JP2802127B2 - スイッチ - Google Patents
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- JP2802127B2 JP2802127B2 JP32795389A JP32795389A JP2802127B2 JP 2802127 B2 JP2802127 B2 JP 2802127B2 JP 32795389 A JP32795389 A JP 32795389A JP 32795389 A JP32795389 A JP 32795389A JP 2802127 B2 JP2802127 B2 JP 2802127B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気冷蔵庫,冷凍庫,ショーケース等の電
気制御を行うサーモスタット等のスイッチに関するもの
である。
気制御を行うサーモスタット等のスイッチに関するもの
である。
従来の技術 従来の技術について第6図,第7図,第8図,第9図
に従い説明する。
に従い説明する。
図において、1はベローズでキャピラリ2の温度変化
を圧力変化に変換するガスを封入している。3は、器枠
4に係合し、前記ベローズ1と当接し、一端には調整ネ
ジ5を介し、調整スプリング6を固着するロードレバー
で、さらに一端にアクチュエータ7を有し、ベローズ1
の動きをスイッチの可動板8に伝える。9はカムアーム
で、器枠4に係合し、前記調節スプリング6の一端を保
持し、さらに一端は、カムシッフト10と一体又は分離し
て固着する円板状のカム部11の円周と当接し、カムシャ
フト10の動きにより、前記調整スプリング6の張力を調
整する。
を圧力変化に変換するガスを封入している。3は、器枠
4に係合し、前記ベローズ1と当接し、一端には調整ネ
ジ5を介し、調整スプリング6を固着するロードレバー
で、さらに一端にアクチュエータ7を有し、ベローズ1
の動きをスイッチの可動板8に伝える。9はカムアーム
で、器枠4に係合し、前記調節スプリング6の一端を保
持し、さらに一端は、カムシッフト10と一体又は分離し
て固着する円板状のカム部11の円周と当接し、カムシャ
フト10の動きにより、前記調整スプリング6の張力を調
整する。
12はトグルバネで、可動板8と一体又は分離したリー
フスプリング13と、前記可動板8の間に張設される。14
は作動板で、リーフスプリング13の一端に固着される。
15はホルダーで、リペット16により可動板8とリーフス
プリング13と共にケース17に固着される。
フスプリング13と、前記可動板8の間に張設される。14
は作動板で、リーフスプリング13の一端に固着される。
15はホルダーで、リペット16により可動板8とリーフス
プリング13と共にケース17に固着される。
18は可動接点で、前記作動板14が下方に反転した時の
み接する部分をもった導電板19に固着される。導電板19
は、ホルダー15,ターミナル20と共にケース17に固着さ
れるとともに、先端が前記導電板19に当接するように前
記ケース17に移動可能に固着された(例えばネジのよう
な)調整部材21に当接する。22は固定接点で、前記可動
接点18のケース17の相対向する位置にターミナル20に固
着される。さらにターミナル20は前記作動板14のケース
17と反対側の動きを規制する突起23を有し、一端はケー
ス17に固着される。24はデフスクリューで、作動板14,
ターミナル20の相対する位置にケース17に上下移動可能
に固着される。
み接する部分をもった導電板19に固着される。導電板19
は、ホルダー15,ターミナル20と共にケース17に固着さ
れるとともに、先端が前記導電板19に当接するように前
記ケース17に移動可能に固着された(例えばネジのよう
な)調整部材21に当接する。22は固定接点で、前記可動
接点18のケース17の相対向する位置にターミナル20に固
着される。さらにターミナル20は前記作動板14のケース
17と反対側の動きを規制する突起23を有し、一端はケー
ス17に固着される。24はデフスクリューで、作動板14,
ターミナル20の相対する位置にケース17に上下移動可能
に固着される。
以上のように構成されたスイツチについて以下第5
図,第6図,第7図,第8図,第9図を用いてその動作
を説明する。
図,第6図,第7図,第8図,第9図を用いてその動作
を説明する。
第5図は“ON"状態の断面図、第6図は第5図の側面
図、第7図は“OFF"状態の断面図、第8図は第7図の側
面図、第9図は上記スイッチを組み込んだサーモスタッ
トの断面図である。
図、第7図は“OFF"状態の断面図、第8図は第7図の側
面図、第9図は上記スイッチを組み込んだサーモスタッ
トの断面図である。
キャピラリ2及びベローズ1に封入されたガスの温度
による膨張・収縮によりベローズ1が伸縮し、これによ
りロードレバー3が器枠4に係合された点を中心に回転
する。この回転運動が、前記ロードレバー3に固着され
たアクチュエータ7を通じ、スイッチの可動板8に伝え
られる。
による膨張・収縮によりベローズ1が伸縮し、これによ
りロードレバー3が器枠4に係合された点を中心に回転
する。この回転運動が、前記ロードレバー3に固着され
たアクチュエータ7を通じ、スイッチの可動板8に伝え
られる。
OFF状態(第7図)において、アクチュエータ7は可
動板8とリーフスプリング13の間に張設されたトグルバ
ネ12の張力がリーフスプリング13の一端に固着された作
動板14を、前記デフスクリュー23に接する方向に働く様
に設けられる。さらに作動板14は、前記導電板19を押し
下げ、これにより前記固定接点22と可動接点18は離れた
状態、すなわちOFF状態となるわけである。OFF状態から
測定点の温度が上昇し、キャピラリ2とベローズ1内に
封入されたガスが膨張し、ベローズ1が伸びこれにより
ロードレバー3が回転し、ロードレバー3に固着された
アクチュエータ7がケース17側に移動すると、これに伴
ない可動板8がケース17側に移動する。そしてトグルバ
ネ12の可動板8との係合点が同じくトグルバネ12のリー
フスプリング13との係合点によりケース17側に来た時、
トグルバネ12の作動板14に与える力の方向はデフスクリ
ュウ24からターミナル20に急激に移行し、作動板14はタ
ーミナル20の突起23と接触する。この時可動接点18は固
着された導電板19のバネ力により固定接点22と接触しON
状態となる。この時に作動板14と導電板19は開放状態と
なる。
動板8とリーフスプリング13の間に張設されたトグルバ
ネ12の張力がリーフスプリング13の一端に固着された作
動板14を、前記デフスクリュー23に接する方向に働く様
に設けられる。さらに作動板14は、前記導電板19を押し
下げ、これにより前記固定接点22と可動接点18は離れた
状態、すなわちOFF状態となるわけである。OFF状態から
測定点の温度が上昇し、キャピラリ2とベローズ1内に
封入されたガスが膨張し、ベローズ1が伸びこれにより
ロードレバー3が回転し、ロードレバー3に固着された
アクチュエータ7がケース17側に移動すると、これに伴
ない可動板8がケース17側に移動する。そしてトグルバ
ネ12の可動板8との係合点が同じくトグルバネ12のリー
フスプリング13との係合点によりケース17側に来た時、
トグルバネ12の作動板14に与える力の方向はデフスクリ
ュウ24からターミナル20に急激に移行し、作動板14はタ
ーミナル20の突起23と接触する。この時可動接点18は固
着された導電板19のバネ力により固定接点22と接触しON
状態となる。この時に作動板14と導電板19は開放状態と
なる。
このON状態から次に測定点の温度が下降し、キャピラ
リ2、及びベローズ1内に封入されたガスが収縮し、ベ
ローズ1が収縮しロードレバー3が調整スプリング6の
力によりベローズ1側に器枠4に係合された点を中心に
ベローズ1側に回転し、それに伴い、ロードレバー3に
固着されたアクチュエータ7がケース17と反対側に移動
すると、それに伴い可動板8は自らのバネ力によりアク
チュエータ7にそってケース17と反対側に移動し、可動
板8のトグルバネ12との係合点がリーフスプリング13と
トグルバネ12の係合点より上側になった時、トグルバネ
12の力の方向はターミナル20側から急激にデフスクリュ
ウ24側に移動し、それにより作動板14はターミナル20の
突起23から離れ、その後に導電板19と共にデフスクリュ
ウ24に接触する。この作動板14の動きにより可動接点18
と固定接点22は離れOFF状態となる。
リ2、及びベローズ1内に封入されたガスが収縮し、ベ
ローズ1が収縮しロードレバー3が調整スプリング6の
力によりベローズ1側に器枠4に係合された点を中心に
ベローズ1側に回転し、それに伴い、ロードレバー3に
固着されたアクチュエータ7がケース17と反対側に移動
すると、それに伴い可動板8は自らのバネ力によりアク
チュエータ7にそってケース17と反対側に移動し、可動
板8のトグルバネ12との係合点がリーフスプリング13と
