JP3054330U - 疑似餌 - Google Patents

疑似餌

Info

Publication number
JP3054330U
JP3054330U JP1998003600U JP360098U JP3054330U JP 3054330 U JP3054330 U JP 3054330U JP 1998003600 U JP1998003600 U JP 1998003600U JP 360098 U JP360098 U JP 360098U JP 3054330 U JP3054330 U JP 3054330U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt
stopper
bait
main body
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998003600U
Other languages
English (en)
Inventor
安洋 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duel Co Inc
Original Assignee
Duel Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duel Co Inc filed Critical Duel Co Inc
Priority to JP1998003600U priority Critical patent/JP3054330U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3054330U publication Critical patent/JP3054330U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スカートを確実に保持するという機能を維持
しつつも、スカートのみを容易に交換することができる
疑似餌を提供することを課題とする。 【解決手段】 本考案に係る疑似餌は、釣り用の疑似餌
本体1と、該本体1に着脱自在に取り付けられたスカー
ト係止具2と、該スカート係止具2に嵌脱自在に外嵌さ
れたスカート3とを具備してなり、前記疑似餌本体1に
は、スカート3に接触可能なつば部5が設けられ、該つ
ば部5とスカート係止具2との間でスカート3が狭持さ
れるように構成されてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えばトローリング等の釣りに使用される疑似餌に関し、更に詳し くは、複数の紐状体からなるスカートを具備してなる疑似餌の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の疑似餌は、スカートが疑似餌の形態(形状、色彩等の装飾)を決める 大きな要素となるものであり、波や水流を受けた際のスカートの幻惑作用等によ り好適な釣りを可能とするものである。 そして、従来この種の疑似餌としては、例えば図6及び図7に記載の如く、ヘ ッドと言われる疑似餌本体1に複数のスカート3が結束紐11で縛り付けられて 、一体的に形成されてなるものが公知である。
【0003】 ところで、例えば使用中にスカート3が破れたり、魚にスカート3を食いちぎ られたり等、破損した場合にはスカート3を交換する必要があるが、このような 疑似餌においては、疑似餌本体1とスカート3が結束紐11で縛り付けられてな るため、スカート3を交換するためには、先ず結束紐11を解き、スカート3を 交換し、さらに結束紐11で縛るという作業を必要とし、非常に煩雑なものであ った。 また、疑似餌は、海の天候や対象魚等によって、疑似餌の形態を変える必要が あるため、度々スカート3を交換することが必要となる。 従って、上記従来の疑似餌では、度々上記煩雑な作業を要し、非常に煩わしい ものであった。
【0004】 かかる問題点に鑑み、本件出願人は、実開平4−52467号に記載された疑 似餌を提案した。 即ち、図8に示す如く、疑似餌本体1と、スカート3を外装着してなるスカー ト保持具12とからなる疑似餌本体1であって、前記疑似餌本体1とスカート保 持具12の一端部9aが着脱自在で、且つ複数のスカート保持具12を多段的に 延長可能とすべく、前記スカート保持具12の他端部9bに別のスカート保持具 12の一端部9aが着脱自在に構成されてなる疑似餌を考案した。
【0005】 かかる疑似餌は、スカート3が固着されたスカート保持具12を付け替えるこ とにより、色や形状の異なるスカート3を有する疑似餌に容易に変えることがで きるという効果を奏するものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、先に提案した疑似餌は、上述の如く有益な効果を奏するものである が、スカート3とスカート保持具12との水中での離脱を防止するため、スカー ト3とスカート保持具12は結束紐11で縛る等の手段で固着され、両者を容易 に分離できないのもであった。 そのため、スカート3のみを取り替えれば足りる場合であっても、スカート保 持具12と共に交換する必要があった。
