JP2800876B2 - ボイラ水処理管理方法及びボイラ水処理剤 - Google Patents

ボイラ水処理管理方法及びボイラ水処理剤

Info

Publication number
JP2800876B2
JP2800876B2 JP5333679A JP33367993A JP2800876B2 JP 2800876 B2 JP2800876 B2 JP 2800876B2 JP 5333679 A JP5333679 A JP 5333679A JP 33367993 A JP33367993 A JP 33367993A JP 2800876 B2 JP2800876 B2 JP 2800876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boiler water
boiler
water
sulfite
water treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5333679A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07188953A (ja
Inventor
充 本間
義三 瀧澤
和雄 丸亀
正年 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katayama Chemical Works Co Ltd
Asahi Breweries Ltd
Original Assignee
Katayama Chemical Works Co Ltd
Asahi Breweries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Katayama Chemical Works Co Ltd, Asahi Breweries Ltd filed Critical Katayama Chemical Works Co Ltd
Priority to JP5333679A priority Critical patent/JP2800876B2/ja
Publication of JPH07188953A publication Critical patent/JPH07188953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2800876B2 publication Critical patent/JP2800876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ボイラ水中の水処理
剤の濃度管理方法及びボイラ水処理剤に関する。さらに
詳細には、ボイラ水中の還元性糖類の添加量を適切に調
整するためのボイラ水処理管理方法及びボイラ水処理剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラには、工業用水、井戸水等の原水
をそのまま使用する原水ボイラの他、軟水、純水を使用
するボイラがあり、これら軟水ボイラ、純水ボイラが一
般的に使用されており、多くの場合、そのボイラ水温
は、ボイラの圧力下で 110℃〜臨界温度に設定されて運
転されている。
【0003】これらのうち、例えば軟水ボイラでは、イ
オン交換処理等により硬度成分の殆どを除去したいわゆ
る軟水を使用しているので、高濃縮水使用系においても
スケールの発生は少ない。しかしながら、上記処理によ
っても硬度成分以外のことに塩素イオン、硫酸イオン等
のアニオン成分は除去されておらず、故に、これらの成
分や軟水中に溶存する酸素に起因して、系内の鉄系金属
が腐食し、重大な障害につながる孔食(ピッチング)が
発生し易い。
【0004】そこで、従来からかかる軟水ボイラにおい
ては、軟水の脱気器による脱酸素処理もしくは亜硫酸
塩、ヒドラジン等の脱酸素剤の添加による脱酸素処理又
はそれらの併用による処理を行い、さらにより好ましく
は、この脱酸素処理水にリン酸塩類と、必要に応じアル
カリ剤を添加してpH10〜12に調整することによって、上
記鉄系金属の腐食、ことに孔食を防止する方法が採用さ
れている。
【0005】上記、脱酸素剤として使用されているヒド
ラジンは安全性の点で使用の制限が検討されており、ま
た、亜硫酸塩はその添加量が不足すると溶存酸素との反
応生成物である硫酸イオンの影響により鉄系金属の腐食
を促進することになるため、ボイラ水中の亜硫酸イオン
濃度を測定し、常に基準値以上に維持しなければならな
いという作業上煩雑な濃度管理が必要である。
【0006】近年、安全性が高く、亜硫酸塩のように腐
食性因子(硫酸イオン)を生成することなく、添加量を
任意に選択できる脱酸素剤として還元性糖類が提案され
ている(JIS−B8223 解説参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ボイラ水中に
おける上記還元性糖類の濃度の測定は、NMRなどの多
くの分析機器を必要とし、さらに煩雑な操作を伴うた
め、迅速かつ容易に確認できないという欠点を有する。