トグルバネ12の係合点より上側になった時、トグルバネ
12の力の方向はターミナル20側から急激にデフスクリュ
ウ24側に移動し、それにより作動板14はターミナル20の
突起23から離れ、その後に導電板19と共にデフスクリュ
ウ24に接触する。この作動板14の動きにより可動接点18
と固定接点22は離れOFF状態となる。
発明が解決しようとする課題 しかし上記の様な構成では、常温時安定した可動接点
18と固定接点22の接触力を確保するためには、導電板19
のA方向の力(バネ力)をある程度大きくする必要があ
り、組込上のバラツキ等により導電板19のA方向の力
(バネ力)が許容値以上になった場合、第6図にてON状
態からOFF状態に移行する際に接点接触力>作動板反転
力(作動板14が、デフスクリュウ24側に移動する力)と
なり、接点がOFF状態とならない可能性が有り、又、第
7図にてOFF状態からON状態に移行する際においても、
同様に導電板19のバネ力大により、作動板14がターミナ
ル20の突起23側へ力を受けるため、ON時のスイッチ切換
りポイントが不安定になる可能性があるという問題点を
有していた。
18と固定接点22の接触力を確保するためには、導電板19
のA方向の力(バネ力)をある程度大きくする必要があ
り、組込上のバラツキ等により導電板19のA方向の力
(バネ力)が許容値以上になった場合、第6図にてON状
態からOFF状態に移行する際に接点接触力>作動板反転
力(作動板14が、デフスクリュウ24側に移動する力)と
なり、接点がOFF状態とならない可能性が有り、又、第
7図にてOFF状態からON状態に移行する際においても、
同様に導電板19のバネ力大により、作動板14がターミナ
ル20の突起23側へ力を受けるため、ON時のスイッチ切換
りポイントが不安定になる可能性があるという問題点を
有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、常温時に安定した接触力
を確保し、かつ、スイッチON−OFF反転時には、導電板
の小さなバネ力だけで、反転動作を行うことにより、確
実で安定したスイッチON−OFF動作を確保しうる信頼性
の高い、サーモスタット用のスイッチを提供するもので
ある。
を確保し、かつ、スイッチON−OFF反転時には、導電板
の小さなバネ力だけで、反転動作を行うことにより、確
実で安定したスイッチON−OFF動作を確保しうる信頼性
の高い、サーモスタット用のスイッチを提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 前記問題点を解決する為に本発明のスイッチは、アク
チュエータの動きを伝える可動板と可動板の動きにより
反転動作をするトグルバネと、トグルバネにより上下さ
れるリーフスプリングと、リーフスプリングの一端に固
着された作動板と、作動板の動きにより上下せしめる可
動接点を固着した導電板と、可動接点に相対する位置に
設置された固定接点と固定接点を固着するターミナル
と、前記導電板、リーフスプリング、ターミナルの各部
品を保持するケースを備えたものである。
チュエータの動きを伝える可動板と可動板の動きにより
反転動作をするトグルバネと、トグルバネにより上下さ
れるリーフスプリングと、リーフスプリングの一端に固
着された作動板と、作動板の動きにより上下せしめる可
動接点を固着した導電板と、可動接点に相対する位置に
設置された固定接点と固定接点を固着するターミナル
と、前記導電板、リーフスプリング、ターミナルの各部
品を保持するケースを備えたものである。
作用 本発明は上述した構成によって常温時の接点接触力を
導電板のバネ力とリーフスプリングのバネ力の合成力
(導電板バネ力<リーフスプリングバネ力)により確保
し、スイッチON−OFF動作は、導電板のバネ力のみを利
用してスイッチの反転動作を行なわせることを可能にす
る。
導電板のバネ力とリーフスプリングのバネ力の合成力
(導電板バネ力<リーフスプリングバネ力)により確保
し、スイッチON−OFF動作は、導電板のバネ力のみを利
用してスイッチの反転動作を行なわせることを可能にす
る。
実 施 例 以下本発明の一実施例のスイッチについて図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるスイッチの“ON状
態”の断面図、第2図は“OFF"状態の断面図、第3図は
スイッチ部斜視図、第4図,第5図は上記スイッチを組
み込んだサーモスタットの断面図である。
態”の断面図、第2図は“OFF"状態の断面図、第3図は