【0007】 従って、釣りに行く際には、スカート3を装着したスカート保持具12を多数 準備して釣り場に携行する必要があり、荷物が嵩張ることも考えられる。
【0008】 本考案は、上記の如き問題点に鑑みなされたもので、スカートを確実に保持す るという機能を維持しつつも、スカートのみを容易に交換することができる疑似 餌を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであって、その課題を解決 するための手段は、釣り用の疑似餌本体1と、該本体1に着脱自在に取り付けら れたスカート係止具2と、該スカート係止具2に嵌脱自在に外嵌されたスカート 3とを具備してなり、前記疑似餌本体1には、スカート3に接触可能なつば部5 が設けられ、該つば部5とスカート係止具2との間でスカート3が狭持されるよ うに構成されてなることを特徴とする疑似餌にある。
【0010】 かかる構成からなる疑似餌は、つば部5とスカート係止具2との間でスカート 3を狭持することにより、スカート3とスカート係止具2との離脱が防止される 。 しかも、スカート3とスカート係止具2が嵌脱自在であるため、外嵌されたス カート3をスカート係止具2から脱離させることにより、スカート3をスカート 係止具2から取り外すことができる。そして、別のスカート3を外嵌することに より、別のスカート3をスカート係止具2に取り付けることができる。
【0011】 また、請求項2記載の手段は、釣り用の疑似餌本体1と、該本体1に着脱自在 に連設された複数のスカート係止具2と、夫々のスカート係止具2に滑脱自在に 外嵌されたスカート3とを具備してなり、スカート3が互いに隣り合ったスカー ト係止具2とスカート係止具2との間で狭持されるように構成されてなることを 特徴とする疑似餌にある。
【0012】 かかる構成からなる疑似餌は、スカート3を取り付けた後、互いに隣り合った スカート係止具2とスカート係止具2との間でスカート3を狭持することにより 、スカート3とスカート係止具2との離脱防止が図られつつ、請求項1記載の疑 似餌の場合と同様、スカート3をスカート係止具2から脱離させて取り外し、別 のスカート3を外嵌することにより別のスカート3をスカート係止具2に取り付 けることができる。
【0013】 さらに、本考案にかかる疑似餌は、請求項3記載の如く、前記疑似餌本体1に は、該本体1の隣に位置するスカート係止具2に外嵌されたスカート3に接触可 能なつば部5が設けられてなり、該つば部5と前記疑似餌本体1の隣に位置する スカート係止具2との間でスカート3が狭持可能に構成されてなるものであって もよい。
【0014】 かかる構成を採用することにより、疑似餌本体1の隣に位置するスカート係止 具2に外嵌されたスカート3のスカート係止具2からの離脱防止が図られること になるのである。
【0015】 また、本考案にかかる疑似餌は、請求項4記載の如く、前記各スカート係止具 2には、連接部材9が設けられてなり、そのうちの一のスカート係止具2に設け られた連接部材9の一端部9aは、疑似餌本体1に着脱自在に取り付けられ、該 一の連接部材9の他端部9bには、他のスカート係止具2に設けられた連接部材 9の一端部9aが着脱自在に取り付けられてなるものであってもよい。
【0016】 かかる構成を採用することにより、連接部材9同士又は連接部材9と疑似餌本 体1とを離脱させてスカート係止具2を取り外し、該スカート係止具2に外嵌さ れたスカート3を取り替え、再度連接部材9を元の部材に取り付けることにより 、スカート3のみを取り替えることができる。 また、連接部材9を離脱させることにより、連設されるスカート係止具2の数 の減少を図ることができ、連接部材9を連接することにより、疑似餌本体1に連 設されるスカート係止具2の数の増加を図ることができる。
【0017】 さらに、本考案にかかる疑似餌は、請求項5記載の如く、前記疑似餌本体1に は、スカート係止具2取り付け用の杆体4が設けられてなり、前記スカート係止 具2には、前記杆体4を嵌通可能な杆体挿通孔7が設けられてなり、該杆体挿通 孔7を介して係止具に前記杆体4が嵌通されてなるものであってもよい。
【0018】 かかる構成を採用することにより、一本の杆体4で複数のスカート係止具2を 連設することができ、また、単にスカート係止具2に杆体挿通孔7を穿設するの みで連設を可能とするため、スカート係止具2自体を連設可能な形状とする場合 に比して、製造コストが安価となる。
