JP2797164B2 - 脱気包装装置 - Google Patents

脱気包装装置

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泰孝 菅
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長手方向に向かって移
送する帯状のフイルムを、縦列状に搬送する多数の被包
装物の回りで順次筒状化する一方、前記チューブフイル
ム内に挿入した真空用チューブでフイルム内の空気を吸
引して被包装物の回りを脱気し且つ密封するようにした
包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2−43207号公報は、多数の
被包装物を縦列運搬する軌道に沿って、一端を真空ポン
プに連結した細長いパイプノズルを配置する一方、帯状
のフイルムで前記被包装物とパイプノズルとを一体に囲
むように筒状化し、さらに前記パイプノズルによって筒
状フイルム内の空気を吸引しながら、クロスシーラでも
って各被包装物を隔離するようにした脱気包装装置を開
示している。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしこの種の包装装
置では、ノズルでもってチューブフイルム内の空気を力
強く吸引し過ぎると、外部との差圧でもってフイルムが
パイプノズルに密着するので、ノズルとフイルムとの摩
擦でもって、フイルム及び各被包装物が先へ移動しなく
なるという問題がある。従って、従来のこの種の脱気包
装装置ではフイルムが先へ進む程度に真空度を甘くしな
ければならない欠点があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点に鑑
み、より高い真空度を得られる脱気包装装置を提供する
もので、多数の被包装物を縦列状態で搬送する軌道に沿
って細長いパイプノズルを配置する一方、前記各被包装
物と同じ方向に移動する帯状のフイルムを製筒手段でも
って前記被包装物と前記パイプノズルの周囲で順次筒状
に丸め、さらに前記パイプノズルで前記筒状フイルム内
の空気を吸引しながら該パイプノズル先端近傍で筒状フ
イルムを一対のシールバーによりクロスシールするよう
にした包装装置において、前記パイプノズルを真空源に
繋ぐ連結パイプの通路断面積を、前記パイプノズルの通
路断面積と同等もしくわそれ以上の大きさに形成すると
共に、該連結パイプの途中に設けたノーマルクローズ型
の電磁開閉弁をバイパスするように、前記パイプノズル
の通路断面積よりも小さい通路断面積からなるバイパス
チューブを連結する一方、前記の一対のシールバーがフ
イルムをクロスシールする周期的なタイミングに合わせ
て、前記電磁開閉弁を短時間だけ開放する信号を発する
制御器を前記電磁開閉弁に接続して構成する。
【0005】
【作用】パイプノズルと真空源とを繋ぐ連結パイプ途中
の電磁開閉弁はノーマルクローズであるから、通常は前
記電磁開閉弁をバイパスするバイパスチューブを介して
常時筒状フイルム内の空気が吸引される。バイパスチュ
ーブの通路断面積は、筒状フイルム内に配置したパイプ
ノズルの通路断面積より小さく、しかも搬送されるフイ
ルム及び各被包装物によって、筒状フイルム内には次々
と空気の補給が行われるから、パイプノズルとフイルム
との摩擦が大きくなってフイルムの移動ができなくなる
程の差圧が生じることはない。つまりバイパスチューブ
は少なくとも新しい空気の補給分を排除してフイルム内
を緩やかな負圧状態に保つ。そして定期回転する対のシ
ールバーが筒状フイルムを挟圧する直前に制御器からの
信号で電磁開閉弁は0,2秒程度開放し、大口径の連結
パイプでフイルム内の空気を吸出する。
【0006】
【実施例】好適な実施例である図5に示すように、モー
タ40の動力を受けて一定速度で回転するエンドレス状
のチエン41に多数のアタッチメント42を等間隔で支
持すると共に、該チエンの両側に設置したフレーム43
の上面中央に溝44を形成して供給コンベヤ45を構成
している。該供給コンベヤは、各アタッチメント42で
押される被包装物46を溝44の内側でスライドさせ矢
印のごとくその後方のコンベヤ47に移乗させることが
できる。前記コンベヤの両側に一対のサイドチェン48
をそれぞれ2個のチエンホイル49,50と1個のテン
ションホイル51に支持して設けている。図6のように
