JP2795960B2 - 光磁気ヘッド装置 - Google Patents

光磁気ヘッド装置

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JP2795960B2 JP2094854A JP9485490A JP2795960B2 JP 2795960 B2 JP2795960 B2 JP 2795960B2 JP 2094854 A JP2094854 A JP 2094854A JP 9485490 A JP9485490 A JP 9485490A JP 2795960 B2 JP2795960 B2 JP 2795960B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁界変調型光磁気記録装置に係り、特に光
磁気ヘッド駆動装置への光磁気ヘッド装置の取付け構造
に関する。
〔従来の技術〕
従来の技術を第5図,第6図および第7図を参照しな
がら説明する。
光磁気記録においては、主磁極7aが光ヘッド10の光軸
上に位置することが前提となる。
光磁気ヘッド駆動装置1には、第6図で示すように、
略コ字状に取付部1c,1dが延びており該取付部1c,1dの各
々の中心線1a,1bは平行である。上記取付部1dの中心線1
b上には、光ヘッド10が配置されている。また、取付部1
c上には、光磁気ヘッド装置3が取り付けられている。
この光磁気ヘッド装置3は、第7図で示すように略二
等辺三角形のロードビーム4の先端にジンバルバネ6を
介して光磁気ヘッド7が取り付けられている。この光磁
気ヘッド7は、第5図で示すように、主磁極7aとスライ
ダ7bとコイル7cより構成されており、主磁極7aはスライ
ダ7bの端部に組み込まれている。
また、ロードビーム4の他端にはマウント部5が形成
されており、該マウント部5上には取付部1c上のネジ孔
2,2(第1図参照)に対応する取付孔8,8が形成されてい
る。
上述の様に形成された光磁気ヘッド装置3はロードビ
ーム4の中心線4aを基準に左右対称の形状である。
取付部1c上のネジ孔2,2の位置は上記光磁気ヘッド装
置3が取り付けられた時、主磁極7aが光ヘッド10の光軸
上に位置するように設定される。すなわち、光磁気ヘッ
ド装置3のロードビーム4中心線4aと主磁極7aとの位置
関係において若干のズレ(第6図中x)があるため、そ
のズレに応じてネジ孔2,2の位置を変更することで、光
磁気ヘッド装置3が取り付けられた時、上述の様な位置
決めが為される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来は上述のように取付部1c側で光磁気ヘッド装置3
を取り付ける位置を変更することにより、主磁極7aを光
ヘッド10の光軸上に位置させていた。
しかし、このような位置決めは、光磁気ヘッド駆動装
置1の設計が光磁気ヘッド7と切り離して行なえないこ
とになる。すなわち、光磁気ヘッド7のスライダ7bの大
きさ、形状、または主磁極7aを組み込む位置等の仕様を
変更した場合、ロードビーム4の中心線4aと主磁極7aと
の間のズレも当然変わるので、それに応じてネジ孔2,2
の位置を変えなければならないという欠点が生ずる。
本発明は、取付部1cの中心線1a上に主磁極7aが位置す
ることが可能な光磁気ヘッド装置3を提供することを目
的としている。
〔課題を解決する手段〕
本発明は前述のような問題点を解決すべく、スライダ
に主磁極を備えた光磁気ヘッドをロードビームの一端に
取付け、このロードビームの他端にはマウント部を形成
し該マウント部を光磁気ヘッド駆動装置の取付部に固定
位置決めする光磁気ヘッド装置であって、マウント部の
中心線とロードビームの中心線とはズレ(X)があり、
ロードビームの中心線と主磁極の位置とはズレ(X)が
あることを要旨とする。
〔作用〕
本発明の構成により、光磁気ヘッド装置のマウント部
の中心線上に主磁極を位置させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る実施例を図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図および第2図は、本発明の実施例を表わす。ま
