JP2800501B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2800501B2
JP2800501B2 JP3263489A JP26348991A JP2800501B2 JP 2800501 B2 JP2800501 B2 JP 2800501B2 JP 3263489 A JP3263489 A JP 3263489A JP 26348991 A JP26348991 A JP 26348991A JP 2800501 B2 JP2800501 B2 JP 2800501B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高画質の記録画像が得
られる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ,ワーク
ステーションなどの出力端末器として、様々な原理のプ
リンタが提案されているが、特に電子写真プロセスとレ
ーザ技術を用いたレーザビームプリンタ(以下、LBP
と略す)は記録速度と印字品質の点で優位性が高く、急
速に普及しつつある。一方市場ではLBPのフルカラー
化に対する要求が高まってきているが、フルカラーLB
Pの場合、カラーの中間調の画像データが出力対象とな
るため、一般的なLBPの2値データ処理に対して、中
間調の画像データを前提とした画像処理を行う必要があ
る。
【0003】一般にLBPなどの電子写真プロセスを応
用した画像出力機器の場合、電子写真プロセス自体の安
定性に問題があるため、黒か白の2階調出力がよく用い
られる。2階調のプリンタで中間調画像部はディザ法に
よる2値化がよく用いられている。ディザ法の原理につ
いて図8を用いて説明する。入力画像をN×Mのブロッ
クに分割し、ブロック内の画素レベルをN×Mの閾値マ
トリックスと画素ごとに比較して大小関係により2値化
する。これを各マトリックスの大きさごとにくりかえし
ておこなうと、ディザ画像が得られる。閾値マトリック
スとして、ドットを集中させて階調の滑らかにしたドッ
ト集中型と、ドットを分散させて解像力を優先させたド
ット分散型がある。図9に2値ディザ法の回路構成を示
す。入力画像信号の画素を順次移動していき、これに対
応させて閾値マトリックスの行と列をアドレッシング
し、順次それぞれの閾値を読みだして入力画像信号との
大小を比較して2値化する。この2値化された記録画像
がプリンタエンジンへ送られ印字される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、LBPや熱転写プリンタのようにプロセス
あるいは転写原理そのものの階調数が不十分な画像出力
デバイスにおいて、中間調画像部ではディザ法を用いる
ために、印字された2値の録画画像は解像力が低くディ
ザパターンが目だち低レベルの画質になるという問題点
を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、階調性と解像力の良好な画像を得るための画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、1ブロックが複数の画素数
で構成されるよう、画像データを記録する位置において
区切ることにより複数のブロックに分割するブロック分
割手段と、画像データの濃度レベルをドットの記録を行
うための濃度レベルに変換する複数の異なる変換特性を
持つ変換処理手段と、ブロック内において画像データの
濃度レベルが濃い画素から順に優先順位を設定し、複数
の異なる変換特性のうち入力に対する出力が他の変換特
性と比較して高い変換特性を優先順位の高い画素に対応
させ、この変換特性に従い画像データの濃度レベルに応
じてドットの記録を行うための濃度レベルを定め、この
濃度レベルに応じてドットの大きさを変え記録を行う記
録手段とを備えたものである。 また、1ブロックが複数
の画素数で構成されるよう、画像データを記録する位置
において区切ることにより複数のブロックに分割するブ
ロック分割手段と、画像データの濃度レベルをドットの
記録を行うための濃度レベルに変換する複数の異なる変
換特性を有し、複数の変換特性のうちの一つは画像デー
タの濃度レベルが低濃度レベルの場合にドットの記録を
行わない濃度レベルに変換する変換特性を持つ変換処理
手段と、ブロック内において画像データの濃度レベルが
濃い画素から順に優先順位を設定し、複数の異なる変換
特性のうち画像データの濃度レベルが低濃度レベルの場
合にドットの記録を行わない濃度レベルに変換する変換
特性を優先順位の低い画素に対応させ、この変換特性に
従い画像データの濃度レベルに応じてドットの記録を行
うための濃度レベルを定め、この濃度レベルに応じてド
ットの大きさを変え記録を行う記録手段とを備えたもの
