JP2800450B2 - 遊星歯車式変速機 - Google Patents

遊星歯車式変速機

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JP2800450B2
JP2800450B2 JP3080664A JP8066491A JP2800450B2 JP 2800450 B2 JP2800450 B2 JP 2800450B2 JP 3080664 A JP3080664 A JP 3080664A JP 8066491 A JP8066491 A JP 8066491A JP 2800450 B2 JP2800450 B2 JP 2800450B2
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clutch
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pinion carrier
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    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • F16H3/666Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with compound planetary gear units, e.g. two intermeshing orbital gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H2200/003Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
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    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/2002Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
    • F16H2200/2007Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with two sets of orbital gears

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊星歯車式変速機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】2組の遊星歯車組を用いて前進5速とす
る遊星歯車式変速機として、特開昭64−30950号
公報に示されるものがある。なお、遊星歯車組のうち一
方は互いにかみ合う2つのピニオンギアを有するダブル
ピニオン型のものであり、他方の遊星歯車組は1つのピ
ニオンギアを有するシングルピニオン型のものである。
これの骨組図を図33に示す。ダブルピニオン型遊星歯
車組は、第1サンギアS1と、第1インターナルギアR
1と、互いにかみ合う外周側第1ピニオンギアP0及び
内周側第1ピニオンギアP1を回転可能に支持する第1
ピニオンキャリアPC1とを有しており、外周側第1ピ
ニオンギアP0が第1インターナルギアR1とかみ合
い、内周側第1ピニオンギアP1が第1サンギアS1と
かみ合っている。シングルピニオン型遊星歯車組は、第
2サンギアS2と、第2インターナルギアR2と、両ギ
アと同時にかみ合う第2ピニオンギアP2を回転可能に
支持する第2ピニオンキャリアPC2とから構成されて
いる。これらの遊星歯車組は、3つのクラッチC1、C
2及びC3、及び3つのブレーキB1、B2及びB3と
図33に示すように組み合わされており、これらのクラ
ッチ及びブレーキを図34に示すような組み合わせで作
動させることにより、前進5速の変速段を得ることがで
きる。各変速段における遊星歯車組の各要素の回転数の
関係を図35〜40に示す。図35〜40に示す線図
は、1組の遊星歯車組についてはサンギア、インターナ
ルギア及びピニオンキャリアの回転数の関係が、サンギ
アとインターナルギアとの歯数比に応じて線形関係にあ
るため、上記歯数比に応じて横方向に間隔を置いて縦線
を引くと、各要素の回転数はこれらの縦線と交差する1
本の直線上に位置することになることに基づくものであ
る。すなわち、直線と交差する縦線の交点の位置が各要
素の回転数を示すことになる。図35〜40では2組の
遊星歯車組の線図を共通の図中に示してある。第1ピニ
オンキャリアP1と第2サンギアS2とは常に連結され
ているため、回転数は共通となる。また、第1サンギア
S1と第2インターナルギアR2とについても常に連結
されているため同じ回転数となる。例えば第1速では第