この発明者らは、還元剤として糖類を使用するボイラ水
処理管理について実験検討を行い、ボイラ水中の還元性
糖類の濃度が低く溶存酸素が存在する環境下で長期間ボ
イラを運転した場合には、やはり、孔食の発生が生ずる
ことを確認した。この発明は、ボイラ水中の還元性糖類
の添加量の管理を的確かつ容易に実施する方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】この発明の発明者らは、ボイラ給水に還元
性糖類を添加してボイラ水と接触している鉄系金属の腐
食を抑制する方法において、ボイラ水に検出可能な既知
濃度の亜硫酸イオンを存在させ、ボイラ水中の亜硫酸イ
オンの存在を分析結果により確認することで、該ボイラ
水と接触している鉄系金属の腐食が抑制されていること
を実験的に確認した。
【0009】この実験的確認は、溶存酸素に対する反応
速度が還元性糖類よりも亜硫酸塩の方が早いという事実
からは、予測しえない意外な事実であった。この発明
は、上記実験的確認を実機のボイラでさらに究明・確認
することによりなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かくしてこの発明によれ
、ボイラ水と接触している鉄系金属の腐食を抑制する
ために、溶存酸素を含有するボイラ給水又はボイラ水に
還元性糖類を添加する際に、ボイラ水中で検出可能な既
知濃度の亜硫酸イオンを共存させ、亜硫酸イオン濃度を
分析し、その結果に基づいて還元性糖類の添加量を調整
することを特徴とするボイラ水処理管理方法が提供され
る。
【0011】さらにまた、この発明によれば、1)還元性
糖類の少くとも1種と、2)ボイラ水中で検出可能な既
知濃度の亜硫酸イオンを解離する亜硫酸イオン供給化合
1:0.01〜0.5(重量比)の割合で有効成
分として含有する水溶液からなることを特徴とするボイ
ラ水処理剤が提供される。この発明において還元性糖類
とは、遊離のアルデヒド基又はケトン基を有し、還元性
を示す糖を意味する。
【0012】具体的には、グルコース、マンノース、フ
ルクトース、リボース、ガラクトース等の単糖類、ラク
トース、マルトース等の二糖類又はデキストリンが挙げ
られる。これらの中では、グルコース、フルクトースを
使用するのが経済性の点で好ましい。この発明におい
て、ボイラ水中で検出可能な既知濃度の亜硫酸イオンを
解離する亜硫酸供給化合物としては、亜硫酸アルカリ金
属塩、例えば亜硫酸のカリウム、ナトリウム、リチウム
塩などが挙げられるが、亜硫酸水素塩やピロ亜硫酸水素
塩等ボイラ水中で亜硫酸イオンを解離するものを使用し
てもよい。
【0013】還元性糖類は、ボイラ水中の溶存酸素と反
応して、鉄系金属の腐食を抑制するために添加される。
従ってその添加量は、ボイラ水中に存在する酸素の量、
ボイラ内の温度、および他の特定値によって影響を受
け、使用場合に応じて決定されるが、溶存酸素の推定量
より過剰に加えることが必要である。亜硫酸イオンは上
記したように還元性糖類よりも反応性が大であるにもか
かわらず、実際には還元性糖がまず溶存酸素と反応
し、還元性糖類が存在する間は、亜硫酸イオンは未反応
のままで、存在すると推定される。
【0014】従って、これら亜硫酸イオンは、ボイラ水
中の溶存酸素を除去するために使用されるのではなく、
ボイラ水中に添加された還元性糖類の存在を推定するた
めの指標として使用されるものであり、ボイラ水分析
により検出される濃度以上となるようにボイラ給水又は
ボイラ水に添加される。ボイラ水中の亜硫酸イオン濃度
は、JIS−B−8223に記載されているボイラ水中に維
持する濃度未満の濃度(2ppm〜10ppm )で充分である。
この上限値以上の濃度、すなわち10ppm 以上になると、
ボイラ水中に存在する亜硫酸イオン及び硫酸イオン濃度
が増加し、このとき、ボイラ給水中の溶存酸素濃度の増
加や薬剤管理が不充分であると、ボイラ水中の硫酸イオ
ンの影響により腐食が促進されるため好ましくない。
【0015】ボイラ水中に添加された亜硫酸塩の濃度の
測定は、公知の分析方法が適宜選択されるが、JIS−
B−8224に記載のヨウ素滴定方法を用いるのが簡便かつ
正確であるので好ましい。この発明においては、ボイラ
水中の亜硫酸イオン濃度の分析結果により、亜硫酸イオ
ンの存在が常に確認されるように還元性糖類の添加量を
調整する。
【0016】すなわち、この発明の方法は、亜硫酸イオ
ンの分析値が不検出になるか、または実質的に減少する
とき、還元性糖類の添加量を増加させ、また、亜硫酸イ
オンの分析値が上記上限値以上になったときには、還元
性糖類の添加量を減少させて調整を行うことを意味す
る。この発明の方法において、ボイラ給水又はボイラ水
に添加される還元性糖類と亜硫酸塩は、別々に添加して
もよいが、一液製剤として添加するのが作業性の点で好
ましい。
【0017】別々に添加する場合は、水に希釈した溶液
として添加するのが作業上好ましい。一液製剤とする場
合には、還元性糖類と亜硫酸塩とを水に溶解した水溶液
とし、これに下記の防食剤・酸化防止剤等を混合した製
剤、すなわちこの発明のボイラ水処理剤とするのが、ボ
イラ管理上好ましい。
【0018】この発明のボイラ水処理剤には、還元性糖
類と亜硫酸塩とを1:0.01〜0.5(重量比)の割合で、好
ましくは、1:0.03〜0.3(重量比)の割合で用いる。こ
の発明において、この発明の効果を阻害しない範囲にお
いて、ボイラ水と接触している鉄系金属の腐食を抑制す
るために公知の防食剤(例えば、清缶剤、pH調節剤等)
を併用してもよい。また、亜硫酸イオンを安定化させる
ために酸化防止剤を併用してもよい。
【0019】併用可能な防食剤及び酸化防止剤として
は、トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、ヘキサメタリン
酸塩、テトラポリリン酸塩等の重合リン酸塩又は正リン
酸塩;モルホリン、シクロヘキシルアミン等の揮発性ア
ミン:L−アスコルビン酸もしくはエリソルビン酸又は
それらの塩等が挙げられる。
【0020】
〔製剤例1〕
フルクトース 20重量部 亜硫酸ナトリウム 1重量部 水酸化ナトリウム 5重量部 水 74重量部 上記各成分を混合し、軟水ボイラ用水処理剤を得た。こ
の水処理剤は、例えば、脱気器を使用しない20℃の給
水に対して、50〜500ppmとなるように添加され
る。
【0021】〔製剤例2〕 グルコース 30重量部 亜硫酸カリウム 2重量部 水酸化カリウム 10重量部 リン酸三カリウム 5重量部 水 53重量部 上記各成分を混合し、原水または軟水ボイラ用水処理剤
を得た。この水処理剤は、例えば、脱気器を使用しない
20℃の給水に対して、50〜500ppmとなるよう
に添加される。
【0022】〔比較製剤例1〕 グルコース 30重量部 水酸化カリウム 10重量部 リン酸三カリウム 5重量部 水 55重量部
【0023】〔実施例〕 下記のボイラ運転条件及び給水水質を有する某食品工場
のAボイラにおいて、従来法及びこの発明の方法による
水処理を実施した。その結果を実施例1及び比較例1、
2として詳記する。なお、各水処理剤はボイラ給水に所
定濃度となるように連続的に添加した。 〔ボイラ運転条件〕 ボイラ形式:炉筒煙管型ボイラ ボイラ圧力:7kg f/cm2 蒸気出力:10T/hr ブロー率:5%(連続) ボイラ運転時間:24時間 〔給水水質〕(平均値を示す。) pH 8.1 電気伝導率(μs/cm) 240 酸消費量(pH4.8 ,ppm ) 40 全硬度(ppm ) <1 塩化物イオン(ppm) 20 イオン状シリカ(ppm) 15
【0024】〔実施例1〕製剤例2で示した組成の薬剤
100ppmを給水中に添加し、通常のボイラ運転を行
った。1ヶ月に1回、ボイラ水を分析して亜硫酸イオン
濃度を測定した。1ヶ月めの分析結果では、亜硫酸イオ
ンが不検出となったため、薬剤の給水への添加濃度を1
50ppmとしてボイラ運転を継続した。2ヶ月めの分
析結果では、亜硫酸イオンが10ppm以上となったた
め、薬剤の給水への添加濃度を140ppmとしてボイ
ラ運転を継続した。3ヶ月め以降の分析結果では、亜硫
酸イオンが2〜10ppmの範囲に保たれていたため、
薬剤の給水への添加濃度は140ppmに維持した。
【0025】6ヶ月間運転後、開缶して内部点検を行っ
た結果、新たなピッチング発生は認められず、良好に防
食されていることが確認された。この事実により、この
発明の方法によれば、亜硫酸イオンの分析は1ヶ月に1
回で充分でありこの際亜硫酸イオンが、2〜10ppmの
範囲に維持されるよう薬剤の添加量を調節すればよいこ
とがわかる。
【0026】〔比較例1〕従来のボイラ水処理法とし
て、リン酸ナトリウムと亜硫酸ナトリウムとの併用によ
る水処理を行った。具体的には、リン酸ナトリウムと水
酸化ナトリウムとの製剤を、ボイラ水中でリン酸イオン
として20〜40ppm、かつ、pHが11〜11.8と
なるように給水に添加し、亜硫酸ナトリウムを給水中の
溶存酸素の酸化還元反応当量以上となるように添加量を
設定した。
【0027】1ヶ月に1回、ボイラ水を分析し、亜硫酸
イオンが10ppm以上であることを確認した。6ヶ月
間運転後、開缶して内部点検を行った結果、炉筒及び煙
管表面にピッチングが多数発生していた。ピッチングの
発生原因として、水温の変動等により給水中の溶存酸素
濃度が変動し、一時的に亜硫酸イオンが不足した時に、
亜硫酸イオンから生成した硫酸イオンが、残留した溶存
酸素による腐食を促進したものと考えられる。この事実
より、ボイラ水中の亜硫酸イオンの分析は1ヶ月に1回
では充分ではなく、頻繁に実施する必要があることがわ
かる。
【0028】〔比較例2〕 従来のボイラ水処理法として、上記比較製剤例1に示し
た組成の薬剤を、実験的に得られた経験値から推定した
必要量として、給水中への添加濃度を100ppmと
るように添加し、通常のボイラ運転を行った。1週間に
1回、ボイラ水の分析を行った。なお、ボイラ水中の薬
剤濃度については、還元性糖類であるグルコースの分析
が困難であるため、薬剤使用量の確認のみを行った。運
転開始後3ヵ月めのボイラ水の分析では、腐食発生と思
われる鉄の増加が認められ、開缶して内部点検を行った
ところ、炉筒及び煙管にピッチングの発生が認められ
た。
【0029】この方法では、還元性糖類のボイラ水中で
の濃度の確認ができないため、その存在の有無の判断が
できず、ボイラの水処理管理が不充分となる欠点がある
ことがわかる。
【0030】
【発明の効果】この発明の方法によると、人体に対する
安全性が高く、また、腐食促進因子を生成しないボイラ
水の水処理剤である還元性糖類の添加量の管理を的確か
つ簡易的に実施できるため、ボイラ水に接触している鉄
系金属の腐食を長期間にわたり抑制することができると
いう効果を生じる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 27/42 G01N 27/42 G (72)発明者 丸亀 和雄 大阪市東淀川区東淡路2丁目10番15号 株式会社片山化学工業研究所内 (72)発明者 石川 正年 大阪市東淀川区東淡路2丁目10番15号 株式会社片山化学工業研究所内 (56)参考文献 特公 昭63−59754(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 1/70 C23F 11/12 102 C23F 11/18 F22B 37/52 G01N 27/26 361 G01N 27/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ水と接触している鉄系金属の腐食
    を抑制するために、溶存酸素を含有するボイラ給水又は
    ボイラ水に還元性糖類を添加する際に、ボイラ水中で
    出可能な既知濃度の亜硫酸イオンを共存させ、亜硫酸イ
    オン濃度を分析し、その結果に基づいて還元性糖類の添
    加量を調整することを特徴とするボイラ水処理管理方
    法。
  2. 【請求項2】 還元性糖類がグルコース、マンノー
    ス、フルクトース、リボース、ガラクトース、ラクトー
    ス、マルトースおよびデキストリンから選ばれる1種又
    は2種以上の化合物である請求項1記載の管理方法。
  3. 【請求項3】 亜硫酸イオンが、亜硫酸のナトリウム、
    カリウムまたはリチウム塩によるものである請求項1記
    の管理方法。
  4. 【請求項4】 1)還元性糖類の少くとも1種と、2)ボ
    イラ水中で検出可能な既知濃度の亜硫酸イオンを解離す
    る亜硫酸イオン供給化合物1:0.01〜0.5
    (重量比)の割合で有効成分として含有する水溶液から
    なることを特徴とするボイラ水処理剤。
JP5333679A 1993-12-27 1993-12-27 ボイラ水処理管理方法及びボイラ水処理剤 Expired - Fee Related JP2800876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333679A JP2800876B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 ボイラ水処理管理方法及びボイラ水処理剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5333679A JP2800876B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 ボイラ水処理管理方法及びボイラ水処理剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07188953A JPH07188953A (ja) 1995-07-25
JP2800876B2 true JP2800876B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=18268760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5333679A Expired - Fee Related JP2800876B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 ボイラ水処理管理方法及びボイラ水処理剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2800876B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4842420B2 (ja) * 1999-09-28 2011-12-21 トヨタ自動車株式会社 冷却液、冷却液の封入方法および冷却システム
JP4581306B2 (ja) * 2001-09-03 2010-11-17 栗田工業株式会社 炭素鋼の局部腐食モニタリング方法及び炭素鋼の局部腐食防止方法
WO2014162421A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 千代田ケミカル株式会社 循環系用冷却水処理剤
BR112015030785B1 (pt) * 2013-06-14 2022-01-18 Kurita Water Industries Ltd Método de tratamento de água para instalação de geração de vapor
JP6120692B2 (ja) * 2013-06-19 2017-04-26 花王株式会社 単糖類の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6359754A (ja) * 1986-08-29 1988-03-15 Mitsubishi Electric Corp 直流電動機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07188953A (ja) 1995-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4642194A (en) Method for prevention of phosphonate decomposition by chlorine
US5746947A (en) Alkylbenzotriazole compositions and the use thereof as copper and copper alloy corrosion inhibitors
CA2225650C (en) Process for the production of aqueous chlorine dioxide solutions
US4975219A (en) Corrosion inhibitor for boiler water systems
US5137657A (en) Synergistic combination of sodium silicate and orthophosphate for controlling carbon steel corrosion
US10287199B2 (en) Use of phosphotartaric acid and the salts thereof for the treatment of water in water-conducting systems
JP2800876B2 (ja) ボイラ水処理管理方法及びボイラ水処理剤
KR100648555B1 (ko) 클로로-메틸벤조트리아졸의 이성질체를 사용한 부식 억제방법
JP2003096580A (ja) 金属の腐食防止方法
EP0538969A2 (en) Composition and method for inhibiting scale and corrosion using naphthylamine polycarboxylic acids
US5076941A (en) Monofluorophosphate solubility inhibitor for lead in potable water sources
EP0603811B1 (en) Boiler water treatment composition
KR100315438B1 (ko) 밀폐순환냉각시스템의부식및스케일억제수처리제조성물및그방법
US4108680A (en) Process for removing calcium oxalate scale
JPH03277790A (ja) ボイラ防食方法
KR900003981B1 (ko) 금속의 부식억제방법
JP2848672B2 (ja) 高温水系腐食抑制剤
US5232629A (en) Synergistic combination of sodium silicate and ortho-phosphate for controlling carbon steel corrosion
JP2000140858A (ja) スライム抑制方法、添加剤及び冷却水循環装置
US6416712B2 (en) Corrosion inhibition method suitable for use in potable water
RU2100294C1 (ru) Способ защиты водооборотных систем от коррозии, солеотложения и биообрастания
EP1797757A1 (en) Dichloroisocyanuric acid salt composition with high storage stability
JPH1128461A (ja) 水系の金属の腐食抑制方法
US5013481A (en) Boiler chemicals and method of preventing corrosion of boilers
JP3010893B2 (ja) ボイラ用防食剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100710

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100710

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110710

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees