JP2795623B2 - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JP2795623B2
JP2795623B2 JP7096601A JP9660195A JP2795623B2 JP 2795623 B2 JP2795623 B2 JP 2795623B2 JP 7096601 A JP7096601 A JP 7096601A JP 9660195 A JP9660195 A JP 9660195A JP 2795623 B2 JP2795623 B2 JP 2795623B2
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義博 吉川
渉 竹川
裕之 原田
寿夫 伊藤
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Aloka Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波探触子、特に被
検体表面に探触子を密着保持する超音波探触子の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】被検体内に超音波ビームを放射して音響
インピーダンスの異なる部位から得られる反射エコーを
ブラウン管等に表示する超音波診断装置が知られてい
る。かかる装置によれば、種々の断層像の表示あるいは
UCG(超音波を用いた心臓の動きの観察)等の運動曲
線を描いて生体組織を観察することができる。
【0003】本出願の出願人は、例えば特願平3−18
6655号において、被検体の体格などの個体差に対応
させ保持具を変形させると共に、超音波放射方向が移動
した場合に超音波放射方向を補正し得る超音波探触子を
提案している。この超音波探触子によれば、被検体の体
表形状に応じて自由に変形し、かつその形状を保持する
ことのできる保持脚によって超音波探触子を被検体に密
着固定することができるので、例えば階段の上り下り等
の負荷運動中にも固定された超音波探触子によって超音
波ビームの送受波が可能になり心臓機能等の評価を詳細
に行うことができる。
【0004】また、超音波振動子近傍に配置された複数
の回動モータ及び傾動モータにより超音波振動子の方向
を変更して、良好な超音波ビームの送受波を行い超音波
画像を得ている。さらに、この超音波探触子によれば、
超音波振動子を回動モータによって回動させて、心臓機
能評価に有効利用される超音波画像の三次元表示を超音
波探触子の任意の回転角度における複数の超音波断層画
像データを収集し、そのデータを画像処理することによ
って容易に三次元表示を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
超音波探触子は、超音波振動子の近傍に該超音波振動子
回動用の複数の回動モータ及び傾動モータを備えている
ため超音波探触子の内部機構が複雑になるり、製造コス
トが上昇してしまうという問題がある。
【0006】また、超音波探触子が複数の回動モータ及
び傾動モータを備えることによって大型化し重量も重く
なる。その結果、被検者に装着時の違和感を与えると共
に、ビーム方向を一定に保つことが困難になる。また、
超音波探触子の操作者にとっては使い勝手の悪いものに
なってしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上述の課題を解消するためにな
されたものであり、構造をシンプル化して製造コストを
低減させると共に、小型化、軽量化を行いつつ、重要視
される超音波画像の三次元表示を容易に行うことができ
る超音波探触子装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の超音波探触子装置は、超音波を送受波する
アレイ型の超音波振動子を有する振動子部と、前記振動
子部をその中心軸を中心として回転自在に保持する保持
部と、前記振動子部の中心軸回りに巻回され該振動子部
を回転駆動する回動ワイヤと、前記振動子部の回動量を
検出する回動検出部と、前記保持部の外周に設けられ被
検体の体表形状に応じて自由に変形し得ると共に変形し
た状態を保持し、前記振動子部を被検体に密着当接させ
る保持脚と、備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の超音波探触子の構成によれば、アレイ
型の超音波振動子を内蔵する振動子部を、保持部がその
中心軸を中心として回転自在に保持する。この保持部は
外周に被検体の体表形状に応じて自由に変形し得ると共
に変形した状態を保持可能な保持脚を有し、被検体の体
表に振動子部を密着固定する。また、前記振動子部の中
心軸回りには回動ワイヤが巻回され、該振動子部を回転
駆動すると共に、回動検出部が振動子部の回動量を検出
し、任意の回転角度における複数の超音波断層画像デー
タを正確かつ容易に収集する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
【0011】超音波探触子は、図1及び図2に示すよう
に、内部に超音波を送受波するアレイ型超音波振動子1
0を備えるほぼ円筒形状の振動子部12を有している。
この振動子部12には超音波振動子10に励振信号を送
り、また反射エコーを図示しない超音波診断装置に導く
ケーブル14が接続され、該ケーブル14の先端には超
音波診断装置のメス側コネクタに接続するオス側コネク
タ16が設けられている。ここで、アレイ型超音波振動
子10は、振動子部12の先端面に沿ってその内部に配
置されている。
【0012】そして、振動子部12は、ほぼ筒形状の保
持部18によりその中心軸Xを中心として回転自在に遊
嵌保持されている。前記保持部18及び振動子部12は
耐摩耗性を有する材質、例えばフッ素樹脂等で形成さ
れ、ある程度の回動抵抗を保ちながら滑らかに回動す
る。振動子部12を保持部18に組み付ける場合は、保
持部18の内周部に形成されたフランジ部18aの下側
から振動子部本体12aを挿入し、フランジ部18aの
上側から回動リング12bを挿入し、フランジ部18a
を挟んで振動子部本体12aと回動リング12bとを嵌
合や螺合等の手段によって結合し一体化する。さらに、
前記回動リング12bの上面にはロータリエンコーダ等
の位置検出器を内蔵した位置検出部20が配置されると
共に、保持部18が固定されている。また、回動リング
12bの上面には半径方向に等間隔で複数のスリットが
形成された図示しないスリット板が配置されている。従
って、後述する回動ワイヤによって回動リング12b、
すなわち振動子部12が保持部18に対して回動する
と、その回動量を保持部18に固定された位置検出部2
0が検出する。なお、位置検出部20からは位置検出用
の信号線と超音波振動子10用の信号線がケーブル14
として導出されると共に、位置検出部20を覆うカバー
22が保持部18に固定されている。
【0013】さらに、前記保持部18の下面側には、図
1、図2に示すように4本の保持脚24a,24b,2
4c,24dが設けられており、この保持脚24a,2
4b,24c,24dの先端Aは自由に変形し得ると共
に変形した状態を長時間保持し得る部材、例えば銅板を
プラスチックでコーティングした部材が用いられてお
り、保持脚24a,24b,24c,24dを図示しな
い粘着テープや保持バンド等により被検体に密着固定し
て振動子部12を被検体に固定する。
【0014】また、前記回動リング12bの外周には図
3に示すようにステンレス等の細線で形成された回動ワ
イヤ26が複数回、例えば2回巻回されており、回動ワ
イヤ26の両端部は保持部18、カバー22を介して、
オス側コネクタ16側に引き出されている。引き出され
た回動ワイヤ26は図示しない超音波診断装置に備えら
れた駆動軸28に接続され、該駆動軸28がパルスモー
タ等からなる駆動源によって回転し、回動ワイヤ26が
所定方向に移動することによって、回動リング12b、
すなわち振動子部12が所定方向に回転する。この時、
回動リング12bの回動量は位置検出部20の位置検出
器によって検出される。そして、その回動量がフィード
バックされ、前記駆動源はフィードバック制御され、所
定量だけ正確に回動し、超音波画像の三次元表示に必要
な複数の超音波断層画像データを定ピッチで収集する。
【0015】このように、超音波振動子を内蔵した振動
子部は駆動ワイヤのみによって回動させることができる
ので、複雑な回動機構を必要とせず製造コストの低減を
行うことができると共に、超音波探触子の小型化、軽量
化を容易に行うことができる。
【0016】なお、本実施例においては、回動リング1
2bの外周部に回動ワイヤ26を複数回巻回してその両
端を駆動軸28に接続し、回動ワイヤ26を所定の方向
に移動させる例を説明したが、他の方法、例えば、独立
した駆動軸によってそれぞれの端部を駆動したり、回動
リング12b又は振動子部12を保持部18に対して所
定の回動方向(例えば時計回り)に常に付勢する付勢バ
ネを設け、回動リング12bの外周部には引き出した時
に回動リング12bを反時計方向に回転するような回動
ワイヤ26を巻回させておけば、超音波探触子から引き
出す回動ワイヤは1本になり、より構成を簡単にするこ
とができる。
【0017】また、本実施例では、超音波探触子から信
号線等のケーブル14と回動ワイヤ26とを別々に引き
出したが、両者を一体にチューブの中に収納して引き出
しても同様な効果を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アレイ型の超音波振動子を内蔵する振動子部を、保持部
がその中心軸を中心として回転自在に保持し、この保持
部は外周に被検体の体表形状に応じて自由に変形し得る
と共に変形した状態を保持可能な保持脚を有し、被検体
の体表に固定される。また、前記振動子部の中心軸回り
には回動ワイヤが巻回され、該振動子部を回転駆動する
と共に、回動検出部が振動子部の回動量を検出し、任意
の回転角度における複数の超音波断層画像データを収集
する。したがって、超音波振動子を内蔵した振動子部は
駆動ワイヤのみによって回動させることができるので、
複雑な回動機構を必要とせず、製造コストを低減するこ
とができると共に、超音波探触子の小型化、軽量化を容
易に行うことが可能になり、被検者に対する違和感を低
減すると共に、操作者の使い勝手も向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波探触子の一部断面図であ
る。
【図2】 本発明に係る超音波探触子の平面図である。
【図3】 本発明に係る超音波探触子の回動ワイヤの巻
回例を示す説明図である。
【符号の説明】
12 振動子部、18 保持部、20 位置検出部、2
4 保持脚、26 回動ワイヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 寿夫 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロ カ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 8/00 G01N 29/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送受波するアレイ型の超音波振
    動子を内蔵する振動子部と、 前記振動子部をその中心軸を中心として回転自在に保持
    する保持部と、 前記振動子部の中心軸回りに巻回され該振動子部を回転
    駆動する回動ワイヤと、 前記振動子部の回動量を検出する回動検出部と、 前記保持部の外周に設けられ被検体の体表形状に応じて
    自由に変形し得ると共に変形した状態を保持し、前記振
    動子部を被検体に密着当接させる保持脚と、を備えるこ
    とを特徴とする超音波探触子。
JP7096601A 1995-04-21 1995-04-21 超音波探触子 Expired - Fee Related JP2795623B2 (ja)

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