1ブレーキB1が作動するため第1サンギアS1及び第
2インターナルギアR2の回転数は0となる。一方、第
1クラッチC1が締結されるため第1ピニオンキャリア
PC1が入力回転(例えば、これを回転数1とする)と
なり、第2ピニオンキャリアPC2が出力回転となる。
図35から第1ピニオンキャリアPC1の入力回転に対
して第2ピニオンキャリアPC2の出力回転が大幅に減
速されていることが分かる。図35、36、37、3
8、39及び40はそれぞれ第1速、第2速、第3速、
第4速、第5速及び後退時の線図を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の遊星歯車
式変速機には次のような問題点がある。まず、第2速に
おいて、図36から分かるように、第1ピニオンキャリ
アPC1及び第2サンギアS2が入力回転と逆方向に、
入力回転速度とほぼ同速度で回転する。また、第5速で
は、図39から分かるように、第1サンギアS1及び第
2インターナルギアR2が入力回転速度の2倍程度の高
速度で回転する。このように逆回転する部材があった
り、高速で回転する部材があると、クラッチ及びブレー
キ内に小さいすきまで配置されているクラッチプレート
が高速で相対回転することになり、クラッチ及びブレー
キにおける摩擦抵抗が増大する。また、高速で回転する
部材については、遠心力に抗するために十分な強度を必
要とし、また高速回転に耐える軸受装置が必要となる。
また、上述の遊星歯車式変速機では、図39から分かる
ように、第5速において遊星歯車組の両方の組が使用さ
れており、全部のギアがかみ合った動力伝達状態にある
ため、ギアノイズ及び伝達効率の点で好ましくない。特
に、第5速は使用頻度が高いためギアノイズなどが問題
となる。本発明は上記のような問題点を解決することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、クラッチを4
つ用いるとともに各要素の結合状態を新たな構成とする
ことによって、上記課題を解決する。すなわち、本発明
による遊星歯車式変速機は、入力軸、出力軸、第1遊星
歯車組、第2遊星歯車組、第1クラッチ、第2クラッ
チ、第3クラッチ、第4クラッチ、第1ブレーキ、第2
ブレーキ及び第3ブレーキを有している。第1遊星歯車
組は、第1サンギアと、第1インターナルギアと、互い
にかみ合う外周側第1ピニオンギア及び内周側第1ピニ
オンギアを回転可能に支持する第1ピニオンキャリアと
を有しており、外周側第1ピニオンギアが第1インター
ナルギアとかみ合い、内周側第1ピニオンギアが第1サ
ンギアとかみ合っている。第2遊星歯車組は、第2サン
ギアと、第2インターナルギアと、両ギアと同時にかみ
合う第2ピニオンギアを回転可能に支持する第2ピニオ
ンキャリアとから構成されている。第1ピニオンキャリ
アは入力軸と常に連結され、第2インターナルギアは出
力軸と常に連結され、第1インターナルギアと第2ピニ
オンキャリアとは常に連結されている。第1クラッチ
は、入力軸及び第1ピニオンキャリアと、第1サンギア
とを連結又は切り離し可能であり、第2クラッチは、入
力軸及び第1ピニオンキャリアと、第2サンギアとを連
結又は切り離し可能であり、第3クラッチは、第1イン
ターナルギア及び第2ピニオンキャリアと、第2サンギ
アとを連結又は切り離し可能であり、第4クラッチは、
入力軸及び第1ピニオンキャリアと、出力軸及び第2イ
ンターナルギアとを連結又は切り離し可能である。第1
ブレーキは第1サンギアを静止部に連結又は切り離し可
能であり、第2ブレーキは第2サンギアを静止部に連結
又は切り離し可能であり、第3ブレーキは第2ピニオン
キャリア及び第1インターナルギアを静止部に連結又は
切り離し可能である。なお、上述のような基本的な構成
に対して、第1クラッチは、入力軸及び第1ピニオンキ
ャリアと、第1インターナルギア及び第2ピニオンキャ
リアとを連結又は切り離し可能なものに変えることがで
きる。また、第3クラッチについても、第1インターナ
ルギア及び第2ピニオンキャリアと、出力軸及び第2イ
ンターナルギアとを連結又は切り離し可能なものに変え
ることができる。更に、第4クラッチは、第1サンギア
と第2サンギアとを連結又は切り離し可能なものに変え
ることができる。また、上述のような構成のものに追加
して、第2クラッチに直列にワンウェイクラッチを設け
ることができる。上述のような構成とすることによっ
て、入力回転とほぼ同速度で逆回転する要素を生じない
ようにすることができ、また、入力回転速度よりも高速
で回転する要素を、出力用の要素だけにすることができ
る。また、第5速の変速は第2遊星歯車組のみを用いて
行わせることができる。
【0005】
【実施例】図1に第1実施例を骨組図として示す。この
遊星歯車式変速機は、入力軸10、出力軸12、第1遊
星歯車組G1、第2遊星歯車組G2、第1クラッチC