ず、光磁気ヘッド駆動装置1には略コ字状に取付部1cお
よび1dが延びており、該取付部1c,1dの各々の中心線1a,
1bは平行である。上記取付部1c上にはネジ孔2,2が形成
されている。このネジ孔2,2を結ぶ線分の垂直二等分線
は、第4図で示すように、上記光磁気ヘッド駆動装置1
の取付部1cの中心線1aと一致する。このネジ孔2,2には
後述する光磁気ヘッド装置3のマウント部5の取付孔8,
8が対応し、取付孔8,8とネジ孔2,2を合わせてネジ止
め、あるいはリベット等でカシメることにより、光磁気
ヘッド装置3が光磁気ヘッド駆動装置1に固定される。
一方、取付部1dの中心線1b上には、光ヘッド10が取り付
けられている。
次に、光磁気ヘッド装置3の構成を説明する。第1図
で示すように、まず、略二等辺三角形をしたロードビー
ム4の一端には、ジンバルバネ6を介して光磁気ヘッド
7が取り付けられている。
上記光磁気ヘッド7は、第5図が示すようにスライダ
7bに主磁極7aが組み込まれ、この主磁極7aにコイル7cを
巻線することで構成している。特にスライダ7bに主磁極
7aを組込む場合、溝加工のし易さ、主磁極7aの組み込み
易さ、及びコイル7cの巻き易さの点などから、主磁極7a
はスライダ7bの端部に構成するのが一般的である。
またロードビーム4の他端には、光磁気ヘッド装置3
を取付部1cに取り付けるマウント部5が形成されてい
る。マウント部5はロードビーム4の他端にマウント板
5aを接着又はスポット溶接などによって溶着して形成さ
れる。このマウント部5上には、前記ネジ孔2,2に対応
する取付孔8,8が形成されている。光磁気ヘッド装置3
は主に上述のような構成である。
次に、上記ロードビーム4の形状の実施例を第3図
(A)及び(B)を参照しながら説明する。ここでロー
ドビーム4の二等分線はロードビーム4の中心線4aと一
致する。
本実施例は、主磁極7aを取付孔8,8を結ぶ線分の垂直
二等分線上に位置させた光磁気ヘッド装置3を構成して
いる。すなわち、ネジ孔2,2を結ぶ垂直二等分線は取付
部1cの中心線1aに一致し、取付孔8,8は上記ネジ孔2,2に
対応するので、取付孔8,8を結ぶ線分の垂直二等分線は
取付部1cの中心線1aと一致する。従って上記光磁気ヘッ
ド装置3が取付部1cに取り付けられたとき、主磁極7aが
取付部1cの中心線1a上に位置することになる。
具体的に、第3図(A)で示す光磁気ヘッド装置3
は、取付孔8,8を結ぶ垂直二等分線に対し、ロードビー
ム4の中心線4aと、従来例におけるロードビーム4の中
心線4aと主磁極7aとズレ分だけ平行移動させて、主磁極
7aを取付孔8,8を結ぶ垂直二等分線上に位置させたもの
である。
また、第3図(B)で示す光磁気ヘッド装置3は、取
付孔8,8を結ぶ垂直二等分線に対し、ロードビーム4の
中心線4aを、従来例におけるロードビーム4の中心線4a
と主磁極7aのズレ分だけ角度θを付けることによりロー
ドビーム4の先端をずらして主磁極7aを取付孔8,8を結
ぶ垂直二等分線上に位置させたものである。
上記のように光磁気ヘッド装置3を構成することによ
り、光磁気ヘッド装置3が、取付部1cに設置されたとき
主磁極7aを取付部1cの中心線1a上に位置させることが可
能となる。したがって従来、光磁気ヘッド装置3を取付
部1cに取付け固定する位置を光磁気ヘッド7の仕様に合
わせて設計する必要があるのに対し、本発明では、光磁
気ヘッド7の仕様に合わせて光磁気ヘッド装置3を取付
部1cに取付け固定する位置を変更することなく、しかも
光ヘッド10の取付部1dの中心線1b上にあるため、光磁気
ヘッド装置3を取付部1cに固定した時点で、主磁極7aを
光ヘッド10の光軸上に位置決めさせることが容易に可能
となる。
また、従来は、光磁気ヘッド装置3を交換する必要が
生じた場合、前に使っていた光磁気ヘッド装置3と同一
のものを使わなければならなかったが、本実施例では、
取付部1cの中心線1a上に主磁極7aが位置していた場所さ
えあっていれば同一の光磁気ヘッド装置3を使う必要は
ない。
以上のように位置決めされた光磁気ヘッド7は、第2
