JP2801201B2 - カメラ用シヤツタ - Google Patents

カメラ用シヤツタ

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JP2801201B2
JP2801201B2 JP12108388A JP12108388A JP2801201B2 JP 2801201 B2 JP2801201 B2 JP 2801201B2 JP 12108388 A JP12108388 A JP 12108388A JP 12108388 A JP12108388 A JP 12108388A JP 2801201 B2 JP2801201 B2 JP 2801201B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカメラ用シヤツタに関する。
[従来の技術] 従来のカメラ用シヤツタとしてのフオーカルプレーン
シヤツタを第3図に示す。
図において、1はシヤツタ地板、2は羽根駆動レバー
軸であり、一端側に主アーム支持軸2aが形成されてい
る。3は前記羽根駆動レバー2をチヤージする為のチヤ
ージレバー(不図示)の回転中心となるチヤージレバー
軸3、4は補助アーム支持軸、5,6はカバー板13を上記
シヤツタ地板1に取り付ける為の軸、7は該シヤツタ地
板1に形成されたアパーチヤ、8は上記各軸2,3,4,5,6
をカシメ取り付けする為の該シヤツタ地板1に形成され
た穴、9はチヤージレバー(不図示)の揺動範囲の形状
に形成された溝(孔)、10は先羽根群であり、主アーム
10a及び補助アーム10bに、スリツト形成羽根10cと他の
分割羽根10dとがカシメ部10eによりリンク支持されてい
る。なお、主アーム10aは羽根駆動レバー軸2の主アー
ム支持軸2aによって揺動自在に支持され、補助アーム10
bは補助アーム支持軸4に揺動自在に支持されている。1
1は後羽根群であり、主アーム11a及び補助アーム11b
に、スリツト形成羽根11cと他の分割羽根11dとがカシメ
部11eによりリンク支持されている。なお、主アーム11a
は主アーム支持軸2aによって揺動自在に支持され、補助
アーム11bは補助アーム支持軸4に揺動自在に支持され
ている。12は先羽根群10と後羽根群11との間に配置さ
れ、両者の干渉を防止する為の仕切板である。なお、仕
切板12にも上記アパーチヤ7と対応する開口12aが形成
されている。13はカバー板であり、上記シヤツタ地板1
と同様に金属の薄板にて形成され、上記アパーチヤ7と
対応する開口13aが形成されている。14,15はスペーサで
あり、各羽根群10,11の走行をスムーズに保つ為に、各
羽根10c,10d,11c,11dの先端領域が摺動する位置に配置
される。
[発明が解決しようとしている問題点] この従来のシヤツタ構造では、上記羽根駆動レバー軸
2、チヤージレバー軸3、補助アーム支持軸4、軸5,6
はシヤツタ地板1の孔8にカシメて取り付けている為、
シヤツタ地板ユニツトが完成するまでに時間がかかり、
又、コストも高くなっていた。
そこで、コスト低下及び工程簡略化するために、シヤ
ツタ地板を合成樹脂に成形して作り、この際に上記各種
の軸を同時に一体成形することが考えられている。しか
しながら、シヤツタ地板は薄い部材となることから、合
成樹脂による成形品では、羽根駆動レバー,チヤージレ
バー等に大きな力がかかると、その力により変形が生じ
て各羽根群の走行に微妙な影響を与えてしまうことが予
想される。そうすると、当然シヤツタ露光(秒時)の精
度は保証できないことになり、又、最悪の場合には強度
不足によるシヤツタ地板の破損事故の発生も予想され
る。
[発明の目的] 本発明の目的は、合成樹脂にて成形により作ったとし
ても強度面にて問題を生じることないシヤツタ地板を有
するカメラ用シヤツタを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、合成樹脂より成形されたシヤツタ地板を有
し、前記シヤツタ地板の一方面にはシヤツタ羽根群が配
置され、他方面には前記シヤツタ羽根群を駆動するため
の駆動レバーと、前記駆動レバーをチヤージするための
突出部を形成したチヤージレバーと、を有する駆動機構
が配置されるカメラ用シヤツタにおいて、 前記シヤツタ地板の前記他方面に、前記駆動レバーを
支持するための駆動レバー軸と、前記チヤージレバーを
支持するためのチヤージレバー軸を突出するように一体
成形すると共に、前記他方面における前記両軸の周囲領
域をアパーチヤの周囲領域より厚くし且つ前記駆動レバ
ー軸の周囲領域に比べて前記チヤージレバーの前記突出
部の揺動軌跡と重なる領域を薄く形成したカメラ用シヤ
ツタを特徴とする。
[実施例] シヤツタ地板をシヤツタ羽根群が配置された一方面側
から見た第1図およびシヤツタ羽根群の駆動機構が配置
された他方面側から見た第2図に基づき、本発明の実施
例を説明する。
20は合成樹脂材としての液晶ポリマー(LCP)にて成
形されたシヤツタ地板であり、23は主アーム支持軸、24
は補助アーム支持軸、25,26はカバー板13の取付用軸、2
7はリブ、30,31は肉を増した部分であり、このリブ27と
部分30,31は両羽根群10,11の走行を阻害しない範囲でシ
ヤツタ地板20の端縁に形成され、強度向上(ソリの防
止、破損防止等)と平面度向上を果たすことが出来る。
40は後述の先羽根及び後羽根駆動レバー60,61の両方を
チヤージする為のチヤージレバー50における回転中心た
る軸、41は先羽根群10の駆動を行う先羽根駆動レバー60
における回転中心なる軸、42は後羽根群11の駆動を行う
後羽根駆動レバー61における回転中心たる軸、43は先羽
根駆動レバー60の発動を阻止する先駆動緊定レバー62の
回転中心たる軸、44は後羽根駆動レバー61の発動を阻止
する後駆動緊定レバー63の回転中心たる軸、45は電磁石
用の地板64を取り付けるための軸で、地板64は図示しな
いビスにより軸43,44,45に固定される。46,47,48はシヤ
ツタ地板20のアパーチヤー20aの周囲領域49よりも厚み
を増した部分であり。軸40,41,42,43,44,45のように力
のかかる軸のまわりの領域に限定される。ただし、チヤ
ージレバー50の揺動軌跡領域を含む部分46は地の部分4
7,48よりは若干肉薄に設定されている。65はコイル67に
より吸引力を発生するためのヨーク、66はコイル68によ
り吸引力を発生するためのヨークで、ヨーク65,66は地
板64に固定される。69,70はヨーク65,66で吸引されるこ
とにより緊定レバー62,63の軸部62b,63bを作動させ、先
羽根及び後羽根駆動レバー60,61の発動を行うアマチヤ
で、地板64の軸64a,64bを回転中心として軸支される。
ここで軸23,24,25,26,40,41,42,43,44,45とリブ27及
び部分46,47,48は、シヤツタ地板20と一体成形される。
すなわち上記各種の軸23,24,25,26,40,41,42,43,44,45
はシヤツタ地板20の成形の際に同時に一体成形されるこ
とにより、従来必要としたカシメ工程が無くなることに
なる。
ここで、シヤツタがチヤージされる動作を説明するす
る。チヤージレバー50の突出部としての足50cが図示し
ない本体のチヤージ伝達部材によりチヤージ力が付勢さ
れ、第2図上時計まわりの回動を開始する。チヤージレ
バー50が時計方向(第2図において)の回転を開始する
と、チヤージレバー50の突出部としての足50a,50bがそ
れぞれ先羽根及び後羽根駆動レバー60,61の下面に取着
されたコロナ60c,61cと当接し、図示しない駆動バネ力
に反して両駆動レバー60,61は第2図中反時計回転(チ
ヤージ)を開始する。両駆動レバー60,61の回転が進む
と、両駆動レバー60,61の緊定部60a,61aがそれぞれ緊定
レバー62,63の緊定部62a,63aの係合として係止される位
置までチヤージされ、シヤツタのチヤージは完了する。
この際、両駆動レバー60,61を駆動するバネ力はたい
へん大きいため、チヤージ過程において軸40,41,42には
たいへん大きな力が加わる。このとき、シヤツタ地板20
の剛性が弱いとシヤツタ地板20には変形(ソリ等)を生
じ、軸のたおれが発生してしまうために、チヤージスト
ロークが延びてしまい、エネルギーのロスや、チヤージ
しきれないという事故が発生する。
またチヤージ完了後、両駆動レバー60,61は緊定レバ
ー62,63により係止されるが、軸41,42,43,44には駆動バ
