JP2802230B2 - ストレッチラベル用フィルム - Google Patents
ストレッチラベル用フィルムInfo
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Description
ィルムに関するものであって、より詳しくは、フィルム
の自己伸縮性を利用してボトル容器等の円筒物、角状
物、または、なだらかな曲面を有する物体の外周に装着
される、ストレッチ性、印刷適性、強靭性に優れると共
に、表面に傷の付きにくい、ストレッチラベル用フィル
ムに関する。
VC等のシュリンクラベル、ラベルの一方の面の全面に
糊貼りを施した全面容器糊貼りラベル、ラベルの一方の
面の一部に糊貼りを施した部分容器糊貼りラベル、OP
P等の非粘着ラベル、ストレッチラベルがある。
伸縮性を有し、ラベル装着後の容器の熱処理や、容器の
内容物の減量等による容器の収縮変化に寸法が追従でき
るため、容器への密着状態を保持できるという利点があ
り、また、PET(ポリエチレンテレフタレート)やP
VC(ポリ塩化ビニル)等のプラスチック容器等を破砕
した後の比重差分離が可能なため、容器とラベルを分離
回収し易いと共に、熱や接着剤等を必要としないこと、
さらには、ラベルコストが低い等の理由により、容器装
着用ラベルとして使用されている。
常、酢酸ビニル含有量が3ないし8重量%のエチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂フィルムが主として使用されてい
たものである。しかしながら、このエチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂フィルムは、ストレッチ性に限界があり、
容器装着部の外周長さの3ないし6%短い寸法までにし
か設計できず、引き伸ばし率としては、15ないし25
%程度までで、容器装着時の引き伸ばし率が更に大きく
なった場合、収縮回復性が悪くなったり、ラベルに垂水
部が生じる傾向があり、さらには、容器にしっかりと密
着しなかったり、あるいは密着力が小さかったり、使用
対象容器が限定されて、容器装着部の外周長さが一定の
ものが主体となり、完全な変形容器には全面密着が難し
く、ほとんど使用できないという欠点がある。
ィルムのストレッチ性(伸縮性)を高めようとして酢酸
ビニル含有量を増加させると、べたつきが大きくなると
いう問題がある。さらに、これを解決するために、多量
の滑剤を添加すると、結果的に印刷適性や接合性が悪く
なるという新たな問題が派生する。
化を抑え、ストレッチ性を上げることもできるが、この
場合は、さらにべたつきが大きく、ストレッチ性だけを
改善することは困難である。
ィルムは、引張り強度、引裂強度等の機械強度に劣り、
表面傷や破れも発生しやすい。
いし8重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂フィル
ムでは、ストレッチ性にも限界があり、ストレッチラベ
ルに要求される特性を満たす素材としては適していな
い。
合樹脂に代えて、エチレン−α,β不飽和カルボン酸共
重合樹脂、エチレン−α,β不飽和カルボン酸エステル
共重合樹脂、直鎖状低密度ポリエチレンも使用可能であ
るが、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂と同様、ストレ
ッチ性を高めようとすると、滑り性、印刷適性が悪くな
るという問題がある。
レッチ性が大きく、引き伸ばし率を35ないし50%程
度まで上げることが可能であり、収縮回復性が良く、容
器への密着性に優れ、変形容器にもある程度追従でき、
印刷適性、強靭性に優れると共に表面に傷の付きにく
く、しかもべたつきの少ないストレッチラベル用フィル
ムを提供することにある。
成するために提案されたものであって、ストレッチラベ
ル用のポリマー素材として特定のものを選択した点に特
徴がある。
とも一方の面に印刷が施されたストレッチラベル用フィ
ルムにおいて、縦方向長さが15mm、横方向長さが1
00mmのフィルムを横方向に300mm/分で変形さ
せた場合の歪が横方向長さの35%のときの、フィルム
に対する応力及び歪を軸とするヒステリシス曲線におけ
る応力が0となった瞬間の歪が10%以下、永久歪が
1.5%以下、35%伸度時の応力が300ないし20
00g/15mmであり、前記フィルムを溶融押出し成
形するために、JIS K 7206によるビカット軟
化点が80℃以上の直鎖状低密度ポリエチレンを50重
量%以上含むポリオレフィン系樹脂で、JIS K 7
112による樹脂の密度または平均密度が0.910な
いし0.940g/cm3 である最外層と、カルボン酸
濃度が10ないし40重量%であるエチレン−α,β不
飽和カルボン酸共重合樹脂またはカルボン酸エステル濃
度が10ないし40重量%であるエチレン−α,β不飽
和カルボン酸エステル共重合樹脂の一種または二種から
なる内層を含む少なくとも2層以上の共押出しフィルム
によって形成されていることを特徴とするストレッチラ
ベル用フィルムが提供される。
にコロナ放電処理が施されるストレッチラベル用フィル
ムが提供される。
脂肪酸、高級脂肪酸アマイド、高級脂肪酸金属塩、脂肪
酸エステル、脂肪族アルコールからなる群より選ばれた
一種もしくは二種以上を0.04ないし0.20重量%
配合したストレッチラベル用フィルムが提供される。
ムの所定条件下における瞬間歪の値、永久歪の値及び引
伸ばし応力の値を設定し、かつ、該フィルムを溶融押出
し成形するために使用する樹脂と層構成を、後述する特
定の樹脂とすることにより、大きなストレッチ性を有
し、印刷適正、強靭性に優れると共に、表面に傷の付き
にくい、ストレッチラベル用フィルムを提供できるよう
にした点にある。
ルは、装着される対象物が限定されるものではないが、
円筒形状物や角状物体、なだらかな局面を有する物体、
具体的には、ラベル装着方向側に対するラベル装着部の
最大勾配が40%以下でラベル装着部の最小周長と最大
周長の比が75%以上の物体など、特に、ボトルなどの
容器に装着されることが好ましい。
を容易にするために、ストレッチラベルの好適な使用形
態であるボトル容器装着用のストレッチラベルを例にと
って説明する。図1(A)に示す如く、容器装着用のス
トレッチラベル用フィルム10は、長尺上のフィルムの
両端部が接合部12で接着剤によって接合されて筒状に
されている。この容器装着用のストレッチラベル用フィ
ルム(以下、単に「フィルム」と言うことがある。)1
0の周方向長さ(横方向長さ)は、例えば、これを装着
しようとする図1(B)に示す容器16の装着部最大外
周長さの3ないし25%程度短い寸法に設計されてお
り、また、フィルム10の縦方向が所望の長さとなるよ
うにカットされている。
に、内容物の情報等が印刷されており、引伸ばし機(図
示省略)によって半径方向外側(図1(B)矢印方向)
に、例えば15ないし50%引き伸ばされた状態で、容
器16の外周面14の外側へ配置され、次いで、引伸ば
し機による引張り状態が解除されると、収縮して容器1
6の外周面14に密着するようになっている(図1
(C)参照))。なお、前記フィルム10の印刷が施さ
れる面は、コロナ放電処理を施すのが、印刷インキの接
着性を高める上で好ましい。
は、縦方向長さが15mm、横方向長さが100mmの
フィルムを横方向に300mm/分で変形させた場合の
歪が、フィルム10の横方向長さの35%のときの、フ
ィルムに対する応力及び歪を軸とするヒステリシス曲線
(図2参照)における応力が0となった瞬間の歪(図2
点P)を10%以下、好ましくは6%以下、永久歪を
1.5%以下、好ましくは1.2%以下に設定したこと
にあり、これにより、大きなストレッチ性(伸縮性)が
得られる。ここにおいて、縦方向とはフィルム成形加工
方向であり、横方向とはフィルム成形加工方向に直行す
る方向である。
歪が1.5%を超える場合は、フィルムの収縮回復時間
が長くなり、ラベル装着後、次工程でラベルが定位置か
らずれたり、最終的に容器全面へしっかりと密着しなか
ったり、ラベル装着時にフィルムに降伏点が生じ、部分
的に伸びきり部が生じたりし易いという問題が生じる。
以下で、永久歪が1.5%以下の場合は、ラベル長さを
容器装着部の最大外周長さの3ないし25%程度短い寸
法に設計でき、容器に対し10ないし2000g/15
mmの安定した収縮応力を維持する。
横方向長さの35%伸度時の応力が300ないし200
0g/15mmとした点にあり、これにより、印刷時の
見当精度とフィルムを容易に装着する際の引伸ばし機に
よる引伸ばし応力を適切なものとすることができる。
伸びやすいフィルムは、低応力で縦方向にも伸びやす
く、印刷時の見当精度が悪くなり、応力が2000g/
15mmを超える場合は、引伸ばし応力の点で、ラベル
装着機への適合性が悪くなる。本発明フィルムにおいて
は、引伸ばし率が15ないし50%程度まで、引伸ばし
応力は、あまり変化しない。
フィルムを溶融押出し成形するために、(a)JIS
K 7206によるビカット軟化点が80℃以上の直鎖
状低密度ポリエチレンを50重量%以上含むポリオレフ
ィン系樹脂で、JIS K7112による樹脂の密度ま
たは平均密度が0.910ないし0.940g/cm3
である最外層と、(b)カルボン酸濃度が10ないし4
0重量%であるエチレン−α,β不飽和カルボン酸共重
合樹脂またはカルボン酸エステル濃度が10ないし40
重量%であるエチレン−α,β不飽和カルボン酸エステ
ル共重合樹脂の一種または二種からなる樹脂を内層とす
る少なくとも2種以上の共押出しフィルムからなり、ラ
ベルの外面を(a)樹脂層とした点にある。
脂層により、最低限のストレッチ性(伸縮性)を有した
まま、印刷適正、表面がべたつきにくく傷が付きにくい
性質、強靭性を付与し、(b)樹脂層により、大きなス
トレッチ性(伸縮性)を付与できる。また、(a)樹脂
層と(b)樹脂層を多層構成にすることにより、フィル
ム物性に対し相乗効果が発生し、単なる各単独樹脂層の
組み合わせから予想される物性よりも優れるようになる
場合がある。例えば、フィルムを空冷のインフレーショ
ン法で製造した場合、(a)樹脂層の単層フィルムで
は、ある伸度で降伏点が発生し、ネッキングが生じやす
いものが、(b)樹脂層と多層とすることにより、明確
な降伏点を生じなくなったり、降伏点を生じる伸度が大
きくなったりする。これは、フィルム成形加工時のフィ
ルムの結晶化速度等が変化し、結晶化が抑制され、
(a)樹脂層自体のストレッチ性が良くなるためだと考
えられる。
ルに熱がかかる場合もあるが、両外層を、(a)樹脂層
とし、中間の層に(b)樹脂層を配置することにより、
(b)樹脂層単層では、ある温度で耐熱性のないもの
が、多層フィルムとして耐熱性を示すようになり、
(b)樹脂層にかなり融点の低い樹脂を使用した場合で
も、従来使用エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂と同等以
上の低温耐熱性を示すようになる。
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂に比較して融点が高い
が、特に、(a)樹脂層として密度の高めの直鎖状低密
度ポリエチレンを使用した場合は、特に効果的で、60
ないし70度の熱処理に耐えるようになり、ストレッチ
性も大きくしたい場合は、密度の高めの直鎖状低密度ポ
リエチレンに超低密度のエチレン−α−オレフィン共重
合樹脂を5ないし50重量%ブレンドするとよい。
エチレンを50%以上使用することにより、フィルムが
強靭になり、破けにくくなる。
ルボン酸共重合樹脂のカルボン酸濃度やエチレン−α,
β不飽和カルボン酸エステル共重合樹脂のカルボン酸エ
ステル濃度が大きい場合、特にそれぞれの濃度が本規定
の10%以上、特に15%以上のような場合、フィルム
のストレッチ性は非常に大きくなるが、べたつきも非常
に大きい。しかし、(b)樹脂層と多層化された(a)
樹脂層として、ビカット軟化点が80℃以上の直鎖状低
密度ポリエチレンを50重量%以上含むポリオレフィン
系樹脂で、樹脂の密度または平均密度が0.910ない
し0.940g/cm3 である樹脂を使用することによ
り、大きなストレッチ性を維持するか、あるいは、あま
り低下させることなしに表面のべたつきを制限できる。
g/cm3 を越える場合は、大きなストレッチ性が得ら
れないか、表面の滑り姓と印刷適性、接合強度とのバラ
ンス制御が困難となるかどちらかであり、破けやすくも
なる。密度が0.910g/cm3 未満の場合は、表面
の滑り性と印刷適性、接合強度とのバランス制御が困難
となる。
度が10ないし40重量%であるエチレン−α,β不飽
和カルボン酸共重合樹脂またはカルボン酸エステル濃度
が10ないし40重量%であるエチレン−α,β不飽和
カルボン酸エステル共重合樹脂の一種または二種からな
る樹脂を選定することにより、フィルム全体として、大
きなストレッチ性を得ることができるようになるが、カ
ルボン酸濃度またはカルボン酸エステル濃度が10重量
%未満の場合は、フィルム全体として、曲面体に対応で
きるような大きなストレッチ性が得られにくく、カルボ
ン酸濃度またはカルボン酸エステル濃度が40重量%を
超える場合は、フィルムの加工性が悪く、滑剤の吸収性
などのためフィルム全体としての滑性制御も難しくな
る。
の樹脂とすることによって、べたつきの少ない、ストレ
ッチ性の大きなストレッチラベル用フィルムが可能とな
る。ストレッチ性を重視する場合は、(a)樹脂層に使
用する直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の密度を小さくし
たり、規定密度範囲内で、直鎖状超低密度ポリエチレ
ン、超低密度のエチレン−α−オレフィン共重合樹脂、
酸またはエステル濃度が高めのエチレン−酸共重合体や
エチレン−エステル共重合体をブレンドし、(b)樹脂
層のカルボン酸濃度または、カルボン酸エステル濃度を
規定範囲内で大きくし、フィルム全体の厚さに対する
(b)樹脂層の厚み比率を大きくする。好ましくは、
(b)樹脂層の厚み比率を50%以上とするとよい。
たい場合は、(a)樹脂層の、直鎖状低密度ポリエチレ
ン樹脂の密度を規定範囲内で大きくし、混合する場合の
樹脂については、規定密度範囲内で融点の高めのポリオ
レフィン樹脂を使用する。
り、ラベル表面の滑性制御がしやすいが、滑りが悪い場
合は、容器同士やケースとの接触で製造ライン工程や運
搬中等にラベル表面傷や破れが発生する。しかし、請求
項1または請求項2に規定した樹脂に高級脂肪酸、高級
脂肪酸アマイド、高級脂肪酸金属塩、脂肪酸エステル、
脂肪族エステル、脂肪族アルコールの一種もしくは二種
以上の滑剤を0.04ないし0.20重量%添加するこ
とにより、より適度な滑り性とインキ接着強度、ラベル
接合強度が得られ、結果として、表面に傷が付きにくく
なると共に、破れ性が良くなる。
フィルム表面に経時にてブリードアウトしていき、その
量が多すぎると、種々の問題を引き起こす。しかし、本
発明のストレッチラベル用フィルムの場合は、(b)樹
脂層に滑剤が吸収されたり、留まっていやすいため表面
ブリード量が少なく、適度にブリードさせて滑らせるた
めには、一般ポリオレフィン系樹脂よりも滑剤を多く必
要とし、加工時のブロッキングと経時での滑り性の点
で、(a)樹脂層のみに全体量の滑剤を添加した方が良
い。ただし、フィルム全体に対する割合として、滑剤が
0.20重量%を超える場合は、滑剤のブリードアウト
により、印刷インキの接着不良、ラベル接着不良、ラベ
ル接合不良、不透明化等を引き起こしやすい。また、必
要に応じて、(a)樹脂層にシリカやタルク等の無機系
のアンチブロッキング剤も0.05ないし1%添加でき
るが、異物感の発生やクリアー性の低下があるため、透
明性、美麗性の点で好ましくなく、添加量は可及的に少
ない方が良く、(b)樹脂層が中間層となる場合は、
(b)樹脂層には、添加しない方が良い。
ション法、T−ダイ法があるが、インフレーション法の
場合、滑り性やべたつきの制御がしやすく、広範囲の厚
さのフィルムが可能で、T−ダイ法の場合は、透明性と
大きなストレッチ性を得やすい。
ッチ性、印刷適性に優れ、強靭で、適度な滑性を有し、
表面に傷が付きにくい、容器装着用のストレッチラベル
用フィルムとして適当なものとなる。
く、引伸ばし率を35ないし50%程度まで上げること
が可能であり、収縮回復性が良く、容器への密着性を良
くすることもでき、変形容器にもある程度追従でき、印
刷適性、強靭性に優れると共に、表面に傷が付きにく
く、しかもべたつきの少ないストレッチラベル用フィル
ムを提供できる。
る。この実施例は、本発明の好適な態様を開示するため
のものであり、これによって本発明が限定されるもので
はない。
化点98℃の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂に、高級脂
肪酸アマイド0.15%、シリカ系のアンチブロッキン
グ剤0.3%添加したものを3層構成フィルムの両外層
樹脂とし、酢酸ビニル濃度25%のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂を中間層とし、厚み構成が20μ/60μ
/20μのフィルムを空冷インフレーション法にて成形
し、片面にコロナ放電処理を施した。このフィルムのコ
ロナ処理面にグラビア印刷を行い、非印刷面のフィルム
端部縦方向にコロナ放電処理を行い、その部分に接着剤
をコーティングし片側の端部と接合し、ラベル内面が印
刷面となるように、周長220mm長さの筒状フィルム
とし、縦方向90mm長さにカットしたものを、装着中
心部の最大周長270mm、中心部から縦方向対称で4
0mm離れた位置の最小周長230mmの断面円筒形の
ポリエステル製ボトルに機械的に37%引伸して装着し
た。
レッチラベルとした。
レッチラベルとした。
であり、滑剤としては、高級脂肪酸アマイドを使用し、
アンチブロッキング剤としては、シリカ系のものを使用
した。 *1 ラベルがボトルにしっかりと密着し、ボトルの内
圧変化に対し、ラベルのゆるみがないかどうかを調べ
た。■は、しっかり密着し、ラベルにゆるみがみられな
い、×は、ラベルにゆるみがみられることを示す。 *2 ■は、フィルム表面や内部に異物感がなく、クリ
アーなもの、△は、フィルムに異物感があり、不透明感
があるもの、×は、表面が白く不透明感のかなり大きい
もの。 *3 ■は、印刷面にセロハンテープを貼ってそれを剥
がした時に、フィルムからインキの剥がれがなく、ラベ
ル接合部が手で簡単に剥がせないもの、×は、印刷面に
セロハンテープを貼ってそれを剥がした時に、フィルム
からインキの剥がれがあり、ラベル接合部が手で簡単に
剥がせたものを示す。 *4 水入りのラベル装着済PETボトル12本をプラ
スチックケースに入れ、トラック輸送を行い、ラベルの
表面傷、破れの状況を調べた。■は、ほとんど傷が見ら
れないか、程度の小さな擦れ傷のみが含まれているも
の、△は、程度の大きい擦れ傷や端部の小さなめくれが
含まれるもの、×は、破れを伴うものが含まれるものを
示す。
視図、(B)はフィルムが容器に装着される直前の状態
を示す斜視図、(C)はフィルムが容器に装着された状
態を示す斜視図である。
するヒステリスス曲線である。
Claims (3)
- 【請求項1】 溶融押出しによって形成され、筒状で少
なくとも一方の面に印刷が施されたストレッチラベル用
フィルムにおいて、 縦方向長さが15mm、横方向長さが100mmのフィ
ルムを横方向に300mm/分で変形させた場合の歪が
横方向長さの35%のときの、フィルムに対する応力及
び歪を軸とするヒステリシス曲線における応力が0とな
った瞬間の歪が10%以下、永久歪が1.5%以下、3
5%伸度時の応力が300ないし2000g/15mm
であり、 前記フィルムを溶融押出し成形するために、JIS K
7206によるビカット軟化点が80℃以上の直鎖状
低密度ポリエチレンを50重量%以上含むポリオレフィ
ン系樹脂で、JIS K 7112による樹脂の密度ま
たは平均密度が0.910ないし0.940g/cm3
である最外層と、 カルボン酸濃度が10ないし40重量%であるエチレン
−α,β不飽和カルボン酸共重合樹脂またはカルボン酸
エステル濃度が10ないし40重量%であるエチレン−
α,β不飽和カルボン酸エステル共重合樹脂の一種また
は二種からなる樹脂を内層とする少なくとも2層以上の
共押出しフィルムによって形成されていることを特徴と
するストレッチラベル用フィルム。 - 【請求項2】 印刷が施される面にコロナ放電処理が施
されていることを特徴とする請求項1記載のストレッチ
ラベル用フィルム。 - 【請求項3】 滑剤として、高級脂肪酸、高級脂肪アマ
イド、高級脂肪酸金属塩、脂肪酸エステル、脂肪族アル
コールからなる群より選ばれた一種もしくは二種以上を
0.04ないし0.20重量%配合することを特徴とす
る請求項1または2記載のストレッチラベル用フィル
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6185830A JP2802230B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ストレッチラベル用フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6185830A JP2802230B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ストレッチラベル用フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0847959A JPH0847959A (ja) | 1996-02-20 |
JP2802230B2 true JP2802230B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16177628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6185830A Expired - Lifetime JP2802230B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ストレッチラベル用フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2802230B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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JP2002006748A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-11 | Tamapori Kk | ストレッチラベル用フィルム |
JP2002127332A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-08 | Tamapori Kk | ストレッチラベル用フィルム |
JP5237569B2 (ja) | 2007-02-27 | 2013-07-17 | 東洋アルミニウム株式会社 | 太陽電池用裏面保護シートとそれを備えた太陽電池モジュール |
JP6193763B2 (ja) * | 2011-12-29 | 2017-09-06 | 株式会社フジシールインターナショナル | 筒状ストレッチラベル及びラベル付き容器 |
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1994
- 1994-08-08 JP JP6185830A patent/JP2802230B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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