スイッチ部斜視図、第4図,第5図は上記スイッチを組
み込んだサーモスタットの断面図である。
尚、スイッチ以外の構造について、従来例と同一部分
は同一符号を用いて表わし詳細な説明は省略する。101
は可動板、102はトグルバネで可動板101と一体又は分離
したケース105に固着されるリーフスプリング103と、前
記可動板101の間に張設される。104は作動板で、リーフ
スプリング103の一端に固着され、平面部106とL字曲げ
部107を有している。108は可動接点でON時にL字曲げ部
107と接し、OFF時に平面部106と接する部分をもった導
電板109に固着される。導電板109はコの字形ターミナル
110と共にケース105に固着される。111は固定接点で、
前記可動接点108のケース105の相対向する位置にターミ
ナル112に固着される。113はデフスクリュウで、作動板
104,ターミナル112の相対する位置にケース105に上下移
動可能に固着される。
は同一符号を用いて表わし詳細な説明は省略する。101
は可動板、102はトグルバネで可動板101と一体又は分離
したケース105に固着されるリーフスプリング103と、前
記可動板101の間に張設される。104は作動板で、リーフ
スプリング103の一端に固着され、平面部106とL字曲げ
部107を有している。108は可動接点でON時にL字曲げ部
107と接し、OFF時に平面部106と接する部分をもった導
電板109に固着される。導電板109はコの字形ターミナル
110と共にケース105に固着される。111は固定接点で、
前記可動接点108のケース105の相対向する位置にターミ
ナル112に固着される。113はデフスクリュウで、作動板
104,ターミナル112の相対する位置にケース105に上下移
動可能に固着される。
以上のように構成されたスイッチについて以下第1図
〜第5図を用いてその動作を説明する。
〜第5図を用いてその動作を説明する。
キャピラリ2及びベローズ1に封入されたガスの温度
による膨張・収縮によりベローズ1が伸縮し、これによ
りロードレバー3が器枠4に係合された点を中心に回転
する。この回転運動が、前記ロードレバー3に固着され
たアクチュエータ7を通じ、スイッチの可動板101に伝
えられる。
による膨張・収縮によりベローズ1が伸縮し、これによ
りロードレバー3が器枠4に係合された点を中心に回転
する。この回転運動が、前記ロードレバー3に固着され
たアクチュエータ7を通じ、スイッチの可動板101に伝
えられる。
OFF状態(第3図)において、アクチュエータ7は可
動板101とリーフスプリング103の間に張設されたトグル
バネ102の張力がリーフスプリング103の一端に固着され
た作動板104を、前記デフスクリュウ113に接する方向に
働く様に設けられる。さらに作動板104は、前記導電板1
09を押し下げ、これにより前記固定接点111と可動接点1
08は離れた状態、すなわちOFF状態となるわけである。O
FF状態から測定点の温度が上昇し、キャピラリ2とベロ
ーズ1内に封入されたガスが膨張し、ベローズ1が伸び
これによりロードレバー3が回転し、ロードレバー3に
固着されたアクチュエータ7がケース105側に移動する
と、これに伴ない可動板101がケース105側に移動する。
そしてトグルバネ102の可動板101との係合点が同じくト
グルバネ102のリーフスプリング103との係合点よりケー
ス105側に来た時、トグルバネ102の作動板104に与える
力の方向はデフスクリュウ113からターミナル111に急激
に移行し、この時可動接点108は固着された導電板109の
バネ力により固定接点111と接触しON状態となる。この
時に作動板104の平面部106と導電板109は開放状態とな
る。
動板101とリーフスプリング103の間に張設されたトグル
バネ102の張力がリーフスプリング103の一端に固着され
た作動板104を、前記デフスクリュウ113に接する方向に
働く様に設けられる。さらに作動板104は、前記導電板1
09を押し下げ、これにより前記固定接点111と可動接点1
08は離れた状態、すなわちOFF状態となるわけである。O
FF状態から測定点の温度が上昇し、キャピラリ2とベロ
ーズ1内に封入されたガスが膨張し、ベローズ1が伸び
これによりロードレバー3が回転し、ロードレバー3に
固着されたアクチュエータ7がケース105側に移動する
と、これに伴ない可動板101がケース105側に移動する。
そしてトグルバネ102の可動板101との係合点が同じくト
グルバネ102のリーフスプリング103との係合点よりケー
ス105側に来た時、トグルバネ102の作動板104に与える
力の方向はデフスクリュウ113からターミナル111に急激
に移行し、この時可動接点108は固着された導電板109の
バネ力により固定接点111と接触しON状態となる。この
時に作動板104の平面部106と導電板109は開放状態とな
る。
このON状態から次に測定点の温度が下降し、キャピラ
リ2,及びベローズ1内に封入されたガスが収縮し、ベロ
ーズ1が収縮しロードレバー3が調整スプリング6の力
によりベローズ1側に器枠4に係合された点を中心にベ
ローズ1側に回転し、それに伴い、ロードレバー3に固
着されたアクチュエータ7がケース105と反対側に移動
すると、それに伴い可動板101は自らのバネ力によりア
クチュエータ7にそってケース105と反対側に移動し、
可動板101のトグルバネ102との係合点がリーフスプリン
グ103とトグルバネ102の係合点より上側になった時、ト
グルバネ102の力の方向はターミナル111側から急激にデ
フスクリュウ113側に移動し、それにより作動板104は導
電板109と共にデフスクリュウ113に接触する。この作動
板104の動きにより可動接点108と固定接点111は離れOFF
状態となる。
リ2,及びベローズ1内に封入されたガスが収縮し、ベロ
ーズ1が収縮しロードレバー3が調整スプリング6の力
によりベローズ1側に器枠4に係合された点を中心にベ
ローズ1側に回転し、それに伴い、ロードレバー3に固
着されたアクチュエータ7がケース105と反対側に移動
すると、それに伴い可動板101は自らのバネ力によりア
クチュエータ7にそってケース105と反対側に移動し、
可動板101のトグルバネ102との係合点がリーフスプリン
グ103とトグルバネ102の係合点より上側になった時、ト
グルバネ102の力の方向はターミナル111側から急激にデ
フスクリュウ113側に移動し、それにより作動板104は導
電板109と共にデフスクリュウ113に接触する。この作動
板104の動きにより可動接点108と固定接点111は離れOFF
状態となる。
以上のように本実施例によれば、アクチュエータ7の
動きを伝える可動板101と可動板101の動きにより反転動
作をするトグルバネ102と、トグルバネ102により上下さ
れるリーフスプリング103と、リーフスプリング103の一
端に固着された平面部106とL字形部107を有する作動板
104と、作動板104の動きにより上下せしめる可動接点10
8を固着した導電板109と、可動接点108と相対する位置
に設置された固定接点111と固定接点111を固着するター
ミナル112と、前記可動板101,リーフスプリング103,タ
ーミナル112の各部品を保持するケース105を設けたこと
により、常温時には、リーフスプリング103のバネ力と
導電板109のバネ力の合力により、常に安定した接点接
触力を確保し、かつ、スイッチON−OFF反転時には、導
電板109の低バネ力にて、スイッチ開閉が決定されるた
め、確実で安定したスイッチON−OFF動作を確保しうる
信頼性の高いサーモスタット用のスイッチを提供するこ
とができる。
動きを伝える可動板101と可動板101の動きにより反転動
作をするトグルバネ102と、トグルバネ102により上下さ
れるリーフスプリング103と、リーフスプリング103の一
端に固着された平面部106とL字形部107を有する作動板
104と、作動板104の動きにより上下せしめる可動接点10
8を固着した導電板109と、可動接点108と相対する位置
に設置された固定接点111と固定接点111を固着するター
ミナル112と、前記可動板101,リーフスプリング103,タ
ーミナル112の各部品を保持するケース105を設けたこと
により、常温時には、リーフスプリング103のバネ力と
導電板109のバネ力の合力により、常に安定した接点接
触力を確保し、かつ、スイッチON−OFF反転時には、導
電板109の低バネ力にて、スイッチ開閉が決定されるた
め、確実で安定したスイッチON−OFF動作を確保しうる
信頼性の高いサーモスタット用のスイッチを提供するこ
とができる。
発明の効果 以上のように本発明は、アクチュエータの動きを伝え
る可動板と可動板の動きにより反転動作をするトグルバ
ネと、トグルバネにより上下されるリーフスプリング
と、リーフスプリングの一端に固着された平面部とL字
形部を有する作動板と、作動板の動きにより上下せしめ
る可動接点を固着した導電板と、可動接点と相対する位
