JP2799701B2 - ルアースカート装着用アダプター - Google Patents

ルアースカート装着用アダプター

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JP2799701B2
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一夫 内海
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有限会社新宿教育会館
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はルアースカート(ト
ローリングスカート)装着用アダプターに関し、更に詳
細には、トローリング等のルアーフィッシングに疑似餌
として用いるルアーのルアーヘッド(カブラ)に対し、
タコベイトやイカベイト等のスカートを装着する際に補
助的に使用するアダプターに関する。
【0002】
【従来の技術】ルアー用スカート(30)は、図3に示
すように、ルアーヘッド1のテール部4を被覆して当該
スカート30をヘッド1に連結させる環状のテール被覆
部31と、この被覆部31から後方へ吹き流し状に連続
する吹き流し部32とからなる主にゴム製又はビニール
製のものであり、吹き流し部32によってルアーの泳ぎ
を一層活動的に見せ掛けて対象魚の目を引き付けると共
に、針(図示せず。)を対象魚から隠す役割を果たす。
【0003】また、使用時にスカート30がルアーヘッ
ド1から外れないようにテール部4は後方に向かって外
径が拡大し、その拡大が二段となるダブルテール(図3
等参照)の他、一段となるシングルテール(図5参照)
とされる一方、スカート30は非装着時におけるテール
被覆部31の開口内径がテール部4の最外径に比べて遥
かに小さくなるものが選択され、これによって装着時の
テール部4に対する弾性的な締付け力を向上させて連結
を強固としている。
【0004】従って、スカート30をルアーヘッド1に
取り付ける場合、強力な締付け力が付与されたテール被
覆部31の開口を手指で拡開させることが容易ではない
ため、テール被覆部31をヘッド1後方からテール部4
に直接的に装着することは困難であり、そのため従来
は、まず、スカート30を裏返しにして、テール被覆部
31を先頭にスカート30をヘッド1前方に被せるよう
にし、次いで、テール被覆部31をヘッド1前方から側
部3へと石鹸水等を利用して滑らせて被覆部31内径を
拡開させた後、テール被覆部31をヘッド1後方にて段
状に縮径するテール部4に落してテール部4を締め付け
させ、その後、裏返しのスカート30を元に戻すように
吹き流し部32をヘッド1前方側からヘッド2後方側へ
と反転させるようにして装着していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スカー
ト30をルアーヘッド1の前方から取り付ける場合であ
ってもスカート30の取り付けは決して容易ではなく、
時にはテール被覆部31が装着途中で裂けたりちぎれた
りすることもあった。特に図4に示すような先端径が後
方に比べ大きいルアーヘッド1’や、図5に示すような
円柱状のヘッド1”の場合、スカート30の装着は非常
に面倒であり、また、図1乃至図3に示すように、先端
が斜めにカットされているルアーヘッド1の場合、スカ
ート装着時にテール被覆部31をヘッド側部3に通す
際、テール被覆部31が側部下方3”側(図2参照)に
比べ側部上方3’側の方が早く後方へと進むため、テー
ル被覆部31の開口が斜めに拡開するようになって、テ
ール被覆部31が裂ける場合が多かった。
【0006】なお、外径が比較的小さく、スカートをヘ
ッド後方から直接的に取付け可能なグループテールも知
られているが、この場合、テープ等によってスカートを
固定する必要があるため、かえって装着作業に手間が掛
かっている。
【0007】本発明は以上のような問題点に着目してな
されたものであり、その目的はルアーヘッドに対するス
カートの装着作業を容易なものとすることができるルア
ースカート装着用アダプターを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るルアースカ
ート装着用アダプター(以下、本欄において「本アダプ
ター」という。)は、ルアーヘッドのテール部に対しス
カートを装着する際に補助的に用いるアダプターであっ
て、前方へ次第に縮径する円錐カップ状で定形性を有す
るアダプター本体を備え、このアダプター本体を前記ル
アーヘッドの前方から当該ルアーヘッドに被せることに
よって固定的に接続可能としたことを特徴とする。
【0009】本アダプターの使用方法は、アダプター本
体をルアーヘッドの前方から当該ルアーヘッドに同芯状
に被せて、アダプター本体をルアーヘッドに接続した
後、従来のヘッド前方からのスカート装着工程と同様の
工程をアダプター本体の上から行うものである。この
際、アダプター本体は前方へ次第に縮径する円錐カップ
状であるため、スカートのテール被覆部の開口をアダプ
ター本体の頂部から通し、アダプター本体の側部によっ
てテール被覆部の内径を次第に且つ斜めになることなく
均等に拡大させて、ルアーヘッドの側部又は直接テール
部へとテール被覆部を移し渡すことができる。従って、
ルアーヘッドの前方がどのような形状であっても、本ア
ダプターによってスカートの取付けが容易となる。
【0010】なお、本発明において「定形性を有する」
とは、アダプター本体がテール被覆部の締付け力によっ
て変形しない程度の強度を有する趣旨であり、そのため
のアダプター本体の材質としては、硬質プラスチックや
金属等を具体的に挙げることができる。
【0011】また、アダプター本体をルアーヘッドに接
続させた状態において、アダプター本体の後端部とルア
ーヘッドの側部との境目に隙間や段が生じないことが最
も望ましく、そのためには、アダプター本体後端部が規
定する円形の開放部をルアーヘッドの側部の一部と同径
としたり、アダプター本体の少なくとも後端部を薄肉と
する等の工夫を施すことができる。
【0012】ルアーヘッドの形状等によってはアダプタ
ー本体がルアーヘッドをテール部を除いて覆うように接
続させることができ(図4参照)、この場合、ヘッド後
部の外周とアダプター本体の後端内径との間に多少隙間
が生じる場合もある。
【0013】以上のようなアダプター本体を開放部等の
径の異なる複数種類用意しておけば、多様な径や形状の
ルアーヘッドに対応させることができる。
【0014】本アダプターは、アダプター本体の頂部か
ら後方へ当該アダプター本体と同芯状に延長し、ルアー
ヘッドのリーダーライン挿通用の穴に挿入可能な芯棒を
更に備えていてもよい。
【0015】この芯棒をルアーヘッドのリーダーライン
挿通用穴に挿入することによってアダプター本体とルア
ーヘッドの接続を一層確実で安定したものとすることが
できる。なお、アダプター本体とルアーヘッドの接続を
芯棒のみが担うようにしてもよい(図5参照)。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0017】図1は、本発明に係るアダプター10をル
アーヘッド1に接続させた状態を概略的に示す断面図で
ある。アダプター10は、円錐カップ状のアダプター本
体11と、アダプター本体11の頂部12から後方へ当
該本体11と同芯状に延長する芯棒20とからなる。な
お、該図におけるルアーヘッド1は、図2に示すように
先端が斜めにカットされたほぼ砲弾状の前部2と、外径
が後方へと拡大する側部3と、段々状(ダブルテール)
のテール部4と、テール部4の軸線に沿うものの側部3
の中心からは外れるリーダーライン挿通用の穴5とを備
える。
【0018】アダプター本体11は硬質プラスチック製
で定形性を有するものであり、側部13が後端部14に
向かって薄肉となると共に、側部13の外径が後方へ向
かって拡大した後、後端部14付近にて一定となり、後
端部14が規定する開放部の径がルアーヘッド1の側部
3の一部に合致するように設計される。なお、アダプタ
ー本体11はできる限り後端部14が後方に位置するよ
うにルアーヘッド1に被せることによってしっかり固定
される。
【0019】芯棒20は主に真鍮製のものであり、アダ
プター本体11の頂部12に設けたネジ孔12’に螺合
可能な前端部21を介して、アダプター本体11に対し
取付け取外し自在となる。また、芯棒20の後半部22
は穴5に挿入される。
【0020】以上のように構成されたアダプター10
は、芯棒20がなくともルアーヘッド1の前方からヘッ
ド1にキャップ状に被せることによってヘッド1と固定
的に接続可能であるが、この接続は芯棒20を穴5に通
すことによって一層確実で安定したものとなる。
【0021】この状態から従来のスカート装着工程を実
行することによって、容易にスカート30(図3参照)
をテール部4に装着することができる。即ち、まず、ス
カート30を裏返しにして、テール被覆部31の開口を
先頭にスカート30をアダプター本体11の頂部12及
び心棒20の前端部21に通すようにし、次いで、テー
ル被覆部31をアダプター本体11の側部13上を後方
へと石鹸水等を利用して滑らせて被覆部31内径を拡開
させた後、テール被覆部31をルアーヘッド1の側部3
へと移し渡し、テール被覆部31をテール部4に落して
テール部4を締め付けさせ、その後、裏返しのスカート
30を元に戻すように吹き流し部32をヘッド前方から
ヘッド後方へと反転させるようする。なお、スカート3
0を元に戻す反転はテール被覆部31をテール部4に落
す前の側部3上であってもよい。その後、アダプター1
0をルアーヘッド1から取り外すことにより、図3に示
す状態となる。
【0022】以上のルアーヘッド1では、側部上方3’
と側部下方3”とのテール部4の中心軸線(穴5)に対
する傾斜割合あるいは距離(半径)が異なるが、アダプ
ター10を取り付けることによって矯正することができ
(図1参照)、これによって装着時にテール被覆部31
の開口が斜めにならず、弾性的な拡開力が被覆部31の
開口全体で平均的に作用するため、被覆部31が斜めに
拡開する場合に比べ、被覆部31が破れる確率が低減す
る。
【0023】アダプターをルアーヘッドに接続させる態
様の他の例としては、図4及び図5に概略的に示すもの
を挙げることができる。図4ではアダプター本体11’
の後端部14’がルアーヘッド1’の後端まで届き、ア
ダプター本体11’がヘッド1’をテール部4’を除い
て覆うように接続し、また、図5ではアダプター本体1
1”とルアーヘッド1”の接続は芯棒20”を穴5”に
挿入することのみによって行われ、アダプター本体1
1”の後端外径はヘッド1”の前端外径と略一致してい
る。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係るルア
ースカート装着用アダプターでは、拡開しにくいスカー
トのテール被覆部の開口を円錐カップ状のアダプター本
体によって次第に且つ均等に拡開させてルアーヘッドへ
と移し渡すことができるため、従来大変面倒であったス
カート装着作業を容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアダプターをルアーヘッドに接続
させた状態を概略的に示す断面図である。
【図2】図1のルアーヘッドの斜視図である。
【図3】ルアーヘッドに装着された状態のスカートを示
す説明図である。
【図4】アダプターとルアーヘッドの接続状態の別の例
を示す概略説明図である。
【図5】アダプターとルアーヘッドの接続状態の更に別
の例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1,1’,1” ルアーヘッド 3 ルアーヘッドの側部 4,4’ テール部 5,5” リーダーライン挿通用穴 10,10’,10” アダプター 11,11’,11” アダプター本体 12 頂部 13 アダプター本体の側部 14 後端部 20 芯棒 30 スカート 31 テール被覆部 32 吹き流し部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルアーヘッドのテール部に対しスカート
    を装着する際に補助的に用いるアダプターであって、前
    方へ次第に縮径する円錐カップ状で定形性を有するアダ
    プター本体を備え、このアダプター本体を前記ルアーヘ
    ッドの前方から当該ルアーヘッドに被せることによって
    固定的に接続可能としたことを特徴とするルアースカー
    ト装着用アダプター。
  2. 【請求項2】 ルアーヘッドのテール部に対しスカート
    を装着する際に補助的に用いるアダプターであって、前
    方へ次第に縮径する円錐カップ状で定形性を有するアダ
    プター本体と、前記アダプター本体の頂部から後方へ当
    該アダプター本体と同芯状に延長し、前記ルアーヘッド
    のリーダーライン挿通用の穴に挿入可能な芯棒とを備
    え、前記アダプター本体を前記ルアーヘッドの前方から
    当該ルアーヘッドに被せるか及び/又は前記芯棒を前記
    穴に挿入することによって固定的に接続可能としたこと
    を特徴とするルアースカート装着用アダプター。
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