図で示すように光磁気ディスク9の一面に近接配置され
ている。一方他面側においては、光ヘッド10が光磁気ヘ
ッド駆動装置1の取付部1dの中心線1b上に配置され他面
側に対向しており、上記光磁気ヘッド7と光ヘッド10は
連動している。
また、第3図(A)に示した光磁気ヘッド装置3は、
ロードビーム4の中心線4aを平行移動させたものである
が逆に取付孔8,8を平行移動させて取付孔8,8を結ぶ線分
の垂直二等分線上に主磁極7aを位置させても良い。
また、取付部1cのネジ孔2,2もしくは光磁気ヘッド装
置3の取付孔8,8の少なくとも一方を長孔(図示せず)
にして、光磁気ヘッド装置3の取り付け位置を調整可能
にしてもよい。また、光磁気ヘッド装置3を取付部1cに
取り付ける場合、ネジ止め、リベット止めばかりではな
く接着剤で接着しても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は光磁気ヘッド装置のマ
ウント部の中心線上に主磁極を位置させることにより容
易に光ヘッドの光軸上で、且つ、光ヘッドの取付部の中
心線上に位置決めすることが可能である。
従って従来のようにスライダの端部に主磁極を取付る
溝を形成し、該溝に主磁極を取付けた構成の光磁気ヘッ
ドをジンバルバネを介してロードビームの先端に接着又
は固定し、他端にはマウント板を接着又は固定して形成
された光磁気ヘッド装置を、光磁気ヘッド駆動装置の取
付け部に固定した時点で、主磁極を光ヘッドの光軸上に
位置決めすることができる。
このため、光磁気ヘッド装置を独立して設計すること
ができ、従来のように光磁気ヘッド駆動装置と光磁気ヘ
ッド装置を一体に設計する必要はなくなるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における光磁気ヘッド装置の実施例を示
す斜視図である。第2図(A),(B)は本発明の光磁
気ヘッド装置を光磁気ヘッド駆動装置に取付けたときの
側面図および平面図である。第3図(A)および(B)
は本発明にかかるロードビームの形状を示す平面図であ
る。第4図は、光磁気ヘッド駆動装置の中心線を示す平
面図である。第5図は光磁気ヘッドを示す斜視図であ
る。第6図(A),(B)はそれぞれ従来例の光磁気ヘ
ッド装置を光磁気ヘッド駆動装置を取り付けたときの側
面図および平面図である。第7図は従来例の光磁気ヘッ
ド装置を示す。 1……光磁気ヘッド駆動装置、1a……光磁気ヘッド駆動
装置の取付け部の中心線(光磁気ヘッド取付側)、1c…
…取付部、2……ネジ穴、3……光磁気ヘッド装置、4
……ロードビーム、5……マウント部、7……光磁気ヘ
ッド、7a……主磁極、7b……スライダ、10……光ヘッ
ド。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライダに主磁極を備えた光磁気ヘッドを
    ロードビームの一端に取付け、このロードビームの他端
    にはマウント部を形成し該マウント部を光磁気ヘッド駆
    動装置の取付部に固定位置決めする光磁気ヘッド装置で
    あって、マウント部の中心線とロードビームの中心線と
    はズレ(X)があり、ロードビームの中心線と主磁極の
    位置とはズレ(X)があることを特徴とする光磁気ヘッ
    ド装置。
  2. 【請求項2】前記マウント部の中心線は、前記マウント
    部に形成された1対の取付孔を結ぶ線分の垂直二等分線
    であることを特徴とする請求項1記載の光磁気ヘッド装
    置。
  3. 【請求項3】前記取付部の中心線と前記マウント部の中
    心線とが一致することを特徴とする請求項2に記載の光
    磁気ヘッド装置。
  4. 【請求項4】前記取付部の中心線は前記取付部に形成さ
    れた1対の取付孔を結ぶ線分の垂直二等分線であること
    を特徴とする請求項3記載の光磁気ヘッド装置。
  5. 【請求項5】前記取付部の中心線上に光ヘッドが配置さ
    れてなることを特徴とする請求項3ないし4記載の光磁
    気ヘッド装置。
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