単純かつ容易で
あり、作業の効率が良い。また、積み重ねることによ
り、本体部101に蓋を設けることなく、本体部101
の外部から内部への塵、屑等の侵入を防止することがで
きる。この実施例の装置100では、蓋を要しない上
に、従来技術におけるようにタブレット3の上部と下部
とをおのおの別個のトレー2を用いて保持する必要がな
いので、本体部101へのタブレット3の収納及び除去
を効率よく実行し得る。
8が設けられているために、パレット100を安定に支
持しつつ搬送することができるので、タブレット3の移
送がタブレット3を破損することなく安全に行われる。
また、複数のパレット100同士を互いに係合させるこ
とができるので、タブレット3を破損することなく安全
にパレット100を積み重ねることができる。また、積
み重ねる場合に従来の技術において必要とした梱包容器
4を要せず、このため積み重ねの作業が単純かつ容易で
あり、作業の効率が良い。また、積み重ねることによ
り、本体部101に蓋を設けることなく、本体部101
の外部から内部への塵、屑等の侵入を防止することがで
きる。この実施例の装置100では、蓋を要しない上
に、従来技術におけるようにタブレット3の上部と下部
とをおのおの別個のトレー2を用いて保持する必要がな
いので、本体部101へのタブレット3の収納及び除去
を効率よく実行し得る。
【0029】図5はタブレット3が小空間106に保持
された様子を示す、パレット100の正面断面図であ
る。図5(a)は相対的に径が小さいタブレット3を保
持した例を示しており、図5(b)は径が大きくかつ長
さが相対的に短いタブレット3を保持した例である。仕
切り板105が設けられているために、図5(a)に示
すように径が小さいタブレット3をも、小空間106か
ら外にはみ出すことなく、小空間106の中に拘束して
保持することができる。また、径の大きいタブレット3
であれば、図5(b)に図示するように、各小空間10
6に複数個のタブレット3を重ねて保持することができ
る。この場合、径が大きいので仕切り板105の上辺1
05aを超えて上方に位置するタブレット3であって
も、突起状部104に遮られて小空間106の外にはみ
出ることはない。
された様子を示す、パレット100の正面断面図であ
る。図5(a)は相対的に径が小さいタブレット3を保
持した例を示しており、図5(b)は径が大きくかつ長
さが相対的に短いタブレット3を保持した例である。仕
切り板105が設けられているために、図5(a)に示
すように径が小さいタブレット3をも、小空間106か
ら外にはみ出すことなく、小空間106の中に拘束して
保持することができる。また、径の大きいタブレット3
であれば、図5(b)に図示するように、各小空間10
6に複数個のタブレット3を重ねて保持することができ
る。この場合、径が大きいので仕切り板105の上辺1
05aを超えて上方に位置するタブレット3であって
も、突起状部104に遮られて小空間106の外にはみ
出ることはない。
【0030】[実施例2.]図6は、この発明の第2の
実施例における半導体封止用樹脂の保持移送装置であ
る、パレット100の正面図である。図6(b)は図6
(a)におけるAの部分を拡大した詳細図である。この
実施例ではパレット100の側面103は、上辺よりも
底辺がやや短い略矩形をなしている。すなわち、側面1
03は鉛直線との間に、ある大きさの傾斜角αを有して
いる。この角度に対応して、フランジの上面108aの
溝108bは、その縁面108dが鉛直方向に対して傾
斜角αをなすように設けられる。
実施例における半導体封止用樹脂の保持移送装置であ
る、パレット100の正面図である。図6(b)は図6
(a)におけるAの部分を拡大した詳細図である。この
実施例ではパレット100の側面103は、上辺よりも
底辺がやや短い略矩形をなしている。すなわち、側面1
03は鉛直線との間に、ある大きさの傾斜角αを有して
いる。この角度に対応して、フランジの上面108aの
溝108bは、その縁面108dが鉛直方向に対して傾
斜角αをなすように設けられる。
【0031】図7は、この実施例における2個のパレッ
ト100を、互いに溝108bと縁部102aとを係合
させて積み重ねた様子を示す正面図である。側面103
と縁面108dとが傾斜角を有しているために、複数の
パレット100を積み重ねる際に、これらのパレット1
00同士の相対位置を精密に決定することなく、縁部1
02aと溝108bとを容易に係合させることができ
る。更に、側面103と縁面108dとが同一の傾斜角
を有しているので、縁部102aが溝108bに隙間を
有することなく係合し得る。このため、複数のパレット
100を積み重ねた状態で搬送するときに、パレット1
00が不必要に振動して収納されたタブレット3を破損
することがない。
ト100を、互いに溝108bと縁部102aとを係合
させて積み重ねた様子を示す正面図である。側面103
と縁面108dとが傾斜角を有しているために、複数の
パレット100を積み重ねる際に、これらのパレット1
00同士の相対位置を精密に決定することなく、縁部1
02aと溝108bとを容易に係合させることができ
る。更に、側面103と縁面108dとが同一の傾斜角
を有しているので、縁部102aが溝108bに隙間を
有することなく係合し得る。このため、複数のパレット
100を積み重ねた状態で搬送するときに、パレット1
00が不必要に振動して収納されたタブレット3を破損
することがない。
【0032】[実施例3.]図8は、この発明の第3の
実施例における半導体封止用樹脂の保持移送装置であ
る、パレット100の部分切断全体斜視図である。この
実施例のパレット100は、図1に示す実施例1のパレ
ット100から、仕切り板105を除去した構成を有し
ている。従ってこの実施例では、その構成は図1の構成
よりも単純であり、より容易にパレット100を構成す
ることができる。十分に径の大きいタブレット3であれ
ば、仕切り板105がなくても小空間106の中にタブ
レット3を拘束して保持することができる。このため、
この実施例のパレット100は径の大きいタブレット3
の保持に適している。
実施例における半導体封止用樹脂の保持移送装置であ
る、パレット100の部分切断全体斜視図である。この
実施例のパレット100は、図1に示す実施例1のパレ
ット100から、仕切り板105を除去した構成を有し
ている。従ってこの実施例では、その構成は図1の構成
よりも単純であり、より容易にパレット100を構成す
ることができる。十分に径の大きいタブレット3であれ
ば、仕切り板105がなくても小空間106の中にタブ
レット3を拘束して保持することができる。このため、
この実施例のパレット100は径の大きいタブレット3
の保持に適している。
【0033】[実施例4.]図9はこの発明の第4の実
施例における半導体封止用樹脂の保持移送装置である保
持移送システム200の主要部を、搬送装置300の主
要部、樹脂封止装置400の主要部とともに図示した斜
視図である。図9において矢印は各部材の移動する方向
を表現する。搬送装置300は、半導体装置を組み込ん
だリードフレーム20とタブレット3とを、樹脂封止装
置400を構成する下金型401の所定の位置へ供給す
る装置である。保持移送システム200は、タブレット
3を搬送装置300へ供給する装置である。
施例における半導体封止用樹脂の保持移送装置である保
持移送システム200の主要部を、搬送装置300の主
要部、樹脂封止装置400の主要部とともに図示した斜
視図である。図9において矢印は各部材の移動する方向
を表現する。搬送装置300は、半導体装置を組み込ん
だリードフレーム20とタブレット3とを、樹脂封止装
置400を構成する下金型401の所定の位置へ供給す
る装置である。保持移送システム200は、タブレット
3を搬送装置300へ供給する装置である。
【0034】保持移送システム200は、前述のフォー
クリフト210(図4)、並びに昇降台220、移動装
置230、240、250、及び昇降台260を備えて
いる。タブレット3を保持したパレット100は、フォ
ークリフト210によって昇降台220の台座221の
上に、複数個を重ねて積載される(図4)。昇降台22
0が備える油圧シリンダ222の働きで、台座221は
鉛直方向に移動し得る。台座221にパレット100が
積載されるときには、台座221は相対的に低位置にあ
って、所定の個数のパレット100が積載されると最上
段に位置するパレット100は、その底面102が移動
装置240の上面と略同じ高さになる。
クリフト210(図4)、並びに昇降台220、移動装
置230、240、250、及び昇降台260を備えて
いる。タブレット3を保持したパレット100は、フォ
ークリフト210によって昇降台220の台座221の
上に、複数個を重ねて積載される(図4)。昇降台22
0が備える油圧シリンダ222の働きで、台座221は
鉛直方向に移動し得る。台座221にパレット100が
積載されるときには、台座221は相対的に低位置にあ
って、所定の個数のパレット100が積載されると最上
段に位置するパレット100は、その底面102が移動
装置240の上面と略同じ高さになる。
【0035】移動装置230は駆動装置(図示しない)
により水平に伸びて、最上段に位置するパレット100
のフランジ108を支持して持ち上げることにより、下
段のパレット100との係合状態を解除し、更に水平に
伸びてパレット100を移動装置240の上面の所定の
位置に載置する。その後、移動装置230は逆方向に移
動して、元の位置に復帰する。このとき、移動装置23
0は昇降台220の上方空間から取り除かれている。こ
の状態において、昇降台220は台座221をパレット
100の1個分の高さだけ上昇させる。移動装置240
に載置されたパレット100が所定の距離だけ移動し、
移動装置240の前記所定の位置が空きとなったとき
に、上述の工程を反復することにより新たに最上段に位
置するパレット100を移動させ移動装置240の前記
所定の位置へ載置する。以上の工程を反復することによ
り、台座221の上の全てのパレット100が順次、移
動装置240へ移動する。
により水平に伸びて、最上段に位置するパレット100
のフランジ108を支持して持ち上げることにより、下
段のパレット100との係合状態を解除し、更に水平に
伸びてパレット100を移動装置240の上面の所定の
位置に載置する。その後、移動装置230は逆方向に移
動して、元の位置に復帰する。このとき、移動装置23
0は昇降台220の上方空間から取り除かれている。こ
の状態において、昇降台220は台座221をパレット
100の1個分の高さだけ上昇させる。移動装置240
に載置されたパレット100が所定の距離だけ移動し、
移動装置240の前記所定の位置が空きとなったとき
に、上述の工程を反復することにより新たに最上段に位
置するパレット100を移動させ移動装置240の前記
所定の位置へ載置する。以上の工程を反復することによ
り、台座221の上の全てのパレット100が順次、移
動装置240へ移動する。
【0036】移動装置240は上面に載置されたパレッ
ト100を、移動ベルト241の働きで断続的に水平に
移動させる。パレット100は移動ベルト241の移動
方向にその中心軸X、Yの中の1が一致するように移動
装置240へ載置される。移動ベルト241は、パレッ
ト100の小空間106の移動方向の間隔に対応する距
離毎に、移動と一時停止とを反復する。一時停止の間に
搬送装置300が備えるロボット310の触肢311が
パレット100の中からタブレット3を吸着により取り
出し、搬送部320の所定の位置へ載置する。移動ベル
ト241の移動方向に垂直な方向に配列する1列のタブ
レット3が全て取り出されると、移動ベルト241は前
記所定の間隔だけ移動し更に一時停止する。そうして、
つぎの1列に配列するタブレット3が順次取り出され
る。この工程を反復することにより、パレット100の
中の全てのタブレット3が取り出される。パレット10
0の中が空になると、パレット100は移動装置250
により移動させられて、昇降台260の台座261の上
に順次積み重ねて載置される。移動装置250は移動装
置230と同様の構成を有し、昇降台260は昇降台2
20と同様の構成を有する。昇降台260に積載された
空のパレット100は、フォークリフト210によって
所定の場所へ移動させられる。パレット100の、移動
装置250による移動装置240から昇降台260への
移動の工程、及びフォークリフト210による昇降台2
60から所定の場所への移動の工程は、おのおの前述の
移動装置230による昇降台220から移動装置240
への移動の工程、及びフォークリフト210による所定
の位置から昇降台220への移動の工程の逆の手順によ
り実行される。
ト100を、移動ベルト241の働きで断続的に水平に
移動させる。パレット100は移動ベルト241の移動
方向にその中心軸X、Yの中の1が一致するように移動
装置240へ載置される。移動ベルト241は、パレッ
ト100の小空間106の移動方向の間隔に対応する距
離毎に、移動と一時停止とを反復する。一時停止の間に
搬送装置300が備えるロボット310の触肢311が
パレット100の中からタブレット3を吸着により取り
出し、搬送部320の所定の位置へ載置する。移動ベル
ト241の移動方向に垂直な方向に配列する1列のタブ
レット3が全て取り出されると、移動ベルト241は前
記所定の間隔だけ移動し更に一時停止する。そうして、
つぎの1列に配列するタブレット3が順次取り出され
る。この工程を反復することにより、パレット100の
中の全てのタブレット3が取り出される。パレット10
0の中が空になると、パレット100は移動装置250
により移動させられて、昇降台260の台座261の上
に順次積み重ねて載置される。移動装置250は移動装
置230と同様の構成を有し、昇降台260は昇降台2
20と同様の構成を有する。昇降台260に積載された
空のパレット100は、フォークリフト210によって
所定の場所へ移動させられる。パレット100の、移動
装置250による移動装置240から昇降台260への
移動の工程、及びフォークリフト210による昇降台2
60から所定の場所への移動の工程は、おのおの前述の
移動装置230による昇降台220から移動装置240
への移動の工程、及びフォークリフト210による所定
の位置から昇降台220への移動の工程の逆の手順によ
り実行される。
【0037】搬送部320にはタブレット3の他に、リ
ードフレーム20が載置される。リードフレーム20は
固定のフレーム供給部330を経て可動のフレーム供給
部340へ載せられる。リードフレーム20を載置した
フレーム供給部340は、鉛直方向及び水平方向に移動
した後、所定の位置に停止する。このとき、フレームプ
ッシャー350の働きで、フレーム供給部340の上の
リードフレーム20は水平に移動して、搬送部320の
所定の位置に載置される。タブレット3とリードフレー
ム20とを載せた搬送部320は、水平に移動した後、
下金型401の上方空間に一旦停止し、タブレット3と
リードフレーム20とを下金型401の所定の位置にそ
れぞれ投入及び載置する。投入及び載置が完了すると、
搬送部320は元の位置に後退する。その後、下金型4
01はその上方空間に固定される上金型(図示しない)
へ向かって上昇し、下金型と上金型とは一体となる。そ
の後、タブレット3が熱により溶融した樹脂が、両方の
金型が有する所定の空洞に圧入されることにより、リー
ドフレーム20に組み込まれた半導体装置の封止が実行
される。
ードフレーム20が載置される。リードフレーム20は
固定のフレーム供給部330を経て可動のフレーム供給
部340へ載せられる。リードフレーム20を載置した
フレーム供給部340は、鉛直方向及び水平方向に移動
した後、所定の位置に停止する。このとき、フレームプ
ッシャー350の働きで、フレーム供給部340の上の
リードフレーム20は水平に移動して、搬送部320の
所定の位置に載置される。タブレット3とリードフレー
ム20とを載せた搬送部320は、水平に移動した後、
下金型401の上方空間に一旦停止し、タブレット3と
リードフレーム20とを下金型401の所定の位置にそ
れぞれ投入及び載置する。投入及び載置が完了すると、
搬送部320は元の位置に後退する。その後、下金型4
01はその上方空間に固定される上金型(図示しない)
へ向かって上昇し、下金型と上金型とは一体となる。そ
の後、タブレット3が熱により溶融した樹脂が、両方の
金型が有する所定の空洞に圧入されることにより、リー
ドフレーム20に組み込まれた半導体装置の封止が実行
される。
【0038】この実施例のシステム200において、移
動装置240が、パレット100を中心軸X又はYの方
向にタブレット3の配列する間隔毎に断続的に移動させ
るので、ロボット310は移動装置240の移動方向に
は常に一定の位置においてタブレット3を取り出すこと
ができる。このため、ロボット310の動作が単純であ
り、ロボット310及びその動作を規定するプログラム
の設計が容易である。また、昇降台220及び昇降台2
60は鉛直方向に可動な機構を備えているために、これ
らの上には複数個のパレット100を積み重ねて置くこ
とができる。このため、封止作業に必要な空間を節約す
ることができ、より狭い空間の中で効率よく封止作業を
行うことができる。フランジ108の上面に設けられた
溝108bは、このような積み重ねを安全かつ効率よく
行うことを可能にしており、さらにフランジ108は1
つの工程から他の工程へのパレット100の搬送を容易
にしている。
動装置240が、パレット100を中心軸X又はYの方
向にタブレット3の配列する間隔毎に断続的に移動させ
るので、ロボット310は移動装置240の移動方向に
は常に一定の位置においてタブレット3を取り出すこと
ができる。このため、ロボット310の動作が単純であ
り、ロボット310及びその動作を規定するプログラム
の設計が容易である。また、昇降台220及び昇降台2
60は鉛直方向に可動な機構を備えているために、これ
らの上には複数個のパレット100を積み重ねて置くこ
とができる。このため、封止作業に必要な空間を節約す
ることができ、より狭い空間の中で効率よく封止作業を
行うことができる。フランジ108の上面に設けられた
溝108bは、このような積み重ねを安全かつ効率よく
行うことを可能にしており、さらにフランジ108は1
つの工程から他の工程へのパレット100の搬送を容易
にしている。
【0039】
【発明の効果】この発明における半導体封止用樹脂の保
持移送技術では、実質的に箱状の本体部の内部を上部に
至るほど幅が広い小空間に仕切るので、各小空間に樹脂
を収納する際に、樹脂の位置決めを精密に行う必要がな
く、樹脂の収納が容易であるという効果がある(請求項
1、請求項5、請求項6)。
持移送技術では、実質的に箱状の本体部の内部を上部に
至るほど幅が広い小空間に仕切るので、各小空間に樹脂
を収納する際に、樹脂の位置決めを精密に行う必要がな
く、樹脂の収納が容易であるという効果がある(請求項
1、請求項5、請求項6)。
【0040】この発明における半導体封止用樹脂の保持
移送技術では、各小空間の底面に孔を設けるので、樹脂
の粉末及び外部から進入した塵等が底面に蓄積すること
がない。このため、小空間に保持される樹脂にこれらの
粉末、塵等が付着して樹脂の量に偏差を生じる、あるい
は樹脂が異物により汚染される恐れがないという効果が
ある(請求項2、請求項7)。
移送技術では、各小空間の底面に孔を設けるので、樹脂
の粉末及び外部から進入した塵等が底面に蓄積すること
がない。このため、小空間に保持される樹脂にこれらの
粉末、塵等が付着して樹脂の量に偏差を生じる、あるい
は樹脂が異物により汚染される恐れがないという効果が
ある(請求項2、請求項7)。
【0041】この発明における半導体封止用樹脂の保持
移送技術では、本体部の上端縁に外側に張り出す形状の
フランジを設けるので、このフランジの底面を支持して
本体部を移動させることにより、樹脂を各小空間に保持
したまま、痛めることなく安全にかつ容易に移送するこ
とができる効果がある(請求項3、請求項8)。
移送技術では、本体部の上端縁に外側に張り出す形状の
フランジを設けるので、このフランジの底面を支持して
本体部を移動させることにより、樹脂を各小空間に保持
したまま、痛めることなく安全にかつ容易に移送するこ
とができる効果がある(請求項3、請求項8)。
【0042】更に、この発明における半導体封止用樹脂
の保持移送技術は、フランジの上面に別の本体部の底面
の縁部に係合し得る溝を形成するので、本体部同士を安
全に積み重ねて移送及び保管することができる。このた
め、移送の効率及び保管の際の省スペースに寄与し得
る。また、本体部がフランジを備えるので、フランジの
底面を支持して本体部を移動させることにより、樹脂を
各小空間に保持したまま、痛めることなく安全にかつ容
易に、積み重ねることができ、逆に積み重ね状態から解
除することもできる。更に、積み重ねることにより、外
部空間からの塵、芥の侵入から樹脂を保護することがで
きる。更に、本体部の積み重ねが、梱包作業を要せずに
行い得る上に、樹脂の上部と下部をおのおの別個の部材
を用いて保持する必要がないので、樹脂を収納する工
程、除去する工程が単純であり、作業効率が高いといる
効果がある(請求項4、請求項9)。
の保持移送技術は、フランジの上面に別の本体部の底面
の縁部に係合し得る溝を形成するので、本体部同士を安
全に積み重ねて移送及び保管することができる。このた
め、移送の効率及び保管の際の省スペースに寄与し得
る。また、本体部がフランジを備えるので、フランジの
底面を支持して本体部を移動させることにより、樹脂を
各小空間に保持したまま、痛めることなく安全にかつ容
易に、積み重ねることができ、逆に積み重ね状態から解
除することもできる。更に、積み重ねることにより、外
部空間からの塵、芥の侵入から樹脂を保護することがで
きる。更に、本体部の積み重ねが、梱包作業を要せずに
行い得る上に、樹脂の上部と下部をおのおの別個の部材
を用いて保持する必要がないので、樹脂を収納する工
程、除去する工程が単純であり、作業効率が高いといる
効果がある(請求項4、請求項9)。
【図1】この発明の第1の実施例における装置の部分切
断全体斜視図である。
断全体斜視図である。
【図2】この発明の第1の実施例における装置の平面図
である。
である。
【図3】この発明の第1の実施例における装置の正面図
である。
である。
【図4】この発明の第1の実施例における装置の搬送、
及び積み重ねの様子を図示する模式図である。
及び積み重ねの様子を図示する模式図である。
【図5】この発明の第1の実施例における装置の正面断
面図である。
面図である。
【図6】この発明の第2の実施例における装置の正面図
である。
である。
【図7】この発明の第2の実施例における装置の正面図
である。
である。
【図8】この発明の第3の実施例における装置の部分切
断全体斜視図である。
断全体斜視図である。
【図9】この発明の第4の実施例における装置の斜視図
である。
である。
【図10】従来の装置の正面断面図である。
3 タブレット(樹脂) 100 パレット(半導体封止用樹脂の保持移送装置) 101 本体部 101a 上端縁 102 底面 102a 底面の縁部 103 側面 106 小空間 107 孔 108 フランジ 108a フランジの上面 108b 溝 X、Y 中心軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 裕 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 北伊丹製作所内 (56)参考文献 実開 昭62−125779(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/56 H01L 23/28 - 23/30 B29C 31/00 B65G 47/74 B65G 57/00
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の半導体封止用樹脂を所定の配列を
もって保持及び移送する方法であって、 (a)パレットを準備する工程であって、 (a−1)底面と側面とを有し、上面が開口した実質的
に箱の形状を有する本体部と、 (a−2)前記本体部の内部の空間を分割して成り、前
記底面に沿って配列し、実質的に互いに同等であって、
その各1の幅が前記底面から上部へ至る程に広く、かつ
前記樹脂を少なくとも1個毎に相互に離隔して収納す
る、小空間を形成する間仕切りと、 を有するパレットを準備する工程と、 (b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封止用樹脂
のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程と、 (c)前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中に保
持した状態で前記パレットを移送する工程と、 を備える半導体封止用樹脂の保持移送方法。 - 【請求項2】 複数の半導体封止用樹脂を所定の配列を
もって保持及び移送する方法であって、 (a)パレットを準備する工程であって、 (a−1)底面と側面とを有し、上面が開口した実質的
に箱の形状を有する本体部と、 (a−2)前記本体部の内部の空間を分割して成り、前
記底面に沿って配列し、実質的に互いに同等であって、
かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相互に離隔して収納
する、小空間を形成する間仕切りと、 を有し、 前記本体部(a−1)が、 (a−1−1)前記小空間の各1毎に、前記樹脂が通過
し得ない形状を有する孔を形成した前記底面、 を有するパレットを準備する工程と、 (b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封止用樹脂
のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程と、 (c)前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中に保
持した状態で前記パレットを移送する工程と、 を備える半導体封止用樹脂の保持移送方法。 - 【請求項3】 複数の半導体封止用樹脂を所定の配列を
もって保持及び移送する方法であって、 (a)パレットを準備する工程であって、 (a−1)底面と側面とを有し、上面が開口した実質的
に箱の形状を有する本体部と、 (a−2)前記本体部の内部の空間を分割して成り、前
記底面に沿って配列し、実質的に互いに同等であって、
かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相互に離隔して収納
する、小空間を形成する間仕切りと、 (a−3)前記本体部の上端縁に設けられる外方張出し
状のフランジと、を有するパレットを準備する工程と、 (b)前記小空間の各1に前記複数の半導体封止用樹脂
のうちの少なくとも1個ずつを投入する工程と、 (c)前記複数の半導体封止用樹脂を前記小空間中に保
持した状態で、前記フランジを支持して前記パレットを
移送する工程と、 を備える半導体封止用樹脂の保持移送方法。 - 【請求項4】 前記フランジ(a−3)が、 (a−3−1)前記パレットと同一の構成を有する他の
前記パレットが備える前記本体部の前記底面の縁部と係
合し得る溝を、その上面に形成した前記本体部の上端縁
に設けられる外方張出し状のフランジ、 を有し、 (d)前記フランジを支持することにより、前記底面の
縁部を他の前記本体部に設けられた前記フランジの前記
溝に係合させることにより、複数個の前記パレットを積
み重ねる工程、 を更に備える請求項3に記載の半導体封止用樹脂の保持
移送方法。 - 【請求項5】 複数の半導体封止用樹脂を所定の配列を
もって保持及び移送する装置であって、 (a)底面と側面とを有し、上面が開口した実質的に箱
の形状を有する本体部と、 (b)前記本体部(a)の内部の空間を分割して成り、
前記底面に沿って配列し、実質的に互いに同等であっ
て、その各1の幅が前記底面から上部へ至る程に広く、
かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相互に離隔して収納
する、小空間を形成する間仕切りと、を備え、 前記間仕切りは、 (b−1)前記底面から前記上面へと向かって突起し、
上部へ至るほど幅が狭くなる錐体形状の突起状部を備え
る半導体封止用樹脂の保持移送装置。 - 【請求項6】前記間仕切りは、 (b−2)前記底面から前記上面へと向かって直立し、
前記突起状部の間に架け渡すように設けられた仕切り板
を、さらに備える請求項5に記載の半導体封止用樹脂の
保持移送装置。 - 【請求項7】 複数の半導体封止用樹脂を所定の配列を
もって保持及び移送する装置であって、 (a)底面と側面とを有し、上面が開口した実質的に箱
の形状を有する本体部と、 (b)前記本体部(a)の内部の空間を分割して成り、
前記底面に沿って配列し、実質的に互いに同等であっ
て、かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相互に離隔して
収納する、小空間を形成する間仕切りと、 を備え、 前記本体部(a)が、 (a−1)前記小空間の各1毎に、前記樹脂が通過し得
ない形状を有する孔を形成した前記底面、 を備える半導体封止用樹脂の保持移送装置。 - 【請求項8】 複数の半導体封止用樹脂を所定の配列を
もって保持及び移送する装置であって、 (a)底面と側面とを有し、上面が開口した実質的に箱
の形状を有する本体部と、 (b)前記本体部(a)の内部の空間を分割して成り、
前記底面に沿って配列し、実質的に互いに同等であっ
て、かつ前記樹脂を少なくとも1個毎に相互に離隔して
収納する、小空間を形成する間仕切りと、 (c)前記本体部の上端縁に設けられる外方張出し状の
フランジと、 を備える半導体封止用樹脂の保持移送装置。 - 【請求項9】 半導体封止用樹脂の保持移送装置であっ
て、 前記フランジ(c)が、 (c−1)当該装置と同一の構成を有する他の前記装置
が備える前記本体部の前記底面の縁部と係合し得る溝
を、その上面に形成した前記本体部の上端縁に設けられ
る外方張出し状のフランジ、 を備える請求項8に記載の半導体封止用樹脂の保持移送
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4149334A JP2804864B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 半導体封止用樹脂の保持移送方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4149334A JP2804864B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 半導体封止用樹脂の保持移送方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05343452A JPH05343452A (ja) | 1993-12-24 |
JP2804864B2 true JP2804864B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=15472839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4149334A Expired - Lifetime JP2804864B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 半導体封止用樹脂の保持移送方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2804864B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62125779U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-10 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP4149334A patent/JP2804864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05343452A (ja) | 1993-12-24 |
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