【0019】 また、請求項4記載の疑似餌にあっては、請求項6記載の如く、スカート係止 具2が略椀状に形成されてなり、スカート係止具2の内壁面の中心に前記連接部 材9が設けられてなる構成を採用することもできる。 かかる構成を採用することにより、スカート係止具2に外嵌されたスカート3 は、スカート係止具2の形状に従って広がり、水中で使用した際、スカート3は 水流の影響を受けやすくなるのである。
【0020】 さらに、請求項5記載の疑似餌にあっては、請求項7記載の如く、スカート係 止具2に外嵌されたスカート3が、椀状に形成されてなり、スカート係止具2の 内壁面の中心に杆体挿通孔7が設けられてなる構成を採用しても、請求項6の場 合と同様の作用効果を奏する。
【0021】 また、請求項6又は請求項7記載の疑似餌にあっては、請求項8記載の如く、 前記スカート係止具2の内壁面側に錘8を係止可能に構成することもできる。
【0022】 かかる構成を採用することにより、スカート係止具2に錘8を係止させること により疑似餌の重さや重心の位置を調整でき、係止された錘8は略椀状のスカー ト係止具2の内壁面側に在るため、水流の影響を受けにくくなるのである。
【0023】
【考案の実施の形態】
以下、本考案にかかる疑似餌の実施の形態について図面を参照しつつ説明する 。 尚、便宜上、疑似餌の中心から頭部に相当する位置への方向を前方と、スカー ト3の方向を後方と表現する。
【0024】 図1から図2において、1は釣り用の疑似餌本体としてのヘッドを示す。該ヘ ッド1は、略円柱状の形状をしており、前方から、釣り糸挿通用の釣り糸挿通孔 13が円柱軸に対して略平行に穿設され、後方から、スカート係止具2取付用の 杆体4を挿入するための杆体挿入孔14が円柱軸に対して略平行に穿設され、前 記釣り糸挿通孔13と前記杆体挿入孔14は、連続してヘッドの前後方向に貫通 した状態となっている。
【0025】 さらに、前記杆体挿入孔14には、筒状の杆体4が挿入されており、該杆体4 の後端には、スカート係止具2の離脱を防止するべく、係止鍔部6が形成されて いる。
【0026】 また、2は、可撓性の素材からなるスカート係止具で、図3に示す如く、後方 に向けて大径化する略椀状に形成されている。 さらに、スカート係止具2には、内壁面の中心から頂部2bまで貫通し且つ杆 体4を嵌通可能な杆体挿通孔7が穿設されており、該杆体挿通孔7に杆体4を嵌 通することにより、ヘッド1がスカート係止具2に着脱自在に2個取り付けられ ている。 また、8は、中央に前記杆体挿入孔7と同径の孔が穿設された環状の錘で、該 錘8は、前記杆体4に挿通された状態で、スカート係止具2の裏面側に形成され た係止凸部2aに係止され、スカート係止具2に取り付けられている。
【0027】 さらに、前記スカート係止具2には、前方に筒状の外嵌部3aを有し且つ該外 嵌部3aの後端から多数の紐状体が延設されたスカート3が、嵌脱自在に夫々外 嵌されており、後方のスカート係止具2に外嵌されたスカート3は、前方のスカ ート係止具2の後端と接触し、後方のスカート係止具2と前方のスカート係止具 2との間で狭持されてなる。
【0028】 一方、前記ヘッド1には、前方のスカート係止具2に外嵌されたスカート3と 接触可能で且つ後方に向けて大径化するテーパー状のつば部5が設けられており 、該つば部5と前方に位置するスカート係止具2との間で、前記スカート3が狭 持されてなる。
【0029】 本実施形態における疑似餌は、以上の構成からなるが、次に該疑似餌の使用方 法について説明する。
【0030】 魚にスカート3を食いちぎられた場合や、天候や魚の食いによってスカート3 を変化させたい場合、先ず、ヘッド1に挿入された杆体4をヘッド1から取り外 す。
【0031】 次に、取り外した杆体4に取付られたスカート係止具2を引き抜くことにより 杆体4から取り外し、取り外されたスカート係止具2から、該係止具2に外嵌さ れたスカート3を引き抜くことによりスカート係止具2から取り外す。
【0032】 そして、別に準備されたスカート3を前記スカート係止具2に被せて外嵌する 。
【0033】 さらに、該スカート係止具2の杆体挿通孔7に前記杆体4を嵌通して、該スカ ート係止具2を杆体4に取り付ける。
【0034】 そして、スカート係止具2が取り付けられた杆体4をヘッド1の杆体挿入孔1 4に挿入して、杆体4をヘッド1に取り付ける。この時、杆体4をヘッド1に深 く挿入することにより、前方に位置するスカート係止具2に外嵌されたスカート 3は、前記つば部5に接触し、前方に位置するスカート係止具2は、前方への移 動が阻止されて、杆体4が嵌通された状態で後方へ滑り、後方に位置するスカー ト係止具2に外嵌されたスカート3と接触することになる。
【0035】 従って、スカート3は交換され、交換された後、スカート3は前記つば部5と スカート係止具2の間、又はスカート係止具2とスカート係止具2の間で狭持さ れることになる。しかも、トローリング等の疑似餌を速く泳がす場合には、疑似 餌にかかる水圧が大きいため、ヘッド1及びスカート係止具2は後方に押圧され 、より強くスカート3を狭持することになるのである。
【0036】 また、錘8は単に係止凸部2aに係止されてスカート係止具2に取付られてな るため、取り外す際は、係止凸部2aとの引っかかりを外して取り外す。取り付 ける際は、係止凸部2aに係止させることにより、錘8をスカート係止具2に取 り付ける。
【0037】 本実施形態の疑似餌は、上記構成により、上記の如く使用されるため、以下の 利点を有する。
【0038】 即ち、本実施形態の疑似餌はヘッド1、杆体4、スカート係止具2及びスカー ト3夫々のパーツに分解可能であるため、それぞれのパーツのみを容易に取り替 えることができる。 従って、多種多様の組み合わせが容易となり、変化に富んだ疑似餌を容易に作 ることができる。 特に、杆体4の長さを調節することにより、嵌通して取り付け可能なスカート 係止具2の数を調節することができるため、スカート3を多段に外嵌した疑似餌 を作ることができ、対象魚、釣り場、天候等に応じて、最適の疑似餌を使用する ことができる。
【0039】 また、錘8の取り外し、取付ができるため、錘8を重さの異なるものに交換し たり、錘8を取り付けるスカート係止具2を変えることもできる。 従って、疑似餌の重さや重心位置を容易に変えることができ、釣りを行った際 の水中での疑似餌の挙動を変えることもできる。 さらに、杆体4の後端には、スカート係止具2の離脱を防止するべく、係止鍔 部6が形成されているため、たとえ高速で疑似餌を泳がせても、水圧でスカート 係止具2が杆体4から離脱する虞もない。
【0040】 尚、本実施形態においては、スカート係止具2をヘッド1に取り付けるべく、 杆体4を用いたが、杆体4を用いない場合であっても、本考案の意図する範囲内 である。 〈第二実施形態〉 例えば、図4に示す如く、それぞれのスカート係止具2に連接部材として内部 が空洞の連接管9が貫設され、ヘッド1には、前記連接管9の一端部9aを挿嵌 可能な連接管挿入孔10が設けられてなり、該連接管挿入孔10に前記連接管9 の一端部9aを挿嵌することにより、前記連接管9の一端部9aは前記ヘッド1 に着脱自在に取り付けられ、該連接管9の他端部9bには、別のスカート係止具 2に貫設された連接管9の一端部9aが挿嵌されて着脱自在に取り付けられ、順 次延長されることにより、スカート3を外嵌したスカート係止具2が複数段に連 設されてなるものであっても本考案の意図する範囲内である。
【0041】 かかる構成を採用することにより、必要に応じて連接管9同士及びヘッド1と 連接管9との挿嵌を解除して、スカート係止具2を取り外し、スカート3を取り 替えることができるとともに、挿嵌を解除することにより、ヘッド1に取り付け られたスカート係止具2の数を減少させることができ、取り外したスカート係止 具2に貫設された連接管9を再度挿嵌することにより、スカート係止具2の数を 増加させることができる。
【0042】 また、内部が空洞の連接管9を用い、挿嵌により連接を可能としたため、スカ ート係止具2を連接可能な形状にする場合に比して、より安価に製造することが できる。
【0043】 尚、上記第二実施形態においては、連接管9はスカート係止具2に貫設されて なるものであったが、本発明の疑似餌はかかる構成に限定されるものではなく、 例えば図5に示す如く、それぞれのスカート係止具2に連接部材として内部が空 洞の連接管9が凸設されてなるものであっても本考案の意図する範囲内である。
【0044】
【考案の効果】
如上のように、本考案にかかる疑似餌によれば、疑似餌本体に設けられたつば 部とスカート係止具との間でスカートを狭持することにより、スカートとスカー ト係止具との離脱が防止されるとともに、スカートとスカート係止具が嵌脱自在 であるため、スカートを確実に保持するという機能を維持しつつも、スカートの みを容易に取り替えることができる。 従って、スカートを交換する際は、スカート係止具ごと交換する必要がなくな り、経済性が向上する。 また、従来の如く、スカートを固着したスカート保持具を多数釣り場に携行す る必要がなくなり、荷物が嵩張る心配もない。
【0045】 また、請求項2記載の疑似餌によれば、隣り合ったスカート係止具とスカート 係止具との間でスカートを狭持することにより、スカートとスカート係止具との 離脱防止が図られ、スカートを確実に保持することができるとともに、請求項1 記載の疑似餌の場合と同様に、容易にスカートのみを取り替えることができる。
【0046】 さらに、請求項3記載の如く、疑似餌本体につば部を設けることにより、疑似 餌本体の隣に位置するスカート係止具に外嵌されたスカートとスカート係止具と の離脱防止が図られることになり、疑似餌本体の隣に位置するスカートに外嵌さ れたスカートの紛失防止を図ることができる。
