JP2795402B2 - ゴルフ用クラブの測定器 - Google Patents
ゴルフ用クラブの測定器Info
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- JP2795402B2 JP2795402B2 JP7188837A JP18883795A JP2795402B2 JP 2795402 B2 JP2795402 B2 JP 2795402B2 JP 7188837 A JP7188837 A JP 7188837A JP 18883795 A JP18883795 A JP 18883795A JP 2795402 B2 JP2795402 B2 JP 2795402B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ用クラブの
ライ角、フェイスのロフトまたはフェイスプログレッシ
ョンなどを測定するゴルフ用クラブの測定器に関する。
ライ角、フェイスのロフトまたはフェイスプログレッシ
ョンなどを測定するゴルフ用クラブの測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ用クラブ(以下、単に「クラブ」
という)のライ角やフェイスのロフトまたはフェイスプ
ログレッションを測定する方法および測定器は、ライ
角、フェイスのロフトまたはフェイスプログレッション
を測定する度にクラブに姿勢を変えていた。たとえば、
アイアンクラブのロフトを測定するときは、そのクラブ
のヘッドを支持し、そのときのクラブのシャフトの傾き
を測定し、また、ライ角の測定は、クラブヘッドのソー
ルを水平面上に置いた状態で、クラブのシャフトの水平
面に対する角度を測定する。
という)のライ角やフェイスのロフトまたはフェイスプ
ログレッションを測定する方法および測定器は、ライ
角、フェイスのロフトまたはフェイスプログレッション
を測定する度にクラブに姿勢を変えていた。たとえば、
アイアンクラブのロフトを測定するときは、そのクラブ
のヘッドを支持し、そのときのクラブのシャフトの傾き
を測定し、また、ライ角の測定は、クラブヘッドのソー
ルを水平面上に置いた状態で、クラブのシャフトの水平
面に対する角度を測定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のクラブの測定方
法および測定器は、ライ角、フェイスのロフトまたはフ
ェイスプログレッションを測定する度にクラブの姿勢を
変えなければならないので、測定が面倒であるばかりで
なく、測定時のクラブの姿勢如何によって測定値にばら
つきを生じるという問題点があった。
法および測定器は、ライ角、フェイスのロフトまたはフ
ェイスプログレッションを測定する度にクラブの姿勢を
変えなければならないので、測定が面倒であるばかりで
なく、測定時のクラブの姿勢如何によって測定値にばら
つきを生じるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による測定方法
は、基準面に対し揺動自在のクラブ支持体にゴルフ用ク
ラブのシャフトを該クラブ支持体と平行に支持し、その
ゴルフシャフトの中心線を含み上記基準面に対し垂直を
なす仮想平面及び上記基準面に平行な基準縁にクラブフ
ェイスの溝を平行に当てがい、この状態で上記クラブ支
持体の上記基準面に対する角度(ライ角)及び/又は上
記クラブフェイスの上記基準面に対する角度(ロフト)
を測定する。本発明のクラブの測定装置は、基準面と、
この基準面に対して揺動自在のクラブ支持体と、このク
ラブ支持体にクラブのシャフトを該クラブ支持体と平行
に支持するクラブ支持手段と、上記クラブ支持体に支持
されたゴルフ用クラブのシャフトの中心線を含み上記基
準面に対し垂直をなす仮想平面と上記基準面とに平行な
基準縁を有し、上記仮想平面に対し進退方向に上記基準
面に対し移動自在なクラブフェイス規制部材と、上記ク
ラブ支持体の上記基準面に対する傾斜角を測定する分度
器と、を具備する。上記クラブ支持手段は、実質的にV
形の凹部を互いに対向させた一対のV型駒からなる、上
記クラブ支持体の少なくとも2個所に設けられたグリッ
パであり、上記凹部の各中心を結ぶ線が上記クラブ支持
体と平行である。また、上記クラブフェイス規制部材の
基準縁は、ナイフエッジである。
は、基準面に対し揺動自在のクラブ支持体にゴルフ用ク