である。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、複数の異なる変
換特性のうち入力に対する出力が他の変換特性と比較し
て高い変換特性を、ブロック内において画像データの濃
度レベルが濃い画素に対応させ、画像データの濃度レベ
ルをドットの記録を行うための濃度レベルに変換するこ
とができる。また、複数の異なる変換特性のうち画像デ
ータの濃度レベルが低濃度レベルの場合にドットの記録
を行わない濃度レベルに変換する変換特性を、ブロック
内において画像データの濃度レベルが薄い画素に対応さ
せ、画像データの濃度レベルをドットの記録を行うため
の濃度レベルに変換することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0009】図1に示すように、デジタルデータ出力装
置12は、図示してないがイメージスキャナやビデオカ
メラなどからの画像信号を入力し、A/D変換や所定の
画像処理を施して、画像データを一旦メモリにストアす
るか、または、直接通信手段により画像信号として伝送
されるものである。デジタルデータ出力装置12からの
出力は画像処理部13を通ったのち、プリンタエンジン
11で印字される。ここで、画像処理部13は、濃度変
換部14,変換テーブル15、墨/UCR部16,色補
正部17,データセレクタ18,階調処理部19,画像
メモリ20,濃度調整部21で構成されるものである。
【0010】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、図1,図2を用いてその動作を説明する。まず、
プリンタエンジン11が起動するとともに、デジタルデ
ータ出力装置12がデジタル画像データRGBと画像判
別信号40が画像処理部13に転送を開始する。画像処
理の対象となるデータはRGB各色ごとに8ビットの計
24ビットである。画像処理部13に入力されたRGB
データは輝度データであり、濃度変換部14で輝度デー
タから濃度データすなわち印刷の3原色であるC,M,
Y(シアン,マゼンタ,イエロー)に変換される。一般
にこの変換は図2に示したような特性の変換で、RAM
上に変換テーブルデータ15を書き込んでおき、たとえ
ば入力データ値を適当にオフセットしてアクセスすれば
容易に実現できる。通常濃度変換部14で入力画像の単
色濃度,全体濃度,コントラスト,下地色制御など(濃
度および色調整)を行う。
【0011】RGB(輝度)データは、濃度変換部14
を通ったのちCMY(濃度)データに変換され、CMY
データを用いてつぎに墨/UCR部16でUCR(下色
除去)と墨版生成を行う。UCRはCMYデータの共通
分量に対して一定の割合でデータを削減するが、基本的
にはこの削減量を墨版として生成する。元来UCRおよ
び墨版生成の目的は、1画素単位でCMYの共通量を墨
で置き換え、色材(トナー)の節約を行うことである。
しかし今日では純粋にトナー節約のためにUCRおよび
墨版生成を行うことはほとんどなく、たとえば高濃度域
の階調性劣化防止、コントラストの確保、高濃度域のグ
レーバランス確保などを目的としており、UCRおよび
墨版の量を積極的に変化させ、さらに高画質な画像を出
力することが可能である。上記処理によりUCR・墨版
生成後は、Cデータ,Mデータ,YデータおよびBk
(ブラック)データをつくっている。
【0012】こののち、無彩色成分であるBkデータ以
外は色補正部17に入力される。色補正部17ではマス
キングなどの処理が彩色成分(CMY)に対してほどこ
される。マスキングは各色色材の不要吸収帯の影響を補
正するのが目的である。たとえばC(シアン)色材はC
以外の波長領域で不要吸収帯を、具体的にはたとえばY
(イエロー)色成分を有するものである。またM(マゼ
ンタ)に対しても同様にYが含まれる。したがってYを
記録する際には、CとMが記録されるべき濃度に応じて
CとMに含まれるY成分を減じる必要がある。手法とし
ては通常CMYのデジタル信号に対して3×3のマトリ
クス演算、もしくは演算結果をROMなどの記憶デバイ
スに書き込んでおき、これを各色アクセス後加減算し結
果を得る。従来3×3の線形マスキング(1次マスキン
グ)が主流であったが、1次マスキングは効果が不十分
であり最近では2次以上の非線形マスキング、または色
補正自体をブラックボックス内で行う写像と捉え、CM
Y空間以外で写像関数を求める新方式の色補正方式も多
数提案されている。色補正部17により入力データとし
てCデータ,Mデータ,Yデータはそれぞれ色補正され
てC′データ,M′データ,Y′データに変換される。
一方Bkデータは、無彩色データであるので色補正には
関与せず直接次段に送られる。
【0013】色補正部17により色補正を施されたC′
データ,M′データ,Y′データ(彩色データ)および
Bkデータ(無彩色データ)は、データセレクタ18に
より一色のデータのみが選択され、階調処理部19に入
力され、階調処理を行う。
【0014】つぎに、階調処理部19の内容を図3を用
いて詳細に説明する。図3は階調処理部19の細部を回
路ブロックで示したもので、8ビットの階調変換入力画
像信号41は3つのシフトレジスタXn+146,同Xn
7,同Xn-148に順次蓄えられる。いま、Xn47にあ
る画素データは中間調画像階調変換テーブル53で変換
して階調変換出力画像信号42となる。なお、記録色に
よって階調特性を変える必要があることから記録色信号
43を中間調画像階調変換テーブル53それぞれに入力
することにより各色に応じた階調変換ができるようにな
っている。また本発明では主走査2画素×副走査1画素
のブロック内の画素に優先順位をつけて画素レベルが大
きい画素を先にドット成長させて階調性と解像力を向上
させるため、中間調画像変換階調変換テーブル53では
記録色信号43のほかに画素優先度信号45でも中間調
画像階調変換テーブル53を選択するようにしている。
nとXn-1が1つのブロックのときは入力する画素ブロ
ック信号で動作する2進カウンタ61が0でセレクタ6
2はXn-1を選び、比較器63でXnとXn-1を比較しXn
の方が大きい場合にはXnが優先度の高い画素になり画
素優先度信号45はハイレベルになる。逆に、Xnの方
が小さい場合にはXnは優先度の低い画素になり比較器
63からの出力の画素優先度信号45はローレベルにな
り、中間調画像階調変換テーブル53に入力される。つ
ぎの画素クロックが入るとXnとXn+1が1つのブロック
になり、2進カウンタが1でセレクタはXn+1を選び、
比較器でXnとXn+1を比較しXnの方が大きい場合には
nが優先度の高い画素になり比較器63からの出力の
画素優先度信号45はハイレベルになる。逆に、Xn
方が小さい場合にはXnは優先度の低い画素になり画素
優先度信号45はローレベルになり、中間調画像階調変
換テーブル53に入力される。
【0015】先に成長する画素とあとで成長する画素の
データ値は、それぞれのアドレスごとに変換テーブルに
より、実際にレーザを駆動するレベル信号、たとえばパ
ルス幅データに変換される。変換手法はたとえばROM
やRAMにデータを書きこんでおき、ブロックの位置情
報と入力画像信号のレベルをアドレスとしてコールする
方法が最も簡単で信頼性が高い。つぎに先に成長する画
素およびあとで成長する画素のデータの変換テーブル特
性を図4に示す。以上のようにしてブロック内のアドレ
スごとに実際のレーザ駆動データに変換された画像デー
タは、階調変換出力画像信号42としてプリンタエンジ
ン11に送られる。
【0016】本実施例では、階調処理部19において、
ブロック内の画像データの空間的な位置を画素レベルの
大小によって先に成長させる画素とあとで成長させる画
素に分解し、先に成長させる画素にデータの集中を強制
的に行わせるため、感光体上の静電潜像のミクロな領域
に強い電界を生じさせる効果が非常に大きく、階調性の
向上に寄与し、画素レベルに応じて先に成長させる画素
を選択するために高い解像力も維持される。
【0017】なお、本実施例では中間調画像部のブロッ
クの大きさを主走査方向の2画素・副走査方向1画素で
説明したが、これに限定されることなく、任意の大きさ
に設定することが可能で、しかも、ブロック内の優先し
てドット成長させる画素はいくつであっても構わない。
【0018】以上のようにしてブロック内のアドレスご
とに階調処理された記録画像データは、プリンタエンジ
ン11に送られ、本発明の目的とする高画質の記録画像
信号が作成される。
【0019】つぎに、レーザビームプリンタについて図
5,図6,図7を用いて詳細に説明する。
【0020】電子写真プロセス技術を応用したカラー画
像を形成するレーザビームプリンタは、感光層を有する
感光体上へ各色に対応した光線を選択的に照射して結像
し、複数の所定のカラー成分の中の特性の成分にそれぞ
れ対応する複数の静電潜像をそれぞれの所定のトナーで
現像し、それらの単色のトナー像を重ね合わせることに
より1枚の転写材にカラー画像を形成する方法を採用し
ている。
【0021】図5において、光導電体(OPC)などの
感光層が薄膜状に塗布された感光体101は駆動モータ
(図示せず)によって矢印A方向に周回動する。ベルト
状の感光体101の周面には矢印Aで示す感光体回転方
向の順に帯電器104,露光光学系105,ブラック
(B),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー
(Y)の各色の現像器106B,106C,106M,
106Y,中間転写体ユニット107,感光体クリーニ
ング装置108が設けられている。帯電器104はコロ
ナ放電により感光体101を一様に帯電する。画像デー
タの露光光線114は露光光学系105から発射され
る。レーザビームプリンタでは、この露光光線114は
階調返還装置から画像信号をレーザドライブ回路(図示
せず)により光強度変調あるいはパルス幅変調された画
像信号を半導体レーザ(図示せず)に印加することいよ
って得られ、感光体101上に複数の所定のカラー成分
の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数の静電潜像を
形成する。各色現像器はそれぞれ各色に対応したトナー
を収納している。トナーの色の選択は、それぞれ各色に
対応し回動自在に両端を機体本体に軸支された離接カム
115B,115C,115M,115Yが色選択信号
に対応して回転し選択された現像器たとえばブラック現
像器106Bを感光体101に当接させることにより行
われる。選択されていない残りの現像器106C,10
6M,106Yは感光体101から離間している。中間
転写体ユニット107は導電性の樹脂などからなる継ぎ
目のないループベルト状の中間転写体116を有してい
る。中間転写体116上の残留トナーを掻き取るための
中間転写体クリーニング装置122があり、中間転写体
116上に合成像を形成している間は中間転写体116
から離間しており、クリーニングに供するときのみ当接
する。給紙セット123は記録用紙124を収納してい
る。
【0022】転写材124は給紙カセット123から半
月形をした給紙ローラ125によって1枚ずつ用紙搬送
路126へ送り出される。転写ローラ129は中間転写
体116上に形成された合成像を転写材124に転写す
るためのものであり、合成像を転写材124に転写する
時のみ中間転写体116と接触回動する。定着器130
はトナー像を圧力と熱によって転写材124に定着させ
カラー画像を形成する。
【0023】以上のように構成された電子写真装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0024】感光体101と中間転写体116は、それ
ぞれ駆動源(図示せず)により駆動され、互いの周速が
同一の一定速度になるように制御される。この状態で先
ず高圧電源に接続された帯電器104内にコロナ放電を
行わせ、感光体101の表面を一様に−700V〜−8
00V程度に帯電させる。つぎに感光体101を矢印A
方向に回転させ一様に帯電させた感光体101の表面上
に複数のカラー成分の中の所定のたとえばブラック
(B)に相当するレーザビームの露光光線114を照射
すると、感光体101上の照射された部分は電荷が消え
静電潜像が形成される。一方、現像に寄与するブラック
トナーの収納されている現像器106Bは色選択信号に
よる離接カム115Bの回転により押され感光体101
に当接する。この当接に伴い感光体101上に形成され
た静電潜像部にトナーが付着してトナー像を形成し現像
が終了する。現像が終了した現像器106Bは離接カム
115Bの180度回転により、感光体101との当接
位置から離間位置へ移動する。現像器106Bにより感
光体101上に形成されたトナー像は中間転写体116
に各色ごとに感光体101と接触配置された中間転写ロ
ーラ119に高圧を印加することにより転写される。感
光体101から中間転写体116へ転写されなかった残
留トナーは感光体クリーニング装置108により除去さ
れる。
【0025】つぎにたとえばシアン(C)の色が選択さ
れると、離接カム115Cが回転し今度は現像器106
Cを感光体101の方向へ押し感光体101へ当接させ
シアン(C)の現像を開始する。4色を使用する複写機
あるいはプリンタの場合は上記現像の動作を4回順次繰
り返し行い中間転写体116上に4色B,C,M,Yの
トナー像を重ね、合成トナー像を形成する。このように
して形成された合成トナー像は今まで離間していた用紙
転写ローラ129が中間転写体116に接触し、用紙転
写ローラ129に高圧を印加するとともに圧力によって
給紙カセット123から用紙搬送路126に沿って送ら
れてきた記録用紙124に一括転写される。続いてトナ
ー像が転写された転写材124は定着器130に送ら
れ、ここで熱と圧力によって定着されカラー画像として
出力される。用紙転写ローラ129により転写材124
上に完全に転写されなかった中間転写体116上の残留
トナーは中間転写体クリーニング装置122により、除
去される。
【0026】以上の動作により1枚の画像の記録を完了
し、所定のカラー記録画像が得られる。
【0027】なお、プリンタは本実施例のレーザビーム
を用いた電子写真方式に限定されることなく熱転写方式
やインクジェット方式などであってもかまわないし、同
じ電子写真方式であるLED方式や液晶シャッター方式
などであってもかまわない。さらに、本実施例ではカラ
ー画像を中間転写体上に重ね合わせる方式をとったが、
感光体上に重ね合わせる方式や転写紙上に重ね合わせる
方式などであってもかまわない。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、複数の異なる変換特性のうち入力に対する
出力が他の変換特性と比較して高い変換特性を、ブロッ
ク内において画像データの濃度レベルが濃い画素に対応
させ、画像データの濃度レベルをドットの記録を行うた
めの濃度レベルに変換したり、複数の異なる変換特性の
うち画像データの濃度レベルが低濃度レベルの場合にド
ットの記録を行わない濃度レベルに変換する変換特性
を、ブロック内において画像データの濃度レベルが薄い
画素に対応させ、画像データの濃度レベルをドットの記
録を行うための濃度レベルに変換することで、モアレの
発生を防止することができるとともに、文字や線画など
の輪郭を正確に記録し、高画質の画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置のブロック図
【図2】同濃度変換特性図
【図3】同階調処理部の回路ブロック図
【図4】同階調変換テーブル特性図
【図5】同レーザビームプリンタの側断面図
【図6】同感光体基準検知の斜視図
【図7】同中間転写体基準検知の斜視図
【図8】従来の2値ディザ法の原理図
【図9】同2値ディザ法の回路ブロック図
【符号の説明】
11 プリンタエンジン 12 デジタルデータ出力装置 13 画像処理部 14 濃度変換部 15 濃度変換テーブル 16 UCR/墨版生成部 17 色補正部 18 データセレクタ 19 階調処理部 21 濃度調整部 41 階調変換入力画像信号 42 階調変換出力画像信号 45 画素優先度信号 53 中間調画像階調変換テーブル 61 2進カウンタ 62 セレクタ 63 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/409 B41J 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに基づき、1つ1
    つのドットの大きさを変えることによって階調記録を行
    う画像形成装置であって、1ブロックが複数の画素数で
    構成されるよう、前記画像データを記録する位置におい
    て区切ることにより複数のブロックに分割するブロック
    分割手段と、前記画像データの濃度レベルをドットの記
    録を行うための濃度レベルに変換する複数の異なる変換
    特性を持つ変換処理手段と、前記ブロック内において前
    記画像データの濃度レベルが濃い画素から順に優先順位
    を設定し、複数の異なる前記変換特性のうち入力に対す
    る出力が他の変換特性と比較して高い変換特性を前記優
    先順位の高い画素に対応させ、前記変換特性に従い前記
    画像データの濃度レベルに応じてドットの記録を行うた
    めの濃度レベルを定め、この濃度レベルに応じてドット
    の大きさを変え記録を行う記録手段とを備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 入力された画像データに基づき、1つ1
    つのドットの大きさを変えることによって階調記録を行
    う画像形成装置であって、1ブロックが複数の画素数で
    構成されるよう、前記画像データを記録する位置におい
    て区切ることにより複数のブロックに分割するブロック
    分割手段と、前記画像データの濃度レベルをドットの記
    録を行うための濃度レベルに変換する複数の異なる変換
    特性を有し、複数の前記変換特性のうちの一つは前記画
    像データの濃度レベルが低濃度レベルの場合にドットの
    記録を行わない濃度レベルに変換する変換特性を持つ変
    換処理手段と、前記ブロック内において前記画像データ
    の濃度レベルが濃い画素から順に優先順位を設定し、複
    数の異なる前記変換特性のうち前記画像データの濃度レ
    ベルが低濃度レベルの場合にドットの記録を行わない濃
    度レベルに変換する変換特性を前記優先順位の低い画素
    に対応させ、前記変換特性に従い前記画像データの濃度
    レベルに応じてドットの記録を行うための濃度レベルを
    定め、この濃度レベルに応じてドットの大きさを変え記
    録を行う記録手段とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
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