置に設置された固定接点と固定接点を固着するターミナ
ルと、前記可動板,リーフスプリング,ターミナルの各
部品を保持するケースを設けることにより、常に安定し
た接点接触力が得られ、かつ安定したスイッチのON−OF
F動作を確保しうる信頼性の高いスイッチとすることが
できる。
る可動板と可動板の動きにより反転動作をするトグルバ
ネと、トグルバネにより上下されるリーフスプリング
と、リーフスプリングの一端に固着された平面部とL字
形部を有する作動板と、作動板の動きにより上下せしめ
る可動接点を固着した導電板と、可動接点と相対する位
置に設置された固定接点と固定接点を固着するターミナ
ルと、前記可動板,リーフスプリング,ターミナルの各
部品を保持するケースを設けることにより、常に安定し
た接点接触力が得られ、かつ安定したスイッチのON−OF
F動作を確保しうる信頼性の高いスイッチとすることが
できる。
第1図は本発明の一実施例におけるスイッチの“ON状
態”を示す断面図、第2図は同じく“OFF"状態を示す断
面図、第3図は同じくスイッチ部斜視図、第4図,第5
図は同じく上記スイッチを組み込んだサーモスタットの
断面図、第6図は従来のスイッチのON状態の断面図、第
7図は同じくOFF状態の断面図、第8図は同じく第6図
の側面図、第9図は従来のスイッチを組み込んだサーモ
スタットの断面図である。 7……アクチュエータ、101……可動板、102……トグル
バネ、103……リーフスプリング、104……作動板、105
……ケース、106……作動板の平面部、107……作動板の
L字形部、108……可動接点、109……導電板、111……
固定接点、112……ターミナル。
態”を示す断面図、第2図は同じく“OFF"状態を示す断
面図、第3図は同じくスイッチ部斜視図、第4図,第5
図は同じく上記スイッチを組み込んだサーモスタットの
断面図、第6図は従来のスイッチのON状態の断面図、第
7図は同じくOFF状態の断面図、第8図は同じく第6図
の側面図、第9図は従来のスイッチを組み込んだサーモ
スタットの断面図である。 7……アクチュエータ、101……可動板、102……トグル
バネ、103……リーフスプリング、104……作動板、105
……ケース、106……作動板の平面部、107……作動板の
L字形部、108……可動接点、109……導電板、111……
固定接点、112……ターミナル。
Claims (1)
- 【請求項1】アクチュエータの動きを伝える可動板と、
この可動板の動きにより反転動作をするトグルバネと、
トグルバネにより上下されるリーフスプリングと、リー
フスプリングの一端に固着された平面部とL字形部を有
する作動板と、作動板の動きにより上下せしめる可動接
点を固着した導電板と、可動接点と相対する位置に設置
された固定接点と、固定接点を固着するターミナルと、
前記可動板,リーフスプリングターミナルの各部品を保
持するケースとを備えたことを特徴とするスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32795389A JP2802127B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32795389A JP2802127B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03192627A JPH03192627A (ja) | 1991-08-22 |
JP2802127B2 true JP2802127B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=18204857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32795389A Expired - Fee Related JP2802127B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2802127B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP32795389A patent/JP2802127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03192627A (ja) | 1991-08-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |