JP2801072B2 - ハウリング検出装置 - Google Patents

ハウリング検出装置

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JP2801072B2 JP15688690A JP15688690A JP2801072B2 JP 2801072 B2 JP2801072 B2 JP 2801072B2 JP 15688690 A JP15688690 A JP 15688690A JP 15688690 A JP15688690 A JP 15688690A JP 2801072 B2 JP2801072 B2 JP 2801072B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、拡声システム、遠隔会議システムおよび拡
声電話機などのフィードバックループによりハウリング
を生じるシステムにおけるハウリング検出装置に関する
ものである。
従来の技術 近年、講演や会議などに加え、遠隔会議システムや拡
声電話のように拡声装置を応用したシステムが開発さ
れ、十分な音量、明瞭で自然な音声伝達が望まれてい
る。しかしながら、現実にはハウリングの起こる危険が
あるため、拡声音量を十分にあげることができず、拡声
音量、明瞭度、自然性において十分なものではない。従
来より、ハウリング検出に関する研究がなされており、
周波数分析によりハウリングを検出し分析結果に基いて
周波数毎に利得を調整し最大の拡声量を得ようとする試
みがなされている。(特公開59−94994) 以下、図面を参照しながら、上述した従来のハウリン
グ検出装置について説明する。第8図は従来のハウリン
グ検出装置を組み込んだ拡声装置の構成を示すブロック
図である。第8図において、101はマイクロホン、102は
任意時間マイクロホン信号を遅延させる遅延手段、110
はハウリング検出装置、111はマイクロホンの出力信号
の周波数分析を行う第1のバンドパスフィルタ群、112
は各帯域の平均エネルギーを検出する平均エネルギー計
測回路、113は各帯域毎の平均エネルギーからハウリン
グを検出し各帯域の利得量を決定する制御回路、103は
第1のバンドパスフィルタ群111に対応した第2のバン
ドパスフィルタ群、104は第2のバンドパスフィルタ群1
03の各帯域に対応した減衰器で制御回路113により減衰
量が決められる。105は加算器で減衰器104の各出力を加
算する。
以上のように構成されたハウリング検出装置を組み込
んだ拡声装置について、以下その動作について説明す
る。話者の音声はマイクロホン101で収音され第1のバ
ンドパスフィルタ群111で各帯域に分割され、平均エネ
ルギー計測回路で各帯域のエネルギーが計測される。制
御回路113では、ハウリングは純音に近く音声に比較し
て極めて帯域が狭いことを利用し、各帯域のエネルギー
の比較を行い、特定の帯域の平均エネルギーが他の帯域
に比較して大きくなったときにハウリングが発生したこ
とを検出する。ハウリングが発生した帯域に対応した減
衰器を所定の量減衰するように制御する。遅延手段102
を用いることによりハウリングの発生を遅延時間分早く
検出できる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のハウリング検出装置では周
波数分析を行うのに多数のバンドパスフィルタを用意し
なければならず、大きなハードウェアを必要とする。ま
た、検出精度を向上させるためにはバンドパスフィルタ
の数を増やし、各バンドの帯域幅を狭くしなければなら
ず、ハードウェア規模がさらに大きくなる。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、ハードウ
ェア規模が小さく安価に実現でき、検出精度の高いハウ
リング検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のハウリング検出装
置は、アナログ信号が一定のサンプリング周期で変換さ
れたディジタル信号のディジタル値が零以上のときには
1、零未満のときには−1を出力する2値化手段と、前
記2値化手段の出力を1サンプル分遅延させる第1の遅
延手段と、前記第1の遅延手段の出力と前記2値化手段
の出力を乗算する乗算手段と、前記乗算手段の出力が−
1のときにカウントしていた値を出力するとともに、前
記カウントしていた値を零クリアする零交差周期検出手
段と、前記零交差周期検出手段の出力である零交差周期
を零交差1周期分遅延させる第2の遅延手段と、前記零
交差周期検出手段の出力と前記第2の遅延手段の出力の
差を算出する差分演算手段と、前記差分演算手段の出力
の絶対値の短時間平均値を演算する平均値演算手段と、
前記平均値演算手段の出力とあらかじめ決められていた
閾値とを比較してハウリングを検出するハウリング検出
手段とを備えたものである。
また、本発明のハウリング検出装置は上記構成に加え
て、ハウリング検出手段がハウリングを検出したとき
に、零交差検出手段で検出した零交差周期からハウリン
グ周波数を演算するハウリング周波数演算手段とを備え
たものである。
さらに、本発明のハウリング検出装置は、アナログ信
号一定のサンプリング周期で変換されたディジタル信号
のディジタル出力系列を用いて1サンプル区間の間にN
個(NはN≧1の整数)のディジタル信号を補間し1サ
ンプル周期にN+1個のディジタル信号を出力する補間
手段と、前記補間手段の出力が零以上のときには1、零
未満のときには−1を出力する2値化手段と、前記2値
化手段の出力を1信号分(1/(N+1)サンプル分)遅
延させる第1の遅延手段と、前記第1の遅延手段の出力
と前記2値化手段の出力を乗算する乗算手段と、前記乗
算手段の出力が−1のときにカウントしていた値を出力
するとともに、前記カウントしていた値を零クリアする
零交差周期検出手段と、前記零交差周期検出手段の出力
である零交差周期を零交差1周期分遅延させる第2の遅
延手段と、前記零交差周期検出手段の出力と前記第2の
遅延手段の出力の差を算出する差分演算手段と、前記差
分演算手段の出力の絶対値の短時間平均値を演算する平
均値演算手段と、前記平均値演算手段の出力とあらかじ
め決められていた閾値とを比較してハウリングを検出す
るハウリング検出手段とを備えたものである。
さらには、本発明のハウリング検出装置における補間
手段は、ディジタル信号を1サンプル遅延させる第3の
遅延手段と、前記ディジタル信号と前記第3の遅延手段
の出力からN個の値を線形補間により算出する線形補間
演算手段とから構成され、1サンプルの間にN+1個の
ディジタル信号を出力するものである。
作用 上記構成により、2値化手段により入力信号を零交差
信号に変換し乗算手段と第1の遅延手段により零交差点
を求め、零交差周期を零交差周期検出手段により検出
し、零交差周期の時間変化を差分手段により算出しその
短時間平均値を平均値演算手段で算出することにより、
ハウリングのような一定周期の信号の場合、平均値演算
手段の出力が極めて小さくなることを利用し、ハウリン
グ検出手段でハウリングを検出することができる。ま
た、ハウリングが検出された際、零交差周期検出手段で
検出された零交差周期からハウリング周波数検出手段に
よりハウリングの周波数が求められる。
さらに、補間手段により、ディジタル出力系列を用い
て1サンプル区間の間にN個のディジタル信号を補間し
1サンプル周期にN+1個のディジタル信号を出力する
ので、零交差周期検出手段で検出される零交差周期の分
解能が向上し、差分手段の出力幅を大きくすることがで
きて音声や雑音における誤動作が減少され、また、閾値
を大きくすることが可能となり、これにより、ハウリン
グの検出速度が向上する。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるハウリング検
出装置の構成を示すブロック図である。第1図におい
て、1は入力信号wをアナログからディジタルに変換す
るアナログディジタル変換手段、2はアナログディジタ
ル変換手段1のディジタル出力xjが零以上のときに
“1"、零未満のときに“−1"に変換する2値化手段、3
は2値化手段の出力bjを1サンプル分遅延させる第1の
遅延手段、4は2値化手段2の出力bjと第1の遅延手段
の出力bj-1を乗算し、零交差点を検出する乗算手段、5
は乗算手段4の出力cjが“1"のときにカウントアップ
し、“−1"のときにカウンタの値を出力した後、カウン
ト値を零クリアすることにより零交差周期を検出する零
交差周期検出手段、6は零交差周期検出手段の出力Dj
1周期分遅延させる第2の遅延手段、7は零交差周期検
出手段5の出力Djから第2の遅延手段6の出力Dj-1を減
算し零交差周期の差分値ΔDjを出力する差分手段、8は
差分手段7の出力ΔDjの絶対値の短時間平均値Aを出力
する平均値演算手段、9は平均値演算手段8の出力Aと
あらかじめ決められていた閾値を比較し、平均値演算手
段8の出力Aが閾値より小さいときにハウリングである
と判定するハウリング検出手段、10はハウリング検出手
段9がハウリングを検出したときに、零交差周期検出手
段5で検出された零交差周期からハウリング周波数を算
出するハウリング周波数演算手段である。
以上のように構成されたハウリング検出装置につい
て、以下、その動作を説明する。
第2図は音声や雑音の場合のハウリング検出装置の動
作原理図である。第2図(a)に示すように、入力信号
wはアナログディジタル変換器1によりディジタル信号
xjに変換される。第2図(b)では2値化手段2により
ディジタル出力xjは、零以上のときに“1"、零未満のと
きに“−1"の2値信号bjに変換される。さらに、第2図
(c)では、2値化手段2の出力bjは第1の遅延手段3
で1サンプル遅延された2値信号bj-1と乗算手段4で掛
け合わされる。乗算手段4の出力cj=bj*bj-1は“1"ま
たは“−1"の値をとる。“−1"となるのは、bjとbj-1
符号が異なるときであり、サンプルbj-1とbjの間に零交
差が行われている。第2図(d)では零交差周期検出手
段5では乗算出力cjが“−1"になってから次に“−1"に
なるまでのサンプル数をカウントアップ(第2図(d)
■マーク)し、零交差周期Djを検出している。さらに、
第2図(e)では、差分手段7では第2の遅延手段6か
ら出力される1周期以前の零交差周期Dj-1から零交差周
期検出手段5で現在検出した零交差周期Djを差引き(D
j-1−Dj)、零交差周期の差分値ΔDjを出力している。
第2図(f)では、平均値演算手段8で差分手段7の出
力ΔDjの絶対値|ΔDj|をとり、絶対値|ΔDj|の短時間
平均値Aを出力している。また、この場合、ハウリング
検出手段9では第2図(f)に示すように、平均値演算
手段8で算出された値Aが閾値Bより大きくなってお
り、入力信号がハウリングでないことがわかる。
第3図にハウリングが生じた場合の動作原理図を示
す。第3図(a),(b),(c),(d),(e),
(f)はそれぞれ第2図(a),(b),(c),
(d),(e),(f)に対応している。ハウリングが
入力された場合には第3図(d)の零交差周期検出手段
5の出力Djが一定値になり、さらに、第3図(e)の差
分手段7の出力が零になっている。第3図(f)に示し
たように平均値演算手段8の出力Aはほぼ零になり閾値
Bよりも小さくなっており、ハウリングを生じているこ
とが検出される。差分手段7の振幅は実際にはハウリン
グの正弦波にノイズが重なっており完全に零にはならな
い。そこで、閾値Bとしてはノイズをハウリングである
と誤検出することなく、音声での誤検出の確率が小さく
なるよう1.2程度の値を用いる。ハウリング周波数演算
手段10はハウリングが発生したと判断されたときに、零
交差周期検出手段5で検出された零交差周期Djを用いて
以下の式に従いハウリング周波数Fhjを算出する。
Fhj=1/(2*Dj*Ts) Ts :サンプリング周期 以上のように第1の実施例によれば、アナログディジ
タル変換器1、2値化手段2、第1および第2の遅延手
段3,6、乗算手段4、零交差周期検出手段5、差分手段
7、平均値演算手段8、ハウリング検出手段9およびハ
ウリング周波数検出手段10から構成され、従来のフィル
タ群を用いる構成に比較して演算量が少なく、簡単なハ
ードウェアで構成できるハウリング検出器とすることが
できる。
なお入力信号がディジタル信号で得られるような場合
にはアナログディジタル変換器は必要ない。アナログデ
ィジタル変換器1と2値化手段2を一つにして2値のア
ナログディジタル変換器とすればさらにハードウェアが
小さくなる。
次に、第2の実施例について図面を参照しながら説明
する。第4図は本発明の第2の実施例におけるハウリン
グ検出装置の構成を示すブロック図である。第4図にお
いて、1は入力信号wをアナログからディジタルに変換
するアナログディジタル変換手段、2は補間手段20のデ
ィジタル出力が零以上のときに“1"、零未満のときに
“−1"に変換する2値化手段、3は第1の遅延手段、4
は乗算手段、5は零交差周期検出手段、6は第2の遅延
手段、7は差分手段、8は平均値演算手段、9はハウリ
ング検出手段、10はハウリング周波数演算手段でありこ
れらは第1の実施例と同様のものである。20はアナログ
ディジタル変換器1のディジタル出力系列を用いて1サ
ンプル区間の間に1個のディジタル信号を補間し、1サ
ンプル周期に2個のディジタル信号を出力する補間手段
である。第5図に補間手段の詳細を示す。21はアナログ
ディジタル変換器1の出力Xjを1サンプル遅延させる第
3の遅延手段、22はアナログディジタル変換器1の出力
とxjと第3の遅延手段21の出力xj-1から線形補間により
両者の平均値を算出する線形補間演算手段である。
以上のように構成されたハウリング検出装置につい
て、以下その動作を説明する。第6図はハウリングが生
じていないときのハウリング検出装置の動作原理図であ
る。第6図(a)に示すように、入力信号wはアナログ
ディジタル変換器1によりディジタル信号xj(■印)に
変換される。また、第6図(a)は第3の遅延手段21に
より1サンプル分遅延されたアナログディジタル変換器
1の出力xj-1と線形補間手段22でディジタル出力xjとの
平均値((xj-1+xj)/2)が算出され、1サンプル区間
中に1個の信号xhj-1(□印)が補間されている様子を
示している。以下、第6図(b),(c),(d),
(e),(f)はそれぞれ第2図(b),(c),
(d),(e),(f)に対応しているが、第6図
(e)の差分手段7の出力信号ΔDjの振幅幅が第2図
(e)の差分手段7の出力信号ΔDjの振幅幅の約2倍に
なっているため、第6図(f)において平均値演算手段
8の出力Aが第2図(f)に比較して約2倍になり閾値
Bとの差が大きくなっている。
第7図はハウリングが生じたときのハウリング検出装
置の動作原理図を示している。第7図(a),(b),
(c),(d),(e),(f)はそれぞれ第6図
(a),(b),(c),(d),(e),(f)に対
応している。ハウリングが入力された場合は第7図
(d)の零交差周期検出手段5の出力Djが一定値にな
り、第7図(e)の差分手段7の出力ΔDjが零になって
いる。第7図(f)に示したように平均値演算手段8の
出力Aはほぼ零になり閾値Bよりも小さくなりハウリン
グを生じていることが検出される。これらの動作は第1
の実施例と同様である。
ハウリング周波数演算手段10はハウリングが発生した
と判断されたときに、零交差周期検出手段5で検出され
た零交差周期Djを用いて以下の式に従いハウリング周波
数Fhjを算出する。動作は第1の実施例と同様である。
Fhj=1/(2*Dj*Ts) Ts :サンプリング周期 以上のように第2の実施例は、第1の実施例のアナロ
グディジタル変換手段1の後段に補間手段20を設け、零
交差周期検出手段5で検出される零交差周期Djの分解能
を向上させることにより、音声や雑音が入力されたとき
の差分手段7の出力幅を約2倍に大きくすることがで
き、音声や雑音での誤動作を減少させることができる。
また、閾値Bを第1の実施例では1.2程度の値を用いて
いたのを大きく(1.8程度)にすることによりハウリン
グの検出速度を向上させハウリングを素早く検出するこ
とができる。補間手段20として線形補間手段22を用いる
ことにより、ハードウェア(演算量)の増加は、1個の
遅延手段21と2個の信号の平均値を求める線形補間手段
22が必要になる分と、乗算手段4、零交差周期検出手段
5、差分手段7、平均値演算手段8の演算回数が倍にな
る程度であり、従来のフィルタ群を用いる構成に比較し
て演算量が少なく、簡単なハードウェアで構成でき、第
1の実施例に対し、誤動作を低減し、ハウリング検出速
度を向上させることができるといった性能の向上が行え
る。
なお、入力信号wがディジタル信号で得られるような
場合はアナログディジタル変換器1は必要ない。
また、第2の実施例ではサンプル値間に1個の信号を
補間したが、さらに多くの信号を補間することによりハ
ウリング検出速度の向上、音声入力時の誤動作の確率の
低減が行われる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来のフィルタ群を用
いる構成に比較して演算量が少なく、簡単なハードウェ
アで構成できるハウリング検出器とすることができる。
また、補間手段を設けて零交差周期検出手段で検出され
る零交差周期の分解能を向上させることにより、音声や
雑音が入力されたときの差分手段の出力幅を大きくする
ことができ、音声や雑音での誤動作を減少させることが
でき、また、補間手段を設けることにより閾値を大きく
してハウリングの検出速度を向上させハウリングを素早
く検出することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるハウリング検出
装置の構成を表すブロック図、第2図(a),(b),
(c),(d),(e),(f)は同ハウリング検出装
置に音声やノイズが入力されたときの動作原理を説明す
る各手段の出力信号波形図、第3図(a),(b),
(c),(d),(e),(f)は同ハウリング検出装
置にハウリング信号が入力されたときの動作原理を説明
する各手段の出力信号波形図、第4図は本発明の第2の
実施例におけるハウリング検出装置の構成を表すブロッ
ク図、第5図は同ハウリング装置における補間手段の構
成を示すブロック図、第6図(a),(b),(c),
(d),(e),(f)は同ハウリング検出装置に音声
やノイズが入力されたときの動作原理を説明する各手段
の出力信号波形図、第7図(a),(b),(c),
(d),(e),(f)は同ハウリング検出装置にハウ
リング信号が入力されたときの動作原理を説明する各手
段の出力信号波形図、第8図は従来のハウリング検出装
置を組み込んだ拡声装置の構成を示すブロック図であ
る。 2……2値化手段、3……第1の遅延手段、4……乗算
手段、5……零交差周期検出手段、6……第2の遅延手
段、7……差分手段、8……平均値演算手段、9……ハ
ウリング検出手段、10……ハウリング周波数演算手段、
20……補間手段、21……第3の遅延手段、22……線形補
間手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−82891(JP,A) 特開 昭56−91600(JP,A) 特開 昭63−16798(JP,A) 特開 昭59−94994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04R 3/02 H04B 3/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ信号が一定のサンプリング周期で
    変換されたディジタル信号のディジタル値が零以上のと
    きには1、零未満のときには−1を出力する2値化手段
    と、前記2値化手段の出力を1サンプル分遅延させる第
    1の遅延手段と、前記第1の遅延手段の出力と前記2値
    化手段の出力を乗算する乗算手段と、前記乗算手段の出
    力が−1のときにカウントしていた値を出力するととも
    に、前記カウントしていた値を零クリアする零交差周期
    検出手段と、前記零交差周期検出手段の出力である零交
    差周期を零交差1周期分遅延させる第2の遅延手段と、
    前記零交差周期検出手段の出力と前記第2の遅延手段の
    出力の差を算出する差分演算手段と、前記差分演算手段
    の出力の絶対値の短時間平均値を演算する平均値演算手
    段と、前記平均値演算手段の出力とあらかじめ決められ
    ていた閾値とを比較してハウリングを検出するハウリン
    グ検出手段とを備えたハウリング検出装置。
  2. 【請求項2】アナログ信号が一定のサンプリング周期で
    変換されたディジタル信号のディジタル値が零以上のと
    きには1、零未満のときには−1を出力する2値化手段
    と、前記2値化手段の出力を1サンプル分遅延させる第
    1の遅延手段と、前記第1の遅延手段の出力と前記2値
    化手段の出力を乗算する乗算手段と、前記乗算手段の出
    力が−1のときにカウントしていた値を出力するととも
    に前記カウントしていた値を零クリアする零交差周期検
    出手段と、前記零交差周期検出手段の出力である零交差
    周期を零交差1周期分遅延させる第2の遅延手段と、前
    記零交差周期検出手段の出力と前記第2の遅延手段の出
    力の差を算出する差分演算手段と、前記差分演算手段の
    出力の絶対値の短時間平均値を演算する平均値演算手段
    と、前記平均値演算手段の出力とあらかじめ決められて
    いた閾値とを比較してハウリングを検出するハウリング
    検出手段と、前記ハウリング検出手段がハウリングを検
    出したときに、前記零交差検出手段で検出した零交差周
    期からハウリング周波数を演算するハウリング周波数演
    算手段とを備えたハウリング検出装置。
  3. 【請求項3】アナログ信号が一定のサンプリング周期で
    変換されたディジタル信号のディジタル出力系列を用い
    て1サンプル区間の間にN個(NはN≧1の整数)のデ
    ィジタル信号を補間し1サンプル周期にN+1個のディ
    ジタル信号を出力する補間手段と、前記補間手段の出力
    が零以上のときには1、零未満のときには−1を出力す
    る2値化手段と、前記2値化手段の出力を1信号分(1/
    (N+1)サンプル分)遅延させる第1の遅延手段と、
    前記第1の遅延手段の出力と前記2値化手段の出力を乗
    算する乗算手段と、前記乗算手段の出力が−1のときに
    カウントしていた値を出力するとともに、前記カウント
    していた値を零クリアする零交差周期検出手段と、前記
    零交差周期検出手段の出力である零交差周期を零交差1
    周期分遅延させる第2の遅延手段と、前記零交差周期検
    出手段の出力と前記第2の遅延手段の出力の差を算出す
    る差分演算手段と、前記差分演算手段の出力の絶対値の
    短時間平均値を演算する平均値演算手段と、前記平均値
    演算手段の出力とあらかじめ決められていた閾値とを比
    較してハウリングを検出するハウリング検出手段とを備
    えたハウリング検出装置。
  4. 【請求項4】補間手段は、ディジタル信号を1サンプル
    遅延させる第3の遅延手段と、前記ディジタル信号と前
    記第3の遅延手段の出力からN個の値を線形補間により
    算出する線形補間演算手段とから構成され、1サンプル
    の間にN+1個のディジタル信号を出力する請求項3記
    載のハウリング検出装置。
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