これらチエン48は被包装物46の搬送方向に向かって
下降傾斜するように設置され、両チエンはそれぞれ多数
のクランパー52を等間隔に備えている。これらクラン
パー52は公知の書類バサミの構造に似て通常スプリン
グの弾力で挟持力が保たれており、2個のチエンホイル
49,50の軸に設けた円形カム(図示省略)に接触し
ている間だけ開放して挟持力が除かれる。また図6にお
いて機台53に回転自在に設けた2本の棒状ローラ5
4,55の上にロール状のフイルム56を載置し、モー
タ57の回転動力を受けるロール58によりフイルムを
方向変換用のロール59を経由して前記両チエン48の
間に誘導すると、両チエン48の回転動力により帯状の
フイルム60はその両側を各クランパー52に支持され
斜め下向きに搬送される。チエンの中間のテンションロ
ール51の部分で両側のチエン48の間隔が拡大するよ
うになっているので、結局フイルム60は両側方向に張
りを保たれコンベヤ上の被包装物46に被さる。後方の
チエンホイル50の部分でクランパーから解放されるフ
イルム60の両側縁はV字型に配置した一対のひも状ベ
ルト61の回転で互いに中央に引き寄せられ、対の加熱
ロール62の挟圧力で合掌状に溶着される。この結果多
数の被包装物はチューブ状フイルム63内に等間隔に配
置された状態で包装され、矢印のような長円軌道64で
回転する対のシールバー65,66は両側のサイドベル
ト67で搬送を助けられて移送される各被包装物の間で
チユーブフイルム63を溶着する。なお上記のような包
装機はその大部分の構造に特に新しさはなく、例えば特
開昭60−183370号公報にも示されている。
【0007】図5及び図6に示すように、先端をシール
バー65の近傍に開口するようにチューブフイルム63
内にパイプノズル10を設置し、V字型に配置した一対
の紐状ベルト61の前位の下面開口部分で前記パイプノ
ズルに連結パイプ11を接続している。図3に示すよう
に、チューブフイルム内に余分な空間が生じないように
前記のパイプノズル10を横方向に平たく、しかもパイ
プノズル10の上面を被包装物46がスライドして移動
するようにしている。図1に示すように前記の連結パイ
プ11の端に、真空ポンプ12と所定容積の補助タンク
13とからなる真空源14を接続すると共に、連結パイ
プ11にノーマルクローズ型の電磁開閉弁15を設け、
該開閉弁と並列にバイパチューブ16を連結すると共
に、該バイパチューブに流量調整弁17を設けている。
なお図4のごとく、連結パイプ11の通路断面積は図3
のパイプノズル10の通路断面積の3倍程度の大きさを
もち、一方バイパスチューブ16の通路断面積はパイプ
ノズル10よりもかなり小さい。
【0008】通常空気はバイパスチューブ16内を流量
調整弁17で制限された容量で流れ、パイプノズル10
がフイルム内の空気を吸引する。フイルムの移動によっ
てチューフイルム内には被包装物の搬入方向から新しい
空気が次々と補充されるが、パイプノズル10は補充空
気を吸い取りフイルムとの摩擦が必要以上に大きくなら
ない程度にフイルム内を負圧状態に保持する。被包装物
の大きさに応じてチューフフイルム内の口径が大きくな
ると、その分フイルム内の空気量が変わるから、このよ
うな場合流量調整弁17を操作する。一方、一対のシー
ルバー65,66はフイルムをクロスシールするために
一定サイクルでチューブフイルムを挟圧するが、両シー
ルバー65,66が互いに接触する直前に制御器20か
らの信号18で電磁開閉弁15を0,2秒間程度開放す
る。この結果補助タンク13に蓄えられた真空エネルギ
ーによりパイプノズル10にはその間、衝撃的な吸引力
が作用し、一対のシールバー65,66の間から最先端
の被包装物周囲の空気を瞬間的に排除した後、シールバ
ーはチューブフイルムを挟圧シールする。つまり図7は
フイルムに対するシール作用の直前に衝撃的な真空吸引
を行う状態を図として示している。包装装置の運転を停
止した場合、制御器20からの信号は弁19を閉じ、チ
ューブフイルム63内に過負圧がかからないようにする
ので、運転再開時チューブフイルムはスムーズに動き出
す。
【0009】図6において一対のシールバー65,66
を回転させるモータ21にエンコーダ22を設け、該エ
ンコーダによってモータ軸の回転角を検出し、一対のシ
ールバー65,66が一定周期で接触するタイミングを
測定する。該エンコーダ22と、供給コンベヤ46を駆
動するモータ40に接続したエンコーダ23とは基本的