ネ力による大きな力がかかるため、地板に変形(ソリ
等)が生じると両羽根群10,11のスタート位置がずれて
しまったり、緊定の解除されるタイミングがずれてしま
う等たいへん精度が悪くなるという事故が発生する。
しかし、本実施例によれば、地板20の肉増した部分4
6,47,48によって力のかかる軸のまわりの肉厚を増すと
ともに、シヤツタ地板20の羽根群配置側(第1図)にお
いても羽根群の動きを阻害しない範囲で肉増した部分3
0,31を設けることにより、上記の軸、特に軸41,42にか
かる力によるシヤツタ地板20の変形は生じない、剛性の
非常に高いシヤツタ地板20が提供可能となる。このと
き、シヤツタ地板20の駆動レバー60,61を支持する軸41,
42が突出形成された面(第2図側)において、アパーチ
ヤ20aの周囲領域49は従来の金属地板とほぼ同一肉厚と
しても剛性の高いシヤツタ地板20を提供でき、カメラの
中でしめるシヤツタ部の大きさもほとんど増大しない。
また、シヤツタ地板20の全体の平面度は、羽根群側面
(第1図)に設けたリブ27により確保される。このとき
リブ27はシヤツタ地板20とカバー板13の間で形成される
ため、高さをカバー板13の位置まで設定したとしてもカ
メラの中に占める体積はまったく増大しない。
なお、上述実施例において、肉増した部分46の領域は
チヤージレバー50,先羽根駆動レバー60及び後羽根駆動
レバー61の揺動軌跡領域と重なる為、他の肉増した部分
47,48に比べて若干低くなるように設定して、各種レバ
ー及び電磁石が配置されるシヤツタ地板20の一方側端部
領域の高さが必要以上に高くならないようにしている。
又、上記軸40,41,42はその基部に更なる円形の肉増し
た部分40a,41a,42aを設けることにより更なる補強をし
ている。ここで、軸41は他の肉増した部分47,48に比べ
て若干低く設定される肉増した部分46上に位置している
為、円形の肉増した部分41aは他に比べて高く設定して
他の軸42と強度上のバランスをはかっている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、シヤツタ地板
の駆動機構が配置された面に突出形成された力のかかる
駆動レバー軸およびチヤージレバー軸の周囲領域をアパ
ーチヤの周囲領域より厚くし且つ駆動レバー軸の周囲領
域に比べてチヤージレバーのチヤージのための突出部の
揺動領域と重なる領域を薄く一体成形したことにより、
工程が大幅に短縮されると共に、剛性も十分に高く且つ
コストも大幅に安く、全体として厚くならないカメラ用
シヤツタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したシヤツタの羽根群側より見た
斜視図。 第2図は本発明を実施したシヤツタの駆動レバー側より
見た斜視図。 第3図は従来のシヤツタを羽根群側より見た斜視図。 20……シヤツタ地板 40,41,42……軸 46,47,48……肉増し部 49……アパーチヤ周囲領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂より成形されたシヤツタ地板を有
    し、前記シヤツタ地板の一方面にはシヤツタ羽根群が配
    置され、他方面には前記シヤツタ羽根群を駆動するため
    の駆動レバーと、前記駆動レバーをチヤージするための
    突出部を形成したチヤージレバーと、を有する駆動機構
    が配置されるカメラ用シヤツタにおいて、 前記シヤツタ地板の前記他方面に、前記駆動レバーを支
    持するための駆動レバー軸と、前記チヤージレバーを支
    持するためのチヤージレバー軸を突出するように一体成
    形すると共に、前記他方面における前記両軸の周囲領域
    をアパーチヤの周囲領域より厚くし且つ前記駆動レバー
    軸の周囲領域に比べて前記チヤージレバーの前記突出部
    の揺動軌跡と重なる領域を薄く形成したことを特徴とす
    るカメラ用シヤツタ。
JP12108388A 1988-05-06 1988-05-17 カメラ用シヤツタ Expired - Lifetime JP2801201B2 (ja)

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