JP2802630B2 - 発光装置 - Google Patents

発光装置

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JP2802630B2
JP2802630B2 JP26240288A JP26240288A JP2802630B2 JP 2802630 B2 JP2802630 B2 JP 2802630B2 JP 26240288 A JP26240288 A JP 26240288A JP 26240288 A JP26240288 A JP 26240288A JP 2802630 B2 JP2802630 B2 JP 2802630B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はキセノン管等の閃光放電管を用いた発光装置
に係わり、特に、発光光量を容易に調整することのでき
る発光装置に関わるものである。
「従来の技術」 従来、キセノン管を用いた発光装置は、カメラの補助
照明として利用されているが、更に、眼科等の医療装置
にも応用されている。近年、カメラの露出調整は自動化
が図られており、補助照明を使用する場合には、発光装
置の発光光量を調節する必要があった。このキセノン管
発光光量切り替え方式には、主に下記の切り替え方式が
採用されていた。
第1にコンデンサ容量切り替え方式があり、この方式
は、静電容量の異なる複数のコンデンサを用意し、所望
の発光光量に合わせて該当するコンデンサを放電させる
ことにより、キセノン管の発光光量を調節するものであ
る。
次に、第2の光量切り替え方式としてサイリスタ制御
方式があり、この方法は、カメラの発光装置に多用され
ているもので、サイリスタを利用してキセノン管の閃光
時間を制御させるものである。
更に、第3の光量切り替え方式として充電電圧切り替
え方式があり、この方式は、主コンデンサの充電電圧を
キセノン管の発光光量に合わせて調節するものである。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来の光量切り替え方式であるコ
ンデンサ容量切り替え方式(第1の切り替え方式)は、
キセノン管の発光光量がコンデンサの容量に依存するた
め、光量の微調整が難しく、切り替え光量値が制限され
るという問題点があった。更に、この第1の切り替え方
式は複数のコンデンサが必要となり、このコンデンサの
切り替えスイッチ部に大容量部品が必要となってコスト
高の原因となるという問題点があった。そして、この複
数のコンデンサの容量が異なる場合には、容量の小さい
コンデンサの負担が大きくなり耐久性に劣るという問題
点があった。そして、第2の光量切り替え手段であるサ
イリスタ制御方式は、転流用コンデンサが必要となる
上、キセノン管電流カット用サイリスタに大容量のサイ
リスタを採用する必要があり、コスト高となる問題点が
あった。
また複雑な制御用電子回路が必要となり、部品点数が
増加してコスト高となるという問題点があった。更に、
第3の光量切り替え手段である充電電圧切り替え方式
は、充電電圧調整範囲がキセノン管最低点灯電圧に制限
されるので、発光光量の切り替え範囲が狭少となるとい
う問題点があった。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記課題に鑑み案出されたもので、発光素子
と、この発光素子に電荷を供給するための主コンデンサ
部と、前記主コンデンサ部を充電するために、少なくと
も前記発光素子の最低発光電圧より低い電圧を含む複数
の電圧を供給する電圧供給部と、前記主コンデンサ部の
容量よりも少ない容量を有しており、前記発光素子の最
低発光電圧より高い電圧で充電する起動用コンデンサと
を備え、この起動用コンデンサの電荷によって前記発光
素子が発光を開始した後、前記発光素子の最低発光電圧
より低い電圧で充電された前記主コンデンサ部によって
も、発光が持続されるように構成されている。
「作用」 以上の様に構成された本発明は、電圧供給部が、少な
くとも前記発光素子の最低発光電圧より低い電圧を複数
発生させ、主コンデンサを充電する。起動用コンデンサ
が、発光素子の最低発光電圧より高い電圧で充電され、
発光素子に電荷を供給する。起動用コンデンサから、発
光素子の最低発光電圧より高い電圧が供給されるので、
発光素子は、発光を開始する。次に主コンデンサから、
最低発光電圧より低い電圧が供給されても、発光素子の
発光を持続させることができる。
「実施例」 本発明の一実施例を図面に基いて説明すると、第1図
は本実施例の構成を示す図である。本実施例である発光
装置は、キセノン管と、主コンデンサ2と、定電圧回路
3と、起動用コンデンサ4と、光量切り替え回路5と、
トリガー手段6とからなっている。キセノン管1は、発
光素子の一つであり、最低発光電圧以上の電圧が印加さ
れると、閃光を発光するものである。本明細書において
発光素子とは、キセノン管1に限ることなく他の発光部
品を採用することもできる。主コンデンサ2は、キセノ
ン管1の最低発光電圧以下の電圧でも充電されるもので
あり、キセノン管1の発光開始後に、キセノン管1の発
光を持続させるための電荷を供給するものである。定電
圧回路3は、第1の定電圧回路31と第2の定電圧回路32
と第3の定電圧回路33とからなっている。第1の定電圧
回路31は、主コンデンサ2を充電するための電源を供給
するものであり、第2の定電圧回路32は、起動用コンデ
ンサ4を充電するための電源を供給するもので、第3の
定電圧回路33は、トリガー手段6に電力を供給するもの
である。なお、本実施例の定電圧回路3は、商用電源を
降圧後整流して定電圧化しているが、バッテリ等の電源
を使用することもできる。起動用コンデンサ4は、常に
キセノン管1の最低発光電圧以上の電圧でも充電される
ものであり、主コンデンサ2よりも小さい静電容量を有
している。光量切り替え回路5は、光量切り替えスイッ
チ51の設定に基ずき、主コンデンサ2の充電電圧を調整
するものである。即ち光量切り替え回路5は、キセノン
管1の発光光量に合わせて、主コンデンサ2の充電電圧
を変化させるものであり、電圧供給部に該当する。トリ
ガー手段6は、トリガー用スイッチ61とトリガー用コン
デンサ62とトリガートランス63とからなっており、トリ
ガー用スイッチ61が閉じられるとトリガー用コンデンサ
62からトリガートランス63に電流が流れ、トリガートラ
ンス63から発生した高圧パルスがキセノン管1に印加さ
れ、トリガーがかかる様になっている。
以上の様に構成された本実施例は、切り替えスイッチ
51を所望の発光光量に設定する。光量切り替え回路が、
切り替えスイッチ51の設定に基ずき、発光光量に対応す
る充電電圧を主コンデンサ2に印加させる。なお、発光
光量を大きくする場合には、補足充電を行い、光量を小
さくする場合には、放電回路52により超過充電量を放電
させて調節することがきる。更に、第2の定電圧回路32
が起動用コンデンサ4を充電し、第3の定電圧回路33が
トリガー用コンデンサ62を充電する。次に、トリガー用
スイッチ61をONすると、トリガー用コンデンサ62に充電
されていた電荷が、トリガートランス63に放出され、こ
のトリガートランス63に生じた高圧パルスが、キセノン
管1に印加されトリガーがかかる様になっている。そし
て、起動用コンデンサ4から放電用ダイオード72、チョ
ークコイル8を介して放電電圧がキセノン管1に印加さ
れる。起動用コンデンサ4の充電電圧は、キセノン管1
の最低発光電圧より高くなっているので、キセノン管1
内部が絶縁破壊状態となり発光を開始する。起動コンデ
ンサ4は主コンデンサ2よりも小さい静電容量のコンデ
ンサとなっているので、発光が開始されると充電電圧が
降下し、主コンデンサ2の充電電圧以下となると、主コ
ンデンサ2に充電されていた電荷が放電を開始する。即
ち、主コンデンサ2に蓄えられた電荷が、放電用ダイオ
ード71、チョークコイル8を介してキセノン管1に送ら
れる。なお、主コンデンサ2の充電電圧は、キセノン管
1の最低発光電圧以下となっている場合でも、起動用コ
ンデンサによってキセノン管1内が絶縁破壊状態にされ
ているので、キセノン管1の発光を持続させることがで
きる。
次に、光量切り替え回路5等を第2図に基ずいて説明
する。定電圧回路3の出力電圧は、抵抗R0と抵抗41の一
端に供給される。抵抗41と抵抗42は分圧抵抗であり、抵
抗42の両端電圧が、起動用コンデンサ4とトリガー手段
6に供給される。そして光量切り替え回路5は、抵抗R0
と抵抗R1と抵抗R2と抵抗R3とからなっており、抵抗R0
抵抗R1、R2、R3とが直列に接続されている。そして、抵
抗値は、R1>R2>R3となっており、少なくとも1つのも
のが主コンデンサ2の供給電圧をキセノン管1の最低発
光電圧より低く設定する。この抵抗R1、R2、R3には、光
量切り替えスイッチ51が接続されている。従って、例え
ば光量切り替えスイッチ51を抵抗R1に設定すると、定電
圧電源3からの供給電圧が、R0とR1の抵抗の比で分圧さ
れ、R1の両端電圧が主コンデンサ2に印加される。なお
R1は3本の抵抗の内、最も抵抗値が大きいので主コンデ
ンサ2の供給電圧を最も大きくすることができ、最大発
光光量にすることができる。従って、光量切り替えスイ
ッチ51をR3に切り替えると、主コンデンサ2の供給電圧
を最小にすることができ、最小発光光量にすることがで
きる。従って、光量切り替えスイッチ51を切り替えるこ
とにより、主コンデンサ2の印加電圧を調整することが
できる。なお、光量切り替え回路5は、この様な実施例
に限ることなく、何れの電圧調整回路を採用することも
できる。
また、光量切り替え回路5と主コンデンサ2の間に逆
流防止ダイオード91が挿入されている。このダイオード
91は逆流防止素子であり、主コンデンサ2から光量切り
替え回路5に電流が逆流するのを防止するものである。
同様に起動用コンデンサ4と電源側の間に、逆流防止ダ
イオード92が挿入されている。
以上の様に構成された本実施例は、使用者が所望の発
光光量を得るために、光量切り替えスイッチ51を選択す
れば、対応する電源が主コンデンサ2に印加される様に
なっている。そして、主コンデンサ2と光量切り替え回
路5の間に逆流防止ダイオード91が挿入されているの
で、主コンデンサの電荷が逆流することを防止すること
ができるという効果がある。同様に、起動コンデンサ4
にも逆流防止コンデンサ92が接続されているので、起動
コンデンサ4からの逆流を防止することができるという
効果がある。
なお、起動用コンデンサ4の静電容量を光量調整範囲
の最低値に設定することもできる。更に光量切り替え回
路5には、充電電圧の異なる複数の主コンデンサを用意
し、充電電圧の高いコンデンサから順番に放電させる構
成にしてもよい。そして、本発明は、カメラ用の発光装
置等に限らず、眼科等の医療機械にも最適な発光装置で
ある。
「効果」 以上の様に構成された本発明は、発光素子に電荷を供
給するための主コンデンサ部と、前記主コンデンサ部を
充電するために、複数の電圧を供給する電圧供給部と、
前記発光素子の最低発光電圧より高い電圧で充電する起
動用コンデンサとから構成されているので、この起動用
コンデンサの電荷によって前記発光素子が発光を開始さ
せ、更に、前記発光素子の最低発光電圧より低い電圧で
充電された前記主コンデンサ部によっても、発光が持続
されることができる。従って、起動用コンデンサにより
発光素子を絶縁破壊状態にすることができるので、主コ
ンデンサ部の充電電圧を最低発光電圧以下にすることが
でき、発光光量を広い範囲で調整することができるとい
う効果がある。そして、大容量の電気部品や、複雑な電
気回路を必要としないので、コストが安いという卓越し
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は本実施例の
構成を示す図であり、第2図は本実施例の回路を説明す
る図である。 1……キセノン管、2……主コンデンサ 3……定電圧回路 4……起動用コンデンサ 5……光量切り替え回路 6……トリガー回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子と、この発光素子に電荷を供給す
    るための主コンデンサ部と、前記主コンデンサ部を充電
    するために、少なくとも前記発光素子の最低発光電圧よ
    り低い電圧を含む複数の電圧を供給する電圧供給部と、
    前記主コンデンサ部の容量よりも少ない容量を有してお
    り、前記発光素子の最低発光電圧より高い電圧で充電す
    る起動用コンデンサとを備え、この起動用コンデンサの
    電荷によって前記発光素子が発光を開始した後、前記発
    光素子の最低発光電圧より低い電圧で充電された前記主
    コンデンサ部によっても、発光が持続されるように構成
    されていることを特徴とする発光装置。
JP26240288A 1988-10-18 1988-10-18 発光装置 Expired - Lifetime JP2802630B2 (ja)

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JPH02109030A JPH02109030A (ja) 1990-04-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100364486C (zh) * 2004-11-01 2008-01-30 蒋中为 一种医疗美容用强脉冲光发生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100364486C (zh) * 2004-11-01 2008-01-30 蒋中为 一种医疗美容用强脉冲光发生装置

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