には比例回転であるから、このいずれかのエンコーダを
図1の制御器20に接続し、シールバーの作動タイミン
グに合わせて電磁開閉弁15を操作することができる。
図2はエンコーダに変えて回転カム25とマイクロスイ
ッチ26とで回転角検出器を構成するもので、回転シー
ルを駆動するモータで回転するカム25がスイッチ26
を閉じる度に、タイマー27は開閉器28を0,2秒程
度閉鎖し、その間連結パイプ11の電磁開閉弁15が開
放する。なお図1と図2との間の同一の符号は、同じ構
成要素である。
【0010】
【効果】本発明は、通常、通路断面積の小さいバイパス
チューブ16で、チューブフイルム内に次々と補充され
る空気を排除し、チューブフイルム63とその中に挿入
したパイプノズル10との摩擦が必要以上に拡大しない
程度にチューブフイルム内の負圧を保持し、シール直前
に、通路断面積の大きい連結パイプ11を瞬時だけ開放
してチューブフイルム内の空気を瞬間排除するもので、
シール直後に被包装物搬入方向からフイルム内に戻る空
気によってパイプノズル10とチューブフイルム63と
の摩擦は速やかに緩むから、チューブフイルムをほとん
ど停止させることなく、被包装物を高真空で包装するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 脱気装置の側面図。
【図2】 前図を線図化した説明図。
【図3】 図1のIII−III線断面図。
【図4】 図1のIV−IV線断面図。
【図5】 包装装置の平面図。
【図6】 前図の側面図。
【図7】 シールの作用タイミングに対する真空作用の
説明図。
【符号の説明】
10…パイプノズル、 11…連結パイプ、 12…真
空ポンプ、 13…補助タンク、 14…真空源、 1
5…電磁開閉弁、 16…バイパスチューブ、 17…
流量調整弁、 20…制御器、 22,23…回転角検
出器、 60…フイルム、 65,66…回転シール。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の被包装物を縦列状態で搬送する軌
    道に沿って細長いパイプノズルを配置する一方、前記各
    被包装物と同じ方向に移動する帯状のフイルムを製筒手
    段でもって前記被包装物と前記パイプノズルの周囲で順
    次筒状に丸め、さらに前記パイプノズルで前記筒状フイ
    ルム内の空気を吸引しながら該パイプノズル先端近傍で
    筒状フイルムを一対のシールバーによりクロスシールす
    るようにした包装装置において、前記パイプノズルを真
    空源に繋ぐ連結パイプの通路断面積を、前記パイプノズ
    ルの通路断面積と同等もしくわそれ以上の大きさに形成
    すると共に、該連結パイプの途中に設けたノーマルクロ
    ーズ型の電磁開閉弁をバイパスするように、前記パイプ
    ノズルの通路断面積よりも小さい通路断面積からなるバ
    イパスチューブを連結する一方、前記の一対のシールバ
    ーがフイルムをクロスシールする周期的なタイミングに
    合わせて、前記電磁開閉弁を短時間だけ開放する信号を
    発する制御器を前記電磁開閉弁に接続してなる脱気包装
    装置。
  2. 【請求項2】 パイプノズルの真空源を、内部に充分な
    容量の真空を保持することができる補助タンクと、該補
    助タンク内に真空を作用させる真空ポンプとにより構成
    した請求項1に記載の脱気包装装置。
  3. 【請求項3】 電磁開閉弁をバイパスするバイパスチュ
    ーブには、該バイパスチューブ内に空気の流量を操作で
    きる流量調整弁を設けたことを特徴とする請求項1及び
    2に記載の脱気包装装置。
  4. 【請求項4】 定期回転する一対のシールバーの回転軸
    に連結した回転角検出器から制御器に対して信号を入力
    し、この入力信号に基づいて電磁開閉弁を操作するよう
    に構成した請求項1ないし3に記載の脱気包装装置。
  5. 【請求項5】 多数の被包装物を縦列状態でフイルム製
    筒手段に向かって送り込むコンベヤの回転軸に回転角検
    出器を連結し、この回転角検出器から制御器に入力され
    る信号に基づいて電磁開閉弁を操作するように構成した
    請求項1ないし3に記載の脱気包装装置。
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