【0047】 また、請求項4記載の疑似餌においては、スカート係止具を取り外し、スカー トを取り替え、元の部材に取り付けることにより、スカートを取り替えることが できるので、より一層容易にスカートのみを取り替えることができる。 さらに、連接部材を離脱させることにより、疑似餌本体に連設されたスカート 係止具の数を減少させ、必要に応じて連接部材を連接することにより、疑似餌本 体に連設されるスカート係止具の数を増加させることができ、連設するスカート の数を容易に調整することができる。
【0048】 また、請求項4記載の疑似餌にあっては、請求項6記載の如く、スカート係止 具を略椀状に形成し、スカート係止具の内壁面の中心に連接部材が設けられてな る構成を採用することにより、スカートは水流の影響を受けやすくなるため、水 流によってより翻り、魚の興味を引き、より好適な釣りを可能とするのである。
【0049】 さらに、請求項8記載の如く、スカート係止具の内壁面側に錘を係止可能な係 止手段が設けられてなる構成とすることにより、スカート係止具に錘を係止させ て、疑似餌の重さや重心の位置を変えることができ、水中での疑似餌の挙動を容 易に変化させることができる。 従って、対象魚、釣り場の状況等に応じて、最適の疑似餌を適宜作ることがで きる。 また、錘は、略椀状のスカート係止具の内壁面側に在るため、水流の影響を受 けにくく、スカート係止具から錘が外れる虞も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す側面図。
【図2】同実施形態の断面側面図。
【図3】同実施形態のスカート係止具。
【図4】他の実施形態を示す断面側面図。
【図5】他の実施形態を示す断面側面図。
【図6】従来の疑似餌の一実施形態を示す側面図。
【図7】同断面側面図。
【図8】従来の疑似餌の一実施形態を示す断面側面図。
【符号の説明】
1・・・疑似餌本体、 2・・・スカート係止具、 3・・・ス
カート、 4・・・杆体、5・・・つば部、 6・・・係止鍔
部、 7・・・杆体挿通孔、 8・・・錘、 9・・・連接管、
9a・・・一端部、 9b・・・他端部、10・・・連接管挿
入部、 11・・・結束紐、 12・・・スカート保持具、
13・・・道糸挿通孔、 14・・・杆体挿入孔

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣り用の疑似餌本体(1)と、該本体(1)に
    着脱自在に取り付けられたスカート係止具(2)と、該ス
    カート係止具(2)に嵌脱自在に外嵌されたスカート(3)と
    を具備してなり、前記疑似餌本体(1)には、スカート(3)
    に接触可能なつば部(5)が設けられ、該つば部(5)とスカ
    ート係止具(2)との間でスカート(3)が狭持されるように
    構成されてなることを特徴とする疑似餌。
  2. 【請求項2】 釣り用の疑似餌本体(1)と、該本体(1)に
    着脱自在に連設された複数のスカート係止具(2)と、夫
    々のスカート係止具(2)に嵌脱自在に外嵌されたスカー
    ト(3)とを具備してなり、スカート(3)が互いに隣り合っ
    たスカート係止具(2)とスカート係止具(2)との間で狭持
    されるように構成されてなることを特徴とする疑似餌。
  3. 【請求項3】 前記疑似餌本体(1)には、該本体(1)の隣
    に位置するスカート係止具(2)に外嵌されたスカート(3)
    に接触可能なつば部(5)が設けられてなり、該つば部(5)
    と前記疑似餌本体(1)の隣に位置するスカート係止具(2)
    との間でスカート(3)が狭持可能に構成されてなる請求
    項2記載の疑似餌。
  4. 【請求項4】 前記各スカート係止具(2)には、連接部
    材(9)が設けられてなり、そのうちの一のスカート係止
    具(2)に設けられた連接部材(9)の一端部(9a)は、疑似餌
    本体(1)に着脱自在に取り付けられ、該一の連接部材(9)
    の他端部(9b)には、他のスカート係止具(2)に設けられ
    た連接部材(9)の一端部(9a)が着脱自在に取り付けられ
    てなる請求項2又は3記載の疑似餌。
  5. 【請求項5】 前記疑似餌本体(1)には、スカート係止
    具取り付け用の杆体(4)が設けられてなり、前記スカー
    ト係止具(2)には、前記杆体(4)を嵌通可能な杆体挿通孔
    (7)が設けられてなり、該杆体挿通孔(7)を介してスカー
    ト係止具(2)に前記杆体(4)が嵌通されてなる請求項1乃
    至3の何れかに記載の疑似餌。
  6. 【請求項6】 前記スカート係止具(2)は、略椀状に形
    成されてなり、スカート係止具(2)の内壁面の中心に前
    記連設部材(9)が設けられてなる請求項4記載の疑似
    餌。
  7. 【請求項7】 前記スカート係止具(2)は、略椀状に形
    成されてなり、スカート係止具(2)の内壁面の中心に杆
    体挿通孔(7)が設けられてなる請求項5記載の疑似餌。
  8. 【請求項8】 前記スカート係止具(2)の内壁面側に、
    錘(8)を係止可能に構成されてなる請求項6又は7記載
    の疑似餌。
JP1998003600U 1998-05-26 1998-05-26 疑似餌 Expired - Lifetime JP3054330U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998003600U JP3054330U (ja) 1998-05-26 1998-05-26 疑似餌

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998003600U JP3054330U (ja) 1998-05-26 1998-05-26 疑似餌

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3054330U true JP3054330U (ja) 1998-12-04

Family

ID=43188380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998003600U Expired - Lifetime JP3054330U (ja) 1998-05-26 1998-05-26 疑似餌

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3054330U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017518773A (ja) * 2014-06-20 2017-07-13 フェントン,アンドリュー 疑似餌システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017518773A (ja) * 2014-06-20 2017-07-13 フェントン,アンドリュー 疑似餌システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5207016A (en) Fishing lure
US5113607A (en) Segmental fishing lure and method
US4942689A (en) Fishing weight
US7469497B2 (en) Fishing lure assembly
US6357167B1 (en) Fishing lure apparatus and method
US20120005946A1 (en) Eco-friendly, lead free, replaceable jig head system
US6871442B2 (en) Expandable bait sleeve and method therefor
US20090119971A1 (en) Fishing lure head
US5105575A (en) Fish hook incudling appurtenance for releasable artificial bait
US4329804A (en) Lure with interlocking attachment
JP6296593B2 (ja) 疑似餌及びそのヘッド
US2979850A (en) Artificial fish lure
US5134801A (en) Fishing aid
US4745699A (en) Fishing lure
HUE032366T2 (en) For art fishing
JPH0724055Y2 (ja) 擬 餌
US6105299A (en) Automated fishhook tackle system
US5351434A (en) Breakaway jig
US6050018A (en) Sandshrimp tail fish lure
US6282831B1 (en) Quick set fishing rig and fish hook
JP3054330U (ja) 疑似餌
GB2354146A (en) Fishing Tackle
US5566494A (en) Luminescent fishing lure
CA2491830A1 (en) Fishing fly and method of fly fishing
JPH09285245A (ja) 釣針連結具

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term