ラブのシャフトを該クラブ支持体と平行に支持し、その
ゴルフシャフトの中心線を含み上記基準面に対し垂直を
なす仮想平面及び上記基準面に平行な基準縁にクラブフ
ェイスの溝を平行に当てがい、この状態で上記クラブ支
持体の上記基準面に対する角度(ライ角)及び/又は上
記クラブフェイスの上記基準面に対する角度(ロフト)
を測定する。本発明のクラブの測定装置は、基準面と、
この基準面に対して揺動自在のクラブ支持体と、このク
ラブ支持体にクラブのシャフトを該クラブ支持体と平行
に支持するクラブ支持手段と、上記クラブ支持体に支持
されたゴルフ用クラブのシャフトの中心線を含み上記基
準面に対し垂直をなす仮想平面と上記基準面とに平行な
基準縁を有し、上記仮想平面に対し進退方向に上記基準
面に対し移動自在なクラブフェイス規制部材と、上記ク
ラブ支持体の上記基準面に対する傾斜角を測定する分度
器と、を具備する。上記クラブ支持手段は、実質的にV
形の凹部を互いに対向させた一対のV型駒からなる、上
記クラブ支持体の少なくとも2個所に設けられたグリッ
パであり、上記凹部の各中心を結ぶ線が上記クラブ支持
体と平行である。また、上記クラブフェイス規制部材の
基準縁は、ナイフエッジである。
【0005】
【作用効果】本発明によれば、基準面に対し移動自在な
クラブフェイス規制部材によって、クラブフェイスが一
定の向きに規制され、クラブが所定の姿勢に保持された
状態で、そのクラブのライ角、フェイスのロフトまたは
フェイスプログレッションを測定することができるの
で、測定が簡単になるばかりでなく、測定値にばらつき
を生じることもなくなる。
クラブフェイス規制部材によって、クラブフェイスが一
定の向きに規制され、クラブが所定の姿勢に保持された
状態で、そのクラブのライ角、フェイスのロフトまたは
フェイスプログレッションを測定することができるの
で、測定が簡単になるばかりでなく、測定値にばらつき
を生じることもなくなる。
【0006】
【実施例】図1、2において、符号1はクラブ測定器
を、2はその基板をそれぞれ示す。基板2には、分度器
本体3がその軸4を軸受5に支持されることにより、軸
4を中心に揺動自在に設けられている。軸受5は基板2
に固定されている。分度器本体3の底辺自由端3aが、
基板2にねじ立てられたボルト6の上端に、分度器本体
3の自重で当接している。
を、2はその基板をそれぞれ示す。基板2には、分度器
本体3がその軸4を軸受5に支持されることにより、軸
4を中心に揺動自在に設けられている。軸受5は基板2
に固定されている。分度器本体3の底辺自由端3aが、
基板2にねじ立てられたボルト6の上端に、分度器本体
3の自重で当接している。
【0007】上記底辺自由端3aの上部には、短冊形を
した支持基体7の下腕7aが軸8で揺動自在に支持され
ている。分度器本体3には、支持基体7の軸8を中心と
した円弧状のスリット10が形成されており、その内側
縁には、円弧状のラック11が設けられている。ラック
11には、ピニオン12が噛み合っている。ピニオン1
2は、支持基体7の側面に植設された軸13に回転自在
に設けれれている。ピニオン12には、これを回転させ
るためのつまみ14が設けられている。分度器本体3
の、軸8を中心とする円弧状面3bには、分度器を構成
する目盛15(図4)が刻まれており、一方、つまみ1
4とピニオン12との間には、図3に示すように、目盛
15と協働する指示体16の基部16aが緩く嵌合して
いる。指示体16には、先端を分度器本体3の側面に当
接させるつまみ付の止めねじ17が設けられており、つ
まみ18により止めねじ17をねじ込んだり緩めたりす
ることにより、指示体16、すなわち支持基体7を分度
器本体3に固定したり、分度器本体3から自由にしたり
する。
した支持基体7の下腕7aが軸8で揺動自在に支持され
ている。分度器本体3には、支持基体7の軸8を中心と
した円弧状のスリット10が形成されており、その内側
縁には、円弧状のラック11が設けられている。ラック
11には、ピニオン12が噛み合っている。ピニオン1
2は、支持基体7の側面に植設された軸13に回転自在
に設けれれている。ピニオン12には、これを回転させ
るためのつまみ14が設けられている。分度器本体3
の、軸8を中心とする円弧状面3bには、分度器を構成
する目盛15(図4)が刻まれており、一方、つまみ1
4とピニオン12との間には、図3に示すように、目盛
15と協働する指示体16の基部16aが緩く嵌合して
いる。指示体16には、先端を分度器本体3の側面に当
接させるつまみ付の止めねじ17が設けられており、つ
まみ18により止めねじ17をねじ込んだり緩めたりす
ることにより、指示体16、すなわち支持基体7を分度
器本体3に固定したり、分度器本体3から自由にしたり
する。
【0008】支持基体7には、クラブ支持体20が二本
の平行案内棒21で摺動自在に支持されている。案内棒
21は、それらの両端を支持基体7の上下両端の立上り
部22、23に固定されていて、クラブ支持体20の背
面に設けられた案内棒受20aが、各案内棒21に支持
されている。クラブ支持体20の案内棒21に沿う移動
は、図5に示すように、クラブ支持体20の背面に固定
されたラック24、支持基体7側に回転自在に設けられ
たピニオン25およびピニオン25を回転させるつまみ
26によって行われ、クラブ支持体20の支持基体7に
対する所望位置での暫定的固定は、クラブ支持体20に
設けたつまみ付止めねじ(図示せず)をねじ込み、その
先端を案内棒21に当接させて行う。
の平行案内棒21で摺動自在に支持されている。案内棒
21は、それらの両端を支持基体7の上下両端の立上り
部22、23に固定されていて、クラブ支持体20の背
面に設けられた案内棒受20aが、各案内棒21に支持
されている。クラブ支持体20の案内棒21に沿う移動
は、図5に示すように、クラブ支持体20の背面に固定
されたラック24、支持基体7側に回転自在に設けられ
たピニオン25およびピニオン25を回転させるつまみ
26によって行われ、クラブ支持体20の支持基体7に
対する所望位置での暫定的固定は、クラブ支持体20に
設けたつまみ付止めねじ(図示せず)をねじ込み、その
先端を案内棒21に当接させて行う。
【0009】図6ないし図7において、クラブ支持体2
0の上下端部には、実質的にV形の凹部28を互いに対
向させた一対のV型駒29からなるグリッパ30が、対
向凹部28の各中心を結ぶ線31がクラブ支持体20と
平行になるように設けられる。 各V型駒29は、軸3
2で摺動駒33に首振り自在に設けられており、各摺動
駒33は、一端につまみ34を一体的に有する送りねじ
棒35に螺合している。送りねじ棒35には、右ねじ3
6Rと左ねじ36Lが設けられており、各送りねじに各
摺動駒33がそれぞれ螺合している。従って、つまみ3
4を指先で左右何れかに回転させることにより、互いに
対向する摺動駒33同士、すなわちV型駒29同士を互
いに近接あるいは離間させることができる。送りねじ棒
35は、クラブ支持体20に設けられた一対の軸受20
bに回転自在に支持されていて、一方の軸受20にねじ
込まれた小ねじ39の先端を送りねじ棒35の周溝35
aに係合させることにより、軸方向の移動が阻止されて
いる。
0の上下端部には、実質的にV形の凹部28を互いに対
向させた一対のV型駒29からなるグリッパ30が、対
向凹部28の各中心を結ぶ線31がクラブ支持体20と
平行になるように設けられる。 各V型駒29は、軸3
2で摺動駒33に首振り自在に設けられており、各摺動
駒33は、一端につまみ34を一体的に有する送りねじ
棒35に螺合している。送りねじ棒35には、右ねじ3
6Rと左ねじ36Lが設けられており、各送りねじに各
摺動駒33がそれぞれ螺合している。従って、つまみ3
4を指先で左右何れかに回転させることにより、互いに
対向する摺動駒33同士、すなわちV型駒29同士を互
いに近接あるいは離間させることができる。送りねじ棒
35は、クラブ支持体20に設けられた一対の軸受20
bに回転自在に支持されていて、一方の軸受20にねじ
込まれた小ねじ39の先端を送りねじ棒35の周溝35
aに係合させることにより、軸方向の移動が阻止されて
いる。
【0010】V型駒29は首振り自在であるから、図8
に示すように、グリッパ30がクラブのシャフト38の
ステップ37を掴んでも、各V型駒29が互いに傾いた
姿勢でシャフト38をしっかり保持する。グリッパ30
で支持されたシャフト38の中心線は、前記線31と一
致しクラブ支持体20と平行である。
に示すように、グリッパ30がクラブのシャフト38の
ステップ37を掴んでも、各V型駒29が互いに傾いた
姿勢でシャフト38をしっかり保持する。グリッパ30
で支持されたシャフト38の中心線は、前記線31と一
致しクラブ支持体20と平行である。
【0011】図1において、シャフト38(図8)の中
心線31の下端が指向する部位には、上面に基準面40
を有する摺動部材41が配置される。摺動部材41の下
面には、中心線31を含み基準面40に対し垂直をなす
仮想平面と平行な一対のV溝42が、そして摺動部材4
1の基準面たる上面には、V溝42と直角をなす一対の
V溝43がそれぞれ形成されている。V溝42は、基板
2に固定された受け台47のV形レール44により、摺
動自在に支持されている。
心線31の下端が指向する部位には、上面に基準面40
を有する摺動部材41が配置される。摺動部材41の下
面には、中心線31を含み基準面40に対し垂直をなす
仮想平面と平行な一対のV溝42が、そして摺動部材4
1の基準面たる上面には、V溝42と直角をなす一対の
V溝43がそれぞれ形成されている。V溝42は、基板
2に固定された受け台47のV形レール44により、摺
動自在に支持されている。
【0012】摺動部材41のV溝43には、クラブフェ
イス規制部材45のV形レール46が摺動自在に嵌合し
ている。クラブフェイス規制部材45は、中心線31を
含み基準面40に対し垂直をなす仮想平面と平行な基準
縁45aを有し、仮想平面に対し進退方向に移動自在で
ある。基準縁45aは、図9に示すように、クラブフェ
イス50の溝51と係合しやすいようにナイフエッジに
なっている。
イス規制部材45のV形レール46が摺動自在に嵌合し
ている。クラブフェイス規制部材45は、中心線31を
含み基準面40に対し垂直をなす仮想平面と平行な基準
縁45aを有し、仮想平面に対し進退方向に移動自在で
ある。基準縁45aは、図9に示すように、クラブフェ
イス50の溝51と係合しやすいようにナイフエッジに
なっている。
【0013】測定のための準備 測定器1は、基板2上のボルト6の高さを調節して分度
器本体3を軸4の周りに揺動させ、分度器の目盛15
(図4)の90度のところが軸8の中心の真上になるよ
うにセットされている。クラブのライ角、クラブフェイ
スのロフト及びクラブフェイスのプログレッションの測
定のための準備は、以下の手順による。
器本体3を軸4の周りに揺動させ、分度器の目盛15
(図4)の90度のところが軸8の中心の真上になるよ
うにセットされている。クラブのライ角、クラブフェイ
スのロフト及びクラブフェイスのプログレッションの測
定のための準備は、以下の手順による。
【0014】図1において、先ず、クラブヘッドのソー
ルを基準面40上に軽く置いた状態、あるいは近接させ
た状態でクラブシャフトをグリッパ30のV型駒29に
より軽く支持する。
ルを基準面40上に軽く置いた状態、あるいは近接させ
た状態でクラブシャフトをグリッパ30のV型駒29に
より軽く支持する。
【0015】次に、クラブフェイス規制部材45の基準
縁45aを、図9に示すように、クラブフェイス50の
溝51に係合させるべく、 クラブシャフトの基準面40に対する傾斜、 クラブフェイスの向き、及び クラブフェイスの高さを 調整する。クラブシャフトの基準面40に対する傾斜の
調整は、つまみ18により止めねじ17を緩めたのち、
つまみ14でピニオン12を回転させ、支持基体7を分
度器本体3に対して軸8を中心に揺動させクラブの溝が
略水平になるように行う。クラブフェイスの向きの調整
は、クラブフェイス50がクラブフェイス規制部材45
の基準縁45aと平行になるようにクラブシャフトをグ
リッパ30に対して回転させて行う。クラブフェイスの
高さの調整は、つまみ26(図5)によりクラブ支持体
20を支持基体7に対し上下動させるか、あるいはクラ
ブシャフトそのものをグリッパ30に対して上下動させ
て行う。上記〜の調整によって、図9に示すよう
に、クラブフェイス50の溝51にクラブフェイス規制
部材45の基準縁45aを係合させ、ここでつまみ34
を締め付けてクラブシャフトをグリッパでクラブ支持体
20にしっかり固定したところで、クラブ測定のための
準備が整う。
縁45aを、図9に示すように、クラブフェイス50の
溝51に係合させるべく、 クラブシャフトの基準面40に対する傾斜、 クラブフェイスの向き、及び クラブフェイスの高さを 調整する。クラブシャフトの基準面40に対する傾斜の
調整は、つまみ18により止めねじ17を緩めたのち、
つまみ14でピニオン12を回転させ、支持基体7を分
度器本体3に対して軸8を中心に揺動させクラブの溝が
略水平になるように行う。クラブフェイスの向きの調整
は、クラブフェイス50がクラブフェイス規制部材45
の基準縁45aと平行になるようにクラブシャフトをグ
リッパ30に対して回転させて行う。クラブフェイスの
高さの調整は、つまみ26(図5)によりクラブ支持体
20を支持基体7に対し上下動させるか、あるいはクラ
ブシャフトそのものをグリッパ30に対して上下動させ
て行う。上記〜の調整によって、図9に示すよう
に、クラブフェイス50の溝51にクラブフェイス規制
部材45の基準縁45aを係合させ、ここでつまみ34
を締め付けてクラブシャフトをグリッパでクラブ支持体
20にしっかり固定したところで、クラブ測定のための
準備が整う。
【0016】ライ角の測定 クラブ測定のための準備が整った状態における指示体1
6が指示するライ角測定用の分度器の目盛15(図4)
を読み取る。
6が指示するライ角測定用の分度器の目盛15(図4)
を読み取る。
【0017】ロフトの測定 図10に示すように、基準面40に立てた垂線61に対
するクラブフェイスの角度θを測定する。図11はロフ
ト測定用の分度器の一例を示す。扇形の分度器62は、
底辺63aと指示縁63bとが直角をなす直角基体63
にその要を軸64で枢着されている。直角基体63を基
準面40に置き、分度器62の0度縁62aをクラブフ
ェイス50に当てがい、指示縁63bで分度器62の分
度器の目盛を読み取る。直角基体63の下面に、基準面
40に設けられているV溝43(図1)に係合する突条
を設けておけば、測定操作が容易になる。
するクラブフェイスの角度θを測定する。図11はロフ
ト測定用の分度器の一例を示す。扇形の分度器62は、
底辺63aと指示縁63bとが直角をなす直角基体63
にその要を軸64で枢着されている。直角基体63を基
準面40に置き、分度器62の0度縁62aをクラブフ
ェイス50に当てがい、指示縁63bで分度器62の分
度器の目盛を読み取る。直角基体63の下面に、基準面
40に設けられているV溝43(図1)に係合する突条
を設けておけば、測定操作が容易になる。
【0018】フェイスプログレッションの測定 図1において、クラブ支持体20にクラブのシャフトに
相当する下端が尖端をなす指示棒をクラブ支持体20と
平行に支持し、基準面40上の上記尖端との交点0を基
準にフェイスプログレッションを測定する。詳しくは、
図10に示すように、垂線61とクラブシャフトの中心
線31(図1)を含む仮想平面に対するリーディングエ
ッジ50aの変位量Piを測定する。図10では、アイ
アンクラブのプログレッションPiが、上記仮想平面よ
りも後方(図では左方)になっているが、一般的には前
方(図では右方)になる。フェイスプログレッション
は、図1に示す基準面40に印した目盛66で直読する
ことができるし、図12に示すように、リーディングエ
ッジ50aに対し進退自在のスピンドル67を有するマ
イクロメータによっても測定できる。スピンドル67の
垂直接触子67aを仮想平面68に一致させた状態でマ
イクロメータの数字を0にセットし、次に、垂直接触子
67aをリーディングエッジ50aに当接させ、そのと
きのマイクロメータの数字、例えば、5mmを読み取る。
リーディングエッジは、緩やかな凸状に湾曲しているの
で、プログレッションの測定は、最も突出した位置で行
う。
相当する下端が尖端をなす指示棒をクラブ支持体20と
平行に支持し、基準面40上の上記尖端との交点0を基
準にフェイスプログレッションを測定する。詳しくは、
図10に示すように、垂線61とクラブシャフトの中心
線31(図1)を含む仮想平面に対するリーディングエ
ッジ50aの変位量Piを測定する。図10では、アイ
アンクラブのプログレッションPiが、上記仮想平面よ
りも後方(図では左方)になっているが、一般的には前
方(図では右方)になる。フェイスプログレッション
は、図1に示す基準面40に印した目盛66で直読する
ことができるし、図12に示すように、リーディングエ
ッジ50aに対し進退自在のスピンドル67を有するマ
イクロメータによっても測定できる。スピンドル67の
垂直接触子67aを仮想平面68に一致させた状態でマ
イクロメータの数字を0にセットし、次に、垂直接触子
67aをリーディングエッジ50aに当接させ、そのと
きのマイクロメータの数字、例えば、5mmを読み取る。
リーディングエッジは、緩やかな凸状に湾曲しているの
で、プログレッションの測定は、最も突出した位置で行
う。
【0019】ウッドクラブの基準面40に対するソール
のなす角、所謂ソールアングルαも図10に示す状態で
測定される。図1において、ドライバーあるいはロング
アイアンに対し、ショートアイアンやパターの場合、中
心線31は立ってくるので、そのときは摺動部材41を
受け台47に沿って移動させて最適の位置にもち来すこ
とができる。
のなす角、所謂ソールアングルαも図10に示す状態で
測定される。図1において、ドライバーあるいはロング
アイアンに対し、ショートアイアンやパターの場合、中
心線31は立ってくるので、そのときは摺動部材41を
受け台47に沿って移動させて最適の位置にもち来すこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示すゴルフ用クラブの測定
器の斜視図である。
器の斜視図である。
【図2】図1の部分拡大側面図である。
【図3】図2のIII−III拡大断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】クラブ支持体の背面図である。
【図6】クラブ支持体に設けられたグリッパの正面図で
ある。
ある。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】グリッパでシャフトを握持した状態を示す一部
断面拡大図である。
断面拡大図である。
【図9】クラブフェイス規制部材の基準縁をクラブフェ
イスの溝に係合させた状態を示す斜視図である。
イスの溝に係合させた状態を示す斜視図である。
【図10】クラブフェイスのロフト及びリーディングエ
ッジのプログレッションの説明図である。
ッジのプログレッションの説明図である。
【図11】クラブフェイスのロフトの分度器による測定
法の一例を示す正面図である。
法の一例を示す正面図である。
【図12】リーディングエッジのプログレッションの測
定法の一例を示す説明図である。
定法の一例を示す説明図である。
【図13】支持基体のみを示す斜視図である。
1 クラブの測定器 3 分度器本体 15 目盛 20 クラブ支持体 29 V型駒 30 グリッパ 31 シャフトの中心線 40 基準面 45 クラブフェイス規制部材 45a 基準縁 41 摺動部材 50 クラブフェイス 50a リーディングエッジ 68 仮想平面 Pi、Pw プログレッション θ ロフト α ソールアングル
Claims (6)
- 【請求項1】測定時にクラブヘッドのソールを置く基準
面と、 上記基準面に対して支軸を中心にして揺動自在な支持基
体と、 上記基準面に対する進退方向に移動自在に上記支持基体
に設けられたクラブ支持体と、 実質的にV形の凹部を互いに対向させ、その対向したV
形凹部でクラブシャフトを着脱自在に保持するための一
対のV型駒からなり、上記クラブ支持体の少なくとも2
個所に設けられ、対向したV形凹部の各中心を結ぶ基準
線が上記クラブ支持体の移動方向と平行であるクラブ支
持手段と、 上記基準線を含み上記基準面に対し垂直をなす仮想平面
と上記基準面とに平行な基準縁を有し、上記仮想平面に
対し進退方向に上記基準面に対し移動自在なクラブフェ
イス規制部材と、 上記支持基体の上記支軸を中心とした円弧状面に目盛を
有し、上記基準線の上記基準面に対する傾斜角を測定す
る分度器と、 を具備するゴルフ用クラブの測定器。 - 【請求項2】請求項1記載のゴルフ用クラブの測定器に
おいて、上記分度器が上記基準面に対し揺動自在であ
り、この分度器の上記基準面に対する90度の目盛を上
記支軸の真上にセットするためにこの分度器を揺動させ
るボルトを有するゴルフ用クラブの測定器。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載のゴルフ用クラ
ブの測定器において、上記基準縁がナイフエッジである
ゴルフ用クラブの測定器。 - 【請求項4】請求項1、請求項2又は請求項3記載のゴ
ルフ用クラブの測定器において、上記基準面が、上記仮
想平面と平行な方向に移動自在に設けられた摺動部材の
上面に形成されたゴルフ用クラブの測定器。 - 【請求項5】測定時にクラブヘッドのソールを置く基準
面を有する基板と、 上記基準面に対して支軸を中心にして揺動自在な支持基
体と、 上記基準面に対する進退方向に移動自在に上記支持基体
に設けられたクラブ支持体と、 実質的にV形の凹部を互いに対向させ、その対向したV
形凹部を互に接近離間させてクラブシャフトを着脱自在
に保持するための一対のV型駒からなり、上記クラブ支
持体の少なくとも2個所に設けられ、対向したV形凹部
の各中心を結ぶ基準線が上記クラブ支持体の移動方向と
平行であり、上記一対のV型駒を上記基準線に対し互い
に進退させる送りねじを有するクラブ支持手段と、 上記基準線を含み上記基準面に対し垂直をなす仮想平面
と上記基準面とに平行な基準縁を有し、上記仮想平面に
対し進退方向に上記基準面に対し移動自在なクラブフェ
イス規制部材と、 上記クラブフェイス規制部材を上記仮想平面に対し進退
方向に移動自在に支持する摺動部材と、 上記摺動部材を上記基板上において上記基準面とに平行
な面内で上記支持基体に対し進退方向に移動自在に支持
する受け台と、 上記支持基体の上記支軸を中心とした円弧状面に目盛を
有し、上記基準線の上記基準面に対する傾斜角を測定す
る分度器と、 上記分度器の上記基準面に対する90度の目盛を上記支
軸の真上にセットするために上記分度器を上記基準面に
対し揺動自在に上記基板に支持する軸と、 上記分度器を上記軸を中心に揺動させる、上記基板に設
けられたボルトと、 を具備するゴルフ用クラブの測定器。 - 【請求項6】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
又は請求項5記載のゴルフ用クラブの測定器において、
上記一対のV型駒が、上記クラブ支持体に対し垂直な軸
の周りに首振り自在であるゴルフ用クラブの測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7188837A JP2795402B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | ゴルフ用クラブの測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7188837A JP2795402B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | ゴルフ用クラブの測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928840A JPH0928840A (ja) | 1997-02-04 |
JP2795402B2 true JP2795402B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16230715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7188837A Expired - Fee Related JP2795402B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | ゴルフ用クラブの測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2795402B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3578950B2 (ja) | 1999-11-08 | 2004-10-20 | 悦夫 中井 | ゴルフ用クラブの測定器 |
US6363620B1 (en) * | 2000-07-21 | 2002-04-02 | Callaway Golf Company | Apparatus and method for measuring the loft angle and the lie angle of a golf club |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5105550A (en) * | 1991-03-25 | 1992-04-21 | Wilson Sporting Goods Co. | Apparatus for measuring golf clubs |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP7188837A patent/JP2795402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0928840A (ja) | 1997-02-04 |
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