1、第2クラッチC2、第3クラッチC3、第4クラッ
チC4、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2及び第3
ブレーキB3を有している。第1遊星歯車組G1は、第
1サンギアS1と、第1インターナルギアR1と、互い
にかみ合う外周側第1ピニオンギアP0及び内周側第1
ピニオンギアP1を回転可能に支持する第1ピニオンキ
ャリアPC1とを有しており、外周側第1ピニオンギア
P0が第1インターナルギアR1とかみ合い、内周側第
1ピニオンギアP1が第1サンギアS1とかみ合ってい
る。すなわち、第1遊星歯車組G1は、いわゆるダブル
ピニオン型のものである。第2遊星歯車組G2は、第2
サンギアS2と、第2インターナルギアR2と、両ギア
と同時にかみ合う第2ピニオンギアP2を回転可能に支
持する第2ピニオンキャリアPC2とから構成されてい
る。すなわち、第2遊星歯車組G2は、いわゆるシング
ルピニオン型のものである。第1ピニオンキャリアPC
1は入力軸10と常に連結されている。第2インターナ
ルギアR2は出力軸12と常に連結されている。第1イ
ンターナルギアR1と第2ピニオンキャリアPC2とは
互いに常に連結されている。第1クラッチC1は、入力
軸10及び第1ピニオンキャリアPC1と、第1サンギ
アS1とを連結又は切り離し可能である。第2クラッチ
C2は、入力軸10及び第1ピニオンキャリアPC1
と、第2サンギアS2とを連結又は切り離し可能であ
る。第3クラッチC3は、第1インターナルギアR1及
び第2ピニオンキャリアPC2と、第2サンギアS2と
を連結又は切り離し可能である。第4クラッチC4は、
入力軸10及び第1ピニオンキャリアPC1と、出力軸
12及び第2インターナルギアR2とを連結又は切り離
し可能である。第1ブレーキB1は第1サンギアS1を
静止部に連結又は切り離し可能である。第2ブレーキB
2は第2サンギアS2を静止部に連結又は切り離し可能
である。第3ブレーキB3は第2ピニオンキャリアPC
2及び第1インターナルギアR1を静止部に連結又は切
り離し可能である上述の遊星歯車式変速機は、図2に示
すようにクラッチC1、C2、C3及びC4、及びブレ
ーキB1、B2及びB3を作動させることにより、前進
5速後退1速を実現することができる。各変速段におけ
る各要素の回転数を図3〜図8に線図として示す。これ
らの図から分かるように、前進段において入力回転と逆
方向に回転する要素は存在しない。また図7から分かる
ように、第5速において高速で回転しているのは出力要
素である第2インターナルギアR2だけであり、これ以
外に入力回転よりも高速で回転する要素は存在しない。
また、第5速の状態においては、第1遊星歯車組G1は
自由状態にあり、第2遊星歯車組G2だけによって変速
が行われている。上述のように高速で回転したり高速で
相対回転したりする要素が存在しないので、クラッチ、
ブレーキなどにおける摩擦抵抗が減少し、伝達効率が向
上する。また、使用頻度の高い第5速では第2遊星歯車
組G2だけを通して回転力が伝達されるので、ギアノイ
ズが低減され、また伝達効率も向上する。なお、第4速
は第4クラッチC4を締結させれば実現され、第2ブレ
ーキB2を必ずしも作動させる必要はないが、第2ブレ
ーキを締結させておけば3−4変速及び4−5変速の際
に1つのクラッチ又はブレーキを解放させるとともに1
つのクラッチ又はブレーキを締結させればよく、変速制
御が容易となる。また、第4速は、図2の最下段に示し
たように、第1クラッチC1、第2クラッチC2及び第
3クラッチC3の少なくとも2つを締結させることによ
っても実現することができる。この場合の線図を図9に
示す。
【0006】図10に第2実施例を示す。この第2実施
例は第2クラッチC2、第3クラッチC3、第4クラッ
チC4、第2ブレーキB2及び第3ブレーキB3の配置
場所を図1に示した実施例と変えたものであり、各要素
の基本的な結合関係は第1実施例と同様のものである。
したがって、第1実施例と同様の作用を得ることができ
る。図11、図12、及び図13に、それぞれ第3実施
例、第4実施例、及び第5実施例を示す。これらの実施
例についても、クラッチ及びブレーキの配置を変えただ
けであり、各要素の基本的な結合関係は第1実施例と同
様のものである。したがって、第1実施例と同様の作用
を得ることができる。
【0007】図14に第6実施例を示す。この第6実施
例は、第1実施例の第1クラッチC1及び第3クラッチ
C3の連結対象要素を変えたものである。すなわち、第
1クラッチC1を、入力軸10及び第1ピニオンキャリ
アPC1と、第1インターナルギアR1及び第2ピニオ
ンキャリアPC2とを連結又は切り離し可能なものに変
えるとともに、第3クラッチC3を、第1インターナル
ギアR1及び第2ピニオンキャリアPC2と、出力軸1
2及び第2インターナルギアR2とを連結又は切り離し
可能なものに変えたものであるこの第6実施例の各要素
の回転数の関係を図15〜図20に示す。これらの図か
ら分かるように、この第3実施例においても、前述の第
1実施例と同様の作用を得ることができる。なお、この
第3実施例では、第1クラッチC1及び第3クラッチC
3の両方の結合要素を第1実施例とは変えるようにした
が、いずれか一方のみを第3実施例のように変えること
もできる。
【0008】図21に第7実施例を示す。この第7実施
例は第6実施例の第1クラッチC1、第2クラッチC
2、第3クラッチC3、第4クラッチC4、第2ブレー
キB2及び第3ブレーキB3の配置を変えたものであ
り、各要素の基本的な接続関係は第6実施例と同様であ
り、これと同様の作用を得ることができる。図22、図
23、及び図24に、それぞれ第8実施例、第9実施
例、及び第10実施例を示す。これらの実施例について
も、クラッチ及びブレーキの配置を変えただけであり、
各要素の基本的な結合関係は第6実施例と同様のもので
ある。したがって、第6実施例と同様の作用を得ること
ができる。
【0009】図25に第11実施例を示す。この第11
実施例は、第1実施例の第4クラッチC4の連結対象要
素を変えるとともに、第2クラッチC2と直列にワンウ
ェイクラッチOWCを設けたものである。第4クラッチ
C4は、第1サンギアS1と第2サンギアS2とを連結
又は切り離し可能である。この第11実施例では、図2
6に示すように各要素が作動し、これによって各要素は
図27〜図32に示すような関係で回転することにな
る。この実施例においても第1実施例と同様の作用を得
ることができる。また、この第11実施例ではワンウェ
イクラッチOWCが設けられているので、1−2変速の
変速制御が容易化される。また、この第11実施例では
第4クラッチC4及び第2ブレーキB2の必要トルク容
量が第1実施例よりも小さくなっている。すなわち、第
4クラッチC4の場合、図1に示した第1実施例では入
力軸10のトルクを全部第4クラッチC4だけで伝達す
る必要があるが、第11実施例では第1クラッチC1に
よってトルクの一部が負担されるため、必要トルク容量
は約60パーセントとなる。また、第2ブレーキB2に
ついても、第11実施例では第5速時にのみ締結される
ため、第3速時にも締結される第1実施例と比較して必
要トルク容量が約半分となる。なお、第4クラッチC4
の上記のような配置の変更及びワンウェイクラッチOW
Cの設置は前述のすべての実施例に対して行うことがで
きる。
【0010】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、前進時に逆回転する要素がなくなり、また第5速時
に入力回転よりも高速で回転するのは出力要素だけとな
り、クラッチ、ブレーキなどにおける摩擦抵抗が減少
し、伝達効率が向上する。また、高速で回転する要素が
なくなるので強度上及び潤滑上有利である。更に、第5
速では一方の遊星歯車組だけが作用するのでギアノイズ
が低減され、伝達効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す骨組図である。
【図2】第1実施例の各変速段で作動する要素の組み合
わせを示す図である。
【図3】第1実施例の第1速時における各要素の回転の
関係を示す線図である。
【図4】第1実施例の第2速時における各要素の回転の
関係を示す線図である。
【図5】第1実施例の第3速時における各要素の回転の
関係を示す線図である。
【図6】第1実施例の第4速時における各要素の回転の
関係を示す線図である。
【図7】第1実施例の第5速時における各要素の回転の
関係を示す線図である。
【図8】第1実施例の後退時における各要素の回転の関
係を示す線図である。
【図9】締結要素を変えた場合の第4速時における各要
素の回転の関係を示す線図である。
【図10】第2実施例を示す骨組図である。
【図11】第3実施例を示す骨組図である。
【図12】第4実施例を示す骨組図である。
【図13】第5実施例を示す骨組図である。
【図14】第6実施例を示す骨組図である。
【図15】第6実施例の第1速時における各要素の回転
の関係を示す線図である。
【図16】第6実施例の第2速時における各要素の回転
の関係を示す線図である。
【図17】第6実施例の第3速時における各要素の回転
の関係を示す線図である。
【図18】第6実施例の第4速時における各要素の回転
の関係を示す線図である。
【図19】第6実施例の第5速時における各要素の回転
の関係を示す線図である。
【図20】第6実施例の後退時における各要素の回転の
関係を示す線図である。
【図21】第7実施例を示す骨組図である。
【図22】第8実施例を示す骨組図である。
【図23】第9実施例を示す骨組図である。
【図24】第10実施例を示す骨組図である。
【図25】第11実施例を示す骨組図である。
【図26】第11実施例の各変速段で作動する要素の組
み合わせを示す図である。
【図27】第11実施例の第1速時における各要素の回
転の関係を示す線図である。
【図28】第11実施例の第2速時における各要素の回
転の関係を示す線図である。
【図29】第11実施例の第3速時における各要素の回
転の関係を示す線図である。
【図30】第11実施例の第4速時における各要素の回
転の関係を示す線図である。
【図31】第11実施例の第5速時における各要素の回
転の関係を示す線図である。
【図32】第11実施例の後退時における各要素の回転
の関係を示す線図である。
【図33】従来例を示す骨組図である。
【図34】従来例の各変速段で作動する要素の組み合わ
せを示す図である。
【図35】従来例の第1速時における各要素の回転の関
係を示す線図である。
【図36】従来例の第2速時における各要素の回転の関
係を示す線図である。
【図37】従来例の第3速時における各要素の回転の関
係を示す線図である。
【図38】従来例の第4速時における各要素の回転の関
係を示す線図である。
【図39】従来例の第5速時における各要素の回転の関
係を示す線図である。
【図40】従来例の後退時における各要素の回転の関係
を示す線図である。
【符号の説明】
10 入力軸 12 出力軸 G1 第1遊星歯車組 G2 第2遊星歯車組 S1 第1サンギア S2 第2サンギア R1 第1インターナルギア R2 第2インターナルギア P0 外周側第1ピニオンギア P1 内周側第1ピニオンギア P2 第2ピニオンギア PC1 第1ピニオンキャリア PC2 第2ピニオンキャリア C1 第1クラッチ C2 第2クラッチ C3 第3クラッチ C4 第4クラッチ B1 第1ブレーキ B2 第2ブレーキ B3 第3ブレーキ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸、出力軸、第1遊星歯車組、第2
    遊星歯車組、第1クラッチ、第2クラッチ、第3クラッ
    チ、第4クラッチ、第1ブレーキ、第2ブレーキ及び第
    3ブレーキを有し、第1遊星歯車組は、第1サンギア
    と、第1インターナルギアと、互いにかみ合う外周側第
    1ピニオンギア及び内周側第1ピニオンギアを回転可能
    に支持する第1ピニオンキャリアとを有しており、外周
    側第1ピニオンギアが第1インターナルギアとかみ合
    い、内周側第1ピニオンギアが第1サンギアとかみ合
    い、第2遊星歯車組は、第2サンギアと、第2インター
    ナルギアと、両ギアと同時にかみ合う第2ピニオンギア
    を回転可能に支持する第2ピニオンキャリアとから構成
    されており、第1ピニオンキャリアは入力軸と常に連結
    され、第2インターナルギアは出力軸と常に連結され、
    第1インターナルギアと第2ピニオンキャリアとは常に
    連結されており、第1クラッチは、入力軸及び第1ピニ
    オンキャリアと、第1サンギアとを連結又は切り離し可
    能であり、第2クラッチは、入力軸及び第1ピニオンキ
    ャリアと、第2サンギアとを連結又は切り離し可能であ
    り、第3クラッチは、第1インターナルギア及び第2ピ
    ニオンキャリアと、第2サンギアとを連結又は切り離し
    可能であり、第4クラッチは、入力軸及び第1ピニオン
    キャリアと、出力軸及び第2インターナルギアとを連結
    又は切り離し可能であり、第1ブレーキは第1サンギア
    を静止部に連結又は切り離し可能であり、第2ブレーキ
    は第2サンギアを静止部に連結又は切り離し可能であ
    り、第3ブレーキは第2ピニオンキャリア及び第1イン
    ターナルギアを静止部に連結又は切り離し可能である遊
    星歯車式変速機。
  2. 【請求項2】 第1クラッチを、入力軸及び第1ピニオ
    ンキャリアと、第1インターナルギア及び第2ピニオン
    キャリアとを連結又は切り離し可能なものに変えた請求
    項1記載の遊星歯車式変速機。
  3. 【請求項3】 第3クラッチを、第1インターナルギア
    及び第2ピニオンキャリアと、出力軸及び第2インター
    ナルギアとを連結又は切り離し可能なものに変えた請求
    項1又は2記載の遊星歯車式変速機。
  4. 【請求項4】 第4クラッチを、第1サンギアと、第2
    サンギアとを連結又は切り離し可能なものに変えた請求
    項1、2又は3記載の遊星歯車式変速機。
  5. 【請求項5】 第2クラッチと直列にワンウェイクラッ
    チが設けられている請求項1、2、3又は4記載の遊星
    歯車式変速機。
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